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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、海外株高が好感
配信日時:2022/08/15 09:44
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 112764.26 +2.78%
12日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比3046.32ポイント高(+2.78%)の112764.26取引を終了した。109717.94から112764.26まで上昇した。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中景気の先行き不安が緩和されていることも支援材料。国内では、ガソリン税の引き下げに伴うインフレ率の落ち着き観測が大幅な利上げ懸念を後退させた。
【ロシア】MICEX指数 2147.33 +0.67%
12日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.22ポイント高(+0.67%)の2147.33で取引を終了した。2117.08から2150.90まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)が翌13日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。なお、4-6月期のGDP成長率はマイナス4.0%となり、前月のプラス3.5%を下回ったが、予想のマイナス4.7%を上回った。
【インド】SENSEX指数 59462.78 +0.22%
12日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比130.18ポイント高(+0.22%)の59462.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同39.15ポイント高(+0.22%)の17698.15で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ懸念の緩和が好感された。政府はこのほど、商品相場の下落を受け、インフレ率が一段と鈍化するとの見方を示した。また、インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、インフレ率が2023年3月までに5%以下まで鈍化すると予測。このほか、外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料となった。FIIはこの日、11日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3276.89 -0.15%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.78ポイント安(-0.15%)の3276.89ポイントと小反落した。
中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。新規感染が足もとで急増する中、製造業の拠点が集中する複数地域でロックダウン(都市封鎖)が導入された。指標発表も気がかり。中国では週明け15日、7月の各種統計が公表される予定だ(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。金融統計も15日までに報告される。ただ、下値は限定的。企業業績の好調に加え、中国当局の産業支援スタンスなどが相場を支えた。指数は小高く推移する場面もみられている。
<FA>
12日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比3046.32ポイント高(+2.78%)の112764.26取引を終了した。109717.94から112764.26まで上昇した。
横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米中景気の先行き不安が緩和されていることも支援材料。国内では、ガソリン税の引き下げに伴うインフレ率の落ち着き観測が大幅な利上げ懸念を後退させた。
【ロシア】MICEX指数 2147.33 +0.67%
12日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比14.22ポイント高(+0.67%)の2147.33で取引を終了した。2117.08から2150.90まで上昇した。
売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料となったほか、4-6月期の国内総生産(GDP、速報)が翌13日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。なお、4-6月期のGDP成長率はマイナス4.0%となり、前月のプラス3.5%を下回ったが、予想のマイナス4.7%を上回った。
【インド】SENSEX指数 59462.78 +0.22%
12日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比130.18ポイント高(+0.22%)の59462.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同39.15ポイント高(+0.22%)の17698.15で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ懸念の緩和が好感された。政府はこのほど、商品相場の下落を受け、インフレ率が一段と鈍化するとの見方を示した。また、インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、インフレ率が2023年3月までに5%以下まで鈍化すると予測。このほか、外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料となった。FIIはこの日、11日連続の買い越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3276.89 -0.15%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.78ポイント安(-0.15%)の3276.89ポイントと小反落した。
中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安視される流れ。新規感染が足もとで急増する中、製造業の拠点が集中する複数地域でロックダウン(都市封鎖)が導入された。指標発表も気がかり。中国では週明け15日、7月の各種統計が公表される予定だ(小売売上高や鉱工業生産、固定資産投資など)。金融統計も15日までに報告される。ただ、下値は限定的。企業業績の好調に加え、中国当局の産業支援スタンスなどが相場を支えた。指数は小高く推移する場面もみられている。
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