注目トピックス 外国株ニュース一覧

注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、追加の利上げ懸念 【ブラジル】ボベスパ指数 103412.09 -2.09%4日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2204.79ポイント安(-2.09%)の103412.09で取引を終了した。105626.7から102835.2まで下落した。横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。追加の利上げ懸念が圧迫材料となり、ブラジル株に売りが広がった。なお、ブラジル中央銀行は次回の金融政策決定会合で150pb(ベーシスポイント)の利上げを計画していると報じられた。また、レアル安の進行や財政不安なども警戒された。【ロシア】休場【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3526.87 +0.81%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.33ポイント高(+0.81%)の3526.87ポイントと4日ぶりに反発した。自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数はこのところ下落ピッチが速く、足もとで約2カ月ぶりの安値水準を切り下げていた。米国の早期利上げ観測後退も好感されている。指数は引けにかけて上げ幅を広げた。 <FA> 2021/11/05 09:45 注目トピックス 外国株 この記事は削除されました この記事は削除されました <FA> 2021/11/04 17:06 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、「ゼロコロナ政策」を推進 【ブラジル】ボベスパ指数 105616.88 +0.06%3日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比66.02ポイント高(+0.06%)の105616.88で取引を終了した。104204.7から106754.4まで上昇した。小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。米株高が好感され、ブラジル株も買われた。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果では、資産購入の縮小開始計画を発表も早期の利上げを示唆しなかったことも支援材料。一方、大幅な利上げ懸念が指数の上値を抑えた。弱りレアルやインフレ率の加速を受け、ブラジル中央銀行が次回の金融政策決定会合で150pb(ベーシスポイント)の利上げを計画していると報じられた。【ロシア】MOEX指数 4184.87 -0.54%3日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比22.66ポイント安(-0.54%)の4184.87で取引を終了した。4192.14から4158.17まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)結果の公表を控え、慎重ムードも強い。ほかに、弱い経済指標が足かせとなった。10月のマークイットサービス業購買担当者景気指数(PMI)は48.8となり、前月の50.5と予想の49.7を下回った。【インド】SENSEX指数 59771.92 -0.43%3日のインドSENSEX指数は続落。前日比257.14ポイント安(-0.43%)の59771.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同59.75ポイント安(-0.33%)の17829.20で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。外国人の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日までに11日連続の売り越しとなった。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果まちのなか、積極的な買いは手控えられた。【中国本土】上海総合指数 3498.54 -0.20%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.09ポイント安(-0.20%)の3498.54ポイントと3日続落している。約2カ月ぶりの安値水準を切り下げた。新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。国家衛生健康委員会の最新発表(3日付)によると、2日に新たに確認された感染者は109人となった。新規感染者が100人を超えるのは、今年8月10日以来、約3カ月ぶり。うち93人が国内での感染者で、国内感染者の数が急速に増えている(前日は54人)。北京冬季オリンピックの開催を来年に控えていることもあり、政府は「ゼロコロナ政策」を推進。各地で行動規制が強化される中、経済活動の停滞が懸念される状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。このところの下落基調を受け、自律反発狙いの買いも散見され、指数はプラス圏で推移する場面もあった。 <FA> 2021/11/04 09:56 注目トピックス 外国株 2日のスイスフラン・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○スイスフラン・円 (予想レンジ:124.80円-125.80円)【買い要因】・ユーロ高・円安・米国の低金利政策は長期化の公算・米利上げはインフレ率の大幅上昇が必要との見方・米国の雇用拡大ペースの減速【売り要因】・スイス中央銀行は通貨高阻止で積極的な為替介入を継続へ・中東情勢の安定化・米長期金利の上昇・ユーロ安・円高の相場展開■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:スイスフラン・円 (終値 125.38円)・HBOP               126.75・ボリンジャー+2σ       126.27・ピボット R2          126.11・ピボット R1          125.75・終値               125.38・ピボット P           125.11・ピボット S1          124.75・転換線             124.50・5日移動平均          124.49・ピボット S2          124.11・LBOP               123.75・ボリンジャー20日移動平均 123.06・21日移動平均         122.91・基準線             122.25・55日移動平均         120.85・90日移動平均         120.58・ボリンジャー-2σ       119.85・200日移動平均         119.64・先行スパン 2         119.38・先行スパン 1         118.91*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:33 注目トピックス 外国株 2日の豪ドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○豪ドル・円 (予想レンジ:85.30円-86.30円)【買い要因】・雇用情勢の改善・資源価格の上昇・貿易・経常黒字は高水準を維持【売り要因】・中国経済の先行き不安・米国金利の先高観・利上げは2024年以降との見方・資源価格の下落■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:豪ドル・円 (終値 85.77円)・ボリンジャー+2σ       87.50・HBOP               86.51・ピボット R2          86.28・ピボット R1          86.03・ピボット P           85.80・終値               85.77・5日移動平均          85.68・ピボット S1          85.55・転換線             85.43・ピボット S2          85.32・LBOP               85.06・ボリンジャー20日移動平均 84.25・21日移動平均         84.09・基準線             83.08・200日移動平均         82.72・55日移動平均         81.72・90日移動平均         81.68・ボリンジャー-2σ       81.00・先行スパン 1         79.99・先行スパン 2         79.96*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:32 注目トピックス 外国株 2日のNZドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○NZドル・円 (予想レンジ:81.40円-82.40円)【買い要因】・追加利上げ観測・4-6月期雇用統計の改善・4-6月期GDP成長率は予想を上回る【売り要因】・中国経済の先行き不安・一部地域における都市封鎖措置継続・米長期金利の上昇・主要国の株安■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:NZドル・円 (終値 81.91円)・ボリンジャー+2σ       83.86・HBOP               82.96・ピボット R2          82.59・ピボット R1          82.25・終値               81.91・ピボット P           81.87・5日移動平均          81.76・転換線             81.75・ピボット S1          81.53・ピボット S2          81.15・LBOP               80.81・ボリンジャー20日移動平均 80.25・21日移動平均         80.11・基準線             79.47・55日移動平均         78.31・90日移動平均         77.82・200日移動平均         77.73・先行スパン 1         76.97・ボリンジャー-2σ       76.64・先行スパン 2         76.61*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:31 注目トピックス 外国株 2日のドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○ドル・円 (予想レンジ:113.50円-114.50円)【買い要因】・米国の債務上限は12月上旬まで一時的に引き上げ・2022年末までに米政策金利は1%になる可能性・原油高・米量的緩和策は11月にも縮小開始の公算・中国経済の先行き不安で安全逃避のドル買い【売り要因】・半導体などの原材料不足は解消されず・米国の雇用拡大ペースは鈍化するとの見方・国際通貨基金は2021年の米国経済見通しを引き下げ・原油安■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:ドル・円 (終値 114.00円)・ボリンジャー+2σ       115.35・HBOP               114.87・ピボット R2          114.65・ピボット R1          114.33・ピボット P           114.11・終値               114.00・転換線             113.98・5日移動平均          113.90・ピボット S1          113.79・ピボット S2          113.57・ボリンジャー20日移動平均 113.43・21日移動平均         113.31・LBOP               113.25・基準線             112.62・ボリンジャー-2σ       111.50・55日移動平均         111.32・90日移動平均         110.86・先行スパン 1         110.09・先行スパン 2         109.89・200日移動平均         109.47*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:31 注目トピックス 外国株 2日のユーロ・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○ユーロ・円 (予想レンジ:131.80円-132.80円)【買い要因】・インフレの上方リスク・量的緩和策の段階的な縮小・雇用情勢の改善傾向・ECBは2022年末までに利上げ実施も【売り要因】・ECBの大規模金融緩和策は長期間継続へ・ウイルス感染拡大で景気回復に遅れも・ユーロ圏のインフレ加速の可能性低下・ドイツの企業景況感悪化■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:ユーロ・円 (終値 132.31円)・ボリンジャー+2σ       134.28・HBOP               133.40・ピボット R2          132.92・ピボット R1          132.62・転換線             132.52・終値               132.31・5日移動平均          132.24・ピボット P           132.14・ピボット S1          131.84・ボリンジャー20日移動平均 131.56・21日移動平均         131.43・ピボット S2          131.36・LBOP               131.06・基準線             130.91・200日移動平均         130.28・55日移動平均         130.17・90日移動平均         130.17・先行スパン 2         129.34・先行スパン 1         129.14・ボリンジャー-2σ       128.84*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:30 注目トピックス 外国株 2日の南アランド・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○南アランド・円 (予想レンジ:7.10円-7.70円)【買い要因】・ウイルスワクチン開発の進展・11月に利上げ実施の可能性・米国の低金利政策は長期化の公算・欧米株高【売り要因】・新型コロナウイルスの感染拡大懸念・欧米株安・中国経済の先行き不安・政府債務の増大懸念■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:南アランド・円 (終値 7.424円)・ボリンジャー+2σ       7.937・転換線             7.666・基準線             7.647・ボリンジャー20日移動平均 7.625・HBOP               7.624・21日移動平均         7.613・ピボット R2          7.566・90日移動平均         7.550・55日移動平均         7.534・5日移動平均          7.526・200日移動平均         7.524・ピボット R1          7.495・先行スパン 1         7.492・先行スパン 2         7.466・ピボット P           7.436・終値               7.424・ピボット S1          7.365・ボリンジャー-2σ       7.312・ピボット S2          7.307・LBOP               7.236*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:29 注目トピックス 外国株 2日のカナダドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○カナダドル・円 (予想レンジ:91.60円-92.60円)【買い要因】・ウイルスワクチン接種拡大・カナダ中銀は量的緩和策を終了・原油価格の高止まり・米国の低金利政策は長期化の公算【売り要因】・中国経済の先行き不安・原油価格の下落・米長期金利の下げ渋り・カナダ中銀総裁は通貨高を懸念■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:カナダドル・円 (終値 92.17円)・ボリンジャー+2σ       93.99・HBOP               92.85・ピボット R2          92.67・ピボット R1          92.42・ピボット P           92.24・終値               92.17・転換線             92.14・5日移動平均          92.06・ピボット S1          91.99・ピボット S2          91.81・LBOP               91.55・ボリンジャー20日移動平均 91.34・21日移動平均         91.19・基準線             90.10・ボリンジャー-2σ       88.70・55日移動平均         88.53・90日移動平均         88.32・200日移動平均         87.69・先行スパン 2         86.57・先行スパン 1         86.44*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:29 注目トピックス 外国株 2日のポンド・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン ○ポンド・円 (予想レンジ:155.00円-156.30円)【買い要因】・英国の政策金利は2022年中に上昇も・英国(イングランド)は社会的距離の制限解除・欧州経済の回復期待・米国の低金利政策は長期化の公算【売り要因】・ウイルス変異株の感染増加が経済活動を抑制する可能性・複数のエネルギー会社の破綻・米長期金利の上昇・英中央銀行の金融緩和策は長期間継続の可能性■支持抵抗ライン支持抵抗ライン:ポンド・円 (終値 155.81円)・ボリンジャー+2σ       159.51・HBOP               157.22・転換線             156.92・ピボット R2          156.86・5日移動平均          156.40・ピボット R1          156.33・ピボット P           155.97・終値               155.81・ピボット S1          155.45・ボリンジャー20日移動平均 155.41・21日移動平均         155.20・ピボット S2          155.09・LBOP               154.56・基準線             153.73・55日移動平均         152.63・90日移動平均         152.53・200日移動平均         151.64・ボリンジャー-2σ       151.32・先行スパン 2         150.96・先行スパン 1         150.74*HBOP=High Break Point*LBOP=Low Break Point*日本時間6:00現在のNY終値を使用 <FA> 2021/11/02 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 105550.9 +1.98%1日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2050.2ポイント高(+1.98%)の105550.9で取引を終了した。103513.6から106135.9まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、追加利上げ観測が引き続き懸念材料。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象にまとめた調査では、政策金利であるセリック金利が年末まで現在の7.75%から9.25%に引き上げられるという結果が示された。2022年末には10.25%まで引き上げられると予測され、2ケタの金利予想は初となる。【ロシア】MOEX指数 4221.49 +1.72%1日のロシア株式市場は5日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比71.49ポイント高(+1.72%)の4221.49で取引を終了した。4155.24から4224.51まで下落した。買いが先行した後はあげ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、新型コロナウイルス感染の再拡大に伴う各地での行動制限が引き続き懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 60138.46 +1.40%1日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比831.53ポイント高(+1.40%)の60138.46、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同258.00ポイント高(+1.46%)の17929.65で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、政府がインフラ投資を強化する方針を示したことが対象セクターの支援材料。政府はこのほど、2024年度までパイプラインの整備に111兆ルピー(約168億円)を投入する方針を示した。また、景気対策への期待なども指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3544.48 -0.08%週明け1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.86ポイント安(-0.08%)の3544.48ポイントと反落している。中国景気回復のペース鈍化が警戒される流れ。10月31日に公表された10月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.2となり、市場予想(49.7)に反して前月の49.6から低下した。景況判断の分かれ目となる50を前月に続き割り込んでいる。取引時間中に公表された民間集計の製造業PMIが上振れたものの、投資家の不安心理を完全に払しょくするには至らなかった。指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、引けにかけて再びマイナスに転じている。 <FA> 2021/11/02 09:25 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日続落、首都モスクワでのロックダウン実施 【ブラジル】ボベスパ指数 103500.71 -2.09%29日のブラジル株式市場は4日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2204.25ポイント安(-2.09%)の103500.71で取引を終了した。105954.4から103429.8まで下落した。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ実施が引き続き嫌気され、売りが継続。また、インフレ高進に伴う追加の利上げ観測も株式市場の圧迫材料となった。一方、内需関連の買いが広がったことが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 4150.00 -0.95%29日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比39.66ポイント安(-0.95%)の4150.00で取引を終了した。4186.70から4116.29まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。首都モスクワでのロックダウン(都市封鎖)実施が引き続き嫌気された。また、MOEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が継続。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。また、企業業績の改善なども好感された。【インド】SENSEX指数 59306.93 -1.13%29日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比677.77ポイント安(-1.13%)の59306.93、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同185.60ポイント安(-1.04%)の17671.65で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インド株の格下げが引き続き嫌気された。モルガン・スタンレー証券(MS)は最新リポートで、インド株をこれまでの「オーバーウエイト」から「イコールウエイト」に引き下げた。米金融緩和の縮小観測を受け、新興国市場での投資コストが上昇すると指摘した。また、インフレ高進が消費者意欲を低下させる恐れがあるとの指摘も小売セクターの売り圧力を強めた。【中国本土】上海総合指数 3547.34 +0.82%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.92ポイント高(+0.82%)の3547.34ポイントと4日ぶりに反発している。自律反発狙いの買いが先行。上海総合指数は前日まで3日続落し、足もとでは約2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。もっとも上値は重い。新型コロナウイルス感染再拡大を背景に、中国経済の回復ペース鈍化が警戒されている。また週末31日に10月の製造業購買担当景気指数(PMI)の発表を控え結果を見極めたいとするムードも漂った。 <CS> 2021/11/01 09:45 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続落、利上げの実施が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 105705.00 -0.62%28日のブラジル株式市場は3日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比658.1ポイント安(-0.62%)の105705.00で取引を終了した。107209.6から105282.4まで下落した。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。利上げの実施が嫌気され、売りが継続。ブラジル中央銀行は28日日本時間午前6時30日、市場予想通り政策金利であるセリック金利をこれまでの6.25%から7.75%まで引き上げると発表した。また、アジア市場の下落なども警戒材料。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、内需関連に買い戻しが目立った。【ロシア】MOEX指数 4189.66 -0.94%28日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比39.87ポイント安(-0.94%)の4189.66で取引を終了した。4220.23から4157.39まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。資源銘柄の下落が指数の下げを主導した。ブレント原油価格が不安定な値動きを示したことが圧迫材料となったもようだ。また、アジア市場の下落なども足かせに。一方、経済指標の改善が指数をサポートした。9月の鉱工業生産は前年同月比で6.8%上昇し、前月の4.6%(改定値)と予想の4.6%を上回った。【インド】SENSEX指数 59984.70 -1.89%28日のインドSENSEX指数は大幅続落。前日比1158.63ポイント安(-1.89%)の59984.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同353.70ポイント安(-1.94%)の17857.25で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。相次いでのインド株の格下げが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。野村インターナショナルやUBSグループに続き、モルガン・スタンレー証券(MS)もインド株を格下げた。【中国本土】上海総合指数 3518.42 -1.23%28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比43.89ポイント安(-1.23%)の3518.42ポイントと3日続落している。約2カ月ぶりの安値水準に落ち込んだ。商品市況安が逆風。鄭州商品取引所の石炭先物価格は、先週19日に付けた過去最高値(1982.00人民元)から、28日は1033.88人民元(約1万8400円)まで下落している。1週間余りで47.6%も急落した。また、上海商品取引所でも主要な非鉄や鉄筋の先物が軒並み安で推移している。新型コロナウイルス感染再拡大を背景に、中国経済の回復ペース鈍化も懸念される状況。秋の行楽シーズンを迎えた中国では、ツアー客を起点とする感染拡大が続いている。一部の地域では、行動規制が導入された。 <CS> 2021/10/29 09:44 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国経済の回復鈍化が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 106363.10 -0.05%27日のブラジル株式市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比56.43ポイント安(-0.05%)の106363.10で取引を終了した。108224.5から106044.7まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤売りに押された。大幅な利上げ懸念が引き続き圧迫材料となり、終盤はマイナス圏に転落。また、原油価格の下落も資源セクターの売り材料となった。一方、最近の下落で値ごろ感が強まり、前半は幅広い銘柄に買い戻しが広がった。【ロシア】MOEX指数 4229.53 -0.15%27日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比6.34ポイント安(-0.15%)の4229.53で取引を終了した。4,234.99から4190.68まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油価格の下落が足かせとなり、資源の一角に売りが広がった。一方、銀行や通信企業の好業績報告が指数を下支えした。VTB銀行(VTBR)はこのほど、7-9月期は330%増益だと発表した。また、ネット検索大手ヤンデックス(YNDX)も7-9月期に予想以上の増収を報告した。【インド】SENSEX指数 61143.33 -0.34%27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比206.93ポイント安(-0.34%)の61143.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同57.45ポイント安(-0.31%)の18210.95で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせ。FIIはこの日までに7日連続の売り越しとなった。また、ガソリンなど石油製品や食料品価格の上昇を受け、祭り期間の消費意欲が低下する恐れがあるとの見方も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3562.31 -0.98%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.33ポイント安(-0.98%)の3562.31ポイントと続落している。中国経済の回復鈍化が警戒される流れ。国内では新型コロナウイルス感染が再び拡大しつつあり、行動規制も一部で強化された。中でも内モンゴルでは、都市封鎖により観光客約9700人が足止めされたと伝わっている。米中関係の悪化懸念も再燃。中国共産党系メディアの環球時報は27日、「台湾問題を巡り、米国が新たな攻撃を始めた」と非難している。また、米連邦捜査局(FBI)が現地時間26日、サイバー攻撃に関連した捜査で、電子決済端末メーカー、百富環球科技(PAXグローバル・テクノロジー:327/HK)のフロリダオフィスに立ち入ったことも分かった。 <CS> 2021/10/28 09:36 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続伸、景気回復期待が高まっていることが好感 【ブラジル】ボベスパ指数 106419.53 -2.11%26日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比2295.02ポイント安(-2.11%)の106419.53で取引を終了した。108713.3から106320.6まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速に伴う大幅な利上げ懸念が高まっている。10月の拡大消費者物価指数(IPCA-15)は10.34%となり、前月の10.05%と予想の10.11%以上に加速したほか、10月のデータとしては1995年以来の高水準となった。なお、2021年年末、22年年末の政策金利予想は、それぞれ8.75%、9.5%まで引き上げられている。【ロシア】MOEX指数 4235.87 -0.45%27日のロシア株式市場は3日ぶりに小反落。主要指標のMOEX指数は前日比19.11ポイント安(-0.45%)の4235.87で取引を終了した。4259.83から4233.80からまで下落した。売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢となった。また、9月の主要な経済指標が週後半に発表されるため、慎重むーども強い。一方、海外市場や原油価格の上昇が指数を下支えしている。【インド】SENSEX指数 61350.26 +0.63%26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比383.21ポイント高(+0.63%)の61350.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同143.00ポイント高(+0.79%)の18268.40で取引を終えた。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。景気回復期待が高まっていることが好感された。野村インターナショナルは最新リポートで、インドの経済データが7-9月期に一連の回復を示したと指摘した。また、海外機関投資家は、2021年度のインドの成長率が9.5%まで回復すると予測。このほか、電力不足懸念の後退などが指数をサポートした。エネルギー大臣はこのほど、国内で電力不足が発生していないと強調した。【中国本土】上海総合指数 3597.64 -0.34%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比12.23ポイント安(-0.34%)の3597.64ポイントと反落している。中国不動産業の不透明感が強まる流れ。不動産開発会社の当代置業(1107/HK)は26日、25日に期限を迎えた米ドル建て社債の元利払い不能に陥ったことを明らかにした。また、不動産税(個人向け固定資産税)が一部都市で試験導入されることも引き続き懸念されている。中国経済対策の期待感などで買い先行したものの、上値は重く、指数は中盤に入りマイナスに転じている。 <CS> 2021/10/27 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、ブレント原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 108714.55 +2.28%25日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2418.37ポイント高(+2.28%)の108714.55で取引を終了した。106295.7から109372.00まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、海外株高なども支援材料。一方、大幅な利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した最新調査では、政策金利であるセリック金利が2021年年末、22年年末まで、それぞれ8.75%、9.5%に引き上げられるという予想が出ている。また、21年年末と22年年末のインフレ予想も、それぞれ8.96%、4.40%に引き上げられた。ともに政府が設定したインフレ目標を上回っている。【ロシア】MOEX指数 4254.98 +1.38%25日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比58.02ポイント高(+1.38%)の4254.98で取引を終了した。4,184.74から4,254.98まで上昇した。朝方はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。ブレント原油価格はこの日、1バレル当たり86米ドル(約9718円)まで上昇し、2018年以来の高値水準を更新した。また、追加ルーブル高や海外株高なども支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60967.05 +0.24%25日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反発。前日比145.43ポイント高(+0.24%)の60967.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.50ポイント高(+0.05%)の18125.40で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまでプラス圏で推移した。企業業績の改善報告が好感された。上場企業222社は7-9月期に平均で24.1%増益だと報告されている。また、2021年度の財政赤字目標「同年度の国内総生産(GDP)の6.8%以内」が実現できるとの見方も支援材料。政府関係者はこのほど、税収の大幅増加を受け、財政赤字目標は実現できるとの見方を示した。ほかに、両指数とも前日まで4日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。【中国本土】上海総合指数 3609.86 +0.76%週明け25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比27.26ポイント高(+0.76%)の3609.86ポイントと反発している。中国経済対策の期待感が相場を押し上げる流れ。財政部は22日、21年の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)発行枠を前倒しで消化する方針を明らかにした。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は25日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で1900億人民元の資金を市場に供給した。先週後半は連日で差引900億人民元の資金供給を実施していたが、更に増額されている。また、懸念されている電力不足に関しても、政府の対策強化で改善しつつある。石炭先物価格も19日に記録したトン当たり1970人民元から、足もとでは1330人民元(↓32.5%)台に落ち着いた。 <FA> 2021/10/26 09:56 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、インフレ率の加速懸念が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 106296.18 -1.34%22日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1438.83ポイント安(-1.34%)の106296.18で取引を終了した。117749.3から102854.0まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。インフレ率の加速懸念が警戒された。ボルソナーロ大統領はこのほど、石油製品価格の引き上げに干渉しない方針を示した。また、財政や政治不安に対する懸念が払しょくされていないことも引き続き足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4196.96 -0.51%22日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比21.67ポイント安(-0.51%)の4196.96で取引を終了した。4246.22から4196.96まで下落した。前半プラス圏で推移したが、終盤は売りに押された。予想以上の利上げが嫌気された。ロシア中央銀行は22日、政策金利を6.75%から7.50%に引き上げると発表。市場予想は7.00%だった。中銀は、2021年のインフレ予想を5.7-6.2%から7.4-7.9%に引き上げた。一方、欧州市場や原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 60821.62 -0.17%22日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比101.88ポイント安(-0.17%)の60821.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.20ポイント安(-0.35%)の18114.90で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。景気回復ペースの鈍化懸念が引き続き警戒された。インド信用格付大手ICRAは21日、9月のいろんな指標が平均で8月を下回っており、景気回復ペースが遅れる可能性があると指摘した。また、インフレ加速懸念も引き続き圧迫材料。ほかに、外国人投資家(FII)の売り越しも足かせとなった。FIIはこの日、4日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3582.60(-0.34%)22日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比12.18ポイント安(-0.34%)の3582.60ポイントと反落している。商品市況安が嫌気される流れ。資源・エネルギー・素材銘柄が売られ、全体相場の重しとなった。WTI原油先物は20日まで5日続伸し、7年ぶりの高値を付けていたが、期近となった12月限は昨夜、1.1%下げている。ロンドン金属取引所(LME)では、アルミや銅など主要産品の先物が軒並み安。22日の上海商品取引所でも関連商品が下落した。鄭州商品取引所の発電用石炭(一般炭)先物相場も連日で急落している。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。不動産業界を巡る過度な不安の後退、中国人民銀行(中央銀行)による厚めの資金供給が支えだ。 <CS> 2021/10/25 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国人民銀行の資金供給がプラス 【ブラジル】ボベスパ指数 107735.01 -2.75%21日のブラジル株式市場は大幅反落。主要指標のボベスパ指数は前日比3051.42ポイント安(-2.75%)の107735.01で取引を終了した。110767.1から105713.8まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。貧困層向けの支援策に反対し、ボルソナーロ大統領側近4人とエネルギー庁の要人1人が離職したことが警戒され、政治不安が高まった。また、原油や金属先物の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 4218.63 -1.61%21日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比68.89ポイント安(-1.61%)の4218.63で取引を終了した。4282.46から4214.82まで下落した。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を一段と拡大させた。国内での新型コロナウイルス新規感染の増加を受け、首都モスクワが今月28日からロックダウン(都市封鎖)を導入する予定で、計画通りなら昨年6月以来となる。また、原油や金属相場の下落も資源銘柄の売り手がかりとなった。【インド】SENSEX指数 60923.50 -0.55%21日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比336.46ポイント安(-0.55%)の60923.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同88.50ポイント安(-0.48%)の18178.10で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。原油高を背景にインフレ率の加速懸念が改めて警戒された。また、外国人投資家(FII)の売り越しも圧迫材料。FIIはきのう21日まで3日連続の売り越しとなった。ほかに、電力不足の深刻化が製造業の回復ペースを鈍化させるとの懸念が強まった。【中国本土】上海総合指数 3594.78 +0.22%21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.78ポイント高(+0.22%)の3594.78ポイントと反発している。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給がプラス。人民銀は21日、リバースレポ取引を通じ、前日と同様、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。中国経済の減速懸念がくすぶるなか、当局の経済対策に対する期待感も続いている。ただ、上値は重い。インフレ高進の警戒感がくすぶるなか、指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。 <CS> 2021/10/22 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まる 【ブラジル】ボベスパ指数 110786.43 +0.10%20日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比113.67ポイント高(+0.10%)の110786.43で取引を終了した。110175.6から112023.1まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。前日の大幅安を受けた反動から銀行セクターに買い戻しが広がったことが指数をサポート。また、海外市場の上昇なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。財政不安に対する懸念が払しょくされていないことが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4287.52 +0.26%20日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比11.26ポイント高(+0.26%)の4287.52で取引を終了した。4258.14から4290.99まで上昇した。中盤はマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、インフレ率の鈍化も好感された。9月の生産者物価指数(PPI)は26.3%となり、前月の28.6%と予想の29.7%を下回った。一方、利上げ懸念の高まりが指数の上値を抑えた。22日に発表される政策金利について、年6.75%から7.00%に引き上げられると予測されている。【インド】SENSEX指数 61259.96 -0.74%20日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比456.09ポイント安(-0.74%)の61259.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.15ポイント安(-0.83%)の18266.60で取引を終えた。朝方は底堅い展開を示したが、その後は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力は継続。このほか、インフレ加速懸念が引き続き警戒された。【中国本土】上海総合指数 3587.00 -0.17%20日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント安(-0.17%)の3587.00ポイントと反落している。資源価格統制の動きが懸念される流れ。石炭など資源株に売りが先行した。国家発展改革委員会は19日、石炭の急速な値上がりを受け、価格介入の実施を検討する方針を表明。鄭州商品取引所の発電用石炭(一般炭)先物相場は、19日の夜間取引で急落している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済の減速懸念がくすぶるなか、当局の経済対策に対する期待感は根強い状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給も好材料。人民銀は20日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。上海総合指数はプラス圏で推移する場面もみられている。 <CS> 2021/10/21 09:31 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 110672.76 -3.28%19日のブラジル株式市場は大幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比3755.42ポイント安(-3.28%)の110672.76で取引を終了した。114422.2から109947.2まで下落した。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させ、ほぼ全面安の展開となった。財政不安が高まっていることがリスク回避の売りを加速させた。ボルソナロ政権は貧困家庭向けの現金給付策の拡充に踏み切ると報じられた。報道通りなら新たな300億レアル(約6159億円)の追加支出と試算され、憲法が定める歳出上限を破る可能性が高まっている。一方、原油や海外株が上昇したが、指数をサポートするには力不足だった。【ロシア】MOEX指数 4276.26 +0.66%19日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比27.93ポイント高(+0.66%)の4276.26で取引を終了した。4235.81から4279.20まで上昇した。朝方は弱含みの展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も好感され、ロシア株も買われた。一方、景気回復ペースが鈍化するとの政府見解が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 61716.05 -0.08%19日のインドSENSEX指数は8営業日ぶりに小反落。前日比49.54ポイント安(-0.08%)の61716.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同58.30ポイント安(-0.32%)の18418.75で取引を終えた。中盤は堅調な値動きを示したが、終盤はマイナス圏に転落した。両指数とも前日まで7営業日続伸しており、足元での過熱感から利益確定売りがやや優勢。また、米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産買入の縮小(テーパリング)が決定されるなら、インドからの外資流出が加速するとの観測も嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3593.15 +0.70%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.02ポイント高(+0.70%)の3593.15ポイントと反発している。人民元高が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は19日、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元高方向に設定した。上海外国為替市場では、人民元が急上昇し、約4カ月ぶりの水準で推移している。また、成長鈍化の懸念がくすぶるなか、中国経済対策の期待感も高まった。指数は小安くスタートしたが、程なくプラスに転じている。 <CS> 2021/10/20 10:00 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み、中国の成長鈍化が警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 114428.18 -0.19%18日のブラジル株式市場は弱含み。主要指標のボベスパ指数は前日比219.81ポイント安(-0.19%)の114428.18で取引を終了した。114926.9から112840.5まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を縮小させ、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。最大の貿易相手国である中国の成長鈍化が警戒され、売り圧力が高まった。また、中国向けの牛肉輸出が一時停止されていることも対象銘柄の売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。内需関連の上昇などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 4248.33 -0.32%18日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比13.49ポイント安(-0.32%)の4248.33で取引を終了した。4257.83から4225.42まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジで一進一退の展開を示した。中国の成長鈍化などが警戒され、輸出の伸び鈍化懸念が高まった。また、米長期金利の上昇なども圧迫材料。国内では、景気回復ペースが鈍化しているとの政府の見解が嫌気された。経済発展省はこのほど、2021年の成長率が最高4.2%だとの見方を示した。一方、原油価格の上昇などが資源セクターの支援材料となった。【インド】SENSEX指数 61765.59 +0.75%18日のインドSENSEX指数は7営業日続伸。前日比459.64ポイント高(+0.75%)の61765.59、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同138.50ポイント高(+0.76%)の18477.05で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。また、消費の拡大観測や企業業績の改善期待なども好感された。このほか、景気対策への期待が高まっていることが引き続き指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3568.14 -0.12%週明け18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.23ポイント安(-0.12%)の3568.14ポイントと反落している。中国経済の鈍化が懸念される流れ。取引時間中に公表された中国の各種経済統計では、2021年第3四半期(7-9月)の国内総生産(GDP)成長率が前年同期比4.9%にとどまり、市場予想(5.0%)と前四半期実績(7.9%)を下回った。金利高も警戒。18日の中国10年債利回りは急上昇し、約3カ月ぶりの高い水準(一時3.02%)に達した。経済の下押し圧力になると不安視されている。地方政府の不動産売却が細る中、財政悪化も危惧された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。指標下振れを受け、中国経済対策の期待感が強まっている。指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。 <CS> 2021/10/19 10:02 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国の経済対策に期待感が強まっている 【ブラジル】ボベスパ指数 114647.99 +1.29%15日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1462.52ポイント高(+1.29%)の114647.99で取引を終了した。113048.5から114776.1まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。海外株高が好感され、ブラジル株への買いも広がった。また、新型コロナウイルス新規感染者数の減少傾向が続いていることも好感された。一方、弱い経済指標が足かせになった。8月の経済活動指数は前月比でマイナス0.15%となり、前月のプラス0.23%(改定値)と予想のマイナス0.05%を下回った。【ロシア】MOEX指数 4261.82 +0.06%15日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比2.69ポイント高(+0.06%)の4261.82で取引を終了した。4247.79から4282.15まで上昇した。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も支援材料となった。ほかに、中国の景気対策への期待などが好感されよう。一方、指数の上値は重い。利上げ懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3572.37 +0.40%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.09ポイント高(+0.40%)の3572.37ポイントと反発している。中国の経済対策に期待感が強まっている。李克強・首相は14日、「中国の経済成長は足もとで減速しているが、通年発展目標の達成を確信している」と述べた。中国の第3四半期GDP成長率などは、週明け18日に公表される。景気鈍化を不安視した売りが先行したものの、下値は堅く、指数は中盤からプラスに転じた。 <CS> 2021/10/18 09:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日ぶりに反発、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり 【ブラジル】ボベスパ指数 113185.48 -0.24%14日のブラジル株式市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比270.45ポイント安(-0.24%)の113185.48で取引を終了した。113,881.4から112,707.5まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。利上げ懸念が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。海外株高が好感されたほか、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 4259.13 +0.36%14日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比15.21ポイント高(+0.36%)の4259.13で取引を終了した。4,259.13から4,292.68まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、インフレ加速に伴う利上げ懸念が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 61305.95 +0.94%14日のインドSENSEX指数は6日続伸。前日比568.90ポイント高(+0.94%)の61305.95、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.80ポイント高(+0.97%)の18338.55で取引を終えた。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日、2日連続の買い越しとなった。ほかに、景気が着実に回復しているとの見方が好感された。IMFはインド経済が新型コロナウイルス流行の打撃から回復していると指摘した。【中国本土】上海総合指数 3558.28 -0.10%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.48安(-0.10%)の3558.28ポイントに小反落している。9月の新規人民元建て融資や社会融資総量が予想を下回ったことが嫌気された。上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。朝方公表された9月の中国物価統計はまちまちの内容。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比プラス0.7%だった。上昇率は市場予想と前月実績(ともにプラス0.8%)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)は10.7%上昇した。前月実績(プラス9.5%)から加速し、市場予想(プラス10.5%)も超えている。卸売物価高騰が川下産業の経営圧力となるものの、原材料などを扱う川上産業にとっては追い風だ。 <CS> 2021/10/15 09:57 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反発、構造改革の加速観測が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 113455.92 +1.14%13日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1275.45ポイント高(+1.14%)の113455.92で取引を終了した。111807.2から114158.9まで上昇した。売りが先行した後は買い戻され、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。構造改革の加速観測が好感された。電力や郵政事業の民営化法案が年末まで承認されると予測されているほか、燃料税の引き下げ案も年内に承認されると期待されている。また、主要な欧州市場が堅調な値動きを示したことも支援材料。一方、原油価格の下落などが足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4243.92 -0.47%13日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比19.88ポイント安(-0.47%)の4243.92で取引を終了した。4260.44から4189.91まで下落した。売りが先行した後は下げ幅を拡大させたが、終盤はやや買い戻された。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、輸出の伸び鈍化も嫌気された。8月の輸出額は432億米ドル(約4兆8816億円)となり、前月の495億米ドルと予想の465億米ドルを下回った。一方、欧州向けの天然ガス輸出が増加するとの観測が好感された。欧州での天然ガス不足で価格は高騰しており、ロシアの天然ガス大手は輸出の拡大準備を整っていると発言した。【インド】SENSEX指数 60737.05 +0.75%13日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比452.74ポイント高(+0.75%)の60737.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同169.80ポイント高(+0.94%)の18161.75で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。堅調な経済指標が支援材料。8月の鉱工業生産は前年同月比で11.9%増加し、前月の増加率(同)11.5%を上回ったほか、新型コロナウイルス流行前の水準をやや上回った。また、インフレ率の低下も追加の金融緩和期待を高めた。9月のCPI上昇率は4.35%、5カ月ぶり低水準を記録した。【中国本土】上海総合指数 3561.76 +0.42%13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.83ポイント高(+0.42%)の3561.76ポイントと3日ぶりに反発している。景気テコ入れ期待が強まる流れ。インフレ高進や電力不足を背景に、中国の景気鈍化が懸念される中、当局が追加の経済対策を打ち出すとの期待が広がった。指数は安く推移していたが、大引けにかけてプラスに転じている。なお、中国海関総署(税関)が取引時間中に公表した9月の貿易統計はまちまちの内容。輸出の伸びが上振れる一方、輸入の伸びは下振れている。相場に与える影響は限定された。 <CS> 2021/10/14 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国景気の鈍化懸念が改めて意識 【ブラジル】休場【ロシア】MOEX指数 4263.80 -0.38%12日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比16.07ポイント安(-0.38%)の4263.80で取引を終了した。4275.60から4250.03まで下落した。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ加速懸念も追加の金融緩和期待を後退させた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数を下支えした。【インド】SENSEX指数 60284.31 +0.25%12日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比148.53ポイント高(+0.25%)の60284.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同46.00ポイント高(+0.26%)の17991.95で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤にプラス圏を回復した。企業の業績改善期待が高まっていることが支援材料。また、新型コロナウイルス新規感染の落ち着きや景気回復の継続などが引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3546.94 -1.25%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比44.77ポイント安(-1.25%)の3546.94ポイントと続落している。インフレ高進や電力不足を背景に、中国景気の鈍化懸念が改めて意識された。火力発電所が保有する石炭在庫が増加に転じている——と伝えられたものの、各地の電力消費制限は依然として続いている。石炭鉱山が集積する山西省では、洪水被害の広がりで、炭鉱復旧に遅れが出ているようだ。石炭先物価格は連日で過去最高値を更新している。指数は中盤から下げ足を速めた。 <CS> 2021/10/13 09:48 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日続伸、景気対策への期待 【ブラジル】ボベスパ指数 112180.48 -0.58%11日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比652.73ポイント安(-0.58%)の112180.48で取引を終了した。113981.6から112051.8まで下落した。プラス圏で推移した後は終盤はマイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米株安や米成長見通しの下方修正なども嫌気された。国内では、利上げ懸念の高まりが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4279.87 +0.99%12日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比41.87ポイント高(+0.99%)の4279.87で取引を終了した。4247.20から4284.53まで上昇した。高く寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が好感され、ウエートの高い資源銘柄に買いが広がった。また、中国が追加の金融緩和に踏み切るとの観測や日本での新型コロナウイルス新規感染の大幅減少なども支援材料となった。【インド】SENSEX指数 60135.78 +0.13%11日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比76.72ポイント高(+0.13%)の60135.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同50.75ポイント高(+0.28%)の17945.95で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。インド準備銀行(中央銀行)がインフレ予想を下方修正したことが好感された。準備銀は最新リポートで、2021年度の成長予想を9.5%に据え置いたが、同年度のインフレ予想をこれまでの5.7%から5.3%に引き下げた。食品関連のインフレ率の落ち着き観測が指摘された。また、景気対策への期待なども引き続き支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3591.71 -0.01%週明け11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.46ポイント安(-0.01%)の3591.71ポイント3日ぶりに小反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の国家発展改革委員会が8日、報道事業の民営企業参入を禁止する規制案を発表したことで、政府による締め付け懸念が再燃した。米中関係の改善期待などを引き続き手がかりに買い先行したものの、上値は重く、指数は終盤にかけてマイナスに転じている。 <CS> 2021/10/12 10:01 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、ブレント原油価格の上昇が好感 【ブラジル】ボベスパ指数 112833.20 +2.03%8日のブラジル株式市場は4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2247.77ポイント高(+2.03%)の112833.20で取引を終了した。112833.2から112833.2まで上昇した。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。新型コロナウイルス新規感染の減少に伴う一連の規制緩和が好感され、経済活動の回復期待が高まった。また、原油価格の続伸も資源セクターの物色手掛かり。一方、利上げ懸念などが引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4238.00 +0.24%11日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比9.98ポイント高(+0.24%)の4238.00で取引を終了した。4216.72から4254.36まで上昇した。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。ブレント原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、米中関係の改善期待なども輸出の拡大観測を高めた。一方、インフレ加速懸念などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 60059.06 +0.64%8日のインドSENSEX指数は続伸。前日比381.23ポイント高(+0.64%)の60059.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.85ポイント高(+0.59%)の17895.20で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株も買いが先行。また、9月の失業率が前月の37.15%から6.86%まで急速に低下したことも景気の回復期待を高めた。ほかに、消費の拡大期待や景気対策への期待などが指数をサポートした。【中国本土】上海総合指数 3592.17 +0.67%国慶節連休明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.00ポイント高(+0.67%)の3592.17ポイントと続伸した。連休中の好材料を手がかりに買われる流れ。米中関係の改善期待が高まっている。米国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官と中国外交トップの楊潔チ・政治局委員は6日、スイスのチューリッヒで協議し、米中首脳会談のオンライン年内開催で原則合意した。連休中の消費活発化もプラス。専門機関の調べによれば、上海市の連休(1-7日)消費額は、2019年同期から増加し、新型コロナウイルス流行前の水準を回復した。 <CS> 2021/10/11 09:53 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、海外株高が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 110585.43 +0.02%7日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比25.86ポイント高(+0.02%)の110585.43で取引を終了した。110563.3から111521.5まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。海外株高が支援材料となり、ブラジル株にも買いが広がった。また、資源関連の上昇も指数をサポート。原油などの上昇が好感されたもようだ。一方、弱い経済指標が引き続き指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 4228.02 +1.35%7日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比56.31ポイント高(+1.35%)の4228.02で取引を終了した。4179.39から4239.14まで上昇した。終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を再び拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、インフレ率の加速が引き続き足かせとなった。【インド】SENSEX指数 59677.83 +0.82%7日のインドSENSEX指数は反発。前日比488.10ポイント高(+0.82%)の59677.83、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同144.35ポイント高(+0.82%)の17790.35で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。前日の米株高やこの日の主要なアジア市場が堅調な値動きを示していることを受け、インド株も買いが先行。また、格上げ期待の高まりなども支援材料となった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、成長見通しの引き上げと財政赤字の縮小が確認されれば、インドの格上げが可能になると示唆した。【中国本土】休場 <CS> 2021/10/08 09:41 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反落、インフレ率の加速懸念が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 110559.57 +0.09%6日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比101.93ポイント高(+0.09%)の110559.57で取引を終了した。108179.8から110613.8まで上昇した。中盤は下値を模索する展開もみられたが、その後は買い戻された。米株高がブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が足かせとなった。8月の小売売上高は前年同月比で4.1%下落し、前月のプラス5.7%と市場予想のプラス2.1%を下回った。また、インフレ率の高止まりも追加の利上げ懸念を強めた。【ロシア】MOEX指数 4171.71 -1.23%6日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比52.14ポイント安(-1.23%)の4171.71で取引を終了した。4267.29から4163.62まで下落した。買いが先行した後は売りに押され、その後は安値圏でもみ合った。欧州株の下落が警戒され、ロシア株への売りも広がった。また、原油価格の大幅下落もウエートの高い資源銘柄の売り手掛かり。ほかに、インフレ率の加速が追加の金融緩和期待を後退させた。9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.4%上昇し、前月の6.7%と予想の7.3%を上回ったほか、2016年7月以来の高水準を記録した。【インド】SENSEX指数 59189.73 -0.93%6日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比555.15ポイント安(-0.93%)の59189.73、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同176.30ポイント安(-0.99%)の17646.00で取引を終えた。前日の終値近辺で推移した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。インフレ率の加速懸念が嫌気された。原油価格の上昇に伴う原材料や野菜価格が高騰している背景がある。また、外国人投資家(FII)の売り継続も足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】休場 <NH> 2021/10/07 10:46

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