注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ
配信日時:2023/02/13 09:50
配信元:FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、外部環境の不透明感が嫌気される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 108078.27 +0.07%
10日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比70.23ポイント高(+0.07%)の108078.27で取引を終了した。107619.93から108646.51まで上昇した。
後半は軟調な展開を示したが、引け間際にプラス圏を回復した。米景気見通しの改善が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。また、財政赤字の拡大懸念なども引き続き嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2261.58 -0.04%
10日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比0.87ポイント安(-0.04%)の2261.58で取引を終了した。2264.39から2249.62まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤は前日の終値近辺まで値を回復した。インフレ率の高止まりが指数の足かせ。1月の消費者物価指数(CPI)は11.77%となり、前月の11.94%を下回ったものの、予想の11.63%を上回った。なお、ロシア中央銀行は10日、政策金利の7.5%に据え置くと発表。金利の据え置きは3会合連続となる。一方、指数の下値は限定的。原油高などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 60682.70 -0.20%
10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比123.52ポイント安(-0.20%)の60682.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.95ポイント安(-0.21%)の17856.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米利上げの長期化懸念が再び高まっていることが、外資の流出観測を強めた。また、株式市場からの外資流出が加速しているとの報告も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3260.67 -0.30%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.71ポイント安(-0.30%)の3260.67ポイントと反落した。
外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利上昇と景気不安に加え、対中圧力の強化が警戒されている。「米国は中国に対する新たな規制の導入を検討しているもよう」と伝わった。報道によれば、米国企業が中国の先端技術開発に資金を提供することを制限する。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の持ち直し期待が続いている。
<CS>
10日のブラジル株式市場は強含み。主要指標のボベスパ指数は前日比70.23ポイント高(+0.07%)の108078.27で取引を終了した。107619.93から108646.51まで上昇した。
後半は軟調な展開を示したが、引け間際にプラス圏を回復した。米景気見通しの改善が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、米利上げの長期化懸念などが指数の上値を抑えた。また、財政赤字の拡大懸念なども引き続き嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2261.58 -0.04%
10日のロシア株式市場は弱含み。主要指標のMOEX指数は前日比0.87ポイント安(-0.04%)の2261.58で取引を終了した。2264.39から2249.62まで下落した。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと縮小させ、終盤は前日の終値近辺まで値を回復した。インフレ率の高止まりが指数の足かせ。1月の消費者物価指数(CPI)は11.77%となり、前月の11.94%を下回ったものの、予想の11.63%を上回った。なお、ロシア中央銀行は10日、政策金利の7.5%に据え置くと発表。金利の据え置きは3会合連続となる。一方、指数の下値は限定的。原油高などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 60682.70 -0.20%
10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比123.52ポイント安(-0.20%)の60682.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.95ポイント安(-0.21%)の17856.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米利上げの長期化懸念が再び高まっていることが、外資の流出観測を強めた。また、株式市場からの外資流出が加速しているとの報告も嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3260.67 -0.30%
10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.71ポイント安(-0.30%)の3260.67ポイントと反落した。
外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利上昇と景気不安に加え、対中圧力の強化が警戒されている。「米国は中国に対する新たな規制の導入を検討しているもよう」と伝わった。報道によれば、米国企業が中国の先端技術開発に資金を提供することを制限する。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の持ち直し期待が続いている。
<CS>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況