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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は8日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まる
配信日時:2022/08/12 09:57
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 109717.94 -0.47%
11日のブラジル株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比517.82ポイント安(-0.47%)の109717.94取引を終了した。111309.64から109603.66まで上昇した。
プラス圏でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米国の根強い利上げ観測も外資の流出懸念を高めた。このほか、弱い経済指標が引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油など資源価格の上昇が同セクターの支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2133.11 -0.85%
11日のロシア株式市場は4日ぶり反落。主要指標のMOEX指数は前日比18.39ポイント安(-0.85%)の2133.11で取引を終了した。2174.90から2128.38まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、欧州市場がさえない展開を示したことも売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 59332.60 +0.88%
11日のインドSENSEX指数は上昇。前日比515.31ポイント高(+0.88%)の59332.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同124.25ポイント高(+0.71%)の17659.00で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、米国の利上げペースが加速するとの観測が後退していることも、外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日までに10日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3281.67 +1.60%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比51.65ポイント高(+1.60%)の3281.67ポイントと反発した。
米利上げ加速の懸念が後退し、投資家に買い安心感が広がる流れ。7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、金融当局が利上げペースを拡大するとの警戒感が薄らいだ。中国当局の景気下支えスタンスもプラス。中国人民銀行(中央銀行)は10日、第2四半期(4-6月)の金融政策執行報告を発表し、政策実施の強化と適度な流動性を確保する方針を示した。指数は徐々に上げ幅を広げている。
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11日のブラジル株式市場は8日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比517.82ポイント安(-0.47%)の109717.94取引を終了した。111309.64から109603.66まで上昇した。
プラス圏でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、米国の根強い利上げ観測も外資の流出懸念を高めた。このほか、弱い経済指標が引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油など資源価格の上昇が同セクターの支援材料となった。
【ロシア】MICEX指数 2133.11 -0.85%
11日のロシア株式市場は4日ぶり反落。主要指標のMOEX指数は前日比18.39ポイント安(-0.85%)の2133.11で取引を終了した。2174.90から2128.38まで下落した。
プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、欧州市場がさえない展開を示したことも売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数を下支えした。
【インド】SENSEX指数 59332.60 +0.88%
11日のインドSENSEX指数は上昇。前日比515.31ポイント高(+0.88%)の59332.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同124.25ポイント高(+0.71%)の17659.00で取引を終えた。
高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。前日の欧米市場の上昇に加え、この日のアジア市場が堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、米国の利上げペースが加速するとの観測が後退していることも、外資の流出懸念を緩和させた。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が指数をサポート。FIIはこの日までに10日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3281.67 +1.60%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比51.65ポイント高(+1.60%)の3281.67ポイントと反発した。
米利上げ加速の懸念が後退し、投資家に買い安心感が広がる流れ。7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、金融当局が利上げペースを拡大するとの警戒感が薄らいだ。中国当局の景気下支えスタンスもプラス。中国人民銀行(中央銀行)は10日、第2四半期(4-6月)の金融政策執行報告を発表し、政策実施の強化と適度な流動性を確保する方針を示した。指数は徐々に上げ幅を広げている。
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