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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4営業日ぶり反落、海外株安が圧迫材料
配信日時:2023/03/10 10:05
配信元:FISCO
*10:05JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4営業日ぶり反落、海外株安が圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 105071.19 -1.38%
9日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1469.13ポイント安(-1.38%)の105071.19で取引を終了した。106723.99から105053.24まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。内外の景気不安が足かせとなった。また、欧米市場の下落など外部環境の悪化もブラジル株の売り圧力を強めた。ほかに、米利上げの加速懸念などが引き続き圧迫材料。一方、利下げ観測が指数をサポートした。景気低迷やインフレ率の落ち着きを受け、ブラジル中央銀行が6月にも利下げに踏み切ると予測されている。
【ロシア】MICEX指数 2290.14 -0.24%
9日のロシア株式市場は4営業日ぶり反落。主要指標のMOEX指数は前日比5.46ポイント安(-0.24%)の2290.14で取引を終了した。2302.10から2278.95まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株安が圧迫材料となり、ロシア株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まった。
【インド】SENSEX指数 59806.28 -0.90%
9日のインドSENSEX指数は反落。前日比541.81ポイント安(-0.90%)の59806.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同164.80ポイント安(-0.93%)の17589.60で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を拡大させた。国債利回りの上昇が圧迫材料となった。通貨ルピー安や米利上げの加速観測などが背景になる。また、成長鈍化観測も嫌気された。1-3月期の成長率は前期の4.4%から4.0%に鈍化すると予測されている。ほかに、1月の鉱工業生産が明日10日に発表される予定となり、慎重ムードは強まった。
【中国本土】中国本土市場 3276.09 -0.22%
9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比7.15ポイント安(-0.22%)の3276.09ポイントと小幅ながら4日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の内需不振や、米利上げペース再加速の警戒感が重しとなっている。また、2月の中国物価統計が朝方公表され、中国景気の回復遅れが連想された。消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス1.0%となり、上昇率は市場予想(1.9%)以上に前月実績(2.1%)から鈍化。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.4%となり、下落率は市場予想(マイナス1.3%)と前月実績(マイナス0.8%)を上回っている。
<CS>
9日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1469.13ポイント安(-1.38%)の105071.19で取引を終了した。106723.99から105053.24まで下落した。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤下げ幅を拡大させた。内外の景気不安が足かせとなった。また、欧米市場の下落など外部環境の悪化もブラジル株の売り圧力を強めた。ほかに、米利上げの加速懸念などが引き続き圧迫材料。一方、利下げ観測が指数をサポートした。景気低迷やインフレ率の落ち着きを受け、ブラジル中央銀行が6月にも利下げに踏み切ると予測されている。
【ロシア】MICEX指数 2290.14 -0.24%
9日のロシア株式市場は4営業日ぶり反落。主要指標のMOEX指数は前日比5.46ポイント安(-0.24%)の2290.14で取引を終了した。2302.10から2278.95まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。海外株安が圧迫材料となり、ロシア株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まった。
【インド】SENSEX指数 59806.28 -0.90%
9日のインドSENSEX指数は反落。前日比541.81ポイント安(-0.90%)の59806.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同164.80ポイント安(-0.93%)の17589.60で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅を拡大させた。国債利回りの上昇が圧迫材料となった。通貨ルピー安や米利上げの加速観測などが背景になる。また、成長鈍化観測も嫌気された。1-3月期の成長率は前期の4.4%から4.0%に鈍化すると予測されている。ほかに、1月の鉱工業生産が明日10日に発表される予定となり、慎重ムードは強まった。
【中国本土】中国本土市場 3276.09 -0.22%
9日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比7.15ポイント安(-0.22%)の3276.09ポイントと小幅ながら4日続落した。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国の内需不振や、米利上げペース再加速の警戒感が重しとなっている。また、2月の中国物価統計が朝方公表され、中国景気の回復遅れが連想された。消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス1.0%となり、上昇率は市場予想(1.9%)以上に前月実績(2.1%)から鈍化。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.4%となり、下落率は市場予想(マイナス1.3%)と前月実績(マイナス0.8%)を上回っている。
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