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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、中盤はプラス圏を回復する場面もあった
配信日時:2024/05/22 09:22
配信元:FISCO
*09:22JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、中盤はプラス圏を回復する場面もあった
【ブラジル】ボベスパ指数 127411.55 -0.27%
21日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比399.37ポイント安(-0.27%)の127411.55で引けた。日中の取引レンジは127205.34-128271.87となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。原油価格と通貨レアルの同時安が圧迫材料。また、成長予想の下方修正なども引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、一部銘柄に買い戻しがやや優勢となった。また、米株高なども支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3428.38 -1.14%
21日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.71ポイント安(-1.14%)の3428.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは3409.92-3460.19となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りは継続。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。このほか、欧州市場の下落を受け、ロシア株への売り圧力が高まった。
【インド】SENSEX指数 73953.31 -0.07%
21日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比52.62ポイント安(-0.07%)の73953.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.05ポイント高(+0.12%)の22529.05で取引を終えた。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。また、需給関係のミスマッチでインフレ率の高止まりが10月まで続くとの予想も嫌気された。このほか、1-3月期のGDP成長率が前期の8.4%から6.7%まで鈍化するとの観測も圧迫材料。23年度の成長率は6.9-7.0%になると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3157.97 -0.42%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.18ポイント安(-0.42%)の3157.97ポイントと4日ぶりに反落した。
利食い売りにおされる流れ。上海総合指数は前日まで上昇し、約8カ月半ぶりの高値水準を回復した。当局はこのところ、不動産支援策を相次ぎ投入するなど経済対策を強めていたが、いったん好材料が出尽くしたとの見方もある。また、重要経済指標の発表はほぼ一巡し、新規の手がかりにも乏しい。この先は、来週27日に4月の工業企業利益、31日に5月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が予定されているだけとなる。
<CS>
21日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比399.37ポイント安(-0.27%)の127411.55で引けた。日中の取引レンジは127205.34-128271.87となった。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。原油価格と通貨レアルの同時安が圧迫材料。また、成長予想の下方修正なども引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。連日の下落で値ごろ感が強まり、一部銘柄に買い戻しがやや優勢となった。また、米株高なども支援材料となった。
【ロシア】MOEX指数 3428.38 -1.14%
21日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.71ポイント安(-1.14%)の3428.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは3409.92-3460.19となった。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りは継続。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。このほか、欧州市場の下落を受け、ロシア株への売り圧力が高まった。
【インド】SENSEX指数 73953.31 -0.07%
21日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比52.62ポイント安(-0.07%)の73953.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同27.05ポイント高(+0.12%)の22529.05で取引を終えた。
中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。また、需給関係のミスマッチでインフレ率の高止まりが10月まで続くとの予想も嫌気された。このほか、1-3月期のGDP成長率が前期の8.4%から6.7%まで鈍化するとの観測も圧迫材料。23年度の成長率は6.9-7.0%になると予測されている。
【中国本土】上海総合指数 3157.97 -0.42%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.18ポイント安(-0.42%)の3157.97ポイントと4日ぶりに反落した。
利食い売りにおされる流れ。上海総合指数は前日まで上昇し、約8カ月半ぶりの高値水準を回復した。当局はこのところ、不動産支援策を相次ぎ投入するなど経済対策を強めていたが、いったん好材料が出尽くしたとの見方もある。また、重要経済指標の発表はほぼ一巡し、新規の手がかりにも乏しい。この先は、来週27日に4月の工業企業利益、31日に5月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が予定されているだけとなる。
<CS>
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