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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた
配信日時:2023/02/08 09:34
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 107829.73 -0.82%
7日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比891.85ポイント安(-0.82%)の107829.73で取引を終了した。109037.00から107233.94まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。また、財政赤字の拡大懸念も足かせに。金利の高止まりを受け、財政支出額が予想以上に拡大すると危惧されている。一方、米株高などが指数を下支えした。また、米パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がインタビューで連邦公開市場委員会(FOMC)会見と同様、ディスインフレの初期段階であると発言したことも好感された。
【ロシア】MICEX指数 2267.69 -0.21%
7日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比4.68ポイント安(-0.21%)の2267.69で取引を終了した。2290.51から2262.30まで下落した。
買いが先行した上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。VTB銀行(VTBR)の増資発表を受けて流動性不足懸念が高まったことが圧迫材料。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油高などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 60286.04 -0.37%
7日のインドSENSEX指数は続落。前日比220.86ポイント安(-0.37%)の60286.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.10ポイント安(-0.24%)の17721.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは6日、1%以上下落し、4カ月ぶりの下落幅を記録した。また、大手企業の減益報告なども対象セクターの売り圧力を高めた。鉄鋼大手のタタ・スチール(TATA)はこのほど、昨年10-12月期の最終損益が957億2000万ルピーの赤字に転落したと発表した。
【中国本土】上海総合指数 3248.09 +0.29%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.40ポイント高(+0.29%)の3248.09ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の景気テコ入れスタンスが改めて意識される流れ。湖北省の武漢市政府は6日、住宅購入制限の緩和を発表し、即日で実施した。その他の複数地区でも、制限が大幅に緩和されている。リオープン(経済再開)の進展もあり、中国経済が早期に持ち直すとの見方も根強い状況だ。もっとも、上値は限定されている。米金融緩和の期待後退や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収が引き続き相場の重しとなった。
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7日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比891.85ポイント安(-0.82%)の107829.73で取引を終了した。109037.00から107233.94まで下落した。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を強めた。また、財政赤字の拡大懸念も足かせに。金利の高止まりを受け、財政支出額が予想以上に拡大すると危惧されている。一方、米株高などが指数を下支えした。また、米パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がインタビューで連邦公開市場委員会(FOMC)会見と同様、ディスインフレの初期段階であると発言したことも好感された。
【ロシア】MICEX指数 2267.69 -0.21%
7日のロシア株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比4.68ポイント安(-0.21%)の2267.69で取引を終了した。2290.51から2262.30まで下落した。
買いが先行した上げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。VTB銀行(VTBR)の増資発表を受けて流動性不足懸念が高まったことが圧迫材料。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油高などが指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 60286.04 -0.37%
7日のインドSENSEX指数は続落。前日比220.86ポイント安(-0.37%)の60286.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.10ポイント安(-0.24%)の17721.50で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。通貨ルピー安の進行がインド株の圧迫材料。ルピーの対米ドルレートは6日、1%以上下落し、4カ月ぶりの下落幅を記録した。また、大手企業の減益報告なども対象セクターの売り圧力を高めた。鉄鋼大手のタタ・スチール(TATA)はこのほど、昨年10-12月期の最終損益が957億2000万ルピーの赤字に転落したと発表した。
【中国本土】上海総合指数 3248.09 +0.29%
7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比9.40ポイント高(+0.29%)の3248.09ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の景気テコ入れスタンスが改めて意識される流れ。湖北省の武漢市政府は6日、住宅購入制限の緩和を発表し、即日で実施した。その他の複数地区でも、制限が大幅に緩和されている。リオープン(経済再開)の進展もあり、中国経済が早期に持ち直すとの見方も根強い状況だ。もっとも、上値は限定されている。米金融緩和の期待後退や、中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収が引き続き相場の重しとなった。
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