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東証10時 下げ一服、ファストリやソフトバンクGが下支え

配信日時:2021/09/28 10:14 配信元:QUICK
 28日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下落が一服し、前日比170円ほど安い3万0060円前後で推移している。3万0000円近辺まで下げた後は、値ごろ感が出たとみられた銘柄に買いが入った。指数寄与度が高いファストリやソフトバンクグループ(SBG)の上昇も下支えにつながっている。

 市場では「鉱業や化学など素材関連の一部が上げており、出遅れ感があった景気敏感銘柄を物色する動きがみられる」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との見方があった。きょう28日は9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日にあたり、権利取りを狙った買いも入っている。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1011億円、売買高は4億4822万株だった。

 アドテストや太陽誘電が売られている。塩野義や安川電が下落。川崎汽は10%超下げる場面がある。一方、INPEXは上昇している。日立建機やホンダ、東レが高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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