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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、予想を下回る配当の発表が嫌気
配信日時:2022/12/21 09:39
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 106864.11 +2.03%
20日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2124.36ポイン高(+2.03%)の106864.11で取引を終了した。104606.87から107792.12まで上昇した。
小幅安で寄り付いた後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、通貨レアル高の進行も支援材料。また、景気対策への期待が高まっていることも指数をサポートした。ほかに、2023年の成長予想の上方修正などが引き続き好感された。一方、欧米の金融引き締めの長期化懸念が引き続き指数の足かせになった。
【ロシア】MICEX指数 2119.37 -0.50%
20日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.61ポイント安(-0.50%)の2119.37で取引を終了した。2119.37から2070.58まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。ルクオイル(LKOH)の急落が指数の足かせとなった。予想を下回る配当の発表が嫌気されたもようだ。また、欧米の金利高なども外資の流出懸念を強めた。一方、銀行などへの買いが広がったことが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 61702.29 -0.17%
20日のインドSENSEX指数は小反落。前日比103.90ポイント安(-0.17%)の61702.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.15ポイント安(-0.19%)の18385.30で取引を終えた。
売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を縮小させた。欧米の金利高などを受け、外資の流出懸念が強まった。また、中国のコロナ防疫措置の緩和に伴う国内の混乱が生じていることも圧迫材料。国内では、経済活動指数の鈍化観測が嫌気された。ビジネスや消費活動の伸び鈍化がこうした観測の背景にある。
【中国本土】上海総合指数 3073.77 -1.07%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.35ポイント安(-1.07%)の3073.77ポイントと4日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準に低迷している。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国で新型コロナウイルス感染が急増し、足もとの経済活動が停滞すると不安視されている。ワールド・エコノミクスが19日発表した最新調査によると、今年12月の中国企業信頼感(business confidence)は、調査開始の2013年1月以降で最低水準に落ち込んだ。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸出指標となる12月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は、予想通り1年物(前月は3.65%)と5年物(同4.30%)がそれぞれ前月(11月)と同水準に続き据え置かれた。
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20日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2124.36ポイン高(+2.03%)の106864.11で取引を終了した。104606.87から107792.12まで上昇した。
小幅安で寄り付いた後は買い戻され、その後も上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、通貨レアル高の進行も支援材料。また、景気対策への期待が高まっていることも指数をサポートした。ほかに、2023年の成長予想の上方修正などが引き続き好感された。一方、欧米の金融引き締めの長期化懸念が引き続き指数の足かせになった。
【ロシア】MICEX指数 2119.37 -0.50%
20日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.61ポイント安(-0.50%)の2119.37で取引を終了した。2119.37から2070.58まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。ルクオイル(LKOH)の急落が指数の足かせとなった。予想を下回る配当の発表が嫌気されたもようだ。また、欧米の金利高なども外資の流出懸念を強めた。一方、銀行などへの買いが広がったことが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 61702.29 -0.17%
20日のインドSENSEX指数は小反落。前日比103.90ポイント安(-0.17%)の61702.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.15ポイント安(-0.19%)の18385.30で取引を終えた。
売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を縮小させた。欧米の金利高などを受け、外資の流出懸念が強まった。また、中国のコロナ防疫措置の緩和に伴う国内の混乱が生じていることも圧迫材料。国内では、経済活動指数の鈍化観測が嫌気された。ビジネスや消費活動の伸び鈍化がこうした観測の背景にある。
【中国本土】上海総合指数 3073.77 -1.07%
20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.35ポイント安(-1.07%)の3073.77ポイントと4日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準に低迷している。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国で新型コロナウイルス感染が急増し、足もとの経済活動が停滞すると不安視されている。ワールド・エコノミクスが19日発表した最新調査によると、今年12月の中国企業信頼感(business confidence)は、調査開始の2013年1月以降で最低水準に落ち込んだ。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸出指標となる12月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は、予想通り1年物(前月は3.65%)と5年物(同4.30%)がそれぞれ前月(11月)と同水準に続き据え置かれた。
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