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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、世界景気の先行き不安や欧米金融引き締めの長期化観測
配信日時:2022/12/22 09:56
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 107433.14 +0.53%
21日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比569.03ポイン高(+0.53%)の107433.14で取引を終了した。106065.73から107991.07まで上昇した。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ルラ新政権の予算案が下院で通過したことが好感されたもようだ。現地メディアによると、連邦議会下院は総額320億米ドル(約4兆2240億円)に上るルラ新政権の予算を承認したという。また、米景気先行き不安の後退も支援材料となった。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株のサポート材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2116.13 -0.15%
21日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.24ポイント安(-0.15%)の2116.13で取引を終了した。2139.49から2102.24まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルーブル安の進行が圧迫材料となり、ロシア株の売りが継続。また、欧米の金利高なども警戒された。一方、指数の下値は限定的。米景気不安の後退などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 61067.24 -1.03%
21日のインドSENSEX指数は続落。前日比635.05ポイント安(-1.03%)の61067.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同186.20ポイント安(-1.01%)の18199.10で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。世界景気の先行き不安や欧米金融引き締めの長期化観測などが指数を圧迫。また、2022年度下半期の電力需要が減少するとの観測も経済活動の伸び鈍化懸念を強めた。このほか、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3068.41 -0.17%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.36ポイント安(-0.17%)の3068.41ポイントと5日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
新型コロナウイルス新規感染の急増が不安視される流れ。北京大学病院の専門家は、「コロナ感染は『爆発期』に入った」との見解を示した。感染流行は1月下旬の春節以降も続くとの見方もある。足もとの経済活動停滞も不安視される状況だ。世界銀行は20日発表したリポートで、中国の2022年GP)成長予想を2.7%と予測。9月時点の予測値(2.8%)から0.1ポイント引き下げている。新型コロナの感染拡大、防疫措置の見直しなどの面で不確実性が残るほか、不動産業界の直面する圧力がマクロ経済や金融システムに影響を及ぼす恐れがあると指摘した。もっとも、下値は限定されている。中国人民銀行(中央銀行)がリバースレポによる資金供給を続けていることや、政府の経済対策に対する期待感が相場を下支えした。
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21日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比569.03ポイン高(+0.53%)の107433.14で取引を終了した。106065.73から107991.07まで上昇した。
小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。ルラ新政権の予算案が下院で通過したことが好感されたもようだ。現地メディアによると、連邦議会下院は総額320億米ドル(約4兆2240億円)に上るルラ新政権の予算を承認したという。また、米景気先行き不安の後退も支援材料となった。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株のサポート材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2116.13 -0.15%
21日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比3.24ポイント安(-0.15%)の2116.13で取引を終了した。2139.49から2102.24まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。通貨ルーブル安の進行が圧迫材料となり、ロシア株の売りが継続。また、欧米の金利高なども警戒された。一方、指数の下値は限定的。米景気不安の後退などが指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 61067.24 -1.03%
21日のインドSENSEX指数は続落。前日比635.05ポイント安(-1.03%)の61067.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同186.20ポイント安(-1.01%)の18199.10で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。世界景気の先行き不安や欧米金融引き締めの長期化観測などが指数を圧迫。また、2022年度下半期の電力需要が減少するとの観測も経済活動の伸び鈍化懸念を強めた。このほか、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。
【中国本土】上海総合指数 3068.41 -0.17%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.36ポイント安(-0.17%)の3068.41ポイントと5日続落した。約1カ月半ぶりの安値水準を切り下げている。
新型コロナウイルス新規感染の急増が不安視される流れ。北京大学病院の専門家は、「コロナ感染は『爆発期』に入った」との見解を示した。感染流行は1月下旬の春節以降も続くとの見方もある。足もとの経済活動停滞も不安視される状況だ。世界銀行は20日発表したリポートで、中国の2022年GP)成長予想を2.7%と予測。9月時点の予測値(2.8%)から0.1ポイント引き下げている。新型コロナの感染拡大、防疫措置の見直しなどの面で不確実性が残るほか、不動産業界の直面する圧力がマクロ経済や金融システムに影響を及ぼす恐れがあると指摘した。もっとも、下値は限定されている。中国人民銀行(中央銀行)がリバースレポによる資金供給を続けていることや、政府の経済対策に対する期待感が相場を下支えした。
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