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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は強含み、高級賃貸物件の需要が増加している
配信日時:2023/01/31 09:35
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 112273.01 -0.04%
30日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比43.15ポイント安(-0.04%)の112273.01で取引を終了した。112920.30から111823.63まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ加速観測が足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年のインフレ予想が前回の5.48%から5.74%に引き上げられた。また、欧米市場の下落なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。2023年の成長予想は前回調査の0.79%から0.80%に引き上げられた。
【ロシア】MICEX指数 2204.41 +0.69%
30日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比15.06ポイント高(+0.69%)の2204.41で取引を終了した。2189.12から2204.41まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当発表が好感され、関連銘柄の物色動きは活発になった。また、インフレ率の鈍化観測も支援材料。経済発展省はこのほど、2023年のインフレ率が5-6%になるとの見方を示した。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 59500.41 +0.29%
30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比169.51ポイント高(+0.29%)の59500.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.60ポイント高(+0.25%)の17648.95で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再びプラス圏に回復した。前日の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、高級賃貸物件の需要が増加しているとの報告も同セクターの支援材料となった。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが対象銘柄の物色手掛かり。なお、2023年度予算は2月1日に発表される予定だ。
【中国本土】上海総合指数 3269.32 +0.14%
春節(旧正月)連休明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.50ポイント高(+0.14%)の3269.32ポイントと小幅ながら4営業日続伸した。
経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は28日の常務会議で、「中国経済の着実な回復を後押しするため、消費促進策の完全な実行を要する」との認識を示した。地方政府は春節(旧正月)明けに、大規模な景気対策を相次ぎ発表している。また、連休中の消費活動が活発化する中、国内景気の早期持ち直しも期待された。ただ、上値は重い。指数は昨年8月以来の高値水準を回復しただけに、売り圧力が意識された。また、あす31日、1月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表されることも気がかり材料となっている。
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30日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比43.15ポイント安(-0.04%)の112273.01で取引を終了した。112920.30から111823.63まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。インフレ加速観測が足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、2023年のインフレ予想が前回の5.48%から5.74%に引き上げられた。また、欧米市場の下落なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。2023年の成長予想は前回調査の0.79%から0.80%に引き上げられた。
【ロシア】MICEX指数 2204.41 +0.69%
30日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比15.06ポイント高(+0.69%)の2204.41で取引を終了した。2189.12から2204.41まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業の配当発表が好感され、関連銘柄の物色動きは活発になった。また、インフレ率の鈍化観測も支援材料。経済発展省はこのほど、2023年のインフレ率が5-6%になるとの見方を示した。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが指数の上値を抑えた。
【インド】SENSEX指数 59500.41 +0.29%
30日のインドSENSEX指数は強含み。前日比169.51ポイント高(+0.29%)の59500.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同44.60ポイント高(+0.25%)の17648.95で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再びプラス圏に回復した。前日の欧米株高を受け、インド株も買いが先行。また、高級賃貸物件の需要が増加しているとの報告も同セクターの支援材料となった。ほかに、景気対策への期待が高まっていることが対象銘柄の物色手掛かり。なお、2023年度予算は2月1日に発表される予定だ。
【中国本土】上海総合指数 3269.32 +0.14%
春節(旧正月)連休明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.50ポイント高(+0.14%)の3269.32ポイントと小幅ながら4営業日続伸した。
経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院(内閣に相当)は28日の常務会議で、「中国経済の着実な回復を後押しするため、消費促進策の完全な実行を要する」との認識を示した。地方政府は春節(旧正月)明けに、大規模な景気対策を相次ぎ発表している。また、連休中の消費活動が活発化する中、国内景気の早期持ち直しも期待された。ただ、上値は重い。指数は昨年8月以来の高値水準を回復しただけに、売り圧力が意識された。また、あす31日、1月の中国PMI(国家統計局などが集計)が公表されることも気がかり材料となっている。
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