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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反落、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた
配信日時:2022/09/22 09:35
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 111935.86 -0.52%
21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比581.05ポイント安(-0.52%)の111935.86で取引を終了した。113294.37から111380.13まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果で予想通り3会合連続で0.75%の利上げ実施が決定され、米景気後退懸念が高まった。また、原油など資源価格の下落も足かせに。一方、国内の成長予想の上方修正が引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2130.71 -3.83%
21日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比84.96ポイント安(-3.83%)の2130.71で取引を終了した。2186.43から2002.73まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。プーチン大統領の演説が警戒され、リスク回避の売りが継続。大統領は21日のテレビ演説で、予備役を招集する「部分動員」を同日付で開始すると発表し、ロシア軍がウクライナで占領した領土を併合する方針を示した。また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 59456.78 -0.44%
21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比262.96ポイント安(-0.44%)の59456.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.90ポイント安(-0.55%)の17718.35で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。アジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、インフレ率の高止まりや追加の利上げ観測などが引き続き嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3117.18 -0.17%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.23ポイント安(-0.17%)の3117.18ポイントと反落した。
人民元安の進行が不安視される流れ。米金利高を背景に、外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元は節目の7.0人民元を突破し、2020年7月以来の元安水準で推移している。資金流出の不安も高まる状況だ。米連邦準備理事会(FRB)は21日(日本時間22日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。FOMCでは、3会合連続で通常3倍の0.75%利上げが決定される見込みだ。中国景気の先行き不安も高まる。アジア開発銀行(ADB)は21日発表した最新の「アジア経済見通し」で、中国の2022年国内総生産(GDP)成長率予想を4月予測時の5.0→3.3%に下方修正した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の経済活動正常化や、景気テコ入れ策に対する期待感が相場を下支えしている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
<CS>
21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比581.05ポイント安(-0.52%)の111935.86で取引を終了した。113294.37から111380.13まで下落した。
買いが先行した後は前日の終値近辺で推移した。米連邦公開市場委員会(FOMC)結果で予想通り3会合連続で0.75%の利上げ実施が決定され、米景気後退懸念が高まった。また、原油など資源価格の下落も足かせに。一方、国内の成長予想の上方修正が引き続き指数をサポートした。
【ロシア】MICEX指数 2130.71 -3.83%
21日のロシア株式市場は大幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比84.96ポイント安(-3.83%)の2130.71で取引を終了した。2186.43から2002.73まで下落した。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。プーチン大統領の演説が警戒され、リスク回避の売りが継続。大統領は21日のテレビ演説で、予備役を招集する「部分動員」を同日付で開始すると発表し、ロシア軍がウクライナで占領した領土を併合する方針を示した。また、原油価格の下落も資源セクターの足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 59456.78 -0.44%
21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比262.96ポイント安(-0.44%)の59456.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.90ポイント安(-0.55%)の17718.35で取引を終えた。
おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。アジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米長期金利の上昇なども外資の流出懸念を高めた。ほかに、インフレ率の高止まりや追加の利上げ観測などが引き続き嫌気された。
【中国本土】上海総合指数 3117.18 -0.17%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.23ポイント安(-0.17%)の3117.18ポイントと反落した。
人民元安の進行が不安視される流れ。米金利高を背景に、外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元は節目の7.0人民元を突破し、2020年7月以来の元安水準で推移している。資金流出の不安も高まる状況だ。米連邦準備理事会(FRB)は21日(日本時間22日未明)、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を発表する。FOMCでは、3会合連続で通常3倍の0.75%利上げが決定される見込みだ。中国景気の先行き不安も高まる。アジア開発銀行(ADB)は21日発表した最新の「アジア経済見通し」で、中国の2022年国内総生産(GDP)成長率予想を4月予測時の5.0→3.3%に下方修正した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の経済活動正常化や、景気テコ入れ策に対する期待感が相場を下支えしている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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