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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、政権交代期待の高まりが支援材料
配信日時:2022/08/05 10:02
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 105892.22 +2.04%
4日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2117.54ポイント高(+2.04%)の105892.22取引を終了した。103776.71から106161.56まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。政権交代期待の高まりが支援材料。10月のブラジル大統領選挙で左派のルラ元大統領を支持する政党が9政党まで増加したとの報道が好感された。ルラ元大統領が勝利した場合、ブラジル政府が停滞していたメルコスール(南アメリカ地域における自由貿易市場の創設を目的とする関税同盟)と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)について、再開される可能性があると期待されている。人権や環境保護、技術に関する一連の条項が追加するという前提条件で行う予定だ。一方、原油価格の下落や米雇用統計の発表などを控え、買い一服後はやや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MICEX指数 2116.58 -0.35%
4日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比7.34ポイント安(-0.35%)の2116.58で取引を終了した。2137.83から2111.87まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いが続かなかった。原油価格の下落を受け、資源銘柄に売りが集中。また、米国がロシアに対して制裁を追加したことを引き続き嫌気された。このほか、新車販売の急減など弱い経済指標が景気の先行き不安を高めた。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、一段の下値を模索する展開はみられなかった。
【インド】SENSEX指数 58298.80 -0.09%
4日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比51.73ポイント安(-0.09%)の58298.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.15ポイント安(-0.04%)の17382.00で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。両指数とも前日まで6日続伸しており、買われすぎ感から利益確定売りがやや優勢。また、経済指標の悪化も懸念材料となった。7月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は55.5となり、4カ月ぶりの低水準を記録した。インフレ高進や需要の伸び鈍化などが主因だと説明された。
【中国本土】上海総合指数 3189.04 +0.80%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.37ポイント高(+0.80%)の3189.04ポイントと3日ぶりに反発した。
台湾を巡る米中緊張の警戒感がやや薄らぐ流れ。ペロシ米下院議長の訪台に抗議し、中国人民解放軍は台湾を囲むように6カ所で大規模な実弾演習を7日まで実施する見通しだが、「本格的な軍事衝突に発展する恐れはかなり少ない」との見方が流れている。また、中国本土では新型コロナウイルス新規感染の落ち着きや、当局の産業支援スタンスが改めて材料視された。
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4日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2117.54ポイント高(+2.04%)の105892.22取引を終了した。103776.71から106161.56まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。政権交代期待の高まりが支援材料。10月のブラジル大統領選挙で左派のルラ元大統領を支持する政党が9政党まで増加したとの報道が好感された。ルラ元大統領が勝利した場合、ブラジル政府が停滞していたメルコスール(南アメリカ地域における自由貿易市場の創設を目的とする関税同盟)と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)について、再開される可能性があると期待されている。人権や環境保護、技術に関する一連の条項が追加するという前提条件で行う予定だ。一方、原油価格の下落や米雇用統計の発表などを控え、買い一服後はやや伸び悩む展開となった。
【ロシア】MICEX指数 2116.58 -0.35%
4日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比7.34ポイント安(-0.35%)の2116.58で取引を終了した。2137.83から2111.87まで下落した。
朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いが続かなかった。原油価格の下落を受け、資源銘柄に売りが集中。また、米国がロシアに対して制裁を追加したことを引き続き嫌気された。このほか、新車販売の急減など弱い経済指標が景気の先行き不安を高めた。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、一段の下値を模索する展開はみられなかった。
【インド】SENSEX指数 58298.80 -0.09%
4日のインドSENSEX指数は7日ぶりに反落。前日比51.73ポイント安(-0.09%)の58298.80、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.15ポイント安(-0.04%)の17382.00で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。両指数とも前日まで6日続伸しており、買われすぎ感から利益確定売りがやや優勢。また、経済指標の悪化も懸念材料となった。7月のS&Pグローバルサービス業購買担当者景気指数(PMI)は55.5となり、4カ月ぶりの低水準を記録した。インフレ高進や需要の伸び鈍化などが主因だと説明された。
【中国本土】上海総合指数 3189.04 +0.80%
4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.37ポイント高(+0.80%)の3189.04ポイントと3日ぶりに反発した。
台湾を巡る米中緊張の警戒感がやや薄らぐ流れ。ペロシ米下院議長の訪台に抗議し、中国人民解放軍は台湾を囲むように6カ所で大規模な実弾演習を7日まで実施する見通しだが、「本格的な軍事衝突に発展する恐れはかなり少ない」との見方が流れている。また、中国本土では新型コロナウイルス新規感染の落ち着きや、当局の産業支援スタンスが改めて材料視された。
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