寄り付き概況

日経平均は291円高でスタート、レーザーテックや三菱UFJなどが上昇

配信日時:2023/08/28 09:20 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31915.68;+291.40TOPIX;2284.88;+18.48


[寄り付き概況]

 8月28日の日経平均は前週末比291.40円高の31915.68円と大幅反発でスタート。25日の米国市場でダウ平均は247.48ドル高の34346.90ドル、ナスダックは126.67ポイント高の13590.65で取引を終了。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会合での講演で、追加利上げの可能性を除外しなかったため金利上昇を警戒して一時下落に転じる場面があった。一方、議長が過剰な利上げリスクを認識し、今後の政策は慎重に決定していく姿勢を示すと、長期金利が伸び悩み株式相場も再び上昇。午後に航空機メーカーのボーイングの上昇が相場を一段と押し上げ、終盤にかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比230円高の31860円。先週末にパウエルFRB議長の講演を警戒するなか、日経平均は662円と大幅に下落していたこともあり、本日の日経平均はイベント通過で買い戻しの動きが先行する展開に。

 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、川崎汽船<9107>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、ホンダ<
7267>など主力処は全般上昇。業種別では、石油石炭、機械、輸送用機器などが上昇率上位で推移している。

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