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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は反発、税制改革が対象銘柄の支援材料
配信日時:2023/01/18 10:53
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 111439.12 +2.04%
17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2226.46ポイント高(+2.04%)の111439.12で取引を終了した。109213.72から111577.45まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ目標が上方修正されるとの観測が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強い。一方、米中景気の先行き不透明感が払しょくされていないことが足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2196.84 -1.26%
17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比28.06ポイント安(-1.26%)の2196.84で取引を終了した。2226.49から2196.84まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。米中景気の先行き不安が再び高まっていることが圧迫材料。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、企業の好業績報告などが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 60655.72 +0.94%
17日のインドSENSEX指数は反発。前日比562.75ポイント高(+0.94%)の60655.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.45ポイント高(+0.89%)の18053.30で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。税制改革が対象銘柄の支援材料。政府はこのほど、原油に課している超過利潤税の引き下げを決定したほか、航空燃料やディーゼルの輸出関税も下方修正。また、過半数の大手企業が2023年の経済見通しに楽観的な見方を示したことも好感された。
【中国本土】上海総合指数 3224.25 -0.10%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.35ポイント安(-0.10%)の3224.25ポイントと4日ぶりに反落した。
売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとで約4カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国の人口減も不安材料としてくすぶる。中国の総人口は2022年末時点で14億1175万人となり、前年末比で85万人の減少。複数メディアによると、人口減は1961年以来、61年ぶりとなる。経済成長の鈍化につながると懸念された。一方、取引時間中に公表された中国経済指標はそれほど悪い内容ではない。注目の2022年中国国内総生産(GDP)成長率は前年比3.0%となり、市場予想(2.7%)を上回っている。ほか、12月の小売売上高は前年同月比で1.8%減少したが、マイナス幅は、市場予想(9.0%減)と11月実績(5.9%減)から大幅に縮小した。
<NH>
17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2226.46ポイント高(+2.04%)の111439.12で取引を終了した。109213.72から111577.45まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ目標が上方修正されるとの観測が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強い。一方、米中景気の先行き不透明感が払しょくされていないことが足かせとなった。
【ロシア】MICEX指数 2196.84 -1.26%
17日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比28.06ポイント安(-1.26%)の2196.84で取引を終了した。2226.49から2196.84まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。米中景気の先行き不安が再び高まっていることが圧迫材料。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、企業の好業績報告などが引き続き支援材料となった。
【インド】SENSEX指数 60655.72 +0.94%
17日のインドSENSEX指数は反発。前日比562.75ポイント高(+0.94%)の60655.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.45ポイント高(+0.89%)の18053.30で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。税制改革が対象銘柄の支援材料。政府はこのほど、原油に課している超過利潤税の引き下げを決定したほか、航空燃料やディーゼルの輸出関税も下方修正。また、過半数の大手企業が2023年の経済見通しに楽観的な見方を示したことも好感された。
【中国本土】上海総合指数 3224.25 -0.10%
17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.35ポイント安(-0.10%)の3224.25ポイントと4日ぶりに反落した。
売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、足もとで約4カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国の人口減も不安材料としてくすぶる。中国の総人口は2022年末時点で14億1175万人となり、前年末比で85万人の減少。複数メディアによると、人口減は1961年以来、61年ぶりとなる。経済成長の鈍化につながると懸念された。一方、取引時間中に公表された中国経済指標はそれほど悪い内容ではない。注目の2022年中国国内総生産(GDP)成長率は前年比3.0%となり、市場予想(2.7%)を上回っている。ほか、12月の小売売上高は前年同月比で1.8%減少したが、マイナス幅は、市場予想(9.0%減)と11月実績(5.9%減)から大幅に縮小した。
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