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寄り付き概況 日経平均は197円高でスタート、レーザーテックやソフトバンクGなどが堅調 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29807.37;+197.4TOPIX;2052.72;+12.12[寄り付き概況] 11月15日の日経平均は前週末比197.40円高の29807.37円と続伸でスタート。12日の米国市場でダウ平均は179.08ドル高の36100.31ドル、ナスダックは156.68ポイント高の15860.96で取引を終了。ダウは押し目買い意欲も強く、寄り付き後、上昇。10月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小した。しかし、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いで、引けにかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の29710円。米株高の流れに加え、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は買いが先行してスタート。まずは、先週末の決算発表銘柄への物色が中心となる格好。寄り前に発表された7-9月期国内総生産(GDP)第一次速報値は、前期比年率-3.0%で市場予想の-0.7%を下回ったが、相場へのインパクトは限定的なようだ。なお、米中首脳会談がオンラインで開催(日本時間16日朝予定)されると報じられており、緊張緩和に向けたきっかけとなるかが注目ポイントとなるだろう。 売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクG<9984>、三井住友FG<8316>、日本電産<6594>、村田製作所<6981>、SMC<6273>、日産自<7201>などが堅調。業種別では、パルプ紙、サービス、輸送用機器などが上昇率上位で推移。 <FA> 2021/11/15 09:35 寄り付き概況 日経平均は103円高でスタート、リクルートHDや三菱商事が上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29381.45;+103.59TOPIX;2023.97;+9.67[寄り付き概況] 12日の日経平均は103.59円高の29381.45円と続伸して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は158.71ドル安の35921.23ドル、ナスダックは81.58ポイント高の15704.28で取引を終了した。高インフレが回復を損なうとの警戒感に寄り付き後、下落。ウォルトディズニー(DIS)の下落がさらなる重しとなり、ダウは終日軟調に推移した。一方、ベテランズデーの祝日で債券市場が休場となる中、ハイテク株の買戻しが目立ち、ナスダック総合指数は上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇し、東京市場のハイテク株や半導体関連株の支えとなった。また、米メルクが開発中の新型コロナ治療の飲み薬「モルヌピラビル」について、政府が160万人分の購入を決めたと報じられたことなどもあり、新型コロナの感染拡大で冷え込んだ経済の活性化が引き続き期待されたことなどが株価支援要因となった。一方、原油価格が高止まっていることもあり、原材料価格の高騰が企業収益を圧迫するとの懸念が継続し、株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は株価指数オプション11月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で29388.47円だった。 セクター別では、不動産業、その他金融業、卸売業、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位、海運業が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、リクルートHD<6098>、レーザーテック<6920>、日立<6501>、デンソー<6902>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、富士フイルム<4901>、ベイカレント<6532>、資生堂<4911>、オリックス<8591>、HOYA<7741>、パナソニック<6752>などが上昇。他方、商船三井<9104>、スズキ<7269>などが下落している。 <FA> 2021/11/12 09:31 寄り付き概況 日経平均は60円安でスタート、レーザーテックやSUMCOが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29046.19;-60.59TOPIX;2006.60;-1.36[寄り付き概況] 11日の日経平均は60.59円安の29046.19円と5日続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続落。ダウ平均は240.04ドル安の36079.94ドル、ナスダックは263.84ポイント安の15622.71で取引を終了した。10月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り30年ぶり最大の伸びを記録したためインフレ加速が警戒され寄り付き後、下落。金利の上昇でハイテク株も売られ、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって続落したことが東京市場の株価の重しとなり、また、昨日の海外市場で原油先物(WTI)価格が下落したことが東京市場のエネルギー関連株などの株価を抑えた。一方、日経平均が昨日までの4日続落で700円近い下げとなったことから押し目買いが入りやすく、また、外為市場で1ドル=113円90銭前後と、昨日15時頃に比べ1円ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価の支えとなったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。 なお、取引開始前に発表された10月の国内企業物価指数は、前年同月比8.0%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同7.0%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月31日-11月6日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は1470億円だった。 セクター別では、鉱業、建設業、金属製品、食料品、パルプ・紙などが値下がり率上位、銀行業、鉄鋼、海運業、その他金融業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、SUMCO<3436>、任天堂<7974>、マネックスG<8698>、日産自<7201>、日本電産<6594>、INPEX<1605>、ネクソン<3659>、大和ハウス<1925>、太陽誘電<6976>などが下落。他方、ソニーG<6758>、NTT<9432>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、OLC<4661>、ベイカレント<6532>、商船三井<9104>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、三菱商事<8058>などが上昇している。 <FA> 2021/11/11 09:26 寄り付き概況 日経平均は76円安でスタート、キリンHDや東エレクが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29209.06;-76.40TOPIX;2017.67;-1.10[寄り付き概況] 10日の日経平均は76.40円安の29209.06円と4日続落して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は反落。ダウ平均は112.24ドル安の36319.98ドル、ナスダックは95.81ポイント安の15886.54で取引を終了した。10月生産者物価指数(PPI)が引き続き高水準となったため、インフレ警戒感に伴う売りに、寄り付き後、下落。さらに、史上最高値付近からの利益確定売りも強まり、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって反落したことや、原油価格の上昇が企業収益を圧迫するとの懸念が継続していることなどが東京市場の重しとなった。 一方、21年4-9月期決算発表が続き、好業績銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったことに加え、昨日までの3日続落で日経平均が500円を超す下げとなったことから押し目買いも入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。今日は臨時国会が召集され、第2次岸田内閣が発足する。また、日本時間10時30分に10月の中国消費者物価指数(CPI)、中国卸売物価指数(PPI)が発表される。 セクター別では、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属、繊維製品、精密機器などが値下がり率上位、石油石炭製品、電気・ガス業、鉱業、海運業、水産・農林業などが値上がり率上位に並んでいる。 東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、キリンHD<2503>、アサヒ<2502>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、レノバ<9519>、JFE<5411>、川崎重<7012>、HOYA<7741>、日本製鉄<5401>、東レ<3402>などが下落。他方、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、INPEX<1605>、ネクソン<3659>、バンナムHD<7832>、日立<6501>、7&iHD<3382>、信越化<4063>、OLC<4661>、ルネサス<6723>、富士通<6702>などが上昇している。 <FA> 2021/11/10 09:27 寄り付き概況 日経平均は50円高でスタート、ソフトバンクGやアドバンテストが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29557.55;+50.50TOPIX;2040.85;+5.63[寄り付き概況] 9日の日経平均は50.50円高の29557.55円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は104.27ドル高の36432.22ドル、ナスダックは10.77ポイント高の15982.36で取引を終了した。すでに上院通過済みの超党派のインフラ案を議会下院が週末可決したことに加えて、ワクチン接種完了者などに対する入国規制の緩和で、回復期待が広がり、寄り付き後、上昇。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長を始め高官がイベントで、高インフレがいずれ鈍化するとのハト派的な見解を繰り返したため低金利が当面継続するとの見方も手伝い、終日堅調に推移し、主要株式指数は連日で史上最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇し、そろって最高値を更新した流れを引き継いだ。主要企業の21年4-9月期決算発表が続いており、好決算銘柄への物色意欲が継続し、また、このところの米株高にも関わらず昨日の日経平均が続落したことから、押し目買いも入りやすかった。一方、経済対策の柱となる現金給付について与党内の協議が続いており、11月中旬にも打ち出すとされる岸田政権の経済対策の内容を見極めたいとして、積極的な買いを手控える向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、その他金融業、非鉄金属、情報・通信業、輸送用機器、保険業などが値上がり率上位、海運業、繊維製品、水産・農林業、化学、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、三菱UFJ<8306>、ホンダ<7267>、クボタ<6326>、太陽誘電<6976>、オリックス<8591>、ZHD<4689>、ダイキン<6367>、日本製鉄<5401>、伊藤忠<8001>、東芝<6502>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、JAL<9201>、マネックスG<8698>、ダイフク<6383>などが下落している。 <FA> 2021/11/09 09:28 寄り付き概況 日経平均は123円高でスタート、日本郵船やANAが堅調 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29735.45;+123.88TOPIX;2048.99;+7.57[寄り付き概況] 11月8日の日経平均は前週末比123.88円高の29735.45円と反発でスタート。5日の米国市場でダウ平均は203.72ドル高の36327.95ドル、ナスダックは31.28ポイント高の15971.59で取引を終了。10月雇用統計の予想を上回る強い結果を好感し、寄り付き後、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)が開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると回復期待感が一段と強まり、買いが加速。主要株式指数は総じて終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新し終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の29705円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は買いが先行。米雇用統計の結果を受けた米国市場の強い値動きが追い風に。とはいえ、今週は1700社近い企業の決算発表が予定されているため、買い一巡後は徐々にこう着感が強まりやすいとの見方が市場では多いようだ。 売買代金上位では、日本郵船<9101>、ANA<9202>、日本航空<9201>、日立<6501>、川崎汽船<9107>、INPEX<1605>などが堅調な反面、塩野義<4507>やJFE<5411>、ホンダ<7267>などが売りに押されている。業種別では、鉱業、空運、海運などが上昇率上位で推移。 <FA> 2021/11/08 09:50 寄り付き概況 日経平均は46円高でスタート、ルネサスや花王が上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29840.73;+46.36TOPIX;2053.32;-2.24[寄り付き概況] 5日の日経平均は46.36円高の29840.73円と続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は33.35ドル安の36124.23ドル、ナスダックは128.72ポイント高の15940.31で取引を終了した。7-9月期の非農業部門労働生産性速報値が40年来の低水準に落ち込み景気回復への警戒感に、寄り付き後、下落した。史上最高値付近からは利益確定の売り意欲も強く、ダウは終日軟調に推移。金利の低下でハイテク株は高く、ナスダック総合指数は上昇し連日で史上最高値を更新し引けた。 今日の東京株式市場は、やや買いが先行した。主要企業の4-9月期決算発表が佳境となる中、引き続き好業績銘柄の物色意欲が強く、また、昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、日経平均が節目の30000円に近付いていることから利益確定売りが出やすく、また、今晩米国で発表される10月の雇用統計を確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。なお、取引開始前に発表された9月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比1.9%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.9%減だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月24-30日に国内株を5週連続で買い越した。買越額は4115億円だった。今日はPhotosynth<4379>がマザーズに上場した。 セクター別では、不動産業、電気機器、小売業、食料品、ゴム製品などが値上がり率上位、鉄鋼、石油石炭製品、銀行業、その他金融業、ガラス土石製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、信越化<4063>、アドバンテスト<6857>、花王<4452>、日立<6501>、HOYA<7741>、太陽誘電<6976>、味の素<2802>、ベイカレント<6532>、クボタ<6326>などが上昇。他方、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンク<9434>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、三菱自<7211>、デンソー<6902>、オリックス<8591>、テルモ<4543>、塩野義薬<4507>などが下落している。 <FA> 2021/11/05 09:27 寄り付き概況 日経平均は338円高でスタート、キーエンスやSUMCOが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29859.74;+338.84TOPIX;2049.41;+17.74[寄り付き概況] 4日の日経平均は338.84円高の29859.74円と反発して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は104.95ドル高の36157.58ドル、ナスダックは161.98ポイント高の15811.58で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて警戒感から、寄り付き後、下落した。その後、10月ADP雇用統計が予想を上回る伸びとなったほか、10月ISM非製造業景況指数が過去最高を記録するなど良好な経済指標を受けて下げ止まった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り政策金利を据え置き、資産購入の縮小開始計画を発表も早期の利上げを示唆しなかったため安心感が広がり買いが再燃。引けにかけて上昇に転じ、主要株式指数は連日で史上最高値を更新して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって連日の高値更新となった流れを引き継いだ。また、引き続き新型コロナ感染縮小で経済活動の活性化が期待されたことに加え、主要企業の決算発表が佳境となる中、好業績銘柄の物色意欲も旺盛で、東京市場の株価支援要因となった。一方、昨日の海外市場で原油先物相場が下落したことを受け、エネルギー関連銘柄の株価の重しとなったほか、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が軟調だったことなどが意識されたが、寄り付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、海運業、鉄鋼、空運業、繊維製品、精密機器などが値上がり率上位、鉱業、卸売業、石油石炭製品、その他製品、水産・農林業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、レーザーテック<6920>、日本製鉄<5401>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、ANA<9202>、パナソニック<6752>などが上昇。他方、任天堂<7974>、KDDI<9433>、日立<6501>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、花王<4452>、オリックス<8591>などが下落している。 <FA> 2021/11/04 09:23 寄り付き概況 日経平均は184円安でスタート、レーザーテックやKDDIが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29462.40;-184.68TOPIX;2036.20;-8.52[寄り付き概況] 2日の日経平均は184.68円安の29462.40円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日1日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は94.28ドル高の35913.84ドル、ナスダックは97.53ポイント高の15595.92で取引を終了した。11月に入り新規投資や良好な企業決算を好感した買いが続き、寄り付き後上昇。高値付近からは利益確定の売りが重しとなり一時下落に転じるも押し目での買い意欲も強く上げを回復。電気自動車テスラ(TSLA)の上昇にも支援され引けにかけて上げ幅を拡大し、主要株式指数は連日で史上最高値を更新して終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の日経平均が700円を超す上げとなり、短期的な利益確定売りが出やすかったほか、明日の東京市場が休場となることに加え、4日未明に発表されるFOMCの結果やパウエルFRB議長の会見内容を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が連日の最高値更新となり、東京市場の株価の支えとなったほか、昨日、東京の新型コロナ新規感染者数が9人と約1年5か月ぶりに1桁となるなど、感染縮小が続いていることから、経済活動の活発化が期待され、さらに、岸田首相が数十兆円規模の経済対策を11月中旬にまとめると表明したことも株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、精密機器、保険業、海運業、化学、金属製品などが値下がり率上位、空運業、繊維製品、陸運業、卸売業、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、信越化<4063>、KDDI<9433>、エムスリー<2413>、JT<2914>、商船三井<9104>、AGC<5201>、村田製<6981>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、NEC<6701>などが下落。他方、ソフトバンクG<9984>、ANA<9202>、JAL<9201>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、富士通<6702>、ベイカレント<6532>、オリックス<8591>、ZHD<4689>、JR東<9020>、JR西<9021>、OLC<4661>などが上昇している。 <FA> 2021/11/02 09:25 寄り付き概況 日経平均は437円高でスタート、ソフトバンクGやファーストリテが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29330.68;+437.99TOPIX;2027.27;+26.09[寄り付き概況] 11月1日の日経平均は前週末比437.99円高の29330.68円と大幅続伸でスタート。10月29日の米国市場でダウ平均は89.08ドル高の35819.56ドル、ナスダックは50.27ポイント高の15498.39で取引を終了。9月個人消費支出(PCE)デフレーターや7-9月期の雇用コスト指数の上昇で、インフレ懸念が重しとなり寄り付き後、下落。引け後に発表された携帯端末アップル(AAPL)やオンライン小売のアマゾン(AMZN)の決算が予想に満たず、失望感から両社株が売られ全体指数を一時押し下げた。しかし、押し目買い意欲も強く、引けにかけて回復。下げを消し主要株式指数は史上最高値を更新し終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の28990円。本日の日経平均は、大幅に買い先行でスタート。直近の関心事項だった衆院選では、自民党が261議席を獲得し、国会の安定運営に必要な絶対安定多数を単独で確保する結果に。政治リスクの後退に加え、長期安定政権による政策期待が改めて高まりやすく、朝方は強い値動きに。  売買代金上位では、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、JT<2914>、東エレク<8035>など主力処は全般買われている反面、村田製作所<6981>や野村<8604>が売りに押されている。業種別では、海運、食料品、精密機器などが上昇率上位で推移。 <FA> 2021/11/01 09:46 寄り付き概況 日経平均は0.93円安でスタート、日本郵政やアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28819.16;-0.93TOPIX;1999.88;+0.22[寄り付き概況] 29日の日経平均は0.93円安の28819.16円と3日続落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は239.79ドル高の35730.48ドル、ナスダックは212.28ポイント高の15448.12で取引を終了した。主要ハイテク企業を中心に良好な企業決算を材料に寄り付き後、上昇。バイデン政権が1.75兆ドル規模の経済対策枠組みを発表したが、増税規模が想定内に留まり、買いが継続した。特に、長期金利の上昇が一段落したためハイテク株に引き続き買いが向かいナスダック総合指数は史上最高値を更新し終了した。 今日の東京株式市場は、寄り付き段階では売り買いが交錯した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、政府が新型コロナ対策の大規模イベントの人数制限について1万人の上限を解除することを決めたことや、東京都が新型コロナ感染状況の警戒度を初めて最低レベルに引き下げたことなどもあり、感染縮小による経済活動の活性化がさらに期待され、株価支援要因となった。一方、米市場の取引終了後に発表されたアップルとアマゾン・ドット・コムの決算内容が市場の期待に届かなかったとして、株価が時間外取引で下落したことなどが東京市場の関連株の買い手控え要因となったほか、31日投開票の衆院選の結果を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあり、寄り付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された9月の完全失業率(季節調整値)は2.8%、9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.16倍だった。また、10月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.1%上昇、9月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比5.4%低下した。 セクター別では、陸運業、ゴム製品、小売業、水産・農林業、証券商品先物などが値下がり率上位、海運業、鉱業、鉄鋼、機械、石油石炭製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、日本郵政<6178>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、ルネサス<6723>、JR東<9020>、KDDI<9433>、OLC<4661>、ベイカレント<6532>、HOYA<7741>、パナソニック<6752>、ローム<6963>、7&iHD<3382>、三菱電<6503>などが下落。他方、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、武田薬<4502>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、コマツ<6301>、オムロン<6645>、商船三井<9104>、日本電産<6594>、スクリーンHD<7735>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <FA> 2021/10/29 09:35 寄り付き概況 日経平均は226円安でスタート、ソフトバンクGや三菱商事などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28871.61;-226.63TOPIX;2001.35;-12.46[寄り付き概況] 28日の日経平均は226.63円安の28871.61円と続落して取引を開始した。前日27日のダウ平均は266.19ドル安の35490.69ドル、ナスダックは0.12ポイント高の15235.84で取引を終了した。史上最高値付近での利益確定売りに、ダウは寄り付き後、下落。戻り乏しく終日軟調推移となり、引けにかけて下げ幅を拡大した。一方、ハイテクはソフトウェアメーカーのマイクロソフト(MSFT)や検索エンジン、グーグルを運営するアルファベット(GOOG)が昨日引け後に発表した予想を上回る決算や長期金利の低下を受けて堅調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で、ダウ平均やナスダック総合指数が取引終了にかけて売りに押される展開となったことが嫌気されたほか、引き続き主要企業の4-9月期決算や31日投開票となる衆院選の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、政府が大規模イベントの人数制限について1万人の上限を解除する案を新型コロナ対策の分科会に諮問すると伝えられたことなどもあり、経済活動の活発化が引き続き期待され、株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は17-23日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は2297億円だった。今日は日銀金融政策決定会合の結果が公表され、その後、黒田日銀総裁が記者会見する予定。 セクター別では、保険業、鉄鋼、石油石炭製品、鉱業、電気・ガス業などが値下がり率上位、化学、その他製品、金属製品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、日本郵政<6178>、三菱UFJ<8306>、JR東海<9022>、三菱商事<8058>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、三井物産<8031>、住友化<4005>、コマツ<6301>などが下落。他方、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、神戸物産<3038>、サイバー<4751>、新光電工<6967>などが上昇している。 <FA> 2021/10/28 09:25 寄り付き概況 日経平均は50円安でスタート、日本電産やキーエンスなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29056.01;-50.00TOPIX;2016.71;-1.69[寄り付き概況] 27日の日経平均は50.00円安の29056.01円と反落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は15.73ドル高の35756.88ドル、ナスダックは9.01ポイント高の15235.71で取引を終了した。良好な企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、利益確定売りやソーシャル・ネットワーキング・サイト運営のフェイスブック(FB)の下落が全体指数を押し下げる局面もあった。 しかし、押し目からは10月消費者信頼感指数の改善で、第4四半期の景気回復を期待した買いも強く、底堅く推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。今週後半から本格化する主要企業の4-9月期決算発表や、31日投開票となる衆院選を控え、積極的な買いを見送る向きもあり、また、昨日の日経平均が500円を超す大幅反発となったことから目先の利益確定売りも出やすかった。 一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅ながら上昇し、東京市場の株価の支えとなったことに加え、国内で新型コロナワクチンの接種を完了した割合が全人口の7割に達したこともあり、経済活動の活性化への期待が高まり、株価下支え要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。 セクター別では、海運業、情報・通信業、空運業、その他製品、鉄鋼などが値下がり率上位、食料品、化学、医薬品、金属製品、ガラス土石製品などが値上がり率上位に並んでいる。 東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、日本電産<6594>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、東エレク<8035>、NTT<9432>、KDDI<9433>、ホンダ<7267>、富士フイルム<4901>、JR東海<9022>などが下落。他方、日本郵政<6178>、神戸物産<3038>、堺化学<4078>、中外薬<4519>、コマツ<6301>、花王<4452>、TDK<6762>、信越化<4063>、日東電<6988>、第一三共<4568>、新光電工<6967>などが上昇している。 <FA> 2021/10/27 09:38 寄り付き概況 日経平均は327円高でスタート、ソフトバンクGや日本郵政などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28927.61;+327.20TOPIX;2013.73;+18.31[寄り付き概況] 26日の日経平均は327.20円高の28927.61円と反発して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は64.13ドル高の35741.15ドル、ナスダックは136.51ポイント高の15226.71で取引を終了した。主要ハイテク企業の決算を控えて、寄り付き後、上昇。歳出案を巡り、規模が大き過ぎるとして今まで反対姿勢を示していた民主党の穏健派マンチン上院議員が今週中の合意の可能性に言及したため期待感から終日堅調に推移し、ダウは史上最高値を更新して終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、東京都など首都圏4都県と大阪府が飲食店への営業時間短縮の要請を25日から解除したことなどもあり、経済活動の活性化への期待が高まり、株価支援要因となった。一方、原油価格の高止まりからコスト高による企業収益の圧迫が引き続き懸念され、また、今週から本格化する主要企業の4-9月期決算発表や、31日投開票となる衆院選を控え、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。今日はCINC<4378>がマザーズに上場した。 セクター別では、海運業、輸送用機器、情報・通信業、ゴム製品、金属製品などが値上がり率上位、銀行業、石油石炭製品、電気・ガス業、精密機器が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、パナソニック<6752>、日本郵政<6178>、NTT<9432>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>、ZHD<4689>、TDK<6762>などが上昇。他方、キヤノン<7751>、中外薬<4519>、三菱UFJ<8306>、東電力HD<9501>、エムスリー<2413>、コーエーテクモHD<3635>などが下落している。 <FA> 2021/10/26 09:29 寄り付き概況 日経平均は277円安でスタート、神戸物産やトヨタなどが軟調 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28527.13;-277.72TOPIX;1989.45;-12.78[寄り付き概況] 10月25日の日経平均は前週末比277.72円安の28527.13円と反落でスタート。22日の米国市場でダウ平均は73.94ドル高の35677.02ドル、ナスダックは125.50ポイント安の15090.20で取引を終了。中国恒大のドル建て債利払い実施による短期的な破たんリスク後退で安心感が広がり、寄り付き後、上昇。10月PMIの上昇も手伝いダウは日中取引で一時史上最高値を更新した。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が討論会でインフレのリスクに言及すると早期の利上げ観測が強まりダウは下落に転じた。引けにかけては好決算を受けた買いが再燃し、再び上昇し終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比140円安の28730円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は売りが先行。今週は、多数の決算発表を控えていることもあり、内容を見極めたいとする模様眺めムードが強い他、米国のハイテク株安の流れも重しに。 売買代金上位では、中外薬<4519>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>などが買われている反面、神戸物産<3038>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、楽天グループ<4755>などが軟調。業種別では、ゴム製品、輸送用機器、空運などが下落率上位で推移。 <FA> 2021/10/25 09:30 寄り付き概況 日経平均は130円安でスタート、日本郵政やファーストリテなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28578.53;-130.05TOPIX;1992.02;-8.79[寄り付き概況] 22日の日経平均は130.05円安の28578.53円と続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は6.26ドル安の35603.08ドル、ナスダックは94.02ポイント高の15215.70で取引を終了した。史上最高値付近から利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。中国の不動産会社の破たん懸念や高インフレの長期化への脅威も良好な企業決算が相殺し、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。中国不動産企業の経営不安が引き続き懸念されたほか、原油先物相場の高止まりによる企業収益の圧迫や、米長期金利の一段の上昇が警戒され、買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場でS&P500が最高値を更新し、東京市場の株価支援要因となったことに加え、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支えた。また、昨日の日経平均が500円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.1%上昇だった。 セクター別では、鉄鋼、鉱業、非鉄金属、証券商品先物、その他金融業などが値下がり率上位、海運業、精密機器、ゴム製品、電気機器、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、日本郵政<6178>、ファーストリテ<9983>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、ファナック<6954>、みずほ<8411>、信越化<4063>、三菱商事<8058>、イビデン<4062>、中外薬<4519>、デンソー<6902>、INPEX<1605>、キリン<2503>などが下落。他方、ソフトバンクG<9984>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、コマツ<6301>、ベイカレント<6532>などが上昇している。 <FA> 2021/10/22 09:58 寄り付き概況 日経平均は102円安でスタート、ファーストリテやリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29152.74;-102.81TOPIX;2022.97;-4.70[寄り付き概況] 21日の日経平均は102.81円安の29152.74円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は152.03ドル高の35609.34ドル、ナスダックは7.41ポイント安の15121.68で取引を終了した。企業の好決算を好感した買いが続き、寄り付き後、上昇。ダウ平均株価は終日堅調に推移し、取引時間中の史上最高値を更新した。一方、ハイテク株は金利上昇を警戒し小幅下落した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。引き続き、原油高による企業収益の圧迫や、米長期金利の一段の上昇が警戒され、買い手控え要因となった。また、昨日の米株式市場でナスダック総合指数が下落し、東京市場でハイテク株などの重しとなった。一方、新型コロナ感染縮小による経済活動の活性化や、今後発表が本格化する国内主要企業の4-9月期決算への期待感が株価支援要因となった。また、昨日の日経平均が25日線を上抜けたことから、相場の底堅さが意識されたことも安心感となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10-16日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は9601億円だった。 セクター別では、精密機器、その他製品、食料品、電気機器、サービス業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、パルプ・紙、非鉄金属、不動産業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>、神戸物産<3038>、SUMCO<3436>、川崎汽船<9107>、キヤノン<7751>、ルネサス<6723>、オムロン<6645>などが下落。他方、NTT<9432>、KDDI<9433>、JR東海<9022>、ベイカレント<6532>、川崎重<7012>、INPEX<1605>、日産自<7201>、コマツ<6301>、アステラス薬<4503>、三菱電<6503>などが上昇している。 <FA> 2021/10/21 09:28 寄り付き概況 日経平均は170円高でスタート、東エレクや日産自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29385.95;+170.43TOPIX;2037.18;+10.61[寄り付き概況] 20日の日経平均は170.43円高の29385.95円と続伸して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は198.70ドル高の35457.31ドル、ナスダックは107.28ポイント高の15129.09で取引を終了した。企業の好決算を好感し、寄り付き後、上昇。ドルや原油価格の上昇が一段落したことも手伝い終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇した流れを引き継いだ。国内で新型コロナ感染縮小が継続しており、東京都が感染対策を徹底した認証店に対し酒類提供を含めた時短要請を解除する方針を固めたと伝えられたこともあり、経済活動の活性化への期待感が株価支援要因となった。また、昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上げ幅が主要3指数より大きかったことも、東京市場で半導体関連株などの支えとなった。一方、原油価格が高止まっていることから、企業収益への悪影響が引き続き懸念され、また、米長期金利の一段の上昇を警戒する向きもあり、買い手控え要因となったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は6228億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は5192億円の赤字だった。今日は、9月の中国70都市の新築住宅価格動向が発表される。 セクター別では、証券商品先物、電気機器、鉄鋼、ガラス土石製品、機械などが値上がり率上位、その他製品、空運業、陸運業、ゴム製品、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、日立<6501>、キヤノン<7751>、ルネサス<6723>、日産自<7201>、TDK<6762>、富士通<6702>、日本製鉄<5401>、武田薬<4502>、INPEX<1605>などが上昇。他方、任天堂<7974>、商船三井<9104>、ベイカレント<6532>、デンソー<6902>、ANA<9202>、JAL<9201>、神戸物産<3038>、JR西<9021>などが下落している。 <FA> 2021/10/20 09:28 寄り付き概況 日経平均は91円高でスタート、レーザーテックや任天堂などが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29117.28;+91.82TOPIX;2023.20;+3.97[寄り付き概況] 19日の日経平均は91.82円高の29117.28円と反発して取引を開始した。前日18日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は36.15ドル安の35258.61ドル、ナスダックは124.47ポイント高の15021.81で取引を終了した。中国の経済成長の鈍化や鉱工業生産が予想を下回ったため寄り付き後、大きく下落。NY原油が7年ぶり高値を更新し、根強いインフレや長期金利の上昇も警戒され、ダウは終日軟調に推移した。ハイテク株は強く、ナスダック総合指数は上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。国内の新型コロナ感染縮小が続いており、経済活動の活性化が期待されたほか、今日は衆院選が公示され、政策に対する期待感も高まりやすく、東京市場の株価支援要因となった。また、昨日の米株式市場でナスダック総合指数が終値で9月24日以来の1万5000台乗せとなったほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も上昇し、東京市場でハイテク株や半導体株の株価を支えた。一方、原油高による企業収益の圧迫や米長期金利の上昇、中国経済の先行き不透明感などの懸念材料がくすぶり、株価の重しとなったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、その他製品、精密機器、海運業、小売業、倉庫運輸関連などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、空運業、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、川崎汽船<9107>、神戸物産<3038>、HOYA<7741>、エムスリー<2413>、SMC<6273>などが上昇。他方、村田製<6981>、INPEX<1605>、三菱自<7211>、デンソー<6902>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、太陽誘電<6976>、キヤノン<7751>などが下落している。 <FA> 2021/10/19 09:29 寄り付き概況 日経平均は25円高でスタート、トヨタやソフトバンクGなどが買われている [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29093.82;+25.19TOPIX;2028.43;+4.50[寄り付き概況] 10月18日の日経平均は前週末比25.19円高の29093.82円と小幅続伸でスタート。15日の米国市場でダウ平均は382.20ドル高の35294.76ドル、ナスダックは73.91ポイント高の14897.34で取引を終了。9月小売売上高が予想外に2カ月連続の増加となったため景気回復期待が強まり寄り付き後、上昇。強い企業決算がインフレ懸念を相殺し、引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の29185円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日の日経平均は小幅に買いが先行。ただし、その後すぐにマイナスに転じる展開となっている。とはいえ、先週の日経平均は週間で1000円超の上昇となったこともあり、その反動はあくまで想定内といったところ。 売買代金上位では、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、INPEX<1605>、デンソー<6902>などが買われている反面、レーザーテック<6920>、ベイカレント<6532>、ソニーグループ<6758>、ダイキン<6367>などが軟調。業種別では、精密機器、医薬品、水産農林などが下落率上位で推移。 <FA> 2021/10/18 09:26 寄り付き概況 日経平均は236円高でスタート、ソニーGやSUMCOなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28787.26;+236.33TOPIX;2005.45;+18.48[寄り付き概況] 15日の日経平均は236.33円高の28787.26円と続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は534.75ドル高の34912.56ドル、ナスダックは251.79ポイント高の14823.43で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小となったため労働市場の回復期待に寄り付き後、上昇。9月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を下回りインフレ警戒感も後退した。さらに、企業の好決算を好感した買いも強まり、引けにかけて上げ幅を拡大。長期金利の低下でハイテク株も上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく上昇した流れを引き継いだ。また、外為市場で1ドル=113円80銭台と昨日15時頃に比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことも安心感となった。一方、昨日の海外市場で原油価格が上昇したことから、企業収益を圧迫するとの懸念が継続し、株価の重しとなった。また、昨日の日経平均が400円を超す上げとなったことに加え、週末ということもあり、短期的な利益確定売りも出やすかったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、電気機器、金属製品、保険業、機械、証券商品先物などが値上がり率上位、水産・農林業、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソニーG<6758>、SUMCO<3436>、日立<6501>、信越化<4063>、三菱自<7211>、SUBARU<7270>、ルネサス<6723>、キヤノン<7751>、オリックス<8591>、東京海上<8766>、富士通<6702>などが上昇。他方、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、任天堂<7974>、武田薬<4502>、資生堂<4911>などが下落している。 <FA> 2021/10/15 09:32 寄り付き概況 日経平均は124円高でスタート、アドバンテストや村田製などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28264.41;+124.13TOPIX;1974.37;+0.54[寄り付き概況] 14日の日経平均は124.13円高の28264.41円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日13日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は0.53ドル安の34377.81ドル、ナスダックは105.71ポイント高の14571.64で取引を終了した。9月CPIが予想を上回りインフレ懸念に寄り付き後、下落。金利先高感に加えて、年末商戦に向けたサプライチェーン混乱が浮き彫りとなり企業の業績に影響するとの懸念に下げ幅を拡大した。その後、長期金利の低下を受けたハイテク株の上昇が下支えとなり、引けにかけてダウは下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均はわずかに下落したものの、取引終了にかけて底堅い動きとなったことが安心感となり、また、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、原油先物相場が高止まっており、企業収益を圧迫するとの懸念がくすぶり、また、今月末投開票が見込まれる衆院選の動向が気掛かりだとし、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月3-9日に国内株を4週ぶりに買い越した。買越額は1兆135億円だった。今日はPHCホールディングス<6523>が東証1部に上場した。今日は臨時国会会期末で衆院解散となる見込み。また、日本時間の10時30分に9月の中国消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)が発表される予定となっている。 セクター別では、精密機器、その他製品、海運業、電気機器、サービス業などが値上がり率上位、空運業、石油石炭製品、銀行業、鉱業、輸送用機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、日本電産<6594>、日本製鉄<5401>、HOYA<7741>、ファナック<6954>、ルネサス<6723>、安川電<6506>、富士通<6702>、JT<2914>などが上昇。他方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、JAL<9201>、ANA<9202>、三菱自<7211>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、JR東<9020>、JR東海<9022>、東電力HD<9501>などが下落している。 <FA> 2021/10/14 09:31 寄り付き概況 日経平均は145円安でスタート、日本郵船やホンダなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28085.44;-145.17TOPIX;1978.18;-4.50[寄り付き概況] 13日の日経平均は145.17円安の28085.44円と続落して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続落。ダウ平均は117.72ドル安の34378.34ドル、ナスダックは20.27ポイント安の14465.93で取引を終了した。8月求人件数が年初来初めて減少したため雇用回復への懸念に、寄り付き後、下落。インフレ指標発表を今週控えていることや、連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長やボスティック米アトランタ連銀総裁が11月の資産購入縮小を支持する考えを示したため金利先高感が重しとなり、引けにかけて、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。国際通貨基金(IMF)が21年の日本の実質成長率見通しを前回7月の予測から0.4ポイント引き下げ2.4%としたことなどが株価の重しとなった。また、今晩、9月の米消費者物価指数が発表されるほか、日本時間の明日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月21-22日開催分)が公表されることから、これらの内容を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の海外市場で、米指標油種のWTI先物が下げる場面があるなど、原油価格の上昇が一服したことなどから、過度なインフレ懸念が緩和し、このところ上昇傾向となっていた米長期金利が低下したことなどが東京市場の株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比2.4%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1.7%増だった。今日は9月の中国貿易統計が発表される。 セクター別では、海運業、鉄鋼、鉱業、保険業、ガラス土石製品などが値下がり率上位、その他製品、空運業、不動産業、水産・農林業、食料品などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、ホンダ<7267>、INPEX<1605>、日本製鉄<5401>、JFE<5411>、信越化<4063>、伊藤忠<8001>、安川電<6506>、クボタ<6326>、パナソニック<6752>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、ヒューリック<3003>、ベイカレント<6532>、7&iHD<3382>、JT<2914>、神戸物産<3038>、エムスリー<2413>、マツダ<7261>、三菱自<7211>、オリックス<8591>などが上昇している。 <FA> 2021/10/13 09:26 寄り付き概況 日経平均は39円安でスタート、ファーストリテやリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28458.88;-39.32TOPIX;1993.69;-2.89[寄り付き概況] 12日の日経平均は39.32円安の28458.88円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は続落。ダウ平均は250.19ドル安の34496.06ドル、ナスダックは93.34ポイント安の14486.20で取引を終了した。買戻しの動きに寄り付き後、上昇。ただ、コロンバスデーの祝日で債券市場が休場で買いが続かず、さらに、金融機関による2021年、22年度の成長率見通し引き下げが嫌気され下落に転じた。NY原油先物が7年ぶり高値で引け、商品価格の上昇を背景としたインフレ懸念も根強く、引けにかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が取引終了にかけて軟調な展開となったことが東京市場の重しとなったことに加え、日経平均が昨日までの3日続伸で900円を超す上げとなったことから短期的な利益確定売りも出やすかった。また、引き続き原油価格上昇による企業収益の圧迫などが懸念されたことも買い手控え要因となった。一方、外為市場で1ドル=113円40銭前後と、昨日15時頃に比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが買い安心感となり、また、国内で新型コロナ感染が一段と縮小しており、経済活動活性化が期待され、買い手掛かり要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の国内企業物価指数は、前年同月比6.3%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同5.9%上昇だった。 セクター別では、空運業、情報・通信業、海運業、小売業、陸運業などが値下がり率上位、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属、輸送用機器、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、ANA<9202>、SUMCO<3436>、信越化<4063>、安川電<6506>、神戸物産<3038>、花王<4452>などが下落。他方、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、武田薬<4502>、中外薬<4519>、INPEX<1605>、ENEOS<5020>、住友鉱<5713>、日本製鉄<5401>などが上昇している。 <FA> 2021/10/12 09:32 寄り付き概況 日経平均は71円安でスタート、東エレクや村田製作所などが軟調 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27977.57;-71.37TOPIX;1963.37;+1.52[寄り付き概況] 10月11日の日経平均は前週末比71.37円安の27977.57円と3営業日ぶりに反落でスタート。8日の米国市場でダウ平均は8.69ドル安の34746.25ドル、ナスダックは74.48ポイント安の14579.54で取引を終了。9月雇用統計で雇用の伸びが2カ月連続で予想を大幅に下回ったため失望感から、寄り付き後、下落。ただ、債務不履行懸念が後退したため景気循環株の買いが再燃し、ダウは一時上昇に転じる局面もあった。しかし、金利先高感などが重しとなり買いが続かず結局、下落で終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の28075円。本日の日経平均は売り先行でスタート。岸田首相が一部メディアに出演した際に、金融所得課税に関して「当面は触ることは考えていない」と言及。これにより、やや安心感が広がる展開が市場では期待されていたものの、朝方は想定よりも弱い動きに。ただし、その後は下げ幅を縮める動きも。 売買代金上位では、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>といった海運株の他、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>などが強い値動きとなる反面、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、安川電機<6506>、村田製作所<6981>などが軟調。業種別では、海運、ゴム製品、鉱業などが上昇率上位で推移。 <FA> 2021/10/11 09:25 寄り付き概況 日経平均は353円高でスタート、川崎汽船や三菱商事などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28031.37;+353.16TOPIX;1964.16;+24.54[寄り付き概況] 8日の日経平均は353.16円高の28031.37円と続伸して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.95ドル高の34754.94ドル、ナスダックは152.11ポイント高の14654.02で取引を終了した。失業保険申請件数が予想以上に減少したため雇用回復期待に、寄り付き後、上昇。その後、民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにしたため、債務不履行は当面回避できるとの安心感に上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって3日続伸となった流れを引き継いだ。また、東京都が、新型コロナの感染状況と医療提供体制の警戒レベルをそれぞれ1段階、引き下げるなど、感染縮小が続いており、経済活動の本格的な再開への期待感が引き続き買い手掛かり要因となった。一方、昨日の海外市場で原油価格が反発したこともあり、原油高が企業収益の圧迫要因となるとの見方が継続し、株価の重しとなった。また今日は、国慶節(建国記念日)の連休で休場していた上海・深セン市場が1週間ぶりに再開することに加え、今晩は9月の米雇用統計の発表が予定されており、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比3.0%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同1.5%減少だった。同じく取引開始前に発表された8月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1兆6656億円の黒字。前年同月に比べ4196億円黒字幅が縮小した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆5409億円の黒字だった。今日は株価指数オプション10月物の特別清算指数(SQ)の算出日。SQ値はQUICK試算で28098.14円だった。また、今日は日本エコシステムが東証2部と名証2部に上場した。 セクター別では、全業種が値上がり。石油石炭製品、輸送用機器、鉱業、サービス業、機械などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、川崎汽船<9107>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>、三菱商事<8058>、日本電産<6594>、安川電<6506>、オムロン<6645>、イオン<8267>、キヤノン<7751>などが上昇。他方、武田薬<4502>、東電力HD<9501>などが下落している。 <FA> 2021/10/08 09:41 寄り付き概況 日経平均は137円高でスタート、東エレクやキーエンスなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27665.97;+137.10TOPIX;1947.07;+5.16[寄り付き概況] 7日の日経平均は137.10円高の27665.97円と9日ぶりに反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は102.32ドル高の34416.99ドル、ナスダックは68.08ポイント高の14501.91で取引を終了した。インフレ懸念や債務不履行への警戒感に寄り付き後、下落。金融アナリストによる企業の見通し引き下げが相次いだことも失望感に繋がり、下げ幅を拡大した。膠着状態だった債務上限協議において、共和党が妥協案を提示したとの報道で警戒感が後退し、引けにかけて、上昇に転じた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日までの8日続落で2700円を超す下げとなったことから、値ごろ感からの買いが入りやすく、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって続伸した流れを引き継いだ。また、サッカー・Jリーグの試合で「ワクチン・検査パッケージ」活用の実証実験が行われたことなどもあり、新型コロナ感染縮小による経済活動の本格再開への期待感が引き続き買い手掛かり要因となった。一方、中国の不動産業界の資金繰り悪化や中国経済の先行き不透明感、米連邦債務の上限問題、インフレなどへの警戒感がくすぶっており、買い手控え要因となったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月26日-10月2日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は3343億円だった。今日はワンキャリア<4377>がマザーズに上場した。今日は中国(上海・深セン)市場が休場となる。 セクター別では、情報・通信業、電気機器、機械、海運業、精密機器などが値上がり率上位、空運業、石油石炭製品、鉄鋼、鉱業、電気・ガス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、ベイカレント<6532>、ダイキン<6367>、村田製<6981>、ファナック<6954>、KDDI<9433>、日本電産<6594>、アステラス薬<4503>などが上昇。他方、武田薬<4502>、日本郵政<6178>、JR東海<9022>、JR東<9020>、JAL<9201>、イオン<8267>、日本製鉄<5401>、三菱商事<8058>、OLC<4661>などが下落している。 <FA> 2021/10/07 09:26 寄り付き概況 日経平均は211円高でスタート、レーザーテックや信越化などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28033.91;+211.79TOPIX;1962.20;+14.45[寄り付き概況] 6日の日経平均は211.79円高の28033.91円と8日ぶり反発して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反発。ダウ平均は311.75ドル高の34314.67ドル、ナスダックは178.35ポイント高の14433.83で取引を終了した。良好な9月ISM非製造業景況指数の結果を受け、景気回復期待が再燃し寄り付き後、上昇。その後、バイデン大統領の経済政策課題の多くを盛り込む税制・支出法案を巡り反対姿勢を示していた民主党穏健派のマンチン上院議員が規模で妥協する姿勢を示すと、上昇幅が拡大。ハイテク株の買いも再開した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。日経平均が昨日までの7日続落で2400円を超す下げとなったことから、値ごろ感からの買いが入りやすく、また、外為市場で1ドル=111円50銭前後と昨日15時頃に比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことが、輸出株などの株価下支え要因となった。一方、中国の不動産業界の資金繰り悪化や中国経済の先行き不透明感、米連邦債務の上限問題への警戒感に加え、昨日の海外市場で原油先物相場が続伸したことからインフレ懸念もくすぶっており、買い手控え要因となったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。今日は、中国(上海・深セン)市場がが休場となる。 セクター別では、石油石炭製品、精密機器、鉱業、機械、化学などが値上がり率上位、海運業、空運業、医薬品、輸送用機器、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、信越化<4063>、SUMCO<3436>、ルネサス<6723>、ダイキン<6367>、日本電産<6594>、村田製<6981>、出光興産<5019>、HOYA<7741>、富士フイルム<4901>などが上昇。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、武田薬<4502>、中外薬<4519>、東電力HD<9501>、ベイカレント<6532>、日産自<7201>、ANA<9202>などが下落している。 <FA> 2021/10/06 09:38 寄り付き概況 日経平均は394円安でスタート、レーザーテックや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28050.39;-394.50TOPIX;1954.33;-19.59[寄り付き概況] 5日の日経平均は394.50円安の28050.39円と7日続落して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は反落。ダウ平均は323.54ドル安の34002.92ドル、ナスダックは311.21ポイント安の14255.48で取引を終了した。中国の不動産開発大手、中国恒大集団と傘下の不動産サービス部門の株式取引が香港市場で停止との報道が嫌気され、寄り付き後、下落。石油輸出国機構(OPEC)プラス会合で、大幅増産が回避されNY原油先物がほぼ7年ぶり高値を更新したほか、セントルイス連銀のブラード総裁も高インフレが2022年まで続く可能性を示唆し、インフレ警戒感も売り材料となった。また、与野党の対立で、バイデン大統領が債務上限突破のリスクを警告したことも嫌気され、大幅下落となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。中国の不動産業界の資金繰り悪化や中国経済の先行き不透明感、米連邦債務の上限問題に加え、昨日の海外市場で原油先物価格が約7年ぶりの高値をつけ、企業収益を圧迫するとの懸念などが株価の重しとなり、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落した流れを引き継いだ。一方、日経平均が昨日までの6日続落で1800円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかったことに加え、昨日発足した岸田新政権の政策や、新型コロナ対策の緊急事態宣言の解除による経済活動の活性化への期待感が、引き続き株価下支え要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同0.2%上昇だった。今日は中国(上海・深セン)市場が休場となる。 セクター別では、精密機器、輸送用機器、電気機器、機械、海運業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、保険業、銀行業、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、日本郵船<9101>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ルネサス<6723>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本電産<6594>、村田製<6981>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>などが下落。他方、ENEOS<5020>、出光興産<5019>、アサヒ<2502>、キリン<2503>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <FA> 2021/10/05 09:28 寄り付き概況 日経平均は273円高でスタート、東海旅客鉄道やオリエンタルランドなどが堅調 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;29044.47;+273.40TOPIX;2006.67;+20.36[寄り付き概況] 10月4日の日経平均は前週末比273.40円高の29044.47円と大幅反発でスタート。1日の米国市場でダウ平均は482.54ドル高の34326.46ドル、ナスダックは118.12ポイント高の14566.70で取引を終了。9月ISM製造業景況指数や消費者信頼感指数が予想外に改善を示したため、寄り付き後、上昇。その後、格付け会社フィッチが債務上限問題の解決が遅れた場合格付けを圧迫すると警告したため、一時下落に転じる局面もあった。しかし、新型コロナ感染の沈静化や新たな治療薬などへの期待に景気循環株に買いが向かい再び上昇。長期金利の低下を受けてハイテク株が下げ止まったことも手伝い、引けにかけダウは上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の29050円。本日の日経平均は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行でスタート。前週末の反動の他、岸田内閣発足によって改めて政策期待が高まりやすいことや「米メルクのコロナ飲み薬、年内に日本調達へ」等の報道も出ているなか、経済正常化に向けて期待感が高まっていることも背景に。 売買代金上位では、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などの下げがきつい反面、東海旅客鉄道<9022>、ダイキン<6367>、日本航空<9201>、東日本旅客鉄道<9020>、オリエンタルランド<4661>、ANA<9202>などが堅調。業種別では、空運、鉱業、陸運、パルプ紙などが上昇率上位で推移。 <FA> 2021/10/04 09:29

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