注目トピックス 日本株ニュース一覧

注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に3日続伸、アドバンテストが1銘柄で約204円分押し上げ *12:55JST 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は大幅に3日続伸、アドバンテストが1銘柄で約204円分押し上げ 31日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり125銘柄、変わらず3銘柄となった。日経平均は大幅続伸。622.65円高の51948.26円(出来高概算13億5183万株)で前場の取引を終えている。前日30日の米国株式市場は下落。ダウ平均は109.88ドル安の47522.12ドル、ナスダックは377.33ポイント安の23581.14で取引を終了した。エヌビディア(NVDA)やメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなった。ダウは対中通商協議の進展が好感され一時上昇したものの政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を懸念した売りにおされ失速し上げを消した。ナスダックは金利高も嫌気され、終日軟調に推移した。米株市場を横目に、31日の日経平均は304.19円高の51629.80円と3日続伸して取引を開始した。朝方に52400円手前まで上げ幅を広げた後は、やや失速したものの52000円付近で推移した。日銀が追加利上げに慎重との見方が広がるなかで円安ドル高が進行、輸出関連株の追い風となった。また、昨日の日経平均は小幅高にとどまったが東証プライムの売買代金が初めて10兆円を超していたが、本日も物色意欲が旺盛となっている。個別では、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、コナミG<9766>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、ソシオネクスト<6526>、JT<2914>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>、野村総合研究所<4307>、日立<6501>、ネクソン<3659>、塩野義<4507>、リクルートHD<6098>などの銘柄が上昇。一方、京セラ<6971>、デンソー<6902>、OLC<4661>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、ホンダ<7267>、ニデック<6594>、レーザーテク<6920>、ヤマトHD<9064>、パナHD<6752>、日立建機<6305>、NEC<6701>、武田<4502>、スズキ<7269>などの銘柄が下落。業種別では、電気・ガス業、食料品、情報・通信業などが上昇した一方で、輸送用機器、金属製品、サービス業などが下落した。値上がり寄与トップはアドバンテスト<6857>となり1銘柄で日経平均を約204円押し上げた。同2位はコナミG<9766>となり、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、中外薬<4519>、JT<2914>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップは京セラ<6971>となり1銘柄で日経平均を約24円押し下げた。同2位はデンソー<6902>となり、OLC<4661>、ファナック<6954>、トヨタ<7203>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>などがつづいた。*11:30現在 日経平均株価    51948.26(+622.65)   値上がり銘柄数   97(寄与度+800.00)値下がり銘柄数   125(寄与度-177.35)変わらず銘柄数    3○値上がり上位銘柄    コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6857> アドバンテ      23030   760 204.72<9766> コナミG       25810  3775 127.11<9983> ファーストリテ    56070  1570 126.87<9984> ソフトバンクG    26575   275  55.56<8035> 東エレク       33530   540  54.55<4519> 中外製薬       7022   214  21.62<2914> JT          5354   429  14.44<5803> フジクラ       21225   420  14.14<6526> ソシオネクスト    3410   419  14.11<6758> ソニーG        4314    82  13.80<6501> 日立製作所      5282   319  10.74<4307> 野村総合研究所    6021   317  10.67<4507> 塩野義製薬     2568.5    85  8.59<3659> ネクソン       3164   124  8.35<4568> 第一三共       3912    70  7.07<6098> リクルートHD     7680    69  6.97<7453> 良品計画       3002   102  6.87<4063> 信越化        4639    40  6.73<7741> HOYA       24615   390  6.57<4704> トレンドマイクロ   7821   178  5.99    ○値下がり上位銘柄    コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6971> 京セラ       2050.5   -91 -24.51<6902> デンソー       2169  -131 -17.64<4661> オリエンタルランド  3113  -352 -11.85<6954> ファナック      4799   -62 -10.44<7203> トヨタ自動車     3141   -44  -7.41<6861> キーエンス      57890  -2120  -7.14<6920> レーザーテック    28065  -510  -6.87<6594> ニデック       1830  -117  -6.30<7267> ホンダ       1563.5   -31  -6.26<9064> ヤマトHD      2163.5  -167  -5.62<6752> パナHD       1797.5 -126.5  -4.26<6305> 日立建機       5050   -94  -3.17<6701> 日本電気       5607  -168  -2.83<4502> 武田薬品工業     4176   -81  -2.73<6762> TDK        2567  -4.5  -2.27<6504> 富士電機       11115  -335  -2.26<6988> 日東電工       3796   -13  -2.19<7269> スズキ        2272  -15.5  -2.09<6702> 富士通        3944   -56  -1.89<4021> 日産化学       5223   -54  -1.82 <CS> 2025/10/31 12:55 注目トピックス 日本株 OLC---大幅反落、7-9月期はコンセンサスを下回る着地に *11:30JST OLC---大幅反落、7-9月期はコンセンサスを下回る着地に OLC<4661>は大幅反落。前日に上半期の決算を発表。営業利益は682億円で前年同期比8.0%増となり、従来計画の618億円を上振れ。ただし、7-9月期は同1.3%減と第1四半期の同16.3%増から減益に転じており、コンセンサス比較では30億円程度の下振れに。入園者数増加や単価上昇が小幅にとどまり、人件費や経費増をカバーできなかったことが減益要因。市場の期待に対しては価格上昇効果が限定的にとどまったようだ。 <ST> 2025/10/31 11:30 注目トピックス 日本株 パナHD---大幅反落、7-9月期は市場想定比下振れで通期予想を下方修正 *11:30JST パナHD---大幅反落、7-9月期は市場想定比下振れで通期予想を下方修正 <ST> 2025/10/31 11:30 注目トピックス 日本株 航空電子---ストップ安、業績予想をコンセンサス下振れ水準まで大幅下方修正 *11:08JST 航空電子---ストップ安、業績予想をコンセンサス下振れ水準まで大幅下方修正 航空電子<6807>はストップ安。前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は32.8億円で前年同期比39.8%減となり、会社計画を30億円弱下振れ、市場予想も15億円ほど下振れている。つれて、通期予想は従来の185億円から100億円、前期比36.0%減にまで下方修正。コンセンサスは150億円程度であった。自動車や産機市場の回復が想定以上にずれ込んでいるもよう。なお、京セラとの資本業務提携が発表されているものの買い材料にはつながらず。 <ST> 2025/10/31 11:08 注目トピックス 日本株 クリーク・アンド・リバー社---株主優待制度を導入 *11:04JST クリーク・アンド・リバー社---株主優待制度を導入 クリーク・アンド・リバー社<4763>は30日、同日開催の取締役会において株主優待制度の導入を決議したと発表した。株主優待制度の導入目的は、株主への感謝の気持ちを表すとともに、同社グループの事業への理解を深めてもらい、同社株式への投資魅力を高めることにあり、より多くの株主に中長期的に株式を保有してもらうことを目的としている。株主優待制度の内容として、毎年2月末日を基準日とする株主名簿に記録された、同社普通株式100株(1単元)以上を保有している株主が対象となる。初回基準日は2026年2月28日である。対象となる株主には、同社の子会社である高橋書店(本社:東京都豊島区)の商品が贈呈される。贈呈時期は、毎年5月に発送する「定時株主総会招集ご通知」に、案内を同封する予定である。なお、株主優待制度の内容に変更が生じた場合は、速やかにお知らせする。 <NH> 2025/10/31 11:04 注目トピックス 日本株 DMG森精機---大幅反落、想定以上の大幅下方修正を発表 *10:54JST DMG森精機---大幅反落、想定以上の大幅下方修正を発表 DMG森精機<6141>は大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は50.3億円で前年同期比13.9%減となり、通期予想は従来の380億円から180億円、前期比58.8%減にまで下方修正している。コンセンサスは330億円程度であった。新型CNC対応による生産性悪化、米国関税の影響による出荷遅延、欧州輸出許可の審査期間長期化などが下方修正の背景。26年度の目標レベルもコンセンサスを下回る水準となっている。 <ST> 2025/10/31 10:54 注目トピックス 日本株 ODKソリューションズ---2Q売上高微減、システム運用では子会社の売上寄与により増収 *10:36JST ODKソリューションズ---2Q売上高微減、システム運用では子会社の売上寄与により増収 ODKソリューションズ<3839>は29日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.4%減の21.00億円、営業損失は4.23億円(前年同期は3.76億円の損失)、経常損失は3.95億円(同3.43億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純損失は3.10億円(同2.61億円の損失)となった。同社グループでは、中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)の基本方針に「ODKグループ拡大」を掲げ、「UCARO(R)を軸としたデータビジネス推進」「M&A・アライアンスの推進」「研究開発成果のビジネス展開加速」「子会社合併効果の最大化及びCABUILD構想の成功」「重点エリア・顧客層の拡大」を本年度の重点課題として様々な施策に取組んでいる。その方策として、『アプデミー(R)』において、分散型台帳を用いたNFT(※1)等のデジタルバッジやDAO(分散型自立組織)(※2)、生成AI等といったWeb3.0技術の研究開発及びサービス開発・拡充に引続き取組んでいる。外食産業のグローバルインターンシップにおけるNFTを使ったデジタル証明発行の支援を行ったほか、落合陽一サマースクール2025におけるAIアバター×NFTによる自己主権型アイデンティティ管理の実証を行った。今後、個人のアイデンティティ情報を活用した自己主権型プラットフォームの実現により、「多様な体験」を個人の資産として活用し、就職活動等での活用を目指している。株式会社ポトスでは、地方自治体におけるインターンシップイベントの企画、集客、当日の運営支援を実施した。このような実績の積上げは、就職・採用支援サービスであるCABUILD(R)構想の成功にもつながるとしている。主力の教育業務においては個別収益管理の徹底を基本に、近年のコスト増などを踏まえた価格の適正化に継続して取組んでいる。人材育成サポート事業においては、eラーニング教材制作を効率化するAIエージェントツール『iStudy(R) AI Creator』をリリースした。生成AIサポートにより教材企画から編集までを最適化し、高品質な教材の迅速な制作が可能になるとともに、パーソナルAIが学習者に応じた個別学習を支援する。このリリースを契機として、同社は今後もAI技術を積極的に活用し、お客様のビジネスの成長を支援するサービスを提供する。業績面では、前年度に連結子会社となったNINJAPANの売上寄与があったものの、前年度にあった医療関連サービスにおける臨床検査基幹システム開発の剥落や医療システム用プリンタの機器更新の剥落影響等により、売上高は微減となった。新サービスの販売促進費用発生等により、営業損失となった。同社グループの事業は、大学入試業務をはじめとした利益が第4四半期にかけて増加する傾向にあるため、中間連結会計期間の売上高は相対的に少なくなる傾向にある。しかし、人件費等の固定費は四半期ごとに変動する性質ではないため、結果として、中間連結会計期間の利益が、他の四半期に比べ極めて低い水準にとどまり、例年第3四半期まで損益はマイナスであるが、通期では当該マイナスは解消されている。システム運用の売上高は前年同期比4.0%増の19.06億円となった。前年度に連結子会社となったNINJAPANの売上寄与等により、増収となった。システム開発及び保守の売上高は同19.5%減の1.80億円となった。 医療関連サービスにおける臨床検査基幹システム開発の剥落等により、減収となった。機械販売の売上高は同73.3%減の0.13億円となった。 医療システム用プリンタの機器更新の剥落等により、減収となった。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.2%増の72.00億円、営業利益が同2.7%増の5.30億円、経常利益が同0.6%増の5.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同44.3%増の3.80億円とする期初計画を据え置いている。(※1)NFT:Non-Fungible Token の略語。ブロックチェーン上でその唯一性が保証されているトークンであり、暗号学的にその保有や来歴を証明することが可能。(※2)DAO(分散型自立組織):運営会社や取締役会等の中央管理者を置かずに、参加者全員で意思決定を行う組織を指す。組織管理の観点ではガバナンスの透明性や組織・財産の管理や執行コストの低減につながること、また経営の観点ではトークンによる経済圏の生成を通じて持続的な成長へつながることが期待されている。 <AK> 2025/10/31 10:36 注目トピックス 日本株 ブレインパッド---ストップ高買い気配、富士通が2706円でTOBを実施 *10:35JST ブレインパッド---ストップ高買い気配、富士通が2706円でTOBを実施 ブレインパッド<3655>はストップ高買い気配。富士通が完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表している。同社ではTOBに賛同の意見を表明するとともに、応募を推奨するとしている。TOB価格は2706円で前日終値に対して96.5%と高いプレミアムとなっており、同価格への完全サヤ寄せを目指す動きが優勢になっている。TOB期間は10月31日から12月15日までを予定している。 <ST> 2025/10/31 10:35 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(10時台)~航空電、SCSKなどがランクイン *10:35JST 出来高変化率ランキング(10時台)~航空電、SCSKなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [10月31日 10:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<9719> SCSK      9608800  3481705.5  300.91% 0.1104%<9082> 大和自       246700  24797.98  298.53% 0.0534%<3624> アクセルマーク   1850000  30383.82  233.73% 0.045%<1629> NF商社卸     4818  111347.12  156.39% -0.0052%<6141> DMG森精     5567800  3161744.02  148.83% -0.1961%<1949> 住電設       774100  1780202.6  133.28% 0.0668%<2341> アルバイトタイ   124500  5910.22  130.96% 0.0294%<9552> M&A総研H    1351800  508252.76  126.84% 0.2076%<1593> MXS400    3929  31394.654  124.44% 0.008%<6196> ストライク     317000  381891.6  114.24% -0.0839%<6648> かわでん      46800  161001.8  99.68% -0.0469%<1494> One高配     4581  67278.276  87.89% -0.0093%<2737> トーメンデバ    82900  305777.6  86.38% -0.0074%<381A> iF米債35    189289  162642.447  86.27% 0.0055%<6807> 航空電       1339700  1248918.56  84.15% -0.1781%<6754> アンリツ      2661200  2573571.2  81.8% 0.212%<276A> ククレブ      158400  509384.6  80.17% -0.1284%<6080> M&Aキャピ    226300  346064.3  76.27% -0.0577%<9709> NCS&A     60200  47032.28  74.55% -0.0432%<6836> プラットホーム   103300  49714.12  72.07% 0.1066%<7508> GセブンHD    175600  96563.68  68.71% 0.0872%<4661> OLC       7005900  10314197.8  67.67% -0.0891%<6542> FCHD      3700  3186.66  65.17% 0%<4685> 菱友システム    189800  380940.6  57.7% 0.0794%<2914> JT        6079500  17168216.24  55.97% 0.0889%<2428> ウェルネット    200100  66834.72  55.33% -0.0449%<8014> 蝶理        66200  122780.1  54.83% 0.0712%<4293> セプテーニHD   359500  89470.28  51.8% 0.0049%<7148> FPG       695100  856717.94  50.34% -0.046%<2317> システナ      1709000  516035.98  43.62% 0.053%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2025/10/31 10:35 注目トピックス 日本株 ODKソリューションズ---剰余金の配当 *10:32JST ODKソリューションズ---剰余金の配当 ODKソリューションズ<3839>は29日開催の取締役会で、2025年9月30日を基準日とする剰余金の配当を行うことを決定した。同社は株主への安定的かつ継続的な利益還元を念頭に、経営体質強化に必要な内部留保を確保しつつ、年10円の安定的な配当を実施していくことを基本方針としている。この方針のもと、2026年3月期の中間配当金については1株当たり5.00円とした。配当金の効力発生日は2025年12月2日、配当原資は利益剰余金、配当総額は40,970,935円。 <AK> 2025/10/31 10:32 注目トピックス 日本株 ミンカブ、大崎電◆今日のフィスコ注目銘柄◆ *08:58JST ミンカブ、大崎電◆今日のフィスコ注目銘柄◆ ミンカブ<4436>2026年3月期業績予想の修正を発表。売上高は87億円から88億円、営業利益を3億円から4億円に上方修正した。ソリューション事業、メディア事業の両事業ともに売上高が堅調に推移するとともに、本社費用の効率化も進展した。前年度末に事業方針を転換し、成長投資中の赤字事業からの撤退等のストラクチャーの変更を行い、利益創出が可能となる体質への回帰を図った。大崎電<6644>8月29日につけた1360円をピークに調整が続くなか、上向きで推移する75日線を支持線として機能する形での直近のリバウンドにより、上値抵抗の25日線を突破している。調整トレンドは継続しているものの、25日線が支持線に変わることで、トレンド転換が意識されてきそうだ。一目均衡表では雲上限での攻防をみせている。 <CS> 2025/10/31 08:58 注目トピックス 日本株 ADR日本株ランキング~富士通など全般やや買い優勢、シカゴは大阪比130円安の51330円~ *08:43JST ADR日本株ランキング~富士通など全般やや買い優勢、シカゴは大阪比130円安の51330円~ ADR(米国預託証券)の日本株は、対東証比較(1ドル154.06円換算)で、富士通<6702>、日本たばこ産業<2914>、日立製作所<6501>、第一三共<4568>、日本郵政<6178>、ソニー<6758>、みずほFG<8411>などが上昇し、全般やや買い優勢。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比130円安の51330円。米国株式市場は下落。ダウ平均は109.88ドル安の47522.12ドル、ナスダックは377.33ポイント安の23581.14で取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)やソーシャルメディア、フェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、寄り付き後、下落。ダウは対中通商協議の進展が好感され一時上昇したものの政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を懸念した売りにおされ失速し上げを消した。ナスダックは金利高も嫌気され、終日軟調推移し、終了。30日のニューヨーク外為市場でドル・円は154円45銭まで上昇後、154円03銭まで下落し、154円14銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の10月連邦公開市場委員会(FOMC)結果を受け12月利下げ観測が後退しドル買いが強まったほか、日銀の金融政策決定会合の結果を受け、速やかな利上げ観測が後退し、円売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.1600ドルから1.1547ドルまで下落し、1.1566ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会を控えユーロ売りが優勢となったが、市場の予想通り政策金利据え置きを決定、ラガルドECB総裁が成長の下方リスクが後退したと述べると、ユーロ売りが後退。NY原油先物12月限は下げ渋り(NYMEX原油12月限終値:60.57 ↑0.09)。■ADR上昇率上位銘柄(30日)<6702> 富士通  28.2ドル  4344円  (344円)  +8.6%<9503> 関西電力  7.78ドル  2397円  (130円)  +5.73%<2914> 日本たばこ産業  16.8ドル  5176円  (251円)  +5.1%<4503> アステラス製薬  10.9ドル  1679円  (79円)  +4.94%<9107> 川崎汽船  15.1ドル  2326円  (100.5円)  +4.52%■ADR下落率下位銘柄(30日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比 騰落率<6594> 日本電産  2.8ドル  1725円  (-222円)  -11.4%<7182> ゆうちょ銀行  10.18ドル  1568円  (-151.5円)  -8.81%<5020> ENEOS  11.9ドル  917円  (-51.1円)  -5.28%<6752> パナソニック  11.85ドル  1826円  (-98円)  -5.09%<4502> 武田薬品工業  13.23ドル  4076円  (-181円)  -4.25%■その他ADR銘柄(30日)銘柄コード 銘柄名 終値(ドル) 日本円換算価格 日本終値比<2914> 日本たばこ産業  16.8ドル  5176円  (251円)<3382> セブン&アイ・HD  12.72ドル  1960円  (-7.5円)<4063> 信越化学工業  14.94ドル  4603円  (4円)<4502> 武田薬品工業  13.23ドル  4076円  (-181円)<4519> 中外製薬  22.08ドル  6803円  (-5円)<4543> テルモ  16.06ドル  2474円  (-1円)<4568> 第一三共  25.36ドル  3907円  (65円)<4661> オリエンランド  22ドル  3389円  (-76円)<4901> 富士フイルム  11.56ドル  3562円  (-2円)<5108> ブリヂストン  21.89ドル  6745円  (1円)<6098> リクルートHD  9.8ドル  7549円  (-62円)<6146> ディスコ  33.3ドル  51302円  (-458円)<6178> 日本郵政  9.48ドル  1460円  (19円)<6201> 豊田自動織機  110.02ドル  16950円  (115円)<6273> SMC  16.98ドル  52319円  (-21円)<6301> 小松製作所  34.21ドル  5270円  (35円)<6367> ダイキン工業  11.67ドル  17979円  (-21円)<6501> 日立製作所  33.64ドル  5183円  (220円)<6503> 三菱電機  54.25ドル  4179円  (-27円)<6594> 日本電産  2.8ドル  1725円  (-222円)<6702> 富士通  28.2ドル  4344円  (344円)<6723> ルネサス  5.94ドル  1830円  (0.5円)<6758> ソニー  27.75ドル  4275円  (43円)<6857> アドバンテスト  142.1ドル  21892円  (-378円)<6902> デンソー  14.98ドル  2308円  (8円)<6954> ファナック  15.76ドル  4856円  (-5円)<6981> 村田製作所  9.81ドル  3023円  (-8円)<7182> ゆうちょ銀行  10.18ドル  1568円  (-151.5円)<7203> トヨタ自動車  207.21ドル  3192円  (7円)<7267> 本田技研工業  31.07ドル  1596円  (1.5円)<7741> HOYA  157.4ドル  24249円  (24円)<7751> キヤノン  28.72ドル  4425円  (11円)<7974> 任天堂  20.83ドル  12836円  (-74円)<8001> 伊藤忠商事  115.72ドル  8914円  (40円)<8002> 丸紅  245.86ドル  3788円  (17円)<8031> 三井物産  492.59ドル  3794円  (15円)<8035> 東京エレク  106.42ドル  32790円  (-200円)<8053> 住友商事  30.26ドル  4662円  (8円)<8058> 三菱商事  24ドル  3697円  (16円)<8306> 三菱UFJFG  15.13ドル  2331円  (9円)<8316> 三井住友FG  16.21ドル  4162円  (31円)<8411> みずほFG  6.69ドル  5153円  (43円)<8591> オリックス  24.22ドル  3731円  (28円)<8725> MS&ADインシHD  20.84ドル  3211円  (7円)<8766> 東京海上HD  37.61ドル  5794円  (3円)<8801> 三井不動産  30.9ドル  1587円  (4円)<9432> NTT  25.74ドル  159円  (0.9円)<9433> KDDI  15.9ドル  2450円  (-5円)<9983> ファーストリテ  35.5ドル  54691円  (191円)<9984> ソフトバンクG  85.1ドル  26221円  (-79円) <ST> 2025/10/31 08:43 注目トピックス 日本株 前日に動いた銘柄 part2 大和自動車交通、日アビオ、ティムコなど *07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 大和自動車交通、日アビオ、ティムコなど 銘柄名<コード>30日終値⇒前日比マネーフォワード<3994> 4420 -168下値メド見極めにくく見切り売りが優勢。萩原工業<7856> 1596 -93決算期末配当権利落ちで手仕舞い売り優勢。GMOインターネット<4784> 972 -63GMOインタ-ネットGの保有株売却など需給懸念続く。学情<2301> 1676 -7610月末権利落ちの影響で。山崎製パン<2212> 2971 -125足元の業績好調も値上げは発表されず。ラクーンHD<3031> 671 -32上半期末の配当権利落ちで。KOA<6999> 1362 -54好決算評価の動きにも一巡感強まっており。テクセンドフォトマスク<429A> 3100 -175短期資金の見切り売り優勢な流れが続く。アンビス<7071> 522 -14信用買い方の手仕舞い売り優勢な流れで。ミガロHD<5535> 438 -7クラウドファンディング応募状況受け29日一時買い優勢も。シリウスビジョン<6276> 313 +80卓上品質検査機のリリースを好材料視。大和自動車交通<9082> 1572 +300S.RIDEおよび国際自動車と業務提携。岡本硝子<7746> 404 +58窒化アルミニウム放熱基板への期待感続く。日アビオ<6946> 5500 +705業績上方修正で大幅増益見通しに。ティムコ<7501> 1300 +180熊スプレーが引き続き期待材料視される。アウン<2459> 404 -80「AIOコンサルティング」サービス提供開始を引き続き材料視。ダイトーケミックス<4366> 270 -47上半期純利益は従来計画下振れ着地に。JFEシステムズ<4832> 1925 -250通期営業益予想を下方修正。トップカルチャー<7640> 175 -21株主優待の権利落ちで。ティムス<4891> 139 +2SMTP化合物関連の特許が米国で成立。上値は重い。GENDA<9166> 723 -2米国でアミューズメント施設9店舗を譲受。上値は多い。ジェネパ<3195> 700 -28アパレル向け機能性繊維での伊藤忠との基本合意を手掛かりに29日まで3日連続ストップ高。30日は反動安。データセク<3905> 1915 +20525日線を上回り先高期待高まる。SBIインシュ<7326> 1495 -17上期経常利益が50.1%増の見込みで株主優待制度導入も発表し29日買われる。30日は人気離散。エイチエムコム<265A> 1027 +38異常音検知AIアプリによるLNG気化プラントの設備監視を開始。SBIリーシング<5834> 5040 -22026年3月期上期営業利益77.6%増となり29日買われ30日は反動安。サイエンスアーツ<4412> 1764 +11229日大幅安で押し目買い優勢。ドリコム<3793> 461 -4上期営業損益が5.74億円の赤字。第1四半期の0.81億円の赤字から赤字幅拡大。アクリート<4395> 981 +7生成AIソリューションと音声認証技術に強みを持つシンガポールのVisionTechと戦略的パートナーシップ契約。上値は限定的。 <CS> 2025/10/31 07:32 注目トピックス 日本株 前日に動いた銘柄 part1 レーザーテック、GenkyDrugStores、三井海洋開発など *07:15JST 前日に動いた銘柄 part1 レーザーテック、GenkyDrugStores、三井海洋開発など 銘柄名<コード>30日終値⇒前日比住友理工<5191> 2615 +459住友電工<5802>が1株2600円でTOB。メイテックG<9744> 3180 +12026年3月期利益と配当予想を上方修正。大同特鋼<5471> 1483 +88.5株主還元方針の変更を発表。JBCC HD<9889> 1328 +139発行済株式数の3.86%上限の自社株買い発表。トーメンデバ<2737> 9400 +150026年3月期業績予想を上方修正。かわでん<6648> 9590 +150026年3月期業績と配当予想を上方修正。SCSK<9719> 5107 +773親会社の住友商事が完全子会社化。レーザーテック<6920> 28575 +5000一部外資系では35000円目標で買い推奨に格上げと。GenkyDrugStores<9267> 5400 +705第1四半期は想定以上の大幅営業増益に。ヨコオ<6800> 1868 +28727日には台湾企業との資本業務提携を発表しているが。日本電気<6701> 5775 +67110-12月期は市場予想上回り通期予想も上方修正。Link-U グループ<4446> 1151 +14425日線レベルを支持線と意識も。三井海洋開発<6269> 10090 +1200レアアース関連の一角として根強い人気。プレステージ・インターナショナル<4290> 662 +50上半期2ケタ増益決算や自社株買いを発表で。正興電機製作所<6653> 2198 +170足元の好業績継続を評価続く。日本通信<9424> 153 +10地銀ネットワークサービスに「本人確認サービス」提供。AREHD<5857> 2476 +181業績上方修正と増配を発表。栃木銀行<8550> 575 +25業績・配当上方修正を引き続き好感。SHIFT<3697> 1087.5 +47.5突っ込み警戒感からの自律反発も。東京電力HD<9501> 748.2 +42.330日は決算発表が予定されている。ローツェ<6323> 2091.5 +59.5半導体製造装置関連は全般的に堅調地合いが続く。東洋エンジニアリング<6330> 2533 +73レアアース関連としての期待感が継続の形。東京エレクトロンデバイス<2760> 2989 +6上半期純利益減も会社計画は上振れ。グッドコムアセット<3475> 1399 -126配当・優待権利落ちで手仕舞い売り優勢。ノジマ<7419> 1171 -122上半期好決算発表も目先の出尽くし感が優勢に。カプコン<9697> 4000 -325上半期好決算も想定線で出尽くし感が先行。東海旅客鉄道<9022> 3793 -341リニア工事費の増加見通しを発表で。ディスコ<6146> 51760 -463010-12月期営業利益見通しは市場予想を下振れ。ルネサスエレクトロニクス<6723> 1829.5 -76.5第3四半期累計営業減益決算をマイナス視優勢。小松製作所<6301> 5235 -315上方修正幅は想定よりも小幅にとどまる。 <CS> 2025/10/31 07:15 注目トピックス 日本株 フォーシーズHD---GBS Services株式を49%取得しWeb3.0共同事業を香港で開始 *18:24JST フォーシーズHD---GBS Services株式を49%取得しWeb3.0共同事業を香港で開始 フォーシーズHD<3726>は29日、香港法人であるGBS Services Company Limitedの株式を49%取得し、同社と共同でWeb3.0に関するリサーチ事業を開始する契約を締結したと発表した。事業開始は2025年11月初旬を予定している。今回の出資は、同社が推進するWeb3.0を活用した事業の一環であり、急拡大する市場環境への対応と、専門的知見の獲得を目的としている。GBS Services Company Limitedは、これまで事業活動を行ってこなかったが、出資と人材採用、提携企業の開拓により、リサーチ業務を本格的に開始する。共同事業では、香港のWeb3.0フレンドリーな環境を活かし、アジア太平洋地域における暗号資産やブロックチェーンサービスの市場トレンドやサービス情報を収集するほか、日本における取引候補企業との連携による商品・サービス開発に向けた情報収集も実施する。収集した情報は、仮想通貨投資、太陽光および系統用蓄電池における連携負担金予測システム開発やリスク管理、商品トレーサビリティ構築など、同社のWeb3.0事業に活用される予定である。 <AK> 2025/10/30 18:24 注目トピックス 日本株 いちご---同社初の冷凍冷蔵施設「いちご久喜物流センター」竣工 *17:33JST いちご---同社初の冷凍冷蔵施設「いちご久喜物流センター」竣工 いちご<2337>は28日、いちご物流施設開発プロジェクト第4号「いちご久喜物流センター」の竣工を発表した。当施設は、冷凍冷蔵倉庫の需要拡大を背景に、食品卸業界のリーディングカンパニーである日本アクセス(本社:東京都品川区)の専用冷凍冷蔵施設として開発されたものである。建物はいちご地所が施主となり、設計・施行、マスターリースを拓洋(本社:埼玉県八潮市)が担当。日本アクセスのニーズに応じ、チルド、フローズン庫を備えた建物を建設。工期内にマテハン等を導入し、早期開業を支援した。「いちご久喜物流センター」は埼玉県久喜市に位置し、東北自動車道「久喜IC」から約4.6km、JR宇都宮線「東鷲宮駅」から約1.0kmと、優れた交通利便性を有する。敷地面積は17,863.58平方メートル、延床面積は17,609.76平方メートル、鉄骨造の地上3階建てで、2024年3月に着工し、2025年9月に竣工した。同社では、同様の冷凍冷蔵施設を含む複数の物流センターを開発中で、今後、サステナブルな物流施設の展開を全国的に進める予定である。 <NH> 2025/10/30 17:33 注目トピックス 日本株 新興市場銘柄ダイジェスト:エイチエムコムは反発、モブキャストが大幅続落 *17:01JST 新興市場銘柄ダイジェスト:エイチエムコムは反発、モブキャストが大幅続落 <3195> ジェネパ  700  +28大幅続伸。伊藤忠商事と機能性繊維技術を基盤としたアパレル向け機能性繊維の共同開発及び共同販売のための基本合意書を締結したと27日に開示し、29日もストップ高買い気配で引けたが、引き続き材料視されている。同社のPCMリヨセル繊維や窒化ホウ素複合素材の技術をもとに、伊藤忠と共同でアパレル製品向けの接触冷感・持続冷感機能を有する新素材を開発・商品化を行う。26年春夏シーズンでの一部製品化及び27年春夏シーズンでの全面展開を目標としている。<265A> エイチエムコム  1027  +38反発。JFEエンジニアリングおよび東京センチュリーによる共同出資会社であるSecondSightと、LNG気化プラントにおける設備監視業務の高度化を目的とし、異常音検知AIアプリ「FAST-D」を静岡ガスグループの清水エル・エヌ・ジーへ提供することを発表し、好材料視されている。約3か月間の共同実証実験を通じて、設備異常に起因する異音を人の聴覚や経験に頼ることなく的確に検知できることを確認できたことから、今回設備監視業務への本格的な活用を目指して実運用を開始する。<3664> モブキャスト  51  -4大幅続落。子会社ゆとりの空間が公式ECアプリを公開した。グループ化以降、収益性の高い自社ECの拡大を目的にYouTubeやSNSを活用したデジタルマーケティングを強化してきた。その成果としてクリエイターおよびブランド公式アカウントのSNSフォロワー数は累計200万人を突破。今回のアプリはオンラインショップと実店舗を結ぶOMOの中核施策で、買いもの体験をより便利で楽しいものへと進化させることで体験価値を高め、更なるエンゲージメント強化(リテンション・購買頻度向上)を図っていく。<9166> GENDA  723  -2続落。29日の取引終了後に、米Newo Enterprisesのアミューズメント施設運営事業を譲り受けることを発表している。Newo Enterprisesは米国フロリダ州においてアミューズメント施設及びミニロケを展開している。リゾートホテル内で拠点を運営しており、同社グループで米国ミニロケ事業を展開しているBarberio Music Company(米国テキサス州)とあわせ、ホテルやリゾート施設内におけるミニロケでのシェア増加、ネットワーク拡充を図っていく。<4891> ティムス  139  +2反発。SMTP化合物関連の特許が米国において成立したことを発表し、好材料視されている。当該特許は、21年5月11日付にて同社がBiogen MAへ譲渡をおこない、その後、24年1月11日付にてBiogenからCorxel Pharmaceuticals Hong Kongへ譲渡された知的財産権を構成する特許の一つであり、米国において23年12月に成立した特許の分割特許である。また、関連特許(同じパテント・ファミリーに属する特許)は、日本においては24年5月2日に成立している。<3793> ドリコム  461  -4続落。29日の取引終了後に、26年3月期第2四半期の業績を発表し、これを嫌気した売りに押されている。売上高は82.38億円(前年同期比105.0%増)と増収も、経常損失が6.16億円(前年同期は経常損失3.54億円)と赤字幅が拡大した。主力のゲーム事業において、新規タイトルによる貢献があったが、自社配信タイトルの売上増加に伴う変動費(支払手数料等)の増加、及び新規タイトルのリリースに伴う固定費(ソフトウエア償却費・広告宣伝費等)の増加によりセグメント損失を計上した。 <ST> 2025/10/30 17:01 注目トピックス 日本株 「DeFiの“旧来パラダイム”を刷新する」- 24歳CEO、Tea-Fiの挑戦 *17:00JST 「DeFiの“旧来パラダイム”を刷新する」- 24歳CEO、Tea-Fiの挑戦 ※2025年10月30日執筆以下は、フィスコ・マーケットレポーターのタマラ・ソイキナ(X @web3tama/以下、タ)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報発信に積極的な個人の方々と連携し、より多様な視点を投資家の皆様にお届けすることに努めております。近年、Web3およびブロックチェーン技術の発展に伴い、DeFi(分散型金融)の可能性が注目されています。一方で、複数ウォレットやシードフレーズ管理、チェーン切替、ネイティブトークンによるガス代といった運用負荷が、一般ユーザーの定着を阻む「断片化」を生んでいるのも事実です。今回は、アカウント抽象化を活用した「SuperApp」とプロトコル所有流動性(Protocol-Owned Liquidity)を中核に、ユーザー体験とサスティナビリティの両立を掲げるTea-FiのCEO、マタン・ドイッチ氏(以下、ド)に話を伺いました。タ「さっそくですが、Tea-Fiの概要と解決しようとしている課題について教えてください。」ド「Tea-Fiは、スワップ、送金、利回り運用、法定通貨レールまでを1つのアプリに統合することで、ユーザーがチェーンやガス代を意識せずにDeFiへ参加できる環境を提供します。断片化された体験を“見えない裏側”にしまい、フィンテック並みのシンプルさをDeFiにもたらすことが目的です。」タ「特に『ガスレス』はユーザーにとって分かりやすい魅力ですよね。その仕組みを簡単に説明していただけますか?」ド「Easy-Gasは、ユーザーが保有するステーブルコイン等でガス代を支払えるようにする仕組みです。ネイティブトークンを事前に用意できなくてもトランザクションが失敗しないため、ユーザーが初めて利用する際の離脱を大きく減らせます。技術的にはERC-2771(メタトランザクション)やERC-4337(アカウント抽象化)を活用しつつ、リレイヤー/バンドラー/ペイマスターを組み合わせ、セルフカストディを維持したまま実現しています。現在は40以上のチェーン、200以上のトークンに対応しています。」タ「実績面について教えてください。ユーザー規模や稼働状況を示すデータなどありますか?」ド「直近では、接続ウォレット150万超、月間オンチェーンMAU10万超、累計取引2,000万超、累計取引額5.6億ドル超、TVL500万ドル超を記録しています。とりわけDeFi特化L2のKatanaでは、Tea-Fi由来のユニークアクティブウォレットが全体の約3分の1に達し、エコシステム内の主要DAppとして機能しています。表面的な提携ではなく、インフラ層からの深い連携が定着と継続利用の鍵だと考えています。」タ「インセンティブ設計のサスティナビリティの点ではどうですか。多くのプロジェクトが“高インフレで短命”になりがちですよね。」ド「Tea-Fiはインフレ的エミッションではなく、プロトコル所有流動性を軸にしたTeaPOTフライホイールで循環させます。スワップやボールト利回り、ウォレット/カード利用、外部連携(PAA)から生じる収益を共通トレジャリーであるTeaPOTに集約し、そこから$TEAトークンのバイバック、アクティビティ連動報酬(TeaDrops)、エコシステム投資、パートナー支援へと再配分します。「実体のある収益」を源泉に回すことで、短期的な「ファーム・アンド・フリー」を抑制し、長期的なコンパウンド効果を狙います。」タ:「TGEが近づく中で、トークンの配分設計と、エコシステム内でどのように価値を循環させているかを教えてください。」ド:「TGEに向けて、私たちは公正でサスティナブルなトークンモデルの構築に注力しています。総供給量3億枚の$TEAトークンは、エコシステム拡張・コミュニティ報酬・流動性供給・長期開発を支えるために配分されます。最大の割合はトレジャリーおよびコミュニティ報酬に割り当てられ、次いでエコシステム成長と流動性確保に配分されます。これにより、プラットフォーム上の実際の活動やサスティナブルなエコシステム成長と価値が直結する構造を保っています。」「トークンのユーティリティ設計は、以下の3つの次元で構成されています。」Stake(ステーク)/veTEA:ステーキング報酬の強化および報酬倍率の向上Use(ユース):トランザクション手数料、報酬ブースト、SuperApp機能へのアクセスGovern(ガバナンス):報酬配分、パートナーシップ、プロトコルアップグレードに関する意思決定「スワップ、ステーキング、カード決済など、すべての行動がTeaPOTフライホイールを回転させ、ネットワーク全体で価値が複利的に循環する仕組みとなっています。」タ「ユーザーが何も設定せずに運用できる『Vaults』について詳しく教えてください。」ド「Vaultsは、戦略選定やリバランス、複利運用、チェーン間ルーティングといった煩雑な裏側をすべて担い、ユーザーはリスク許容度を選ぶだけで運用を開始できます。発生した利回りはTeaPOTに還流し、バイバックと報酬原資として再循環します。プロダクト利用とトークン価値捕捉が一体のループになっているのが特徴です。」タ「最後に、今後のマイルストーンと今後の注力ポイントを教えてください。」ド「直近の重点は、モバイル対応スマートウォレット、EVM/L2の更なる拡張、Easy-Gasを活用するPAAの増加、TeaCardのエリア拡大などです。トークンについては間もなくTGEを予定しており、$TEAトークンはユーティリティ/ガバナンス(veTEA)/価値捕捉の三層でエコシステムをつなぐ役割を担います。当初のKPIはユーザーのリテンションを最重視しています。」以上 <HM> 2025/10/30 17:00 注目トピックス 日本株 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅続伸、レーザーテックや東エレクが2銘柄で約117円分押し上げ *16:36JST 日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は小幅続伸、レーザーテックや東エレクが2銘柄で約117円分押し上げ 30日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり176銘柄、値下がり48銘柄、変わらず1銘柄となった。29日の米国株式市場はまちまち。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し寄り付き後、上昇。ハイテクが引き続き相場を押し上げたほか、利下げ期待に続伸した。終盤にかけ、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウは下落に転じたが、ナスダックはプラス圏を維持、連日で過去最高値を更新し、まちまちで終了した。米株式市場の動向を横目に、30日の日経平均は反落して取引を開始した。寄り付き後は利益確定売りが先行したものの、前日の米国株や円安進行を背景に半導体関連を中心に買い戻しの動きもあり、終日を通して前日終値付近を推移する方向感に欠ける値動きとなった。大引けの日経平均は前日比17.96円高の51325.61円となった。東証プライム市場の売買高は37億4142万株、売買代金は10兆300億円、業種別では非鉄金属、鉱業、電気・ガス業などが値上がりし、陸運業、空運業、情報・通信業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は69%、対して値下がり銘柄は26%となっている。値上がり寄与トップはレーザーテック<6920>となり1銘柄で日経平均を約67円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>、NEC<6701>、京セラ<6971>、住友電工<5802>などがつづいた。一方、値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>となり1銘柄で日経平均を約205円押し下げた。同2位はファーストリテ<9983>となり、ディスコ<6146>、ソニーG<6758>、日東電<6988>、コマツ<6301>、TDK<6762>などがつづいた。*15:00現在日経平均株価    51325.61(+17.96)値上がり銘柄数   176(寄与度+426.88)値下がり銘柄数   48(寄与度-408.92)変わらず銘柄数    1○値上がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<6920> レーザーテック    28575  5000  67.34<8035> 東エレク       32990   500  50.51<6857> アドバンテ      22270   150  40.40<5803> フジクラ       20805   695  23.40<6701> 日本電気       5775   671  11.30<6971> 京セラ       2141.5  39.5  10.64<5802> 住友電気工業     5299   305  10.27<8015> 豊田通商       4500    88  8.89<9433> KDDI       2455    21  8.48<7203> トヨタ自動車     3185    39  6.57<7735> SCREEN     14240   480  6.46<6954> ファナック      4861    38  6.40<7741> HOYA       24225   370  6.23<4578> 大塚HD        8283   176  5.93<6702> 富士通        4000   161  5.42<4503> アステラス製薬    1600  24.5  4.12<4901> 富士フイルム     3564    39  3.94<6501> 日立製作所      4963   113  3.80<8001> 伊藤忠商事      8874   109  3.67<6724> セイコーエプソン   1975    54  3.64○値下がり上位銘柄コード 銘柄       直近価格 前日比 寄与度<9984> ソフトバンクG    26300  -1015 -205.05<9983> ファーストリテ    54500  -970 -78.39<6146> ディスコ       51760  -4630 -31.18<6758> ソニーG        4232   -83 -13.97<6988> 日東電工       3809   -66 -11.11<6301> 小松製作所      5235  -315 -10.61<6762> TDK       2571.5   -20 -10.10<6861> キーエンス      60010  -2040  -6.87<9022> JR東海        3793  -341  -5.74<4063> 信越化        4599   -30  -5.05<9843> ニトリHD      2479.5  -33.5  -2.82<6723> ルネサス      1829.5  -76.5  -2.58<9201> 日本航空       2793   -71  -2.39<4568> 第一三共       3842   -23  -2.32<7733> オリンパス      1907  -15.5  -2.09<6532> ベイカレント     7045   -58  -1.95<7832> バンナムHD      4721   -19  -1.92<4543> テルモ        2475    -6  -1.62<6981> 村田製作所      3031   -18  -1.45<4704> トレンドマイクロ   7643   -36  -1.21 <CS> 2025/10/30 16:36 注目トピックス 日本株 山崎パン---大幅続落、足元の業績好調も値上げは発表されず *15:38JST 山崎パン---大幅続落、足元の業績好調も値上げは発表されず 山崎パン<2212>は大幅続落。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は100億円で前年同期比29.3%増となり、市場予想を5億円ほど超過している。通期予想は従来の575億円から590億円、前期比13.7%増と、コンセンサス並み水準にまで上方修正。サンデリカなど子会社群が好調のもよう。ただ、値上げは必要に応じて行うとの考えを示すにとどまり、今回の値上げ発表はなされていない。来年度業績に対する不透明感が強まる格好のようだ。 <ST> 2025/10/30 15:38 注目トピックス 日本株 フォーカスシステムズ---フィリピン教育DXと生徒の安全確保を推進する現地検証を開始、経産省事業に採択 *15:08JST フォーカスシステムズ---フィリピン教育DXと生徒の安全確保を推進する現地検証を開始、経産省事業に採択 フォーカスシステムズ<4662>は29日、フィリピンにおける教育現場のデジタルトランスフォーメーション(教育DX)と生徒の安全確保を目的とした現地実証事業を開始したと発表した。本事業は、グローバルサウス諸国の市場活性化と日本との経済連携の強化を目的に、経済産業省が実施する「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択された取り組みである。検証は、同社が開発した海外の学校向け生徒の所在管理アプリケーション「Cotchi App.」を活用し、校内でのリアルタイムな在席確認や課外活動時等の所在把握を行い、フィリピンの教育現場における課題解決を目指す。対象はフィリピン国内の小・中学校および高校で、100校の参加を目標として実施され、「通常利用」と「サイエンスキャッスルでの利用」の2つのカテゴリで行われる。検証期間中は、現地教育職員向けに操作説明や技術サポートを行い、スムーズな導入と運用をサポートする。検証終了後は、参加校からのフィードバックを収集するとともに、参加校への本格導入及びフィリピン全土への普及を促進し、2026年4月以降、サブスクリプション型サービスとしての展開を予定している。 <AK> 2025/10/30 15:08 注目トピックス 日本株 クオールホールディングス---CRO事業運営会社の子会社化 *15:06JST クオールホールディングス---CRO事業運営会社の子会社化 クオールホールディングス<3034>は29日、子会社であるアポプラスステーション(APS)が、EDC(Electronic Data Capture)提供企業であるクリンクラウドの発行済株式すべてを取得する株式譲渡契約を締結したと発表した。クリンクラウドは、EDC分野においてFountayn製品の代理店であり、データマネジメント業務に特化したCRO事業を展開している。APSは今回の子会社化により、CRO事業の拡充を実現し、これまで蓄積してきた食品の臨床研究領域においてもEDCを活用した支援を行うことで、相乗効果を図る。CRO業界では、臨床試験のICT化が進展しており、EDC構築・運用を含むデータマネジメント業務の需要が拡大している。CRO事業における新薬開発支援の強化は、薬価改定下でも医薬品販売機会の増加や企業価値向上につながると位置づけている。 <AK> 2025/10/30 15:06 注目トピックス 日本株 クオールホールディングス---クオールがひかりと調剤薬局8店舗の事業譲渡契約締結 *15:04JST クオールホールディングス---クオールがひかりと調剤薬局8店舗の事業譲渡契約締結 クオールホールディングス<3034>は29日、子会社であるクオールがひかりとの間で、調剤薬局8店舗に関する事業譲渡契約を締結したと発表した。ひかりは神奈川県を拠点に調剤薬局を展開しており、横浜駅前エリアや医療モール内など利便性の高い立地に店舗を構えている。また、在宅医療にも注力しており、地域に根差した医療サービスの提供に取り組んでいる。同社グループは、地域密着型の「かかりつけ薬局」を志向しており、今回の8店舗のグループ化は、地域医療・在宅医療へのさらなる貢献につながると判断した。譲渡実行日は2026年1月1日を予定している。今後は、全国に安心・安全な医療を提供することを目指し、優秀な人材の相互交流やICTの活用など、グループのリソースを最大限に活用して企業価値の向上に努めていく。 <AK> 2025/10/30 15:04 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(14時台)~アールビバン、NECなどがランクイン *14:58JST 出来高変化率ランキング(14時台)~アールビバン、NECなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [10月30日 14:32 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<7523> アールビバン    457700  47810.92  312.47% -0.0016%<5191> 住友理工      1752200  284738.58  300.41% 0.2152%<6800> ヨコオ       976900  111072.58  295.62% 0.1663%<1821> 三住建設      2296200  105382.7  280.6% 0%<8013> ナイガイ      421600  10992.18  272.05% 0.0112%<6494> NFK-HD    3465500  37396.4  244.81% 0.0093%<1949> 住電設       696500  649734.2  233.41% 0.1706%<2016> iF米710H   226902  66488.382  228.33% -0.0057%<1367> iFTPXダ    62402  379062.21  226.07% 0.0058%<9386> 日コンセプト    35900  18456.6  206.81% 0%<2150> ケアネット     406500  80196.8  202.8% 0%<179A> GX超米H     3784090  140280.976  198.6% -0.0125%<9424> 日本通信      10044200  287399.72  184.5% 0.0839%<1482> 米債ヘッジ     360471  110048.745  182.47% -0.006%<3134> Hamee     712000  69114.41  179.96% 0%<2568> 上場NSQ     53017  91843.903  167.37% 0.0013%<1348> MXSトピクス   349701  249598.229  164.28% 0.0037%<9082> 大和自       38500  15288.6  160.57% 0.2358%<9367> 大東港       101800  44497.16  152.57% 0.07%<5131> リンカーズ     532900  27935.54  149.44% 0.025%<2624> iF225年4   48884  54630.807  148.07% -0.0073%<346A> SP500半    59801  60405.893  146.8% 0.01%<5857> AREHD     1423600  923218.48  146.13% 0.0758%<2664> カワチ薬品     129300  97049.2  140.98% 0.0024%<7419> ノジマ       2651700  982170.82  135.63% -0.0974%<2237> iF500ダ    2728  71752.49  135.15% -0.0088%<6701> NEC       12348800  22201401.14  134.5% 0.1255%<4221> 大倉工       205300  291621.2  133.48% -0.0831%<2220> 亀田菓       193700  203009.2  129.2% -0.0301%<2088> NZAMDowH  121150  76130.43  127.02% -0.0026%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2025/10/30 14:58 注目トピックス 日本株 橋本総業ホールディングス---2Qも増収・純利益増、管材類、住宅設備機器類、空調・ポンプの売上高が引き続き伸長 *14:28JST 橋本総業ホールディングス---2Qも増収・純利益増、管材類、住宅設備機器類、空調・ポンプの売上高が引き続き伸長 橋本総業ホールディングス<7570>は29日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.9%増の819.05億円、営業利益が同12.2%減の11.31億円、経常利益が同11.4%減の16.89億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同5.1%増の12.42億円となった。管材類の売上高は前年同期比3.2%増の231.12億円となった。主に非住宅分野において、工期の遅延及び、計画変更等により金属管材類の需要が減少した一方で、猛暑の影響等により、空調機器類の需要増加に伴い、関連部材の需要が増加したこと及び、樹脂管材類を中心とした汎用製品の需要が増加した。衛生陶器・金具類の売上高は同3.6%減の219.44億円となった。主に衛生陶器類、システムバスの高付加価値商品の需要が増加した一方で、製品の価格改定が相次いだこと等が影響し、汎用製品の需要が減少した。住宅設備機器類の売上高は同5.6%増の149.89億円となった。昨年に引き続き、給湯省エネ事業等に対する補助金を活用した取替需要が増加したことに伴い、高付加価値商品の需要が増加した。空調・ポンプの売上高は同10.4%増の207.15億円となった。主に、空調機器類は、全国的な猛暑等の影響により、特に省エネ性能の高い高付加価値商品を中心に新設、取替需要が増加したこと及び、ポンプ類は、家庭用、増圧ポンプを中心に価格改定の影響により、更新需要が増加した。2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.2%増の1,740.00億円、営業利益が同14.6%増の28.00億円、経常利益が同6.5%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.3%増の29.00億円とする期初計画を据え置いている。 <AK> 2025/10/30 14:28 注目トピックス 日本株 エリアリンク---3Q増収・2ケタ増益、ストレージ事業が引き続き順調に推移 *14:26JST エリアリンク---3Q増収・2ケタ増益、ストレージ事業が引き続き順調に推移 エリアリンク<8914>は29日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の207.34億円、営業利益が同15.7%増の43.74億円、経常利益が同17.2%増の41.87億円、四半期純利益が同17.9%増の29.40億円となった。ストレージ事業の売上高は前年同期比16.1%増の170.30億円、営業利益は同17.0%増の46.52億円となった。ストレージ運用は、同社が展開するトランクルームのブランド「ハローストレージ」の稼働率は、新規出店室数が増加した影響もあり前期末比3.77ポイント減の82.14%となったが、引き続き高い水準を維持した。ストレージ事業は、2023年12月期は4,700室の出店目標に対して5,800室(既存物件の増設430室含む)、2024年12月期は10,400室の出店目標に対して10,545室(既存物件の増室435室含む)、2025年12月期は15,000室の出店目標に対して当第3四半期は13,113室(既存物件の増設264室含む)の結果となった。総室数は毎年定期的に発生する閉店等の影響もあり、前期末比11,211室増の121,653室となった。成約については、データベースの構築による新規出店現場の精度向上や小型化、また広報活動の強化によるストレージ商品の認知度向上等の影響により、需要を取り込むことで堅調に稼働室数を伸ばした。収益性については、出店形態を引き続き収益性の高い自社出店を中心にしていることに加えて、キャンペーンのコントロールによる値引き率の抑制や一部賃料の見直し、効率的な広告活動の影響等により、ストレージ運用は増収増益の結果となった。ストレージ流動化は、アセット屋内型ストレージ「土地付きストレージ」の販売14件を計上した。土地権利整備事業の売上高は同27.6%減の25.24億円、営業利益は同16.0%減の4.46億円と事業縮小の方針通り減収減益となった。仕入れについては、引き続き良質物件の仕入れに注力し、在庫額は前期末比4.73億円減の24.65億円となった。その他運用サービス事業の売上高は同3.2%増の11.79億円、営業利益は同4.7%増の3.33億円となった。アセット事業は、保有・管理物件が高稼働を維持したものの管理物件の減少もあり、減収減益となった。オフィス事業は、運営物件の稼働が順調に推移したこともあり、増収増益となった。2025年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の260.00億円、営業利益が同9.0%増の53.50億円、経常利益が同7.8%増の50.80億円、当期純利益が同6.8%増の34.20億円とする期初計画を据え置いている。 <AK> 2025/10/30 14:26 注目トピックス 日本株 日本創発グループ---紋郎美術工房の株式の取得による子会社化 *14:24JST 日本創発グループ---紋郎美術工房の株式の取得による子会社化 日本創発グループ<7814>は29日開催の取締役会において、紋郎美術工房の株式の譲受け及び第三者割当増資の引受けにより同社株式を取得し、子会社とすることを決議した。紋郎美術工房は、テーマパークの造形物・モニュメント、各種施設の建築装飾等の設計、製作、施行を行う企業で、著名な商業施設やテーマパーク、博覧会施設などの内外装飾、モニュメント、照明カバー、船舶の内外装飾、ロボットカバー、看板など、多岐にわたる製作実績を持つ。同社グループはクリエイティブサービスを事業とし、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進している。日本創発グループは紋郎美術工房の普通株式600株(議決権所有割合100.00%)を取得する。取得価額は、第三者割当増資の引受額1.20億円を含め、3.60億円と財務調査費用等0.23億円の合計3.83億円。 <AK> 2025/10/30 14:24 注目トピックス 日本株 日本創発グループ---日本サンプルの株式の取得による子会社化 *14:22JST 日本創発グループ---日本サンプルの株式の取得による子会社化 日本創発グループ<7814>は29日開催の取締役会で、日本サンプルの株式の譲受け及び第三者割当増資の引受けにより株式を取得し、子会社とすることを決議した。日本サンプルは、食品サンプルの製造販売を行う企業。クオリティの高い食品サンプルの量産可能な体制を構築し、事業を展開している。同社グループはクリエイティブサービスを事業とし、「クリエイティブをサポートする企業集団」として、幅広いビジネスを積極的に展開、推進している。同社は日本サンプルの普通株式400株(議決権所有割合100.00%)を取得する。取得価額は、第三者割当増資の引受額1.40億円を含め、3.10億円と財務調査費用等0.33億円の合計3.43億円。 <AK> 2025/10/30 14:22 注目トピックス 日本株 ベイシス---KDDI新本社への「空間自在ワークプレイスサービス」導入を支援 *14:02JST ベイシス---KDDI新本社への「空間自在ワークプレイスサービス」導入を支援 ベイシス<4068>は29日、KDDI<9433>が導入した次世代型オフィスサービス「空間自在ワークプレイスサービス」の導入プロジェクトに、エコモット<3987>と連携して参画したと発表した。KDDIは東京・高輪の新本社および全国5支社に本サービスを導入しており、社内外のコミュニケーション活性化と多様な働き方の推進を目指している。同社はこのプロジェクトにおいて、IoT機器の設置・配線・動作確認などのシステム設置業務全般を担当した。これまで蓄積してきたIoT関連の運用・施工ノウハウを活かすとともに、自社開発の現場作業DXクラウド「BLAS」を活用することで、作業効率を向上させた。本サービスは、KDDIと東日本旅客鉄道<9020>が共同で提供するもので、リアルとバーチャルを融合させた高画質・高音質の次世代ワークプレイスを実現する。今後は部署間コミュニティの強化や、パートナー企業との連携拡大、教育・エンタメ分野での活用が期待されている。 <AK> 2025/10/30 14:02 注目トピックス 日本株 ミロク情報サービス---SaaS型クラウドERP新製品「LucaTech GX Lite」提供開始 *14:00JST ミロク情報サービス---SaaS型クラウドERP新製品「LucaTech GX Lite」提供開始 ミロク情報サービス<9928>は29日、SaaS型クラウドERP新製品「LucaTech GX Lite」(ルカテック ジーエックス ライト)の提供開始を発表した。提供開始は11月28日(金)。経済・社会におけるデジタル化の急速な進展や、人手不足、多様な働き方の広がり、物価変動といった経営環境の変化により、中小企業においては一層の業務効率化と、柔軟で迅速な経営判断、経営基盤の強化が求められている。また、テレワークやリモートワークなどの働き方の変化、サイバー攻撃や自然災害からのBCP(事業継続計画)などを背景に、バックオフィス業務における業務システムのクラウド化への関心が高まっている。このような背景を踏まえ、「LucaTech GX Lite」は堅牢なMicrosoft Azureプラットフォーム上で利用できるSaaS型のクラウドERP製品として開発を進め、提供開始を決定した。まずは、業務プロセスのIT化やDXへの対応が喫緊の課題となっている中小企業を対象としたサブスクリプション型の『LucaTech GX Lite』から提供を開始する。さらに、主に中規模企業向けの『LucaTech GX Standard(ルカテック ジーエックス スタンダード)』、および主に中堅企業向けの『LucaTech GX Premier(ルカテック ジーエックス プレミア)』の2つの上位エディションも順次展開予定とするほか、全てのエディションにおいて、機能やサービスの段階的な拡張も進めていくとのこと。同社は今後、DXコンサルティングサービスを通して、全国に広がる拠点網から同製品を提供し、顧客業務効率化、生産性向上、DX推進を支援し、中堅・中小企業の経営の高度化ならびに企業価値向上に向け貢献する。 <AK> 2025/10/30 14:00

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