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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
配信日時:2025/02/12 09:48
配信元:FISCO
*09:48JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続伸、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり
【ブラジル】ボベスパ指数 124619.40 -1.27%
11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.76%(949.85ポイント)高の126521.66で引けた。日中の取引レンジは125,569.96-126,886.2
7となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の
上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支
援材料となった。ほかに、インフレ率の落ち着きが利下げ期待を高めた。一方、早
期の米利下げ期待の後退が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3018.02 +0.19%
11日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.63ポイント高(+0.19%)の3018.02となった。日中の取引レンジは2,982.61-3,019.61となった。
前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、貿易黒字の縮小などが指数の上値を抑えた。昨年12月の貿易黒字は前月の60億米ドルから56億米ドルに減少した。
【インド】SENSEX指数 76293.60 -1.32%
11日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1018.20ポイント安(-1.32%)の76293.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同309.80ポイント安(-1.32%)の23071.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。また、米当局がアルミなどの輸入関税を25%まで引き上げたことも警戒された。ほかに、12月の鉱工業生産などが翌12日に発表されるため、見極めるムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3318.06 -0.12%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.11ポイント安(-0.12%)の3318.06ポイントと4日ぶりに反落した。
売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元では約1カ月半ぶりの高値を連日で切り上げていた。また、米中が関税応酬が経済の下押し圧力になるとの不安もくすぶっている。もっとも、下値は限定的。浙江省杭州市のスタートアップ企業、杭州深度求索人工智能基礎技術研究有限公司(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発する中、AI技術の進化が国内産業を発展させるとの見方が引き続き支えとなっている。指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
<CS>
11日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比0.76%(949.85ポイント)高の126521.66で引けた。日中の取引レンジは125,569.96-126,886.2
7となった。
買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の
上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支
援材料となった。ほかに、インフレ率の落ち着きが利下げ期待を高めた。一方、早
期の米利下げ期待の後退が指数の上値を抑えた。
【ロシア】MOEX指数 3018.02 +0.19%
11日のロシア株式市場は小幅続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比5.63ポイント高(+0.19%)の3018.02となった。日中の取引レンジは2,982.61-3,019.61となった。
前半はマイナス圏でもみ合ったが、その後は買い戻された。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、通貨ルーブル高の進行もロシア株の支援材料となった。一方、貿易黒字の縮小などが指数の上値を抑えた。昨年12月の貿易黒字は前月の60億米ドルから56億米ドルに減少した。
【インド】SENSEX指数 76293.60 -1.32%
11日のインドSENSEX指数は5日続落。前日比1018.20ポイント安(-1.32%)の76293.60、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同309.80ポイント安(-1.32%)の23071.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り継続が圧迫材料。FIIはこの日まで5日連続の売り越しとなった。また、米当局がアルミなどの輸入関税を25%まで引き上げたことも警戒された。ほかに、12月の鉱工業生産などが翌12日に発表されるため、見極めるムードが強まった。
【中国本土】上海総合指数 3318.06 -0.12%
11日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比4.11ポイント安(-0.12%)の3318.06ポイントと4日ぶりに反落した。
売り圧力が意識される流れ。上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足元では約1カ月半ぶりの高値を連日で切り上げていた。また、米中が関税応酬が経済の下押し圧力になるとの不安もくすぶっている。もっとも、下値は限定的。浙江省杭州市のスタートアップ企業、杭州深度求索人工智能基礎技術研究有限公司(DeepSeek)が低コスト、かつ高性能な生成AI(人工知能)の大規模言語モデル(LLM)を開発する中、AI技術の進化が国内産業を発展させるとの見方が引き続き支えとなっている。指数はプラス圏に浮上する場面もあった。
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