注目トピックス 外国株ニュース一覧
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は上昇、米大統領選通過でリスク回避の動き縮小
*11:00JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は上昇、米大統領選通過でリスク回避の動き縮小
【ブラジル】ボベスパ指数 130340.92 -0.24%6日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比0.24%(319.83ポイント)安の130340.92で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では28が上昇、55が下落、変わらずは3。トランプ氏の米大統領選勝利で通商問題などで米国と対立する可能性があるため、過半数の銘柄が下落。EZTC3などの下げが目立った。【ロシア】MOEX指数 2662.87 +1.77%6日のロシア株式市場は上昇。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比1.77%(46.36ポイント)高の2662.87で引けた。日中の取引レンジは、2650.60-2712.29。米大統領選通過でリスク回避の動きは縮小。トランプ氏勝利に対するネガティブな反応は確認されなかったようだ。【インド】SENSEX指数 80378.13 +1.13%6日のインドSENSEX指数は上昇。前日比901.50ポイント高(+1.13%)の80378.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同270.75ポイント高(+1.12%)の24484.05で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、25が上昇、5が下落、変わらずは0。米大統領選通過で外部環境の改善を期待した買いが観測されており、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)などの上昇が目立った。一方、タイタン(TTAN)などはさえない値動きとなった。【中国本土】上海総合指数 3383.81 -0.09%6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比3.18ポイント安(-0.09%)の3383.81ポイントと3日ぶり反落した。米大統領選の結果が警戒される流れ。開票が始まった米大統領選では、激戦州のうち、ジョージア州やノースカロライナなどで野党・共和党候補のトランプ前大統領が勝利したと伝わった。トランプ候補は以前、「大統領選に勝利したら中国からの輸入品に一律60%超の関税をかける」と発言していただけに、米中関係の更なる悪化も懸念されている。また、米10年債利回りは急上昇し、7月上旬の高水準で推移。外国為替市場では、対米ドルの人民元安が急速に進んでいる。中国からの資金流出も懸念された。
<AK>
2024/11/07 11:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジルは小幅高、原油高受けて過半数が上昇
*10:47JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは小幅高、原油高受けて過半数が上昇
【ブラジル】ボベスパ指数 130660.75 +0.11%5日のブラジル株式市場は小幅高。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比0.11%(145.96ポイント)高の130660.75で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では43が上昇、40が下落、変わらずは3。原油高を受けて過半数の銘柄が上昇。PETZ3などの上昇が目立った。【ロシア】MOEX指数 2616.51 +0.85%5日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比0.85%(22.13ポイント)高の2616.51で引けた。日中の取引レンジは、2600.48-2624.13。利上げの影響は限られており、原油先物が底堅い動きを見せていることなどを好感した買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 79476.63 +0.88%5日のインド株式市場は反発。前日比694.39ポイント高(+0.88%)の79476.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同217.95ポイント高(+0.91%)の24213.30で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、22が上昇、8が下落、変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが入ったようだ。JSWスチール(JSTL)の上昇が目立った。一方、ADSEZは軟調推移。【中国本土】上海総合指数 3386.99 +2.32%5日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比76.78ポイント高(+2.32%)の3386.99ポイントと続伸した。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が引き続き相場の支えとなっている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議が4日に開幕した(8日に閉幕)。会議の決定内容については、最終日に国営メディアが詳細を報じるのが通例で、市場では、10兆人民元(約214兆円)規模の財政政策が打ち出されるとの観測も流れている。中国景況感の改善も追い風。官民で公表された10月の中国製造業PMIが上振れたことに続き、取引時間中に発表された民間集計の財新サービス業PMIは市場予想(50.5)を大幅に上回る52.0で着地している。米大統領選の投開票を5日に控える中、模様眺めスタンスで朝方は安く推移したものの、指数は程なくプラスに転じ、上げ幅を徐々に広げた。
<AK>
2024/11/06 10:47
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
*10:45JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が相場を支える流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 130514.79 +1.87%4日のブラジル株式市場は堅調推移。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比1.87%(2394.04ポイント)高の130514.79で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では80が上昇、5が下落、変わらずは1。米長期金利の低下や原油高を受けて大半の銘柄が上昇。コグナ・エデュ・カカオ(COGN3)は11%超の値上がり。【ロシア】MOEX指数 休場4日のロシア株式市場は祝日のため、休場。【インド】SENSEX指数 78782.24 -1.18%4日のインドSENSEX指数は軟調推移。前日比941.88ポイント安(-1.18%)の78782.24、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは同309.00ポイント安(-1.27%)の23995.35で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、6が上昇、24が下落、変わらずは0。外部環境の悪化を警戒して多くの銘柄が値下がり。ADSEZの下落が目立った。一方、マヒンドラ・マヒンドラ(MM)は堅調推移。【中国本土】上海総合指数 3310.21 +1.17%4日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比38.19ポイント高(+1.17%)の3310.21ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国で4-8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの観測が強まっている。また、官民で公表された景況感指数の上振れも改めて材料視された。あす5日に投開票される米大統領選や(結果判明は早ければ7日)、対外関係の悪化などを懸念し朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は程なくプラスに転じ、引けにかけて上げ幅を広げている。
<AK>
2024/11/05 10:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、前日の欧米市場の下落
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、前日の欧米市場の下落
【ブラジル】ボベスパ指数 129713.33 -0.71%31日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比926.00ポイント安(-0.71%)の129713.33で引けた。日中の取引レンジは129641.78-130797.86となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。利上げ観測が警戒され、売りは継続。また、欧米市場の下落も投資家心理の重しとなった。ほかに、通貨レアル安の進行が足かせとなった。一方、原油価格の上昇や中国の経済指標の改善などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2560.20 -55.1831日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比2.11%安(-55.18)の2560.20となった。日中の取引レンジは2551.20-2593.11となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。欧米株安が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、インフレ率の加速なども引き続き圧迫材料。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 79389.06 -0.69%31日のインドSENSEX指数は続落。前日比553.12ポイント安(-0.69%)の79389.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.50ポイント安(-0.56%)の24205.35で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで24日連続の売り越しとなった。また、前日の欧米市場の下落も投資家心理の重しとなった。【中国本土】上海総合指数 3279.82 +0.42%31日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比13.59ポイント高(+0.42%)の3279.82ポイントと3日ぶりに反発した。中国指標が好感される流れ。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは市場予想(49.9)を上回る50.1に改善し、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに超過した。非製造業PMIは50.2となり、予想(50.3)には届かなかったが、前月(50.0)を上回っている。中国経済対策に対する期待感も支え。11月4-8日に開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、大型財政政策が決定されるとの観測が強まっている。
<CS>
2024/11/01 10:00
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシアは続伸、原油高などが支援材料
*10:15JST 概況からBRICsを知ろう ロシアは続伸、原油高などが支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 130639.33 -0.07%30日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.07%(90.60ポイント)安の130639.33で引けた。日中の取引レンジは130472.60-131026.92となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株の下落が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2615.38 +0.60%30日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.60%(15.72)高の2615.38となった。日中の取引レンジは2592.15-2631.80となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。原油価格の上昇が支援材料。また、経済指標の改善も好感された。9月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の5.1%から6.5%に上昇し、予想の5.7%を上回った。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落が警戒され、指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 79942.18 -0.53%30日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比426.85ポイント安(-0.53%)の79942.18、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同126.00ポイント安(-0.51%)の24340.85で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで23日連続の売り越しとなった。また、証券会社がニフティ構成銘柄の1株当たり利益(EPS)の上昇率予想を下方修正していることも嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3266.24 -0.61%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.17ポイント安(-0.61%)の3266.24ポイントと続落した。前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の鈍化懸念がくすぶっているほか、指標発表も気がかり材料となった。中国では31日(日本時間10時半ごろ)に10月の製造業PMI(国家統計局などが集計)と非製造業PMIが公表される。それに続き、民間集計の財新・中国製造業PMIが11月1日、財新・中国サービス業PMIが5日に発表される予定だ。対外関係の悪化も不安視。バイデン米政権が28日に先端技術分野の対中投資を制限する規制を最終決定したことに関し、中国外交部は29日、「断固反対」と表明し、対抗措置を打ち出すことを示唆した。ほか、欧州連合(EU)は29日夜(現地時間)、中国製電気自動車(EV)に対する関税を最大45.3%に引き上げることを正式に承認している。
<AK>
2024/10/31 10:15
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジルは反落、原油安などが足かせ
*10:17JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは反落、原油安などが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 130729.93 -0.37%29日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.37%(482.65ポイント)安の130729.93で引けた。日中の取引レンジは130,693.36-131,764.70となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が足かせとなったほか、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、欧州市場の下落なども指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正などが引き続き好感されたもようだ。【ロシア】MOEX指数 2599.66 +0.96%29日のロシア株式市場は大幅に6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.96%(24.60)高の2599.66となった。日中の取引レンジは2557.65-2612.94となった。買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、予想以上の利上げが引き続き嫌気された。また、欧州市場の下落なども圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 80369.03 +0.45%29日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比363.99ポイント高(+0.45%)の80369.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同127.70ポイント高(+0.52%)の24466.85で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。上場銀行の業績が順調に伸びていることが好感された。7-9月期の上場銀行の増益率は36%に達していると報告された。また、インド経済が安定的に成長するとの観測も好感された。最新の経済調査結果では、2024年度のインドの成長率が6.5-7.0%になると予測されている。農業の生産高が順調に伸びているほか、祭り期間の需要増、政府歳出の拡大などが挙げられている。【中国本土】上海総合指数 3286.41 -1.08%29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比35.79ポイント安(-1.08%)の3286.41ポイントと3日ぶりに反落した。様子見ムードが漂う流れ。中国企業の業績動向や、指標発表が気がかりだ。本土・香港マーケットでは1-9月期決算の発表が本格化している。ほか、31日に10月の中国製造業PMIなどが公表される予定だ。中国経済の先行きも不安視。中国財政部は28日、今年1-9月の国有企業・国有持株会社の利益総額が前年同期比2.3%減の3兆2487億人民元(約69兆6870億円)に縮小したと報告した。減益率は1-8月の2.1%から0.2ポイント拡大している。
<AK>
2024/10/30 10:17
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国経済対策の期待感が材料視される流れ
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国経済対策の期待感が材料視される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 131212.58 +1.02%28日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1319.26ポイント高(+1.02%)の131212.58で引けた。日中の取引レンジは129,893.71-131,420.56となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想は前回の3.05%から3.08%に上方修正された。24年末時点のインフレ予想は前回の4.50%から4.55%に引き上げられた。一方、原油価格の大幅下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2575.06 -3.21%28日のロシア株式市場は大幅に5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比85.30ポイント安(-3.21%)の2575.06ポイントで引けた。日中の取引レンジは2570.20-2652.12となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。予想以上の利上げが引き続き嫌気された。また、原油価格の大幅安もウエートの高い資源セクター売り手掛かり。一方、欧米市場が堅調な値動きを示したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 80005.04 +0.76%28日のインドSENSEX指数は6日ぶりに反発。前日比602.75ポイント高(+0.76%)の80005.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同158.35ポイント高(+0.65%)の24339.15で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。両指数とも前営業日25日まで5日続落しており、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。また、インフレ率の鈍化観測も好感された。インド準備銀行(中央銀行)は最新リポートで、インフレ率が来年1-3月期から鈍化するとの見通しを示した。準備銀は、2024年度の成長予想を7.2%に据え置いた。これはモディ政権が定めた目標の6.5-7.0%を上回っている。農村部の消費拡大や民間投資の拡大などが挙げられている。【中国本土】上海総合指数 3322.20 +0.68%週明け28日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.50ポイント高(+0.68%)の3322.20ポイントと続伸した。中国経済対策の期待感が材料視される流れ。11月4-8日の日程で開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の第12回会議では、財政出動の具体的な内容が公表されると予想されている。財政部の藍仏安・部長は今月12日の記者会見で、「財政赤字を拡大させる余地がある」と述べ、追加の財政出動で景気を下支えする方針を示した。ただ、上値は限定的。国家統計局が27日付で発表した9月の工業企業利益について、前年同月比で27.1%減少し、減少率が8月の17.8%から9.3ポイント拡大したことが不安視されている。
<CS>
2024/10/29 09:42
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気
【ブラジル】ボベスパ指数 129893.30 -0.13%25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比173.65ポイント安(-0.13%)の129893.30で引けた。日中の取引レンジは129805.95-130529.22となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。10月のFGV消費者信頼感指数は前月の93.7から93.0に低下した。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正や原油価格の上昇がサポート材料となった。2024年7-9月期と10-12月期の成長予想は、それぞれ前回調査の3.3%、2.8%から3.4%、3.0%に上方修正された。【ロシア】MOEX指数 2660.36 -2.14%25日のロシア株式市場は大幅に4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比58.06ポイント安(-2.14%)の2660.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,657.31-2,751.23となった。前半はプラス圏で推移したが、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ほぼ全面安の展開。予想以上の利上げが嫌気され、幅広い銘柄に売りが広がった。ロシア中央銀行は25日、政策金利を年19.00%から21.00%に引き上げると決定。これは予想の20.00%を上回った。一方、原油価格の上昇が中国当局の株式市場の支援策などがサポート材料となった。【インド】SENSEX指数 79402.29 -0.83%25日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比662.87ポイント安(-0.83%)の79402.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同218.60ポイント安(-0.90%)の24180.80で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで20日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測も嫌気された。7-9月期の上場企業の増収率予想は5-7%となり、予想通りなら4年ぶりの低水準となる。【中国本土】上海総合指数 3299.70 +0.59%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.44ポイント高(+0.59%)の3299.70ポイントと反発した。人民元安の一服が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元高方向へと設定した。上海外国為替市場でもオンショア人民元が上昇している。ただ、上値は限定的。本土・香港マーケットで1-9月期決算の発表がスタートする中、企業業績を見極めたいとするスタンスが積極的な売買を手控えさせている。
<CS>
2024/10/28 10:00
注目トピックス 外国株
シーラテクノロジーズ---新ブランドマンション「SYFORME NEXT」を立ち上げ
*16:20JST シーラテクノロジーズ---新ブランドマンション「SYFORME NEXT」を立ち上げ
シーラテクノロジーズは24日、子会社のシーラが、新ブランドマンションの「SYFORME NEXT」を立ち上げたことを発表した。シーラは、ブラックロックのリアルエステート部門が運営する私募ファンドが所有する「SYFORME NEXT MUKOJIMA」を含む、複数の「SYFORME」および「SYFORME NEXT」ブランドの物件に対するプロパティマネジメント(PM)業務および建物管理業務を受託し、今後もさらなる展開を予定している。「SYFORME NEXT」は、先進的なライフスタイルを提供し、次世代の都市居住をリードする独立したブランドとして成長を目指している。シーラは、ブラックロックの私募ファンドとの協業に関する合意を締結し、「SYFORME」4棟を同ファンドへ譲渡している。この協業を通じて、シーラは今後も、ブラックロックのリアルエステート部門に対して日本の不動産プロジェクトへの投資機会を創出し、市場のニーズに即した戦略的な不動産開発および投資をさらに加速させていく。
<AK>
2024/10/25 16:20
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、インドSENSEX指数は4日続落
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日続落、インドSENSEX指数は4日続落
【ブラジル】ボベスパ指数 130066.95 +0.65%24日のブラジル株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比833.84ポイント高(+0.65%)の130066.95で引けた。日中の取引レンジは128798.26-130129.98となった。横ばいで寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、中国当局が景気対策や株式市場の支援策を強化していることも好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、インフレ率の加速なども懸念材料となった。【ロシア】MOEX指数 2734.93 -0.60%24日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.51ポイント安(-0.60%)の2718.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,690.83-2,730.58となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も指数の足かせとなった。一方、経済指標の改善が引き続き支援材料。また、中国当局が景気対策や株式市場の支援策を強めていることも好感された。【インド】SENSEX指数 80065.16 -0.02%24日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比16.82ポイント安(-0.02%)の80065.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.10ポイント安(-0.15%)の24399.40で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。米長期金利の上昇を受け、外資の流出懸念が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで19日連続の売り越しとなった。ほかに、10月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)などが取引時間内に発表されるため、慎重ムードも強まった。なお、10月のHSBC製造業PMIは57.4となり、前月の56.5を上回った。【中国本土】上海総合指数 3280.26 -0.68%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.54ポイント安(-0.68%)の3280.26ポイントと5日ぶりに反落した。米長期金利の上昇が嫌気される流れ。昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続き、約3カ月ぶりの高水準を一時付けた。堅調な米経済指標の発表が続き、米連邦準備理事会(FRB)は利下げペースを緩やかにするとの見方が強まっている。米金利高を受けた対米ドルでの人民元安が懸念される中、本土からの資金流出も不安視される状況だ。また、国際通貨基金(IMF)が中国の2024年経済成長率予測を下方修正するなど、景気懸念もくすぶっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。当局が国内景気や株式市場の支援スタンスを強めていることが相場を支えている。
<CS>
2024/10/25 09:58
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシアは続落、原油安や米長期金利の上昇で
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう ロシアは続落、原油安や米長期金利の上昇で
【ブラジル】ボベスパ指数 129233.11 -0.55%23日のブラジル株式市場は5日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.55%(718.26ポイント)安の129233.11で引けた。日中の取引レンジは128,589.13-129,949.20となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。米長期金利の上昇が警戒され、外資の流出懸念が高まった。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手掛かり。一方、インフレ率の鈍化が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2734.93 -0.74%23日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.74%(20.26ポイント)安の2734.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,730.49-2,755.22となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が支援材料となった。9月の鉱工業生産の増加率は3.2%となり、前月の2.7%を上回った。【インド】SENSEX指数 80081.98 -0.17%23日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比138.74ポイント安(-0.17%)の80081.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.60ポイント安(-0.15%)の24435.50で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで18日連続の売り越しとなった。また、10月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)などが翌24日に発表される予定となり、積極的な買いは手控えられた。【中国本土】上海総合指数 3302.80 +0.52%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比16.94ポイント高(+0.52%)の3302.80ポイントと4日続伸した。株式市場の支援策が引き続き材料視される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設した。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」を正式始動している。また、政府系シンクタンク、中国社会科学院の金融研究所が22日、総額2兆人民元(約42兆6000億円)規模の「株価安定化基金」設立を提言したことも材料視された。
<AK>
2024/10/24 10:20
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジルは続落、欧州株安などが足かせ
*10:25JST 概況からBRICsを知ろう ブラジルは続落、欧州株安などが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 129951.37 -0.31%22日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.31%(410.19ポイント)安の129951.37で引けた。日中の取引レンジは129094.35-130345.51となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。欧州株の下落が指数の足かせに。また、インフレの加速懸念なども圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となったほか、成長予想の上方修正が引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 2755.19 -0.45%22日のロシア株式市場は反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.45%(12.52ポイント)安の2755.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,754.08-2,783.82となった。中盤はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。輸出銘柄の下落が指数の下げを主導。通貨ルーブル高の進行が圧迫材料となったもようだ。また、欧州株安もロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 24472.10 -1.25%22日のインドSENSEX指数は続落。前日比930.55ポイント安(-1.15%)の80220.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同309.00ポイント安(-1.25%)の24472.10で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで17日連続の売り越しとなった。また、上場企業の業績伸びの鈍化観測なども引き続き圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3285.87 +0.54%22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比17.76ポイント高(+0.54%)の3285.87ポイントと3日続伸した。前日までの好地合いを継ぐ流れ。金融緩和や株価対策など、当局の支援策が引き続き支えになっている。市場支援策では、中国人民銀行(中央銀行)が先ごろ、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度を創設。ほか、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため、人民銀から流動性を引き出せるようにするスワップ制度「SFISF」の正式始動を公表した。自社株買いでは、すでに20日までに少なくともA株企業23社が同制度の活用を発表。SFISFの初回オペでは、証券会社など20社が21日、計500億人民元(約1兆600億円)規模の資産交換に応札した。
<AK>
2024/10/23 10:25
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続伸、中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 130361.56 -0.11%21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比137.70ポイント安(-0.11%)の130361.56で引けた。日中の取引レンジは130,156.63-131,123.53となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが優勢となった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、成長予想の上方修正も支援材料。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回の3.01%から3.05%に引き上げられている。【ロシア】MOEX指数 2767.71 0.57%21日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.81ポイント高(+0.57%)の2767.71ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,759.58-2,779.73となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。原油価格の上昇が支援材料。また、通貨ルーブル安の進行も輸出セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落などが足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81151.27 -0.09%21日のインドSENSEX指数は小反落。前日比73.48ポイント安(-0.09%)の81151.27、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同72.95ポイント安(-0.29%)の24781.10で取引を終えた。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。軟調な経済指標が足かせに。7-9月期の経済活動指数は134.3、前期の149.8を下回った。また、7-9月期の上場企業の業績伸び率が前期から鈍化しているとの報告も嫌気された。ほかに、利下げ時期の先送り観測などが引き続きマイナス材料となった。【中国本土】上海総合指数 3268.11 +0.20%週明け21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.55ポイント高(+0.20%)の3268.11ポイントと続伸した。中国の景気支援スタンスが引き続き支えとなる流れ。寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.35→3.10%(予想は3.15%)、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが3.85→3.60%(予想は3.65%)と予想以上に引き下げられた。また、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁は18日、預金準備率の引き下げについても言及している。
<CS>
2024/10/22 09:58
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、企業業績の改善が支援材料
*09:40JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、企業業績の改善が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 130499.26 -0.22%18日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比294.15ポイント安(-0.22%)の130499.26で引けた。日中の取引レンジは130121.08-131724.66となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行が足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。一方、指数の下値は限定的だった。欧米市場の上昇が指数をサポート。また、中国政府が財政出動を追加するとの観測も対中輸出の拡大期待を高めた。【ロシア】MOEX指数 2751.90 -0.42%18日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.63ポイント安(-0.42%)の2751.90ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,744.36-2,770.45となった。朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その勢いは続かなかった。原油価格の下落が指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇が指数をサポートした。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 81224.75 +0.27%18日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比218.14ポイント高(+0.27%)の81224.75、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同104.20ポイント高(+0.42%)の24854.05で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。企業業績の改善が支援材料。IT大手ウィプロ(WIT)はこのほど、7-9月期は21%増益したと発表。また、インフォシスも2024年度の売上予想を3.75-4.50%引き上げた。ほかに、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。【中国本土】上海総合指数 3261.56 +2.91%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比92.18ポイント高(+2.91%)の3261.56ポイントと反発した。中国指標の内容が好感される流れ。取引時間中に公表された各種統計は、中国経済の過度な減速懸念を後退させる内容だった。7-9月GDP成長率のほか、9月の小売売上高や鉱工業生産が予想を上回っている。中国人民銀行(中央銀行)が18日、上場企業の自社株買い、大株主による上場企業株の買い増しを支援する再融資制度の創設を発表したこともプラスだ。また、人民銀の潘功勝・総裁が預金準備率の引き下げについて言及したことも材料視されている。指数は朝方に弱含む場面があったものの、徐々に上げ幅を広げ、後場に入り一段高となった。
<CS>
2024/10/21 09:40
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、資源銘柄の下落が指数の下げを主導
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、資源銘柄の下落が指数の下げを主導
【ブラジル】ボベスパ指数 130793.41 -0.73%17日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比956.31ポイント安(-0.73%)の130793.41で引けた。日中の取引レンジは129901.94-131715.84となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、インフレ率の加速も懸念材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場や原油価格の上昇が指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2763.53 -0.72%17日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比19.93ポイント安(-0.72%)の2763.53ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,763.53-2,795.14となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。資源銘柄の下落が指数の下げを主導。通貨ルーブル高の進行が輸出銘柄の圧迫材料となったもようだ。一方、指数の下値は限定的。欧米株や原油価格の上昇が指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81006.61 -0.61%17日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比494.75ポイント安(-0.61%)の81006.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同221.45ポイント安(-0.89%)の24749.85で取引を終えた。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速懸念が圧迫材料。10月-4月の乾季期間の作物(ラビ作)価格が小幅ながら上昇すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も指数の足かせに。FIIはこの日まで14日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3169.38 -1.05%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.56ポイント安(-1.05%)の3169.38ポイントと反落した。指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす18日(日本時間11時ごろ)、各種経済指標(9月の小売売上高や鉱工業生産などのほか、第3四半期のGDP成長率など)が集中して報告される。注目のGDP成長率に関しては、前四半期(4.7%)から減速するとの見方がコンセンサスだ。中国当局者の会見にも失望感。取引時間中に開かれた住宅都市農村建設部の会見では、未完成の不動産プロジェクトに優先的に銀行が融資する「ホワイトリスト」制度を拡大し、年末までに規模を4兆人民元(約83兆9500億円)に増やす方針などが明らかにされたものの、市場からは「期待に届かなかった」との声も聞かれている。
<CS>
2024/10/18 09:45
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、インフレ率の鈍化が好感
*09:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日続伸、インフレ率の鈍化が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 131749.72 +0.54%16日のブラジル株式市場は3日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比706.45ポイント高(+0.54%)の131749.72で引けた。日中の取引レンジは130780.18-132232.66となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。インフレ率の鈍化が好感され、買いは継続。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も引き続き好感された。ほかに、米株高などが買い安心感を与えた。一方、原油価格の下落などが指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2783.46 -0.80%16日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.33ポイント安(-0.80%)の2783.46ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,781.28-2,827.15となった。プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、インフレ率の落ち着きなどが指数をサポート。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 81501.36 -0.39%16日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比318.76ポイント安(-0.39%)の81501.36、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同86.05ポイント安(-0.34%)の24971.30で取引を終えた。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速が利下げ期待を後退させた。エコノミストらは、9月のインフレ率がインド準備銀行(中央銀行)のインフレ目標4%前後を上回っており、12月の金融政策理事会では利下げが見送られるとみている。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3202.95 +0.05%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.66ポイント高(+0.05%)の3202.95ポイントと小反発した。中国当局の景気支援スタンスが相場を支える流れ。住宅都市農村建設部は17日、財政部と中国人民銀行(中央銀行)の当局者と共に会見を開き、低迷する不動産業界を支援する方針を示す見込みだ。また、財政部が先ごろ、追加の財政出動で景気を下支えする方針を示したことについては、10月末に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の承認を待って、規模など具体的な内容が明らかにされるとの見方もある。ただ、上値は限定的。9月の中国物価統計や貿易統計が予想を下回る中、デフレや景気鈍化が懸念されている。今週18日(日本時間11時ごろ)に公表される各種経済指標(9月の小売売上高や鉱工業生産のほか、第3四半期のGDP成長率など)の内容も気がかり。指数は安く推移する場面もみられている。
<CS>
2024/10/17 09:54
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家心理が悪化する流れ
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、投資家心理が悪化する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 131043.27 +0.03%15日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比38.02ポイント高(+0.03%)の131043.27で引けた。日中の取引レンジは130199.82-131456.51となった。軟調な展開が続いた後は引け間際にプラス圏を回復した。成長予想の上方修正が引き続き支援材料。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測も好感された。一方、欧米市場の下落が指数の足かせに。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 2805.79 +1.17%15日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比32.43ポイント高(+1.17%)の2805.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは2766.79-2810.13となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。通貨ルーブル安の進行で輸出銘柄に買いが広がった。また、経済指標の改善も引き続き支援材料。一方、原油価格や欧米市場の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 81820.12 -0.19%15日のインドSENSEX指数は小反落。前日比152.93ポイント安(-0.19%)の81820.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.60ポイント安(-0.28%)の25057.35で取引を終えた。小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。インフレ率の加速が利下げ期待を後退させた。9月の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(WPI)はそろって前月から加速。なかでもCPI上昇率は5.49%に加速し、9カ月ぶりの高水準を記録した。食料品価格の上昇が指数を押し上げたもようだ。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで12日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3201.29 -2.53%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比83.03ポイント安(-2.53%)の3201.29ポイントと反落した。投資家心理が悪化する流れ。9月の中国物価統計や貿易統計が予想を下回る中、デフレや景気鈍化が懸念された。また、週末18日に各種の経済指標がまとめて公表されることも気がかり材料として意識されている(9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率など)。
<CS>
2024/10/16 09:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えた
*09:56JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小反発、金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えた
【ブラジル】ボベスパ指数 130352.86 +0.30%14日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1012.96ポイント高(+0.78%)の131005.25で引けた。日中の取引レンジは129728.80-131219.61となった。前日の終値近辺ででもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の成長予想が前回調査の3.00%から3.01%に引き上げられた。また、欧米株高も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。インフレ率の加速懸念が指数の足かせとなった。また、原油安なども資源セクターの圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 2761.54 +0.46%14日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比18.84ポイント高(+0.68%)の2773.36ポイントで引けた。日中の取引レンジは2723.30-2788.18となった。軟調な展開が続いた後は後半プラス圏を回復した。欧米株の上昇が買い安心感を与えた。また、中国当局が財政出動を追加するとの観測なども支援材料となった。ほかに、貿易黒字の拡大など経済指標の改善が好感された。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81973.05 +0.73%14日のインドSENSEX指数は小反発。前日比591.69ポイント高(+0.73%)の81973.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同163.70ポイント高(+0.66%)の25127.95で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。インド準備銀行(中央銀行)が金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替えたことが利下げ期待を高めた。また、年内の米利下げ軌道が大幅に変更されないとの観測も指数をサポート。なお、取引中に発表された9月の卸売物価指数(WPI)の上昇率(前年同月比)は前月の1.31%から1.84%に上昇し、予想の2.00%を下回った。取引終了後に発表された9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率(同)は前月の3.65%から5.49%に加速し、予想の5.10%を上回った。【中国本土】上海総合指数 3284.32 +2.07%週明け14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比66.58ポイント高(+2.07%)の3284.32ポイントと反発した。買い戻しが優勢となる流れ。上海総合指数は先週、約2週ぶりの安値を付けていた。中国当局の景気支援策に対する期待感も改めて強まる。週末12日に開かれた財政部の会見では、財政支援で景気を支える方針が示されたが、具体的な規模などに言及がなく、ポジティブサプライズには欠けたものの、市場では、10月末に開かれる全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会の承認を待って、財政出動の規模など具体的な内容が明らかにされる可能性が指摘されている。また、中国工業情報化部の汪江平・副部長は14日午前の記者会見で、第4四半期(10-12月)に関連部門と連携し、消費の促進と内需の拡大を図るための具体的な措置をさらに打ち出す方針を表明した。デフレ懸念が強まったことなどを嫌気し(9月の中国物価統計が下振れ)、朝方は弱含む場面がみられたものの、指数は徐々に上げ幅を広げた。
<CS>
2024/10/15 09:56
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶり反発、連日の下落で値ごろ感が強まり買い戻しが優勢
*10:20JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶり反発、連日の下落で値ごろ感が強まり買い戻しが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 130352.86 +0.30%10日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.30%(390.80ポイント)高の130352.86で引けた。日中の取引レンジは129835.42-130418.47となった。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり買い戻しが優勢。また、原油価格の大幅高も資源セクター物色手掛かりとなった。ほかに、通貨レアル高の進行がブラジル株の支援材料。一方、欧米株安や米追加の利下げ期待の後退が指数の上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 2761.54 +0.46%10日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.46%(12.73ポイント)高の2761.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,752.24-2,775.86となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、原油価格の大幅上昇も資源セクター物色手掛かりとなった。一方、欧米市場の下落や米追加の利下げ期待の後退などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 81611.41 +0.18%10日のインドSENSEX指数は小反発。前日比144.31ポイント高(+0.18%)の81611.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同16.50ポイント高(+0.07%)の24998.45で取引を終えた。高く寄り付いた後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。利下げ観測が支援材料。インド準備銀行(中央銀行)は金融政策スタンスをタカ派から中立に切り替え、今年12月にも利下げに踏み切ると予測されている。金融政策委員会(MPC)では委員3人が新たに加えられ、金融政策スタンスを「ニュートラル」に変更することで全員一致した。なお、準備銀は9日、政策金利を市場予想通り6.5%に据え置いた。また、消費者信頼感指数の改善なども好感された。【中国本土】上海総合指数 3301.93 +1.32%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比43.07ポイント高(+1.32%)の3301.93ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。財政部は週末12日午前に記者会見を開き、財政政策によるカウンターシクリカル調整機能の強化、質の高い経済発展の促進について現状紹介と質疑応答を行う予定だ。8日に開かれた国家発展改革委員会幹部の会見では、市場が期待していた財政政策などに踏み込んだ発表がなかっただけに、今回の会見に期待がかかっている。会見内容については、中国人民銀行(中央銀行)系の専門紙がこのほど、「特別国債の増発が発表される可能性が高い」とする専門家の見解を伝えた。また、モルガン・スタンレーは最新リポートで、追加の財政出動は2兆人民元(約42兆円)規模になると予想している。そのほか、機関投資家の株式購入支援策もプラス。人民銀は10日、事前に表明した方針通り、証券会社、ファンド、保険会社が株式を購入するため人民銀から流動性を引き出せるようスワップ制度を設けると発表した。
<AK>
2024/10/11 10:20
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料
*09:53JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は3日続落、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 129962.06 -1.18%9日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1549.67ポイント安(-1.18%)の129962.06で引けた。日中の取引レンジは130370.77-132015.79となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、米追加の利下げ期待や米経済のソフトランディング(軟着陸)期待などが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2748.81 -1.42%9日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.56ポイント安(-1.42%)の2748.81ポイントで引けた。日中の取引レンジは2748.81-2790.14となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、不安定な中東情勢も引き続き警戒された。ほかに、欧米との対立関係が緩和されていないことなどが引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 81467.10 -0.21%9日のインドSENSEX指数は小反落。前日比167.71ポイント安(-0.21%)の81467.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.20ポイント安(-0.12%)の24981.95で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、足元での弱い経済指標なども引き続き警戒された。ほかに、政策金利が日本時間午後1時30分頃に発表される予定となり、見極めるムードが強まった。なお、インド準備銀行(中央銀行)は9日、市場予想通り政策金利を年6.50%に据え置いた。【中国本土】上海総合指数 3258.86 -6.62%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比230.92ポイント安(-6.62%)の3258.86ポイントと11日ぶりに反落した。利食い売りが先行する流れ。前日の上海総合指数は連休を挟み10連騰し、2022年2月下旬以来、約2年7カ月ぶりの高値水準を回復していた。中国の景気懸念もくすぶる。世界銀行は8日、最新の経済見通しを発表し、中国経済は足元の景気刺激策を受けても、2025年の経済成長は更に鈍化する恐れがあると警告した。
<CS>
2024/10/10 09:53
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇や欧州株高が支援材料
*09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇や欧州株高が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 132017.84 +0.17%7日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比226.30ポイント高(+0.17%)の132017.84で引けた。日中の取引レンジは131676.47-132942.57となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇や欧州株高が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米金利の上昇や米株高が指数の上値を抑えた。また、インフレ率の加速なども利上げ懸念を高めた。ほかに、中東情勢の悪化などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2793.84 -0.38%7日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.78ポイント安(-0.38%)の2793.84ポイントで引けた。日中の取引レンジは2779.34-2817.45となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。中東情勢の悪化が警戒され、売りが優勢。また、連日の上昇で高値警戒感も強まった。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 81050.00 -0.78%7日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比638.45ポイント安(-0.78%)の81050.00、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同218.85ポイント安(-0.87%)の24795.75で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、弱い経済指標も圧迫材料。9月のHSBCサービス業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の60.9から57.7に低下し、10カ月ぶりの低水準を記録した。【中国本土】休場
<CS>
2024/10/08 09:55
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、中東情勢の緊迫化を受け
*10:44JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は5日続落、中東情勢の緊迫化を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 131791.55 +0.09%4日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.09%(120.03ポイント)高の131791.55で引けた。日中の取引レンジは131156.34-131935.97となった。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の上昇や好調な米雇用統計が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫化などが引き続き警戒された。【ロシア】MOEX指数 2804.62 +0.80%4日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.80%(22.23ポイント)高の2804.62ポイントで引けた。日中の取引レンジは2789.94-2818.12となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。欧米市場の上昇など海外株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫化などが警戒された。【インド】SENSEX指数 81688.45 -0.98%4日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比808.65ポイント安(-0.98%)の81688.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同235.50ポイント安(-0.93%)の25014.60で取引を終えた。前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが継続。また、前日の欧米市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数を圧迫。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。【中国本土】休場
<AK>
2024/10/07 10:44
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、。原油価格の上昇が支援材料
*09:37JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶりに反発、。原油価格の上昇が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 131671.51 -1.38%3日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1843.43ポイント安(-1.38%)の131671.51で引けた。日中の取引レンジは131176.49-133513.79となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、通貨レアル安の進行や欧米株の下落も圧迫材料となった。ほかに、弱い経済指標や中東情勢の緊迫化などが引き続き警戒された。【ロシア】MOEX指数 2782.39 +0.56%3日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.60ポイント高(+0.56%)の2782.39ポイントで引けた。日中の取引レンジは2739.92-2790.98となった。売りが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となり、資源の一角に買いが広がった。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発となった。一方、指数の上値は重い。欧米市場の下落が指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 82497.10 -2.10%3日のインドSENSEX指数は4日続落。前日比1769.19ポイント安(-2.10%)の82497.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同546.80ポイント安(-2.12%)の25250.10で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。弱い経済指標が圧迫材料。9月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は前月の57.5から56.5に低下し、8カ月ぶりの低水準を記録した。また、中東情勢の緊迫化なども警戒された。ほかに、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。【中国本土】休場
<CS>
2024/10/04 09:37
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米株高が好感
*09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米株高が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 133514.94 +0.77%2日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1019.78ポイント高(+0.77%)の133514.94で引けた。日中の取引レンジは132495.16-134921.66となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米株高が好感され、ブラジル株にも買いが継続。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が足かせとなった。8月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は前月の6.1%から2.2%に低下した。【ロシア】MOEX指数 2766.79 -1.68%2日のロシア株式市場は3日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比47.40ポイント安(-1.68%)の2766.79ポイントで引けた。日中の取引レンジは2766.79-2838.77となった。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。弱い経済指標が圧迫材料。8月の実質小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の6.1%から5.1%に低下し、予想の5.5%を下回った。また、中東情勢の緊迫化なども引き続き警戒された。一方、原油価格の上昇などが指数をサポートした。【インド】休場【中国本土】休場
<CS>
2024/10/03 09:55
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、中東情勢の緊迫化が警戒
*09:51JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、中東情勢の緊迫化が警戒
【ブラジル】ボベスパ指数 132495.16 +0.51%1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比678.72ポイント高(+0.51%)の132495.16で引けた。日中の取引レンジは131816.56-133405.49となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待も引き続き好感された。一方、中東情勢の緊迫化が懸念され、上値を追う展開はみられなかった。【ロシア】MOEX指数 2814.19 -1.52%1日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.37ポイント安(-1.52%)の2814.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは2792.21-2837.42となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。中東情勢の緊迫化が警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、欧米市場の下落などもロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 84266.29 -0.04%1日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比33.49ポイント安(-0.04%)の84266.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.95ポイント安(-0.05%)の25796.90で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。8月の主要8業種の生産高は前年同月比1.8%減少し、42カ月ぶりにマイナス成長に転じた。また、欧州市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。【中国本土】休場
<CS>
2024/10/02 09:51
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、通貨レアル安の進行が指数の足かせに
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅続落、通貨レアル安の進行が指数の足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 131816.44 -0.69%30日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比913.92ポイント安(-0.69%)の131816.44で引けた。日中の取引レンジは131816.44-133119.79となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が指数の足かせに。また、ボベスパ指数が引き続き過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力も強まった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気対策などが好感された。【ロシア】MOEX指数 2857.56 -0.03%30日のロシア株式市場は弱含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.00ポイント安(-0.03%)の2857.56ポイントで引けた。日中の取引レンジは2841.30-2889.87となった。朝方はプラス圏で推移したが、その後は売りに押された。欧州株の下落が指数の足かせとなった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米経済のソフトランディング(軟着陸)期待や中国の景気刺激策の発表などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 84299.78 -1.49%30日のインドSENSEX指数は続落。前日比1272.07ポイント安(-1.49%)の84299.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同368.10ポイント安(-1.41%)の25810.85で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りが優勢となった。また、成長の伸び鈍化観測なども引き続き警戒された。ほかに、欧州市場の下落や外国人投資家(FII)の売り継続が終盤の下げを拡大させた。【中国本土】上海総合指数 3336.50 +8.06%週明け30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比248.97ポイント高(+8.06%)の3336.50ポイントと9日続伸した。昨年5月以来、約1年5カ月ぶりの高値水準を回復している。投資家のリスク選好が継続する流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成を図り、景気支援策を集中して打ち出している。直近では、中国人民銀行(中央銀行)が29日、住宅ローン金利の変更を柔軟にすると公表した。広州市政府は29日、住宅購入の規制を全て撤廃すると発表。上海市や深セン市なども規制を緩和することを明らかにした。また、李強・首相は29日、国務院(内閣に相当)で演説し、新しい漸進的な経済政策を適時に検討するとしたうえで、すでに決定している政策の実施ペースを加速していくと述べている。指数は高く寄り付き、徐々に上げ幅を広げた。
<CS>
2024/10/01 09:50
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は8日続伸、投資家のリスク選好が継続する流れ
*09:38JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は8日続伸、投資家のリスク選好が継続する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 132730.40 -0.21%27日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比279.38ポイント安(-0.21%)の132730.40で引けた。日中の取引レンジは132,628.31-133,923.09となった。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押された。ボベスパ指数が過去の最高値水準で推移しており、利益確定売り圧力が強まった。また、国内の利上げ懸念なども足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米株高や原油価格の上昇が指数をサポートした。また、中国当局が金融緩和を含む一連の景気刺激策を相次いで打ち出していることも引き続き支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2858.56 +1.02%27日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比28.91ポイント高(+1.02%)の2858.56ポイントで引けた。日中の取引レンジは2826.89-2861.95となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かり。このほか、中国当局が金融緩和を含む一連の景気刺激策を相次いで打ち出していることが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 85571.85 -0.31%27日のインドSENSEX指数は小反落。前日比264.27ポイント安(-0.31%)の85571.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.90ポイント安(-0.16%)の26175.15で取引を終えた。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせ。また、両指数とも過去最高値の水準で推移しており、過熱感から利益確定売りがやや優勢となった。【中国本土】上海総合指数 3087.53 +2.88%27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比86.58ポイント高(+2.88%)の3087.53ポイントと8日続伸した。6月4日以来、約4カ月ぶりの高値水準を回復している。投資家のリスク選好が継続する流れ。中国当局は今年の経済成長目標(5.0%前後)達成のため、景気支援策を相次ぎ打ち出している。中央銀行の中国人民銀行は27日、預金準備率を0.5%、7日物リバースレポ金利を0.2%ずつ引き下げた。人民銀の潘功勝・総裁によると、預金準備率の引き下げにより、金融市場に約1兆人民元(約20兆円)の長期資金が供給される見込み。これまでにも、金融緩和や不動産業支援、株価テコ入れなど広範な施策を明らかにしている。
<CS>
2024/09/30 09:38
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、中国の金融緩和なども引き続き好感
*09:37JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続伸、中国の金融緩和なども引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 133009.78 +1.08%26日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1423.33ポイント高(+1.08%)の133009.78で引けた。日中の取引レンジは131,593.50-133,312.77となった。終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を拡大させた。欧米株高を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、米景気見通しの改善や中国当局が金融緩和を含む景気対策を追加する方針を示したことも好感された。一方、原油価格の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 2829.65 -0.02%26日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.46ポイント安(-0.02%)の2829.65ポイントで引けた。日中の取引レンジは2807.30-2847.78となった。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。欧米市場の上昇などが指数をサポートした。また、中国政府が景気対策を強化する方針を示したことも引き続き好感された。【インド】SENSEX指数 85836.12 +0.78%26日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比666.25ポイント高(+0.78%)の85836.12、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同211.90ポイント高(+0.81%)の26216.05で取引を終えた。買いが先行した後はしばらく狭いレンジでもみ合ったが、終盤は上げ幅を拡大させた。利下げ期待の高まりが支援材料。JPモルガン・チェース(JPM)は最新リポートで、インドの利下げ条件が整っていると指摘した。これより先、S&Pグローバル・レーティングは10月の利下げを予測していた。また、中国の金融緩和なども引き続き好感された。ほかに、インド経済が安定的に成長するとの観測がサポート材料。アジア開発銀行は最新リポートで、2024年度のインドの成長予想を7.0%に据え置いた。農業部門の生産高の拡大や財政支出の拡大などが強調された。【中国本土】上海総合指数 3000.95 +3.61%26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比104.65ポイント高(+3.61%)の3000.95ポイントと大幅に7日続伸した。6月20日以来、約3カ月ぶりに節目の3000ポイントを終値で回復している。投資家のリスク選好が継続する流れ。中国の景気支援スタンスが引き続き材料視されている。中国人民銀行(中央銀行)など主要な金融当局が24日、共同で記者会見し、金融緩和や不動産業支援、株価テコ入れなど広範な施策を明らかにしたことに続き、地方政府も追加の景気対策に乗り出した。上海市政府は25日、総額5億人民元(約103億円)の消費券を配布する方針を明らかにした。他の地方政府も同様の支援策を打ち出すとの期待も広がっている。また、国営メディアが26日、同日開催された中国共産党の中央政治局会議で、習近平・国家主席が十分な財政支出を政府に求め、不動産市場を安定化させる必要性に言及したと報じた。
<CS>
2024/09/27 09:37
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は5日ぶりに反落、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 131586.45 -0.43%25日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比569.31ポイント安(-0.43%)の131586.45で引けた。日中の取引レンジは131489.09-132981.78となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の落ち着きなどが指数をサポートした。【ロシア】MOEX指数 2819.87 +1.35%25日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比41.85ポイント安(-1.46%)の2830.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは2829.75-2887.68となった。中盤プラス圏に浮上する場面もあったが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。ほかに、欧州市場がさえない展開を示していたことがロシア株の圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 85169.87 +0.30%25日のインドSENSEX指数は小反発。前日比255.83ポイント高(+0.30%)の85169.87、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.75ポイント高(+0.25%)の26004.15で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。国内の利下げ期待の高まりが指数をサポート。また、中国の金融緩和の実施計画もインド市場への資金流入が加速するとの期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 2896.31 +1.16%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比33.18ポイント高(+1.16%)の2896.31ポイントと6日続伸した。8月2日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を回復している。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の追加景気支援策が引き続き材料視されている。主要な金融当局が24日、共同で記者会見し、近く預金準備率を引き下げることや、既存住宅ローン金利の引き下げ、株式相場の安定策、国内6大商業銀行の資本増強など広範な景気支援策を明らかにした。中でも、株式相場の安定策がポジティブ。条件を満たす証券会社、ファンド、保険会社に向けたスワップ制度を導入する方針だ。債券や株式ETF(上場投資信託)、CSI300指数構成銘柄を担保とし、国債、中央銀行手形など流動性の高い中央銀行の資産とスワップ(交換)。同制度を通じて得た資金は、株式市場での投資のみに使用できる。相場の先高観が一段と強まった格好だ。人民元高の進行もプラス。中国人民銀行(中央銀行)は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日連続で元高方向に設定した。25日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年5月以来の元高水準で推移している。
<CS>
2024/09/26 09:50
注目トピックス 外国株
概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反発、欧米株高も買い安心感を与えた
*09:57JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反発、欧米株高も買い安心感を与えた
【ブラジル】ボベスパ指数 132155.77 +1.22%24日のブラジル株式市場は5日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1587.40ポイント高(+1.22%)の132155.77で引けた。日中の取引レンジは130569.95-133072.68となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、欧米株高も買い安心感を与えた。ほかに、通貨レアル高の進行や中国の金融緩和などが支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 2819.87 +1.35%23日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比37.52ポイント高(+1.35%)の2819.87ポイントで引けた。日中の取引レンジは2797.00-2832.22となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を拡大させた。中国の金融緩和が好感され、買いは継続。金融当局が24日、共同で記者会見し、近く預金準備率を引き下げることや、既存住宅ローン金利の引き下げ、株式相場の安定策、国内6大商業銀行の資本増強など広範な景気支援策を明らかにした。また、欧米株高や原油価格の上昇も支援材料となった。【インド】SENSEX指数 84914.04 -0.02%24日のインドSENSEX指数は4日ぶり小反落。前日比14.57ポイント安(-0.02%)の84914.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同1.35ポイント高(+0.01%)の25940.40で取引を終えた。買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせとなった。9月のビジネス信頼感指数は59.3となり、前月の60.7(改定値)を下回ったほか、9カ月ぶりの低水準を記録。また、消費の縮小やクレジットカード滞納率の上昇などの報告も小売関連の圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 2863.13 +4.15%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比114.21ポイント高(+4.15%)の2863.13ポイントと5日続伸した。8月20日以来、約1カ月ぶりの高値水準を回復している。中国の金融支援策が投資家のリスク選好を高める流れ。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝・総裁と国家金融監督管理総局の李雲沢・局長、中国証券監督管理委員会の呉清・主席は24日、共同で記者会見に臨み、一連の景気支援策を発表した。人民銀は近く、預金準備率を0.5%引き下げる。7日物リバースレポ取引の金利を1.70→1.50%に0.20%引き下げ、既存住宅ローンの金利を引き下げる方針も明らかにした。また、中国証券監督管理委員会は株式相場の安定化に向け、中長期資金の市場参加を支援するための政策を打ち出す方針を示している。ほか、国家金融監督管理総局は、国内6大商業銀行のコアTier1資本を増強する方針を表明した。指数は徐々に上げ幅を広げ、引けにかけて一段高となっている。
<CS>
2024/09/25 09:57