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新興株前引け マザーズが小反発、ジャスダックは続落 アスタリスクが初値
30日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は小幅に反発した。前引けは前日比1.57ポイント(0.14%)高い1122.01だった。米長期金利の上昇が一服し、国内の新興市場でも成長株の一角に買いが入った。国内の経済再開期待から旅行関連株の上昇が目立った。メルカリやBASE、アドベンチャが上昇した。 もっとも、午前に発表された中国の景気指標が減速感を示す内容となり、日経平均株価が一時下げ幅を拡大すると、マザーズ指数も弱含む場面があった。プレイドやPアンチエイ、エネチェンジは下落した。 30日にマザーズ市場に上場したアスタリスクは11時19分に5760円で初値を付けた。公開価格(3300円)を74%上回った。午前は初値を下回る5280円で終えた。 日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比15円86銭(0.39%)安い4027円25銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で273億円、売買高は3793万株。フェローテクやウエストHD、Mipoxが下落した。半面、マクドナルドや東映アニメ、セプテニHDは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/30 11:51
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外為10時 円、111円台後半に下げ渋り 持ち高調整の買い支え
30日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げ渋っている。10時時点は1ドル=111円90銭近辺と前日17時時点と比べて61銭の円安・ドル高だった。29日の海外市場で一時112円台と約1年7カ月ぶりの安値をつけていたため、目先の利益確定や持ち高調整を目的とした円買い・ドル売りが入り相場を支えた。 円は111円86銭近辺まで下げ幅を縮める場面があったものの、買いの勢いは鈍い。10時前の中値決済に向け、市場では「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。事業会社の資金決済が集中しやすい日とあって国内輸入企業による円売り・ドル買いが増えたとの観測が円の上値を抑えている。 円は対ユーロでも下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=129円83~85銭と、同5銭の円安・ユーロ高だった。ユーロの対ドル相場は安値圏で小幅な動きとなっており、10時時点では1ユーロ=1.1602~03ドルと同0.0059ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/30 10:20
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東証10時 前日終値近辺で小動き 海運、自動車が安い
30日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅な値動きにとどまり、前日終値(2万9544円)近辺での推移が続いている。9月に上昇が目立っていた海運株や自動車株が下げる一方、新型コロナウイルスの感染減少に伴う経済再開期待が相場を支えている。 東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリストは「今年度の上半期末にあたり、持ち高調整の動きが、これまで上げが目立ってきた銘柄の売りにつながっているのだろう」と見ていた。新型コロナへの懸念から内需関連株の保有を減らしていた投資家も多いとみられ、持ち高復元が陸運株などの買いにつながっている面もあるようだ。 日電硝が大幅高。塩野義、JR西日本、JR東日本、第一三共も高い。一方、海運大手3社、東電HDが大きく下げている。東邦鉛、東海カが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/30 10:11
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東証寄り付き 前日終値近辺で一進一退 半導体関連が安い
30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万9544円)を挟み、一進一退となっている。前日に600円超安と大きく下げた反動で自律反発を狙った買いが先行し、反発して始まった。ただ、電力不足が深刻化する中国経済の先行きなどの懸念などがくすぶり、下げに転じる場面もあった。10月1日の日経平均の銘柄入れ替えに伴う売り需要が意識されているのも、心理的な重荷となっている。 このところの株売りの一因となっている米長期金利の急ピッチな上昇が一服し、29日の米ダウ工業株30種平均が反発した。米市場では買い直しの動きが広がったのは日本株相場の支えとなっている。半面、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受け、東エレク(8035)やアドテスト(6857)など半導体関連がさえない。 29日、自民党の新総裁に岸田文雄氏が選出された。これまで新総裁の政策期待で8月下旬以降、日経平均は上昇していた。市場では「総裁選が終わっても、次は衆議院選挙が控えているため、政策期待は続くだろう」(国内投信の日本株担当者)との声があった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は小幅に下げている。 ファストリ、リクルート、塩野義、第一三共が高い。半面、ファナック、信越化、トヨタが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/30 09:29
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外為8時30分 円、下落し112円近辺 早期の米利上げ意識
30日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=111円96~97銭と前日17時時点と比べて67銭の円安・ドル高だった。米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測を背景に米長期金利の先高観が根強く、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となった。 29日の海外市場で円は一時112円05銭と、2020年2月下旬以来およそ1年7カ月ぶりの安値をつけた。米長期金利の上昇は一服したものの、引き続き1.5%台と高水準にある。足元のインフレ懸念の高まりがFRBによる金融政策の正常化を後押しするとの見方から利上げを織り込む動きも進んでおり、ユーロなど主要通貨に対するドル高進行が円相場を下押しした。 円は対ユーロでも下落している。8時30分時点は1ユーロ=129円87~89銭と、同9銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロの対ドル相場は下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1599~1.1600ドルと同0.0062ドルのユーロ安・ドル高だった。米金融緩和が早期に正常化に向かうとの見方から、対ユーロでもドルが買われた。29日の海外市場では1.1590ドルと、20年7月以来のユーロ安・ドル高水準をつける場面もあった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/30 08:49
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外為17時 円、4日続落 一時1年半ぶり安値 自民総裁選受け午後は円買いの動き
29日の東京外国為替市場で円相場は4日続落した。17時時点は1ドル=111円27~28銭と、前日の同時点に比べ3銭の円安・ドル高だった。米金融政策の正常化が早まるとの見方から前日28日の米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りが優勢だった。中値決済に向けて国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの見方も、円相場の重荷になった。一時は111円68銭近辺と2020年3月以来、1年半ぶりの安値を付けた。 もっとも、米長期金利は日本時間29日の取引では上昇が一服し、円売り一巡後の下値は堅かった。自民党総裁選の1回目の投票で岸田文雄氏が獲得数でトップになり、日経平均株価は下げ幅を拡大。これを受けてリスク回避目的の円買いも入った。 円は対ユーロで反発した。17時時点は1ユーロ=129円80~81銭と、前日の17時時点に比べ20銭の円高・ユーロ安だった。 ユーロは対ドルで3日続落した。17時時点は1ユーロ=1.1664~65ドルと、同0.0022ドルのユーロ安・ドル高だった。16時すぎには1.1657ドル近辺と、2020年11月4日以来、およそ11カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付ける場面があった。28日の海外市場で付けた安値(1.1668ドル)を割り込み、ストップロス(損失限定)のユーロ売りが出たとの見方があった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 17:35
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東証大引け 続落で一時850円安 米金利警戒、自民総裁選受け下げ幅拡大も
29日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落した。前日比639円67銭(2.12%)安の2万9544円29銭と、4営業日ぶりに3万円を下回って終えた。下げ幅は850円を超える場面があった。足元の米長期金利上昇への警戒感から前日の米株式相場が大幅下落した流れを引き継ぎ、朝方からグロース(成長)株を中心に幅広い銘柄で売りが優勢となった。きょうは9月末の配当権利落ち日で配当落ち分の181円程度、日経平均の指数は下押しされた。 午後の取引時間中に自民党総裁選の投開票が行われた。1回目の投票では過半数を獲得する候補がなく、1位の岸田文雄氏と2位の河野太郎氏の上位2人による決選投票の実施が決まった。決選投票の決定直後に日経平均は下げ幅を拡大して、きょうの安値を付ける場面があった。 市場では「決選投票は派閥の影響力が大きい。事前に積極的な政策論争が行われていたにもかかわらず『結局は派閥の論理で決着するのか』との批判から、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性があり警戒する投資家が多い」(外資系運用会社)との指摘があった。 決選投票の結果は大引け後まもなく判明し、岸田氏が新総裁に決定した。 JPX日経インデックス400は3日続落し、終値は前日比417.75ポイント(2.22%)安の1万8363.36だった。東証株価指数(TOPIX)も3日続落し、43.48ポイント(2.09%)安の2038.29で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆8556億円。売買高は16億259万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1768と、全体の約8割を占めた。値上がりは336銘柄、変わらずは50銘柄だった。 東エレク、アドテストが大幅安だった。三菱UFJが売られた。一方、ANAHD、JR東日本が買われた。川崎汽は上昇して終えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 15:32
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新興株29日 マザーズとジャスダック続落、プロカン初値上回る
29日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は3日続落した。終値は前日比6.92ポイント(0.61%)安い1120.44だった。米長期金利の上昇を受けて新興市場で時価総額の大きい成長株の売りが目立った。メルカリやフリー、BASEが下落した。一方、エネチェンジが上昇した。 29日に東証マザーズに新規上場したプロカンは公開価格(2650円)を上回る3500円で初値を付け、3950円で取引を終えた。 同日に東証マザーズに新規上場したセーフィーは公開価格(2430円)を上回る3350円で初値を付け、終値は3350円。商いが膨らみ、マザーズ市場の売買代金ランキングで首位となった。 日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比22円54銭(0.55%)安い4043円11銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で512億円、売買高は7225万株だった。ウエストHDや東映アニメ、ハーモニックが下落した。半面、シンバイオやワークマンは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 15:24
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外為14時 円、買われる 総裁選1回目で岸田氏1位
29日午後の東京外国為替市場で円が買われている。14時時点は1ドル=111円50~51銭と前日17時時点に比べ26銭の円安・ドル高だったが、その後、111円35銭近辺まで下げ渋った。自民党総裁選の1回目で岸田文雄氏が獲得数でトップになり、日経平均株価の下げ幅が拡大した。このためリスク回避の円買いが増えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 14:20
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東証14時 下げ幅縮小 総裁選投開票始まる
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比660円ほど安い2万9500円台前半で推移している。午後1時ごろに自民党総裁選の投開票が始まった。市場では「新総裁の下、経済対策が打ち出される期待などが改めて意識されて押し目買いが入っているのではないか」(東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジスト)との見方があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4746億円、売買高は10億3180万株だった。 日本郵政が売られている。日本製鉄が安い。一方、IHIが高い。三菱自も買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 14:05
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東証後場寄り 安値圏で小動き 東エレクは一段安
29日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比790円程度安の2万9400円台近辺と、安い水準で小動きとなっている。足元の米長期金利上昇を警戒した動きが続き、相対的な割高感のあるグロース(成長)株が売られている。東エレクは午後一段安となり、日経平均の指数を1銘柄で100円程度下押ししている。 東証株価指数(TOPIX)は前引け2.4%安だった。市場で日銀が上場投資信託(ETF)を買い入れる基準とみられている下落率2%を超えたが、市場では見方が割れている。ある外資系証券のトレーダーは「配当落ち分を考慮すると2%に届かず、日銀はETFを買わないのではないか」と指摘していた。QUICKが8月末に推計したTOPIXの9月末の配当落ち影響度は15.8ポイント程度だった。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約1970億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で2兆0016億円、売買高は8億4191万株だった。 郵船が大幅安となっている。三菱UFJも売られている。一方、ANAHDは引き続き堅調。東電HDが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 13:02
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外為12時 円、下落 一時1年半ぶり安値 その後は底堅く
29日午前の東京外国為替市場で円相場は下落した。12時時点は1ドル=111円41~42銭と前日17時時点に比べ17銭の円安・ドル高だった。一時は111円68銭近辺と昨年3月以来、1年半ぶりの安値を付けた。28日の米長期金利が米金融政策の正常化観測の強まりなどで上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りが優勢になった。米長期金利は日本時間29日の取引では上昇が一服し、円はその後は底堅くなった。 29日は中値決済に向けて国内輸入企業による円売りが出たとみられたのも円相場の重荷になった。 円は対ユーロでも下落した。12時時点は1ユーロ=130円19~20銭と同19銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでは小幅に下落した。12時時点では1ユーロ=1.1685~86ドルと同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 12:18
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東証前引け 大幅続落、TOPIXは2.4%安 米金利上昇を警戒
29日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前日比741円82銭(2.46%)安の2万9442円14銭で終えた。下げ幅は一時800円を超えた。前日の米株式相場が米金利上昇を受けてハイテク株を中心に大幅下落した流れが波及し、東京市場でもグロース(成長)株に売りが目立った。きょうは9月末の配当権利落ち日で配当落ち分の181円程度、日経平均の指数は下押しされる。 日本時間29日午前の取引でも米金利は上昇傾向にあり、東京市場で相対的な割高感のある高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が売られた。東エレクなど値がさの半導体関連株が大幅安となり、指数を押し下げた。 29日午前の上海や香港の相場が下落して始まると、日経平均は下げ幅を広げる場面があった。市場では「中国恒大集団の経営を巡る不安や電力不足問題から中国景気の先行きへの警戒感が強まり、日本株の重荷となっている」(フィデリティ投信の重見吉徳マクロストラテジスト)との指摘があった。 JPX日経インデックス400は続落した。東証株価指数(TOPIX)も続落し、前引けは2.4%安だった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆8049億円、売買高は7億4613万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1899と、全体の約87%を占めた。値上がりは213銘柄、変わらずは42銘柄だった。 日本郵政が大幅安だった。太陽誘電も安い。ソニーGも売られた。一方、郵船は一進一退。ANAHDは堅調。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 11:53
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新興株前引け ジャスダックとマザーズ続落、プロカンとセーフィーが初値
29日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比29円92銭(0.74%)安い4035円73銭となった。前日の米株式相場の大幅下落を受けて日本株にも売りが波及した。 もっとも日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に比べると新興株指数の下げ幅は小さく、市場からは「新興株は個人投資家の売りに一巡感が出ている」(国内証券)との声が聞かれた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で267億円、売買高は3880万株。フェローテクや東映アニメ、ハーモニックが下落。半面、ワークマンは上昇した。 東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比13.36ポイント(1.19%)安い1114.00だった。メルカリやフリー、BASEが下落した。一方、エネチェンジやアドベンチャは上昇した。 きょうマザーズ市場に上場したプロカンとセーフィーが初値を付けた。プロカンの初値は公開価格(2650円)を32%上回る3500円で、午前の終値は3535円だった。セーフィーは公開価格(2430円)を38%上回る3350円で初値を付け、午前は3525円で終えた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 11:42
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東証10時 下げ幅やや拡大 米金融政策の不透明感も重荷
29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや拡大し、前日比650円ほど安い2万9500円台前半で推移している。前日の米株式相場がハイテク株を中心に大幅安となった。この流れを引き継ぎ、東京市場でも東エレクなど半導体関連が大幅安となるなど、グロース(成長)株の売りが目立つ。 市場では「米国では一部にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任を支持しないという意見が出ている。米金融政策の先行き不透明感につながり、株式市場にとっては重荷だ」(ピクテ投信投資顧問の松元浩グローバル資産運用部長)との指摘があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1387億円、売買高は4億6973万株だった。 ソニーGが大幅安。住友鉱が売られている。三菱UFJも安い。一方、郵船は高い。JR東日本が買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 10:12
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外為10時 円、一時111円68銭に下落 昨年3月以来の安値
29日午前の東京外国為替市場で円相場は一時、1ドル=111円68銭近辺に下落した。今年7月に付けた111円66銭を下回り、昨年3月以来の安値を付けた。10時時点は111円62~63銭と前日17時時点に比べ38銭の円安・ドル高だった。10時前の中値決済に向けて「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)といい、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられる。日本時間29日の取引で米長期金利が上昇しているのも、円相場の重荷になっている。 円は対ユーロでも下げ幅を拡大した。10時時点は1ユーロ=130円40~41銭と同40銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで小幅な値動きで10時時点では1ユーロ=1.1681~82ドルと同0.0005ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 10:12
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東証寄り付き 下げ幅一時600円超、米ハイテク株売り波及
29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落し、前日に比べ590円ほど安い2万9500円台後半で推移している。下げ幅は一時600円を超えた。取引時間中としては4営業日ぶりに3万円を下回った。前日に米株式市場で主要指数が大幅下落した流れが波及し、東京市場でも投資家がリスク回避姿勢を強めている。きょうは9月末の配当権利落ち日で、配当落ち分の181円程度、日経平均の指数は下押しされる。 米長期金利が一時、6月中旬以来の水準に上昇したことなどを受け、前日の米株式市場ではハイテク株など相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)銘柄に売りが目立った。ナスダック総合株価指数は2.8%安と、今年3番目の下落率となった。東京市場でもグロース(成長)株に売りが優勢となっている。 半導体メモリーの米マイクロン・テクノロジーが28日発表した業績見通しが市場予想を下回った。きょうの東京市場では東エレクが4%超安となるなど、半導体関連銘柄の下げが特に目立つ。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落している。 アドテスト、日電産が安い。日立が売られている。一方、郵船は一進一退。ANAHD、JR東日本が堅調。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 09:20
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外為8時30分 円、下落 111円台半ば 米金利上昇で
29日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落している。8時30分時点は1ドル=111円56~57銭と前日17時時点に比べ32銭の円安・ドル高だった。米国の金融政策の正常化観測の強まりなどから28日の米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが先行している。 円相場は7月2日に付けた安値である111円66銭近辺に迫っている。市場では「米金利の上昇が続けば、東京の取引時間帯に安値を付けることも想定される」(国内シンクタンクのエコノミスト)との声があった。 円はユーロに対しても下落している。8時30分時点は1ユーロ=130円34~36銭と同34銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルでは小幅な動きとなっている。8時30分時点は1ユーロ=1.1683~84ドルと、同0.0003ドルのユーロ安・ドル高だった。米金利の上昇はユーロ売り・ドル買いにつながりやすいが、1.16ドル台まで下落したユーロには短期的な反発を見込んだ買いも入っているようだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/29 08:48
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外為17時 円、3日続落 111円台前半 一時3カ月ぶり安値
28日の東京外国為替市場で円相場は3日続落した。17時時点では前日の同時点に比べ49銭の円安・ドル高の1ドル=111円26~27銭で推移している。16時すぎには111円43銭近辺と7月2日以来、約3カ月ぶりの円安・ドル高水準をつける場面があった。米国で金融政策の正常化が早まるとの見方から、米長期金利は日本時間28日の取引でも上昇基調にある。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。 中値決済に向けて国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測が聞かれたことも円相場を下押しした。9~17時時点の円の高値は110円94銭近辺で、値幅は49銭程度だった。 円は対ユーロで反落し、17時時点では同47銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=130円01~03銭だった。ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0008ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1686ドル近辺で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 17:28
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新興株28日 ジャスダックは反落、マザーズ大幅続落 ロボペイが初値
28日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は大幅に続落した。終値は前日比30.69ポイント(2.65%)安い1127.36だった。午前は3%超下げる場面もあった。前日の米ハイテク株安の流れを受け、国内の新興市場でもIT(情報技術)株に売りが膨らんだ。時価総額上位の銘柄は全面安となった。 メルカリやPアンチエイ、フロンテオが下落した。半面、国内証券が新たにカバレッジを開始したサーキュが買われた。GMO-FGや日本電解も上昇した。 マザーズ市場にきょう新規上場したリベロは初値(1940円)を下回る1572円で終えた。 同日マザーズに上場したデジタリフトは初値(2110円)を上回る2207円で終えた。 同日マザーズに上場したジィ・シィは初値(2560円)を上回る3060円で終えた。 同日マザーズに上場したロボペイは13時18分に公開価格(1860円)の2倍にあたる3725円で初値を付けた。終値は初値を下回る3380円だった。 日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比32円62銭(0.80%)安い4065円65銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で450億円、売買高は6230万株だった。東映アニメが4%超下げた。ウエストHDやフェローテクが下落した。半面、Mipoxやイメージワン、ジーダットは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 15:29
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東証大引け 続落 成長株に売り 海運は連日の大幅安
28日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比56円10銭(0.19%)安の3万0183円96銭で終えた。前日に欧米の半導体関連銘柄が下落した流れを受け、東京市場でも値がさの半導体関連の下げが目立った。午前には中国経済の先行きへの警戒もあって幅広い銘柄が売られ、日経平均は下げ幅を200円超に広げ、3万円ちょうど近辺まで下落する場面があった。 前日の米株式市場では半導体関連銘柄の下げが目立った。装置メーカーの下げが大きかったため、東京市場でもアドテストや東エレクといった半導体関連銘柄の売りに波及した。米長期金利が日本時間28日に1.5%台に上昇し、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株の一部が下げたのも相場の重荷となった。 もっとも、売りが一巡すると日経平均は下げ渋った。政府は28日夕にも新型コロナウイルスの感染対策である緊急事態宣言を30日の期限をもって全面解除することを正式に決める。10月からは行動制限が段階的に緩和される見通しで、経済再開をにらんで内需関連銘柄の一角が物色された。 きょうは9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日にあたる。配当の再投資に絡んだ先物買いが入るとの観測から、大引けにかけては下げ幅を縮めた。 JPX日経インデックス400は続落した。東証株価指数(TOPIX)も続落し、終値は前日比5.97ポイント(0.29%)安の2081.77で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆8105億円。売買高は15億677万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1057。値上がりは1033、変わらずは96だった。 川崎汽は14%超下落した。郵船や商船三井も連日の大幅安。エムスリーやキッコマン、塩野義が売られた。一方、INPEXやエーザイ、マツダが上昇した。三菱UFJなど銀行株の上げも目立った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 15:18
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東証14時 動意薄、経済活動再開にらみ循環物色も
28日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は動意が薄く、前日比110円ほど安い3万0100円台前半で推移している。新規の取引材料がなく、方向感を欠いている。9月末の配当や株主優待の権利取りに絡んだ買いも一巡したとの見方が出ている。 政府は28日夕にも新型コロナウイルス対策で発令している緊急事態宣言と「まん延防止等重点措置」を30日の期限で全面解除すると正式に決める見通し。来月以降は行動制限を段階的に緩和するとみられる。「経済活動の再開をにらみ、投資家の循環物色が進みつつある」(みずほ証券の中村克彦マーケットストラテジスト)との見方があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4261億円、売買高は9億7328万株だった。 NECが下げ幅を拡大。第一三共やバンナムHD、日産化も下落している。一方、日立建機やTOTO、カシオは上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 14:14
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外為14時 円、安値圏で推移 111円台前半、米金利上昇は一服
28日午後の東京外国為替市場で、円相場は7月上旬以来の安値圏で推移している。14時時点では1ドル=111円14~15銭と前日17時時点と比べて37銭の円安・ドル高だった。米長期金利が日本時間28日正午ごろ1.5%台に上昇したのを受け、一時111円24銭近辺まで売られた。その後は米金利の上昇が一服し、円の下値を探る動きは限られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 14:13
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東証後場寄り 下げ幅広げる エムスリーは一段安
28日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ幅を広げ、前日比120円程度安い3万0100円台前半で推移している。グロース(成長)株の一部が下げ幅を広げている。米株価指数先物が軟調に推移し、日経平均先物にも短期筋の売りがでて、指数を下押ししている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約690億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9960億円、売買高は7億9432万株だった。 エムスリーは下げ幅を拡大。アドテストや信越化も下落している。一方、INPEXやエーザイ、ソフトバンクグループは上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 13:01
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外為12時 円、下落し111円台前半 7月上旬以来の安値
28日午前の東京外国為替市場で、円相場は下落した。12時時点は1ドル=111円17銭近辺と前日17時時点と比べて40銭の円安・ドル高だった。一時111円19銭近辺と7月上旬以来の安値を付けた。米国で金融政策の正常化が早まるとの期待が広がり、米長期金利は日本時間28日の取引でも高止まりしている。日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが優勢となった。 中値決済に向けては国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとみられ、円相場に一段と下押し圧力がかかった。9~12時の円の高値は110円94銭近辺で、値幅は25銭程度だった。 円は対ユーロでも下落している。12時時点は1ユーロ=130円00銭近辺と、同46銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで横ばい圏で推移している。12時時点は1ユーロ=1.1693~94ドルと同0.0001ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 12:19
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新興株前引け ジャスダックは反落、マザーズは続落 ロボペイは売買未成立、リベロなど初値
28日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比29.44ポイント(2.54%)安い1128.61だった。27日の米株式市場でハイテク比率が高いナスダック総合株価指数が下落。国内の新興市場でもIT(情報技術)関連株が売られた。時価総額上位の銘柄が全面安となった。メルカリやフリー、フロンテオが下落した。一方で、ユーザベースや日本電解、アドベンチャは上昇した。 28日にマザーズ市場に上場したリベロは10時5分に公開価格(1400円)を540円(38.6%)上回る1940円で初値を付けた。午前は初値を下回る1780円で取引を終えた。 同日マザーズ市場に上場したデジタリフトは10時6分に公開価格(1570円)を540円(34.4%)上回る2110円で初値を付けた。午前は初値を上回る2462円で取引を終えた。 同日マザーズ市場に上場したジィ・シィは10時7分に公開価格(1890円)を670円(35.4%)上回る2560円で初値を付けた。午前は初値を上回り、制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる3060円の買い気配で取引を終えた。 同日マザーズ市場に上場したロボペイは買い注文が膨らみ、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は3165円と、公開価格(1860円)を70.2%上回った。 日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比37円10銭(0.91%)安い4061円17銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で268億円、売買高は3598万株。東映アニメやMipox、フェローテクが下落した。半面、3DMやジーダット、エイジスは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 11:57
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東証前引け 続落、半導体関連が下げ 海運は大幅安
28日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比100円41銭(0.33%)安の3万0139円65銭で終えた。前日の米半導体関連銘柄の下落を受け、東京市場でも値がさの半導体関連銘柄の下げが目立った。 前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が0.24%下げた。半導体製造装置メーカーの下げが大きく、東京市場でもアドテストや東エレクといった半導体関連銘柄の売りに波及した。 グロース(成長)株の一部も売られ、日経平均は下げ幅が200円を超え、3万0000円近辺まで下落する場面があった。市場では「不動産市場を巡る不透明感から中国経済の減速が意識され、積極的な買いを入れにくいムードもある」(アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長)との見方があった。 もっとも、下値では値ごろ感が出たとみられた銘柄には買いが入った。外国為替市場では円安・ドル高が進み、自動車など輸出関連株の一角も買われた。国内の経済活動が正常化に向かうとの見方から、百貨店や鉄道の一部も上昇した。 JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、0.48%安だった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆7534億円、売買高は6億8991万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1440と、全体の6割超を占めた。値上がりは657、変わらずは89だった。 川崎汽や郵船など海運株は大幅安。エムスリーやサイバーが下落し、キッコマンも売られた。一方、日揮HDやマツダ、エーザイは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 11:47
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外為10時 円、111円近辺でもみ合い 中値「ドル不足」の声
28日午前の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=111円ちょうどを挟んでもみ合っている。10時時点は111円02~03銭と前日17時時点と比べて25銭の円安・ドル高だった。米長期金利の上昇で日米金利差の拡大観測が高まり円売り・ドル買いが優勢となっている。 10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが進んだとみられ、円相場に下押し圧力がかかった。 円は対ユーロで下げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=129円76~78銭と、同22銭の円安・ユーロ高だった。 ユーロは対ドルで下げ幅をやや拡大している。10時時点では1ユーロ=1.1688~89ドルと同0.0006ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 10:21
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東証10時 下げ一服、ファストリやソフトバンクGが下支え
28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下落が一服し、前日比170円ほど安い3万0060円前後で推移している。3万0000円近辺まで下げた後は、値ごろ感が出たとみられた銘柄に買いが入った。指数寄与度が高いファストリやソフトバンクグループ(SBG)の上昇も下支えにつながっている。 市場では「鉱業や化学など素材関連の一部が上げており、出遅れ感があった景気敏感銘柄を物色する動きがみられる」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との見方があった。きょう28日は9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日にあたり、権利取りを狙った買いも入っている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1011億円、売買高は4億4822万株だった。 アドテストや太陽誘電が売られている。塩野義や安川電が下落。川崎汽は10%超下げる場面がある。一方、INPEXは上昇している。日立建機やホンダ、東レが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 10:14
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東証寄り付き 続落、200円安 成長株に売り
28日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まり、前日に比べ210円ほど安い3万0030円前後で推移している。前日の米国市場で長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株に売りが出た。東京市場でもこの流れを受けて、成長株の一部に売りがでている。 前日の米株式市場では、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が0.24%下げた。東京市場では、東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄の一部が下げ、指数を下押ししている。 政府は28日に新型コロナウイルスで東京や大阪など19都道府県に発令している緊急事態宣言の全面解除を専門家に諮問する。8県を対象とする「まん延防止等重点措置」とともに全面解除されると伝わり、経済活動の正常化が一段と進むとの見方から、百貨店や鉄道など内需関連の一角には買いが入っている。 28日早朝には、北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を発射したと伝わった。飛翔体の発射は2週間ぶり。株式市場ではいまのところ材料視する向きは限られている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落している。 川崎汽や郵船など海運株は大幅安。エムスリーやサイバーも下げている。トヨタは高値を更新した後、利益確定の売りで下げに転じた。三菱UFJやJR西日本、三越伊勢丹が上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/28 09:39