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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国のデフレが警戒される流れ
配信日時:2025/03/11 09:44
配信元:FISCO
*09:44JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、中国のデフレが警戒される流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 124519.38 -0.41%
10日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.25ポイント安(-0.41%)の124519.38で引けた。日中の取引レンジは123,471.46-125,031.30となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。世界的な株安連鎖が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米景気不安が再び高まっていることも圧迫材料。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。
【ロシア】MOEX指数 3200.81 +1.07%
10日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.93ポイント高(+1.07%)の3200.81となった。日中の取引レンジは3,195.24-3,226.58となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、中国の景気対策への期待感も好感された。一方、原油価格の下落や海外株安が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 74115.17 -0.29%
10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比217.41ポイント安(-0.29%)の74115.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.20ポイント安(-0.41%)の22460.30で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3366.16 -0.19%
週明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.38ポイント安(-0.19%)の3366.16ポイントと続落した。
中国のデフレが警戒される流れ。9日に公表された2月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.7%となり、昨年1月以来のマイナスに転じている。生産者物価指数(PPI)のマイナスも続いた。一部のアナリストは、内需は依然として弱く、中国のデフレ圧力はこれからも続くとの見方を示している。そのほか、米中の貿易戦争がエスカレートするとの不安も重しとなった。ただ、下値は限定的。中国の景気鈍化やデフレが不安視される中、当局は追加の景気浮揚策を打ち出すとの見方が強まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
<CS>
10日のブラジル株式市場は4日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比515.25ポイント安(-0.41%)の124519.38で引けた。日中の取引レンジは123,471.46-125,031.30となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで一進一退の展開を示した。世界的な株安連鎖が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、米景気不安が再び高まっていることも圧迫材料。ほかに、通貨レアル安の進行がブラジル株の売り圧力を高めた。
【ロシア】MOEX指数 3200.81 +1.07%
10日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比33.93ポイント高(+1.07%)の3200.81となった。日中の取引レンジは3,195.24-3,226.58となった。
買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。通貨ルーブル高の進行がロシア株の支援材料。また、中国の景気対策への期待感も好感された。一方、原油価格の下落や海外株安が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 74115.17 -0.29%
10日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比217.41ポイント安(-0.29%)の74115.17、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同92.20ポイント安(-0.41%)の22460.30で取引を終えた。
買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。海外市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日まで13日連続の売り越しとなった。
【中国本土】上海総合指数 3366.16 -0.19%
週明け10日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.38ポイント安(-0.19%)の3366.16ポイントと続落した。
中国のデフレが警戒される流れ。9日に公表された2月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.7%となり、昨年1月以来のマイナスに転じている。生産者物価指数(PPI)のマイナスも続いた。一部のアナリストは、内需は依然として弱く、中国のデフレ圧力はこれからも続くとの見方を示している。そのほか、米中の貿易戦争がエスカレートするとの不安も重しとなった。ただ、下値は限定的。中国の景気鈍化やデフレが不安視される中、当局は追加の景気浮揚策を打ち出すとの見方が強まっている。指数はプラス圏で推移する場面もあった。
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