寄り付き概況

日経平均は102円高でスタート、レーザーテックや川崎汽船などが上昇

配信日時:2023/08/21 09:50 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31552.85;+102.09TOPIX;2241.44;+4.15


[寄り付き概況]

 8月21日の日経平均は前週末比102.09円高の31552.85円と4日ぶりの反発でスタート。18日の米国市場でダウ平均は25.83ドル高の34500.66ドル、ナスダックは26.16ポイント安の13290.78で取引を終了。金利先高観を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。その後、長期金利が低下に転じたため下げ止まった。手掛かり材料に乏しい中、ジャクソンホール会合を控えた調整に加え、2兆ドル相当のオプション満期到来に関連したテクニカルな動きに終始。終盤にかけて下げ幅を縮小してダウ平均はプラス圏を回復した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比10円安の31460円。本日の日経平均は、自律反発的な動きで買いが先行。ただし、今週はジャクソンホール会合を控えていることもあり、積極的な売買は手控えられやすく、戻りは限定的と見ている向きも多いようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、東エレク<8035>、日本郵船<9101>、東京電力HD<9501>、三菱重<7011>などが上昇している一方、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>などが売られている。業種別では、鉱業、電気ガス、海運などが上昇率上位で推移している。

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