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寄り付き概況 日経平均は193円高でスタート、エムスリーや信越化などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27909.15;+193.40TOPIX;1954.43;+8.68[寄り付き概況] 28日の日経平均は193.40円高の27909.15円と続伸して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反発。ダウ平均は436.05ドル高の32197.59ドル、ナスダックは469.85ポイント高の12032.42で取引を終了した。主要ハイテク企業の決算で、見通しが警戒されたほど悪化せず、投資家心理が改善し寄り付き後、上昇。また、上院が520億ドル規模の半導体産業支援法案を可決したことも相場を押し上げる要因となった。その後、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り2会合連続で政策金利0.75%の追加利上げを決定。サプライズなく買いが継続したほか、パウエル議長が今後の利上げのペースを巡り慎重な姿勢を示したため金利が低下、引けにかけて買い戻しに拍車がかかった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。特に、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の大幅上昇となり、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、日経平均終値が昨日まで6日連続で200日移動平均線を上回ったことから、相場の腰の強さを指摘する向きもあった。さらに、主要企業の4-6月期決算発表が増えており、引き続き好業績銘柄への物色意欲が強く株価支援要因となった。一方、国内で新型コロナ新規感染者数が過去最多となるなど感染拡大に歯止めがかからず、景気の下押し要因となることが懸念された。また、日経平均が心理的な節目とされる28000円に接近していることから利益確定売りが出やすいとの見方もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は17-23日に国内株を3週連続で買い越した。買越額は2981億円だった。今日は、HOUSEI<5035>、unerry<5034>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、ゴム製品、電気機器、石油石炭製品、精密機器などが値上がり率上位、保険業、倉庫運輸関連、医薬品、食料品、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、信越化<4063>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、SUMCO<3436>、スクリーンHD<7735>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、レノバ<9519>、ZHD<4689>、メルカリ <4385>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>、などが上昇。他方、サイバー<4751>、積水ハウス<1928>、東京海上<8766>、ユニチャーム<8113>、東電力HD<9501>、第一三共<4568>、武田薬<4502>、塩野義薬<4507>、三菱重<7011>、JR東<9020>、JR東海<9022>、キヤノン<7751>などが下落している。 <FA> 2022/07/28 09:27 寄り付き概況 日経平均は80円安でスタート、大阪チタやキヤノンなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27575.16;-80.05TOPIX;1938.82;-4.35[寄り付き概況] 27日の日経平均は80.05円安の27575.16円と3日続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は下落。ダウ平均は228.50ドル安の31761.54ドル、ナスダックは220.09ポイント安の11562.57で取引を終了した。ディスカウント小売りのウォルマート(WMT)による通期予想の下方修正を受けて小売りセクターが売られ、寄り付き後、下落。国際通貨基金(IMF)による成長率見通しの下方修正に加え、5月住宅価格指数や7月消費者信頼感指数、6月新築住宅販売件数も軒並み予想を下回ったため、成長減速懸念がさらなる売り圧力となり、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の本格再開が後ずれすることが引き続き懸念され、買い手控え要因となった。さらに、日本時間の明日未明に、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、主要企業の4-6月期決算発表が増えており、好業績銘柄に対する物色意欲が株価下支え要因となった。また、昨日の米株式市場の取引終了後に発表されたアルファベットの4-6月期決算は売上高と1株利益が市場予想下回ったが、悪材料出尽くし感から同社株が時間外取引で上昇し、ダウ平均先物も時間外取引で底堅く推移していることも東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、機械、輸送用機器、電気機器、非鉄金属、金属製品などが値下がり率上位、電気・ガス業、鉱業、海運業、医薬品、陸運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、大阪チタ<5726>、東邦チタニウム <5727>、キヤノン<7751>、日東電<6988>、ダブル・スコープ<6619>、ファナック<6954>、大塚HD<4578>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>、ホンダ<7267>、ダイキン<6367>、京セラ<6971>などが下落。他方、中外薬<4519>、アステラス薬<4503>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、JT<2914>、川崎汽船<9107>、ベイカレント<6532>、レーザーテック<6920>、花王<4452>、日立金<5486>などが上昇している。 <FA> 2022/07/27 09:24 寄り付き概況 日経平均は17円安でスタート、エムスリーや任天堂などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27682.20;-17.05TOPIX;1944.08;+0.87[寄り付き概況] 26日の日経平均は17.05円安の27682.20円と続落して取引を開始した。前日25日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は90.75ドル高の31990.04ドル、ナスダックは51.44ポイント安の11782.67で取引を終了した。6月シカゴ連銀全米活動指数や7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り2カ月連続のマイナスに落ち込んだため景気後退懸念に寄り付き後、下落。今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒し、終日調整が続き売り買いが交錯。ダウはプラス圏を維持したものの、ハイテク株は金利の上昇や主要ハイテク企業決算の発表を控えた警戒感に売られ、ナスダック総合指数は下落で終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、国内で初めて「サル痘」の感染者が確認されたことに加え、新型コロナに関し、従来のオミクロン株の3倍の感染力を持つ「ケンタウロス」と呼ばれるオミクロン株の新たな変異株が国内で初めて確認されたと伝えられたこともあり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が投資家心理を委縮させた。一方、昨日の米株式市場でダウ平均やS&P500が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が200日移動平均線を上回った水準で推移したことから相場の基調は強いとの見方もあり、寄り後、日経平均は昨日終値をはさんで推移している。 セクター別では、海運業、その他製品、精密機器、電気機器、小売業などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、鉄鋼、保険業、ゴム製品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、任天堂<7974>、キーエンス<6861>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、レーザーテック<6920>、オムロン<6645>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、7&iHD<3382>などが下落。他方、三菱UFJ<8306>、住友鉱<5713>、三井物産<8031>、JR西<9021>、コマツ<6301>、日本製鉄<5401>、神戸物産<3038>、INPEX<1605>、大阪チタ<5726>などが上昇している。 <FA> 2022/07/26 09:28 寄り付き概況 日経平均は216円安でスタート、レーザーテックや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27697.77;-216.89TOPIX;1944.63;-11.34[寄り付き概況] 7月25日の日経平均は前週末比216.89円安の27697.77円と8日ぶり反落でスタート。22日の米国市場でダウ平均は137.61ドル安の31899.29ドル、ナスダックは225.50ポイント安の11834.11で取引を終了。企業収益を圧迫すると警戒されていたドル高が一段落したことを好感し、寄り付き後上昇。しかし、主要ハイテク企業の先陣をきって発表した写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)の四半期決算がデジタル広告需要の低迷で予想を下回る低調な結果となったため、ハイテクセクターが売られ相場全体を押し下げ、下落に転じた。 さらに、7月購買担当者景気指数(PMI)総合速報値が予想外に2年ぶりに活動縮小の50割れとなり、景気後退懸念がさらなる売り圧力となり、主要株価指数は下げ幅を拡大して終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比250円安の27640円。本日の日経平均は売りが先行。日経平均は7営業日続伸でここまで大幅に上昇していた他、26-27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、一旦は利益確定の売りも出やすい局面だろう。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、リクルートホールディングス<6098>、信越化<4063>、エーザイ<4523>などが下落する一方、東京電力HD<9501>、大和ハウス<1925>、レノバ<9519>などが上昇。業種別では、サービス、電気機器、海運などが下落率上位で推移。 <FA> 2022/07/25 09:29 寄り付き概況 日経平均は29円安でスタート、レノバや中外薬などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27773.14;-29.86TOPIX;1945.54;-5.05[寄り付き概況] 22日の日経平均は29.86円安の27773.14円と7日ぶり反落して取引を開始した。前日21日のダウ平均は162.06ドル高の32036.90ドル、ナスダックは161.96ポイント高の12059.61で取引を終了した。週次新規失業保険申請件数が予想外に増加したほか、7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や6月景気先行指数が予想外に悪化したため、景気減速を懸念した売りが先行した。バイデン大統領が新型コロナウイルス検査で陽性症状との政府公表を受け売りが一段と加速した。その後、大統領の病状が深刻化するリスクは低いと発表され買い戻しが強まり、ダウは上昇に転じた。ハイテクセクターが支援したほか、予想を上回る企業決算を好感した買いも後押しし、引けにかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの6日続伸で1400円を超す上げとなったことから利益確定売りが出やすく、また、外為市場で1ドル=137円20銭前後と昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなった。さらに、国内の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が継続し、買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京株式市場の株価を支えた。また、欧州中央銀行(ECB)が政策金利を、一部で予想されていた0.25%を上回る0.5%引き上げると決めたが、昨日の欧州株式市場で目立った混乱がなかったことも安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.2%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10-16日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は4760億円だった。 セクター別では、空運業、保険業、精密機器、石油石炭製品、ゴム製品などが値下がり率上位、海運業、パルプ・紙、化学、食料品、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レノバ<9519>、中外薬<4519>、HOYA<7741>、東電力HD<9501>、JR東<9020>、東京海上<8766>、住友鉱<5713>、ANA<9202>、ホンダ<7267>、オリンパス<7733>、塩野義薬<4507>、シマノ<7309>、日本郵政<6178>、エムスリー<2413>などが下落。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、ディスコ<6146>、キーエンス<6861>、富士通<6702>、ベイカレント<6532>などが上昇している。 <FA> 2022/07/22 09:29 寄り付き概況 日経平均は52円安でスタート、塩野義薬や日本製鉄などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27627.88;-52.38TOPIX;1938.76;-7.68[寄り付き概況] 21日の日経平均は52.38円安の27627.88円と6日ぶり反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は47.79ドル高の31874.84ドル、ナスダックは184.50ポイント高の11897.65で取引を終了した。先週分の住宅ローンの需要が22年ぶりの低水準に落ち込んだほか、6月中古住宅販売件数が2年ぶりの最低となり、国内経済の減速を警戒した売りに、寄り付き後、下落。旅行関連株の買いに支えられ、ダウはプラス圏に改善も、イタリアの複数の政党がドラギ首相の支持を拒否し、政権崩壊リスクが高まったとの報道をきっかけに、世界経済に悲観的な見通しが再び重しとなった。しかし、ハイテク株の買戻しが続きダウを支援し、主要株式指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。日経平均が昨日までの5日続伸で1300円を超す上げとなったことから利益確定売りが出やすかった。また、国内の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が継続し、株価の重しとなった。さらに今日は、日銀金融政策決定会合の結果と7月の「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」が公表され、黒田日銀総裁が記者会見することから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ナスダック総合指数が1%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の上昇と、ダウ平均(0.15%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となった。また、昨日の日経平均が200日移動平均線を上回って取引を終えたことから、相場の基調の強さを指摘する向きもあり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。なお、取引開始前に発表された6月の貿易収支は1兆3838億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆5097億円の赤字だった。 セクター別では、鉄鋼、証券商品先物、電気・ガス業、その他金融業、医薬品などが値下がり率上位、鉱業、海運業、サービス業、パルプ・紙、情報・通信業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、塩野義薬<4507>、日本製鉄<5401>、日本電産<6594>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>、オリンパス<7733>、レノバ<9519>、第一三共<4568>、信越化<4063>、三井物産<8031>、村田製<6981>、三菱UFJ<8306>などが下落。他方、エイチ・アイ・エス<9603>、メルカリ <4385>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、TDK<6762>、富士通<6702>、HOYA<7741>、INPEX<1605>、東京海上<8766>などが上昇している。 <FA> 2022/07/21 09:24 寄り付き概況 日経平均は334円高でスタート、東エレクやレーザーテックなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27295.95;+334.27TOPIX;1927.14;+24.35[寄り付き概況] 20日の日経平均は334.27円高の27295.95円と5日続伸して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は反発。ダウ平均は754.44ドル高の31827.05ドル、ナスダックは353.10ポイント高の11713.15で取引を終了した。予想を上回った企業決算を好感した買いに、寄り付き後、上昇。疾病管理予防センター(CDC)がクルーズ船での新型コロナ感染件数を監視するプロブラムを終了したため旅行関連株中心に買いが広がり、一段の上げに繋がった。ロシアの国営ガス会社がパイプライン、ノルドストリーム1を通じた欧州への天然ガスの輸出を再開するとの報道で、世界経済への悲観的見方も後退し相場の上昇ををさらに支援し、引けにかけて主要株式指数は一段高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅高となったことが東京市場の株価を支えた。中でも、ナスダック総合指数が3.1%上昇、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.6%上昇と、ダウ平均(2.4%上昇)より上昇率が高く、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、日経平均が昨日までの4日続伸で600円を超す上げとなったことから戻り待ちの売りが出やすかった。また、国内の新型コロナ感染拡大で経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が引き続き投資家心理の重しとなったことに加え、今後発表が本格化する内外企業の4-6月期決算を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、ゴム製品、機械、金属製品などが値上がり率上位、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、キーエンス<6861>、メルカリ<4385>、ベイカレント<6532>、ダイキン<6367>、日本電産<6594>、リクルートHD<6098>、富士通<6702>、HOYA<7741>、SMC<6273>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>などが上昇。他方、7&iHD<3382>、レノバ<9519>などが下落している。 <FA> 2022/07/20 09:29 寄り付き概況 日経平均は215円高でスタート、INPEXや川崎汽船などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27003.83;+215.36TOPIX;1906.23;+13.73[寄り付き概況] 19日の日経平均は215.36円高の27003.83円と4日続伸して取引を開始した。前日18日の米国株式市場は反落。ダウ平均は215.65ドル安の31072.61ドル、ナスダックは92.37ポイント安の11360.05で取引を終了した。金融のゴールドマンサックス(GS)や銀行のバンク・オブ・アメリカ(BAC)の予想を上回った四半期決算を好感した買いに、寄り付き後、大きく上昇。その後、7月NAHB住宅市場指数の予想以上の悪化で、景気減速への懸念が再燃し、上げ幅を縮小した。さらに、携帯端末のアップル(AAPL)が一部部門で23年度の新規採用や支出減速報道で売られ、警戒感がさらに強まり、主要株式指数は下落に転じた。引けにかけ下げ幅を拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したが、先週末と昨日の2日間合計ではダウ平均が442ドル、ナスダック総合指数が108ポイント上昇しており、東京市場の支えとなった。また、昨日の香港ハンセン指数や上海総合指数が大きく上昇したことも東京市場の株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が一時350ドルを超す上げとなった後、売りに押される展開となったことが東京市場の心理的な重しとなった。また、新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が継続していることも買い手控え要因となったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、海運業、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位、電気・ガス業、医薬品、水産・農林業、その他製品、精密機器などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、住友鉱<5713>、ファーストリテ<9983>、日立<6501>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、ホンダ<7267>、三菱重<7011>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、ベイカレント<6532>などが上昇。他方、東電力HD<9501>、レノバ<9519>、エムスリー<2413>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、村田製<6981>、日本電産<6594>、任天堂<7974>、武田薬<4502>、塩野義薬<4507>、7&iHD<3382>などが下落している。 <FA> 2022/07/19 09:35 寄り付き概況 日経平均は92円高でスタート、東電力HDやファーストリテなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26736.08;+92.69TOPIX;1896.65;+3.52[寄り付き概況] 15日の日経平均は92.69円高の26736.08円と3日続伸して取引を開始した。前日14日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は142.62ドル安の30630.17ドル、ナスダックは3.60ポイント高の11251.18で取引を終了した。銀行決算が低調で失望感が広がったほか、6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため7月の連邦公開市場委員会(FOMC)での1%利上げの確率が上昇し、警戒感から売られ、寄り付き後、下落。同時に景気後退懸念も強まり、さらなる売り圧力となった。また、JPモルガン・チェース(JPM)のダイモン最高経営責任者(CEO)が四半期決算発表後の電話会見で複数の深刻な問題があると警告したことも売り材料となり、終日軟調推移。その後、FRBのウォラー理事が市場の1%利上げの憶測は時期尚早との見解を示し金利が低下するとハイテク中心に買い戻しが広がった。ダウは下げ幅を縮小、ナスダック総合指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が一時600ドルを超す下げとなったが取引終了にかけて下げ渋ったことが東京市場で一定の安心感となった。また、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。国内要因では、3-5月期決算発表がピークとなっており、好決算銘柄や好業績銘柄への物色意欲が継続した。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が5日続落となったことが東京市場の株価を抑えた。また、国内で新型コロナ感染が急速に拡大しており、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念が株価の重しとなった。さらに、明日から東京市場が3連休となるとことあり、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は前場の時間帯に、中国の4-6月期GDP、6月の中国工業生産高、6月の中国小売売上高などが発表される。 セクター別では、電気・ガス業、医薬品、その他製品、情報・通信業、電気機器などが値上がり率上位、銀行業、その他金融業、石油石炭製品、鉱業、保険業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、関西電力<9503>、日製鋼<5631>、ファーストリテ<9983>、SHIFT<3697>、任天堂<7974>、日本電産<6594>、塩野義薬<4507>、デンソー<6902>、武田薬<4502>、キーエンス<6861>、小野薬<4528>、レノバ<9519>、テルモ<4543>、NTT<9432>、レーザーテック<6920>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、オリックス<8591>、第一生命HD<8750>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、日産自<7201>、資生堂<4911>、富士フイルム<4901>、INPEX<1605>などが下落している。 <FA> 2022/07/15 09:28 寄り付き概況 日経平均は121円安でスタート、エムスリーや東電力HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26357.32;-121.45TOPIX;1877.43;-11.42[寄り付き概況] 14日の日経平均は121.45円安の26357.32円と反落して取引を開始した。前日13日の米株式市場でダウ平均は208.54ドル安の30772.79ドル、ナスダックは17.15ポイント安の11247.58で取引を終了した。6月消費者物価指数(CPI)が前年比で41年ぶりの高水準に加速したことを受け、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で1.0%利上げ観測も浮上したため売りが先行した。金利高が重しとなり、終日軟調推移となったが、景気後退観測が強まると、同時に引き締めも想定された程は進まないとの見方も広がり、長期金利が低下に転じると売り圧力も後退し、引けにかけて下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の景気敏感株などの重しとなった。また、国内で新型コロナの1日あたりの新規感染者が過去最多に迫るなど感染が急速に拡大しており、今週末の連休や夏休み期間中に感染がさらに拡大し、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念があり買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したものの、ナスダック総合指数が0.15%の下落とダウ平均(0.67%下落)に比べ下落率が小幅で、また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3-9日に国内株を4週ぶりに買い越した。買越額は5263億円だった。 セクター別では、保険業、銀行業、輸送用機器、精密機器、機械などが値下がり率上位、水産・農林業、鉄鋼、ゴム製品、陸運業、倉庫運輸関連が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、エムスリー<2413>、東電力HD<9501>、HOYA<7741>、デンソー<6902>、東京海上<8766>、丸紅<8002>、日立<6501>、日立建<6305>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、三井物産<8031>などが下落。他方、スズキ<7269>、JR東<9020>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>などが上昇している。 <FA> 2022/07/14 09:24 寄り付き概況 日経平均は67円高でスタート、協和キリンや東宝などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26403.79;+67.13TOPIX;1887.90;+4.60[寄り付き概況] 13日の日経平均は67.13円高の26403.79円と反発して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続落。ダウ平均は192.51ドル安の30981.33ドル、ナスダックは107.87ポイント安の11264.73で取引を終了した。新型コロナ感染拡大を受けた中国上海の都市封鎖や消費者物価指数(CPI)発表を控えた警戒感で売られ、寄り付き後、下落。その後、飲料メーカーのペプシコ(PEP)などの好決算で投資家心理が改善し、一時上昇に転じた。しかし、長短金利の逆転が悪化したため景気後退懸念が重しとなり再び売られ、引けにかけてCPIの悪化を示す偽造のリーク報道を材料に売りが加速、下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。国内企業の3-5月期決算発表が増えており、好業績銘柄に資金が向かいやすくなっている。また、昨日の日経平均が400円を超す下げとなったことから、短期的な戻りを期待する買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、国内で新型コロナ感染が急速に拡大しており、経済活動の本格再開が後ずれするとの懸念に加え、中国上海の都市封鎖による中国経済の先行き不透明感が意識され、買い手控え要因となった。さらに、今晩6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることからこれを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は6月の中国貿易統計が発表される。 セクター別では、パルプ・紙、空運業、金属製品、輸送用機器、繊維製品などが値上がり率上位、鉱業、石油石炭製品、保険業、卸売業、医薬品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、協和キリン<4151>、東宝<9602>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、村田製<6981>、キーエンス<6861>、三菱重<7011>、SMC<6273>、ファナック<6954>、JAL<9201>、日本電産<6594>、東エレク<8035>、信越化<4063>、ソフトバンクG<9984>、AGC<5201>などが上昇。他方、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、東京海上<8766>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、伊藤忠<8001>、キヤノン<7751>、塩野義薬<4507>、KDDI<9433>などが下落している。 <FA> 2022/07/13 09:23 寄り付き概況 日経平均は111円安でスタート、ソフトバンクGやTDKなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26701.00;-111.30TOPIX;1907.68;-6.98[寄り付き概況] 12日の日経平均は111.30円安の26701.00円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日11日の米国株式市場は下落。ダウ平均は164.31ドル安の31173.84ドル、ナスダックは262.71ポイント安の11372.60で取引を終了した。新型コロナ感染拡大で、中国都市の一部が再び都市封鎖入りし世界経済の成長を一段と妨げるとの懸念に寄り付き後、下落。今週、発表されるインフレ指標や企業決算シーズン入りで冴えない見通しなどを警戒した売り圧力も強く、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなり、中でも、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%を超す下げでダウ平均(0.5%下落)より下落率が大きく、東京市場のハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、日経平均が昨日までの3日続伸で700円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りも出やすかった。一方、外為市場で1ドル=137円30前後と昨日15時頃に比べ30銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京株式市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、国内企業の3-5月期決算発表が増えており、引き続き好業績銘柄に資金が向かいやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された6月の国内企業物価指数は、前年同月比9.2%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同8.9%上昇だった。 セクター別では、鉱業、非鉄金属、精密機器、石油石炭製品、機械などが値下がり率上位、電気・ガス業、保険業、海運業、医薬品、倉庫運輸関連などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、カシオ<6952>、安川電<6506>、SMC<6273>、住友化<4005>、ファナック<6954>、村田製<6981>、キーエンス<6861>、日本電産<6594>、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、INPEX<1605>などが下落。他方、7&iHD<3382>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、JR東<9020>、東京海上<8766>、KDDI<9433>、NTT<9432>、武田薬<4502>、東電力HD<9501>などが上昇している。 <FA> 2022/07/12 09:21 寄り付き概況 日経平均は375円高でスタート、ソニーGやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26892.73;+375.54TOPIX;1912.82;+25.39[寄り付き概況] 7月11日の日経平均は前週末比375.54円高の26892.73円と大幅続伸でスタート。8日の米国市場でダウ平均は46.40ドル安の31338.15ドル、ナスダックは13.96ポイント高の11635.31で取引を終了。6月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を大きく上回り、平均賃金の伸びも小幅ながら予想を上回ったことで労働市場の堅調さが確認された。同時に強まった金融引き締めの強化を警戒した売りが先行し、寄り付き後は下落。一方で金利の上昇が限定的だったことや、景気後退懸念の緩和を背景とした押し目買い意欲も強く、上昇に転じる場面もあるなど方向感に欠ける展開。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円高の26775円。本日の日経平均は買いが先行。参議院選挙での自民党の大勝を受けて、改めて政策期待が高まっているようであり、その後上げ幅は400円超にまで広がっている。なお、寄り前に発表された5月コア機械受注は、前月比-5.6%で市場予想(-5.5%)を若干下回った。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、日本電産<6594>、ダイキン<6367>、日立<6501>など全般上昇。業種別では、鉱業、精密機器、石油石炭などが上昇率上位で推移。 <FA> 2022/07/11 09:24 寄り付き概況 日経平均は133円高でスタート、川崎汽船やデンソーなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26623.85;+133.32TOPIX;1889.43;+7.10[寄り付き概況] 8日の日経平均は133.32円高の26623.85円と続伸して取引を開始した。前日7日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は346.87ドル高の31384.55ドル、ナスダックは259.49ポイント高の11621.35で取引を終了した。中国が景気対策を検討しているとの報道を受けて、世界経済への悲観的見方が後退し、寄り付き後、上昇。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事やセントルイス連銀のブラード総裁が7月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを支持すると同時に、経済の強さを強調し、ソフトランディングを基本的シナリオと主張したため引けにかけて、主要株式指数は一段と上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支え、中でも、ナスダック総合指数が2%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の上昇と、ダウ平均(1.1%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。また、昨日の日経平均が後場に一段高となり、昨日の高値近辺で取引を終えたことも市場の安心感となった。一方、国内で新型コロナ感染が拡大しており、今後、急速な感染拡大がさらに続けば何らかの行動制約が課されるのではないかとの警戒感が相場の重しとなった。また、今日は主要な株価指数連動型ETFの決算が集中し、分配金支払いのための売りが出るとみられることを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比0.5%減少した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.1%増だった。同じく取引開始前に発表された5月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は1284億円の黒字。前年同月に比べ1兆6653億円黒字幅が縮小した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1855億円の黒字だった。今日はINTLOOP<9556>が東証グロースに上場した。また、今日は株価指数先物オプション7月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で26659.58円だった。 セクター別では、鉱業、海運業、鉄鋼、石油石炭製品、非鉄金属などが値上がり率上位、精密機器、保険業、水産・農林業、医薬品、食料品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、デンソー<6902>、7&iHD<3382>、ファーストリテ<9983>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、村田製<6981>、オリックス<8591>、住友鉱<5713>、INPEX<1605>、コマツ<6301>、三菱商事<8058>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、アステラス薬<4503>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、イオン<8267>、花王<4452>、東京海上<8766>、エムスリー<2413>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、資生堂<4911>などが下落している。 <FA> 2022/07/08 09:34 寄り付き概況 日経平均は173円高でスタート、イオンや東電力HDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26280.94;+173.29TOPIX;1869.29;+13.32[寄り付き概況] 7日の日経平均は173.29円高の26280.94円と反発して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は69.86ドル高の31037.68ドル、ナスダックは39.61ポイント高の11361.85で取引を終了した。ISM非製造業指数やJOLT求人件数が予想を上回ったため景気後退懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。しかし、金利上昇や連邦準備制度理事会(FRB)による6月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控えた警戒感に売りが強まり、下落に転じた。公表された内容でFRBが労働市場や消費に楽観的な見解を示し利上げを計画通り継続していく想定内の方針が示されると買いが再開。引けにかけて上昇幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が300円を超す下げとなり、心理的な節目とされる26000円に接近したことから、押し目買いも入りやすかった。一方、国内で新型コロナ感染が急速に拡大しており、経済活動の本格再開の後ずれが懸念されたことに加え、中国でも感染が再拡大していることに対応し、各地で感染防止措置が強化されていると伝えられ、中国経済の先行き不透明感も意識され、東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月26日-7月2日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は4904億円だった。 セクター別では、保険業、不動産業、輸送用機器、繊維製品、パルプ・紙などが値上がり率上位、海運業、鉱業、石油石炭製品、その他製品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、イオン<8267>、東電力HD<9501>、三菱重<7011>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、花王<4452>、ブリヂストン<5108>、東京海上<8766>、アサヒ<2502>、ソニーG<6758>、SHIFT<3697>、JT<2914>、KDDI<9433>などが上昇。他方、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、楽天グループ<4755>、エムスリー<2413>、ディスコ<6146>、任天堂<7974>などが下落している。 <FA> 2022/07/07 09:30 寄り付き概況 日経平均は233円安でスタート、INPEXや住友鉱などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26190.40;-233.07TOPIX;1864.66;-14.46[寄り付き概況] 6日の日経平均は233.07円安の26190.40円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日5日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は129.44ドル安の30967.82ドル、ナスダックは194.39ポイント高の11322.24で取引を終了した。深刻な景気後退懸念に売られ、寄り付き後、大幅安となった。その後発表された5月製造業受注や耐久財受注が予想外に改善したため売りの勢いが弱まったが、ダウは景気後退懸念が終日くすぶり、軟調推移。引けにかけ、暗号資産市場が回復したほかハイテクの上昇で下げ幅を一段と縮小した。金利低下でハイテクの買戻しが継続し、ナスダック総合指数はプラス圏で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落し、東京市場でも世界景気の先行き懸念が強まり、株価の重しとなった。また、新型コロナ感染「第7波」の可能性が指摘され、政府が7月前半の開始をめざしている観光支援策「全国旅行支援」に延期の可能性が浮上してきたと一部で報じられるなど、経済活動の本格再開が後ずれするとの見方から積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が一時700ドルを超す下げとなった後、取引終了にかけて下げ渋ったことから、不安心理が過度に広がることはなく、また、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、保険業、海運業、水産・農林業などが値下がり率上位、医薬品、空運業、食料品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、コマツ<6301>、日立建<6305>、東電力HD<9501>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、JFE<5411>、日本製鉄<5401>、三菱重<7011>、日産自<7201>、三菱UFJ<8306>、塩野義薬<4507>、東京海上<8766>、キヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>などが下落。他方、エムスリー<2413>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、ベイカレント<6532>、SHIFT<3697>、楽天グループ<4755>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、キーエンス<6861>などが上昇している。 <FA> 2022/07/06 09:31 寄り付き概況 日経平均は232円高でスタート、東京海上やKDDIなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26386.23;+232.42TOPIX;1882.09;+12.38[寄り付き概況] 5日の日経平均は232.42円高の26386.23円と続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式相場は独立記念日の祝日で休場。欧州では、英FTSETM100が0.89%上昇、独DAX指数が0.31%下落、仏CAC40指数が0.40%上昇した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場が休場で、また、欧州主要株式市場もまちまちの動きだったことから手掛かり材料に乏しい中、外為市場で1ドル=135円90銭前後と昨日15時頃に比べ60-70銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が取引終了にかけて底堅い動きとなったことも市場の安心感となった。さらに、参院選の投開票が近づいていることから、政策期待の買いが入りやすいとの指摘もあった。一方、世界経済の先行きに対する懸念が根強く、株価の重しとなったことに加え、新型コロナ感染「第7波」の可能性を懸念する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は日本時間10時45分に、6月の財新中国非製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。 セクター別では、鉱業、保険業、海運業、石油石炭製品、非鉄金属などが値上がり率上位、電気・ガス業、不動産業、水産・農林業、食料品、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、東京海上<8766>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、楽天グループ<4755>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>、日本電産<6594>、ダイキン<6367>、INPEX<1605>、第一三共<4568>、NEC<6701>、キーエンス<6861>、川崎汽船<9107>などが上昇。他方、レノバ<9519>、NTT<9432>、ルネサス<6723>などが下落している。 <FA> 2022/07/05 09:30 寄り付き概況 日経平均は151円高でスタート、東京電力HDやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26086.78;+151.16TOPIX;1859.78;+14.74[寄り付き概況] 7月4日の日経平均は前週末比151.16円高の26086.78円と4日ぶりの反発でスタート。7月1日の米国市場でダウ平均は321.83ドル高の31097.26ドル、ナスダックは99.11ポイント高の11127.84で取引を終了。第3四半期及び下半期入りに伴い、新たな投資資金の流入を期待した買いから寄り付き後、上昇。その後、6月ISM製造業景況指数が予想以上に悪化し、2年ぶり低水準に落ち込んだことで景気後退懸念が再燃し売りが加速、一時下落に転じた。しかし、同時に、連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げの思惑が後退、金利が大幅に低下したことで安心感も広がり下げ止まった。その後、連休を控えた買い戻しも入り引けにかけて上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26310円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は買い先行で開始。週明けの米国市場は、独立記念日で休場となることから海外勢のフローが限られるなか、米国市場では半導体株が売られていたこともあり、東京市場でも同関連銘柄の動向に注目が集まっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、東京電力HD<9501>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、三菱商事<8058>などが上昇する反面、KDDI<9433>、東エレク<8035>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>などが下落。業種別では、サービス、その他金融、電気ガスなどが上昇率上位で推移。 <FA> 2022/07/04 09:40 寄り付き概況 日経平均は67円高でスタート、三菱重や高島屋などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26460.71;+67.67TOPIX;1875.59;+4.77[寄り付き概況] 1日の日経平均は67.67円高の26460.71円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日6月30日の米国株式市場は下落。ダウ平均は253.88ドル安の30775.43ドル、ナスダックは149.16ポイント安の11028.74で取引を終了した。消費や製造業の鈍化を示す経済指標を受けた売りに寄り付き後、下落。高級家具販売RHの再三にわたる見通し引き下げも消費鈍化懸念を強め景気後退懸念が一段の売り圧力となった。同時に、コアPCE価格指数が予想を下回りインフレのピーク達成感が強まったため、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げ観測が弱まり金利低下を受けて、主要株式指数は引けにかけて下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日までの2日間で600円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いが入りやすかった。また、3-5月期決算発表が増えており、これに期待する向きもあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなり、また、外為市場で1ドル=135円70銭台と昨日15時頃に比べ60-70銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価を抑えた。さらに、国内で新型コロナ感染者数が増加傾向となっていることを懸念する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された日銀短観(6月調査)で、大企業製造業の業況判断DIはプラス9と前回3月調査のプラス14から悪化した。QUICKがまとめた民間予測の中央値はプラス12だった。9月までの先行きはプラス10(今回差プラス1)となった。同じく取引開始前に発表された5月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比0.1ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.24倍で前月から0.01ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.24倍だった。6月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.1%上昇だった。 セクター別では、化学、不動産業、食料品、繊維製品、鉄鋼などが値上がり率上位、鉱業、ゴム製品、卸売業、証券商品先物、石油石炭製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、高島屋<8233>、小野薬<4528>、HOYA<7741>、コマツ<6301>、エプソン<6724>、キヤノン<7751>、伊藤忠<8001>、ルネサス<6723>、東電力HD<9501>、JFEホールディングス<5411>、信越化<4063>、ニトリHD<9843>、ダイキン<6367>などが上昇。他方、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、INPEX<1605>、日産自<7201>、ホンダ<7267>、SUBARU<7270>、ブリヂストン<5108>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、OLC<4661>などが下落している。 <FA> 2022/07/01 09:48 寄り付き概況 日経平均は51円安でスタート、日産自やINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26753.28;-51.32TOPIX;1887.08;-6.49[寄り付き概況] 30日の日経平均は51.32円安の26753.28円と続落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は82.32ドル高の31029.31ドル、ナスダックは3.65ポイント安の11177.89で取引を終了した。1−3月期国内総生産(GDP)や個人消費確定値が予想外に下方修正されたため、景気減速を警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、パウエルFRB議長が経済の強さを強調したため警戒感が後退し、上昇に転じた。さらに、ドイツのインフレがピークに達した可能性が示唆されたため国内の金利も低下し投資家心理は改善し、ダウはプラス圏を維持した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。引き続き主要中央銀行の金融引き締めと景気後退への警戒感が強く、東京市場の株価の重しとなった。また、昨日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%を超す下げとなったことが東京市場の半導体株の株価を抑えた。さらに、FRBが重要視しているPCEコアデフレーターが今晩、米国で発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=136円50銭台と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価下支え要因となった。また、四半期末に伴う機関投資家による資産配分見直しの買いが期待できるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比7.2%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.3%低下だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は19-25日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は4297億円だった。今日はAViC<9554>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、その他金融業、保険業、不動産業などが値下がり率上位、水産・農林業、陸運業、倉庫運輸関連、食料品、医薬品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日産自<7201>、INPEX<1605>、ファナック<6954>、レノバ<9519>、信越化<4063>、ENEOS<5020>、東京海上<8766>、アステラス薬<4503>、ソニーG<6758>、資生堂<4911>などが下落。他方、ダブル・スコープ<6619>、第一三共<4568>、日本郵船<9101>などが上昇している。 <FA> 2022/06/30 09:45 寄り付き概況 日経平均は235円安でスタート、ダブル・スコープや川崎汽船などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26814.23;-235.24TOPIX;1893.14;-14.24[寄り付き概況] 29日の日経平均は235.24円安の26814.23円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は続落。ダウ平均は491.27ドル安の30946.99ドル、ナスダックは343.01ポイント安の11181.54で取引を終了した。中国が新型コロナ規制の緩和を発表したため、世界経済の成長期待を受けた買いに、寄り付き後、上昇。NY連銀のウィリアムズ総裁がインタビューで「経済が強く、景気後退は基本シナリオではない」と発言したことも買いを後押し。しかし、その後発表された、6月の消費者信頼感指数や地区連銀製造業指数が予想以上に悪化し、景気減速懸念に伴う売り圧力が強まり下落に転じた。引けにかけて、主要株式指数は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大きく下落したことが東京市場の株価の重しとなり、中でも、ナスダック総合指数が2.9%下落、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.6%下落と、ダウ平均(1.5%下落)より下落率が大きかったことが東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価を抑えた。また、日経平均が昨日までの4日続伸で900円近く上げたことから、短期的な利益確定売りも出やすかった。一方、外為市場で1ドル=136円10銭前後と昨日15時頃に比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの支えとなった。また、中国が新型コロナ感染防止の水際対策を緩和すると発表したことが中国経済の先行き懸念を和らげ、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はマイクロアド<9553>が東証グロースに上場した。 セクター別では、ゴム製品、海運業、ガラス土石製品、電気機器、金属製品などが値下がり率上位、石油石炭製品、鉱業、保険業、電気・ガス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ダブル・スコープ<6619>、川崎汽船<9107>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、SUMCO<3436>、ベイカレント<6532>、東芝<6502>、ブリヂストン<5108>、ダイキン<6367>、エムスリー<2413>、太陽誘電<6976>、日本電産<6594>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、三菱重<7011>、ヤマハ<7951>、パンパシHD<7532>、東電力HD<9501>、三菱自<7211>、ホンダ<7267>、第一生命HD<8750>、T&DHD<8795>、三菱商事<8058>、富士通<6702>などが上昇している。 <FA> 2022/06/29 09:32 寄り付き概況 日経平均は75円安でスタート、リクルートHDやSUMCOなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26795.68;-75.59TOPIX;1885.52;-1.90[寄り付き概況] 28日の日経平均は75.59円安の26795.68円と4日ぶり反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場は反落。ダウ平均は62.42ドル安の31438.26ドル、ナスダックは83.07ポイント安の11524.55で取引を終了した。5月耐久財受注速報値や5月中古住宅販売成約指数の良好な結果を好感した買いに、寄り付き後、上昇。2年債、5年債入札の低調な結果を受けて、金利が上昇するとハイテク中心に売られ、主要株式指数は下落に転じた。四半期末を控えた調整色も強い中、引けにかけて下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場はやや売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなったことに加え、日経平均が昨日までの3営業日続伸で700円を超す上げとなったことから短期的な利益確定売りも出やすかった。一方、外為市場で1ドル=135円40銭前後と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価下支え要因となった。また、今日は6月期末配当の権利付き最終売買日で、配当狙いの買い需要が見込まれるとの指摘もあり、寄り後、日経平均は上げに転じた。今日はM&A総合研究所<9552>、ヌーラボ<5033>が東証グロースに上場した。 セクター別では、化学、サービス業、精密機器、小売業、パルプ・紙などが値下がり率上位、鉱業、石油石炭製品、海運業、非鉄金属、鉄鋼などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、SUMCO<3436>、信越化<4063>、花王<4452>、日本電産<6594>、小林製薬<4967>、ダブル・スコープ<6619>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、キーエンス<6861>、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>などが下落。他方、しまむら<8227>、レノバ<9519>、三菱自<7211>、ベイカレント<6532>、INPEX<1605>、大阪チタ<5726>、川崎汽船<9107>、三商船三井<9104>、三井物産<8031>、東電力HD<9501>、NTT<9432>などが上昇している。 <FA> 2022/06/28 09:33 寄り付き概況 日経平均は249円高でスタート、日本郵政やソニーグループなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26741.80;+249.83TOPIX;1884.21;+17.49[寄り付き概況] 6月27日の日経平均は前週末比249.83円高の26741.80円と3日続伸でスタート。24日の米国市場でダウ平均は823.32ドル高の31500.68ドル、ナスダックは375.43ポイント高の11607.62で取引を終了。セントルイス連銀のブラード総裁が成長拡大が始まったばかりとし、景気後退の可能性を否定した他、連邦準備制度理事会(FRB)のストレステストの結果を受けて金融セクターに買い戻しが広がり、相場の上昇をけん引した。 また、6月ミシガン大消費者信頼感指数確定値の長期期待インフレ率が14年ぶり高水準から下方修正され、インフレがピークに達した兆候が示されたことも投資家心理を一段と改善させた。大幅な利上げが回避されるとの期待も買い材料となり、引けにかけて上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比390円高の26870円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均は買い先行で取引を開始。その後も堅調な推移を継続している。 東証プライム市場の売買代金上位では、日本郵政<6178>、ソニーグループ<6758>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、トヨタ<7203>、信越化<4063>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>などが上昇する反面、レノバ<9519>、KDDI<9433>などが下落。業種別では、海運、パルプ紙、機械などが上昇率上位で推移。 <FA> 2022/06/27 09:35 寄り付き概況 日経平均は57円高でスタート、レノバやメルカリなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26228.42;+57.17TOPIX;1851.56;-0.18[寄り付き概況] 24日の日経平均は57.17円高の26228.42円と続伸して取引を開始した。前日23日の米国株式市場は反発。ダウ平均は194.23ドル高の30677.36ドル、ナスダックは179.11ポイント高の11232.19で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の高インフレへの対応を最優先する姿勢を好感した買いに寄り付き後、上昇。6月製造業PMIの悪化を受けて一時下落に転じる局面もあったが議長が景気後退は必然ではないと言及したため安心感が広がり上昇に転じた。また、金利の低下を受けたハイテクの買いが相場を支え、主要株式指数は引けにかけて上げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。2日にわたるパウエルFRB議長の議会証言を無事通過したことが東京市場でも安心感となった。一方、外為市場で1ドル=134円80銭台と昨日15時頃に比べ70銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの重しとなった。また、昨日の海外市場で原油価格が下落したことからエネルギー関連株の買いが見送られたが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.1%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.1%上昇だった。今日はマイクロ波化学<9227>が東証グロースに上場した。 セクター別では、小売業、サービス業、その他製品、医薬品、情報・通信業などが値上がり率上位、石油石炭製品、鉱業、銀行業、保険業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、レノバ<9519>、メルカリ <4385>、ディスコ<6146>、花王<4452>、塩野義薬<4507>、ダイキン<6367>、日本電産<6594>、第一三共<4568>、任天堂<7974>などが上昇。他方、三菱重<7011>、SUBARU<7270>、三菱自<7211>、みずほ<8411>、コマツ<6301>、東芝<6502>、住友鉱<5713>、三菱UFJ<8306>、三井物産<8031>、日立<6501>などが下落している。 <FA> 2022/06/24 09:30 寄り付き概況 日経平均は14円安でスタート、塩野義薬やINPEXなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26134.89;-14.66TOPIX;1850.21;-2.44[寄り付き概況] 23日の日経平均は14.66円安の26134.89円と続落して取引を開始した。前日22日の米国株式市場は反落。ダウ平均は47.12ドル安の30483.13ドル、ナスダックは16.22ポイント安の11053.08で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を控えた警戒感や景気後退懸念に売りが台頭し、寄り付き後、下落。議長は上院銀行委員会証言での質疑応答でインフレ鈍化を強く公約すると繰り返すと同時に大規模な金融引き締めによる景気後退の可能性を否定しなかったため、利上げが想定程速やかに進まないとの思惑も浮上し、買戻しが強まり、主要株式指数は一時上昇に転じた。さらに、バイデン大統領がインフレ対処の一環としてガソリン税免除を議会に提案したため一段と買われた。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。米景気への懸念が根強く引き続き東京市場の株価の重しとなった。また、買い戻し以外には新規資金が流入する要因に乏しいとの見方もあり、積極的な買いを見送る向きもあった。一方、パウエルFRB議長の議会証言への警戒感から昨日の日経平均は取引終了にかけて売りに押される展開となったが、議会証言を無難に通過したことから今日は安心感となった。また、羽田-金浦(ソウル)の航空路線が29日に再開することなどを受け、各紙で訪日観光の本格始動が報じられていることも経済活動の本格再開への期待感を高め、寄り後、日経平均は上げに転じた。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月12-18日に国内株を2週ぶりに売り越した。売越額は9425億円だった。今日は坪田ラボ<4890>、ジャパンワランティサポート<7386>が東証グロースに、ホームポジション<2999>が東証スタンダードに上場した。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、繊維製品、鉄鋼、非鉄金属などが値下がり率上位、不動産業、空運業、陸運業、ゴム製品、食料品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、塩野義薬<4507>、INPEX<1605>、住友鉱<5713>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、信越化<4063>、ホンダ<7267>、キーエンス<6861>、JFE<5411>、日本製鉄<5401>などが下落。他方、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、キリンHD<2503>、中外薬<4519>、ブリヂストン<5108>、東京海上<8766>、日立金<5486>、すかいらーく<3197>、NTT<9432>、みずほ<8411>、伊藤忠<8001>、物語コーポ<3097>などが上昇している。 <FA> 2022/06/23 09:31 寄り付き概況 日経平均は195円高でスタート、ホンダやデンソーなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26441.72;+195.41TOPIX;1870.40;+14.20[寄り付き概況] 22日の日経平均は195.41円高の26441.72円と続伸して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は641.47ドル高の30530.25ドル、ナスダックは270.95ポイント高の11069.30で取引を終了した。値ごろ感からの買いや海外市場の流れを受けて、寄り付き後、上昇。バイデン大統領が「景気後退は避けられる」との考えを示したため、景気後退への脅威も緩和し、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大きく上昇した流れを引き継いだ。また、外為市場で1ドル=136円30銭台と昨日15時頃に比べ1円30銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの支えとなった。さらに、今日は7月10日投開票の参議院選挙が公示されることから、今後、政策への期待感が高まるとの見方もあり、株価支援要因となった。一方、米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げと世界景気の先行き不透明感は残っており、また、昨日の日経平均が400円を超す上げとなったことから戻り待ちの売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、ゴム製品、輸送用機器、精密機器、電気機器、機械などが値上がり率上位、海運業、空運業、陸運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ホンダ<7267>、トヨタ<7203>、三菱自<7211>、SUBARU<7270>、デンソー<6902>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、SMC<6273>、富士通<6702>、ブリヂストン<5108>、信越化<4063>、クボタ<6326>、キーエンス<6861>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、大阪チタ <5726>、JAL<9201>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、レーザーテック<6920>、任天堂<7974>、三菱商事<8058>、丸紅<8002>などが下落している。 <FA> 2022/06/22 09:34 寄り付き概況 日経平均は299円高でスタート、三菱重や日産自などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26070.92;+299.70TOPIX;1839.70;+20.76[寄り付き概況] 21日の日経平均は299.70円高の26070.92円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日20日の米株式市場は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場は休場だったが、欧州株式市場で、英FTSETM100が1.50%、仏CAC40指数が0.64%、独DAX指数が1.06%、それぞれ上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日までの2営業日で日経平均が600円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、日本経済新聞で設備投資の伸びが伝えられ、また、世界の航空旅客が予想以上に早く回復するとの見通しが発表されたことなども、市場心理を明るくした。一方、米連邦準備理事会(FRB)による大幅な利上げと世界景気の先行き不透明感が引き続き警戒され、株価の重しとなったことに加え、3連休明けの今晩の米株式相場を確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では全業種が値上がり。鉱業、海運業、石油石炭製品、機械、空運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱重<7011>、IHI<7013>、日産自<7201>、リクルートHD<6098>、INPEX<1605>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、ダイキン<6367>、楽天グループ<4755>、ENEOS<5020>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>などが下落している。 <FA> 2022/06/21 09:24 寄り付き概況 日経平均は193円高でスタート、ソフトバンクGやトヨタなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26156.62;+193.62TOPIX;1845.98;+10.08[寄り付き概況] 6月20日の日経平均は前週末比193.62円高の26156.62円と反発でスタート。17日の米国市場でダウ平均は38.29ドル安の29888.78ドル、ナスダックは152.25ポイント高の10798.35で取引を終了。連日の急落を受けた下げ過ぎ感から買い戻しが先行したが、金利が再び上昇したことや原油価格の下落が重しとなった。また、連休を控えた調整や株価指数先物、オプション、個別株オプションなどの決済期日だったことからSQに絡んだ需給が中心。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の25930円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、本日の日経平均はやや買い先行で取引を開始。直近の大幅な下げに伴う自律反発の面もあろう。ただし、20日の米国市場が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場となることから、海外勢のフローは限られるため、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、寄り付き後は徐々に上げ幅を縮めている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、INPEX<1605>、三菱重<7011>、楽天グループ<4755>などが下落する反面、ソフトバンクG<9984>、ソニーグループ<6758>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、リクルートHD<6098>などが上昇。業種別では、空運、輸送用機器、ゴム製品などが上昇率上位で推移。 <FA> 2022/06/20 09:22 寄り付き概況 日経平均は443円安でスタート、東エレクやレーザーテックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;25988.20;-443.00TOPIX;1837.57;-30.24[寄り付き概況] 17日の日経平均は443.00円安の25988.20円と反落して取引を開始した。前日16日のダウ平均は741.46ドル安の29927.07ドル、ナスダックは453.06ポイント安の10646.10で取引を終了した。住宅、製造業、雇用関連指標の軒並み予想を下回る低調な結果に失望した売りに、寄り付き後、大幅下落。連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げによる景気後退懸念も強まり、一段の売りに繋がった。終日軟調に推移し、ダウは20年11月来の水準となった。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなり、また、外為市場で1ドル=132円40銭台と昨日15時頃に比べ1円90銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの株価を抑えた。また、昨日はスイスと英国の中央銀行が利上げを発表するなど、欧米の主要中央銀行による金融引き締めが相次ぐ中、日銀の金融政策への関心も高まっており、今日発表される日銀金融政策決定会合の結果や、その後の黒田日銀総裁の記者会見の内容を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、自民党が公約を発表すなど、7月10日投開票の参院選に向け政策論議が活発になるとの期待感があり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では全業種が値下がり。輸送用機器、鉄鋼、機械、空運業、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、三菱重<7011>、信越化<4063>、富士通<6702>、HOYA<7741>、ルネサス<6723>、楽天グループ<4755>、リクルートHD<6098>、コマツ<6301>、ソフトバンクG<9984>、日立<6501>、トヨタ<7203>などが下落。他方、東レ<3402>、ファナック<6954>、ダブル・スコープ<6619> などが上昇している。 <FA> 2022/06/17 09:30 寄り付き概況 日経平均は389円高でスタート、塩野義薬やファーストリテなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26715.52;+389.36TOPIX;1877.86;+21.93[寄り付き概況] 16日の日経平均は389.36円高の26688.60円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は303.70ドル高の30668.53ドル、ナスダックは270.81ポイント高の11099.16で取引を終了した。6月小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数が予想外のマイナスに落ち込み金利が低下したため、ハイテク中心に買われ寄り付き後、上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の思惑通り連邦公開市場委員会(FOMC)で1994年以降最大となる0.75%の追加利上げを決定し、インフレ抑制に努める強い姿勢を見せると一段と買いが広がった。FRBの金利見通しも市場予想との大きな乖離を縮小し、投資家はインフレ対応でFRBへの信頼を取り戻し終日堅調推移を維持。パウエル議長が0.75%の利上げが異例であることを強調し金利がさらに低下するとハイテクの買いも強まった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。関心が高かったFOMCを無難に通過し、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの4日続落で1900円を超す下げとなったことから自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、外為市場で1ドル=134円00銭台と昨日15時頃に比べ70-80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場の輸出株などの重しとなった。また、米金融引き締めを受けた米経済減速への警戒感から積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された5月の貿易収支は2兆3847億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆225億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は6月5-11日に国内株を3週ぶりに買い越した。買越額は2064億円だった。 セクター別では、空運業、精密機器、電気機器、輸送用機器、ゴム製品などが値上がり率上位、鉱業などが値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、塩野義薬<4507>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、大阪チタニウム <5726>、キーエンス<6861>、トヨタ<7203>、東エレク<8035>、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、ベイカレント<6532>、日産自<7201>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、第一三共<4568>、SMC<6273>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、川崎汽船<9107>、SUBARU<7270>などが下落している。 <FA> 2022/06/16 09:41

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