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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米利上げサイクルの終了期待が外資の流出懸念を後退
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、米利上げサイクルの終了期待が外資の流出懸念を後退
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3215.11 +0.08%15日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.72ポイント高(+0.08%)の3215.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3182.78-3221.22となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。米利上げサイクルの終了期待が外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせに。また、欧州連合(EU)が対ロ制裁の追加を検討しているとの報道も嫌気された。海外メディアによると、武器に使われる部品の対ロ輸出を禁止することを計画しているという。【インド】SENSEX指数65675.93 +1.14%15日のインドSENSEX指数は上昇。前日比742.06ポイント高(+1.14%)の65675.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同231.90ポイント高(+1.19%)の19675.45で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株高を受け、インド株も買いが広がった。また、米利上げの終了観測も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、成長率の加速観測が支援材料。7-9月期の国内総生産(GDP)成長率について、6.7%まで加速すると予測されている。これより先、インド準備銀行(中央銀行)は6.5%になると予想していた。【中国本土】上海総合指数 3072.83 +0.55%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.76ポイント高(+0.55%)の3072.83ポイントと3日続伸した。中国当局の景気テコ入れ策が期待される流れ。中国人民銀行(中央銀行)が不動産市場の支援策として、少なくとも1兆人民元(約20兆7000億円)の低金利資金を都市部の再開発や保障性住宅の建設に投入する方針――などと伝わった。また、人民銀が15日朝に実施した「中期流動性ファシリティ(MLF)」では、金利は前月と同水準に据え置かれたものの、資金供給規模が市場予想を上回っている。この日公表された中国の10月経済指標では、小売売上高と鉱工業生産が市場予想を上回る一方、固定資産投資額は市場予想を下回った。もっとも、重要イベントを前に上値は限定的。米サンフランシスコで15日(日本時間16日未明)に予定される米中首脳会談でサプライズはあるか、投資家の注目が高まっている。
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2023/11/16 09:59
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、前日の好地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 120410.17 -0.13%14日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2755.59 ポイント高(+2.29%)の123165.76で引けた。日中の取引レンジは120410.51-123370.35となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。10月の米消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、米利上げの終了期待が再び高まっている。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、追加レアル高の進行や欧米市場の上昇などがサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 3248.27 -1.10%14日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比35.88ポイント安(-1.10%)の3212.39ポイントで引けた。日中の取引レンジは3192.32-3236.48となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高の進行を受け、輸出銘柄に売りが広がった。また、追加の利上げ懸念の高まりも指数の足かせに。ほかに、取引時間中に原油価格が弱含みの展開を示したことが資源銘柄の売り圧力を高めた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3056.07 +0.31%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.54ポイント高(+0.31%)の3056.07ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の景気対策や、米中対立の緩和(15日の米中首脳会談)に対する期待感が引き続き支えとなっている。中国景気の鈍化懸念が強まる中、当局は追加の刺激策を打ち出すとの見方が広がった。HSBCは最新リポートで、中国人民銀行(中央銀行)が15日に実施する「中期流動性ファシリティ(MLF)」で、資金供給規模を拡大する可能性に言及。また、年内に預金準備率を0.5%引き下げる可能性を指摘した。MLF金利については、市場の一部で引き下げ予想も浮上している。もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国ではあす15日の取引時間中(日本時間11時ごろ)に、10月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。様子見ムードも漂った。
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2023/11/15 09:49
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
*09:29JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 120410.17 -0.13%13日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比157.97ポイント安(-0.13%)の120410.17で引けた。日中の取引レンジは119878.23-120606.30となった。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、米長期金利が低下に転じたことも支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3248.27 +0.19%13日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比6.21ポイント高(+0.19%)の3248.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは3235.06-3251.74となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、企業の配当に対する期待の高まりなども対象セクターの支援材料。一方、取引時間内の米長期金利の上昇が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 64933.87 -0.50%13日のインドSENSEX指数は小反落。前日比325.58ポイント安(-0.50%)の64933.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.00ポイント安(-0.42%)の19443.55で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の悪化が圧迫材料。9月の鉱工業生産の増加率は5.8%となり、前月の10.3%と予想の7.0%を下回った。また、原油高の進行で2024年のインフレ率が予想以上に加速するとの見通しも嫌気された。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3046.53 +0.25%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.56ポイント高(+0.25%)の3046.53ポイントと反発した。米中対立の緊張緩和期待が相場を支える流れ。米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、中国の習近平・国家主席とバイデン米大統領は15日に会談すると伝わっている。そうした中、外電は12日、中国が米ボーイングの小型旅客機「737MAX」の購入再開を検討しているもよう――などと報じた。
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2023/11/14 09:29
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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米金利の先高観の後退が好感
*09:52JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、米金利の先高観の後退が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 120568.14 +1.29%10日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1534.00ポイント高(+1.29%)の120568.14で引けた。日中の取引レンジは119035.85-120822.77となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米金利の先高観の後退が好感され、買いは広がった。また、インフレ率の鈍化も支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、米利上げの終了期待の後退などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3242.06 +0.07%10日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.14ポイント高(+0.07%)の3242.06ポイントで引けた。日中の取引レンジは3229.10 - 3246.31となった。軟調な展開が続いた後は引け間際にプラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。米金利の先高観の後退も好感された。一方、指数の上値は重い。新たな手掛かりが少ないなか、米利上げの終了期待の後退が引き続き圧迫材料となった。また、通貨ルーブル安の進行も指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 64904.68 +0.11%10日のインドSENSEX指数は小反発。前日比72.48ポイント高(+0.11%)の64904.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.05ポイント高(+0.15%)の19425.35で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の鈍化観測が好感された。10月のインフレ率は4.8%まで鈍化すると予測されている。予想通りなら4カ月ぶりの低水準を記録。また、インド経済が安定的に成長するとの見通しも支援材料。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、旺盛な内需がインド経済を支えると指摘し、2023と2024年のインドの成長予想をそれぞれ6.7%、6.1%に据え置いた。【中国本土】上海総合指数 3038.97 -0.47%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.31ポイント安(-0.47%)の3038.97ポイントと反落した。前日の米株安が嫌気される流れ。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに言及しことで、米金融引き締めの長期化懸念が再燃した。この日の香港を含むアジア市場の株安も重し。また重要経済指標の発表を来週に控え(15日に10月の小売売上高、鉱工業生産など)、様子見ムードも漂った。
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2023/11/13 09:52
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
*09:27JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 119034.14 -0.12%9日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比142.53ポイント安(-0.12%)の119034.14で引けた。日中の取引レンジは118445.86-120256.62となった。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米利上げの終了期待の後退が警戒され、売りはやや優勢となった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、欧州市場の上昇などもサポート材料となった。【ロシア】MOEX指数 3239.92 -0.17%9日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.51ポイント安(-0.17%)の3239.92ポイントで引けた。日中の取引レンジは3222.34-3245.11となった。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。新たな手掛かりが少ないなか、売りは継続。また、米利上げの終了期待の後退も警戒された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【インド】SENSEX指数 64832.20 -0.22%9日のインドSENSEX指数は小反落。前日比143.41ポイント安(-0.22%)の64832.20、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.20ポイント安(-0.25%)の19395.30で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日まで12日連続の売り越しとなった。また、インド政府が財政赤字目標を変更しないとの見方も財政支出の拡大期待を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3053.28 +0.03%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.91ポイント高(+0.03%)の3053.28ポイントと3日ぶりに小反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。足元で公表された経済指標が景気の弱さを示す内容となる中、当局は景気支援策を強めるとの見方が広がった。寄り付き直後に公表された10月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.2%。市場予想(マイナス0.1%)と前月実績(横ばい)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.6%。下落率は市場予想(マイナス2.7%)ほどではないが、前月実績(マイナス2.5%)から拡大している。また、米中関係の改善期待が高まっていることもプラス。今月15-17日に米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、中国の習近平・国家主席とバイデン米大統領は、首脳会談する見込みだ。もっとも、中国経済の鈍化懸念が払しょくされたわけではなく、指数は安く推移する場面もみられている。
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2023/11/10 09:27
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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた
*09:52JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた
【ブラジル】ボベスパ指数 119176.67 -0.08%8日のブラジル株式市場は6日ぶりに小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比91.39ポイント安(-0.08%)の119176.67で引けた。日中の取引レンジは118463.87-119975.84となった。プラス圏で推移した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の続落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3245.43 +0.03%8日のロシア株式市場は4日ぶりに小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.91ポイント高(+0.03%)の3245.43ポイントで引けた。日中の取引レンジは3233.11-3257.32となった。小幅安で寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の続落が資源セクターの圧迫材料。また、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りも優勢となった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 64975.61 +0.05%8日のインドSENSEX指数は小反発。前日比33.21ポイント高(+0.05%)の64975.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.80ポイント高(+0.19%)の19443.50で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、経済の安定成長観測なども引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3052.37 -0.16%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.90ポイント安(-0.16%)の3052.37ポイントと小幅に続落した。指標発表が気がかり材料として意識される流れ。中国ではあす9日、10月物価統計が公表される予定だ。関係者の間からは、デフレが進み、景気懸念を示唆する内容となる可能性が指摘されている。足元では、官民が公表した景況感指数がそろって悪化。前日に公表された輸出入統計は、強弱感の分かれる内容だった。もっとも、下値は限定されている。中国経済対策の効果が期待されている。国際通貨基金(IMF)は7日、中国政府が1兆人民元(約20兆5000億円)規模の国債増発を決定したことなどを受け、中国経済の成長見通しを2023年は5.0→5.4%、24年は4.2→4.6%にそれぞれ上方修正している。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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2023/11/09 09:52
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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、財政収支の改善報告が好感
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続伸、財政収支の改善報告が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 119268.06 +0.71%7日のブラジル株式市場は5日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比836.81ポイント高(+0.71%)の119268.06で引けた。日中の取引レンジは118026.33-119576.62となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。米長期金利が再び低下していることが外資の流出懸念を後退させた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、原油価格の大幅安が資源セクターの圧迫材料となった。また、内外景況感の悪化なども指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3246.34 +0.35%7日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.23ポイント高(+0.35%)の3246.34ポイントで引けた。日中の取引レンジは3228.46-3246.65となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。財政収支の改善報告が好感され、財政支出の拡大期待は高まった。また、米長期金利が再び低下していることも外資の流出懸念を後退させた。一方、原油価格の大幅安が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 64942.40 -0.03%7日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比16.29ポイント安(-0.03%)の64942.40、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同5.05ポイント安(-0.03%)の19406.70で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤前日の終値近辺まで回復した。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせに。FIIはきのう6日まで10日連続の売り越しとなった。ほかに、商品相場の上昇が向こう数カ月企業の利益率を圧迫するとの指摘が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3057.27 -0.04%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.14ポイント安(-0.04%)の3057.27ポイントと3日ぶりに小反落した。売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元で10月18日以来の高値水準を回復していた。様子見ムードも広がる。取引時間中に公表された10月の貿易統計が強弱感の分かれる内容となる中、あす9日に発表される10月物価統計の内容を見極めたいとするスタンスも強まった。きょう公表された貿易統計は、輸入がプラス成長を回復したものの、輸出は減速が続いている。ただ、下値は限定的。米中関係の改善や中国の経済対策に対する期待感が根強く、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
2023/11/08 09:41
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待が高まっている
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待が高まっている
【ブラジル】ボベスパ指数 118431.25 +0.23%6日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比271.28ポイント高(+0.23%)の118431.25で引けた。日中の取引レンジは118044.82-118757.52となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。米利上げの終了期待が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。ほかに、原油高や米株の上昇などがサポート材料となった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【ロシア】MOEX指数 3235.11 +0.83%6日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比26.48ポイント高(+0.83%)の3235.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3207.10-3237.09となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料。ほかに、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 64958.69 +0.92%6日のインドSENSEX指数は続伸。前日比594.91ポイント高(+0.92%)の64958.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同181.15ポイント高(+0.94%)の19411.75で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退した。また、アジア株の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、ビジネス信頼感指数の改善がサポート材料。7-9月期のビジネス信頼感指数は前期の128から140.7に回復した。【中国本土】上海総合指数 3058.41 +0.91%週明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.61ポイント高(+0.91%)の3058.41ポイントと続伸した。10月18日以来の高値水準を回復している。先週末の好調地合いを継ぐ流れ。米長期金利の低下基調や、米中関係の改善期待が引き続き支えとなった。経済対策の期待感も強まる。新しく就任した中国財政部の藍佛安部長はこのほど、2024年新規地方政府債の前倒し発行に言及した。
<CS>
2023/11/07 09:40
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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ
*10:12JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、投資家心理が上向く流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 118159.97 +2.70%3日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比3107.01ポイント高(+2.70%)の118159.97で引けた。日中の取引レンジは115062.37-118501.80となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。来年の米利下げ観測が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは広がった。また、欧米市場の上昇なども買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3208.63 +0.36%3日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.41ポイント高(+0.36%)の3208.63ポイントで引けた。日中の取引レンジは3182.17-3212.81となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。米利上げの終了期待が好感され、外資の流出懸念が後退した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落や米国が対ロ制裁を追加したことが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 64363.78 +0.44%3日のインドSENSEX指数は強含み。前日比282.88ポイント高(+0.44%)の64363.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.35ポイント高(+0.51%)の19230.60で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利上げの終了期待が高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、昨夜の欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、インド準備銀行(中央銀行)が政策金利を据え置くと示唆したことが好感された。【中国本土】上海総合指数 3030.80 +0.71%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.39ポイント高(+0.71%)の3030.80ポイントと反発した。約2週ぶりの高値水準を回復する。投資家心理が上向く流れ。米長期金利の低下基調や、米中関係の改善期待が支えとなった。昨夜の米債券市場では、金融引き締め長期化の警戒感が後退する中、米10年債利回りの低下が続き、約3週ぶりの低い水準に達した。米中関係を巡っては、今月中旬に米国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に合わせ、バイデン米大統領と中国の習近平・国家主席が対面会談することで両国は原則合意したと発表している。また、当局の相場重視スタンスもプラス。中国の国家安全部は2日、国内株式市場における「空売り」に警告を発した。「中国に対する国際社会の信頼感を動揺させ、国内金融の混乱を引き起こそうとしている」と批判。「混乱に乗じて利益を得ようとしている」として、空売り勢を強く非難した。
<NH>
2023/11/06 10:12
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、経済指標の悪化が警戒
*09:20JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、経済指標の悪化が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 115052.96 +1.69%1日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1909.29ポイント高(+1.69%)の115052.96で引けた。日中の取引レンジは113156.70-115433.25となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りの金利据え置きが好感され、外資の流出懸念は後退した。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、経済指標の悪化が指数の足かせとなった。S&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の49.0から48.6に低下した。【ロシア】MOEX指数 3206.52 +0.17%1日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.55ポイント高(+0.17%)の3206.52ポイントで引けた。日中の取引レンジは3191.34-3214.83となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。取引時間中の原油価格の上昇が指数をサポートした。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きも好感された。一方、指数の上値は重い。経済指標の悪化が警戒された。10月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月の54.5から53.8に低下した。【インド】SENSEX指数 63591.33 -0.44%1日のインドSENSEX指数は続落。前日比283.60ポイント安(-0.44%)の63591.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同90.45ポイント安(-0.47%)の18989.15で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。経済指標の悪化が警戒された。9月の主要8産業の生産高増加率は前月の12.1%から8.1%に鈍化。また、政府が原油の超過利潤税率を引き上げたことも関連銘柄の売り圧力を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3023.08 +0.14%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.31ポイント高(+0.14%)の3023.08ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。官民で公表された景況感指数が悪化する中、市場からは「景気不安は経済対策につながる」との声が聞かれた。関係者の間からは、第4四半期に預金準備率が引き下げられるとの観測も浮上している。5年に1度の中央金融工作会議に関しては、10月30-31日に開催され、流動性の確保と融資コストの引き下げに尽力することが確認された。
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2023/11/02 09:20
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
*09:27JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 113143.67 +0.54%31日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比612.15ポイント高(+0.54%)の113143.67で引けた。日中の取引レンジは112098.12-113597.32となった。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米利上げの先送り観測も外資の流出懸念を後退させた。一方、指数の上値は重い。原油価格の続落などが資源セクターの売り圧力を高めた。【ロシア】MOEX指数 3227.07 +0.09%31日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.89ポイント高(+0.09%)の3227.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,219.70-3,246.00となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、企業の配当発表が予想を下回ったことも失望売りを加速させた。ほかに、通貨ルーブル安がロシア株の売り圧力を高めた。一方、欧米株の上昇が指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 63874.93 -0.37%31日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比237.72ポイント安(-0.37%)の63874.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同61.30ポイント安(-0.32%)の19079.60で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジで推移した。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせ。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。また、国内の消費不振なども小売りセクターの圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3018.77 -0.09%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.78ポイント安(-0.09%)の3018.77ポイントと6日ぶりに反落した。中国景況感の悪化が嫌気される流れ。朝方公表された10月の中国製造業PMIは49.5に低下し、景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。予想外の縮小を受け、景気懸念が改めて広がった。ただ、下値は限定されている。経済対策強化の期待が支えだ。市場では、第4四半期に預金準備率が引き下げられるとの観測が浮上している。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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2023/11/01 09:27
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛り
*09:32JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛り
【ブラジル】ボベスパ指数 112531.52 -0.68%30日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比769.83ポイント安(-0.68%)の112531.52で引けた。日中の取引レンジは112308.50-114204.07となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。原油価格の大幅安が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の売り圧力を高めた。一方、中東情勢をめぐる緊張感の緩和が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3227.07 0.09%30日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.89ポイント高(+0.09%)の3227.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,219.70-3,246.00となった。中盤は上げ幅を拡大させる場面もあったが、その後は前日の終値近辺まで上げ幅を縮小させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いがやや優勢。また、中東情勢をめぐる緊張感の緩和も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の大幅下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 64112.65 +0.52%30日のインドSENSEX指数は続伸。前日比329.85ポイント高(+0.52%)の64112.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同93.65ポイント高(+0.49%)の19140.90で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州など海外株の上昇を受け、インド株にも買いが継続した。また、中東の地政学リスクへの脅威が緩和されていることも支援材料。ほかに、中国当局が景気対策を強化していることが対中輸出の拡大期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3021.55 +0.12%週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.77ポイント高(+.12%)の3021.55ポイントと5日続伸した。約2週ぶりの高値水準を回復している。米中関係の改善期待が相場を支える流れ。中国の王毅・外交部長は10月26~28日の日程で訪米し、バイデン米大盗聴やブリンケン国務長官などと相次いで会談した。11月に米国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に合わせ、習近平・国家主席とバイデン米大統領の会談が実現するとの見方も広がっている。ただ、全体としては上値が重い。中東地域の地政学リスクが高まっているほか、中国指標の発表も気がかり材料として意識された。中国であす31日、10月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)が公表される。
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2023/10/31 09:32
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国企業の成長持続が好感される流れ
*09:15JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続伸、中国企業の成長持続が好感される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 113301.35 -1.29%27日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1475.51ポイント安(-1.29%)の113301.35で引けた。日中の取引レンジは112953.38-115341.65となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、米利上げの終了期待などが指数をサポート。また、中国当局が景気対策を強化していることも好感された。【ロシア】MOEX指数 3224.18 +0.01%27日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.29ポイント高(+0.01%)の3224.18ポイントで引けた。日中の取引レンジは3185.84-3241.55となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際にプラス圏を回復した。小売り大手マグニト(MGNT)の急伸が指数をサポート。大手小売チェーンサムべりによる出資観測が好感されたもようだ。また、原油価格の大幅上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は27日、政策金利を年13.0%から15.0%に引き上げると発表。市場予想は1.0%の利上げだった。【インド】SENSEX指数 63782.80 +1.01%27日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反発。前日比634.65ポイント高(+1.01%)の63782.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同190.00ポイント高(+1.01%)の19047.25で取引を終えた。買いが先行した後も高値圏でもみ合った。両指数とも6日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢になった。また、米国の長期金利の低下も外資の流出懸念を後退させた。ほかに、デイワリ祭期間の消費が前年同期を上回るとの観測が小売関連の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3017.78 +0.99%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.48ポイント高(+0.99%)の3017.78ポイントと4日続伸した。終値ベースで6営業日ぶりに心理的節目の3000ポイントを回復している。中国企業の成長持続が好感される流れ。朝方公表された中国工業企業の利益総額は、今年9月に前年同月比11.9%増となり、8月の17.2%増に続いて2カ月連続で2ケタ成長を維持した。ただ、上値は重い。中国では来週31日、10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)などが公表される。内容を見極めたいとするムードも漂っている。
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2023/10/30 09:15
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が好感
*09:11JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 112829.97 -0.82%25日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比931.93ポイント安(-0.82%)の112829.97で引けた。日中の取引レンジは112680.27-114318.65となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、経済指標の悪化も圧迫材料。10月のFGV消費者信頼感指数は前月の97.0から93.2まで低下した。一方、通貨レアル高の進行や原油価格の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3265.28 +0.01%25日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.27ポイント高(+0.01%)の3265.28ポイントで引けた。日中の取引レンジは3243.25-3269.76となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が好感された。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外市場が不安定な値動きを示したことが指数の上値を抑えた。また、利上げ懸念も引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 64049.06 -0.81%25日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比522.82ポイント安(-0.81%)の64049.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.60ポイント安(-0.83%)の19122.15で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせとなった。また、インフレ率の加速観測も引き続き警戒された。インド国民の野菜消費が増加する傾向となっており、これがインフレ率を押し上げると指摘されている。【中国本土】上海総合指数 2974.11 +0.40%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.87ポイント高(+0.40%)の2974.11ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は24日、1兆人民元(約20兆5000億円)規模の国債増発を承認した。また、習近平・国家主席は24日午後、中国人民銀行(中央銀行)を異例で訪問している。事情に詳しい関係者の話によれば、主席は政府高官を伴い、人民銀と国家外為管理局(SAFE)を訪れた。習氏の人民銀訪問は就任以来で初めて。中央政府が経済を重視しているとの見方が広がった。
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2023/10/26 09:11
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり
*09:09JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は6日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり
【ブラジル】ボベスパ指数 113761.90 +0.87%24日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比977.38ポイント高(+0.87%)の113761.90で引けた。日中の取引レンジは112813.83-114248.72となった。終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅を再び拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、指数の上値は重い。原油安などが資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3265.01 +0.04%24日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.33ポイント高(+0.04%)の3265.01ポイントで引けた。日中の取引レンジは3237.08-3266.59となった。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引け間際はプラス圏を回復した。海外株高が好感され、終盤のロシア株も買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、利上げ観測も嫌気された。27日に発表される政策金利について、年13%から年14%に引き上げられると予測されている。【インド】SENSEX指数 1105.90.53 +1.13%24日のベトナムSENSEX指数でホーチミンのVN指数、ハノイのVH指数はいずれも大幅反発で、前日の大幅安から持ち直した。ベトナム市場は前日の大幅安で投資家の慎重姿勢が強まり、本日も序盤から主力株を中心に売り先行。ただ、取引後半は安値を拾う動きが優勢で、VN指数は終盤にかけて1100ポイント台に切り返した。足元は極端な値動きが続き、方向感はつかみにくい。【中国本土】上海総合指数 2962.24 +0.78%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.95ポイント高(+0.78%)の2962.24ポイントと5日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、足元では約1年ぶりの安値水準に落ち込んでいた。当局の株価下支えスタンスもプラス。「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社、中央匯金投資有限責任公司は23日夜、同日付で上場投資信託(ETF)を追加購入したと発表した。中国経済対策の期待感も強まる。
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2023/10/25 09:09
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、外資の流出懸念から売りは広がった
*11:19JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は4日続落、外資の流出懸念から売りは広がった
【ブラジル】ボベスパ指数 113155.28 -0.74%20日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.02ポイント安(-0.74%)安の113155.28で引けた。日中の取引レンジは112533.33-114089.58となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。海外市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、中東情勢の悪化などもリスク回避の売りを加速させた。一方、通貨レアル高が指数を下支えした。また、経済指標の改善なども好感された。【ロシア】MOEX指数 -0.17%23日のロシア株式市場は7日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.59ポイント安(-0.17%)の3263.68ポイントで引けた。日中の取引レンジは3,248.39-3,283.80となった。買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、中東情勢をめぐる緊張感の高まりなども引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 64571.88 -1.26%23日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比825.74ポイント安(-1.26%)の64571.88、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同260.90ポイント安(-1.34%)の19281.75で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。世界的な株安を受け、インド市場にも売り圧力が強まった。また、中東情勢をめぐる緊張感の高まりもリスク回避の売りを高めた。【中国本土】上海総合指数 2939.29 -1.47%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比43.77ポイント安(-1.47%)の2939.29ポイントと4日続落した。昨年10月30日以来、約11カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。米国の長期金利の上昇を受け、外資の流出懸念から売りは広がった。また、中東情勢をめぐる緊張感の高まりなどもリスク回避の売りを加速させた。 国内では、成長ペースの減速など景気鈍化が指数の足かせとなった。また、半導体を巡る米中対立の激化も対象セクターの圧迫材料となった。
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2023/10/24 11:19
注目トピックス 外国株
欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も150円付近の売りで
*17:53JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い継続も150円付近の売りで
23日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融引き締め政策長期化の観測や中東情勢の不安定化により、ドル選好地合いが続く見通し。ただ、150円台が意識され、大台付近の売りがドルの重石となりそうだ。前週末は一段の米金利高は抑制されたものの、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長のタカ派姿勢を背景としたドル買いが先行。ユーロ・ドルは1.06ドル付近で伸び悩み、ドル・円は150円に迫った。一方、イスラエルとイスラム組織ハマスが地上戦に突入すれば事態の悪化は避けられず、リスクオフの流れに。週明けアジア市場は同様の地合いが続き、アジア株安を背景とした円買いがドルの上値を抑えている。この後の海外市場は米金利にらみの展開。FRBの年内利上げ観測は後退しつつあるもののタカ派姿勢を堅持しており、長期金利の高止まりならドル買いに振れやすい地合いに。今週発表の7-9月期国内総生産(GDP)は4-6月期を大きく上回る見通しで、引き締め政策を後押しする材料として意識される。半面、日本政府は昨年同時期と同様、150円台で為替介入に踏み切るとの観測からドルは高値圏の売りが重石になるとみる。【今日の欧米市場の予定】・21:30 米・9月シカゴ連銀全米活動指数(8月:-0.16)・23:00 ユーロ圏・10月消費者信頼感速報値(予想:-18.3、9月:-17.8)
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2023/10/23 17:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、インド株にも売りが広がった
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続落、インド株にも売りが広がった
【ブラジル】ボベスパ指数 114004.30 -0.05%20日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比849.02ポイント安(-0.74%)の113155.28で引けた。日中の取引レンジは112533.33-114089.58となった。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。海外市場の下落を受け、ブラジル株にも売りが広がった。また、中東情勢の悪化などもリスク回避の売りを加速させた。一方、通貨レアル高が指数を下支えした。また、経済指標の改善なども好感された。【ロシア】MOEX指数 3255.16 +0.18%20日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.43%(14.11ポイント)高の3269.27ポイントで引けた。日中の取引レンジは3236.31-3269.71となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。対中輸出の拡大観測が好感され、関連銘柄への買いは継続した。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。海外株安や米長期金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65397.62 -0.35%20日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比231.62ポイント安(-0.35%)の65397.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同82.05ポイント安(-0.42%)の19542.65で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株安を受け、インド株にも売りが広がった。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東情勢の緊迫化などが引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 2983.06 -0.74%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.33ポイント安(-0.74%)の2983.06ポイントと3日続落した。心理的節目の3000ポイントを割り込み、昨年11月1日以来、約11カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。内外の不安材料が投資家心理を冷やす流れ。中国の景気鈍化や半導体を巡る米中対立、米国の金利高などが引き続き売り材料視されている。19日の米債券市場では、米10年債利回りが一時5%台に上昇し、2007年7月以来、約16年3カ月ぶりの高水準を付けた。中国人民銀行(中央銀行)の大規模な資金供給などで前場はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、買いの勢いは続かず、指数は中盤から下げ幅を広げている。
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2023/10/23 09:42
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高を好感も上値は重い
*10:46JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日続伸、原油高を好感も上値は重い
【ブラジル】ボベスパ指数 114004.30 -0.05%19日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比55.34ポイント(-0.05%)安の114004.30で引けた。日中の取引レンジは113767.75-115062.61となった。中盤はプラス圏を回復した場合、引け間際に再びマイナス圏に転落した。海外株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米追加の利上げ観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3255.16 +0.18%19日のロシア株式市場は5日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.95ポイント高(+0.18%)の3255.16ポイントで引けた。日中の取引レンジは3232.16-3260.45となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が支援材料。また、対中の資源輸出の拡大観測も対象銘柄の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。海外株安が警戒されたほか、米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 65629.24 -0.38%19日のインドSENSEX指数は続落。前日比247.78ポイント安(-0.38%)の65629.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.40ポイント安(-0.24%)の19624.70で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を再び拡大させた。海外株安を受け、インド市場も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東情勢の緊迫化などがリスク回避の売りを加速させた。国内では、IT大手ウィプロの弱い業績報告などが同セクター圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3005.39 -1.74%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比53.32ポイント安(-1.74%)の3005.39ポイントと続落した。昨年11月3日以来、約11カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。前日の軟調地合いを次ぐ流れ。中国の景気不安が意識されている。18日公表された経済指標では、今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率や9月の小売売上高は予想を上回ったものの、都市部の1-9月固定資産投資は予想を下回り、9月の不動産開発投資は減少率が拡大した。また、米長期金利の上昇や、中東地域の地政学リスクなども重しとなっている。
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2023/10/20 10:46
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、中国との貿易が拡大されるとの期待
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続伸、中国との貿易が拡大されるとの期待
【ブラジル】ボベスパ指数 114059.64 -1.60%18日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1848.79ポイント安(-1.60%)の114059.64で引けた。日中の取引レンジは113952.11-115907.04となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の上昇が外資の流出懸念を強めた。また、中東情勢の緊迫化懸念なども引き続き嫌気された。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3249.21 +0.06%18日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.06ポイント高(+0.06%)の3249.21ポイントで引けた。日中の取引レンジは3225.44-3262.54となった。後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、中国との貿易が拡大されるとの期待も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。米長期金利の上昇などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65877.02 -0.83%18日のインドSENSEX指数は反落。前日比551.07ポイント安(-0.83%)の65877.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.40ポイント安(-0.71%)の19671.10で取引を終えた。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利上げの長期化懸念が再燃していることが外資の流出懸念を強めた。また、ITセクターの雇用が減少しているとの報告も消費の縮小懸念を高めた。【中国本土】上海総合指数 3058.71 -0.80%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比24.79ポイント安(-0.80%)の3058.71ポイントと反落した。約10カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国景気の先行き不透明感が意識される流れ。取引時間中に公表された中国指標は、強弱感の分かれる内容だった。今年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率は前年同期比4.9%にとどまり、前四半期(4-6月)の実績(6.3%)を下回ったものの、市場予想(4.5%)は上回っている。9月の小売売上高や鉱工業生産も上振れた。半面、都市部の1-9月固定資産投資は予想を下回り、不動産開発投資は減少率が拡大している。個人消費は持ち直しているものの、不動産投資の回復遅れが経済成長の足かせになると分析された。また、米当局による先端半導体の対中輸出規制強化、中東地域の地政学リスクも不安視されている。
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2023/10/19 09:50
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米利上げの長期化懸念が再燃
*09:14JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小反落、米利上げの長期化懸念が再燃
【ブラジル】ボベスパ指数 115908.43 -0.54%17日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比625.42ポイント安(-0.54%)の115908.43で引けた。日中の取引レンジは115563.93-116916.68となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米利上げの長期化懸念が再燃していることが外資の流出懸念を強めた。また、8月の小売売上高が今週18日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇や中東情勢の緊迫化懸念の緩和が引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3247.15 +0.38%17日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.37ポイント高(+0.38%)の3247.15ポイントで引けた。日中の取引レンジは3228.11-3252.55となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、中国との貿易拡大期待も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米利上げの長期化懸念が足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66428.09 +0.39%17日のインドSENSEX指数は小反発。前日比261.16ポイント高(+0.39%)の66428.09、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同79.75ポイント高(+0.40%)の19811.50で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇を受け、インド市場も買いが先行した。また、中東情勢の緊迫化懸念が緩和されていることも支援材料。国内では、大手銀行HDFC銀行(HDFCB)の好業績報告が同セクターの物色手掛かりとなった。HDFC銀はこのほど、7-9月期は50.6%増益したと発表した。【中国本土】上海総合指数 3083.50 +0.31%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.68ポイント高(+0.31%)の3083.50ポイントと3日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日、8月25日以来、約7週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。本土株市場の持ち直し期待も根強い。現地メディアが報じたところによれば、政府系投資会社による4大国有銀行A株の買い増しに続き、中央企業(中央政府直属の国有企業)やその傘下企業も株主の買い支えに動いている。ただ、上値は重い。指標発表が気がかり材料として意識された。中国ではあす18日、9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率などが公表される。指数は安く推移する場面もみられた。
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2023/10/18 09:14
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、経済成長の鈍化を警戒した売りが継続する流れ
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、経済成長の鈍化を警戒した売りが継続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 116533.85 +0.67%16日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比779.77ポイント高(+0.67%)の116533.85で引けた。日中の取引レンジは115759.93-116905.38となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。中東情勢の緊迫化懸念の緩和が好感され、買い戻しが広がった。また、通貨レアル高もブラジル株の支援材料。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3234.78 +1.33%16日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比42.45ポイント高(+1.33%)の3234.78ポイントで引けた。日中の取引レンジは3202.94-3235.66となった。買いが先行した後も上げ幅をじりじりと拡大させた。ルーブル高の進行がロシア株の支援材料となった。また、欧米市場の上昇や中東情勢の深刻化懸念の緩和も好感された。ほかに成長ペースの加速期待などが引き続きサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 66166.93 -0.17%16日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比115.81ポイント安(-0.17%)の66166.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同19.30ポイント安(-0.10%)の19731.75で取引を終えた。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、米金利の先高観が根強いことも外資の流出懸念を強めた。ほかに、外貨準備高の減少や通貨ルピーの先安観などが圧迫材料。外貨準備高は直近5週連続で減少したと発表された。【中国本土】上海総合指数 3073.81 -0.46%週明け16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.29ポイント安(-0.46%)の3073.81ポイントと続落した。経済成長の鈍化を警戒した売りが継続する流れ。先週公表された中国指標では、9月の物価統計と金融統計が下振れし、貿易統計で輸出入の縮小傾向が続いている。中東情勢の緊迫化も不安視。中国が掲げる広域経済圏の「一帯一路」戦略では、中東地区も重要なハブとなっているだけに、経済に対する悪影響が危惧されている。ただ、下値は限定的。「中国当局が本土株相場の下支えに動く」との期待感が根強い中、指数は朝方、小高くスタートしている。外電が13日、消息筋情報として伝えたところによれば、株式相場を下支えするため、中国政府は総額数千億人民元規模に上る株価安定化ファンドの創設を検討しているもようだ。
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2023/10/17 09:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア市場の下落が警戒
*09:35JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、アジア市場の下落が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 115754.08 -1.11%13日のブラジル株式市場は5営業日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1296.66ポイント安(-1.11%)の115754.08で引けた。日中の取引レンジは115658.27-117070.35となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、米金利の先高観が根強いことも外資の流出懸念を強めた。ほかに、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き警戒された。一方、原油価格の大幅上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 3192.33 +0.56%13日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.67ポイント高(+0.56%)の3192.33ポイントで引けた。日中の取引レンジは3176.17-3195.23となった。買いが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。成長率の加速期待が支援材料となった。プーチン大統領は13日、2023年のロシアの成長率について、3%以上になるとの見通しを示した。2022年の成長率はマイナス2.1%だった。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)の大幅上昇も指数をサポート。サウジアラビアでの事業展開計画に進展がみられていることが好感されたもようだ。ほかに、原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。【インド】SENSEX指数 66282.74 -0.19%13日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比125.65ポイント安(-0.19%)の66282.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同42.95ポイント安(-0.22%)の19751.05で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。アジア市場の下落が警戒され、インド株にも売りが広がった。また、米国の金利上昇も外資の流出懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3088.10 -0.64%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.80ポイント安(-0.64%)の3088.10ポイントと3日ぶりに反落した。中国経済の成長鈍化が意識される流れ。朝方公表された9月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で横ばい(0.0%)にとどまり、市場予想(プラス0.2%)と前月実績(プラス0.1%)を下回った。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.5%。下落率は前月実績(マイナス3.0%)から縮小したが、市場予想(マイナス2.4%)より大きな下げとなった。また、昼前に報告された9月の貿易統計に関しては、前月ほどではなかったものの、輸出と輸入の縮小が続いた。
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2023/10/16 09:35
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
*09:25JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり
【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 3174.66 -0.61%12日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.46ポイント安(-0.61%)の3174.66ポイントで引けた。日中の取引レンジは3122.58-3178.50となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、欧米市場が軟調な値動きを示したこともロシア株の売り圧力を強めた。ほかに、原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、通貨ルーブル高の進行がロシア株のサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 66408.39 -0.10%12日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比64.66ポイント安(-0.10%)の66408.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.35ポイント安(-0.09%)の19794.00で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせとなった。FIIはこの日まで17日連続の売り越しとなった。また、政府が生産連動型優遇策(PLI)スキームの追加適用を当面は控えると決定したことも、対象セクターの圧迫材料。外部環境では、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き懸念材料となった。【中国本土】上海総合指数 3107.90 +0.94%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.95ポイント高(+0.94%)の3107.90ポイントと続伸した。約2週ぶりの高値水準を回復している。当局の株価対策が期待される流れ。「国家隊」と呼ばれる中国政府系投資会社、中央匯金投資は11日、4大国有銀行のA株を買い増している。中央匯金投資がさらに、向こう6カ月内に流通市場で一段の買い増しを続ける方針を示す中、本土株の下値不安も薄らいだ。
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2023/10/13 09:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待やインフレ鈍化を好感
*10:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は4日続伸、米利上げの終了期待やインフレ鈍化を好感
【ブラジル】ボベスパ指数 117050.74 +0.27%11日のブラジル株式市場は4日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比313.79ポイント高(+0.27%)の117050.74で引けた。日中の取引レンジは116231.22-117098.64となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。米利上げの終了期待が引き続き支援材料となり、買いは継続した。また、インフレ率が予想以上に鈍化したことも好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き警戒された。【ロシア】MOEX指数 3194.12 +0.54%11日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.09ポイント高(+0.54%)の3194.12ポイントで引けた。日中の取引レンジは3168.29-3196.44となった。売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅を拡大させた。米利上げの休止期待が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続。また、資源大手ルクオイル(LKOH)の大幅上昇も指数をサポートした。同社がイラクエネルギー省の高官とモスクワで会談し、イラクに投資している油田2カ所の生産量は一日当たり80万バレルまで増加すると期待されている。一方、中東地域での地政学リスクの高まりが引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 66473.05 +0.60%11日のインドSENSEX指数は続伸。前日比393.69ポイント高(+0.60%)の66473.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同121.50ポイント高(+0.62%)の19811.35で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。国際通貨基金(IMF)は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.1%から6.3%に引き上げた。4-6月期の消費が予想以上に伸びたことが強調された。外部環境では、米利上げの休止観測を受け、外資の流出懸念が後退。また、中国当局が新たな景気刺激策を検討しているとの報道も支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3078.96 +0.12%11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.72ポイント高(+0.12%)の3078.96ポイントと3日ぶりに反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。外電は10日に消息筋情報として、「経済成長目標の達成に向け、中国政府が新たな景気刺激策の準備を進めているもよう」などと報じた。報道によれば、2023年財政赤字の拡大を容認することを検討しており、少なくとも1兆人民元(約20兆4000億円)の国債を追加発行することも考えているという。また、米国で利上げ休止観測が強まる中、米10年債利回りが急低下したことも好材料だ。ただ、上値は重い。中東地域の地政学リスクは払しょくされておらず、中国経済に与える悪影響も不安視されている。指数は安く推移する場面もみられた。
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2023/10/12 10:57
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ
*11:10JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、外部環境の不透明感が重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 116736.95 +1.37%10日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1580.88ポイント高(+1.37%)の116736.95で引けた。日中の取引レンジは115157.90-116899.51となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。米利上げの休止観測が好感され、外資の流出懸念の後退から買いは継続した。また、中国当局が新たな景気刺激策を打ち出すとの観測も支援材料。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株のサポート材料となった。一方、中東地域での地政学リスクの高まりなどが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3177.03 +0.09%10日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.01ポイント高(+0.09%)の3177.03ポイントで引けた。日中の取引レンジは3162.61-3182.08となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米年内の利上げ懸念の後退が引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。ブレント原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、中東地域での地政学リスクの高まりなども引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 66079.36 +0.87%10日のインドSENSEX指数は反発。前日比566.97ポイント高(+0.87%)の66079.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同177.50ポイント高(+0.91%)の19689.85で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米国が年内の利上げを実施しないとの観測が好感された。また、アジア市場の上昇を受け、インド株も買いが先行。国内では、都市部の失業率の低下などが景気の低迷懸念を後退させた。また、企業活動指数の上昇など経済指標の改善も引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3075.24 -0.70%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.69ポイント安(-0.70%)の3075.24ポイントと続落した。国内発の新規材料に乏しい中、外部環境の不透明感が重しとなる流れ。パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスとイスラエルの「戦争」で、中東地域が不安定化すると懸念された。中国が掲げる広域経済圏の「一帯一路」戦略では、中東地区も重要なハブとなっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。10日の外国為替市場で、対米ドルでの人民元相場が大幅に続伸していることなどを好感し、指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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2023/10/11 11:10
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、中東地域で地政学リスクの高まり
*09:47JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、中東地域で地政学リスクの高まり
【ブラジル】ボベスパ指数 115156.07 +0.86%9日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比986.44ポイント高(+0.86%)の115156.07で引けた。日中の取引レンジは113448.18-115218.65となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。米国の年内の追加利上げ懸念が後退していることが外資の流出懸念を緩和させた。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、原油価格の大幅上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、中東地域での地政学リスクの高まりが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3174.02 +0.93%9日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.13ポイント高(+0.93%)の3174.02ポイントで引けた。日中の取引レンジは3164.63-3185.86となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の大幅上昇が好感され、資源銘柄を中心に買いが広がった。また、米ソフトランディングへの期待なども引き続き支援材料。一方、中東地域での地政学リスクの高まりが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 65512.39 -0.73%9日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比483.24ポイント安(-0.73%)の65512.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同141.15ポイント安(-0.72%)の19512.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。中東地域で地政学リスクの高まりを受け、インド市場にもリスク回避の売りが広がった。パレスチナ自治区ガザ地区から7日、イスラエルに向け大量のロケット弾が撃ち込まれ、イスラエル側も報復措置でガザ地区を空爆している。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日まで14日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3096.92 -0.44%連休明け9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比13.55ポイント安(-0.44%)の3096.92ポイントと3日ぶりに反落した。インフレ懸念の高まりが重しとなる流れ。イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するハマスが戦闘状態となる中、WTI原油先物は9日朝方、一時、約5%上昇した。連休中の消費伸び悩みもマイナス。中秋節・国慶節の8連休(9月29日-10月6日)では、観光収入や映画興行収入の伸びが予想に届かなかった。また、中国の景況感指数が官民で強弱感の分かれる内容だったことなども不安視されている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の景気懸念がくすぶっていることなどを背景に、「当局は景気対策を強める」との期待も広がっている。
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2023/10/10 09:47
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ
*09:39JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、原油価格の下落が指数の足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 113284.08 -0.28%5日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比323.38ポイント安(-0.28%)の113284.08で引けた。日中の取引レンジは112704.87-114359.33となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。米雇用統計の発表を前に買い手控える展開。また、通貨レアルが対米ドルで反落したこともブラジル株の圧迫材料となった。ほかに、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。一方、米長期金利の低下などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3131.76 -0.08%5日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.49ポイント安(-0.08%)の3131.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは3112.96-3138.50となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、大手資源会社の中間配当に対する期待の高まりなども指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 65631.57 +0.62%5日のインドSENSEX指数は小反発。前日比405.53ポイント高(+0.62%)の65631.57、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.65ポイント高(+0.56%)の19545.75で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米長期金利の低下を受け、外資の流出懸念が後退した。また、成長予想の上方修正も好感された。国連貿易開発会議(UNCTAD)は最新リポートで、2023年のインドの成長予想をこれまでの6.0%から6.6%まで引き上げた。ほかに、インド準備銀行(中央銀行)がドル売り・ルピー買い介入を実施していることも一段のルピー安懸念を後退させた。【中国本土】休場
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2023/10/06 09:39
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、米長期金利の低下が好感
*09:36JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶり反発、米長期金利の低下が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 113607.45 +0.17%4日のブラジル株式市場は3日ぶり反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比188.41ポイント高(+0.17%)の113607.45で引けた。日中の取引レンジは113036.30-114075.29となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の低下が好感され、買いは広がった。また、連日の下落で値ごろ感も強い。ほかに、通貨レアルが対米ドルで上昇したことが好感された。一方、原油価格の下落が資源セクターの物色手掛かり。また、経済指標の悪化も足かせとなった。9月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)とサービス業PMIはそろって前月から悪化し、ともに好不況の節目となる50を下回った。【ロシア】MOEX指数 3134.25 -0.31%4日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.63ポイント安(-0.31%)の3134.25ポイントで引けた。日中の取引レンジは3130.03-3154.97となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再びマイナス圏に転落した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、経済指標の悪化も指数の足かせとなった。9月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の57.6から55.4に低下した。【インド】SENSEX指数 65226.04 -0.44%4日のインドSENSEX指数は続落。前日比286.06ポイント安(-0.44%)の65226.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.65ポイント安(-0.47%)の19436.10で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。海外市場の下落や米金利の上昇を受け、インド市場も売りが先行。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料となった。FIIはこの日、11日連続の売り越しとなった。ほかに、経済指標の悪化やインフレ率の上方修正、通貨ルピー安の進行などが警戒された。【中国本土】休場
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2023/10/05 09:36
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、外資の流出懸念から売りはやや優勢
*09:28JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、外資の流出懸念から売りはやや優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 113419.04 -1.42%3日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1637.82ポイント安(-1.42%)の113419.04で引けた。日中の取引レンジは113150.89-115055.63となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外環境の悪化が警戒され、リスク回避の売りは継続した。また、米金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアルの大幅安や経済指標の下振れなどがブラジル株の売り圧力を強めた。【ロシア】MOEX指数 3143.88 +0.37%3日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.55ポイント高(+0.37%)の3143.88ポイントで引けた。日中の取引レンジは3103.63-3146.33となった。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、終盤はプラス圏を回復した。企業の配当に対する期待の高まりが支援材料。また、成長ペースの加速観測も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。海外市場の下落が警戒された。また、米金利高も外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 65512.10 -0.48%3日のインドSENSEX指数は小反落。前日比316.30ポイント安(-0.48%)の65512.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同109.55ポイント安(-0.56%)の19528.75で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米金利の上昇が警戒され、外資の流出懸念から売りはやや優勢。また、海外市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。ほかに、米ドル高・ルピー安の進行が引き続き嫌気された。【中国本土】休場
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2023/10/04 09:28