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注目トピックス 経済総合 金は押し目完了か サンワード証券の陳氏(山崎みほ) *17:33JST 金は押し目完了か サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『金は押し目完了か』と述べています。続いて、『世界が注目した5日の米大統領選は、早い段階でトランプ氏の勝利が確定し、政権移行も米国の分断をもたらすような混乱はなく、拍子抜けするほど平和裏に行われることとなった。最悪の事態が回避されたことで金相場は下落基調を強め、先週は一時2,541ドルまで下落し、約2カ月ぶりの安値に沈んだ』と伝え、『市場ではトランプ氏が勝利し、上院に続き下院も共和党が過半数を占める「トリプル・レッド」となったことで、トランプ氏の公約が実現されやすくなるとの見方を強めたようだ』と述べています。一方、『週明け18日からは、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの高まりから、金相場の地合いが一転して強気となった』とし、『バイデン米大統領がロシアに侵略されたウクライナに供与した長距離ミサイルについて、ロシア領内への攻撃に使用することを容認したと報じた。ロシアに派遣された北朝鮮部隊が参戦したことなどを受け方針転換したという。ロシア国防省は19日、西部ブリャンスク州の軍事施設を狙い、ウクライナ軍が同日未明に米国製の長距離地対地ミサイル「ATACMS」を撃ち込んだと発表した。こうした動きに反発し、ロシアのプーチン大統領は19日、核兵器の使用条件を示した核ドクトリン(核抑止力の国家政策指針)を改定。ウクライナを軍事支援する欧米など各国も核を含む攻撃の対象になり得ると警告した』と伝えています。こうしたことから、陳さんは、『地政学リスクが警戒され安全資産の金が買われ、NY金は2,600ドルを回復した。安全資産である米国債が買われ、米金利が低下したことも金の押し上げ要因になった。 19日終値は2,631ドル。先週末終値から2.4%上昇した。金ETFも減少から増加に転じた。NY金はこの反発で押し目完了と見ていいだろう』と考察しています。NY金予想レンジは、『2,600~2,700ドル』と想定しています。また、OSE金は、『為替の円安もあって1万3200円台に上昇。押し目完了と見ていいだろう』と述べ、予想レンジは、『12,800~13,800円』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月20日付「金は押し目完了か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/21 17:33 注目トピックス 経済総合 NYの視点:ボウマンFRB理事、利下げ継続に懐疑的 *08:14JST NYの視点:ボウマンFRB理事、利下げ継続に懐疑的 連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事はインフレの進展が停滞しており、引き続きインフレを懸念していると表明した。FRBの11月連邦公開市場委員会(FOMC)での声明やパウエル議長は会見で、FRBの任務達成リスクが概ね均衡したとすると同時に、インフレよりも労働市場の減速に懸念を表明した。これに対し、ボウマン理事はFRBの最大雇用とインフレ安定達成任務において、物価安定達成リスクが、最大雇用達成リスクを大幅に上回ると指摘。さらに、FRBは現在政策当局が考えているよりも、中立水準に近い可能性があると、利下げを続ける必要性に懐疑的見方を示した。クック理事も利下げの度合いや時期は今後のデータ次第としたが、雇用の下方リスクが「最近いくらか弱まった」と指摘。労働市場は引き続き堅調で、段階的な減速にとどまる見通しで、もし、インフレ進展が減速し、雇用が堅調だった場合、利下げ見送る可能性もあると述べた。ボウマン理事はFRBが大幅利下げを決定した9月会合で小幅利下げが適切と委員会の決定に反対票を投じた。FRB理事で委員会の決定に反対票を投じたのは2005年来で初めてとなった。他のFRBメンバーは金利をさらに引き下げる必要性を指摘しているに対し、同理事はインフレリスクを引き続き懸念し注意深いアプローチの必要性を主張した。現状で12月FOMCでの利下げ確率は依然50%。次回会合までには雇用統計や消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)など重要指標が発表予定で、政策の鍵を握る。 <CS> 2024/11/21 08:14 注目トピックス 経済総合 トルコリラ円今週の予想(11月18日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) *17:55JST トルコリラ円今週の予想(11月18日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『横這いで推移しそうだ』と述べています。続いて、『先週は、エルドアン大統領がトランプ氏にトルコを訪問するよう招待したことで、米・土関係の改善や、トルコの9月鉱工業生産が改善したこと、9月経常収支の黒字が市場予想を上回ったこと、10月住宅販売が前回の2倍近い伸びになったことを受けて、4.5円後半まで上昇した』と伝えています。また、『今週もトルコ経済の復調期待や米格付け会社S&Pが11月1日にトルコの長期ソブリン債格付けの引き上げを決定したことによる外資の流入期待から堅調に推移しそうだ』と述べています。そして、『今週21日のトルコ中銀会合では、政策金利の据え置きが予想される。トルコ中銀は8日に公表した四半期インフレレポートの中で2024年末時点のインフレ予想を38%から44%へ、2025年末時点のインフレ予想を14%から21%へ上方修正しており、トルコ中銀による年内の利下げ観測が後退している』と伝え、『改めて金融引き締めの継続姿勢が示されれば、リラ買いに弾みがつくだろう』と考察しています。トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.30円~4.60円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月19日付「トルコリラ円今週の予想(11月18日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/20 17:55 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米10月住宅建設の弱さ、Q4GDPの成長抑制か *07:43JST NYの視点:米10月住宅建設の弱さ、Q4GDPの成長抑制か 米商務省が発表した10月住宅着工件数は前月比―3.1%の131.1万戸と、予想の133.7万戸を下回った。7月来で最低。また、同月住宅建設許可件数は前月比―0.6%の141.6万戸と予想外に9月142.5万戸から減少しており、今後も住宅建設が低迷する可能性が示唆された。前年比で7.7%減。30年物の固定金利は依然7%と高止まりしていることや住宅の手頃感が課題となり、新築住宅の在庫は過去最高水準。建設中のプロジェクト数は約2%減の147万戸と、約3年ぶり低水準という。住宅建設の低迷は10-12月期の国内総生産(GDP)成長を抑制する可能性がある。ハリケーンの影響で建設活動が全般的に滞ったことや材料費の高騰が影響したと考えられている。地域別では、ハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」の影響で建設業者がプロジェクトを延期したことが影響し、南部の減少が目立ち8.8%減少した。主要項目である一戸建て住宅の着工件数は6.9%減の97万戸。一方で集合住宅の着工件数は9.6%増と、3カ月ぶりのプラスとなった。木材価格が前年から20%上昇したことも建設抑制につながつたと見られる。バイデン政権による関税でカナダの供給停止などが影響し供給が減少した一方で、需要が強まった。トランプ次期政権による規制緩和期待に建設業者の信頼感指数の改善は来年の住宅建設改善につながる可能性を示唆している。 <CS> 2024/11/20 07:43 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米11月住宅市場指数は予想外に上昇、次期政権の規制緩和による建設増期待が膨らむ *07:37JST NYの視点:米11月住宅市場指数は予想外に上昇、次期政権の規制緩和による建設増期待が膨らむ 全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した11月NAHB住宅市場指数は46と、10月43から低下予想に反し、上昇した。3カ月連続の上昇で4月来で最高。前年の34も大きく上回った。ただ、建設業者の悲観的見通しと楽観的見通しの境目となる50を7カ月連続で下回った。一戸建て販売の現況、見通し、購買見込み客足指数の3項目とも上昇。6か月売り上げ見通しは7ポイント上昇し64と、22年4月来で最高を記録した。トランプ次期政権による規制緩和で、建設が増加するとの期待が指数を押し上げたと見られている。加えて、住宅ローン金利もペースは遅れる可能性はあるが、低下基調が維持されると期待され、住宅市場の支援材料になると見る。一戸建て販売現況は49と6か月ぶりの高水準。購買見込み客足指数は32と4月来の高水準となった。住宅市場の改善は今後の成長を助長する。■住宅市場指数:46(10月43)一戸建て販売現況:49(47)一戸建て販売見通し:64(57)購買見込み客足指数:32(29) <CS> 2024/11/19 07:37 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.42%高でスタート、景気対策の追加期待が高まる *11:16JST (中国)上海総合指数は0.42%高でスタート、景気対策の追加期待が高まる 18日の上海総合指数は買い先行。前日比0.42%高の3344.69ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時10分現在、1.01%高の3364.32ptで推移している。景気対策の追加期待が高まっていることが指数をサポートしている。また、企業業績への期待なども支援材料。一方、米利下げベースの鈍化懸念が指数の上値を抑えている。 <AN> 2024/11/18 11:16 注目トピックス 経済総合 NYの視点:【今週の注目イベント】G20、APEC、日・英・加CPI、など *07:35JST NYの視点:【今週の注目イベント】G20、APEC、日・英・加CPI、など 今週は日本と英国、カナダの物価統計に注目が集まる。各国中銀の金融政策の行方を左右する。いずれもインフレ率の上昇が見込まれている。英国中銀やカナダ中銀の利下げ軌道を妨げることになる。また、円安が進んでいることから、結果が日銀の12月の追加利上げ観測を強めるきっかけにもなり、円買い材料となる可能性がある。日本の全国CPI統計では2%の物価安定目標がより確実なものになりつつあり、円安が物価目標のオーバーシュートのリスクを高めているとの日銀の見解に沿った内容になると見込まれている。想定通りとなると、日銀政策委員会内で、利上げの道筋を巡る議論が活発化する可能性が高いと見られている。米国では引き続き12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げの可能性を探る展開が続くと見る。会合までには新たな消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)、雇用統計などのデータが発表されるため結果が鍵を握る。■今週の主な注目イベント●米国18日:対米証券投資、グールズビー米シカゴ連銀総裁が講演19日:住宅着工件数21日:先行指数、中古住宅販売、新規失業保険申請件数、ハマック米クリーブランド連銀総裁が講演22日:ミシガン大消費者信頼感指数、製造業&サービスPMI●カナダ19日:CPI●欧州18日:EU外相会談、ECBチーフエコノミスト、レーン氏が講演19日:ユーロ圏CPI20日:ラガルドECB総裁やデキンドスECB副総裁が講演、ECBは金融安定報告を発表21日:ユーロ圏消費者信頼感22日:ユーロ圏製造業サービスPMI●英国20日:CPI、ラムスデン英中銀副総裁が講演22日:小売、製造業&サービス業PMI●日本18日:機械受注20日:貿易収支22日:CPI <CS> 2024/11/18 07:35 注目トピックス 経済総合 国内外の注目経済指標:日本の10月コアCPIの伸びは9月実績を下回る可能性 *15:24JST 国内外の注目経済指標:日本の10月コアCPIの伸びは9月実績を下回る可能性 11月18日-22日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■20日(水)午前8時50分発表予定○(日)10月貿易収支-予想は-3919億円参考となる10月上中旬分の貿易収支は-3927億円で赤字幅は前年同期比-57.6%だった。昨年10月の貿易収支は最終的に-7029億円となっており、今年10月の貿易赤字額は前年比で半減する可能性がある。■22日(金)午前8時30分発表予定○(日)10月全国消費者物価コア指数-予想は前年比+2.2%参考となる9月実績は前年同月比+2.4%。政府の電気・ガス価格の抑制策の影響でエネルギー価格の上昇幅が縮小したことが要因。10月については上昇率の鈍化につながる項目はいくつかあるため、上昇率は9月実績を下回る可能性がある。■22日(金)午後6時発表予定○(欧)11月ユーロ圏製造業PMI -予想は46.0参考となる10月実績は46.0で9月実績を上回った。10月の新規受注指数は9月の42.2から44.2に上昇。11月については若干の改善が期待されるが、節目の50を数ポイント程度下回る見込み。■22日(金)午後11時45分発表予定○(米)11月サービス業PMI -9月実績は55.0参考となる9月実績は55.0。民間サービス業活動は好調さを維持している。11月については、改善は期待できないものの、人の移動は活発であり、10月実績に近い水準となる可能性がある。○その他の主な経済指標の発表予定・18日(月):(日)9月コア機械受注・19日(火):(米)10月住宅着工件数・20日(水):(英)10月消費者物価指数・21日(木):(米)10月中古住宅販売件数・22日(金):(欧)11月ユーロ圏総合PMI、(米)11月製造業PMI <FA> 2024/11/16 15:24 注目トピックス 経済総合 (中国)10月の経済指標はまちまち、不動産投資はマイナス成長 *11:21JST (中国)10月の経済指標はまちまち、不動産投資はマイナス成長 10月の経済指標はまちまち。鉱工業生産の増加率(前年同月比)は5.3%となり、前月の5.4%と予想の5.6%を下回った。また、不動産投資の増加率(年初来)もマイナス10.3%となり、前月のマイナス10.1%と予想のマイナス9.9%を下回った。一方、同月の小売売上高の増加率(前年同月比)は前月の3.2%から4.8%に上昇し、予想の3.8%を上回った。 <AN> 2024/11/15 11:21 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.30%安でスタート、経済指標発表前で神経質 *11:04JST (中国)上海総合指数は0.30%安でスタート、経済指標発表前で神経質 15日の上海総合指数は売り先行。前日比0.30%安の3369.80ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時02分現在、0.26%安の3371.15ptで推移している。10月の鉱工業生産など各種統計がきょう15日に発表されるため、見極めるムードが強まっている。また、昨夜の米株安もマイナス材料だ。一方、景気対策の追加期待などが引き続き指数をサポートしている。 <AN> 2024/11/15 11:04 注目トピックス 経済総合 NYの視点:パウエルFRB議長はタカ派色強める、PPIは予想上回る、PCE価格指数の上昇を示唆 *07:59JST NYの視点:パウエルFRB議長はタカ派色強める、PPIは予想上回る、PCE価格指数の上昇を示唆 米国労働統計局が発表した10月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.2%と、予想通り9月+0.1%から伸びが拡大。9月も0.0%から+0.1%へ上方修正された。前年比では+2.4%と、伸びが9月+1.9%から拡大し7月来で最大。9月分は+1.8%から+1.9%へ上方修正された。コア指数は前月比+0.3%と、9月+0.2%から伸びが拡大。前年比では+3.1%。伸びは9月+2.9%から予想以上に拡大し、6月来で最大となった。エコノミストは、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として最も注視しているPCE価格指数予想を引き上げた。同指数にも反映されるPPIデータの項目で金融サービス料が3.6%上昇し、6カ月ぶりの大幅上昇となった。航空運賃も2022年末以来の大幅な伸び。ヘルスケア関連の項目も大半加速した。サービスコストは+0.3%。伸びは前月+0.2%から拡大した。機械および車両の卸売マージンの改善に加え、ケーブルおよび衛星放送の加入者サービスが押し上げ要因となった模様。PPIの結果を受けPCEコア価格指数の予想を一部のエコノミストは前月比+0.3%に引き上げ。前年比では+2.8%と、+2.7%から伸び拡大予想となっている。FRBのパウエル議長は14日の講演で、10月PPIが予想を上回ったとの見解。経済データが強く、利下げを急ぐ必要性が示唆されていないと若干タカ派姿勢を表明した。利下げ到達点を注意深く忍耐強く模索していき、中立金利の水準に近づくにつれ、利下げペース鈍化も可能だとした。金融市場では12月連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ確率は80%近くから60%近くに低下。PCE価格指数が引き続き根強いインフレを証明した場合、利下げ観測が強まり一段のドル買いにつながる可能性がある。 <CS> 2024/11/15 07:59 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.28%安でスタート、米中対立の激化懸念を警戒 *11:06JST (中国)上海総合指数は0.28%安でスタート、米中対立の激化懸念を警戒 14日の上海総合指数は売り先行。前日比0.28%安の3429.51ptで寄り付いた後は、日本時間午前11時02分現在、0.21%安の3431.96ptで推移している。米中対立の激化懸念が警戒され、売りは優勢。また、企業業績の発表が相次いでいるなか、積極的な買いも手控えられている。一方、景気対策の追加期待などが引き続き指数をサポートしている。 <AN> 2024/11/14 11:06 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米10月PPIはコアPCEの高止まり示唆も、FRBの利下げ軌道は揺るがずか *07:44JST NYの視点:米10月PPIはコアPCEの高止まり示唆も、FRBの利下げ軌道は揺るがずか 米労働省が発表した10月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、予想通り9月と同水準を維持した。前年比では+2.6%と、予想通り9月+2.4%から加速。7月来で最大の伸びとなった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は予想通り3カ月連続で前月比+0.3%となった。前年比では+3.3%と、やはり予想通り9月と同水準。ディスインフレ基調の停滞が示された。しかし、インフレの大幅な悪化が示されたわけでもなく12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まった。短期金融市場での12月の利下げ確率は50%ほどだったが、CPIを受け80%近くに上昇した。14日に発表が予想されている10月生産者物価指数(PPI)では総合指数で前年比+2.3%と、9月+1.8%から加速、コアも前年比+3.0%と、9月+2.8%から加速が予想されている。CPIの項目で明らかになったヘルスケアコストや金融サービス料の上昇が、同指数でも上昇圧力となり、FRBがインフレ指標として特に注視しているコアPCEにも影響すると指摘されている。ただ、こういった項目での価格上昇がインフレが2%目標に向けて改善するというFRBの確信を揺るがし利下げ軌道を修正する要因になるとは考えられていない。 <CS> 2024/11/14 07:44 注目トピックス 経済総合 南アフリカランド円今週の予想(11月11日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) *17:36JST 南アフリカランド円今週の予想(11月11日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週の南アフリカランド円について、『順調な経済回復を受けて押し目買いが継続しよう』と述べています。続けて、『10月も南アフリカ経済は好調だった。インフレ圧力はさらに低下しているようだ。市場調査では、政治的安定や電力供給の改善を主因に52%が来年にかけて生産が増加すると予想した。利下げを受けて景気回復と個人消費が回復している。また、電力不足が解消されたことで経済の活性化が強まっている』と伝えています。次に、『南アフリカ政府は30日に発表した中期予算方針で、今後3年間に財政赤字と債務が拡大するとの見通しを示した。電力供給の改善により、経済成長の見通しは明るくなったとしている』と伝え、『5月の総選挙で与党アフリカ民族会議(ANC)が過半数割れとなり、6月に連立政権を樹立後で初めての予算方針となる。本年度(2024年4月―25年3月)の連結財政赤字は対国内総生産(GDP)比率が5.0%と、2月に予想した4.5%より大きくなるとした。来年度の見通しは4.3%で、やはり前回予想の3.7%から拡大した』と解説しています。また、『政府は、特に燃料税と輸入品の付加価値税の徴収が減り、税収が打撃を被ると説明。総債務の対国内総生産(GDP)比率は来年度にわずかに上昇して75.5%になると予想した。2024年の経済成長率見通しは1.1%とし、2月予想の1.2%から下方修正。25年は1.7%と、今年2月予想の1.6%から上方修正した。南アは10年以上にわたり、国営電力会社エスコムの停電などによって経済成長が圧迫されてきた。財務省は、エスコムが計画停電を中止したことや、連立内閣樹立を受けた投資家信頼感の改善により、中期的な成長見通しは改善していると説明した』と伝えています。南アフリカランド円の今週のレンジについては、『8.45円~8.85円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月12日付「南アフリカランド円今週の予想(11月11日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/13 17:36 注目トピックス 経済総合 メキシコペソ円今週の予想(11月11日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ) *17:34JST メキシコペソ円今週の予想(11月11日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、メキシコペソ円について、『ドル円の堅調地合いが下値を支えそうだが、米墨関係の緊張やメキシコ中銀の追加利下げ見通しが上値を抑えよう』と述べています。続けて、『先週のメキシコペソは、トランプ氏の勝利を受けて、対ドルで3%超下落し、2022年8月以来の安値を付けた。ただ、その後はペソの買い戻しが進んだ』と伝え、『トランプ氏は移民問題や関税問題で厳しい姿勢を取ると公約しており、メキシコとの関係が緊張すると見られていた。ただ、メキシコのシェインバウム大統領はトランプ氏との間で行った電話会談について、「非常に友好的」だったと述べたことが市場に安心感を与えたようだ。原油価格の上昇もペソの支援要因となった』と解説しています。陳さんは、『ただ、トランプ次期政権を巡る先行き不透明感は強く、ペソ買いは限定的になろう。中国の景気刺激策に対する失望感も新興国通貨にはネガティブ要因となった』と言及しています。次に、『メキシコの10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.76%上昇した。伸び率は市場予想の4.72%と9月の4.58%をともに上回った。ただ、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の前年比伸び率は3.80%で、9月の3.91%から鈍化した』と伝え、『メキシコ銀行(中銀)が追加利下げするとの見方が強まった。メキシコ中銀は9月の会合で政策金利を引き下げ、10.50%とした。利下げは今年3度目で、理事会はインフレ抑制策の継続で今後さらに金利調整余地が生まれることに期待を示した。中銀の金融政策決定会合は年内あと2回開かれ、今週14日と12月19日に予定されている。ただ、今週の会合での見通しは据え置きとの見方も強まっており、利下げでなければペソの反発が予想される』と考察しています。メキシコペソ円の今週のレンジについては、『7.40円~7.80円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月12日付「メキシコペソ円今週の予想(11月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/13 17:34 注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は売り先行もプラス圏回復、景気対策への期待感で *11:04JST (中国)上海総合指数は売り先行もプラス圏回復、景気対策への期待感で 13日の上海総合指数は売り先行。前日比0.44%安の3406.92ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時58分現在、0.30%高の3432.35ptで推移している。景気対策が追加されるとの観測などが引き続き支援材料。一方、米中対立の激化懸念が指数の上値を抑えている。また、大手企業の決算発表や重要な経済指標の発表を控え、見極めるムードも強い。 <AN> 2024/11/13 11:04 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米10月CPIが予想を上回った場合、12月FOMC利下げ見送りも *07:41JST NYの視点:米10月CPIが予想を上回った場合、12月FOMC利下げ見送りも 米NY連銀が実施した10月消費者世論調査結果において、インフレ期待が軒並み低下した。ガソリン価格の低下が奏功した。1年インフレ期待は2.87%と、2020年10月以降ほぼ4年ぶり低水準。3年インフレ期待は2.54%と、9月2.66%から低下。連邦準備制度理事会(FRB)が特に注視している5年インフレ期待は2.77%と、2.86%から低下した。同時に失業率が今後1年で上昇するとの予想は34.5%と、2022年2月来で最低。現在の職を失う確率が高いとの回答が減った一方で、現在の職を失っても新たな職が見つかる自信も改善するなど、消費者の労働市場への不安は見られず、今後も労働市場や消費を支える可能性が示唆された。また、債務の返済滞納の可能性も5カ月ぶりに低下。与信状況や見通しも改善したことも景気を支える。■米10月NY連銀調査インフレ期待1年:2.87%(9月:3.0%)3年:2.54%(2.66%)5年:2.77%(2.86%)失業率が今後1年で上昇する:34.5%1年後のガソリン価格:+3.24%1年後の食品価格:+4.27%1年後の賃貸:+5.9%トランプ次期大統領は最優先課題として、国内での石油生産を増やし、第1次政権のようにエネルギー自立すると宣言、ガソリン価格を大幅に引き下げると公約。インフレの鈍化を支援すると見られるが同時に、成長を支援する政策が景気を押し上げ、減税などの支出拡大がインフレにつながるとの見方に、利下げペース鈍化見通しが強まりつつある。市場は10月のインフレ動向が12月連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策を左右すると見ている。10月消費者物価指数(CPI)は13日に発表予定。総合で前年比+2.6%と9月+2.4%から伸び拡大予想。特にFRBが注視する変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は9月と同様の+3.3%が予想されている。JPモルガンはもし、コアCPIが3.5%と伸びが拡大した場合、FRBが利上げも考慮する可能性があると指摘している。 <CS> 2024/11/13 07:41 注目トピックス 経済総合 NYの視点:FRBの25年の利下げ予想は弱まる、今後の利下げペースに注目 *07:39JST NYの視点:FRBの25年の利下げ予想は弱まる、今後の利下げペースに注目 ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は週末のTVインタビューで、経済が良い位置にあり、もし、生産が高止まりした場合、それ程大幅な利下げの必要性はなくなるだろう、との考えを示した。市場では大統領選挙前9月時点で、2025年に0.25%の利下げを4回予想していた。選挙後、トランプ氏の勝利を受けて、同氏が掲げている経済を押し上げる政策がけん引する成長先行き見通しが改善、さらに、関税策などがインフレ要因になるとの見方に利下げ予想が弱まりつつある。現時点で25年の利下げは2回ほど。JPモルガンは来年3月から各会合の利下げではなく、四半期ごとの利下げを予想している。一方、ゴールドマンのチーフエコノミスト、ハチヤス氏は連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ鈍化を織り込むのは時期尚早と見ている。依然12月と、来年1月、3月の利下げ予想を維持。その後、6月と9月に利下げを実施すると予想している。従来は5月、6月利下げ予想だった。同氏はFRBの高官は利下げペースを鈍化する前に、労働市場の安定状況を見極めていくことを望んでいるようだと指摘。また、FOMCは利下げペースを鈍化するには、より中立金利に近づける必要があると見ているようだと指摘した。FRBは先週開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定した。パウエル議長は会見で、「本日の利下げ後も、政策は依然景気抑制的」「インフレに対し勝利宣言しない」とし、利下げ軌道にあることを確認したと同時に、中立水準に向けた行動を急いでいないとし、中立金利に近づくにつれ、利下げペースを鈍化させることが適切となる可能性にも言及。12月の利下げ見送りの可能性や、利下げペース鈍化の市場での思惑が強まった。今後の利下げペースの動向がドル相場の行方を左右すると見る。 <CS> 2024/11/12 07:39 注目トピックス 経済総合 NYの視点:【今週の注目イベント】パウエルFRB議長、米CPI、PPI、小売売上高、日英GDP *07:36JST NYの視点:【今週の注目イベント】パウエルFRB議長、米CPI、PPI、小売売上高、日英GDP 今週は米国で金融政策決定において重要なインフレ指標、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)、また、消費動向を判断するうえで小売売上高に注目が集まる。10月CPIやPPIでさらにディスインフレの停滞が示される見通しで、予想通りとなると、12月の利下げ見送り見通しを強め、ドル買いにつながる可能性がある。小売売上高にはハリケーンの影響が表れ鈍化する見込み。英国では国内総生産(GDP)と雇用データが発表される。日本は7-9月期国内総生産(GDP)では成長鈍化が予想されており、予想通りとなると、日銀の追加利上げ観測後退で円安要因となる可能性がある。米10月のCPIは、総合で前月比+0.2%、コアが+0.3%予想。前年で+2.6%(前月+2.4%)。コアは3カ月連続の+3.3%予想となっている。ブルーンバーグによると、新車および中古車の価格上昇が加速を予想する一方、帰属家賃(OER)および家賃は徐々にインフレが落ち着き、10月に算出方法が変更される医療保険は、今後数カ月間のコアCPIに下押し圧力をかけ続けるとの見通し。パウエル議長は今週講演を予定しており、発言で年内の利下げの可能性を探る。議長は連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で金融政策正常化に向けた軌道を再確認、同時に、経済が引き続き強く、9月CPIが予想を上回ったとし、政策金利が中立水準に近づくに連れ、利下げペース減速が適切となる可能性に言及。データ次第では12月FOMCでの追加利下げを見送る可能性も示唆。パウエル議長発言で、12月の追加利下げ確率は低下した。中国ではPPI、CPIや小売売上高など結果に景気刺激策の初期段階の効果が表れる見通しとなっており、注目が集まる。■今週の主な注目イベント●米国11日:ベテランズデーで債券市場休場、株式市場は通常通り12日:ウォラーFRB理事イベントで質疑応答、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁講演、FRBが銀行融資担当者調査を発表、バーキン米リッチモンド連銀総裁が講演13日:CPI、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁挨拶、ローガン米ダラス連銀総裁講演、ムサレム米セントルイス連銀総裁講演、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁TVインタビュー14日:PPI、失業保険申請件数、パウエルFRB議長講演、ウィリアムズ米NY連銀総裁講演、クグラーFRB理事講演、バーキン米リッチモンド連銀総裁イベント参加15日:小売売上高、NY連銀製造業、鉱工業生産、ウィリアムズ米NY連銀総裁あいさつ、コリンズFRB理事あいさつ●欧州12日:独CPI、ZEW、ECBのチーフエコノミスト、レーン氏が講演13日:ユーロ圏鉱工業生産14日:ユーロ圏GDP、ECB理事会議事要旨公表15日:欧州委員会、経済見通し発表、レーン理事、討論会で司会●英国12日:失業率14日:ベイリー英中銀総裁講演15日:GDP、鉱工業生産、貿易収支●日本11日:日銀議事要旨発表13日:PPI15日:GDP、鉱工業生産●中国15日:小売売上高、鉱工業生産 <CS> 2024/11/11 07:36 注目トピックス 経済総合 国内外の注目経済指標:日本の7-9月期GDP成長率はプラス予想 *14:15JST 国内外の注目経済指標:日本の7-9月期GDP成長率はプラス予想 11月11日-15日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■13日(水)午後10時30分発表予定○(米)10月消費者物価コア指数-予想は前年比前年比+3.3%参考となる9月実績は前年比+3.3%。衣料品価格の上昇やサービス価格の高止まりが要因。10月については財価格の下げ止まりによってコアインフレ率は9月実績と差のない水準となる可能性がある。■14日(木)午後7時発表予定○(欧)7-9月期ユーロ圏域内総生産改定値-速報値は前年比+0.9%参考となる速報値は前期比+0.4%、前年比+0.9%。ドイツ経済のプラス成長などが寄与した。改定値については大幅に修正される項目が少ないことから、速報値と同水準となる可能性がある。■15日(金)午前8時50分発表予定○(日)7-9月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+0.6%公共投資は減少し、政府消費はおおむね横ばいとなったようだが、個人消費で財の支出が拡大し、民間の建設投資はやや持ち直していることから、プラス成長となる見込み。■15日(金)午後10時30分発表予定○(米)10月小売売上高-予想は前月比+0.3%参考となる9月実績は前月比+0.4%。10月については良好な家計のバランスシート、金利の低下により個人消費はやや底堅く推移したとみられるため、前月比プラスとなる可能性が高いと予想される。○その他の主な経済指標の発表予定・11日(月):(日)9月経常収支・13日(水):(欧)9月ユーロ圏鉱工業生産・14日(木):(米)10月生産者物価指数・15日(金):(中)10月小売売上高、(英)7-9月期国内総生産、(米)10月鉱工業生産 <FA> 2024/11/09 14:15 注目トピックス 経済総合 金は調整安場面か サンワード証券の陳氏(山崎みほ) *17:52JST 金は調整安場面か サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『金は調整安場面か』と述べています。続けて、『5日の米大統領選は、「トランプ氏勝利、上下両院とも共和党」という”トリプル・レッド”となった。「ドル高」、「金利上昇」、「株高」で反応し、6日のNY金は大幅下落となり、節目の2700ドルを下回った。終値は前日比73.40ドル(2.67%)安の1オンス=2676.30ドル。10月中旬以来、約3週間半ぶりの安値水準となった』と伝えています。また、『選挙結果を巡る不透明感が後退したこともあり、金は利益確定売りが殺到したようだ。一時2660ドル付近まで下げた。ただ、中東の地政学リスクが下値を支えた』と言及しています。次に、『イランの最高指導者ハメネイ師は2日、「米国やシオニスト(イスラエル)は、イランや抵抗戦線に行っていることに対して必ず厳しい反応を受けると悟るべきだ」と述べ、先月26日にイラン国内へ攻撃を加えたイスラエルに報復すると明言した。また、イスラエルが攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザとレバノンでの停戦に向けた交渉が難航している。一方、イスラエルはトランプ氏が大統領に返り咲いたことで攻撃性を高めよう』と述べています。陳さんは、『7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の利下げがほぼ確実視されている。声明やパウエルFRB議長の記者会見での発言から、今後の金融緩和ペースに関する手掛かりを得たいとの思惑が強まろう』と考察しています。NY金予想レンジは、『2,650~2,750ドル』と想定しています。一方、『OSE金は、10月31日に13,819円と史上最高値を更新した。円安にサポートされそうだが、NY金に連れて調整場面となりそうだ』と述べています。OSE金予想レンジは、『12,800~13,800円』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月7日付「金は調整安場面か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/08 17:52 注目トピックス 経済総合 トルコリラ円今週の予想(11月5日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) *09:43JST トルコリラ円今週の予想(11月5日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『米大統領選を受けたドル円の動きに左右されそうだが、金利引き下げ時期の後退と格付けの引上げを受けて底堅く推移しよう』と述べています。続いて、『米格付け大手S&Pグローバル・レーティングは1日、トルコの長期ソブリン債の格付けを「B+」から「BB―」に引き上げた。格上げは今年2回目。中央銀行の金融引き締めによるインフレ抑制と外貨準備の積み上げを評価した。格付け見通しは「ポジティブ」から「安定的」に変更した。S&Pは声明で「トルコは2028年まで国政選挙が予定されておらず、当局は段階的な財政と歳入の緊縮化を通じ、需要とインフレを抑える政策を実施する余地がある」との見解を示した』と伝えています。また、『トルコの10月消費者物価指数(CPI)は前年同月比48.6%上昇。9月は49.4%上昇だった。市場予想は48.3%上昇。10月CPIは前月比では2.88%上昇と、9月の2.97%から伸びが鈍化した』と伝えています。陳さんは、『トルコ中央銀行はディスインフレのペースに懸念を表明しており、予想より悪い9月の数値を受けてタカ派姿勢を強めざるを得なかったが、10月も物価抑制が遅々として進まないことから、年内の利下げ予測が後退している。トルコ中銀は3月以来、政策金利を50%に据え置いている』言及しています。トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.20円~4.60』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月6日付「トルコリラ円今週の予想(11月5日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/08 09:43 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米12月の利下げ見送りも、議長は中立金利に近づくにつれ利下げペース減速の可能性を示唆 *08:40JST NYの視点:米12月の利下げ見送りも、議長は中立金利に近づくにつれ利下げペース減速の可能性を示唆 連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、政策金利を0.25%引き下げ4.50-4.75%に決定した。全会一致での決定。0.5%の利下げを決定した前回FOMCで小幅な利下げを支持し大幅利下げに反対票を投じたボウマン理事も今回会合で利下げを支持したことはハト派的な利下げと言える。◆前回声明との比較●労働市場の状況は年初から全般的に緩和(前回:労働市場の伸びは鈍化)●インフレは2%目標に向け進展した(前回:インフレは2%目標に向け一段と進展した)●全会一致で決定(前回:ボウマン理事は0.25%の利下げを主張し反対票に投じる)パウエル議長は今回の利下げを考慮しても政策がまだ景気抑制的で、「FRBはより中立姿勢に向けた軌道上にある」とし、FRBの利下げ軌道を明確化した。同時に、利下げは始まったばかりとしたが、中立金利に近づくにつれ、利下げペースを減速させることが適切となる可能性に言及。中立金利への引き下げを、急ぐ必要なしとの考えも示した。議長は9月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったとし、経済は強いとの見解で、データ次第で12月に利下げを見送る可能性も示唆した。 <CS> 2024/11/08 08:40 注目トピックス 経済総合 NYの視点:ユーロ・ドルのパリティ予想、第2次トランプ政権の関税対策を警戒 *07:38JST NYの視点:ユーロ・ドルのパリティ予想、第2次トランプ政権の関税対策を警戒 5日に実施された米大統領選挙で共和党候補のトランプ前大統領が勝利し、第2次トランプ政権では「アメリカ・ファースト主義」が復活する。市場ではトランプ氏が経済対策の一環とし貿易不均衡是正のため関税措置を活用する方針をすでに表明している。トランプ氏は、対中貿易だけでなく対欧州貿易における不均衡が目立つとしており、是正のための米国による関税措置が域内経済や企業業績を圧迫する可能性が警戒されている。6日の欧州株式市場では貿易混乱を懸念し、デンマークの総合輸送・物流会社APモラー・マースクが下落したほか、関税の対象となると想定されるフランスの蒸留酒販売のレミーコアントロー、英国のアルコール飲料メーカーのディアジオなどが売られた。ゴールドマンサックスはユーロ圏の2025年の国内総生産(GDP)成長見通しを従来の1.1%から0.8%へ下方修正した。同時に、欧州中央銀行(ECB)が利下げペースを加速することを見込んだ。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが一段と鈍化するとの見方に対し、ECBは景気減速で積極的な利下げぺースが予想される。一部の投資家はECBのターミナルレート、到達金利が1.5%または、1%と予想。一方で、FRBのターミナルレートが3.5%と見ている。ユーロ・ドルは再びパリティを試すとの見方が強まりつつある。 <CS> 2024/11/07 07:38 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米10月ISM非製造業景況指数は予想外に改善、雇用堅調で消費支える、FRBの段階的利下げ示唆 *07:36JST NYの視点:米10月ISM非製造業景況指数は予想外に改善、雇用堅調で消費支える、FRBの段階的利下げ示唆 米供給管理協会(ISM)が発表した米10月ISM非製造業景況指数は56.0となった。9月54.9から低下予想に反し改善し、22年7月来で最高。4カ月連続で活動の拡大となる50を上回った。新規受注は冴えなかったが、雇用が押し上げた形。主要項目の新規受注は57.4と、9月の59.4から予想以上に低下。大統領選挙の不透明性を受けて、受注が控えられたと指摘されている。一方、雇用は53.0と、9月48.1から低下予想に反し上昇した。予想外に活動拡大域を回復し、昨年8月来で最高となった。企業が年末商戦に向けて準備を進めたことが奏功したと見られている。ハリケーンや港湾ストが影響した前月から回復。仕入価格は58.1と、59.4から低下したが予想を上回った。大統領選挙を巡る不透明性に需要が抑制されていると指摘されたものの、年末に向けても堅調な需要が維持される可能性が示唆された。米国経済の7割を占めるサービス業の雇用の改善で、労働市場が急速に悪化する可能性も考えにくい。結果は堅調な雇用が今後の消費を支え景気にプラスに寄与する可能性が示唆された。現状で急速で大幅利下げの必要性は見られない。■米10月ISM非製造業景況指数:56.0(予想53.8、9月54.9)新規受注:57.4(58.0、59.4)雇用:53.0(48.0、48.1)仕入価格:58.1(58.0、59.4)業況指数:57.2(9月59.4)受注残:47.7(9月48.3)入荷水準:56.4(9月52.1)在庫増減:57.2(9月58.1)在庫景況感:53.0(9月54.0)新規輸出受注:51.7(9月56.7)輸入:50.2(9月52.7) <CS> 2024/11/06 07:36 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米11月FOMCでの0.25%の利下げ、市場はほぼ確実視 *07:36JST NYの視点:米11月FOMCでの0.25%の利下げ、市場はほぼ確実視 連邦準備制度理事会(FRB)は今週6日、7日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。短期金融市場ではFRBがこの会合で25ベーシスポイント(BPS)の利下げを実施する確率を98%織り込んだ。12月の25BPSの利下げは78%織り込まれた。米9月耐久財受注改定値は前月比-0.7%と、予想外に速報値-0.8%から上方修正された。2カ月連続のマイナス。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財改定値は前月比-0.1%と速報値-0.3%から改善した。ただ、3カ月連続のマイナスで7-9月期のGDPの成長に依然マイナス寄与となる。先週発表された10月雇用統計でも雇用者数の伸びが予想を下回ったため、FRBの利下げ軌道は正当化される。ただ、現時点では景気の深刻な悪化の可能性も見られず、段階的な利下げ予想が引き続き主流となっている。 <CS> 2024/11/05 07:36 注目トピックス 経済総合 欧米の注目経済指標:米FOMC会合で0.25ptの追加利下げ決定へ *13:32JST 欧米の注目経済指標:米FOMC会合で0.25ptの追加利下げ決定へ 11月4日-8日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■5日(火)午後10時30分発表予定○(米)9月貿易収支-予想は-745億ドル参考となる8月実績は-704億ドルで赤字幅は7月実績から縮小。輸出が過去最高を記録したことが要因。9月については輸出がまずまず順調だが、輸入額は増加すると予想されており、貿易赤字幅はやや拡大する見込み。■5日(火)日本時間6日午前0時発表予定○(米)10月ISM非製造業景況指数-予想は53.3参考となる9月実績は54.9で市場予想を上回った。全18業種のうち12業種が拡大。10月については政治的不確実性に対する懸念が広がっていることから、一部項目は好調でも全体的には9月実績を下回る可能性がある。■7日(木)午後7時発表予定○(欧)9月ユーロ圏小売売上高-8月実績は前月比+0.2%参考となる8月実績は前月比+0.2%。自動車燃料の売上げが目立った。9月については食料・飲料の売上高が増える可能性があるため、全体の数字は8月実績と同水準となる可能性がある。■7日(木)日本時間8日午前4時結果判明○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合-予想は0.25ptの利下げインフレ緩和のペースは減速しているものの、米金融当局は2%のインフレ目標に接近しつつあると判断しているようだ。個人消費と雇用情勢はまずまず良好であるが、今回の会合では0.25ptの金利引き下げが決定される見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・6日(水):(欧)9月ユーロ圏生産者物価指数・7日(木):(中)11月貿易収支、(英)英中央銀行政策金利発表・8日(金):(米)11月ミシガン大学消費者信頼感指数 <FA> 2024/11/02 13:32 注目トピックス 経済総合 プラチナはパラジウム価格急騰に連れ高 サンワード証券の陳氏(山崎みほ) *17:10JST プラチナはパラジウム価格急騰に連れ高 サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、プラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『プラチナはパラジウム価格急騰に連れ高』と述べています。続けて、『NYプラチナ相場が1000ドルをブレイクし、1050ドルも上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ見通しの後退から、米金利・ドル高と逆風の中での上昇となったが、パラジウム相場の急上昇が要因』と言及しています。また、『米政府は先進7カ国(G7)に、ロシア産パラジウム、チタンなどの輸出に対して制裁措置を検討するよう呼び掛けたことで、パラジウムの供給不安が強まり、パラジウム相場が1000ドルから1200ドル台に急騰した』とし、『世界のパラジウム生産量の約4割はロシア産が占める。パラジウムはガソリン車の排ガス除去触媒に使用されるが、最近では、パラジウム価格が高騰したことで、プラチナに代替需要が増加している』と解説しています。陳さんは、『ウクライナ戦争を巡って米国とロシアの対立が融和する可能性は薄く、むしろこれから激化していく可能性が高い。そのため、パラジウム価格が一段と上昇する可能性は高く、2年連続の供給不足が予想されているプラチナも連れて価格水準が引き上げられるだろう』と考察しています。NYプラチナ予想レンジは、『950~1050ドル』と想定しています。一方、『27日の衆院選では与党が過半数を割り込み、日本の政局は不安定となる中、日銀の利上げは先延ばしとなりそうだ。ドル円は1ドル=153円台に上昇しており、円安基調が続くだろう。円安を受けて、OSEプラチナも7月の高値を目指して水準を引き上げよう』と見解を述べています。OSEプラチナ予想レンジは、『5000~5500円』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月30日付「プラチナはパラジウム価格急騰に連れ高」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ <CS> 2024/11/01 17:10 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米9月コアPCE価格指数は下げ止まる、貯蓄率は低下傾向で利下げは正当化か *07:42JST NYの視点:米9月コアPCE価格指数は下げ止まる、貯蓄率は低下傾向で利下げは正当化か 米商務省が発表した9月個人所得は前月比+0.3%と、予想通り8月+0.2%から伸びが拡大した。同月個人消費支出(PCE)は前月比+0.5%と、8月+0.3%から伸びが拡大。同月コアPCE価格指数は前年比+2.7%と、8月から伸び鈍化予想に反し加速した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として特に注視しているコアPCE価格指数では輸送やヘルスケアコスト高が家賃のディスインフレを相殺し、高止まりとなった。個人消費支出(PCE)は賃金の伸びや貯蓄に支えられ、消費も底堅いことが証明された。パウエルFRB議長が特に注視している住宅を除いたコアサービス、スーパーコアは+0.3%と前月の+0.2%から加速した。今後は緩やかな利下げが正当化される。支出の伸びが賃金の伸びを上回り、個人の貯蓄率は4.6%と、8月の4.8%から低下。賃金の伸びが鈍化しているほか、貯蓄率は低下傾向にあるため、今後支出が抑制されFRBの利下げ基調は正当化されると見られている。 <CS> 2024/11/01 07:42 注目トピックス 経済総合 NYの視点:米10月雇用統計、ハリケーンやストライキの影響で見極め困難に *07:38JST NYの視点:米10月雇用統計、ハリケーンやストライキの影響で見極め困難に 米労働省が発表する10月雇用統計の先行指標のひとつとして注目される民間部門の雇用者数を示すADP雇用統計の10月分は+23.3万人となった。伸びは9月+15.9万人から鈍化予想に反し加速し昨年7月来で最高となり、想定外に雇用が底堅い証拠となった。ハリケーンや労組ストライキの影響で増加が懸念されていた最新の週次新規失業保険申請件数でも大幅な増加は見られず22万件前後で安定している。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長をはじめ連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーは、最大雇用とインフレの安定の責務達成リスクが概ね均衡しており、インフレが鈍化傾向となる中、より労働市場の減速に注力する必要性を強調していた。市場エコノミストの平均予想では、失業率が4.1%で9月から変わらず。非農業部門雇用者数は+10.1万人と、9月の+25.4万人から伸びが鈍化し、マイナスとなった2020年12月来で最低の伸びに留まることが予想されている。また、最新の9月JOLT求人件数は予想以上に減少。米9月JOLT求人件数は3年半ぶり低水準、解雇も増え労働需要の冷え込みを示唆した。先行指標の結果は強弱まちまちで、労働市場の動向を見極めることは依然困難となっている。■米10月雇用先行指標●ADP雇用統計:+23.3万人(9月:+15.9万人)●9月JOLT求人:744.3万件(8月786.1万件)●新規失業保険申請件数10/18:22700010/11:24200010/4:2600009/27:2250009/20:219000■消費者信頼感指数:108.7(9月99.2)雇用(%)十分:35.1(9月31.3、2023年37.9)不十分:48.1(50.5、48)雇用を得るのが困難:16.8(18.6、14.1)6か月後雇用:増加:17.8(17.1、15.3)減少:17.1(18.8、19.7)不変:65.1(64.1、65.0)所得増加:18.9(18.9、17.3)減少:12.8(12.9、13.5)不変:68.3(68.2、69.2)●米雇用統計予想失業率:4.1%(9月4.1%)非農業部門雇用者数:+10.1万人(+25.4万人)平均時給:前月比+0.3%、前年比+4.0%(+0.4%、+4.0%) <CS> 2024/10/31 07:38

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