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        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は小反発、不動産支援の動きが好感される
      
      
        *09:24JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は小反発、不動産支援の動きが好感される
【ブラジル】ボベスパ指数 128283.62 +0.20%16日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比256.03ポイント高(+0.20%)の128283.62で引けた。日中の取引レンジは127922.45-128965.46となった。買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、内需関連の上昇も指数をサポートした。一方、米長期金利の上昇が指数の上値を抑えた。また、インフレ率の加速なども警戒された。5月のFGVインフレ率(IGP-10)は前月のマイナス0.33%からプラス1.08%に加速し、予想のプラス0.95%を上回った。【ロシア】MOEX指数 3486.26 +0.45%16日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.54ポイント高(+0.45%)の3486.26ポイントで引けた。日中の取引レンジは3477.85-3490.77となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。原油価格とルーブルの同時高が好感され、買いは広がった。一方、指数の上値は重い。米長期金利の上昇などが懸念された。また、1-3月期の国内総生産(GDP、速報)が今週18日に発表されるため、見極めるムードも高まった。【インド】SENSEX指数 73663.72 +0.93%16日のインドSENSEX指数は強含み。前日比676.69ポイント高(+0.93%)の73663.72、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同203.30ポイント高(+0.92%)の22403.85で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。貿易統計の改善が支援材料。4月の輸出・輸入がそろってプラス成長に回復した。また、景気対策への期待が高まっていることも支援材料となった。【中国本土】上海総合指数 3122.40 +0.08%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.50ポイント高(+0.08%)の3122.40ポイントと4日ぶりに小反発した。不動産支援の動きが好感される。中国政府は数百万戸に上る売れ残り住宅の買い上げを検討しているもよう――などと報じられた。そのほか、浙江省の杭州市臨安区住宅都市農村建設局は15日、「商品住宅を公共賃貸住宅として供給するための買い上げ購入に関する告知」を公布。臨安区の住宅在庫を購入し、公共賃貸住宅に転換することが明らかにされた。人民元高も追い風。米長期金利の下落基調を受け、16日の外国為替市場では対米ドルの人民元相場が高く推移している。ただ、上値は重い。米中対立の警戒感が依然としてくすぶっているほか、17日に4月の経済指標(小売売上高や鉱工業生産など)が集中して公表されることも気がかり材料となっている。指数はマイナス圏で推移する場面もあった。
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        2024/05/17 09:24
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は弱含み、過半数の銘柄が下落
      
      
        *09:51JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は弱含み、過半数の銘柄が下落
【ブラジル】ボベスパ指数 128027.59 -0.38%15日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比487.90ポイント安(-0.38%)の128027.59で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では53が上昇、32が下落、変わらずは1。米長期金利は低下したが、ブラジル石油公社などの主要銘柄の売りが強まり、株価指数を圧迫した。【ロシア】MOEX指数 3470.72 +0.20%15日のロシア株式市場はやや強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比6.79ポイント高(+0.20%)の3470.72で引けた。日中の取引レンジは、3462.86-3476.49。原油先物の反発、米長期金利低下、中国との経済関係強化などが引き続き材料視されたようだ。【インド】SENSEX指数 72987.03 -0.16%15日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比117.58ポイント安(-0.16%)の72987.03、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.30ポイント安(-0.08%)の22200.55で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、13が上昇、17が下落、変わらずは0。米インフレ緩和の期待はあるものの、利食い売りも観測されており、過半数の銘柄が下落した。【中国本土】上海総合指数 3119.90 -0.82%15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.87ポイント安(-0.82%)の3119.90ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中対立の激化懸念が強まっている。米バイデン政権は14日、通商法第301条に基づき、中国からの輸入品180億ドル(約2兆8150億円)相当に対する関税を大幅に引き上げる方針を発表した。ホワイトハウスのプレスリリースでは、中国側が人為的に低価格の輸出品を世界市場に氾濫させている事態を憂慮し、「米国の労働者と企業を護り、中国の不公正な貿易慣行に対抗する」と狙いを説明している。ただ下値は限定的。財政部は13日、超長期特別国債の発行計画を打ち出し、今月17日から30年債の発行を開始すると発表した。これを受けて、金融緩和の期待感も続いている。
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        2024/05/16 09:51
      
    
    
      
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        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場はやや強含み、米長期金利が低下したことを好感
      
      
        *11:16JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場はやや強含み、米長期金利が低下したことを好感
【ブラジル】ボベスパ指数 128515.49 +0.28%14日のブラジル株式市場はやや強含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比360.70ポイント高(+0.28%)の128515.49で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では45が上昇、34が下落、変わらずは7。米長期金利の低下を受けて買いが優勢となった。【ロシア】MOEX指数 3463.93 +0.20%14日のロシア株式市場はやや強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比6.82ポイント高(+0.20%)の3463.93で引けた。日中の取引レンジは、3457.31-3468.28。原油先物は下げたものの、米長期金利が低下したこと、中国との経済関係が強化されることから、これらを好感した買いが入ったようだ。【インド】SENSEX指数 73104.61 +0.45%14日のインドSENSEX指数は強含み。前日比328.48ポイント高(+0.45%)の73104.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同113.80ポイント高(+0.51%)の22217.85で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、20が上昇、10が下落、変わらずは0。米長期金利低下への期待で過半数の銘柄が上昇した。【中国本土】上海総合指数 3145.77 -0.07%14日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.25ポイント安(-0.07%)の3145.77ポイントと小幅ながら続落した。投資家の慎重スタンスが継続する流れ。米国の対中圧力強化や、米金利動向の不透明感が重しとなっている。米国では週内に最新の物価統計が公表される予定。インフレに沈静化がみられなかった場合、米金利高が進み、人民元相場が下落する可能性もある。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国の政策に対する期待感で、指数はプラス圏で推移する場面もあった。財政部は13日、超長期特別国債の発行計画を打ち出し、今月17日から30年債の発行を開始すると発表している。これを受けて、金融緩和の観測も浮上。複数メディアが報じたところによれば、市場では国債発行による流動性の縮小を金融緩和でカバーするとの見方。
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        2024/05/15 11:16
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は小反発、。利下げの実施が改めて好感
      
      
        *09:18JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は小反発、。利下げの実施が改めて好感
【ブラジル】ボベスパ指数 127599.57 +0.46%13日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比555.22ポイント高(+0.44%)の128154.79で引けた。日中の取引レンジは127598.83-128669.39となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。利下げの実施が改めて好感されたほか、米金利の低下が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感からやや伸び悩む展開となった。また、欧州市場がさえない展開を示したことも足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3449.78 +0.50%13日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.33ポイント高(+0.21%)の3457.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3448.50-3465.62となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を再び拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。弱い経済指標が懸念されたほか、欧州市場の下落が足かせとなった。【インド】SENSEX指数 72776.13 +0.15%13日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比111.66ポイント高(+0.15%)の72776.13、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.85ポイント高(+0.22%)の22104.05で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが支援材料。政府が製造業振興の一環として政府調達のうち、自国産の比率を引き上げる計画だと報告されている。また、米ソフトランディングへの期待が高まっていることも外資の流出懸念を後退させた。【中国本土】上海総合指数 3148.02 -0.21%週明け13日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.53ポイント安(-0.21%)の3148.02ポイントと3日ぶりに反落した。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。先週末に公表された4月の金融統計では、人民元建て新規融資額とマネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びが予想を大幅に下回った。また、物価統計では生産者物価指数(PPI)がマイナス2.5%。企業活動の低迷が危惧される状況だ。米国の対中圧力も不安材料。外電が報じたところによれば、バイデン米政権は早ければ14日にも、電気自動車(EV)や半導体、太陽光発電などの戦略的分野を対象に新たな関税を発表する可能性がある。ただ、下値は限定的。財政出動の期待感が高まっている。外電は13日、「中国は今週17日に超長期特別国債の発行を開始するもよう」などと報じた。指数はプラス圏に浮上する場面もみられている。
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        2024/05/14 09:18
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は小幅ながら続伸、投資家のセンチメントが上向く流れ
      
      
        *09:23JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は小幅ながら続伸、投資家のセンチメントが上向く流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 127599.57 +0.46%10日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比588.77ポイント高(+0.46%)の127599.57で引けた。日中の取引レンジは127,466.58-129,021.93となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米ソフトランディングへの期待が指数をサポートした。また、利下げの実施も好感された。【ロシア】MOEX指数 3449.78 +0.50%10日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比17.24ポイント高(+0.50%)の3449.78ポイントで引けた。日中の取引レンジは3438.50-3452.33となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米利下げ期待が再び高まっていることが外資の流出懸念を後退させた。また、海外株高も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の足かせとなった。また、弱い経済指標も懸念材料となった。【インド】SENSEX指数 72664.47 +0.36%10日のインドSENSEX指数は強含み。前日比260.30ポイント高(+0.36%)の72664.47、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.70ポイント高(+0.44%)の22055.20で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。米利下げ期待が再燃していることが外資の流出懸念を後退させた。また、2023年度の財政赤字が予想以上に縮小するとの見方が好感された。なお、政府は23年どの財政赤字目標を同年国内総生産(GDP)の5.8%に設定していた。このほか、インド準備銀行(中央銀行)がきのう9日、1051億2000万ルピー(約1966億円)相当の国債を市場から買い戻したとの報告が流動性の改善期待を高めた。【中国本土】上海総合指数 3154.55 +0.01%10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比0.23ポイント高(+0.01%)の3154.55ポイントと小幅ながら続伸した。投資家のセンチメントが上向く流れ。消費刺激や産業支援など、中国の景気対策に対する期待感が強まった。消費財更新、自動車買い替えの動きが各地に広がっている。雲南省商務庁は9日、「消費財と生産設備の『以旧換新』促進に関する実施計画」を公布。自動車などの買い替えと回収を促進する方針を示した。江西省政府もこのほど、「消費財と生産設備の大規模な『以旧換新』促進に関する実施計画」を公布。自動車や家電などの回収と買い替えを促す。
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        2024/05/13 09:23
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は続落、米利下げ時期の先送り観測が外資の流出懸念を強めた
      
      
        *09:21JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は続落、米利下げ時期の先送り観測が外資の流出懸念を強めた
【ブラジル】ボベスパ指数 128188.34 -1.00%9日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1292.55ポイント安(-1.00%)の128188.34で引けた。日中の取引レンジは127375.91-129467.87となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、政策金利の発表を控え、慎重ムードも強まった。なお、ブラジル中央銀行は9日日本時間未明、市場予想通り政策金利を年10.75%から10.50%に引き下げると決定した。一方、米利下げ期待の再燃が指数を下支えした。【ロシア】休場【インド】SENSEX指数 72404.17 -1.45%9日のインドSENSEX指数は続落。前日比1062.22ポイント安(-1.45%)の72404.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同345.00ポイント安(-1.55%)の21957.50で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ時期の先送り観測が外資の流出懸念を強めた。また、3月の鉱工業生産など翌10日に発表される予定となり、慎重ムードも強まった。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3154.32 +0.83%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比25.84ポイント高(+0.83%)の3154.32ポイントと反発した。昨年9月6日以来、約8カ月ぶりの高値水準を回復している。中国の景気支援スタンスが改めて材料視される流れ。中でも、不動産支援の動きが活発化している。浙江省杭州市は9日、「不動産市場コントロール政策の最適化に関する通知」を発表した。住宅購入規制の全面廃止に加え、住宅購入に対する信用支援の強化、高品質な住宅供給の推進、戸籍取得ポイント制の最適化など7つの措置を実施する方針だ。そのほか、地方都市が相次いで、住宅公共積立金(公積金)制度を利用した住宅ローンの融資限度額を引き上げている。中国貿易統計の上振れもプラス。取引時間中に公表された4月の輸出入統計では、米ドル建て輸出が1.5%増(予想は1.3%増)、輸入が8.4%増(予想は4.7%増)に改善している。前月は輸出入がそろってマイナス成長していただけに、中国景気の持ち直しが進むと期待された。
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        2024/05/10 09:21
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は6日ぶり反発、買い戻しが優勢
      
      
        *11:04JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は6日ぶり反発、買い戻しが優勢
【ブラジル】ボベスパ指数 129480.89 +0.21%8日のブラジル株式市場は小幅続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比270.41ポイント高(+0.21%)の129480.89で引けた。日中の取引レンジは128048.04-129564.28となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。米利下げの先送り観測が外資の流出懸念をやや高めた。【ロシア】MOEX指数 3432.54 +0.14%8日のロシア株式市場は6日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比4.93ポイント高(+0.14%)の3432.54ポイントで引けた。日中の取引レンジは3430.10-3438.75となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米利下げの先送り観測が高まっていることが外資の流出懸念を強めた。【インド】SENSEX指数 73466.39 -0.06%8日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比45.46ポイント安(-0.06%)の73466.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは前日から横ばいの22302.50で取引を終えた。売りが先行した後は買い戻され、引けまで前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。また、世帯の貯蓄額が直近2年度で大幅に減少したとの報告も消費の伸び鈍化懸念を強めた。【中国本土】上海総合指数 3128.48 -0.61%8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比19.26ポイント安(-0.61%)の3128.48ポイントと3日ぶりに反落した。利食い売りが先行する流れ。上海総合指数は前日、昨年9月6日以来、約8カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。米中対立の激化懸念もくすぶる。米商務省は7日、華為技術有限公司(ファーウェイ)向けに米企業が半導体などの製品を輸出する許可を取り消したと公表している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国政府の経済対策に対する期待感が持続している。中国の政府系証券紙、中国証券報は8日、専門家の見解を引用する形で、早期の預金準備率引き下げの可能性を報じた。
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        2024/05/09 11:04
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は反発、成長予想の上方修正が改めて好感
      
      
        *09:27JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は反発、成長予想の上方修正が改めて好感
【ブラジル】ボベスパ指数 129210.48 +0.58%7日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比744.79ポイント高(+0.58%)の129210.48で引けた。日中の取引レンジは128463.56-129745.03となった。買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が改めて好感された。2024年の成長予想は前回調査の2.02%から2.05%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。米利上げへの懸念がやや高まっていることが警戒された。また、原油価格の下落なども資源セクターの売り手掛かりとなった。【ロシア】MOEX指数 3427.61 -0.25%7日のロシア株式市場は5日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.44ポイント安(-0.25%)の3427.61ポイントで引けた。日中の取引レンジは3405.82-3428.37となった。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。原油安や通貨ルーブル高の進行が資源輸出大手の売り手掛かり。また、米利上げへの懸念が再び浮上したことも警戒された。一方、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を探る展開は見られなかった。【インド】SENSEX指数 73511.85 -0.52%7日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比383.69ポイント安(-0.52%)の73511.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同140.20ポイント安(-0.62%)の22302.50で取引を終えた。売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り継続が指数の足かせに。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。また、4月のサービス業購買担当者景気指数(PMI)が前月をやや下回ったことも圧迫材料となった。【中国本土】上海総合指数 3147.74 +0.22%7日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.02ポイント高(+0.22%)の3147.74ポイントと続伸した。昨年9月6日以来、約8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。中国経済の持ち直し期待が相場を支える流れ。中国商務部によると、今年のメーデー連休(1-5日)期間中、全国重点小売・飲食企業の売上高は前年同期比で6.8%増加した。国内旅行者数は新型コロナウイルス流行前の2019年同期と比較し、28%拡大している。また、5日閉幕した中国最大級の貿易商談会、「第135回中国輸出入商品交易会(2024年春季広州交易会)」の来場者数は過去最大を記録した。利食い売りにおされ安く推移する場面がみられたものの、指数は中盤から買いが改めて優勢となっている。
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        2024/05/08 09:27
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反発、内外環境の改善が投資家心理を上向かせる流れ
      
      
        *09:53JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反発、内外環境の改善が投資家心理を上向かせる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 128465.69 -0.03%6日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比42.98ポイント安(-0.03%)の128465.69で引けた。日中の取引レンジは128293.68-129180.57となった。プラス圏で推移した後は終盤売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。一方、指数の下値は限定的。成長予想の上方修正が好感された。2024年の成長予想は前回調査の2.02%から2.05%に引き上げられた。同年末のインフレ予想は前回の3.73%から3.72%に引き下げられた。また、年内の米利下げ期待の高まりも引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3436.05 -0.17%6日のロシア株式市場は4日続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.72ポイント安(-0.17%)の3436.05ポイントで引けた。日中の取引レンジは3418.47-3444.11となった。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。通貨ルーブル高の進行を受け、資源輸出大手に売りが広がった。また、経済指標の悪化も足かせに。4月の総合購買担当者景気指数(PMI)は前月の52.7から51.9に低下した。一方、指数の下値は限定的。年内の米利下げ期待の高まりが引き続き支援材料となった。【インド】SENSEX指数 73895.54 +0.02%6日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比17.39ポイント高(+0.02%)の73895.54、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.15ポイント安(-0.15%)の22442.70で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。年内の米利下げ期待が再燃していることが外資の流出懸念を後退させた。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。このほか、政府が電子部品の製造業を生産連動型奨励策(PLI)に適用させる計画だとの報道が関連銘柄の物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3140.72 +1.16%連休明け6日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比35.90ポイント高(+1.16%)の3140.72ポイントと反発した。昨年9月11日以来、約8カ月ぶりの高値水準を回復している。内外環境の改善が投資家心理を上向かせる流れ。中国景気の持ち直し期待や、米長期金利の低下基調が好感された。連休中に香港株が連騰したことも追い風となっている。
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        2024/05/07 09:53
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は小反落、欧州市場の下落を受け
      
      
        *09:49JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は小反落、欧州市場の下落を受け
【ブラジル】ボベスパ指数 125924.19 -1.12%30日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1427.60ポイント安(-1.12%)の125924.19で引けた。日中の取引レンジは125855.79-127351.62となった。売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。ほかに、米インフレの長期化観測が米利下げ時期の先送り観測を強めた。【ロシア】MOEX指数 3469.83 -0.24%30日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.25ポイント安(-0.24%)の3469.83ポイントで引けた。日中の取引レンジは3464.86-3486.30となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、原油価格の下落が資源セクターの圧迫材料。また、欧州市場の下落なども足かせとなった。ほかに、翌5月1日はメーデーで休場となるため、積極的な売買は手控えられた。【インド】SENSEX指数 74482.78 -0.25%30日のインドSENSEX指数は小反落。前日比188.50ポイント安(-0.25%)の74482.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同38.55ポイント安(-0.17%)の22604.85で取引を終えた。プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。欧州市場の下落を受け、終盤は売りが優勢。また、翌5月1日がマハラシュトラ州の日で株式市場が休場となるため、積極的な売買も手控えられた。【中国本土】上海総合指数 3104.82 -0.26%30日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.22ポイント安(-0.26%)の3104.82ポイントと5日ぶりに反落した。利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元で昨年9月25日以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復していた。また、メーデー(労働節)により、本土市場が5月1-3日(香港市場は1日)に休場となることも買い手控え要因として意識された。ただ、下値は限定的。中国の景気対策に対する期待感が続いているほか、官民が公表した4月の製造業PMIが概ね良好だったことを受け、指数はプラス圏で推移する場面もみられた。
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        2024/05/01 09:49
      
    
    
      
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        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は3日続伸、経済指標の改善などを引き続き好感
      
      
        *10:37JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は3日続伸、経済指標の改善などを引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 127351.79 +0.65%29日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比825.52ポイント高(+0.65%)の127351.79で引けた。日中の取引レンジは126466.58-127351.79となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が好感され、買いは継続。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。また、欧州市場がさえない展開を示したことも圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3478.08 +0.82%29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比29.31ポイント高(+0.82%)の3478.08ポイントで引けた。日中の取引レンジは3467.25-3480.47となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、中国の景気対策への期待なども支援材料となった。また、米長期金利の低下などが外資の流出懸念を後退させた。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 74671.28 +1.28%29日のインドSENSEX指数は反発。前日比941.12ポイント高(+1.28%)の74671.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同223.45ポイント高(+1.00%)の22643.40で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。米長期金利の低下が外資の流出懸念を後退させた。また、インド経済が安定的に成長するとの観測も支援材料。インド国家財政政策研究所(NIPFP)は最新リポートで、2024年度のインドの成長率が7.1%になると予測した。政府の柔軟な税制政策や23年度の州政府の財政支出が急拡大したことが背景にあると指摘。これはアジア開発銀行(ADB)と格付け会社フィッチ・レーティングスの予想7.0%を上回っている。【中国本土】上海総合指数 3113.04 +0.79%週明け29日のSENSEX指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比24.41ポイント高(+0.79%)の3113.04ポイントと4日続伸した。昨年9月25日以来、約7カ月ぶりの高値水準を回復している。投資家のセンチメントが上向く流れ。消費刺激や産業支援など、中国の景気対策に対する期待感が強まる状況だ。不動産支援の動きが各地に広がっている。四川省の省都、成都市は28日、住宅購入規制を全面的に撤廃すると発表した。これより先には、蘇州市、長沙市など複数の二線都市が住宅購入規制を撤廃。中信建投証券は最新リポートで、今後さらに多くの都市が規制緩和に動くと予想している。中国の景気鈍化懸念などで朝方は弱含んだものの、指数は徐々に上げ幅を広げている。
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        2024/04/30 10:37
      
    
    
      
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        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり
      
      
        *09:38JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は小反発、原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 124645.58 -0.08%25日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比95.11ポイント安(-0.08%)の124645.58で引けた。日中の取引レンジは123702.89-124731.65となった。終始マイナス圏で推移し、後半前日の終値近辺まで回復した。欧米株安が警戒され、ブラジル株にも売りが広がった。また、米景気減速やインフレの長期化観測なども嫌気された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇が支援材料となった。また、連日の下落で値ごろ感が強まり、一部銘柄に買い戻しが広がった。【ロシア】MOEX指数 3439.76 +0.32%25日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.83ポイント高(+0.32%)の3439.76ポイントで引けた。日中の取引レンジは3427.02-3443.74となった。買いが先行した後は上げ幅をやや拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源セクターの物色手掛かり。また、最近の下落で値ごろ感から買い戻しも広がった。一方、指数の上値は重い。米景気減速やインフレの長期化観測が警戒された。また、欧州市場の下落も足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74339.44 +0.66%25日のインドSENSEX指数は強含み。前日比486.50ポイント高(+0.66%)の74339.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同167.95ポイント高(+0.75%)の22570.35で取引を終えた。前日の終値近辺でもみ合った後は後半上げ幅を拡大させた。企業決算への期待が高まっていることが支援材料。また、総選挙に伴う景気対策への期待が高まっていることも引き続き好感された。【中国本土】上海総合指数 3052.90 +0.27%25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.08ポイント高(+0.27%)の3052.90ポイントと続伸した。市場支援策に期待した買いが継続する流れ。上場企業の投資価値引き上げに向け、株主還元を重視するよう、中国政府は促している。消費刺激や産業支援など、景気対策に対する期待感も強まる状況だ。ただ、上値は重い。中国と欧米の通商対立が激化しつつあることなどを懸念し、指数は安く推移する場面もあった。米中関係を巡っては、ブリンケン米国務長官が26日まで中国に滞在し、王毅・外交部長らと会談する。
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        2024/04/26 09:38
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
      
      
        *09:20JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は続落、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 124740.69 -0.33%24日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比407.38ポイント安(-0.33%)の124740.69で引けた。日中の取引レンジは124555.92-125472.55となった。買いは先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。一方、指数の下値は限定的。経済指標の改善が指数を下支えした。4月のFGV消費者信頼感指数は93.2となり、前月の91.3を上回った。【ロシア】MOEX指数 3479.17 +0.24%24日のロシア株式市場は小幅続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比10.49ポイント安(-0.31%)の3428.93ポイントで引けた。日中の取引レンジは3423.17-3445.67となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米長期金利の上昇も警戒された。ほかに、経済指標の悪化が景気不安を強めた。3月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は4.0%となり、前月の8.5%を下回った。【インド】SENSEX指数 73852.94 +0.16%24日のインドSENSEX指数は強含み。前日比114.48ポイント高(+0.16%)の73852.94、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同34.40ポイント高(+0.15%)の22402.40で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。海外株の上昇を受け、インド株も買いが先行。また、米利下げ期待が再び高まっていることも外資の流出懸念を後退させた。国内では、インド経済が安定的に成長するとの観測が好感された。【中国本土】上海総合指数 3044.82 +0.76%24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.84ポイント高(+0.76%)の3044.82ポイントと4日ぶりに反発した。中国の市場支援策が改めて好感される流れ。中国政府は上場企業の投資価値引き上げに向け、株主還元を重視するよう促している。ゴールドマン・サックスは最新リポートで、市場改革により配当や自社株買い、企業統治の改善が高まれば、本土A株の評価額は最大40%増えると指摘した。中国と欧米の対立が強まっていることなどを嫌気し、指数は上値の重い場面がみられたものの、引けにかけて上げ幅を広げている。
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        2024/04/25 09:20
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ
      
      
        *09:38JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は3日続落、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 125148.07 -0.34%23日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比425.09ポイント安(-0.34%)の125148.07で引けた。日中の取引レンジは124310.10-125825.70となった。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行が支援材料となった。また、米利下げ期待が再燃していることも好感された。【ロシア】MOEX指数 3479.17 +0.24%23日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比39.75ポイント安(-1.14%)の3439.42ポイントで引けた。日中の取引レンジは3436.83-3487.55となった。買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、企業の配当発表が一巡していることも配当期待の買いを後退させた。一方、原油価格が反発したが、指数を支えるには力不足だった。【インド】SENSEX指数 73738.45 +0.12%23日のインドSENSEX指数は強含み。前日比89.84ポイント高(+0.12%)の73738.45、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.60ポイント高(+0.14%)の22368.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。海外市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、中東情勢の一段の緊迫化に対する懸念がやや後退していることも支援材料となった。ほかに、2024年度のインド経済の成長率が7%台になるとの予測や堅調な経済指標が好感された。なお、4月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、速報)は59.1となり、前月から横ばいとなった。同月のHSBCサービス業PMI(同)は前月の61.2から61.7に拡大した。【中国本土】上海総合指数 3021.98 -0.74%23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比22.62ポイント安(-0.74%)の3021.98ポイントと3日続落した。前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。米中対立の激化懸念が強まっているほか、人民元安の警戒感もくすぶっている。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を再び元安水準に設定した。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国当局の経済対策や市場支援策に対する期待感が続いている。
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        2024/04/24 09:38
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は続伸、中東情勢の一段緊迫化に対する懸念がやや緩和
      
      
        *09:51JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は続伸、中東情勢の一段緊迫化に対する懸念がやや緩和
【ブラジル】ボベスパ指数 125124.30 +0.75%22日のブラジル株式市場は強含み。主要株価指数のボベスパ指数は前日比448.86ポイント高(+0.36%)の125573.16で引けた。日中の取引レンジは124,633.03-126,081.14となった。前日の終値近辺でもみ合った後は買い戻され、引けまで狭いレンジで推移した。海外株の上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。一方、原油価格の下落などが指数を上値を抑えた。【ロシア】MOEX指数 3479.17 +0.24%22日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.29ポイント高(+0.24%)の3479.17ポイントで引けた。日中の取引レンジは3460.58-3480.21となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。欧米市場の上昇が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、中東情勢の一段緊迫化に関する懸念がやや緩和されていることも支援材料。一方、原油価格の下落が指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 73648.62 +0.77%22日のインドSENSEX指数は続伸。前日比560.29ポイント高(+0.77%)の73648.62、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同189.40ポイント高(+0.86%)の22336.40で取引を終えた。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。アジア市場の上昇を受け、インド株にも買いが広がった。また、中東情勢の一段緊迫化に対する懸念がやや緩和されていることも好感された。ほかに、税収の増加が財政支出の拡大期待を高めた。2023年度の直接税収は予想以上に伸びたと報告されている。【中国本土】上海総合指数 3044.60 -0.67%週明け22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比20.67ポイント安(-0.67%)の3044.60ポイントと続落した。米中対立の悪化懸念が重しとなる流れ。「米政府からの圧力を受け、メキシコ政府が中国の自動車メーカーに対する補助金の支給を停止したもよう」と伝わる中、中国商務部は19日、米国から輸入する一部化学品にダンピング課税すると表明した。通商問題を巡り、米中は制裁の応酬を続けている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中東地域の地政学リスクが薄らいだほか、中国当局の経済対策や市場支援策に対する期待感が支えだ。
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        2024/04/23 09:51
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が支援材料
      
      
        *09:59JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は強含み、原油価格の上昇が支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 125124.30 +0.75%19日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比928.12ポイント高(+0.75%)の125124.30で引けた。日中の取引レンジは124056.03-125508.91となった。小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格と通貨レアルの同時高が支援材料となり、ブラジル株にも買いが継続した。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫化が指数の上値を抑えた。また、米中対立の激化懸念がくすぶっていることも輸出伸びの鈍化懸念を高めた。【ロシア】MOEX指数 3470.88 +0.44%19日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.06ポイント高(+0.44%)の3470.88ポイントで引けた。日中の取引レンジは3451.48-3475.13となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げはをじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が支援材料。また、中国当局が景気対策を強める方針を示していることも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、中東情勢の緊迫化などが指数の上値を抑えた。【インド】SENSEX指数 73088.33 +0.83%19日のインドSENSEX指数は強含み。前日比599.34ポイント高(+0.83%)の73088.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同151.15ポイント高(+0.69%)の22147.00で取引を終えた。売りが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。IT大手の業績改善が同セクターの支援材料。IT大手インフォシスはこのほど、1-3月期は30%の増益を達成したと報告。また、外国人投資家(FII)の買い越しも好感された。FIIはこの日、5日ぶりの買い越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3065.26 -0.29%19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比8.96ポイント安(-0.29%)の3065.26ポイントと3日ぶりに反落した。欧米の対中圧力が警戒される流れ。香港メディアは19日、「英国が中国などを念頭に、海外からの直接投資を制限することを検討中」と報じている。ほか、外電は18日、消息筋情報として「米政府からの圧力を受け、メキシコ政府が中国の自動車メーカーに対する補助金の支給を停止したもよう」などと伝えた。バイデン米政権は今年に入り、自動車や半導体、バイオテクノロジーなど複数分野で中国に対する圧力を強化している。また、米国の長期金利上昇や、中東地域の地政学リスクも売り材料として意識された。ただ、下値は限定されている。中国の経済対策に対する期待感が支えだ。中国人民銀行(中央銀行)の幹部は18日、「人民銀には追加支援策の余地がまだある」との認識を示している。
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        2024/04/22 09:59
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は7日ぶりに反発、成長予想の修正も改めて好感
      
      
        *09:58JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は7日ぶりに反発、成長予想の修正も改めて好感
【ブラジル】ボベスパ指数 124196.18 +0.02%18日のブラジル株式市場は7日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比25.03ポイント高(+0.02%)の124196.18で引けた。日中の取引レンジは123396.53-125140.22となった。中盤はマイナス圏に転落したが、終盤は再び買い戻された。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、成長予想の修正も改めて好感されたもようだ。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退が外資の流出懸念を強めた。また、通貨レアル安の進行も圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3455.82 +0.05%18日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比1.75ポイント高(+0.05%)の3455.82ポイントで引けた。日中の取引レンジは3436.95-3457.46となった。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、欧州市場の上昇も好感された。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退などが指数の足かせとなった。また、インフレ率の加速も引き続き嫌気された。【インド】SENSEX指数 72488.99 -0.62%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比454.69ポイント安(-0.62%)の72488.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.05ポイント安(-0.69%)の21995.85で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半売りに押された。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日まで4日連続の売り越しとなった。また、昨夜の米ハイテク株の下落を受け、IT関連に売り圧力も強まった。【中国本土】上海総合指数 3074.23 +0.09%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.84ポイント高(+0.09%)の3074.23ポイントと続伸した。前日の好調地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が引き続き支えとなっている。国家発展改革委員会の劉副主任は17日、第1四半期に経済と社会の発展は良いスタートを切ったとしたうえで、マクロ政策の実施に力を入れていくと強調した。先ごろ公表された1兆人民元(約21兆3000億円)規模の超長期特別国債発行計画に関しては、すでに予算が割り振られたことも明らかにしている。また、中国当局は最近、景気対策の一環として、消費財の買い替えや大規模設備の更新に向けた促進策を打ち出した。ただ、上値は限定的。米中対立の激化が依然懸念されている。
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        2024/04/19 09:58
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が支え
      
      
        *09:51JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反発、中国経済対策の期待感が支え
【ブラジル】ボベスパ指数 124171.15 -0.17%17日のブラジル株式市場は6日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比217.47ポイント安(-0.17%)の124171.15で引けた。日中の取引レンジは123641.94-125300.97となった。買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。2月の経済活動指数は前年比で2.59%上昇し、前月の上昇率3.32%(改定値)を下回った。また、米ハイテク株の下落なども警戒された。一方、通貨レアル高の進行が指数をサポートした。また、成長予想の上方修正も引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3454.07 -0.26%17日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.87ポイント安(-0.26%)の3454.07ポイントで引けた。日中の取引レンジは3443.07-3476.72となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も狭いレンジで一進一退の展開を示した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、インフレ率の加速も金融緩和期待を後退させた。一方、指数の下値は限定的。欧州市場の上昇を受け、ロシア株もやや下げ渋る展開となった。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3071.38 +2.14%17日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比64.31ポイント高(+2.14%)の3071.38ポイントと反発した。4月2日以来、約2週ぶりの水準を回復している。中国経済対策の期待感が支え。今年3月の中国経済統計が弱い内容だったことを受け、市場に「景気懸念は経済対策につながる」との見方が広がっている。足元では、中国の関係部局は16日、電気自動車(EV)や半導体など先進製造業を資金面で支援するよう金融機関に求めた。そのほか、「当局は未完成住宅などの問題解決に向けたプラットフォーム会社を設立することを検討中」と報じられている。また、不動産開発プロジェクトの資金調達を支援する「ホワイトリスト」政策を通じ、中国の商業銀行は総額5200億人民元(約11兆1300億円)を新たに貸し付ける予定とも伝わった。
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        2024/04/18 09:51
      
    
    
      
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        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は弱含み、中東情勢の悪化を受けリスク回避の売り
      
      
        *09:56JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は弱含み、中東情勢の悪化を受けリスク回避の売り
【ブラジル】ボベスパ指数 125333.89 -0.49%16日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.25ポイント安(-0.27%)の3462.94ポイントで引けた。日中の取引レンジは3459.45-3479.04となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、原油価格が弱含みの展開を示したことや中東情勢の緊迫化などが引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3462.94 -0.27%16日のロシア株式市場は5日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比9.25ポイント安(-0.27%)の3462.94ポイントで引けた。日中の取引レンジは3459.45-3479.04となった。買いが先行した後は売りに押され、その後も狭いレンジで一進一退の展開を示した。海外株安を受け、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、連日の上昇で足元では高値警戒感も強い。ほかに、原油価格が弱含みの展開を示したことや中東情勢の緊迫化などが引き続き圧迫材料となった。【インド】SENSEX指数 72943.68 -0.62%16日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比456.10ポイント安(-0.62%)の72943.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同124.60ポイント安(-0.56%)の22147.90で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅をやや縮小させた。中東情勢の悪化を受け、リスク回避の売りが広がった。また、本日のアジア市場がそろって軟調な値動きを示していたこともインド株の売り圧力を強めた。このほか、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3007.07 -1.65%16日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比50.31ポイント安(-1.65%)の3007.07ポイントと反落した。約2週ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国景気の先行き不安が強まる流れ。取引時間中に公表された中国経済統計では、今年1-3月期GDP成長率が5.3%に拡大し、予想(4.3%)を上回ったものの、3月の小売売上高や鉱工業生産が予想を大幅に下回っている。不動産関連の統計も前年割れが続いた。先行して発表された3月の金融と貿易の統計も下振れし、足元の景気鈍化を示唆している。人民元安にも警戒感が漂った。米中金利差の拡大が警戒される中、上海外国為替市場では、対米ドルの人民元安が進行している。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を約1カ月ぶりの元安水準に設定。市場では、当局は元安を容認しているとの声も聞かれている。
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        2024/04/17 09:56
      
    
    
      
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        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は4日続伸、欧州市場の上昇が好感
      
      
        *09:50JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は4日続伸、欧州市場の上昇が好感
【ブラジル】ボベスパ指数 125333.89 -0.49%15日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比612.20ポイント安(-0.49%)の125333.89で引けた。日中の取引レンジは125033.98-126250.41となった。前半はプラス圏を回復する場面もあったが、後半は売りに押された。中東情勢の緊迫化が警戒され、リスク回避の売りがやや優勢。また、米利下げ期待の後退なども外資の流出懸念を強めた。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3472.19 +0.46%15日のロシア株式市場は4日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.95ポイント高(+0.46%)の3472.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは3454.06-3476.98となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅をじりじりと拡大させた。欧州市場の上昇が好感され、ロシア株も買われた。また、通貨ルーブル安の進行も輸出銘柄の買い手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。中東情勢の緊迫化などが警戒された。また、米利下げ時期の先送り観測なども嫌気された。【インド】SENSEX指数 73399.78 -1.14%15日のインドSENSEX指数は続落。前日比845.12ポイント安(-1.14%)の73399.78、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同246.90ポイント安(-1.10%)の22272.50で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや拡大させた。中東情勢の緊迫化を受け、リスク回避の売りが優勢。また、米利下げに慎重姿勢を示していることも外資の流出懸念を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料となった。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3057.38 +1.26%週明け15日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比37.91ポイント高(+1.26%)の3057.38ポイントと反発した。中国経済対策の期待感が相場を支える。商務部など関係14部門は12日、消費財の買い替え促進に向け、22項目の行動計画を発表している。低迷するマーケットを支援するため、当局が新たな施策を打ち出したこともプラスだ。また、「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社、中央匯金投資有限責任公司が4月12日までに、主要4行のA株保有を大幅に増やしたことも判明している。
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        2024/04/16 09:50
      
    
    
      
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        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は3日続落、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料
      
      
        *09:44JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は3日続落、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料
【ブラジル】ボベスパ指数 125946.09 -1.14%12日のブラジル株式市場は3日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1450.26ポイント安(-1.14%)の125946.09で引けた。日中の取引レンジは125635.13-127639.90となった。前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米株安が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、中東情勢の緊迫化などがリスク回避の売りを加速させた。一方、経済指標の改善などが引き続き好感された。【ロシア】MOEX指数 3456.24 +0.49%12日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比16.71ポイント高(+0.49%)の3456.24ポイントで引けた。日中の取引レンジは3446.79-3464.00となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が好感され、資源の一角に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、米利下げ時期の先送り観測なども引き続き警戒された。【インド】SENSEX指数 74244.90 -1.06%12日のインドSENSEX指数は反落。前日比793.25ポイント安(-1.06%)の74244.90、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同234.40ポイント安(-1.03%)の22519.40で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、後半は下げ幅をやや拡大させた。米利下げ時期の先送り観測が外資の流出懸念を強めた。また、前日の欧米市場の下落を受け、インド株も売りが先行した。ほかに、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。【中国本土】上海総合指数 3019.47 -0.49%12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比14.77ポイント安(-0.49%)の3019.47ポイントと反落した。米長期金利の上昇が重しとなる流れ。米利下げ後ずれ観測が根強い中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りが昨年中旬以来の高水準を付けた。米中の金利差を背景に、中国本土からの資金流出も警戒される。指標発表も気がかり。引け後に公表された3月の貿易統計は、米ドル建ての輸出がマイナス7.5%(予想はマイナス1.9%)、輸入がマイナス1.9%(予想はプラス1.0%)という結果だった。
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        2024/04/15 09:44
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反発、中国経済の先行き楽観で買われる展開
      
      
        *09:57JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反発、中国経済の先行き楽観で買われる展開
【ブラジル】ボベスパ指数 127396.35 -0.51%11日のブラジル株式市場は続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比657.39ポイント安(-0.51%)の127396.35で引けた。日中の取引レンジは127069.43-128051.34となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。米NY連銀のウィリアムズ総裁が短期的に政策修正の必要がないと利下げに慎重姿勢を示していることが警戒された。また、欧州株安もブラジル株の売り圧力を強めた。一方、経済指標の改善が指数をサポート。2月の小売売上高は前年比で8.2%上昇し、前月の4.0%(改定値)と予想の3.7%を大幅に上回った。【ロシア】MOEX指数 3439.53 +0.01%11日のロシア株式市場は強含み。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.42ポイント高(+0.01%)の3439.53ポイントで引けた。日中の取引レンジは3431.18-3455.61となった。中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。貿易収支の改善が支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が圧迫材料となったほか、米利下げ時期の先送り観測などが引き続き警戒された。また、欧州市場の下落も売り圧力を高めた。【インド】休場【中国本土】上海総合指数 3034.25 +0.2311日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比6.91ポイント高(+0.23%)の3034.25ポイントと反発した。中国経済の先行き楽観で買われる展開。中国の2024年GDP(国内総生産)成長見通しについて、上方修正する動きが相次いでいる。アジア開発銀行(ADB)は11日発表した最新の「アジア経済見通し」で、24年の中国GDP成長率予想を4.5%→4.8%に引き上げた。ADBによれば、不動産セクターの低迷を内需の拡大がカバーする。ほか、モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスも今年の予想成長率を引き上げた。昨日は格付け会社フィッチ・レーティングスが中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げていただけに、ひとまず安心感が広がっている。
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        2024/04/12 09:57
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり
      
      
        *09:36JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は小反落、原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 128053.74 -1.41%10日のブラジル株式市場は反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1836.63ポイント安(-1.41%)の128053.74で引けた。日中の取引レンジは127731.77-129871.64となった。売りが先行した後下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げ期待の大幅後退が警戒され、外資の流出懸念から売りが広がった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、2月の小売売上高などが翌11日に発表される予定となり、慎重ムードが強まった。一方、資源セクターは逆行高。原油価格の上昇が支援材料となったもようだ。【ロシア】MOEX指数 3439.11 +0.73%10日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.85ポイント高(+0.73%)の3439.11ポイントで引けた。日中の取引レンジは3405.46-3440.03となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇がウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。また、中国当局が景気対策を強化していることも対中輸出の拡大期待を高めた。一方、指数の上値は重い。米利下げ時期の先送り観測などが外資の流出懸念を高めた。【インド】SENSEX指数 75038.15 +0.47%10日のインドSENSEX指数は強含み。前日比354.45ポイント高(+0.47%)の75038.15、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同111.05ポイント高(+0.49%)の22753.80で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。外国人投資家(FII)の買い越しが支援材料。FIIはこの日まで2日連続の買い越しとなった。また、2023年度の電気自動車(EV)の販売が各部門で伸びているとの報告が関連セクターの物色手掛かりとなった。【中国本土】上海総合指数 3027.34 -0.7010日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.20ポイント安(-0.70%)の3027.34ポイントと反落した。投資家心理が冷やされる流れ。香港メディアが10日伝えたところによると、格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、中国の信用格付け見通しを「安定的(ステーブル)」から「弱含み(ネガティブ)」に引き下げた。指標発表も気がかり材料。中国ではあす11日に3月の物価統計、12日に同月の貿易統計が公表される予定だ。直近で報告された景況感指標は、中国経済の持ち直しを示す内容だったが、物価統計でデフレ改善の兆しがみられるかが焦点となる。
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        2024/04/11 09:36
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は続伸、内需関連の上昇が指数をサポート
      
      
        *10:00JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は続伸、内需関連の上昇が指数をサポート
【ブラジル】ボベスパ指数 129890.37 +0.80%9日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1033.21ポイント高(+0.80%)の129890.37で引けた。日中の取引レンジは128826.38-129956.18となった。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。内需関連の上昇が指数をサポート。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。ほかに、米金利の低下なども好感された。一方、欧州市場の下落などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3414.26 -0.09%9日のロシア株式市場は小反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比3.12ポイント安(-0.09%)の3414.26ポイントで引けた。日中の取引レンジは3408.99-3441.18となった。前半はプラス圏で推移したが、後半は軟調な展開を示した。欧州市場の下落が警戒され、後半は売りが優勢。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米金利の低下などが支援材料となった。【インド】SENSEX指数 74683.70 -0.08%9日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比58.8ポイント安(-0.08%)の74683.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同23.55ポイント安(-0.10%)の22642.75で取引を終えた。プラス圏で推移した後は後半マイナス圏に転落した。企業業績の伸び鈍化観測が圧迫材料。1-3月期の企業増益率(NIFITY50指数の構成銘柄)は3.1%にとどまると予測され、予想通りなら直近5四半期の最低水準に落ち込む。また、米金利の上昇や利下げ時期の先送り観測なども外資の流出懸念を強めた。このほか、欧州市場の下落が終盤の売り圧力を高めた。【中国本土】上海総合指数 3048.54 +0.05%9日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.49ポイント高(+0.05%)の3048.54ポイントと4日ぶりに小反発した。買い戻しが優勢となる流れ。前日までの3日続落を受け、ひとまず反発している。中国の景気持ち直しが期待されているほか、当局の消費刺激や産業支援、株価対策などに対する期待感も支えだ。ただ、上値は重い。米長期債利回りの上昇が嫌気さたほか、週内に公表される中国の物価や貿易の指標も気がかり材料だ。指数は安く推移する場面もみられている。
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        2024/04/10 10:00
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は3日続落、米長期金利の上昇が重しとなる流れ
      
      
        *10:34JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は3日続落、米長期金利の上昇が重しとなる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 128857.16 +1.63%8日のブラジル株式市場は反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2061.75ポイント高(+1.63%)の128857.16で引けた。日中の取引レンジは126796.42-129178.14となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源銘柄の上昇が指数をサポートした。また、成長の加速観測なども好感された。ほかに、欧州市場の上昇が買い安心感を与えた。一方、米金利の上昇などが指数の足かせとなった。【ロシア】MOEX指数 3417.38 +0.65%8日のロシア株式市場は小反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比22.01ポイント高(+0.65%)の3417.38ポイントで引けた。日中の取引レンジは3400.82-3423.35となった。高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。財政収入の急増を受け、財政支出の拡大期待が高まっている。1-3月の財政収入は前年同期比53.5%増加。原油価格の上昇は背景にある。一方、指数の上値は重い。国内総生産(GDP)の下振れが引き続き警戒されたほか、米利下げ時期の先送り観測が嫌気された。【インド】SENSEX指数 74742.50 +0.67%8日のインドSENSEX指数は強含み。前日比494.28ポイント高(+0.67%)の74742.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同152.60ポイント高(+0.68%)の22666.30で取引を終えた。終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや拡大させた。経済指標の改善が好感された。4月の消費者信頼感指数は前月比2.1上昇し、125.2まで回復したほか、2019年中盤以来の高水準を記録。また、インド準備銀行(中央銀行)が8月に利下げに踏み切るとの観測も支援材料となった。一部では、年内2%の利下げが実施されると予測している。ほかに、前営業日の米ハイテク株の上昇を受け、IT関連の買いが広がった。【中国本土】上海総合指数 3047.05 -0.72%連休明け8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.24ポイント安(-0.72%)の3047.05ポイントと3日続落した。米長期金利の上昇が重しとなる流れ。堅調な3月米雇用統計の結果を受け、先週末の米債券市場では、米10年債利回りが急上昇した。中国本土からの資金流出が警戒されたほか、中国当局が金融緩和をしにくくなるとの見方も広がっている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。米中関係の悪化懸念がやや薄らいだことや、中国の景気持ち直し期待が支えだ。指数はプラス圏で推移する場面もみられている。
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        2024/04/09 10:34
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数はまちまち、成長予想の上方修正が引き続き支援材料
      
      
        *09:58JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数はまちまち、成長予想の上方修正が引き続き支援材料
【ブラジル】ボベスパ指数 126795.41 -0.50%5日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比632.12ポイント安(-0.50%)の126795.41で引けた。日中の取引レンジは126,394.13-127,432.20となった。売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、過熱感から利益確定売り圧力が強まった。また、中東情勢の緊迫化なども引き続き圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米株高や原油価格の上昇が支援材料となった。【ロシア】MOEX指数 3395.37 -0.36%5日のロシア株式市場は10日ぶりに反落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.20ポイント安(-0.36%)の3395.37ポイントで引けた。日中の取引レンジは3385.42-3401.16となった。売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、国内総生産(GDP)の下振れも嫌気された。昨年10-12月期のGDP(速報)成長率は4.9%となり、前期の5.7%(改定値)と予想の5.3%を下回った。一方、原油高などが指数をサポートした。【インド】SENSEX指数 74248.22 +0.03%5日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比20.59ポイント高(+0.03%)の74248.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.95ポイント安(-0.00%)の22513.70で取引を終えた。軟調な展開が続いた後は終盤プラス圏を回復した。成長予想の上方修正が引き続き支援材料。また、経済指標の改善も好感された。3月のHSBCサービス業購買担当者景気指数(PMI、確定値)は61.2となり、前月の60.6を上回った。【中国本土】休場
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        2024/04/08 09:58
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は9日続伸、経済指標の改善が引き続き好感
      
      
        *09:58JST 概況からBRICsを知ろう   ロシア株式市場は9日続伸、経済指標の改善が引き続き好感
【ブラジル】ボベスパ指数 127427.53 +0.09%4日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比109.14ポイント高(+0.09%)の127427.53で引けた。日中の取引レンジは127177.66-129627.13となった。おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。貿易黒字の拡大が好感された。3月の貿易黒字は74億8300万米ドルとなり、前月の53億800万米ドル(改定値)と予想の70億米ドルを上回った。また、原油価格の上昇も支援材料。一方、指数の上値は重い。米利下げ期待の後退や中東情勢の緊迫化などが圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3407.57 +0.35%4日のロシア株式市場は9日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比11.98ポイント高(+0.35%)の3407.57ポイントで引けた。日中の取引レンジは3392.06-3409.62となった。前日の終値近辺でもみ合った後は上げ幅を拡大させた。経済指標の改善が引き続き好感されたほか、原油価格の上昇もウエートの高い資源銘柄の物色手掛かり。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。また、米利下げ期待の後退なども足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74227.63 +0.47%4日のインドSENSEX指数は小反発。前日比350.81ポイント高(+0.47%)の74227.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同80.00ポイント高(+0.36%)の22514.65で取引を終えた。前半は軟調な展開が続いたが、後半は買い戻された。成長予想の上方修正が好感された。世界銀行は最新リポートで、2023年度のインドの成長予想をこれまでの6.6%から7.5%に引き上げた。パキスタンやスリランカなどの急成長がインド経済に好影響を与えると指摘した。また、2023年度の間接税収額が予想以上に伸びたことも財政支出の拡大期待を高めた。【中国本土】休場
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        2024/04/05 09:58
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は小反落、経済指標の下振れが足かせ
      
      
        *09:47JST 概況からBRICsを知ろう   ブラジル株式市場は小反落、経済指標の下振れが足かせ
【ブラジル】ボベスパ指数 127318.39 -0.18%3日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比230.13ポイント安(-0.18%)の127318.39で引けた。日中の取引レンジは126181.37-127693.56となった。後半はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は再び売りに押された。経済指標の下振れが足かせとなった。2月の鉱工業生産は前年同月比で5.0%上昇し、予想の5.7%を下回った。また、欧州市場の下落なども警戒された。一方、指数の下値は限定的。通貨レアル高の進行や原油価格の上昇などが指数を下支えした。【ロシア】MOEX指数 3395.59 +0.72%3日のロシア株式市場は8日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.30ポイント高(+0.72%)の3395.59ポイントで引けた。日中の取引レンジは3376.63-3397.33となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。経済指標の改善が好感された。2月の実質小売売上高の増加率(前年同月比)12.3%となり、前月の9.1%と予想の9.3%を上回った。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開となった。【インド】SENSEX指数 73876.82 -0.04%3日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比27.09ポイント安(-0.04%)の73876.82、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同18.65ポイント安(-0.08%)の22434.65で取引を終えた。売りが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。アジア市場の下落を受け、インド株も売りが先行。また、米長期金利の上昇も外資の流出懸念を強めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで3日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3069.30 -0.18%3日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比5.66ポイント安(-0.18%)の3069.30ポイントと続落した。米長期金利の上昇が嫌気される流れ。米利下げの先送り観測を受け、昨夜の米債券市場では、米10年債利回りの上昇が続き、今年の最高水準で推移した。米中の金利差が拡大した場合、人民元安を助長する恐れもあると警戒されている。また、本土市場は4-5日が清明節で休場となることもあり、買い手控え要因として意識された。
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        2024/04/04 09:47
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反落、利食い売りが優勢となる流れ
      
      
        *09:42JST 概況からBRICsを知ろう   上海総合指数は反落、利食い売りが優勢となる流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 127548.52 +0.44%2日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比558.07ポイント高(+0.44%)の127548.52で引けた。日中の取引レンジは126669.22-127654.04となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。成長予想の上方修正が好感された。ブラジル中央銀行がエコノミストら約100人を対象に実施した最新調査では、2024年の国内総生産(GDP)成長率が前回の1.85%から1.89%に引き上げられた。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。通貨レアル安の進行が指数の足かせとなった。また、米長期金利の上昇も警戒材料となった。【ロシア】MOEX指数 3371.29 +0.24%2日のロシア株式市場は7日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比8.00ポイント高(+0.24%)の3371.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3357.55-3375.69となった。前日の終値近辺でもみ合った後は終盤上げ幅を拡大させた。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も引き続き好感された。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、やや伸び悩む展開。また、米長期金利の上昇なども足かせとなった。【インド】SENSEX指数 73903.91 -0.15%2日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比110.64ポイント安(-0.15%)の73903.91、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同8.70ポイント安(-0.04%)の22453.30で取引を終えた。終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を縮小させた。3月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI、確定値)が速報値の59.2から59.1に下方修正されたことが指数の足かせとなった。また、米利下げの先送り観測が再び高まっていることも外資の流出懸念を高めた。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで2日連続の売り越しとなった。【中国本土】上海総合指数 3074.96 -0.08%2日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比2.42ポイント安(-0.08%)の3074.96ポイントと4日ぶりに反落した。利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで3日続伸し、足元では約2週ぶりの高値水準を回復していた。米中関係の悪化懸念もくすぶる。米国はこのところ、半導体などを中心に対中圧力を強め、中国側も対抗措置を打ち出すなど、両国の応酬に歯止めがかからない状況だ。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。官民で公表された3月の製造業PMIが上向く中、中国経済の持ち直しも期待されている。
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        2024/04/03 09:42
      
    
    
      
        注目トピックス 外国株
      
      
        概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は強含み、2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能
      
      
        *09:50JST 概況からBRICsを知ろう   インドSENSEX指数は強含み、2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能
【ブラジル】ボベスパ指数 126990.45 -0.87%連休明けとなる1日のブラジル株式市場は小反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1115.65ポイント安(-0.87%)の126990.45で引けた。日中の取引レンジは126771.80-128658.86となった。買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅をじりじりと拡大させた。米利下げの先送り観測が指数の足かせとなった。また、通貨レアル安の進行もブラジル株の圧迫材料。ほかに、軟調な経済指標も成長の加速期待を後退させた。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.6となり、前月の54.1を下回った。【ロシア】MOEX指数 3363.29 +0.92%1日のロシア株式市場は6日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比30.76ポイント高(+0.92%)の3363.29ポイントで引けた。日中の取引レンジは3343.66-3367.34となった。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの支援材料。また、経済指標の改善も好感された。3月のS&Pグローバル製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.7となり、前月の54.7を上回った。一方、米利下げの先送り観測が再び高まっていることが指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 74014.55 +0.49%1日のインドSENSEX指数は強含み。前日比363.20ポイント高(+0.49%)の74014.55、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.10ポイント高(+0.61%)の22462.00で取引を終えた。買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。2024年度のインドの成長率が7%台の維持は可能だとの見方が好感された。また、海外からの送金が再び拡大しているとの報告も経常赤字の縮小観測を高めた。【中国本土】上海総合指数 3077.38 +1.19%1日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比36.21ポイント高(+1.19%)の3077.38ポイントと3日続伸した。中国経済の先行き不安がひとまず後退する流れ。官民発表の今年3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)がいずれも市場予想を上回ったことが好感された。うち国家統計局などが発表した製造業PMIは50.8に達し、景況判断の境目となる50を6カ月ぶりに回復している。
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        2024/04/02 09:50