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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、通貨ルピー安の進行
配信日時:2022/10/11 10:10
配信元:FISCO
【ブラジル】ボベスパ指数 115940.64 -0.37%
10日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比434.61ポイント安(-0.37%)の115940.64で取引を終了した。116840.61から115261.12まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。海外株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米国の大幅な利上げ懸念の再燃も外資の流出懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。政権交代期待の高まりや資源セクターの上昇などがサポート材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1916.97 -1.43%
10日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比27.78ポイント安(-1.43%)の1916.97で取引を終了した。1917.91から1775.04まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅を縮小させた。ガスプロム(GAZP)の急落が指数の足かせに。同社の減配発表が嫌気されたもようだ。また、ウクライナ紛争の長期化など地政学的リスクの高まりや国内経済の低迷なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 57991.11 -0.34%
10日のインドSENSEX指数は続落。前日比200.18ポイント安(-0.34%)の57991.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.65ポイント安(-0.43%)の17241.00で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。通貨ルピー安の進行を受け、インド株に売り圧力が強まった。報告によると、ルピー安を食い止めるため、インド準備銀行(中央銀行)は計1100億米ドルのルピー買い・ドル売りのオペを実施したという。そのため、外貨準備高は約2年ぶりの低水準まで落ち込んでいる。また、成長率の鈍化観測も嫌気された。野村インターナショナルは最新リポートで、2023年度のインド成長率について、22年度の7.0%(予想)から5.2%に鈍化するとの見方を示した。
【中国本土】上海総合指数 2974.15 -1.66%
国慶節連休明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比50.24ポイント安(-1.66%)の2974.15ポイントと4日続落した。4月28日以来、約5カ月半ぶりに心理的節目の3000ポイントを割り込んでいる。
国内景気の先行き不安が強まる流れ。8日に公表された民間集計の9月・中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3となり、市場予想(54.4)以上に前月(55.0)から低下した。景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに割り込んでいる。そのほか、国慶節の大型連休中(10月1-7日)に、国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に増加したこともマイナス。16日に開幕する5年に1度の中国共産党大会を前に、行動抑制強化の懸念も高まっている。米国の対中圧力も警戒。バイデン米政権は7日、中国向けの新たな半導体輸出規制を発表した。指数は徐々に下げ幅を広げている。
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10日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比434.61ポイント安(-0.37%)の115940.64で取引を終了した。116840.61から115261.12まで下落した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。海外株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米国の大幅な利上げ懸念の再燃も外資の流出懸念を高めた。一方、指数の下値は限定的。政権交代期待の高まりや資源セクターの上昇などがサポート材料となった。
【ロシア】MICEX指数 1916.97 -1.43%
10日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比27.78ポイント安(-1.43%)の1916.97で取引を終了した。1917.91から1775.04まで下落した。
終始マイナス圏で推移し、終盤にかけて下げ幅を縮小させた。ガスプロム(GAZP)の急落が指数の足かせに。同社の減配発表が嫌気されたもようだ。また、ウクライナ紛争の長期化など地政学的リスクの高まりや国内経済の低迷なども引き続き圧迫材料となった。
【インド】SENSEX指数 57991.11 -0.34%
10日のインドSENSEX指数は続落。前日比200.18ポイント安(-0.34%)の57991.11、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同73.65ポイント安(-0.43%)の17241.00で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。通貨ルピー安の進行を受け、インド株に売り圧力が強まった。報告によると、ルピー安を食い止めるため、インド準備銀行(中央銀行)は計1100億米ドルのルピー買い・ドル売りのオペを実施したという。そのため、外貨準備高は約2年ぶりの低水準まで落ち込んでいる。また、成長率の鈍化観測も嫌気された。野村インターナショナルは最新リポートで、2023年度のインド成長率について、22年度の7.0%(予想)から5.2%に鈍化するとの見方を示した。
【中国本土】上海総合指数 2974.15 -1.66%
国慶節連休明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比50.24ポイント安(-1.66%)の2974.15ポイントと4日続落した。4月28日以来、約5カ月半ぶりに心理的節目の3000ポイントを割り込んでいる。
国内景気の先行き不安が強まる流れ。8日に公表された民間集計の9月・中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3となり、市場予想(54.4)以上に前月(55.0)から低下した。景況判断の分かれ目となる50を4カ月ぶりに割り込んでいる。そのほか、国慶節の大型連休中(10月1-7日)に、国内で新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅に増加したこともマイナス。16日に開幕する5年に1度の中国共産党大会を前に、行動抑制強化の懸念も高まっている。米国の対中圧力も警戒。バイデン米政権は7日、中国向けの新たな半導体輸出規制を発表した。指数は徐々に下げ幅を広げている。
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