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南アフリカランド円今週の予想(10月28日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
*16:45JST 南アフリカランド円今週の予想(10月28日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週の南アフリカランド円について、『追加利下げ見通しを受けて南アフリカ経済の回復が期待され、押し目買いが続くだろう』と述べています。続いて、『南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)のクガニャゴ総裁は17日、インフレ目標を経済への悪影響なく引き下げることは可能だと述べた。同総裁は、現状の中銀目標(3-6%)より低い水準への目標設定を強く推奨している』と述べ、『ステレンボッシュ大学で講義した総裁は、中銀目標の引き下げはインフレ率と金利の低下につながる可能性があると指摘。中銀が2017年以来、インフレ率を目標の中間値4.5%に近づけることを重視してきたことの経済成長への悪影響はほとんど、あるいは全くなかったとする研究結果を引用し、中間値4.5%を重視する中銀の決定によって「明確で信頼できる意思疎通」を通じたインフレ抑制が促進されたと述べた。その上で、「効果的に実行すれば、ほとんど代償を払うことなくインフレ目標を引き下げられる」と述べた』と解説しています。また、『南アフリカの9月消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比3.8%と前月の4.4%から減速し、3年超ぶりの低水準を記録した。』と伝えています。陳さんは、『南アフリカ準備銀行(中央銀行)が来月に追加利下げを行うとの見方が強まっている』とし、『南アフリカ中銀は、9月に政策金利を0.25%引き下げて8%とした。市場は11月も追加利下げを行い、来年半ばまでに7%にすると予想している』と述べています。南アフリカランド円の今週のレンジについては、『8.35円~8.65』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月29日付「南アフリカランド円今週の予想(10月28日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/30 16:45
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NYの視点:米9月JOLT求人件数は3年半ぶり低水準、解雇も増え労働需要の冷え込み示唆
*07:47JST NYの視点:米9月JOLT求人件数は3年半ぶり低水準、解雇も増え労働需要の冷え込み示唆
米労働省が発表した9月JOLT求人件数は744.3万件と予想800万件を下回り、2021年1月来で最低となった。8月分も804.0万件から786.1万件へ下方修正された。9月雇用統計での雇用の予想以上の増加が特別要因によるものである可能性を示唆しただけでなく、10月雇用統計で雇用の伸びの鈍化が示される可能性もある。ヘルスケアやホテル、食品サービス、地方公務員部門での需要の減少が見られる。求人件数の総失業者数に対する割合は失業者1人に対し1.09件と8月の1.10件から減少。パンデミック以降18カ月平均である1.2件も下回った。採用率は3.5%と、3.4%から上昇。昨年同月の3.7%からは低下。失業率が4.2%から4.1%に低下したにもかかわらず解雇が加速した。雇用削減率は1.2%と、前月や昨年同月を上回り企業の従業員解雇の基調が示された。ハリケーンの影響に加えて、労組のストライキなどが影響した可能性がある。同時に、自主退職率は1.9%と8月2.0%、昨年同月の2.3%をそれぞれ下回った。コロナ前の水準2.3%も下回った。労働者が引き続き雇用市場に自信を持っている証拠も見られる。労働市場の減速がさらに明らかになれば、賃金やインフレ圧力を弱めFRBの利下げを正当化することになる。■9月労働市場ダッシュボード求人件数:4.5%(8月4.7%、2023年5.6%)雇用削減率:1.2%(1.0%、1.0%)自主的退職率:1.9%(2.0%、2.3%)採用率:3.5%(3.4%、3.7%)失業率:4.1%(4.2%)不完全雇用率(U6):7.7%(7.9%)非農業部門雇用者数:+25.4万人(+15.9万人)平均時給:前月比+0.4%、前年比+4.0%(+0.5%、+3.9%)
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2024/10/30 07:47
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NYの視点:米10月地区連銀製造業活動指数が堅調、ISMに改善期待
*07:39JST NYの視点:米10月地区連銀製造業活動指数が堅調、ISMに改善期待
米10月ダラス連銀製造業活動指数は-3.0と、予想外に3カ月連続で改善した。プラスとなった22年4月以降ほぼ2年半ぶり高水準となった。重要項目である新規受注が-3.7と、前月-5.2から改善。6か月平均-4.9も上回った。さらに、生産も+14.6と、前月の-3.2からプラスに改善したことが全体指数を押し上げた。ただ、内容はまちまち。価格は低下傾向だが賃金の伸びは依然力強く、インフレ圧力となる可能性がリスクとなる。原材料支払い価格が+16.3と、前月+18.2から低下。販売価格も+7.4と9月+8.4から低下しており、物価が引き続き低下傾向にあることを証明した。連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを正当化する。ただ、賃金は+23.5と、9月+18.5から上昇、6か月平均の+21.8も上回ったことは懸念材料となる。雇用項目は冴えず。-5.1と、9月+2.9からマイナスに落ち込み6か月平均の-0.7も下回った。調査では金利の高止まりや大統領選挙を巡る不透明性が活動を抑制していると、企業は指摘した。10月の地区連銀製製造業活動が5地区のうち4地区で伸びる傾向が示唆されていることから、全米の製造業活動を示すISM製造業も改善する可能性が期待されており、予想通りとなるとドル支援材料となる。■米10月ダラス連銀製造業活動指数:-3.0(9月―9.0、6か月平均―12.3)新規受注:-3.7(-5.2、-4.9)生産:+14.6(-3.2、+1.6)雇用:-5.1(+2.9、-0.7)企業の見通し:-3.3(-6.4、-9.7)原材料支払い価格:+16.3(+18.2、+21.3)販売価格:+7.4(+8.4、+7.7)賃金:+23.5(+18.5、+21.8)6か月先活動指数:29.6(11.4、14.0)生産:+42.4(+35.2、+31.3)雇用:+28.7(+19.0、+18.9)企業の見通し:-3.3(-6.4、-9.7)原材料支払い価格:+29.3(+26.5、+26.6)販売価格:+19.7(+17.5、+20.0)賃金:+40.3(+41.9、+37.4)
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2024/10/29 07:39
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NYの視点:【今週の注目イベント】米雇用統計、Q3GDP、PCE、日銀会合、衆院選、中国PMI、ユーロ圏GDP、英予算
*07:40JST NYの視点:【今週の注目イベント】米雇用統計、Q3GDP、PCE、日銀会合、衆院選、中国PMI、ユーロ圏GDP、英予算
今週、米国では雇用統計や7-9月期国内総生産(GDP)速報値、ISM製造業景況指数と重要経済・インフレ指数に注目が集まる。日銀は金融政策決定会合を予定している。政策据え置きが予想されているが、東京都区部消費者物価指数が予想を上回る伸びとなり、追加利上げ観測も根強く、植田総裁の会見に焦点が集まる。追加利上げ観測が強まれば円買いが強まる。そのほか、衆院選の結果も円の動向を左右すると材料になると見られる。欧州ではユーロ圏GDP、消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、英国ではリーブス財務相が予算案を発表する。連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定において鍵を握る雇用統計で、非農業部門雇用者数は、雇用鈍化が予想されている。米南東部を襲ったハリケーンが約17.5万人の雇用減少につながったとされている。また、ボーイングによる従業員ストライキ、製造業部門の雇用削減発表に加え、地方政府で教育部門の採用がこの季節としては通常より鈍かったことが指摘されている。米7-9月期GDPは前期比年率3%の成長ペースを維持する見通し。一方、FRBがインフレ指標としてより最も注視している個人消費支出(PCE)コア価格指数は引き続き鈍化基調が継続している新たな証拠となる見込み。特に雇用統計では特別要因が多く、FRBの労働市場を巡る判断を困難にさせる。ブルーンバーグのエコノミストは雇用者数がパンデミックによる景気後退時の20年以来のマイナスを予想している。万が一、マイナスに陥った場合は、11月FOMCでの利下げを確実にさせドル売りに拍車をかける可能性がある。■今週の主な注目イベント●米国28日:ダラス連銀製造業活動指数、米財務省・2年債、5年債入札29日:FHFA住宅価格指数、S&P20都市価格指数、JOLT求人、コンファレンスボード消費者信頼感指数30日:米財務省が四半期入札計画を発表、ADP雇用統計、7-9月期国内総生産(GDP)速報値、中古住宅販売仮契約31日:個人所得・支出、コア個人消費支出価格指数、新規失業保険申請件数、MNIシカゴPMI11月1日:米雇用統計、ISM製造業、建設支出●欧州30日:ユーロ圏消費者信頼感指数、GDP31日:ユーロ圏CPI、失業率●英国30日:財務相が予算案提出11月1日:製造業PMI●日本29日:失業率31日:日銀金融政策決定会合結果、鉱工業生産、小売売上高●中国11月1日:財新製造業PMI
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2024/10/28 07:40
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国内外の注目経済指標:日銀金融政策は現状維持の公算
*14:11JST 国内外の注目経済指標:日銀金融政策は現状維持の公算
10月28日-11月1日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■10月30日(水)午後7時発表予定○(欧)7-9月期ユーロ圏域内総生産速報値-予想は前年比+0.8%参考となる7-9月のユーロ圏総合PMIは50.2から49.6に悪化し、四半期ベースではユーロ圏経済の停滞を示唆する結果となった。このため、経済成長率は前年比でも1%未満にとどまる見込み。■10月30日(水)午後9時30分発表予定○(米)7-9月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+3.0%参考となるアトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPNow」の試算によると前期比年率+3.4%程度と想定されており、成長率は4-6月期と同程度となる可能性がある。■10月31日(木)決定会合の終了予定時刻は未定○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は政策金利の据え置き金融政策の現状維持日本銀行の植田総裁は10月23日にワシントンでパネルに出席し、「持続可能な形でインフレが2%に到達するにはまだ時間がかかる」と述べた。日銀はこの目的を達成するために緩和的な金融政策を当面維持していくとみられる。■11月1日(金)午後9時30分発表予定○(米)10月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+12.0万人、失業率は4.1%9月は雇用者増加数が市場予想を大幅に上回ったが、10月はハリケーン被害の影響を受けるため、非農業部門雇用者数は9月実績を下回る見込み。ただ、失業率は9月実績と同水準となる可能性がある。○その他の主な経済指標の発表予定・10月29日(火):(日)9月失業率、(米)9月JOLTS求人件数、(米)10月CB消費者信頼感指数・10月30日(水):(豪)7-9月期消費者物価指数、(独)7-9月期国内総生産、(米)10月ADP雇用統計・10月31日(木):(欧)10月ユーロ圏消費者物価指数、(欧)9月ユーロ圏失業率、(米)9月コアPCE価格指数・11月1日(金):(米)10月ISM製造業景況指数
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2024/10/26 14:11
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NYの視点:米9月新築住宅販売は増加、供給減や金利下げ止まりで今後の売り上げに懐疑的見方も
*08:16JST NYの視点:米9月新築住宅販売は増加、供給減や金利下げ止まりで今後の売り上げに懐疑的見方も
米商務省が発表した9月新築住宅販売件数は前月比+4.1%の73.8万戸と、予想72.0万戸を上回り昨年5月来で最高に達した。新築住宅は住宅市場で占める割合は少ないが契約時点での統計となるため、先行指標として度々、注目される。住宅ローン金利の低下や様々な優遇措置が奏功したと見られる。9月の住宅供給は季節調整後、47万戸と8月の46.8万戸から増加。2008年初旬来の水準に達した。しかし、在庫は引き続き増加、住宅ローン金利は再び上昇基調にある。住宅価格も依然高止まり。パンデミック前の水準を依然上回る。今後の売り上げを抑制する可能性も残る。成長の加速も一服している証拠も見られ、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げは正当化される見通し。
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2024/10/25 08:16
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NYの視点:米ベージュブック受け11月FOMCでの25BPの利下げ観測強まる、利下げ見送り観測は後退
*08:24JST NYの視点:米ベージュブック受け11月FOMCでの25BPの利下げ観測強まる、利下げ見送り観測は後退
連邦準備制度理事会(FRB)はNY連銀が11日までの情報をもとにまとめた米地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表した。内容は次回11月連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策決定で、参考材料となる。全地区で経済活動はほぼ変わりなしと報告。2地区が緩やかな拡大を報告した。成長を報告した地区は前回報告の3地区から減少。前回報告では、他の9地区は横ばいまたは、活動の減速を報告した。雇用では緩やかな拡大が報告された。企業はポジションを埋めることが主要で、雇用削減も限定的と指摘した。また、全地区で製造業が弱まった。さらに消費者が高価な商品への支出を避け、より安い物に傾斜している傾向が指摘されており、物価の高止まりや労働市場への懸念などで消費者が支出に慎重な姿勢も明らかになった。景気の緩やかな減速傾向が示されたため11月FOMCでの利下げ見送り観測は後退。0.25%の利下げ観測が強まり、ドル買いの勢いも弱まった。
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2024/10/24 08:24
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トルコリラ円今週の予想(10月21日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
*17:17JST トルコリラ円今週の予想(10月21日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『トルコ中銀による利下げ見通しが後退したことで、底堅く推移しそうだ』と述べています。続いて、『トルコ中央銀行は17日の会合で、政策金利を50%に据え置くことを決めた。ただ足元の物価上振れを受け、利下げ開始時期が来年にずれ込む可能性を示唆した。トルコ中銀は「9月の基調的な物価上昇率のトレンドはやや上向いた」と指摘。直近データに照らすと物価情勢改善に関する不確実が高まっており、予想物価と価格決定行動はディスインフレの過程にリスクをもたらし続けていると付け加えた』と伝え、『トルコ中銀は、金融緩和に乗り出す条件が整っているとは見ておらず、金利引き下げは来年に延期されることになりそうだ』と述べています。また、『トルコ中銀は9月の会合では、声明文から追加利上げの可能性についての言及を削除し、今後の利下げに向けた地ならしに動いたが、今回は利下げ方向にそれ以上踏み込んだ表現は盛り込まれなかった』と言及しています。そして、『トルコの9月住宅販売は+37.3%と前回+9.9%を上回るの良好な結果だった。今週は10月消費者信頼感指数や、10月設備稼働率が予定されている』と伝えています。トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.20円~4.50円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月22日付「トルコリラ円今週の予想(10月21日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/23 17:17
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ドル円今週の予想(10月21日)サンワード証券の陳氏(山崎 みほ)
*17:14JST ドル円今週の予想(10月21日)サンワード証券の陳氏(山崎 みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のドル円について『米国の良好な経済指標を背景とした利下げ観測の後退などを受け、堅調に推移しそうだ。ただ、先週は一時1ドル=150円の大台乗せを達成したところで、日銀幹部からは円安けん制発言も出ており、高値圏では利益確定売りも出やすく、二進一退の展開になりそうだ』と述べています。次に、『米国市場では、雇用統計が予想以上に強かったことや消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、市場が見込んでいた11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げ見通しが大きく後退した。CMEのFEDWATCHによると、11月の利上げ確率は0.25%が9割を超えている』と伝えています。また、『一連の米経済指標も総じて力強さを維持したことで、米経済のハードランディング懸念が一段と後退したこと等から米長期金利が4.0%台で推移しており、ドルが買われやすくなっている』と解説しています。一方、『石破首相は10月上旬に「現在は追加利上げをするような環境にはない」と市場の早期利上げ期待を牽制した。日銀による過度な利上げ期待が後退したため、円キャリートレードの再開が期待できる環境』と述べ、『この他にも、中国政府による景気刺激策はリスク選好の円売り要因になるし、中東情勢の地政学的リスクは、リスク回避の円買い以上に有事のドル買いで反応しやすい。このため、今後発表される米経済指標が市場予想を上回る場合は、米金利上昇からドル円上昇へとつながるだろう』と考察しています。また、『心理的な節目である1ドル=150円を突破したことで、財務省から円安牽制発言が出てきたものの、日米の選挙前でのタイミングで実弾介入の可能性は低いだろう』と述べています。今週のドル円の予想レンジについては、『146.00円~152.00円』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月22日付「ドル円今週の予想(10月21日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/23 17:14
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メキシコペソ円今週の予想(10月21日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
*17:08JST メキシコペソ円今週の予想(10月21日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『メキシコペソ円は、米大統領選挙をにらんで上値の重い展開になりそうだ』と述べています。続けて、『メキシコでは10月1日にシェインバウム大統領が就任した。米国とメキシコの財界幹部年次会合が15日まで、同国の首都メキシコ市で開かれた。新大統領のもと今年の会合は特に重要度が高く、新政権下で進む可能性がある司法改革への不安が議題の中心を占めた。メキシコのエブラルド経済相は、15日に企業が発表したメキシコへの投資の総額が200億ドルを超え、計画中の投資が実現すれば300億ドルに達する可能性もあると説明した』と解説しています。一方で、『米国では11月に大統領選挙が行われるが、トランプ氏が勝利した場合、メキシコとの関係は複雑になりそうだ。移民問題や関税問題ではトランプ氏が強硬策を取る可能性が高い。そのため、両国の関係にメドがつくまでは、ペソには対米リスクという重石がついてまわるだろう』と述べています。そして、『中東情勢の緊迫化から一時原油相場が急上昇したが、足元は需要の先行き不透明感から下落していることもペソには重石だろう。中国が景気支援策を打ち出したことは一定のサポート要因になってもペソを押し上げるには弱いだろう』と考察しています。メキシコペソ円の今週のレンジについては、『7.30円~7.80円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月22日付「メキシコペソ円今週の予想(10月21日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/23 17:08
注目トピックス 経済総合
南アフリカランド円今週の予想(10月15日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
*16:39JST 南アフリカランド円今週の予想(10月15日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、南アフリカランド円について、『今週のランド円は、経済の回復を期待して押し目買いが続くだろう』と述べています。続いて、『政治的には、5月の総選挙で与党・アフリカ民族会議(ANC)が議席の過半数を割り込んだが、親欧米で経済重視の民主同盟(DA)と連立政権を速やかに組み、挙国一致体制を取ったことが海外の投資家から好感されている。そのような状況下、南アフリカ経済は回復軌道にある。南アフリカ中銀の利下げと安定的な電力供給に伴い、製造業で持ち直しが見られる』と述べています。また、『経済的な結びつきの強い中国は、中国人民銀行による金融緩和に加えて、中国政府が大型財政出動に踏み切っており、南アランドにはポジティブ要因だろう』と示唆しています。そして、『今週は、南アの9月SACCI景況感指数、8月小売売上高が発表される。また、中国でも第3四半期GDP、9月鉱工業生産、9月小売売上高が発表されるが、強い内容であれば南アランドの押し上げ要因になろう』と言及しています。また、『ファーストランド銀行は、南アランドの対ドル相場が16ランドに達するとの強気シナリオを発表した』と伝えています。南アフリカランド円の今週のレンジについては、『8.40円~8.80円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月16日付「南アフリカランド円今週の予想(10月15日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/23 16:39
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メキシコペソ円今週の予想(10月15日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
*16:37JST メキシコペソ円今週の予想(10月15日) サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『メキシコペソ円は、ドル円の上昇を背景に堅調に推移しよう。メキシコ中銀は利下げを検討しているが、景気が停滞している中、利下げはポジティブ要因になりそうだ』と考察しています。次に、『メキシコ銀行(中銀)は9月会合の議事要旨で、インフレ鈍化により政策金利のさらなる引き下げが可能になるとの見通しを示した。中銀は9月の前回会合で政策金利を0.25%引き下げて10.50%とすることを決定したのを含め、今年に入って3回の利下げを実施した。メキシコ中銀は年内に0.25%の利下げを2回実施し、政策金利を10%に設定すると予測されている』と述べています。続いて、『メキシコ中央銀行が10日発表した9月の理事会議事要旨によると、理事会はインフレ率鈍化により主要政策金利をさらに引き下げ得ると予想している。理事会は9月26日、主要政策金利を0.25%引き下げて10.50%にすることを決定したと発表した』と伝えています。また、『10月1日、クラウディア・シェインバウム氏(62)が女性として初めてメキシコの大統領に就任した。任期は6年間。この日開催された就任式でシェインバウム氏は、女性の権利を強化し、引き続き海外からの投資を呼び込む方針を掲げた』と伝え、『シェインバウム氏は気候科学者で、メキシコ市市長を務めた経歴も持つ。海外投資家は、新政権が重要な財政再建策を実行するかどうか注目している』と述べています。メキシコペソ円の今週のレンジについては、『7.40円~7.90円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月16日付「メキシコペソ円今週の予想(10月15日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/23 16:37
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NYの視点:ユーロ一段安も、域内景気悪化を懸念、米大統領選挙控えた思惑
*08:03JST NYの視点:ユーロ一段安も、域内景気悪化を懸念、米大統領選挙控えた思惑
欧州経済は中国経済の鈍化の影響に加え、もし、11月に米国大統領選挙で共和党のトランプ候補が勝利した場合、関税率引き上げリスクも加わり、一段と弱まる可能性が懸念される。一段のユーロの売り圧力になる可能性も指摘されている。ゴールドマンサックスは最大10%の下落を予想。国際通貨基金(IMF)は米国経済の成長見通しを引き上げソフトランディングに近づいたとの見解を示した一方で、ユーロ圏の成長見通しを引き下げた。欧米金利差拡大観測も再燃し、ユーロは対ドルで重要な節目となる200日移動平均水準を再び割り込んでおり中期的な下落基調入りした可能性が示唆されている。
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2024/10/23 08:03
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NYの視点:ベージュブック、財務相・中銀総裁会合、加中銀、中国中銀、東京CPI
*07:42JST NYの視点:ベージュブック、財務相・中銀総裁会合、加中銀、中国中銀、東京CPI
今週は、連邦準備制度理事会(FRB)が最新の地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表する。次回11月の連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策決定において判断材料のひとつとなるため内容に注目。ハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」による混乱を受けた雇用や物価への影響を判断する。最新の消費、雇用や雇用関連指標は予想以上に好調で、速やかな利下げ観測が後退しつつありドル買い材料となっている。本年のFOMC投票権を有するボスティック米アトランタ連銀総裁は18日、名目中立金利である3-3.5%のレンジに回帰する行動を急がない姿勢を示した。金融政策ではカナダ銀行が金融政策決定会合を予定している。消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったため、同中銀が50ベーシスポイントの利下げに踏み切るとの予想が強まった。予想通りとなった場合、カナダドル売り圧力となる。10月の東京CPIは4月来の低水準に伸び鈍化が予想されており、予想通りとなると追加利上げ観測の後退で、円売りが再開する可能性がある。中国では、景気支援の一環として、中銀が貸出金利の指標となるローンプライムレート(LPR)の1年物3.35%から3.15%に引き下げられると見られ、さらに、住宅ローンを含む長期融資金利の目安となる5年物も3.85%から3.65%に引き下げると見られている。想定通り、利下げが実施されると、リスク選好の動きに拍車をかける。21-26日にワシントンで財務相、中銀総裁会合が開催される。各国中銀総裁は講演を予定しており、金融政策の行方を探るうえで発言に注目される。■今週の主な注目イベント●米国21日:9月先行指数、ローガン米ダラス連銀総裁、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演22日:10月リッチモンド連銀製造業指数23日:9月中古住宅販売、ベージュブック24日:シカゴ全米活動指数、新規失業保険申請件数、10月製造業・サービス業PMI、クリーブランド連銀総裁が挨拶25日:耐久財受注、ミシガン大消費者信頼感指数●21-26日:IMF世銀、財務相、中銀総裁会合●欧州22日:ラガルドECB総裁インタビュー、クノット・オランダ中銀総裁、ホルツマン・オーストリア中銀総裁が講演、センテノECB理事、チーフエコノミスト、レーン氏が講演23日:ユーロ圏消費者信頼感、ラガルドECB総裁が討論会参加、チーフエコノミスト、レーン氏がIIFで講演24日:ユーロ圏製造業・サービスPMI、欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン氏が講演、カザークス・ラトビア中銀総裁講演講演25日:独IFO●英国22日:ベイリー英中銀総裁、グリーン英中銀MPC委、副総裁が講演23日:ベイリー英中銀総裁はIIFで会見、ラガルドECB総裁が討論会参加24日:製造業・サービス業PMI、英中銀マンMPC委●カナダ23日:加中銀は金融政策決定会合開催25日:加小売売上高●日本25日東京CPI
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2024/10/21 07:42
注目トピックス 経済総合
欧米の注目経済指標:10月ユーロ圏製造業PMIの大幅改善は期待薄か
*14:39JST 欧米の注目経済指標:10月ユーロ圏製造業PMIの大幅改善は期待薄か
10月21日-25日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■23日(水)午後11時発表予定○(米)9月中古住宅販売件数-予想は388万件8月実績は386万件で市場予想を下回った。9月については金利低下と在庫増加の影響を受ける見込みだが、大幅な増加は期待できないようだ。■24日(木)午後5時発表予定○(欧)S&Pグローバル10月ユーロ圏製造業PMI -9月実績は45.0参考となる9月改定値は45.0で速報値を上回ったが、需要減少を示唆する結果となった。10月については生産レベルの大幅な改善は期待できないことから、9月実績と差のない水準にとどまる見込み。■24日(木)午後10時45分発表予定○(米)S&Pグローバル10月サービス業PMI -9月実績は55.2参考となる9月改定値は55.2で8月実績を下回った。10月については改善の可能性は低いものの、金利低下の影響を受けて指数は下げ止まる可能性がある。■25日(金)午後9時30分発表予定○(米)9月耐久財受注-予想は前月比-1.0%参考となる8月実績は前月比横ばい。9月については、米大統領選の行方や需要の先行きを巡る不透明感から、多くの企業は事業拡大計画に慎重になっているため、生産活動の拡大は期待できないとみられる。○その他の主な経済指標の発表予定・21日(月):(米)9月景気先行指数・23日(水):(加)カナダ中央銀行政策金利発表・24日(木):(欧)10月S&Pグローバルユーロ圏サービス業PMI、(米)10月S&Pグローバル製造業PMI・25日(金):(独)10月IFO企業景況感指数
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2024/10/19 14:39
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米アトランタ連銀の7-9月期GDP見通しは3%超、FRBの積極的な利下げ必要性は弱まる
*07:44JST NYの視点:米アトランタ連銀の7-9月期GDP見通しは3%超、FRBの積極的な利下げ必要性は弱まる
米商務省が発表した9月小売売上高は前月比+0.4%となった。伸びは8月+0.1%から予想以上に加速。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車、建材、給油、外食を除いたコントロールグループは前月比+0.7%。伸びは予想外に拡大し、6月来で最大となり消費が引き続き成長を支えている証拠となり、7-9月期のGDP成長にプラスに寄与すると見られる。週次の失業保険申請件数は大型ハリケーンの影響で混乱も想定されるが、前週から減少。10月のNAHB住宅市場指数も予想以上に改善した。依然50割れだが、住宅ローン金利の低下で建設業者が今後の需要回復に期待を強めている。消費、労働市場、住宅市場の底堅さが証明された。アトランタ連銀の第3四半期GDP成長予想は3.42%と9日に発表した3.22%から上方修正された。30日に発表される7-9月期GDP速報値のアナリスト平均予想は4-6月期に続き3%成長を維持すると見られている。インフレの鈍化を受けて、高金利を維持する必要性は後退したものの、想定以上に消費や労働市場が底堅く、積極的な利下げの必要性も弱まる。
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2024/10/18 07:44
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米家賃、全般的に減速基調も地域によっては上昇も
*07:38JST NYの視点:米家賃、全般的に減速基調も地域によっては上昇も
消費者物価指数(CPI)よりもシェルターの最新動向を正しくあらわしているとされる不動産関連会社の調査によると、賃貸市場は地域によりまちまちだという。リアルター・ドット・コムの統計によると9月は全米で多くの地区で賃貸の低下が見られたが、全50都市の中で中西部10地区のうち8地区で前年に比べ賃貸の上昇が見られた。新たな集合住宅建設の加速が価格を押し上げたと指摘されている。賃貸の安定は連邦準備制度理事会(FRB)が根強いインフレ上昇要因として注視しているシェルターインフレの今後の低下につながる。FRBが特にインフレ指標として注視しているエネルギー・食品を除いたコア個人消費支出価格指数の9月分は2.6%と、8月2.7%から伸び鈍化が予想されている。
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2024/10/17 07:38
注目トピックス 経済総合
NYの視点:NY連銀9月消費者調査:長期期待インフレ上昇、債務返済が滞る予想も上昇でスタグフレーション懸念も
*07:41JST NYの視点:NY連銀9月消費者調査:長期期待インフレ上昇、債務返済が滞る予想も上昇でスタグフレーション懸念も
NY連銀は9月の消費者調査の結果を発表した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待動向を判断するうえで注目しているデータのひとつである同指数のインフレ期待指数で、1年は3%と8月と同水準だった。今後3年は2.66%と、2.54%から上昇。5年は2.86%と、2.79%から上昇しそれぞれ5月来の高水準となった。失業した場合、新たな職が見つかるとの予想は0.4%上昇し、52.7となり、労働市場の底堅さも示された。一方で、債務返済が滞る可能性は0.3%上昇し13.6%。パンデミックにより経済が封鎖され景気後退に陥った2020年4月来の高水準に達したことは懸念材料となる。
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2024/10/16 07:41
注目トピックス 経済総合
NYの視点:コアPCEは0.25%正当化へ=市場予想
*07:35JST NYの視点:コアPCEは0.25%正当化へ=市場予想
連邦準備制度理事会(FRB)がインフレを判断するうえで最も注目しているコアPCEの9月分は、引き続きインフレ鈍化が証明される見通しとなっている。9月消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)を受けて、FRBがインフレ動向を判断するうえで最も注視しているコアCPIも11月7日連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%の利下げを示唆する可能性が強いと市場は予想している。9月消費者物価指数(CPI)は上方サプライズとなったが、コアPCEはコアCPIを下回る可能性が強いと指摘されている。9月のコアPCEデフレーターは前月比で0.3%と、8月0.1%から加速が予想されている。変動の激しい航空運賃や運輸コストなどが指数を押し上げる見通し。前年比では2.6%と、2021年3月来で最低の伸びが予想されている。賃貸などシェルターコストは引き続き低下し、一部で変動の激しい項目の上昇を相殺する見通しで年末まで概ねディインフレの基調が証明すると見られている。自動車やヘルスケアがコアインフレを押し上げる可能性が指摘されているものの、第4四半期のコアPCEは2.7%前後が想定されている。今年の投票権を有するアトランタ連銀のボスティック総裁はデータで適切と判断されれば年内あと2回あるFOMCのうち一回の利下げ見送りの可能性にも言及したことに続き、ウォラー理事もインフレがもし、上昇したら利下げ見送る可能性もあると、注意深い利下げの必要性を主張した。ただ、CPIは予想を上回ったが、コアCPIは11月の0.25%の利下げを見送るに十分なインフレ的な内容にはならないとの見通しが、現状では優勢になっている。
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2024/10/15 07:35
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:中国の7-9月期GDP成長率は鈍化の可能性
*14:05JST 国内外の注目経済指標:中国の7-9月期GDP成長率は鈍化の可能性
10月14日-18日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■17日(木)午前8時50分発表予定○(日)9月貿易収支-予想は-3160億円参考となる9月上中旬分の貿易収支は-3558億円で赤字幅は昨年同期の4倍超に拡大。昨年9月の貿易収支は小幅な黒字となっていたが、今年9月分については3000億円を超える赤字となる見込み。■17日(木)午後9時15分発表予定○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表-予想は0.25ptの利下げ現行の主要政策金利は3.65%、預金ファシリティ金利は3.50%。ラガルド総裁や理事会メンバーなどの発言を参考にすると0.25ポイント程度の追加利下げが決定される可能性が高い。ただ、利下げを急がない方針は堅持される見込み。■17日(木)午後9時30分発表予定○(米)9月小売売上高-予想は前月比+0.2%参考となる8月実績は前月比+0.1%。個人消費の堅調な回復は期待できないが、金利引き下げの影響が確認されそうだ。伸び率は8月実績を上回る可能性がある。■18日(金)午前11時発表予定○(中)7-9月期国内総生産-予想は前年比+4.6%4-6月期国内総生産(GDP)成長率は前年同期比+4.7%に減速。7月以降も減速傾向は変わっていないため、経済成長率は前期実績を下回る可能性がある。2024年通年で5%の成長率を達成することは困難とみられる。○その他の主な経済指標の発表予定・14日(月):(中)9月貿易収支・15日(火):(欧)ユーロ圏8月鉱工業生産・16日(水):(日)8月コア機械受注、(英)9月消費者物価指数・17日(木):(米)9月鉱工業生産・18日(金):(金)9月全国消費者物価コア指数、(中)9月小売売上高、(米)9月住宅着工件数
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2024/10/12 14:05
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米11月FOMC前最後のCPIはインフレ鈍化改善の停滞示す、雇用統計は混乱予想
*07:38JST NYの視点:米11月FOMC前最後のCPIはインフレ鈍化改善の停滞示す、雇用統計は混乱予想
11月6日、7日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の消費者物価指数(CPI)としては最後となる9月分は前月比+0.2%と、予想外に8月と同水準となった。今まで下落していた食品、航空運賃などが上昇に転じたことが指数を押し上げた。一方、シェルタ―コストの伸びが鈍化したことは連邦準備制度理事会(FRB)にとり朗報となる。前年比では+2.4%。伸びは8月+2.5%から鈍化も予想を上回った。FRBがインフレ指標として注目の変動の激しいエネルギーや食品を除いたコア指数は前月比+0.3%と、8月から伸び鈍化予想に反し、同水準を維持した。また前年比で+3.3%と、伸びは予想外に8月+3.2%から拡大。6月来で最大となった。米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数(10/5)は3.3万件増の25.8万件と、前回22.5万件から予想以上に増加し、13カ月ぶりの高水準となった。前回大幅に件数が減少していたジョージア、フロリダ、ノースカロライナ州で大幅増。大型ハリケーンが影響したと見られ、増加幅は3年ぶり最大となった。失業保険継続受給者数(9/28)は186.1万人と、前回181.9万人から予想以上に増加し、7月来で最高となった。次の11月FOMCまでに発表され、政策決定の鍵を握る雇用統計は大型ハリケーン「へリーン」や「ミルトン」が大きく影響すると見られ、混乱が予想され、FOMCは困難な判断を強いられる。今年の投票権を有するアトランタ連銀のボスティック総裁はデータで適切と判断されれば年内あと2回あるFOMCのうち一回の利下げ見送りの可能性にも言及。11月会合では全てが選択肢になると見られる。
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2024/10/11 07:38
注目トピックス 経済総合
金相場、今週は調整場面が予想される サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
*17:38JST 金相場、今週は調整場面が予想される サンワード証券の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『金相場、今週は調整場面が予想される』と述べています。続けて、『週明け7日も米大幅利下げへの期待が後退し続落。前週末比1.80ドル安の2666.00ドル。8日は3営業日続落。前日比30.60ドル安の2635.40ドル』と伝え、『米長期金利が4.0%を超えたため、利子を産まない金には圧迫要因となったようだ』と説明しています。次に、『今週は、9日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月17~18日開催分)に注目が集まる。また、10日の米消費者物価指数(CPI)、11日の米卸売物価指数(PPI)も注目されている』とし、『市場予想では、インフレ統計は物価圧力のさらなる低下を示す可能性が高いが、大幅利下げ観測につながる可能性は低いだろう。そのため、発表後は改めて金に売り圧力がかかる可能性がある』と述べています。一方で、『中東の地政学リスクはサポート要因。ただ、ロイター通信によると、ヒズボラのナンバー2、カセム師が8日、テレビ演説し、ヒズボラの盟友であるレバノンのベリ国会議長による戦闘停止への努力に対する支持を表明したという。これを受けて原油相場が下落に転じたが、地政学リスクがやや低下したようだ』と伝え、『停戦、もしくはその見方が強まるとなれば、金相場にも売り要因となろう』と述べています。NY金予想レンジは、『2600~2700ドル』と想定しています。また、OSE金については、『10月7日に史上最高値を更新した。1万2773円。2日に、石破首相が日銀の植田総裁と会談して、現況は追加利上げを行う環境にないとの見解を明らかにし、利上げ容認派とする一部の見方を否定した。FRBの積極的な利下げの見方が後退し、日銀の利上げ姿勢も後退したことで、日米の金利差拡大の観点からドル買い・円売りが進むだろう。すでに148~149円の水準に上昇していることから、節目の150円に上昇する可能性は高く、円建て金のサポート要因になろう』と考察しています。OSE金予想レンジは、『12000~13000円』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月9日付「金相場、今週は調整場面が予想される」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/10 17:38
注目トピックス 経済総合
NYの視点:9月FOMC大幅利下げの継続困難か=議事録
*07:40JST NYの視点:9月FOMC大幅利下げの継続困難か=議事録
FRBは9月17日、18日にかけて開催した連邦公開市場委員会(FOMC)を公表した。FRBはこの会合で、インフレの2%目標達成に向けた持続的な改善をかなり確信したとし、労働市場の判断を引き下げ0.5%の利下げに踏み切った。最大雇用とインフレ目標達成に向けたリスクは概ね均衡したと指摘。インフレリスクの存続を指摘し、ボウマン理事は0.25%と小幅な利下げを主張し、決定に反対票を投じた。理事が反対票に投じるのはFOMCの歴史上で19年ぶりとなり、市場ではサプライズとなった。議事録では同理事以外にも小幅な利下げに傾斜した高官がいたことで、判断が拮抗していたことが明らかになった。ほとんどの高官は、高インフレリスクが後退する一方で、雇用が弱まるリスクが上昇したと判断で、全メンバーは利下げが妥当だとの見解では合意した。また、ほとんどのメンバーは政策が引き締まっているとの見解で合意したが、引き締まり度合いに関しては意見が相違。このため、9月会合での利下げ幅や、利下げペースを巡り見解が分かれたと見られる。米国の消費や経済は堅調で、この水準を維持するための利下げであり、景気の深刻な悪化を避けるための利下げではないと、パウエル議長はのちの講演で主張した。同時に、利下げを急いでいない姿勢も表明。議事録の内容からFRBが今後、0.5%の利下げを継続することは困難と見られる。
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2024/10/10 07:40
注目トピックス 経済総合
トルコリラ円今週の予想(10月7日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
*17:22JST トルコリラ円今週の予想(10月7日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『円安の影響もあり、水準をやや切り上げたレンジで保ち合いが続きそうだ』と述べています。続いて、『石破首相が2日、植田日銀総裁と会談後に、「現在は追加利上げをするような環境にはない」とハト派的な発言を行った。4日の9月米雇用統計では、予想以上に労働市場が強いことが判明し、ドル円は一時149円まで上昇した』と伝えています。次に、『トルコでは、中国の自動車大手の奇瑞汽車による投資協議が最終段階にあるとのことで、中国によるトルコ投資が今後一段と活発化するとの期待感が高まった。本年7月には中国のEV大手BYDからも10億ドルの投資発表があった』と伝えています。また、『トルコ9月消費者物価指数(CPI)は前年比+49.38%と予想の+48.3%を上回った。コアCPIも前年比+49.1%と予想の+47.95%を上回った』と伝え、『ただ、2021年以降で初めて政策金利の50%を下回った。物価高に対応して積極的な金融引き締めを進めてきた中央銀行の政策運営にとっては一つの大きな節目になった』と言及しています。そして、『トルコ中銀カラハン総裁は「インフレ上昇リスクは明らかで、インフレ率は中銀予想を大幅に上回っている」とタカ派的な発言を行ったことが市場に安心感を与えたようだ。トルコ中銀による早期利下げ観測が後退した。市場の利下げ観測は来年1月に延期となった』と述べています。トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.20円~4.50円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月8日付「トルコリラ円今週の予想(10月7日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/09 17:22
注目トピックス 経済総合
ドル円今週の予想(10月7日)サンワード証券の陳氏(山崎 みほ)
*17:19JST ドル円今週の予想(10月7日)サンワード証券の陳氏(山崎 みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のドル円について『大幅利下げの見通しが後退したため、押し目買いが続き、節目の150円を目指す展開になりそうだ。先週発表された雇用指標がいずれも強く、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げを決定する可能性はほぼなくなったといえよう』と述べています。次に、『9月米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比25万4000人増と伸びは8月(15万9000人増)から大きく拡大。市場予想の14万人増も大幅に上回った。失業率は4.1%で、前月から0.1ポイント改善した。7月と8月の就業者の伸びも上方修正された』とし、『力強い雇用統計を踏まえて、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月の金融政策会合で0.5%の大幅利下げを決定するとの見方が後退し、長期金利が上昇した。今回の統計では平均時給の伸びも予想を上回り、年内は2回の0.25%利下げか、あるいは次回会合では政策金利が据え置かれる可能性もあるだろうとの指摘もあった。実際、週明け7日のCME FEDWATCHによると、11月の0.25%の利下げ確率は94.8%、利下げ無しも5.2%あった。先週から劇的な変化となった』と解説しています。陳さんは、『2日には、石破茂首相が日銀の植田総裁と会談して、現況は追加利上げを行う環境にないとの見解を明らかにし、利上げ容認派とする一部の見方を否定した。FRBの積極的な利下げの見方が後退し、日銀の利上げ姿勢も後退したことで、日米の金利差拡大の観点からドル買い・円売りが進むだろう。すでに148~149円の水準に上昇していることから、節目の150円に上昇する可能性は高いだろう』と考察しています。そして、『今週は、9日には前回の9月FOMCの議事録が公表される。10日に9月消費者物価指数(CPI)、11日に卸売物価指数(PPI)がそれぞれ発表される。インフレ指標は低下が見込まれているが、コアPPIは上昇が予想されている。雇用統計同様にサプライズがあるかもしれないが、市場はインフレ傾向の低下は既存路線と見ており、注目度はやや低下しているだろう。9月以降の米長期金利は3.6~4.0%のレンジで推移しており、ドルをサポートしている』と述べています。また、『中東情勢の激化が懸念されるところだが、最近では「有事の円買い」が後退し、「有事のドル買い」が強まっている。特に、原油価格が上昇すれば、円売り要因になる』と言及しています。ドル円の今週のレンジについては、『145.00円~150.00円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月8日付「ドル円今週の予想(10月7日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/10/09 17:19
注目トピックス 経済総合
NYの視点:FRB高官はハト派色弱める、様子見姿勢
*07:41JST NYの視点:FRB高官はハト派色弱める、様子見姿勢
連邦準備制度理事会(FRB)高官は、労働市場の急速な減速への警戒感を弱めつつある。同時に経済のソフトランディング期待を一段と強めた可能性がある。先週発表された9月雇用統計は失業率が予想外に低下、非農業部門雇用者数も3月来で最大の伸びとなるなど、軒並み予想を上回り労働市場の底堅さが証明された。FRBは9月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げを決定。FRBの責務においてインフレ安定や最大雇用の目標達成リスクが均衡したとし、インフレよりも、労働市場の急速な減速を懸念していることが明らかになった。9月雇用統計の結果はFRBに安心感を与えたと考えられる。議長や副議長と同等にFOMCの中で、政策判断で影響力と持つNY連銀のウィリアムズ総裁は英フィナンシャルタイムズ紙で、FRBのスタンスは現状でソフトランディングに向け「良い位置にある」とし、また、9月の利下げは「将来の行動規則ではない」と、0.5%の利下げが自動的に決定されるわけではないことを強調した。雇用が強く米経済の健全性を保っているとの見解。また、セントルイス連銀のムサレム総裁も7日の講演で、過剰に早く、大幅な利下げを警告し、忍耐強い対応が妥当で、「斬新的利下げが望ましい」と慎重な姿勢を見せた。クーグラー理事は8日、欧州中央銀行(ECB)主催の会議で、インフレと雇用両面のリスクを認識しており、バランスの取れたアプローチが必要との考えを示した。また、ハリケーン「ヘリ―ン」や中東の地政学的イベントは米経済見通しに影響を及ぼす可能性があるため、注視していると加えた。24年のFOMC投票権を有するアトランタ連銀のボスティック総裁は労働市場を巡り「伸びが減速も弱まっているわけではない」と認め、「経済が強過ぎ、政策修正を阻害する可能性がリスクになる」、と指摘した。当面は様子見する姿勢が示された。ドルも当面底堅く推移する可能性がある。米国の9月中小企業楽観指数は91.5と、91.2から上昇。大統領選挙など不透明感は過去最高を記録。企業の設備投資計画の遅れにつながる可能性がある。アトランタ連銀は7-9月期GDP見通しで3.2%と、従来の2.5%から引き上げた。■CNBCエコノミストGDP予想:2024:2.3%、25:1.9%、26:2.1%
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2024/10/09 07:41
注目トピックス 経済総合
(中国)上海総合指数は2ケタ上昇でスタート、上昇ムードの乗り遅れで
*10:57JST (中国)上海総合指数は2ケタ上昇でスタート、上昇ムードの乗り遅れで
連休明けとなる8日の上海総合指数は買い先行。前営業日比10.13%高の3674.40ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時49分現在、7.18%高の3576.18ptで推移している。連休中の海外株高や香港株が大幅に上昇したことを受け、上昇ムードに乗り遅れた中国株に買いが広がっている。また、当局が相次いで景気刺激策を打ち出していることも好感されている。一方、米金利の上昇や中東情勢の悪化などが懸念されている。
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2024/10/08 10:57
注目トピックス 経済総合
NYの視点:FRBの利下げ、年内終了との見方も
*07:39JST NYの視点:FRBの利下げ、年内終了との見方も
先週発表された9月雇用統計は失業率が予想外に低下、非農業部門雇用者数も3月来で最大の伸びとなるなど、軒並み予想を上回り労働市場の底堅さが証明された。このため、FRBの11月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利下げ観測が後退。米国債相場も続落し、10年債利回りは7日、8月来の4%台を回復した。米ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは、9月雇用統計の良好な結果を受け、米国が今後1年間で景気後退に陥る確率を15%と、長期的な平均値と同じ水準まで戻した。同社のエコノミストは、8月上旬にリセッション確率を15%から25%にいったん引き上げた後、同月中旬には20%へ引き下げた。同社やシティ銀などのエコノミストは、雇用統計を受けて11月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ予想を従来の50ベーシスポイントから25ベーシスポイントへ修正。ここにきて、いったん停止した港湾ストを含め、大型労組のストが続いていること、加えて、中東情勢の影響で運送コストの上昇が予想され、さらに、ハリケーンや地政学的リスク上昇で原油高も新たなインフレリスクにもつながりかねない。経済が予想外に強く、景気後退どころか、「ゴルディロックス」との見方も強まり一部のエコノミストは年内の利下げは終了との見解を示すなど、当面はドルの買戻しが優勢となる可能性がある。
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2024/10/08 07:39
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】米FOMC議事録、米CPI、PPI
*07:34JST NYの視点:【今週の注目イベント】米FOMC議事録、米CPI、PPI
今週は連邦準備制度理事会(FRB)が50ベーシスポイントの利上げを決定した9月連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を発表する。この会合ではボウマン理事がインフレリスクの存続を指摘し、小幅な利下げを支持し反対票を投じたが、大幅利下げ決定の背景がより明らかになる。ドット・プロットによると、この時点で、FRBは年内あと0.5%の利下げを想定していた。また、米国では大統領選前最後となる9月消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の発表が予定されており注目が集まる。9月CPIは、総合指数が前月比+0.1%と、7月と8月の+0.2%を下回る伸びが予想されている。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比+0.2%と8月の+0.3%を下回る見込み。ただ、FRBが重要視している前年比では+3.2%と、8月と同水準を維持すると見られている。ブルーンバーグによるとCPIの伸びは歴史的に見て、個人消費支出(PCE)価格指数の伸びを約0.4ポイント上回っているという。CPI総合の伸びが予想通り前年比で2.3%となった場合、インフレ目標2%水準を下回ることになると指摘されている。米シカゴ連銀のグールズビー総裁はインタビューで、9月雇用統計の結果を「素晴らしい」と歓迎も、インフレが2%を下回る可能性を指摘、中立金利には程遠いとの見方で、利下げ軌道を正当化した。9月雇用統計が想定外に強く、11月連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げ観測は後退。ただ、FRBが利下げ軌道を転換するとは見られていない。国内のインフレ動向がはたして利下げ軌道を正当化するかどうかに注目される。■今週の主な注目イベント●米国7日:カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ムサレム米セントルイス連銀総裁が講演8日:貿易収支、ボスティック米アトランタ連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁、クグラーFRB理事が講演9日:FOMC議事録、卸売り在庫、ローガン米ダラス連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が講演10日:CPI、週次失業保険申請件数、ウィリアムズ米NY連銀総裁が基調演説11日:PPI、ミシガン大消費者信頼感指数、ローガン米ダラス連銀総裁が討論会参加、グールズビー米シカゴ連銀総裁あいさつ●欧州7日:ユーロ圏小売、独製造業受注、欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーンECB理事が講演11日:独CPI●中国8日:市場再開●日本8日:経常収支10日:PPI●カナダ11日:失業率●豪8日:豪準備銀が9月会合議事録公表
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2024/10/07 07:34
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:米9月コアインフレ率は8月実績と差のない水準か
*14:26JST 国内外の注目経済指標:米9月コアインフレ率は8月実績と差のない水準か
10月7日-11日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。■8日(火)午前8時50分発表予定○(日)8月経常収支-予想は+2兆9070億円参考となる7月実績は+3兆1930億円で黒字額は7月としては1985年以降で最大。第一次所得収支が4兆を超える黒字となったことが要因。8月については第一次所得収支の黒字額は縮小する見込みだが、高水準の経常黒字が続く見込み。■8日(火)午後9時30分発表予定○(米)8月貿易収支-予想は-713億ドル参考となる7月実績は-788億ドル。輸入額の増加が原因とみられる。8月については輸入額の減少が予想されることから、赤字幅はやや縮小する見込み。■10日(木)午後9時30分発表予定○(米)9月消費者物価コア指数-予想は前年比+3.2%参考となる8月実績は前年比+3.2%。住居費などは一定水準の上昇率を維持しており、コアインフレ率は7月実績と同水準だった。ただ、財価格の下押し圧力は継続しており、9月のコアインフレ率は8月実績と同水準かやや下回る可能性がある。■11日(金)午後11時発表予定○(米)10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報-予想は70.0参考となる9月実績は70.1。インフレ期待の低下が続き、家計所得が改善するとの見方で改善した。10月については雇用情勢について慎重な見方が増えていることから、9月実績を下回る可能性がある。○その他の主な経済指標の発表予定・10月7日(月):(欧)8月ユーロ圏小売売上高・10月9日(水):NZ準備銀行政策金利・10月11日(金):(英)8月鉱工業生産、(米)9月生産者物価コア指数
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2024/10/05 14:26