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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、利益確定売りが継続
配信日時:2022/08/23 10:11
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 110500.53 -0.89%
22日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比995.68ポイント安(-0.89%)の110500.53取引を終了した。111486.78から109858.38まで下落した。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。ボベスパ指数が約4カ月ぶりの高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが継続。また、米国の大幅な利上げ懸念の再燃も引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。利上げサイクルが終了に向かっているとの観測が好感された。エコノミストらは22日、2023年末のインフレ予想をこれまでの5.38%から5.33%に引き下げた。インフレ予想の下方修正は8週連続となる。
【ロシア】MICEX指数 2228.11 +1.50%
22日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比32.95ポイント高(+1.50%)の2228.11で取引を終了した。2187.04から2231.22まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。原油や天然ガス価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、通貨ルーブル安も輸出大手の物色手掛かり。このほか、中国の金融緩和スタンスが対中輸出の拡大期待を高めた。一方、米国の金融引き締め懸念の再燃などが足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 58773.87 -1.46%
22日のインド株式市場は続落。前日比872.28ポイント安(-1.46%)の58773.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同267.75ポイント安(-1.51%)の17490.70で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。追加の利上げ懸念が圧迫材料。コアインフレ率が高止まりしているため、2022年度末の政策金利は現在の5.40%から6.00%まで引き上げられると予想されている。また、米国の大幅な利上げ懸念が再燃していることも外資の流出懸念を高めた。このほか、両指数が引き続き4カ月ぶり高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
【中国本土】上海総合指数 3277.79 +0.61%
週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.72ポイント高(+0.61%)の3277.79ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の金利引き下げが買い安心感を誘う流れ。寄り付き前に公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」では、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.30%となり、予想(4.35%)以上に前回(4.45%)から引き下げられた。実質的な政策金利と呼ばれる1年物に関しても、予想ほどではなかったが前回から引き下げられている。国内の電力ひっ迫問題などを不安視した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じた。
<NH>
22日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比995.68ポイント安(-0.89%)の110500.53取引を終了した。111486.78から109858.38まで下落した。
小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。ボベスパ指数が約4カ月ぶりの高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが継続。また、米国の大幅な利上げ懸念の再燃も引き続き警戒された。一方、指数の下値は限定的。利上げサイクルが終了に向かっているとの観測が好感された。エコノミストらは22日、2023年末のインフレ予想をこれまでの5.38%から5.33%に引き下げた。インフレ予想の下方修正は8週連続となる。
【ロシア】MICEX指数 2228.11 +1.50%
22日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比32.95ポイント高(+1.50%)の2228.11で取引を終了した。2187.04から2231.22まで上昇した。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。原油や天然ガス価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。また、通貨ルーブル安も輸出大手の物色手掛かり。このほか、中国の金融緩和スタンスが対中輸出の拡大期待を高めた。一方、米国の金融引き締め懸念の再燃などが足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 58773.87 -1.46%
22日のインド株式市場は続落。前日比872.28ポイント安(-1.46%)の58773.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同267.75ポイント安(-1.51%)の17490.70で取引を終えた。
売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。追加の利上げ懸念が圧迫材料。コアインフレ率が高止まりしているため、2022年度末の政策金利は現在の5.40%から6.00%まで引き上げられると予想されている。また、米国の大幅な利上げ懸念が再燃していることも外資の流出懸念を高めた。このほか、両指数が引き続き4カ月ぶり高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。
【中国本土】上海総合指数 3277.79 +0.61%
週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.72ポイント高(+0.61%)の3277.79ポイントと3日ぶりに反発した。
中国の金利引き下げが買い安心感を誘う流れ。寄り付き前に公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」では、住宅ローン金利の指標となる5年物が4.30%となり、予想(4.35%)以上に前回(4.45%)から引き下げられた。実質的な政策金利と呼ばれる1年物に関しても、予想ほどではなかったが前回から引き下げられている。国内の電力ひっ迫問題などを不安視した売りが先行したものの、指数は程なくプラスに転じた。
<NH>
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