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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続落、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに
配信日時:2025/02/13 09:48
配信元:FISCO
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は6日続落、外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに
【ブラジル】ボベスパ指数 124380.21 -1.69%
12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2141.45ポイント安(-1.69%)の124380.21で引けた。日中の取引レンジは124,115.91-126,512.74となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米インフレ懸念の再燃も早期の米利下げ期待を後退させた。一方、通貨レアル高の進行やウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3025.63 +0.25%
12日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.61ポイント高(+0.25%)の3025.63となった。日中の取引レンジは3,020.60-3,059.35となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感がロシア株の支援材料。また、通貨ルーブル高の進行も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や米インフレ懸念の再燃などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 76171.08 -0.16%
12日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比122.52ポイント安(-0.16%)の76171.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.55ポイント安(-0.12%)の23045.25で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、早期の米利下げ期待の後退も懸念材料。ほかに、昨年12月の鉱工業生産などが本日の取引終了後に発表されるため、見極めるムードが強まった。なお、12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.2%となり、前月の5.0%(改定値)と予想の3.7%を下回った。
【中国本土】上海総合指数 3346.39 +0.85%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.33ポイント高(+0.85%)の3346.39ポイントと反発した。昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を連日で切り上げている。
投資家のリスク選好が再び強まる流れ。中国のスタートアップ企業(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発したことが改めて材料視された。AI技術の進化により、幅広い産業に好影響が及ぶとみられている。トランプ米政権の高関税政策や、外国為替市場の人民元安などを懸念した売りが先行したものの、指数は終盤に入りプラスに転じた。
<CS>
12日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2141.45ポイント安(-1.69%)の124380.21で引けた。日中の取引レンジは124,115.91-126,512.74となった。
売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米インフレ懸念の再燃も早期の米利下げ期待を後退させた。一方、通貨レアル高の進行やウクライナ紛争の早期終結に対する期待感が指数をサポートした。
【ロシア】MOEX指数 3025.63 +0.25%
12日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比7.61ポイント高(+0.25%)の3025.63となった。日中の取引レンジは3,020.60-3,059.35となった。
終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅を縮小させた。ウクライナ紛争の早期終結に対する期待感がロシア株の支援材料。また、通貨ルーブル高の進行も好感された。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や米インフレ懸念の再燃などが指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 76171.08 -0.16%
12日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比122.52ポイント安(-0.16%)の76171.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同26.55ポイント安(-0.12%)の23045.25で取引を終えた。
売りが先行した後は買い戻され、その後は前日の終値近辺でもみ合った。外国人投資家(FII)の売り越しが指数の足かせに。FIIはこの日まで6日連続の売り越しとなった。また、早期の米利下げ期待の後退も懸念材料。ほかに、昨年12月の鉱工業生産などが本日の取引終了後に発表されるため、見極めるムードが強まった。なお、12月の鉱工業生産の増加率(前年同月比)は3.2%となり、前月の5.0%(改定値)と予想の3.7%を下回った。
【中国本土】上海総合指数 3346.39 +0.85%
12日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比28.33ポイント高(+0.85%)の3346.39ポイントと反発した。昨年12月31日以来、約1カ月半ぶりの高値水準を連日で切り上げている。
投資家のリスク選好が再び強まる流れ。中国のスタートアップ企業(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発したことが改めて材料視された。AI技術の進化により、幅広い産業に好影響が及ぶとみられている。トランプ米政権の高関税政策や、外国為替市場の人民元安などを懸念した売りが先行したものの、指数は終盤に入りプラスに転じた。
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