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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、欧州市場の上昇が好感
配信日時:2023/02/10 10:00
配信元:FISCO
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、欧州市場の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 108008.05 -1.77%
9日のブラジル株式市場は下落。主要指標のボベスパ指数は前日比1943.45ポイント安(-1.77%)の108008.05で取引を終了した。110045.92から107766.59まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標が景気の低迷懸念を強めた。12月の小売売上高は前年比で0.4%増加し、前月の増加率1.4%(改定値)と予想の2.7%を下回った。また、通貨レアル安もブラジル株の圧迫材料。このほか、米利上げの長期化懸念が外資の流出観測を高めた。
【ロシア】MICEX指数 2262.45 +0.47%
9日のロシア株式市場は強含み。主要指標のMOEX指数は前日比10.48ポイント高(+0.47%)の2262.45で取引を終了した。2241.02から2269.96まで上昇した。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油安が足かせとなったほか、欧州委員会が対ロ制裁を追加するとの報道が嫌気された。地元メディアによると、欧州委員会は約100億ユーロ分の輸出規制をロシアに課す予定だという。
【インド】SENSEX指数 60806.22 +0.23%
9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比142.43ポイント高(+0.23%)の60806.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.75ポイント高(+0.12%)の17893.45で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が好感され、終盤買いは優勢。また、インド準備銀行(中央銀行)の利上げが収束に向かうとの観測も支援材料となった。なお、準備銀は8日、市場予想通り政策金利(レポ金利)を0.25%引き上げ、6.5%とした。
【中国本土】上海総合指数 3270.38 +1.18%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.28ポイント高(+1.18%)の3270.38ポイントと反発した。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される流れ。人民銀は7日までリバースレポ取引により連日で市中から資金を引き揚げていたが、8日から資金供給に転じ、9日は満期分との差引で3870億人民元を市中供給した。リオープン(経済再開)の進展を手掛かりに、中国景気の持ち直しが改めて意識されている。米中対立の過度な警戒感も後退。バイデン米大統領は8日、「中国の気球問題に関し、対立は求めていない」などと発言した。大統領はそのほか、中国は欧米諸国との経済関係を重要視し、ロシアとは一定の距離を置いている――との認識も示している。
<CS>
9日のブラジル株式市場は下落。主要指標のボベスパ指数は前日比1943.45ポイント安(-1.77%)の108008.05で取引を終了した。110045.92から107766.59まで下落した。
小幅高で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標が景気の低迷懸念を強めた。12月の小売売上高は前年比で0.4%増加し、前月の増加率1.4%(改定値)と予想の2.7%を下回った。また、通貨レアル安もブラジル株の圧迫材料。このほか、米利上げの長期化懸念が外資の流出観測を高めた。
【ロシア】MICEX指数 2262.45 +0.47%
9日のロシア株式市場は強含み。主要指標のMOEX指数は前日比10.48ポイント高(+0.47%)の2262.45で取引を終了した。2241.02から2269.96まで上昇した。
軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が支援材料となり、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油安が足かせとなったほか、欧州委員会が対ロ制裁を追加するとの報道が嫌気された。地元メディアによると、欧州委員会は約100億ユーロ分の輸出規制をロシアに課す予定だという。
【インド】SENSEX指数 60806.22 +0.23%
9日のインドSENSEX指数は強含み。前日比142.43ポイント高(+0.23%)の60806.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同21.75ポイント高(+0.12%)の17893.45で取引を終えた。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。欧州市場の上昇が好感され、終盤買いは優勢。また、インド準備銀行(中央銀行)の利上げが収束に向かうとの観測も支援材料となった。なお、準備銀は8日、市場予想通り政策金利(レポ金利)を0.25%引き上げ、6.5%とした。
【中国本土】上海総合指数 3270.38 +1.18%
9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比38.28ポイント高(+1.18%)の3270.38ポイントと反発した。
中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが好感される流れ。人民銀は7日までリバースレポ取引により連日で市中から資金を引き揚げていたが、8日から資金供給に転じ、9日は満期分との差引で3870億人民元を市中供給した。リオープン(経済再開)の進展を手掛かりに、中国景気の持ち直しが改めて意識されている。米中対立の過度な警戒感も後退。バイデン米大統領は8日、「中国の気球問題に関し、対立は求めていない」などと発言した。大統領はそのほか、中国は欧米諸国との経済関係を重要視し、ロシアとは一定の距離を置いている――との認識も示している。
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