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東証10時 下げ幅やや拡大 米金融政策の不透明感も重荷

配信日時:2021/09/29 10:12 配信元:QUICK
 29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや拡大し、前日比650円ほど安い2万9500円台前半で推移している。前日の米株式相場がハイテク株を中心に大幅安となった。この流れを引き継ぎ、東京市場でも東エレクなど半導体関連が大幅安となるなど、グロース(成長)株の売りが目立つ。

 市場では「米国では一部にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任を支持しないという意見が出ている。米金融政策の先行き不透明感につながり、株式市場にとっては重荷だ」(ピクテ投信投資顧問の松元浩グローバル資産運用部長)との指摘があった。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1387億円、売買高は4億6973万株だった。

 ソニーGが大幅安。住友鉱が売られている。三菱UFJも安い。一方、郵船は高い。JR東日本が買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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