注目トピックス 日本株ニュース一覧
注目トピックス 日本株
ドリーム・アーツ---グリーホールディングスによるSmartDB活用事例を公開
*17:51JST ドリーム・アーツ---グリーホールディングスによるSmartDB活用事例を公開
ドリーム・アーツ<4811>は18日、グリーホールディングス<3632>における業務デジタル化クラウド「SmartDB(R) (スマートデービー)」の導入効果をまとめた活用事例インタビュー記事を公開したと発表した。グリーホールディングスでは、ゲーム・メタバース・IP・DX・投資など多様な事業を展開しており、それぞれの事業領域で発生する契約管理業務において、スクラッチ開発やパッケージシステムで対応してきた従来の体制に限界を抱えていた。2024年に契約管理業務をSmartDBへ完全移行し、グループ横断の稟議システムについても移行を進行中である。導入後は、年間3,700件に及ぶ契約書審査の迅速化が実現し、審査期間は半減。Adobe SignやSlackとの連携により、添付ミスや確認作業の負担も軽減された。また、組織改編に伴う基幹システムとの連携により、システム保守作業の効率化も進んでいる。さらに、グループ内で250以上に分岐する複雑な承認ルートを単一基盤上で再現することで、システムの一元化と業務の標準化を促進している。今回のインタビューでは、導入当時から内製化を主導した担当者が、ノーコード開発による高い保守性や業務変化への柔軟な対応力、外部システムとの連携性について具体的に語っている。
<AK>
2025/12/22 17:51
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、アドバンテストと東エレクの2銘柄で約426円押し上げ
*17:06JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続伸、アドバンテストと東エレクの2銘柄で約426円押し上げ
22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり94銘柄、変わらず1銘柄となった。前週末19日の米国市場は概ね終日堅調推移で終了。追加利下げを期待した買いが続き、ハイテクの上昇も支援要因となったほか、新年度相場に向けた資金流入も観測された。終盤にかけ、株価指数先物や個別取引、それぞれのオプション取引の期限にあたるクアドルプル・ウィッチング・デー絡み、さらに、指数入れ替えなどテクニカルな動きで伸び悩む場面も見られた。米株市場を横目に、本日の日経平均は大幅続伸でスタート。心理的節目の5万円を回復すると、前場はじりじりと上げ幅を広げた。その後は上値の重い展開が続き、50400円付近で横ばい推移となった。日銀の金融政策決定会合を通過した他、米国でのハイテク株高の流れもあり東京市場でも値がさハイテク株の上昇が指数を押し上げた。また、金利高を受けて銀行株が買われたほか、円安進行で輸出株も堅調に推移した。ただ、今週後半にかけて海外市場は、クリスマス、ボクシングデーのために休場(米国市場は25日のみ休場)となる。海外投資家の資金流入が徐々に減少していくとみられるなか、国内外での重要イベントも通過しており、積極的に買い進む動きは限定的だった。大引けの日経平均は前営業日比895.18円高の50402.39円となった。東証プライム市場の売買高は20億8310万株、売買代金は5兆141億円だった。業種別では、非鉄金属、電気機器、機械などが上昇した一方で、陸運業、空運業、その他製品などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は48.0%、対して値下がり銘柄は48.5%となっている。値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位は東エレク<8035>となり、2銘柄で日経平均を約426円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはレゾナック<4004>で8.27%高、同2位はSUMCO<3436>で8.03%高だった。一方、値下がり寄与トップは任天堂<7974>、同2位はテルモ<4543>となり、2銘柄で日経平均を約24円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはSHIFT<3697>で4.59%安、同2位はニトリHD<9843>で4.32%安だった。*15:30現在日経平均株価 50402.39(+895.18)値上がり銘柄数 130(寄与度+1064.44)値下がり銘柄数 94(寄与度-169.26)変わらず銘柄数 1○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ 20050 855 228.63<8035> 東エレク 33170 1970 197.55<9984> ソフトバンクG 17815 700 140.39<9983> ファーストリテ 57410 1060 85.03<6954> ファナック 6031 324 54.15<5803> フジクラ 17785 1155 38.61<6988> 日東電工 3791 143 23.90<6920> レーザーテック 30220 1700 22.73<6367> ダイキン工業 20220 635 21.23<4062> イビデン 12250 600 20.06<6146> ディスコ 47230 2510 16.78<6762> TDK 2230 33 16.55<5802> 住友電気工業 6761 458 15.31<6971> 京セラ 2203 40.5 10.83<6098> リクルートHD 8949 100 10.03<4063> 信越化 4847 59 9.86<7735> SCREEN 13425 635 8.49<6506> 安川電機 4584 187 6.25<7203> トヨタ自動車 3455 31 5.18<7751> キヤノン 4756 102 5.11○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<7974> 任天堂 10245 -405 -13.54<4543> テルモ 2297 -42.5 -11.36<9843> ニトリHD 2710 -122.5 -10.24<8267> イオン 2410.5 -97.5 -9.78<8766> 東京海上HD 5820 -134 -6.72<9433> KDDI 2694 -15.5 -6.22<6758> ソニーG 3960 -34 -5.68<2413> エムスリー 2065 -67 -5.37<4704> トレンドマイクロ 6765 -156 -5.21<4578> 大塚HD 9082 -140 -4.68<4307> 野村総合研究所 6041 -138 -4.61<2801> キッコーマン 1431 -26.5 -4.43<2282> 日本ハム 6603 -223 -3.73<9735> セコム 5596 -52 -3.48<1925> 大和ハウス工業 5121 -97 -3.24<9022> JR東海 4311 -190 -3.18<4519> 中外製薬 8262 -29 -2.91<4324> 電通グループ 3324 -85 -2.84<4503> アステラス製薬 2084 -16 -2.67<3092> ZOZO 1333.5 -26 -2.61
<CS>
2025/12/22 17:06
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(14時台)~ニューテック、光陽社などがランクイン
*16:06JST 出来高変化率ランキング(14時台)~ニューテック、光陽社などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [12月22日 14:30 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率<6734> ニューテック 215900 3600.06 386.45% 0.2016%<7946> 光陽社 11900 2354.06 326.87% 0.127%<7531> 清和中央 7100 429.9 312.46% -0.0137%<5990> スーパーツール 900 971.32 308.99% 0.001%<5987> オーネックス 400 414.98 299.35% 0%<4720> 城南進研 907000 29088.4 293.85% 0.0176%<140A> iF米10ベ 195047 69107.808 267.05% 0.001%<1627> NF電ガス 11790 13106.452 265.04% -0.0105%<5103> 昭和HD 261200 1798.02 246.85% -0.0217%<6286> 靜甲 30200 3737.56 246.41% 0.049%<6217> 津田駒 1957100 101968.64 228.23% 0.19%<2561> iS日国債 127954 35443.5979999999 226.71% -0.0009%<6768> タムラ製 2189200 203293.12 219.95% 0.0516%<5983> イワブチ 6100 9425 219.52% 0.0052%<7172> JIA 1900900 660906.58 209.47% -0.0617%<7417> 南陽 32200 9668.26 208.56% -0.0133%<4293> セプテーニHD 2485000 170521.44 200.16% 0.062%<6060> こころNT 16400 4531 194.82% 0.0064%<1456> iF225ベア 166617 48965.432 193.8% -0.0172%<4658> 日本空調 3016400 758938.42 192.84% 0.0511%<7841> 遠藤製作 55600 15317.74 191.12% 0.0058%<6625> JALCOHD 1365900 110669.68 190.76% 0.0197%<5753> 日伸銅 7000 2794.04 182.18% 0.0022%<8209> フレンドリー 69900 6338.22 179.66% -0.0375%<7678> あさくま 19500 21332.6 178.86% -0.0156%<7087> ウイルテック 10800 2806.56 178.04% -0.0091%<2634> NFSP500ヘ 73451 45512.163 175.8% 0.0122%<5018> MORESCO 35200 10292.52 174.9% 0.0211%<6082> ライドオンEX 68800 13464.22 173.99% 0.0029%<3488> セントラルリート 2089 57745.72 173.37% -0.0094%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2025/12/22 16:06
注目トピックス 日本株
新興市場銘柄ダイジェスト:データセクは続伸、yutoriは急騰
*15:46JST 新興市場銘柄ダイジェスト:データセクは続伸、yutoriは急騰
<4395> アクリート 1413 +103急反発。前週末の大引け後、米国のForward Edge-AI(以下、FEAI社)との合弁会社を設立したと発表。FEAI社の日本国内における戦略的拠点として設立され、ハードウェア型PQC暗号プラットフォーム「Isidore Quantum」に加え、AIを活用した物質分析プラットフォーム「Blaise(ブレイズ)」や不正なメッセージ等をAIを用いて検知するソリューション「Gabriel(ガブリエル)」を含むFEAI社全製品の日本国内における販売・ライセンス供与ならびに保守・サポートを提供していくようだ。合弁契約締結自体は10月16日付で開示していたが、実際の合弁事業開始で改めて今後の展開に注目したい。<5892> yutori 2675 +396急騰。前週末大引け後、スマートフォンゲームの開発・運営を手掛けるアカツキ<3932>、GPS HOLDINGS(GPS HD社)、MNインターファッション(MNIF社)と資本・業務提携することを発表した。各社が有する強みを持ち寄ることにより、日本発IPの中長期的な価値最大化とIPポートフォリオの構築を共同で推進することが各社の事業拡大と企業価値向上につながると判断。アカツキ社、GPS HD社とIP事業の拡大、MNIF社とサプライチェーンの高度化、新規事業の創発を推進していくようだ。<7363> ベビーカレンダー 1605 +35大幅高。前週末大引け後、25年12月期の業績予想の上方修正を発表した。今期の売上高予想は従来計画1,861百万円から1,930百万円(前期比26.3%増)、営業利益は従来計画85百万円から209百万円(同4.2倍)に引き上げた。主力であるメディア事業においてPV数が堅調に推移したことに加え、編集体制の質の向上及び効率化によって、収益性が当初想定を上回って推移したようだ。また、当期において検討していたM&Aについて、取締役会において今期内の実施予定がないことを確認したことを考慮した。<6613> QDレーザ 314 +14大幅高。前週末大引け後、9月22日に発表した「中小企業成長加速化補助金」への採択で補助金の交付が5億円に決定したと発表した。本補助金は、将来の売上高100億円を目指して大胆な投資を進めようとする中小企業の取組を支援することを目的としたもので、今回の交付額は上限額となる。補助金を活用して、結晶成長装置(MBE装置)の増設など大規模な設備投資を行う。同社が開発してきた量子ドットレーザ技術をグローバルなパートナーとの共創を通じて、シリコンフォトニクス市場をはじめとする最先端分野に供給し、ディープテック企業としてAIデータセンターや自動運転といった先端領域で革新を目指していくようだ。<3905> データセク 2038 +127急伸。前週末の取引終了後、同社は2025年10月3日付で開示していたオーストラリア・シドニーで構築中のAIデータセンターに関する大口受注について、契約内容を変更し、顧客との利用契約を再締結したと発表した。今回の再締結は、業務提携先であるナウナウジャパンを通じ、世界最大規模のクラウドサービスプロバイダーとされる顧客との協議を踏まえたもの。顧客専用のGPUサーバークラスター構成やネットワーク・セキュリティ設計などに対応するため、セットアップ代金として新たに7,400万ドル(約115億円)を一時金で追加受領することが決定した。また、利用料金についても年間2億9,700万ドル(約463億円)へ増額され、3年間で8億9,100万ドル、5年間では14億8,500万ドル規模に拡大する見通しとなった。<6537> WASHハウス 297 -16大幅安。前週末の取引終了後、2025年12月期業績予想の下方修正を発表した。売上高は従来計画3,292百万円から2,539百万円(前期比21.9%増)、営業利益は189百万円から20百万円(同9.1%減)へ引き下げた。セルフランドリー事業で非常に厳しい気象条件となったことから、既存店の売上向上施策としてキャンペーン等の強化および店舗内のランドリー機器の増設や全面リニューアル工事を優先せざるを得なく、年度末にかけた新規出店に十分な人的資源を確保できなかったようだ。コンテナ事でも当初計画していた保有ホテル件数について、投資時期を見直したことに加え、一部販売用ホテルの工期延長により竣工時期が2026年へとずれ込んだため当期中の販売が実現しなかった。
<NH>
2025/12/22 15:46
注目トピックス 日本株
GameWith---子会社がma+chiiiを運営するSpielPlatz株式会社とスポンサー契約を締結
*15:33JST GameWith---子会社がma+chiiiを運営するSpielPlatz株式会社とスポンサー契約を締結
GameWith<6552>は17日、子会社であるDetonatioN FocusMe(DFM)が、eスポーツ施設「ma+chiii」を運営するSpielPlatzとスポンサー契約を締結したことを発表した。この契約は、両者のこれまでの取り組みを通じて、eスポーツと教育をつなぐ可能性を双方で実感したことから、両者がより継続的かつ発展的な企画を共同で行う枠組みを構築するものだ。「ma+chiii」は東京都中央区茅場町に位置し、ブートキャンプや大会参加、イベント開催のほか一般のグループ貸しにも対応するeスポーツ施設であり、eスポーツと教育を繋ぐ独自コンテンツを展開している。DFMはこれまでこの施設でフォートナイト部門による勉強会や格闘ゲーム部門のトークイベントなど複数の企画に協力し、両者でeスポーツを通じた人材育成と若年層向け教育イベントの実施可能性を実感してきた。スポンサー契約により、こうした協働はより一層加速される見込みである。
<NH>
2025/12/22 15:33
注目トピックス 日本株
ギックス---マイグル、LINEヤフーの「LINEタッチ」でミニアプリ起動に対応開始
*15:31JST ギックス---マイグル、LINEヤフーの「LINEタッチ」でミニアプリ起動に対応開始
ギックス<9219>は16日、同社が提供する「ゲーミフィケーション×データ」による習慣化促進プラットフォーム「マイグル(Mygru)」が、LINEヤフー<4689>の新サービス「LINEタッチ」によるLINEミニアプリ起動に対応を開始したと発表した。「LINEタッチ」は、NFCタグを通じてユーザーがスマートフォンをかざすだけでLINE上のコンテンツに直接遷移できる新機能で、直感的かつスムーズなUXを提供する。今回の対応により、ユーザーは店舗や施設内でスマートフォンをNFCタグにかざすことで、デジタルスタンプの獲得などが可能となる。従来のQRコード読取方式に比べて操作が簡素化され、現場運用の効率化とユーザー体験の向上が図られる。さらに、QRコードの拡散による不正利用リスクの軽減にも寄与する。マイグルはこれまでもLINEミニアプリと連携したキャンペーンやスタンプラリーの実績があり、今回の対応により、来店・回遊行動データの取得精度の向上、セグメント配信への活用、マーケティング最適化に貢献する仕組みをさらに強化する。
<NH>
2025/12/22 15:31
注目トピックス 日本株
TOPPAN---大幅反発、FC-BGAのポテンシャル高いとして国内証券が格上げ
*14:47JST TOPPAN---大幅反発、FC-BGAのポテンシャル高いとして国内証券が格上げ
TOPPAN<7911>は大幅反発。大和証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も4500円から6000円に引き上げている。FC-BGAは上期に伸び悩んだものの、足元では改善の兆しが見られ、26年2月頃にAI スイッチ及びAI ASIC向けの認定取得、27年3月期の早い段階での量産開始が示唆されていることから、今後の売上、利益への寄与が期待されるとしている。また、27年3月期からの新中計発表も控えるが、ターゲットは高い目線になるとも想定のようだ。
<HM>
2025/12/22 14:47
注目トピックス 日本株
KOKUSAI---大幅続伸、前工程装置市場は本格局面入りとして米系証券が格上げ
*14:40JST KOKUSAI---大幅続伸、前工程装置市場は本格局面入りとして米系証券が格上げ
KOKUSAI<6525>は大幅続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」格上げ、目標株価も4000円から5800円に引き上げている。セミコンジャパンでは各半導体製造装置メーカーから、装置の引き合いが1カ月前から急増しているとのコメントが相次いでいるもよう。これを受けて、半導体前工程装置市場は本格的な回復局面に入ったと考え、同社と東京エレクの評価を引き上げているようだ。
<HM>
2025/12/22 14:40
注目トピックス 日本株
三菱UFJ---続伸、国内長期金利上昇で銀行株堅調な動きに
*14:28JST 三菱UFJ---続伸、国内長期金利上昇で銀行株堅調な動きに
三菱UFJ<8306>は続伸。銀行セクターは業種別上昇率の上位にランクしている。先週末の日銀金融政策決定会合では0.75%の利上げが決定し、植田総裁は会見で、中立金利について「推計値の下限にはまだ少し距離がある」と発言。26年も利上げ路線が継続するとの見方強まっている。本日の国内債券市場では、新発10年物国債の利回りが1999年2月以来の高水準を付けており、同社など銀行株の上昇につながっているようだ。
<HM>
2025/12/22 14:28
注目トピックス 日本株
ソフトバンクG---大幅続伸、米AI関連株の上昇を受けて買い安心感
*14:24JST ソフトバンクG---大幅続伸、米AI関連株の上昇を受けて買い安心感
ソフトバンクG<9984>は大幅続伸。米国ではマイクロンの決算発表後にAI関連銘柄への過熱警戒感が和らぎを見せつつあり、先週末も、エヌビディア製のAI半導体「H200」について、トランプ米政権が対中輸出に向けた審査を始めたと伝わり、エヌビディアなど半導体関連株の上昇につながっている。米IT関連株には今後のクリスマスラリーへの期待感も高まる方向のようだ。米国関連株高を受けて、国内でも同社などのAI関連株や半導体関連株が大きく値を上げている。
<HM>
2025/12/22 14:24
注目トピックス 日本株
ニトリHD---大幅続落、日銀利上げ決定度の円安進行を嫌気
*14:19JST ニトリHD---大幅続落、日銀利上げ決定度の円安進行を嫌気
ニトリHD<9843>は大幅続落。先週末の日銀金融政策決定会合では、政策金利を0.25%引き上げることが決定している。ただ、事前に織り込みが進んでいたことから出尽くし感も強まり、その後の為替市場では円安が進行、ドル円相場は1ドル157円台にまで上昇している。円相場の一段の先安感も拭い切れない中、円安の進行が仕入価格上昇に伴う収益圧迫要因につながる同社などには売り圧力が強まる形へ。
<HM>
2025/12/22 14:19
注目トピックス 日本株
ファイバーゲート:株価は重要な岐路で反転上昇へ、配当利回りも4%
*14:14JST ファイバーゲート:株価は重要な岐路で反転上昇へ、配当利回りも4%
2021年2,500円を上回る株価から、足もとで665円まで調整しているファイバーゲート<9450>の株価は、反転上昇の時期を迎えつつある。配当利回りも4%となっており、高いインカムゲインを得ながら、その時期を待つことができる。再成長が時価総額に反映されれば、現状137億円の時価総額は300~450億円程度まで上昇する可能性もある。前期は売上高で前期比3.6%の増収、同18.0%の減益、初めて利益が減益となった状況に対して、今期2026年6月期は売上高で前期比7.5%増の14,050百万円、営業利益で同2.1%増の2,000百万円と利益面で反転が予想されている。11月14日に発表された第1四半期決算は、売上高で前年同期比13.2%増の3,456百万円、営業利益で同11.1%減の412百万円となっている。ホームユース事業は売上高で前年同期比4.1%増の2,752百万円、営業利益で同11.6%減の591百万円、ビジネスユース事業は売上高で同4.1%減の389百万円、営業利益で同13.3%増の82百万円、不動産/再生エネルギー/他事業は売上高で同65.6倍の315百万円、営業損益で16百万円の赤字(前年同期は8百万円の赤字)である。ホームユース事業の採算低下は、ホームユース機器売切方式契約の本格化による契約初年度の損益悪化が原因。売切方式においてはその後の利益増もあり、契約期間累計損益では従来方式とそもそも差異がないものの(むしろストック売上高として積み上がっていくものの)、クロスセルやB2Cの推進、値上げなど付加価値引上げ策の加速・強化を推進する。ホームユース事業も、受注残積み上げが進展しており、下期に向けて売上が加速する見込み。非通信領域では、不動産で特に案件増は見込まないものの、再生エネルギー関連での貢献が想定されている。2026年6月期は、「中期的に経常利益50億円を目指す」ことのできる体制を構築するための、仕掛けづくりの1年と位置付けられている。今後2年で取り組むべき2つの課題は、期間損益成長ピッチの回復、構内インフラ・インテグレーターとしての地歩固めとなる。前者は既述のクロスセルやB2Cの推進、値上げなど付加価値引上げ策の加速・強化に加え、AI活用による生産性向上、営業体制の再構築を進めた。後者は、従来ターゲットとしていなかった分譲マンション(持家共同住宅)もサービスの対象に加え、ホームユース事業のTAM規模を従来の1.5倍に拡大する。経常利益50億円を達成した際、PER15倍で評価されれば、時価総額は450億円程度となる(現状137億円)。今後2030年にかけての利益CAGRが+25%強に加速し、それに応じて今期予想PERも20倍半ばまで上昇する場合、時価総額は300億円を上回る。なお、ファイバーゲートは、マンション・アパート等の賃貸物件オーナー向けに全戸一括で入居者が「インターネット無料使い放題」となるインターネット接続サービスを提供するホームユース事業、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の施設運営者向けにフリーWi-Fiサービス「Wi-Fi Nex」を提供するビジネスユース事業を展開するほか、新規領域として再生可能エネルギー・不動産事業を展開している。マンション・アパートのオーナーが入居者に無料で利用できるインターネット設備を有することで、保有賃貸物件の機能強化を図ることができ、主に単身者向け物件における入居促進や退去防止のための有効なサービスと認知されている。また、観光施設や各種店舗・商店街、商業施設の施設運営者向けに提供することで、通信機器開発からWi-Fi環境の構築、運用、顧客サポートまで一貫してサービスを提供できるノウハウを有する垂直統合型のビジネスモデルを構築している。ネットワーク整備を求める潜在顧客数が圧倒的な中堅・中小規模法人をターゲットとしており、規模的に大手が手をつけにくいところをカバーする。同社のホームユース事業は、MM総研による全戸一括型マンションISPシェア調査の直近シェアで9.3%に相当、シェアランキングで前年の3位から2位に浮上した。また、ホームユース事業・ビジネスユース事業の2つの事業を実施している上場企業はおらず、企業全体で見たときの競合は存在しない。直近は、主力のホームユース事業で監視カメラ、スマートコールや宅配BOX、FGTVなどの製品をクロスセルで販売しており、この施策も好調に推移している。今後、ホームユース事業では特定販路に依存しない多様かつ強力なパートナー企業の開拓と対応する営業人員の強化、IoT等クロスセル商材による利益の底上げによって2026年6月期に契約戸数(累計)74万戸超(25年6月期68万戸)を掲げる。また、ビジネスユース事業では病室向け、介護DX、観光、イベントの需要が強いようで、要となる営業強化とニーズに応えるための専門性を高める。さらに、非通信インフラ(再エネ・不動産)事業については、第3の柱としてホームユース事業、ビジネスユース事業と共通の顧客基盤にて事業を展開していく。再エネは通信サービスの既存販路との親和性が高く、通信サービスと再エネ(電気)サービス同士のクロスセルも見込んでいる。
<NH>
2025/12/22 14:14
注目トピックス 日本株
出来高変化率ランキング(13時台)~光陽社、タムラ製などがランクイン
*13:59JST 出来高変化率ランキング(13時台)~光陽社、タムラ製などがランクイン
※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [12月22日 13:30 現在](直近5日平均出来高比較)コード⇒銘柄⇒出来高⇒5日平均出来高⇒出来高変化比率⇒株価変化率<6734> ニューテック 186500 3600.06 384.39% 0.2016%<7531> 清和中央 7100 429.9 312.46% -0.0137%<7946> 光陽社 9100 2354.06 308.55% 0.1054%<5990> スーパーツール 800 971.32 299.89% 0.002%<5987> オーネックス 400 414.98 299.35% 0%<140A> iF米10ベ 194517 69107.808 266.78% 0.0015%<1627> NF電ガス 11534 13106.452 262.87% -0.0105%<5103> 昭和HD 231100 1798.02 233.57% 0%<5983> イワブチ 4900 9425 193.47% 0.0125%<6217> 津田駒 1424800 101968.64 190.66% 0.1781%<7172> JIA 1616300 660906.58 189.97% -0.0715%<1456> iF225ベア 159445 48965.432 188.44% -0.0177%<6768> タムラ製 1632800 203293.12 184.32% 0.0409%<4658> 日本空調 2757600 758938.42 181.97% 0.0412%<7841> 遠藤製作 50600 15317.74 179.52% 0.0084%<5753> 日伸銅 6800 2794.04 178.61% 0.0004%<2634> NFSP500ヘ 72246 45512.163 173.75% 0.0118%<2017> iFJPX150 162998 46609.165 170.55% 0.0054%<4293> セプテーニHD 1915400 170521.44 167.86% 0.062%<6625> JALCO HD 1094100 11066968.00% 1.6305%<5162> 朝日ラバー 11300 1903.82 160.05% -0.0224%<2620> iS米債13 100420 9655.186 159.22% 0.0084%<7678> あさくま 16600 21332.6 158.67% -0.0291%<7087> ウイルテック 9200 2806.56 158.11% -0.0045%<8209> フレンドリー 58400 6338.22 157.73% -0.017%<3488> ザイマックス 1832 57745.72 157.16% -0.0077%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外
<CS>
2025/12/22 13:59
注目トピックス 日本株
【IPO】スタートライン<477A>---初値は935円(公開価格480円)
*13:44JST 【IPO】スタートライン<477A>---初値は935円(公開価格480円)
スタートライン<477A>の初値は公開価格を94.8%上回る935円となった。初値形成時の出来高は98万1400株だった。
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2025/12/22 13:44
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(9)
*13:19JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(9)
BRUNO<3140>●DAIBOUCHOUそうですね。400株ですと、かなりお得感があります。また、中期経営計画が達成できれば、成長性に応じて株価も上昇する可能性があると考えています。ただし、残念ながら株価は現在1,000円前後で横ばいが続いております。こちらの株価に関するお考えをお聞かせいただけますでしょうか。■BRUNO 塩田様そうですね。私自身の考えかもしれませんが、業績はかなり改善いたしました。しかし、おっしゃっていただいた通り、株価はあまり動いておりません。また、特別優待も大きく実施いたしましたが、正直に申し上げますと、私が期待していたほど株価は動いておりません。これは私自身の力不足だと感じております。当社のPBRは2.8倍で、ベンチマークとしているニトリ様は1.6倍前後です。そうした観点で申し上げますと、当社の株価は絶対的にはPBRが高いと自負しております。ただ、ファーストリテイリング様は約7倍ですので、まだまだ改善の余地があると考えております。しかし、先ほどDAIBOUCHOUさんがおっしゃったように、株価の成長には、売上や利益を着実に達成することが重要だと思います。そのため、引き続き経営改善と成長に努め、約束した売上・利益を確実に達成できるよう努力してまいります。●DAIBOUCHOUPBRの評価を見ると、現状は非常に高いと考えています。そのため、次のステップとしては収益性を改善し、PERを下げることが重要ではないでしょうか。■BRUNO 塩田様はい。ご理解の通りでございます。利益を確実に出すことに尽きると考えております。●DAIBOUCHOUそのためには、中期経営計画を無事達成することが必要です。その際、海外市場とECの成長が非常に重要になります。また、足元の改善として在庫削減などを着実に進めていくことが必要だと思いますが、その点はいかがでしょうか。■BRUNO 塩田様おっしゃる通りです。良い商品を作り、それを海外市場やECチャネルに広げていくことが重要です。直営ECも順調ですが、Amazonや楽天などのモールECも大きく成長しています。さまざまなECチャネルを活用して、より多くのお客様に良い商品をお届けしてまいります。良い商品とは、デザイン力と機能性を兼ね備えたものだと考えております。日常的な活動としては、適正在庫や適正在庫日数の管理を徹底し、キャッシュの創出につなげます。また、販管費の削減による利益創出にも取り組むことで、さらに市場から高く評価していただけると考えております。●DAIBOUCHOUはい、承知いたしました。ありがとうございます。今後の御社の成長に注目させていただきます。本日はどうもありがとうございました。■BRUNO 塩田様こちらこそ、ありがとうございました。■終わりのあいさつ▲フィスコ 高井塩田様、DAIBOUCHOU様、本日はありがとうございました。最後に、塩田様とDAIBOUCHOU様からごあいさつをいただきたいと思います。それでは、まず塩田様、お願いいたします。■BRUNO 塩田様皆さま、本日は拙い部分もあったかと思いますが、対談をお聞きいただきありがとうございました。お聞き苦しい点がございましたら、お詫び申し上げます。改めてお伝えしたいのは、当社は2025年6月期、そして今期(新年度)の第1四半期において、増収増益を継続しているということです。海外売上と国内EC売上を成長ドライバーとし、3年後には売上230億円、営業利益34.5億円の達成を目指しております。この成長を支えるのは、当社の商品開発力です。機能性とデザイン性を兼ね備えた「おしゃれで使いやすい」商品を生み出すことをコアコンピタンスとし、今後もその強化と拡充に取り組んでまいります。最後になりますが、当社は「人と仕組みで世界中に笑顔とワクワクを届ける」という理念を掲げております。お客様に対しては、単なる課題解決にとどまらず、笑顔とワクワクをお届けしたいと考えています。私自身は人事出身ですが、当社の強みであるデザインを突き詰めていくと、デザイナーや商品開発に携わる社員、そしてそれを支える社員の存在が極めて重要です。そのため、人的資本は当社にとって最も大切な資源であると認識しています。理念や価値観を大切にしつつ、従業員を大事にし、継続的に素晴らしい商品・良い商品をお客様にお届けすること。その積み重ねによって、世界中に笑顔とワクワクをこれからも届けていきたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。▲フィスコ 高井ありがとうございます。DAIBOUCHOU様、本日の対談はいかがでしたでしょうか。●DAIBOUCHOUBRUNOさんは株主優待がどうしても注目されがちですが、今回の中期経営計画では利益率の改善が見込まれ、それに伴う利益成長が期待できる状況になっています。この点はまだ投資家の間で十分に評価されていない印象がありますので、計画をしっかり達成できれば、投資家からの注目度は高まると思います。また、ECと海外展開の成長も重要です。足元では実際に成長していますが、まだ規模としては発展途上だと感じています。これらが業績に大きく貢献できるレベルまで成長すれば、さらに評価が高まるのではないでしょうか。本日はさまざまなお話を伺い、BRUNOさんの強みについても理解が深まりました。ありがとうございました。▲フィスコ 高井ありがとうございました。これにて対談は終了とさせていただきます。皆様、ご視聴いただき誠にありがとうございました。
<MY>
2025/12/22 13:19
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
*13:18JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)
BRUNO<3140>●DAIBOUCHOU確かに収益性という点では、ニトリさんやファーストリテイリング(ユニクロ)さんは10%を超える利益率を達成していますので、それを実現できれば相当利益が伸びることになると思います。現状、御社の営業利益率は8.7%ですが、中期経営計画ではこれを15%に向上させるとされています。どのようにして収益性をさらに高めていくお考えでしょうか。■BRUNO 塩田様収益性向上の最も重要なポイントは、やはり粗利率を引き上げることだと考えています。商品の付加価値をしっかり高め、適正な価格でお客様に提供することで、まず利益を確実に積み上げていくという方針です。現在は物価高の影響で原価が上昇傾向にありますが、当社としても積極的に原価低減に取り組んでいます。私自身、今年だけでも数えきれないほど生産工場へ足を運び、直接交渉して原価の見直しを進めてきました。今週の火曜日にも工場の社長にお越しいただき、具体的な原価低減策を調整したところです。また、RIZAPグループ全体では数百億円規模の購買力(バイイングパワー)があります。このネットワークと連携することで、BRUNO単体では実現できなかったスケールメリットを活かし、さらなる原価低減を図っていきます。加えて、販管費率の改善も継続して進めます。現在は物流費の最適化を推進していますが、生産拠点の見直しや物流網全体の再設計など、効率化できる余地はまだ多くあります。広告宣伝費についても、効果の高い施策に集中投下する方針です。RIZAPグループはマーケティングに強みを持っていますので、その知見を活かしながら費用対効果を最大化していきます。そして、最も大切なのは 「商品自体の付加価値をさらに高めること」 です。エアフライヤー、ホットプレート、ブレンダーなど、当社を象徴する製品群を進化させ、お客様の課題を解決しながら「笑顔とワクワク」を提供する─これはBRUNOのミッションそのものです。先ほどご紹介したように、当社はグッドデザイン賞を複数受賞するなど、デザイン面で高い評価をいただいています。このデザイン力にさらなる価値を乗せてご提供することで、粗利率、ひいては利益全体の向上につなげていきたいと考えております。●DAIBOUCHOUそうすると、今後はインフレに応じた価格改定、いわゆる値上げを行う可能性もあるのでしょうか。■BRUNO 塩田様おっしゃるとおり、価格を見直す場面はあるかもしれませんが、単なる値上げを行う考えはありません。あくまで「価値と連動した価格改定」が前提です。つまり、既存の商品をそのまま高くするのではなく、しっかりと付加価値を高め、その価値を適正に価格へ反映するという考え方です。原価は同じなのに価格だけを引き上げる、といったことは現時点ではまったく考えておりません。●DAIBOUCHOUつまり、バージョンアップや機能追加、デザイン改善などを行い、その価値に応じた価格設定にしていくということですね。また、製造原価を下げることで粗利を高めるという点も大きいのでしょうか。■BRUNO 塩田様はい、おっしゃる通りです。単に取引先に無理をお願いして原価を下げるのではなく、どうすればより高い品質で、かつ低コストで物づくりができるかを常に議論しています。私自身も工場の社長と直接話しながら、製造工程の改善や素材の最適化など、双方にメリットがある「ウィンウィン」の形で原価低減に取り組んでいます。今後も、品質を維持・向上しながら、効率的な原価改善を進めていきたいと考えています。●DAIBOUCHOUなるほど。中期経営計画を拝見すると、投資家からは「かなりハードルが高いのでは」と感じる部分もあります。実際のところ、どの程度の蓋然性があり、特別な条件がなくても達成できるレベルと考えてよいのでしょうか。■BRUNO 塩田様当社の中期経営計画の数値は、いわゆる「積み上げ方式」で作成しており、現実的に実現可能なものだと考えています。もちろん、外部環境が大きく変動するなど、予測できない要因があれば影響は受けますが、これまで取り組んできた改善活動を着実に進めていけば、決して届かない数字ではないと判断しています。●DAIBOUCHOUなるほど。売上成長については、特に海外依存度が高まる印象がありますが、そこは「海外でも売れる」というマーケティング上の明確な見通しが立っているという理解でよいでしょうか。■BRUNO 塩田様海外については、何もないところから立ち上げるわけではなく、すでにスライドの通り当社独自でマーケットの基盤を構築してきた実績があります。その上で、当社の強みであるデザイン力やマーケティング力をどこまで強化し、既存の基盤を伸ばしていけるか─ここが今後の海外成長の鍵になると考えています。●DAIBOUCHOUつまり、これからはいよいよ海外が本格的に伸びていく「刈り取り期」に入る、そういったイメージでしょうか。■BRUNO 塩田様はい、ご理解のとおりです。●DAIBOUCHOUありがとうございます。次に株価に関してお伺いしたいのですが、今回、既存の株主優待に加え、創業30周年記念の特別優待も発表されました。株主還元は非常に充実している一方で、配当利回りは現状やや低い状況です。今後の株主還元方針について教えていただけますでしょうか。■BRUNO 塩田様配当については、どのような経営状況でも安定配当を基本としてきましたので、今後も同じ方針で継続していきます。一方で、当社の株主は個人投資家が多く、さらに当社のお客様である方が非常に多いのが特徴です。そのため、単純に配当で還元するだけでなく、株主優待を通じて当社の商品をより多く利用していただくことで、株主の方に還元したいと考えています。具体的には、特別優待を活用して株主の方に商品を手に取っていただき、ファンになってもらう。さらに、その株主の方が知人にプレゼントすることで、新たなファンを増やしていくという循環を作る狙いがあります。●DAIBOUCHOU配当ですと100%キャッシュで還元する形になりますが、株主優待だと自社製品を通じて還元できますので、原価ベースで見ると大幅にコストを抑えられることにもなりますね。■BRUNO 塩田様はい、その通りです。株主優待を中心にすることで、コスト効率を高めつつ株主の満足度も向上させられると期待しています。ぜひDAIBOUCHOUさんも株主優待株主になっていただいて、うちの商品をぜひ手に取っていただけたらと思います。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(9)に続く
<MY>
2025/12/22 13:18
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)
*13:17JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)
BRUNO<3140>●DAIBOUCHOUさらに、在庫は今後もさらに減らせる余地があるのでしょうか。■BRUNO 塩田様はい、まだ改善の余地は十分にあります。過剰に仕入れないよう発注をより厳格にコントロールすることも可能ですし、売れていない商品についても取り組みの余地があります。ただし、売れていない商品というのは必ずしも品質が悪いわけではありません。先ほど申し上げたように、商品自体は優れたものでも、お客様に十分に訴求できていなければ売れません。そのため、売れていない商品に対してもマーケティングを行い、価値を再定義してお客様に届けることが重要です。このような取り組みを進めることで、在庫のさらなる削減が可能であり、現在も改善を継続しています。●DAIBOUCHOUその結果、有利子負債もおよそ7億円ほど減少したということでしょうか。■BRUNO 塩田様はい、そのとおりです。●DAIBOUCHOU今後も、在庫をコンパクトにし、借入金を減らすことで支払利息も少なくできるということですね。■BRUNO 塩田様はい。営業キャッシュフローは大幅に改善していますので、その意味でも負債に依存せず、自力で経営できる体制を目指しています。●DAIBOUCHOUなるほど。そうすると、自然と利益率も改善していくということですね。■BRUNO 塩田様はい、そのように想定しています。●DAIBOUCHOUわかりました。次に、EC通販と海外卸売りの成長が顕著ですが、今後もこの成長は継続できるのでしょうか。■BRUNO 塩田様スライドをご覧いただくと、右側に記載のとおり、EC通販と海外卸売りの成長が顕著です。前年と比較すると、海外事業は7.5倍、EC通販はほぼ2倍に拡大しています。このことから、これらの領域は今後の成長の柱として期待できると考えております。こちらは中期経営計画におけるチャネル別の構成を示しています。当社が世の中にお約束している中期経営計画では、前期の売上145億円を、230億円に拡大することを目標としています。EC通販については、売上比率は変わりませんが、売上のボリューム自体を拡大していく方針です。海外事業は現在11%の売上シェアですが、これを約30%まで引き上げたいと考えています。海外事業についてご説明します。当社はすでに2016年から東アジア地域に進出しています。香港では2016年に事業を開始し、2021年には公式ECサイトも開設しています。現在、実店舗は11店舗です。私自身、RIZAPグループのCFOとして香港でロードショーを行った際、現地の投資家から「BRUNOも社長がやっているのですね」と反応をいただき、BRUNOの知名度があることを実感しました。中国本土では2017年から現地のECプラットフォームを通じて展開しています。台湾も同じく2017年から進出しています。さらに、シンガポールも2017年、タイは2021年、マレーシアは2022年から事業を開始しています。このように、海外での成長は実績に基づくものであり、単なる推測や期待値ではありません。今後は、ベトナムやインドネシアなど、人口ボーナスが期待できる市場へのさらなる拡大を計画しています。では、なぜ当社の海外事業が拡大できているのかについてご説明します。まず前提として、足元で海外のお客様からご支持いただいていることが大きな要因です。加えて、各国のマーケット自体が成長しており、GDPの伸びや一人当たりGDPの増加が続いている点も追い風になっています。さらに、人口動態も重要な要素です。当社の商品をご購入いただく中心層は20〜30代の女性ですが、アジア各国は若年層の人口比率が高いことから、非常に相性が良い市場だと考えています。日本の平均年齢の中央値は49.3歳ですが、ベトナムは32.9歳、インドネシアは30.1歳と非常に若く、ターゲット層に近い構成になっています。また、文化的な親和性もあります。アジアでは、テーブルを囲んで鍋料理やプレート料理を楽しむ文化が根付いており、いわゆる「卓上調理」へのニーズが強い地域です。そのため、ホットプレートや鍋など当社の主要商材が生活スタイルに自然に溶け込みやすいと考えています。これらの点から、当社としては海外展開に十分な蓋然性があると判断しています。●DAIBOUCHOU確かに、人口が多く、若い世代が中心の市場であれば、子育て世代向けの商品─例えばブレンダーなど─の需要も期待できるということですね。■BRUNO 塩田様ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおり、子どもが増える地域ではブレンダーなどの需要も大きく、当社としても開拓余地が十分にあると考えています。今、示唆をいただき、改めて市場の可能性を感じているところです。●DAIBOUCHOU一方で、アジア圏では価格にシビアな層も多く、より安価な類似品に流れてしまうリスクもあると思います。その中で、BRUNOの商品を「どうしても欲しい」と思っていただくためのブランド価値向上策などはあるのでしょうか。■BRUNO 塩田様当社は、将来的にグローバルスタンダードのメーカーになれると考えています。DAIBOUCHOU様のご質問にも関連しますが、BRUNOブランドの核となるのは「デザイン」です。もちろん機能性も大切であり、そこはメーカーとして当然追求していますが、当社の最大の強みはやはりデザインにあると認識しています。先ほども触れましたが、直近では3つの商材でグッドデザイン賞を受賞しました。これは当社のデザイン力が客観的に評価されている証だと考えています。さらに今後は、世界三大デザイン賞─・iFデザイン賞(ドイツ)・レッド・ドット・デザイン賞(ドイツ)・IDEA賞(アメリカ)─これらすべての受賞を目指します。既にiFデザイン賞では、商品のパッケージデザインが評価され受賞を果たしています。今後はレッド・ドットとIDEAも獲得し、ブランド力をより一層高め、付加価値のある価格で提供できるようにしていきたいと考えています。加えて、デザインの質をさらに裏付ける取り組みとして、ヨーロッパへの出店も検討しています。ドイツやフランス(パリ)への出店を視野に入れており、現地の方々から評価いただければ、当社のデザイン力がグローバルでも通用することの証となり、ブランド価値のさらなる向上につながると期待しています。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(8)に続く
<MY>
2025/12/22 13:17
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
*13:16JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)
BRUNO<3140>●DAIBOUCHOU承知しました。ありがとうございます。続いてお伺いします。トラベルグッズについては、インバウンド需要の拡大が追い風になっているのでしょうか。■BRUNO 塩田様当社は心斎橋、新宿、渋谷といった主要都市の駅ビルに店舗を構えており、現在はインバウンドのお客様から非常に強い支持をいただいています。ただし、インバウンド需要は情勢によって変動する可能性があります。そのため、インバウンドに過度に依存するのではなく、日本のお客様にも安定的にご利用いただけるよう、しっかりと販売力を強化していきたいと考えています。本日は資料を用意しておりませんが、トラベルグッズについては、さらに機能性と価値を高めつつ、価格は据え置き、あるいは可能な範囲で引き下げる方向も検討しています。本格的なトラベル雑貨を求めるお客様に的確に訴求し、売上と利益の向上につなげていきたいと考えています。●DAIBOUCHOUもう一点お伺いします。御社のカタログギフトは、贈答用として非常に人気が高いと伺っています。多くのカタログギフトがある中で、なぜ御社のカタログギフトが選ばれているのでしょうか。■BRUNO 塩田様本日は代表的な2種類のみをご紹介していますが、実際にはもっと多くの種類をご用意しています。贈る相手やご予算に合わせて選べるよう、幅広いラインナップを揃えていますので、ぜひ店舗やECサイトでご覧いただければと思います。当社のカタログギフトは、特に結婚祝いとしてご利用いただくケースが多く、ギフト全体では当社商品の約55%を占めますが、カタログギフトに限ると約70%が結婚祝いです。続いて、新築祝い、進級祝いといった用途が多く、結婚式場とのコラボレーションも視野に入れています。また、当社のカタログギフトは、お求めやすさに加えてラインナップが豊富である点も選ばれている理由の一つです。さらに、シーズンごとにパッケージデザインを変更しており、現在ご覧いただいているのは通常仕様のものですが、クリスマスシーズンにはフォレストグリーンを基調とした限定デザインも展開しています。このように季節感のあるパッケージをご用意していますので、ぜひご注目いただければと思います。●DAIBOUCHOUということは、同じ方に何度お贈りしても、その都度違う商品を選んでいただけるということですね。■BRUNO 塩田様はい、そのとおりです。●DAIBOUCHOU素晴らしいですね。確かに、おしゃれですし、コンパクトで持ち帰りもしやすい印象です。■BRUNO 塩田様そうですね。非常に軽量で扱いやすい作りになっています。ただ、その中には当社の商品がぎっしりと詰まっておりますので、ぜひ手に取ってご覧いただきたいと思います。●DAIBOUCHOU承知しました。ありがとうございます。続いて、業績についてお伺いします。従来、4月から9月は赤字傾向が続いていましたが、直近では黒字に転換されています。業績の季節性や収益性の改善について想像できますが、足元の業績状況について詳しく教えていただけますでしょうか。■BRUNO 塩田様当社の今期第1四半期の決算についてご説明します。売上は、先ほどご紹介したエアフライヤーなどのキッチン家電が好調に推移したこともあり、前年比で103%となりました。しかし、売上増だけで営業利益の黒字転換を説明することはできません。営業利益が大幅に改善した主な要因は、物流費の削減です。また、在庫の適正化やSKU数の見直し、さらには生産作業の効率化も行ったことで、倉庫費用や物流費など販管費を抑えることができました。さらに、私が入社後にコスト構造の見直しを進めたことも、利益改善に大きく寄与しています。加えて、EBITDAもプラス7,500万円となりました。SKU数を約3分の1に削減したことや、在庫回転日数を大幅に短縮したことにより、キャッシュの創出にも成功しています。このように、収益性の改善により、従来の赤字から黒字への転換を実現できたという状況です。●DAIBOUCHOUところで、SKUというのは、最初の発注単位のようなものを指すのでしょうか。■BRUNO 塩田様そうですね。SKUは、言い換えると「品目」と考えていただければわかりやすいと思います。●DAIBOUCHOUということは、在庫を細かく管理し、生産サイクルも短くすることで、適正な在庫量をコンパクトに、あるいはスリムにしたということですね。■BRUNO 塩田様はい。SKUというのは、色やサイズのバリエーションもSKUに含まれることになります。例えばドライヤーで同じモデルで黒色と白色の2種類ある場合、それぞれがSKUとしてカウントされます。そのため、売れない商品は廃番にしたり、在庫をすべて売り切ったり、色やサイズのバリエーションを絞ったりしています。これは当社が一方的に決めるのではなく、お客様のニーズに基づいた対応です。売れない商品をSKUとして残す必要はないため、こうした整理を行うことで在庫数を減らすことができます。さらに、売れない商品を適切に販売すること、売れる商品でも過剰に仕入れないことなどを徹底しています。これらの取り組みが、結果として利益改善に大きく寄与していると考えています。●DAIBOUCHOUということは、売れ筋商品に絞ったということですね。■BRUNO 塩田様はい、おっしゃる通りです。●DAIBOUCHOU通常、増収すると在庫もそれに応じて増えるのが自然ですが、前期末より在庫を27%も削減されたと伺っています。どのようにして在庫管理の効率化を実現されたのでしょうか。■BRUNO 塩田様これまでは、メーカーによくある傾向として、欠品や機会損失を避けるために、在庫を多めに抱える傾向がありました。私が社長に就任して1年が経過しましたが、最初に最も気になったのは過剰在庫の問題でした。回転していない商品が多く存在しており、これをどう改善するかが課題でした。そこで、先ほど申し上げたように、品目やSKUの削減を行いました。売れない商品は値下げして販売し、売れる商品については発注を引き締めて適正な量に調整しました。在庫は資金が固定されることにもつながるため、ここは最優先で取り組む必要があると考えました。さらに、アイテムごとに適正な在庫日数を再定義し、在庫管理を徹底しています。私自身も社長として多くの業務を行っていますが、在庫については週次で必ず実在庫を確認しています。結果として、在庫が減少したことで倉庫の必要面積も縮小し、固定費削減という副次的な効果も得られました。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(7)に続く
<MY>
2025/12/22 13:16
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)
*13:15JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)
BRUNO<3140>次のページは事例のご紹介です。先ほども申し上げたように、従来のホットプレートは大型で収納が大変で、色もダークカラーが多いという課題がありました。そこで、サイズを小さくして収納しやすくし、おしゃれなカラーを採用することで改善しました。しかし、これだけではお客様の課題解決にとどまります。当社の「3つの誓い」の一つである「ワクワク笑顔」の付加価値を加えました。ホットプレートを囲んでインテリアとして楽しむことができ、家族や仲間と食事を楽しむことで笑顔が生まれます。そして、自分が楽しんだ体験をさらに誰かに送りたくなる―こうした体験価値を提供しています。マルチスティックブレンダーも同様です。従来は用途ごとに複数の機材が必要で、手入れや扱いが大変でした。当社のブレンダーは「潰す、混ぜる、刻む、泡立てる」を一台で対応可能で、離乳食も作れ、女性でも扱いやすく軽量です。さらにデザイン性も高いため、おしゃれであることもポイントです。これにより、簡単・便利で夫婦での調理が可能になり、子育て世帯にも喜ばれます。そして、自分が良いと感じた体験を誰かに贈りたくなる―まさにワクワク笑顔の提供です。フライヤーについても、従来は汚れやすく手入れが大変で、調理状況も確認しづらく、置き場所にも困るという課題がありました。BRUNOのフライヤーは手入れが簡単で調理状況が確認でき、コンパクトで収納もしやすい仕様です。加えて、調理過程が見えることで安心感があり、子どもと一緒に調理を楽しむこともできます。これにより、ワクワク笑顔を体験として提供でき、喜びを誰かに伝えたくなる商品となります。このように、課題解決とワクワク笑顔の両立を仕組み化してプロセスとして回すことで、手前味噌ながら、ヒット商品を継続的に企画・開発できているのだと考えています。●DAIBOUCHOUなるほど。確かにヒット商品はありがたいのですが、それが継続しなければ一時的な売上増にとどまってしまいます。しかし、BRUNOの場合は、コンセプトやお客様の課題解決、そして「ワクワク笑顔」といった、贈りたくなる動機付けをしっかり設計しているため、継続的な商品開発につながり、結果としてヒット商品の連鎖が生まれているわけですね。商品開発の継続性は、今後の売上の安定と成長の観点からも非常に重要だと感じました。ところで、美容家電や加湿器、トラベルグッズなど幅広く商品開発されていますが、特に今後、成長が期待できる分野はどのあたりでしょうか。■BRUNO 塩田様では次のページをご覧ください。成長分野として、大きくは 美容家電、トラベルグッズ、そしてそれらをまとめて提供する カタログギフト の3つを重点領域として考えています。まず、こちらのスライドにあるのが美容家電です。私たちは2年前に「ジャパンギャルズ」というものづくりの会社を買収しました。BRUNOはデザインや企画力に強みがある一方で、製造面ではまだ改善の余地がありました。しかしジャパンギャルズはOEMを中心に、幅広い生産背景を持つ企業です。その会社をグループインしたことで、ものづくりの基盤が一気に強化されました。現在は、その生産力の上に、BRUNOならではの デザイン性 と 機能性 を掛け合わせた美容家電を展開しています。ここに映っているのは新しいドライヤーですが、皆さんに直接持っていただけないのが残念なくらい、本当に軽くて、おしゃれなんです。美容領域は競合も多いのですが、この「軽さ×デザイン」という点でしっかり差別化できると考えています。また、家電の評価で有名な雑誌「LDK」でも、年間ベストバイに選ばれました。これは商品力を客観的に示すもので、非常に励みになっています。ヘアドライヤーだけでなく、・ヘアアイロン・フェイシャルリフト・EMS・イオン洗顔ブラシなど、美容家電のラインナップを拡充しており、ヘアアイロンも「LDK ベストバイアイテム」に選ばれました。こうした背景から、美容家電は今後しっかりと成長が期待できる分野だと考えています。次のページが、先ほど触れた カタログギフト です。こちらは、ライフイベント時のギフトーいわゆる「何か贈りたい」と思ったときに、真っ先に選ばれる存在、「第一想起のギフト」 を目指しています。価格帯は 8,580円から15,180円 まで、幅広いラインナップをご用意しています。このカタログギフトは、2023年の発売当初は 5,500万円 の売上規模でしたが、足元では 10億円近く にまで拡大しており、非常に大きな成長を遂げています。ギフト市場は比較的安定している領域であり、BRUNOの商品力・デザイン力との相性も良いことから、今後も重点的に伸ばしていきたいと考えている戦略商材です。最後に MILESTO についてご説明します。こちらは先ほどの資料の再掲になりますが、直近では 30%の売上成長 を達成しており、さらに グッドデザイン賞 も受賞しています。MILESTOは、競合ブランドと比較して 手に取りやすい価格帯 を実現しつつ、機能性が高く、デザイン性にも優れている 点が大きな特徴です。「おしゃれで使いやすいのに、価格は控えめ」というバランスが、お客様から高く評価されています。こうした背景から、MILESTOも今後の 重点領域・注力ブランド として、引き続き積極的に展開していきたいと考えております。●DAIBOUCHOU美容家電は、価格帯が高級というよりも、手の届きやすい設定になっている印象です。さらに、雑誌などで取り上げられるような実力ある機能性もしっかり備えている、という理解でよろしいでしょうか。■BRUNO 塩田様はい、そのとおりです。●DAIBOUCHOUもう一点お伺いします。カタログギフトについて、株主優待として外部向けに販売するような取り組みは考えていらっしゃいますか。■BRUNO 塩田様現在のところ、株主優待としてカタログギフトを実際に活用しているわけではありません。ただし、今後はそのような取り組みも検討していきたいと考えております。株主優待につきましては、改めて別のパートで詳しくお話しできればと思っております。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(6)に続く
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2025/12/22 13:15
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)
*13:14JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)
BRUNO<3140>■質疑応答●DAIBOUCHOUはい、ありがとうございます。まずお伺いしたいのですが、今回、この対談動画にご出演されることを決められた理由を教えていただけますでしょうか。■BRUNO 塩田様はい、私は以前からDAIBOUCHOさんのファンでして、このように対談させていただけることを大変光栄に思っております。普段、私はあまりメディアや外部に出ることが得意ではありません。しかし、DAIBOUCHOさんにお会いできるということで、苦手意識はありましたが、今回お引き受けすることにしました。また、私が社長に就任してから間もなく1年が経ちます。その間、さまざまな取り組みを行い、少しずつ会社が良くなってきているという自負もあります。さらに、この会社の素晴らしさを世間の方々により広く伝えたいと考え、この対談への出演を決めました。特に、次のページをご覧いただきたいのですが、BRUNOは一般的に「ホットプレートの会社」と思われがちです。しかし、実際にはそれ以外の事業領域もございます。今回の対談では、その点をしっかりとご説明したいと考えております。商流についてもお伝えしたいと思っています。直営で展開しているチャネルがある一方で、マルチチャネルで販売している部分もございますので、その点もしっかりご説明したいと考えています。また、商品開発における当社の強みについてもご紹介できればと思っております。対談は少し長くなりますが、DAIBOUCHOさんにお会いしたいという思いと、BRUNOの魅力をできるだけ多くの方々にお伝えしたいという趣旨で、本日臨ませていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。●DAIBOUCHOUありがとうございます。嬉しいお言葉をいただきました。個人投資家の方々は、BRUNOの商品を実際にご利用されている方も多いと思います。そのため、個人投資家向けにIR活動を積極的に行っていただければ、売上の向上にもつながると思います。ぜひお願いしたいと思います。次に、RIZAPグループの傘下に入ってから、売上が3倍以上に成長したとのことです。どのようにして、RIZAPグループと協力し、ここまで事業拡大を実現されたのでしょうか。■BRUNO 塩田様ありがとうございます。では、沿革のスライドをご覧ください。先ほども申し上げましたが、当社は2014年にRIZAPグループの傘下に入りました。その年に発売した「コンパクトホットプレート」が、事業成長の起爆剤になったと考えています。この商品は、BRUNO自身が企画・デザインしました。従来のホットプレートは大型で無骨、黒い色が中心で、収納も不便という課題がありました。しかし、この商品は「収納不要で可愛いホットプレート」として市場に投入され、これまでにないブルーオーシャン商品となりました。結果、非常にヒットし、累計で300万台を販売しています。さらに、2017年に発売した「マルチスティックブレンダー」も大きな成功を収めました。夫婦での調理や離乳食作りにも活用できるため、子育て世帯にも喜ばれ、出産祝いとしても最適な商品です。こちらは累計100万台の販売実績があります。RIZAPグループに入った当時、これらのヒット商品が短期間で生まれたことは、成長の大きな要因の一つだと思います。また、RIZAPグループはマーケティングやブランディングに強みを持っています。私自身もグループ内でchocoZAPの立ち上げに関わってきましたが、こうしたノウハウを注入することで、良い商品を作るだけでなく、顧客にその魅力をしっかり伝えることが可能となりました。つまり、BRUNOのものづくりの強みであるデザイン力と、RIZAPグループのマーケティング力が掛け合わさることで、売上が順調に伸びてきたと考えています。●DAIBOUCHOU確かに、従来のホットプレートは、パーティーの場などでもあまり表に出せない調理器具という印象がありました。しかし、BRUNOのホットプレートであれば、おしゃれに見せることができるため、贈り物としても邪魔にならずに喜ばれる点が魅力かもしれません。■BRUNO 塩田様そうですね。BRUNOのホットプレートは比較的コンパクトですので、誰かに贈る際も大きくなく、送りやすい点があります。また、可愛らしいデザインなので、収納せずにそのまま使ってもおしゃれで楽しめます。これは私個人が作ったわけではありませんが、BRUNOが世の中に送り出した商品の中では、とても優れた商品だと考えています。●DAIBOUCHOU確かにそうですね。フライヤーも、調理状況が目に見える点が非常に評価されているポイントではないかと思います。■BRUNO 塩田様そうですね。フライヤーでは、調理中の状態が見えることにエンターテインメント性があります。単に料理の状態を確認するというだけでなく、「これが揚がってきている」といった過程が見える点がお客様に面白いと評価されているのです。たとえば、このフライヤーは中の様子がしっかり見える構造になっています。そのため、ユーザーから非常に高い評価をいただいています。こうしたことから、新しいものを生み出す商品開発力という点において、当社には相応の強みがあると考えています。●DAIBOUCHOUなるほど。それで、コロナ禍で自宅にいる時間が増えたこともあり、このようなキッチン用品がよく売れたということですね。■BRUNO 塩田様はい。おっしゃる通りだと思います。●DAIBOUCHOUわかりました。ありがとうございます。ところで、ホットプレートやブレンダー、トースターなどのヒット商品を、なぜ継続的に企画・開発できるのでしょうか。■BRUNO 塩田様ありがとうございます。では、当社の商品開発サイクルについてご説明します。こちらのスライドをご覧ください。まず、当社の強みは直営店を持っていることです。卸売だけでなく、直営店を通じて常にお客様の声を直接拾える点が大きな特徴です。さらに、お客様の声を単にマスで捉えるのではなく、個々のニーズに注目して、個別インタビューも実施しています。その中で、「こうだったらいいのに」というお客様の課題を深掘りし、それを解決する商品を開発していきます。商品開発では、機能とデザインの両立が重要です。単に便利な機能だけではおしゃれさが損なわれますし、デザインだけでは実用性に欠けます。そのため、機能性とデザイン性を両立させた上で、競合他社の分析や市場調査、価格感応度の調査も行い、世の中に商品を送り出しています。このようなプロセスを繰り返すことで、継続的にヒット商品を生み出すサイクルを維持しています。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(5)に続く
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2025/12/22 13:14
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
*13:13JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
BRUNO<3140>当社はブランドこそ2つですが、販売チャネルは多岐にわたります。国内売上が約90%、海外が約10%強となっています。販売チャネルとしては、先ほど申し上げた直営店に加え、ECがあります。ECは自社の直営サイトに加え、Amazonや楽天といったモール型ECの2種類を展開しています。さらに、卸売も行っており、これらを組み合わせたマルチチャネル戦略によって、リスク分散と収益性の両立を図っています。また、先ほどお伝えした「贈りたい商品づくり」に関連しますが、店頭およびECでの購入理由の約55%がギフト用途です。誰かに贈るために選んでいただくケースが半数以上を占めており、これは当社ならではの特徴であり、大きな強みと考えています。当社は現在、RIZAPグループに属しており、私自身もRIZAPグループからの出向という形で経営に携わっています。2014年にグループへ加入して以降、事業は順調に拡大してまいりました。特にコロナ禍では、自宅で食事を楽しむ需要が高まり、ホットプレートを中心に売上が大きく伸長しました。このタイミングでBRUNOというブランド名が一気に広く認知されるようになりました。その後、社名もBRUNO株式会社へと変更し、現在に至っています。コロナ禍が落ち着いた時期には一時的に売上が減少したものの、その後は新たな成長フェーズに入り、回復基調にあると考えています。なお、MILESTOブランドは2010年、BRUNOブランドは2012年から提供を開始しています。代表的な商品としては、先ほど申し上げたマルチスティックブレンダーに加え、2014年に発売したコンパクトホットプレートが挙げられます。いずれも当社を象徴する主力商品です。直近の売上についてご説明します。2024年6月期の売上高は129億円、前期(2025年6月期)は145億円となりました。今期は148億円を見込んでおり、定番のヒット商品と新商品の好循環により、増収基調を継続しています。特筆すべき点は営業利益です。2年前は1億4,600万円でしたが、前期には4億4,000万円まで拡大しました。今期は13億円程度の営業利益を計画しており、大幅な増益を見込んでいます。また、資料に記載のとおり、粗利率は改善しており、販管費率は低下しています。こうしたコスト削減の取り組みと粗利率の向上によって、営業利益の拡大を引き続き目指してまいります。次に、先ほどご紹介した2つのブランドについてです。資料に記載のとおり、BRUNOブランドの商品売上高は、2017年以降、年平均成長率13%で推移しています。巣ごもり需要により一時的に急伸した後、やや落ち込みもありましたが、現在は再び成長軌道に戻っています。また、BRUNOブランドでは、最近「スチーマー」を新たに発売しました。ありがたいことに、2025年度のグッドデザイン賞を受賞することができました。先ほど申し上げた通り、当社の強みはデザインにありますが、外部機関からもその価値を評価していただけたことを大変うれしく思っております。次に、MILESTO(ミレスト)についてご説明します。MILESTOは売上規模としては約10億円のブランドですが、直近3期の成長率は26%と、着実に伸長しています。コロナ禍では旅行需要が落ち込み、一時的に売上が減少しましたが、現在は需要が回復しており、ブランド全体も成長軌道に戻っています。ECや卸売の強化も成長を後押ししています。特に、画面に表示している「Hutte(ヒュッテ)」というシリーズと、「LIKID(リキッド)」というシリーズが好調です。LIKIDは、今回実際にお持ちしているこのバッグのシリーズですが、これら2つのラインが、先ほどのスチーマーと同様に今年度のグッドデザイン賞を受賞しました。デザイン面での評価が、顧客だけでなく外部機関からも高まっていることを示しています。会社説明としては以上となります。▲フィスコ 高井塩田様、ありがとうございました。続きまして、著名投資家のDAIBOUCHOUさんに気になる質問をしていただきたいと思います。それでは、DAIBOUCHOUさん、お願いいたします。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)に続く
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2025/12/22 13:13
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)
*13:12JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)
BRUNO<3140>■企業説明■BRUNO 塩田様高井さん、ありがとうございます。改めまして、BRUNO株式会社の塩田でございます。よろしくお願いいたします。それでは、まず当社の会社概要からご説明いたします。こちらに記載のとおり、当社は東京証券取引所グロース市場に上場しており、私が代表取締役社長を務めております。また、今年で設立30周年を迎えました。従業員数などの基本情報は、資料のとおりです。当社のミッションである「3つの誓い」については、この後あらためて丁寧にご説明したいと考えております。当社のミッションは、「BRUNOに関わるすべての人々の幸せを実現すること」です。具体的には、社会の皆さまに対して3つの誓いを掲げています。まず1つ目は「創造性」で、ワクワクする体験や笑顔を生み出すことです。2つ目は「人への寄り添い」です。従業員だけでなく、お客様を含むすべての人のために存在する企業であることを意味しています。3つ目は「成長性」で、収益性を伴いながら継続的に成長し続けることをお約束しています。次に、当社の強みについてご説明します。当社は「デザインと機能性」を重視しており、商品を手に取った際に嬉しさや楽しさを感じていただけること、さらに大切な人に贈りたくなるようなデザインを追求しています。また、商品開発力を高めるための人的資本の取り組みとして、女性管理職比率は40%に達しており、政府が求める水準を大きく上回る形でダイバーシティを推進しています。強みであるデザイン面については、デザインチームを独立した組織として設置しています。さらに、直営店を構えているため、店舗を通じてお客様のニーズや課題を吸い上げ、その課題を解決する商品開発を行っています。当社は30周年を迎えたとはいえ、まだまだベンチャー精神を持つ企業です。大きなチャレンジを実現するために、積極的な投資も行っております。当社のブランドは大きく2つあります。1つ目は、ホットプレートを代表とするキッチン家電を中心に展開する「BRUNO」ブランドです。もう1つは、「MILESTO(ミレスト)」というブランドで、旅行時に使用するバッグやトラベル雑貨を中心に展開しています。この2つのブランドによって、当社の事業は構成されています。一般的には「ホットプレートの会社」というイメージを持たれがちですが、実際にはホットプレートの売上比率は全体の約30%に過ぎません。むしろ、後ほど詳しくご説明するキッチン家電の比率が高まっています。たとえば、こちらの「マルチスティックブレンダー」は非常に販売好調な製品で、食材を手軽にブレンドできる調理器具です。そのほか、資料の2番目にある「中が見えるフライヤー」など、さまざまなキッチン家電を展開しています。加えて、ライフスタイル領域としてドライヤーやアイロン、先ほど触れたトラベル雑貨、さらにカタログギフト事業もございます。カタログギフトにはBRUNOの多彩な商品を掲載しており、後ほど詳しくご説明いたします。このように、大きく5つのジャンルで事業を展開しています。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)に続く
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2025/12/22 13:12
注目トピックス 日本株
BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(1)
*13:11JST BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(1)
BRUNO<3140>■冒頭のあいさつ▲フィスコ 高井皆様、こんにちは。フィスコマーケットレポーターの高井ひろえです。今回は、BRUNO株式会社 代表取締役社長 塩田 徹(しおた てつ)様にご登壇いただき、著名投資家DAIBOUCHOUさんから気になる質問をぶつけていただきます。それでは、本日登壇いただく、塩田様、DAIBOUCHOUさんをご紹介させていただきます。まずは、BRUNO株式会社 塩田 徹様です。よろしくお願い致します。■BRUNO 塩田様こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。▲フィスコ 高井塩田様は、早稲田大学商学部を卒業後、IBMやワールド、PHCホールディングスで経営・組織運営に携わり、RIZAPグループでは専務取締役として事業再構築の主導並びにCFOを務めておられます。2025年1月よりBRUNO株式会社の代表取締役社長 兼 CEOに就任し、ブランド価値向上と成長戦略を牽引されています。続いて、著名投資家のDAIBOUCHOUさんです。よろしくお願いいたします。●DAIBOUCHOUこんにちは。本日はよろしくお願いいたします。▲フィスコ 高井DAIBOUCHOUさんは、200万円の元手を一時10億円に乗せた実績を持つ著名な個人投資家です。2000年5月に株式投資開始し、ITバブル崩壊時の暴落を資産バリュー株で回避し、不動産株への逆張り投資で2004年10月に資産1.5億円を達成。専業投資家にとなり、X(twitter)のフォロワーは14万人を超えています。塩田様、DAIBOUCHOUさん、よろしくお願いいたします。それでは、まずは、塩田様に企業説明を実施いただきます。DAIBOUCHOUさんも適宜気になる点などございましたらお話しいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。BRUNO株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)に続く
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2025/12/22 13:11
注目トピックス 日本株
ティーケーピー---株主優待制度の拡充
*12:47JST ティーケーピー---株主優待制度の拡充
ティーケーピー<3479>は18日、株主優待制度の内容を変更し、優待券の利用対象施設を拡充すると発表した。株主の支援に対する感謝の意を示すとともに、同社施設やサービスへの理解と継続的な支援を目的として導入している株主優待制度において、今回の拡充は、株主からの意見を踏まえ、同社株式の投資魅力を高める取り組みの一環として行うものである。新たに追加されたのは、大分県大分市に所在するアパホテル〈大分駅前〉内の「Restaurant Takka」と「TKP Restaurant Takka Rooftop Bar」の2施設であり、これにより優待対象施設は全国で合計22施設となった。今回の変更による新たな株主優待券の発送はなく、2025年2月末日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対して既に発送済の株主優待券が、追加された施設でもそのまま利用可能となる。本拡充は2025年12月3日より適用される。
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2025/12/22 12:47
注目トピックス 日本株
ADワークスグループ---2026年度税制改正への対応および成長戦略
*12:44JST ADワークスグループ---2026年度税制改正への対応および成長戦略
ADワークスグループ<2982>は19日、2026年度税制改正大綱における不動産小口化商品の評価方法の見直しに関して、主力事業である不動産小口化事業に短期的な影響が出る可能性があることを確認したと発表した。これに対し、同社は中長期的な回復と成長を見込んでおり、今後もこの事業を主力事業として位置づける方針を示した。また、オフィス区分事業の本格展開を前倒しで推進し、2026年以降の成長加速を図るとともに、一棟収益不動産再生販売事業についても引き続き力強い成長を確保し、持続的な企業価値向上を目指す。税制改正により、不動産小口化商品の評価方法が変更される予定であり、これにより2026年12月期の年間販売額が、2025年12月期の220億円と比較して減少する可能性がある。オフィス区分事業は、2025年売上想定6億円から、2026年100億円、2028年には300億円を目標に成長を加速する予定だ。また、一棟再販事業は引き続き強力に成長し、収益基盤の強化に寄与する。これらの成長戦略により、中長期的な成長軌道を維持し、企業価値向上を実現する。
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2025/12/22 12:44
注目トピックス 日本株
三和ホールディングス---三和シヤッター工業が鋼製軽量電動マンションドア「Autoa」を発売
*12:42JST 三和ホールディングス---三和シヤッター工業が鋼製軽量電動マンションドア「Autoa」を発売
三和ホールディングス<5929>は19日、連結子会社である三和シヤッター工業が、次世代型の鋼製軽量電動マンションドア「Autoa(オトア)」を発売したと発表した。Autoaは、スマート化が進む住環境に対応するため、手をかざすだけで施解錠が可能で、手をかけるだけでドアを自動開閉できる高機能を備えている。ハンズフリーキーやハンズフリータグを利用することで、カバンやポケットから鍵を取り出すことなく、リーダーに手をかざすだけで簡単に施解錠ができ、スムーズな入退室が可能である。デザイン面では、ハンドルレスのフラットでシンプルな外観が特徴で、住居の入口に高級感を加える。また、安全面にも配慮し、停電時には非常電源で約15分間自動開閉機能が維持され、ドアが閉まることによって防火戸の役割も果たす。初年度の販売目標は3億円となっている。
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2025/12/22 12:42
注目トピックス 日本株
日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅続伸、東エレクとアドバンテの2銘柄で約428円押し上げ
*12:41JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅続伸、東エレクとアドバンテの2銘柄で約428円押し上げ
22日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり133銘柄、値下がり89銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は大幅続伸。973.55円高の50480.76円(出来高概算10億9358万株)で前場の取引を終えている。前週末19日の米国市場でダウ平均は183.04ドル高の48134.89ドル、ナスダックは301.26ポイント高の23307.62で取引を終了。追加利下げを期待した買いが続き、寄り付き後、上昇。ハイテクの上昇も支援要因となったほか、新年度相場に向けた資金流入も観測された。終盤にかけ、株価指数先物や個別取引、それぞれのオプション取引の期限にあたるクアドルプル・ウィッチング・デー絡み、さらに、指数入れ替えなどテクニカルな動きで伸び悩んだものの、概ね終日堅調推移で終了。米株市場を横目に、22日の日経平均は前営業日比577.34円高の50084.55円と大幅続伸でスタート。心理的節目の5万円を回復した。その後もじりじりと上げ幅を広げて一時50590円をつけ、高値圏で推移して前場の取引を終了した。日銀の金融政策決定会合を通過した他、米国でのハイテク株高の流れもあり東京市場でも値がさハイテク株の上昇が指数を押し上げた。値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテ<6857>となり、2銘柄で日経平均を約428円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはレゾナックHD<4004>で7.81%高、同2位は三井金属<5706>で7.73%高だった。一方、値下がり寄与トップはテルモ<4543>、同2位はニトリHD<9843>となり、2銘柄で日経平均を約23円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは日本ハム<2282>で4.31%安、同2位はSHIFT<3697>で3.98%安だった。*11:30現在日経平均株価 50480.76(+973.55)値上がり銘柄数 133(寄与度+1131.63)値下がり銘柄数 89(寄与度-158.08)変わらず銘柄数 3○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<8035> 東エレク 33350 2150 215.60<6857> アドバンテ 19990 795 212.59<9984> ソフトバンクG 17980 865 173.48<9983> ファーストリテ 57550 1200 96.27<6954> ファナック 6040 333 55.65<5803> フジクラ 17665 1035 34.60<6988> 日東電工 3809 161 26.91<6920> レーザーテック 30190 1670 22.33<6367> ダイキン工業 20250 665 22.23<4062> イビデン 12310 660 22.06<6146> ディスコ 47290 2570 17.18<5802> 住友電気工業 6718 415 13.87<6098> リクルートHD 8981 132 13.24<6762> TDK 2219 22 11.03<4063> 信越化 4853 65 10.86<7735> SCREEN 13415 625 8.36<6971> 京セラ 2192 29.5 7.89<6506> 安川電機 4622 225 7.52<8015> 豊田通商 5371 68 6.82<7203> トヨタ自動車 3461 37 6.18○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度<4543> テルモ 2285.5 -54 -14.44<9843> ニトリHD 2723.5 -109 -9.11<8267> イオン 2424 -84 -8.42<7974> 任天堂 10455 -195 -6.52<2413> エムスリー 2055.5 -76.5 -6.14<4307> 野村総合研究所 6005 -174 -5.82<7832> バンナムHD 4162 -55 -5.52<2801> キッコーマン 1426 -31.5 -5.26<2282> 日本ハム 6532 -294 -4.91<4704> トレンドマイクロ 6787 -134 -4.48<4568> 第一三共 3262 -38 -3.81<7453> 良品計画 2970.5 -56.5 -3.78<9766> コナミG 21235 -105 -3.51<6532> ベイカレント 6581 -105 -3.51<9433> KDDI 2701.5 -8 -3.21<8766> 東京海上HD 5892 -62 -3.11<3092> ZOZO 1329.5 -30 -3.01<4507> 塩野義製薬 2686.5 -29.5 -2.96<9735> セコム 5604 -44 -2.94<1925> 大和ハウス工業 5135 -83 -2.77
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2025/12/22 12:41
注目トピックス 日本株
ピーバンドットコム---出荷日当日納品「デリバリーゼロ」対象エリアを拡大
*12:29JST ピーバンドットコム---出荷日当日納品「デリバリーゼロ」対象エリアを拡大
ピーバンドットコム<3559>は18日、製造した基板を出荷日当日に納品する超速サービス「デリバリーゼロコース」の対応地域を大幅に拡大したと発表した。従来の東京都・埼玉県に加え、新たに神奈川県、山梨県、三重県、愛知県、大阪府、京都府を対象に加えた。国内主要都市圏における即日納品体制を確立したことで、設計から物流までをシームレスにつなぐ「ものづくりDXプラットフォーム」としてさらに進化させていく。今回のエリア拡大は、より広範な地域の開発者に、製造完了即日の納品環境を提供することを目的としている。特に年末年始など、納期が逼迫しやすい時期においても、本サービスは緊急な試作ニーズを強力にサポートする。
<NH>
2025/12/22 12:29
注目トピックス 日本株
TOKAIホールディングス---CDP2025「気候変動」で3年連続「B」スコアを獲得
*12:25JST TOKAIホールディングス---CDP2025「気候変動」で3年連続「B」スコアを獲得
TOKAIホールディングス<3167>は19日、国際的な環境調査機関CDPが実施した2025年の「気候変動」分野における評価において、3年連続で「B」スコアを獲得したと発表した。TOKAIグループは、現在進行中の「中期経営計画2025」において、「持続的な成長基盤の強化」を重要戦略に掲げ、低・脱炭素化に向けたGX(グリーン・トランスフォーメーション)の取り組みを推進している。CDPは、企業の気候変動対応に関する情報開示の質および環境への取り組みの水準を評価する世界的な環境非営利団体であり、世界各国の企業や自治体を対象に、気候変動をはじめとする環境問題への取り組みを調査・評価し、情報開示を行っている。2025年には、640の機関投資家が、環境へのインパクト、リスク、機会に関するデータの収集をCDPに要請しており、22,100社を超える企業がCDPのプラットフォームを通じて情報を開示している。TOKAIグループは今後も、自らの事業活動やお客様のエネルギー利用において、温室効果ガス(GHG)排出量の削減に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
<NH>
2025/12/22 12:25
注目トピックス 日本株
トランス・コスモス:独自の「CX×BPO」モデルで市場優位性を確立、収益性向上へ舵を切る
*12:10JST トランス・コスモス:独自の「CX×BPO」モデルで市場優位性を確立、収益性向上へ舵を切る
トランス・コスモス<9715>は、1966年の創業以来、「現場思考」と「顧客目線」を貫き、企業の業務効率化と顧客体験(CX)向上を支援するリーディングカンパニーである。グローバル36カ国・地域で事業を展開し、約3,500社の顧客基盤を持つ。事業は売上拡大に直結する「CXサービス(売上比率約70%)」と、コスト最適化を担う「BPOサービス(同30%)」の二本柱で構成される。一見すると事業領域が広く複雑で分かりづらい側面もあるが、この「CXとBPOの融合」というユニークなビジネスモデルこそが他社模倣困難な競争源泉であり、持続的な成長を支えている。同社の強みは、第一に「人と技術(people&technology)」を融合した高品質なオペレーション体制である。約7万人の人材が顧客の現場に入り込み、業務設計から運用までを一気通貫で支援する。第二に、CXとBPOの使い分けによる提案力だ。「売上貢献ならCX、効率化ならBPO」という明確な解を持ち、AI・DX活用によりその効果を最大化している。第三に、圧倒的な顧客基盤である。主要取引先の70%以上が5年以上の継続取引を行っており、この盤石な信頼関係により、市場における優位性は既に確保されているといえる。2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月)の連結業績は、売上高192,111百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益8,072百万円(同13.2%増)の増収増益となった。国内BPOは人手不足を背景としたプロセス改革需要を取り込み高成長を記録。CX領域では、Web制作等のデジタルインテグレーションサービスが上期減収となったものの、規模の大きいコールセンター業務が営業努力などにより案件増となり、専業他社に対する競争力を発揮した。海外事業は現地通貨ベースでは堅調ながら円高影響で弱含んだが、全体としては増収を確保。営業利益率は4.2%へ改善し、収益体質への転換が徐々に現れている。通期業績見通しは売上高400,000百万円(前期比6.4%増)、営業利益15,500百万円(同7.1%増)とし、期初計画を据え置いた。上期営業利益の進捗率は52%と堅調だが、下期の成長投資などのコスト増等を考慮し慎重な姿勢を維持している。Web制作等のデジタルインテグレーションサービスの復調やキャッチアップを図りつつ、安定した成長軌道を描く見通しだ。今後の成長見通しとしては、確保した市場シェアを基盤に、いかに利益を積み上げるかが焦点となる。グローバルでは、中韓や市場が発展途上の東南アジア等でこれまでCXを中心に展開してきたが、今後はBPOを展開するほか、アジア進出する中国系企業のトータル支援やインド市場への注力も加速させる。時価総額1兆円規模を目指し、AIテクノロジー活用による収益性向上こそを本丸と位置づけている。株主還元については、2025年3月期から連結配当性向35%を目安とし、2026年3月期は年間108円(前期比2円増)を予定している。ただし「配当性向35%」はあくまで通過点であり、次期中計にて今後の方針が示される見込みだ。将来の成長に必要な投資と還元のバランスを最適化しつつ、株主価値の向上を目指す。総じて、トランス・コスモスは、その広範でユニークな事業モデルゆえに全体像が見えにくい側面はあるものの、BPO・CXの両領域ですでに確固たる市場優位性を確保している点は見逃せない。「規模の拡大」から「質の向上」へとフェーズは移行しており、生成AIやDX活用による収益性の改善余地は大きい。外部環境の逆風下でも着実な進化を続けており、次期中計に向けた「稼ぐ力」の強化と、それに伴う企業価値の再評価に期待したい。
<NH>
2025/12/22 12:10