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寄り付き概況 日経平均は160円高でスタート、ソニーGやHOYAなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27410.64;+160.36TOPIX;1916.61;+9.47[寄り付き概況] 26日の日経平均は160.36円高の27410.64円と3日続伸して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は337.12ドル高の31836.74ドル、ナスダックは246.51ポイント高の11199.12で取引を終了した。予想を下回った住宅関連指標を受け景気後退懸念が強まり、寄り付き後、下落。その後発表された10月消費者信頼感指数も悪化したため長期金利が大幅に低下すると買いが強まり、上昇に転じた。金利低下に加えてドル安、さらに、決算への期待を受けてハイテク株も強く、相場全体を押し上げ、引けにかけて上げ幅を拡大し、終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。また、ナスダック総合指数が2%を超す上げとなりダウ平均(1.07%上昇)より上昇率が大きかったことが東京市場のハイテク株やグロース(成長)株などの株価の支えとなった。一方、日経平均の心理的な節目とされる27500円近辺では上値が重くなるとの見方があることに加え、昨日までの2日間で日経平均が300円を超す上昇となったこともあり、短期的な戻り待ちの売りが出やすかった。また、一昨日大幅安となった香港ハンセン指数が昨日も下落するなど、中国の「改革開放」政策の後退が懸念されていることも東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、Atlas Technologies<9563>、リンカーズ<5131>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、不動産業、サービス業、繊維製品、その他金融業などが値上がり率上位、海運業、鉱業、鉄鋼、石油石炭製品、パルプ・紙などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソニーG<6758>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>、第一三共<4568>、オリックス<8591>、アステラス薬<4503>、中外薬<4519>、スズキ<7269>、東京海上<8766>、ファナック<6954>、メルカリ <4385>などが上昇。他方、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、東エレク<8035>、キヤノン<7751>、INPEX<1605>、東芝<6502>などが下落している。 <FA> 2022/10/26 09:38 寄り付き概況 日経平均は138円高でスタート、日本電産やキーエンスなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27113.20;+138.30TOPIX;1898.13;+10.94[寄り付き概況] 25日の日経平均は138.30円高の27113.20円と続伸して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は417.06ドル高の31499.62ドル、ナスダックは92.90ポイント高の10952.61で取引を終了した。国内経済が深刻な景気後退を回避できるとの期待感から買いが先行した。また、今週控えている主要ハイテク企業決算の順調な結果を期待した買いも加わり、終日堅調に推移した。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が今後、利上げペースを減速するとの思惑も根強く、引けにかけては上げ幅を一段と拡大し終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、注目された日本電産<6594>の中間期決算が昨日の取引終了後に発表され、堅調な内容だったことから、今後発表が本格化する主要企業の決算への期待感が高まった。さらに、英国でスナク元財務相が次期首相に就任する見通しとなり、英国の財政運営が安定するとの見方も市場の安心感となった。一方、昨日、日経平均が朝方に大きく上昇した後は伸び悩む展開となったことから、株価の上値の重さを指摘する向きがあった。また、昨日は香港ハンセン指数が6%台、上海総合指数が2%を超す大幅安となったことから、今日以降の中国株の動向を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、ゴム製品、機械、医薬品などが値上がり率上位、鉄鋼、海運業、鉱業、保険業、陸運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日本電産、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、神戸物産<3038>、村田製<6981>、第一三共<4568>、日立<6501>、HOYA<7741>、JT<2914>、ソニーG<6758>、富士通<6702>、オリックス<8591>、ダイキン<6367>、ブリヂストン<5108>などが上昇。他方、中外薬<4519>、東芝<6502>、東エレク<8035>、東京海上<8766>、商船三井<9104>、OLC<4661>、任天堂<7974>、JAL<9201>、エムスリー<2413>などが下落している。 <FA> 2022/10/25 09:32 寄り付き概況 日経平均は342円高でスタート、レーザーテックやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27233.00;+342.42TOPIX;1902.58;+20.60[寄り付き概況] 10月24日の日経平均は前週末比342.42円高の27233.00円と大幅反発でスタート。21日の米国市場でダウ平均は748.97ドル高の31082.56ドル、ナスダックは244.87ポイント高の10859.72で取引を終了。10年債利回りが2007年来の高水準を更新するなど長期金利の上昇を警戒し序盤は下落。その後、連邦準備制度理事会(FRB)の伝達手段の一つとしても知られるウォールストリート・ジャーナル紙が、FRBが11月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75ptの利上げを行った後、利上げペース減速を協議する可能性を報じたため、12月FOMCでの利上げ幅縮小の思惑が強まり、金利が低下に転じるに伴い主要株価指数は上昇に転じた。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁の「より小幅な利上げを計画し始めるべき」との発言も手伝い、引けにかけて上げ幅を拡大して終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27110円。米株高の流れを受けて、本日の日経平均は買いが先行。なお、為替は週末に行われた政府・日銀の介入によって一時円高に振れたものの、足元では再び水準を戻してきており荒い展開となっている。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクグループ<9984>、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、日本郵船<9101>、東エレク<8035>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本電産<6594>、信越化<4063>、アドバンテ<6857>など主力処は全般上昇。業種別では、海運、機械、保険などが上昇率上位で推移。 <FA> 2022/10/24 09:42 寄り付き概況 日経平均は103円安でスタート、資生堂や東芝などが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26903.50;-103.46TOPIX;1889.21;-6.20[寄り付き概況] 21日の日経平均は103.46円安の26903.50円と続落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は続落。ダウ平均は90.22ドル安の30333.59ドル、ナスダックは65.66ポイント安の10614.84で取引を終了した。週次失業保険申請件数が依然低水準にとどまり、また、9月中古住宅販売件数もほぼ予想に一致したため、成長減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。IBMやAT&Tの好決算を好感した買いも手伝い一段高となった。その後、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受けて利上げ観測がさらに強まると、長期金利の上昇を警戒した売りに押され、下落に転じた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、来週から本格化する主要企業の7-9月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で一時1ドル=150円20銭台と円安・ドル高方向への動きが継続していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。また、昨日の米株式市場で主要3指数が続落する一方でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。さらに、日経平均の心理的な節目とされる27000円を下回る水準では押し目買いが期待できるとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比3.0%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同3.0%上昇だった。 セクター別では、電気・ガス業、パルプ・紙、証券商品先物、非鉄金属、不動産業などが値下がり率上位、海運業、水産・農林業、サービス業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、資生堂<4911>、東芝<6502>、シマノ<7309>、花王<4452>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、デンソー<6902>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、日立<6501>、伊藤忠<8001>、ソニーG<6758>などが下落。他方、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、ダブル・スコープ<6619>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、NTT<9432>、リクルートHD<6098>、神戸物産<3038>、キーエンス<6861>などが上昇している。 <FA> 2022/10/21 09:25 寄り付き概況 日経平均は275円安でスタート、大阪チタやリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26981.75;-275.63TOPIX;1890.05;-15.01[寄り付き概況] 20日の日経平均は275.63円安の26981.75円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は反落。ダウ平均は99.99ドル安の30423.81ドル、ナスダックは91.89ポイント安の10680.51で取引を終了した。企業決算を好感した買いに寄り付き後、上昇。その後、長期金利の上昇で警戒感が再燃し、下落に転じた。引けにかけて金利が一段と上昇すると、主要株式指数も一段安となり取引を終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの2日間で500円近く上昇したことから短期的な戻り待ちの売りも出やすかった。一方、外為市場で1ドル=149円80銭台と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支えた。また、昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落する一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は上昇しており、東京市場で半導体関連株の株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の貿易収支は2兆940億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆1673億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月9-15日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は4088億円だった。今日はビジネスコーチ<9562>が東証グロースに上場した。 セクター別では、精密機器、海運業、機械、ガラス土石製品、電気機器などが値下がり率上位、鉱業、ゴム製品、空運業、電気・ガス業、石油石炭製品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、大阪チタ<5726>、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、メルカリ <4385>、ソフトバンクG<9984>、HOYA<7741>、オリンパス<7733>、信越化<4063>、SHIFT<3697>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、川崎汽船<9107>などが下落。他方、INPEX<1605>、マツキヨココ<3088>、ダブル・スコープ<6619>、ブリヂストン<5108>、ANA<9202>、シマノ<7309>、JAL<9201>、などが上昇している。 <FA> 2022/10/20 09:47 寄り付き概況 日経平均は69円高でスタート、7&iHDやSMCなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27225.17;+69.03TOPIX;1901.42;-0.02[寄り付き概況] 19日の日経平均は69.03円高の27225.17円と続伸して取引を開始した。前日18日のダウ平均は337.98ドル高の30523.80ドル、ナスダックは96.60ポイント高の10772.40で取引を終了した。9月鉱工業生産・設備稼働率の予想以上の改善で景気減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。その後も、銀行の好決算を好感した買いに加え、長期金利の上昇も一段落したためハイテクも買われ相場を後押しし、主要株式指数は終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=149円20銭台と昨日15時頃に比べ30銭ほど円安・ドル高に振れるなど円安・ドル高傾向が継続していることが東京市場で輸出株などの株価を支えた。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が継続し、昨日の海外市場で米長期金利が一時4%台に乗せるなど高止まりの展開となっており、東京市場の株価の重しとなった。また、このところの円安・ドル高に関しては、輸出企業の株価下支え要因となるとの見方がある一方、輸入物価の上昇による企業収益の下押し圧力になることに加え、政府・日銀による円買い介入警戒感もあり、一方的な株価支援要因とはなりにくいとの指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はSBIリーシングサービス<5834>が東証グロースに上場した。 セクター別では、電気・ガス業、機械、水産・農林業、ゴム製品、サービス業などが値上がり率上位、海運業、鉱業、石油石炭製品、陸運業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、7&iHD<3382>、SMC<6273>、大阪チタ<5726>、エムスリー<2413>、ダイキン<6367>、信越化<4063>、エーザイ<4523>、マネーフォワード<3994>、ファナック<6954>、オリンパス<7733>、ファーストリテ<9983>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>、ダブル・スコープ<6619>などが上昇。他方、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、村田製<6981>、INPEX<1605>、日本電産<6594>、JR東<9020>、JR東海<9022>、JAL<9201>、三井住友<8316>、武田薬<4502>などが下落している。 <FA> 2022/10/19 09:33 寄り付き概況 日経平均は391円高でスタート、リクルートHDやエムスリーなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27167.73;+391.94TOPIX;1902.00;+22.44[寄り付き概況] 18日の日経平均は391.94円高の27167.73円と反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場は反発。ダウ平均は550.99ドル高の30185.82ドル、ナスダックは354.41ポイント高の10675.80で取引を終了した。英国の財政刺激策の撤回で同国の財政悪化をきっかけにした世界金融市場混乱へのリスク警戒感が緩和し、寄り付き後上昇。また、銀行の予想を上回った決算が好感されたほか、長期金利の低下も手伝い、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に反発したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ナスダック総合指数が3%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の上昇と、ダウ平均(1.86%上昇)より上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、中国国家統計局が今日予定していた7-9月の国内総生産(GDP)などの公表を延期すると発表したことから中国景気の不透明感を意識する向きがあった。また、外為市場で一時1ドル=149円00銭近辺と昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円安・ドル高に振れたことに関しては、輸出株などの株価の支えとなる一方、輸入価格の上昇による企業業績の下押し要因となることが懸念されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、保険業、精密機器、機械、電気機器、情報・通信業などが値上がり率上位、海運業、鉱業、空運業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、リクルートHD<6098>、エムスリー<2413>、SHIFT<3697>、東京海上<8766>、メルカリ <4385>、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、HOYA<7741>、日立<6501>、JR東<9020>、日本電産<6594>、ソニーG<6758>、ダイキン<6367>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>などが上昇。他方、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、INPEX<1605>、JAL<9201>などが下落している。 <FA> 2022/10/18 09:39 寄り付き概況 日経平均は305円安でスタート、レーザーテックや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26785.02;-305.74TOPIX;1881.23;-16.96[寄り付き概況] 10月17日の日経平均は前週末比305.74円安の26785.02円と大幅反落でスタート。14日の米国市場でダウ平均は403.89ドル安の29634.83ドル、ナスダックは327.76ポイント安の10321.39で取引を終了。ロシアのプーチン大統領がウクライナ都市への大規模攻撃についてタカ派な姿勢を弱める発言をしたため地政学的リスクが低下。また、英国のトラス首相が財務相を交代、法人税率引上げ凍結撤回を発表したため金融市場混乱への懸念も緩和した。投資家心理が改善するなか株式は上昇してスタート。しかし、10月ミシガン大消費者信頼感指数や同指数の期待インフレ率が予想を上回ると連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測がさらに強まり長期金利上昇とともに売りが再燃。引けにかけて下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比425円安の26625円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から本日の日経平均は売り先行で取引を開始。ナスダックの下落率も大きかったことから、売り一巡後の押し目狙いの動きもやや慎重なようだ。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などが上昇する反面、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ソニーグループ<6758>、ベイカレント<6532>、キーエンス<6861>、信越化<4063>、エーザイ<4523>、SHIFT<3697>、メルカリ<4385>などが下落。業種別では、鉱業、精密機器、卸売業などが下落率上位で推移。 <FA> 2022/10/17 09:36 寄り付き概況 日経平均は361円高でスタート、ファーストリテやソフトバンクGなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26599.32;+361.90TOPIX;1882.05;+27.44[寄り付き概況] 14日の日経平均は361.90円高の26599.32円と5日ぶり反発して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は反発。ダウ平均は827.87ドル高の30038.72ドル、ナスダックは232.05ポイント高の10649.15で取引を終了した。9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速観測が強まり金利高を警戒した売りに寄り付き後、大幅安。その後、CPIのピーク感が広がり長期金利が低下に転じたほか、ドル高も一段落したため買い戻しが加速し大きく上昇に転じた。引けにかけて、明日に予定されている銀行決算を期待した買いも強まり、大幅高で終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均が昨日までの4日続落で1000円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、昨日の米株上昇は短期的な投資家の買い戻しが主な要因との指摘があることに加え、米景気の先行きに対する警戒感は払しょくできていないとの見方が継続していることが東京市場の株価の重しとなった。また、円安・ドル高が進んでいることについては、輸出企業の収益押し上げ効果が期待される一方、輸入コストの上昇による企業収益の下押し圧力を指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10月2-8日に国内株を7週ぶりに買い越した。買越額は1兆3939億円だった。今日は株価指数先物オプション10月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で26666.31円だった。 セクター別では全業種が値上がり。精密機器、その他金融業、サービス業、化学、機械などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、メルカリ <4385>、三菱自<7211>、レーザーテック<6920>、オリンパス<7733>、ソニーG<6758>、NTTデータ<9613>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、SMC<6273>、リクルートHD<6098>などが上昇。他方、久光製薬<4530>などが下落している。 <FA> 2022/10/14 09:40 寄り付き概況 日経平均は1.46円高でスタート、任天堂や7&iHDなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26398.29;+1.46TOPIX;1866.09;-2.91[寄り付き概況] 13日の日経平均は1.46円高の26398.29円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は下落。ダウ平均は28.34ドル安の29210.85ドル、ナスダックは9.09ポイント安の10417.10で取引を終了した。9月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを警戒した売りに寄り付き後、下落。その後、債券相場が値ごろ感から反発し、長期金利が低下に転じたため安心感から買い戻しが目立ち、一時上昇に転じた。しかし、FRBが公表した9月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が利上げ継続を公約したほか、9月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた警戒感もあり、主要株式指数は再び下落して取引を終了した。 今日の東京株式市場は寄付き段階では売り買いが交錯した。日経平均は昨日までの3日続落で900円を超す下げとなっており、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、外為市場で1ドル=146円70銭台と昨日15時頃に比べ50-60銭ほど円安・ドル高に振れていることが、東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今晩米国で発表される9月の消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあり、寄付き段階では売り買いが拮抗した。なお、取引開始前に発表された9月の国内企業物価指数は、前年同月比9.7%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同8.8%上昇だった。 セクター別では、その他製品、鉱業、ゴム製品、海運業、輸送用機器などが値上がり率上位、電気・ガス業、不動産業、保険業、建設業、金属製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、任天堂<7974>、7&iHD<3382>、三菱自<7211>、いすゞ<7202>、キーエンス<6861>、INPEX<1605>、ファーストリテ<9983>、エーザイ<4523>、武田薬<4502>、信越化<4063>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>などが上昇。他方、JAL<9201>、ANA<9202>、アサヒ<2502>、神戸物産<3038>、KDDI<9433>、NTT<9432>、ダイキン<6367>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>などが下落している。 <FA> 2022/10/13 09:24 寄り付き概況 日経平均は48円安でスタート、INPEXや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26353.22;-48.03TOPIX;1867.27;-3.97[寄り付き概況] 12日の日経平均は48.03円安の26353.22円と3日続落して取引を開始した。前日11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は36.31ドル高の29239.19ドル、ナスダックは115.91ポイント安の10426.19で取引を終了した。国際通貨基金(IMF)による世界国内総生産見通し下方修正に加え、重要インフレ指標の発表を控え長期金利が最近の高水準付近に再び近づき警戒感から売りが先行した。その後、買い戻しの動きから一時上昇に転じたが、取引終了にかけ、英中銀のベイリー総裁が市場機能回復のために実施していた緊急国債購入を計画通り今週で終了することを表明すると金融市場混乱への警戒感に伴う売りが再燃し、ダウは上げ幅を縮小。ナスダックは下落で終了した。 今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は小幅に上昇したものの、ナスダック総合指数が1%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%台の下落となったことが東京市場でハイテク株や半導体関連株の重しとなった。また、今晩米国で発表される9月の米卸売物価指数(PPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月20-21日開催分)、明晩発表予定の9月の米消費者物価指数(CPI)などを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が小幅ながら上昇したことがひとまず東京市場の安心感となった。また、日経平均が昨日までの2営業日で900円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いも入りやすく、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。なお、取引開始前に発表された8月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.8%減だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2.3%減だった。今日はソシオネクスト<6526>が東証プライムに上場した。 セクター別では、鉱業、海運業、石油石炭製品、証券商品先物、卸売業などが値下がり率上位、空運業、医薬品、倉庫運輸関連、サービス業、食料品などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、日立<6501>、東京海上<8766>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、ルネサス<6723>、三菱自<7211>、三菱重<7011>、村田製<6981>、キーエンス<6861>などが下落。他方、第一三共<4568>、リクルートHD<6098>、OLC<4661>、アサヒ<2502>、日本電産<6594>、東芝<6502>、JAL<9201>、ANA<9202>、JR東海<9022>、ファナック<6954>、SMC<6273>、ファーストリテ<9983>などが上昇している。 <FA> 2022/10/12 09:39 寄り付き概況 日経平均は358円安でスタート、日本電産やSMCなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26757.12;-358.99TOPIX;1887.69;-19.11[寄り付き概況] 11日の日経平均は358.99円安の26757.12円と続落して取引を開始した。前日10日の米国株式市場は続落。ダウ平均は93.91ドル安の29202.88ドル、ナスダックは110.30ポイント安の10542.10で取引を終了した。売られ過ぎ感などから押し目買いが先行したが、シカゴ連銀のエバンス総裁のタカ派発言を受け、11月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利上げ観測が一段と強まり売りが再燃し下落に転じた。また、ウクライナ情勢の激化による地政学的リスク上昇も更なる売り圧力となり一段安となった。取引終了にかけては、ブレイナードFRB副議長が、市場や世界経済に不透明性が強まった場合の政策修正の可能性などに言及したため安心感から買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮小し終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。国内が連休中だった7日、10日の2日間で米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、2日間でナスダック総合指数が4.8%、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が9.3%の下げとなり、ダウ平均(2.4%下落)より下落率が大きかったことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を押し下げる要因となった。また、ウクライナ情勢の激化や北朝鮮による頻繁なミサイル発射など地政学リスクの高まりが市場の雰囲気を重くした。一方、今日から新型コロナの水際対策が緩和されることや、「全国旅行支援」が始まることから、経済活動の本格再開に向けた期待感が高まっていることが株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の国際収支状況(速報)によると、経常収支は589億円の黒字。前年同月に比べ1兆4416億円黒字幅が縮小した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1218億円の黒字だった。 セクター別では、精密機器、電気機器、機械、化学、医薬品などが値下がり率上位、空運業、鉱業、陸運業、石油石炭製品、電気・ガス業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、日本電産<6594>、SMC<6273>、安川電<6506>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ソニーG<6758>、ディスコ<6146>、HOYA<7741>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、日立<6501>、メルカリ <4385>、リクルートHD<6098>などが下落。他方、ANA<9202>、JAL<9201>、JR東<9020>、JR西<9021>、JR東海<9022>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、INPEX<1605>、ダブル・スコープ<6619>、みずほ<8411>、日本製鉄<5401>などが上昇している。 <FA> 2022/10/11 09:46 寄り付き概況 日経平均は335円安でスタート、7&iHDやアドバンテストなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26975.92;-335.38TOPIX;1898.37;-24.10[寄り付き概況] 7日の日経平均は335.38円安の26975.92円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日6日の米株式市場は、ダウ平均は346.93ドル安の29926.94ドル、ナスダックは75.33ポイント安の11073.31で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを懸念する売りが続き、寄り付き後、下落。低調な雇用関連指標を受けて長期金利が低下すると、安心感に一時上昇に転じた。しかし、FRBの3人の高官がそろって、インフレが高過ぎるため利上げを継続していく必要があると再表明すると過剰な利上げを警戒した売りに押され再び下落。長期金利も上昇し、取引終了にかけて、主要株式指数は下げ幅を拡大し終了た。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの4日続伸で1300円を超す上げとなったことから戻り待ちの売りが出やすかった。さらに、今晩発表される9月の米雇用統計を見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあった。一方、外為市場で1ドル=145円00銭台と昨日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価を支えた。また、政府が11月にも22年度第2次補正予算案を国会に提出すると報じられ、政策の前進を期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の家計調査は2人以上世帯の実質消費支出が前年同月比5.1%増加した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同6.7%増だった。今日はキューブ<7112>が東証グロースに上場した。中国(上海、深セン)が休場となる。 セクター別では、金属製品、その他金融業、保険業、機械、電気機器などが値下がり率上位、空運業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、7&iHD<3382>、アドバンテスト<6857>、村田製<6981>、ルネサス<6723>、オリックス<8591>、三菱UFJ<8306>、リクルートHD<6098>、日本電産<6594>、ダイキン<6367>、ソフトバンクG<9984>、ダブル・スコープ<6619>、三井不<8801>などが下落。他方、JR東<9020>、JR東海<9022>、エーザイ<4523>、JAL<9201>、ローム<6963>などが上昇している。 <FA> 2022/10/07 09:30 寄り付き概況 日経平均は17円高でスタート、INPEXや楽天グループなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27137.98;+17.45TOPIX;1914.12;+1.20[寄り付き概況] 6日の日経平均は17.45円高の27137.98円と4日続伸して取引を開始した。前日5日の米国株式市場は反落。ダウ平均は42.45ドル安の30273.87ドル、ナスダックは27.77ポイント安の11148.64で取引を終了した。予想を上回った9月ISM非製造業景況指数を受け連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げ観測が再燃し長期金利の上昇に伴い警戒感から売られ、寄り付き後、下落。押し目買いに一時上昇に転じる局面もあったが、FRB高官が依然タカ派姿勢を維持し来年の利下げの市場の憶測を否定したため売りが再燃し、引けにかけ、主要株式指数は再び下落に転じ終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したものの、前日まで急ピッチで上昇した反動による下げとの見方が多く、また、朝方に安値をつけた後は総じて底堅い推移となったことから、米株式市場の基調は強いとする見方があり、東京市場の株価支援要因となった。また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが東京市場で半導体関連株などの株価を支えた。一方、昨日までの3日間で日経平均が1100円を超す上げとなったことから、短期的な戻り待ちの売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は9月25日-10月1日に国内株を6週連続で売り越した。売越額は5018億円だった。今日はFIXER<5129>が東証グロース市場に上場した。中国(上海、深セン)が休場となる。 セクター別では、鉱業、卸売業、ゴム製品、石油石炭製品、繊維製品などが値上がり率上位、精密機器、化学、小売業、空運業、サービス業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、INPEX<1605>、楽天グループ<4755>、メルカリ <4385>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、東電力HD<9501>、三菱重<7011>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ホンダ<7267>、デンソー<6902>、商船三井<9104>などが上昇。他方、イオン<8267>、神戸物産<3038>、ベイカレント<6532>、オリンパス<7733>、JR東海<9022>、KDDI<9433>、武田薬<4502>などが下落している。 <FA> 2022/10/06 09:24 寄り付き概況 日経平均は219円高でスタート、川崎汽船やメルカリなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27211.32;+219.11TOPIX;1922.22;+15.33[寄り付き概況] 5日の日経平均は219.11円高の27211.32円と3日続伸して取引を開始した。前日4日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は825.43ドル高の30316.32ドル、ナスダックは360.97ポイント高の11176.41で取引を終了した。債務健全性への懐疑的見方に株式が売られていた金融のクレディスイス株が持ち直したため市場混乱への警戒感が後退し欧州からの流れを継いだ買いに、寄り付き後、上昇。その後、8月JOLT求人件数が予想を下回り7月から大幅に減少した結果を受け労働市場の需要鈍化を見込み大幅利上げ継続観測が緩和。長期金利が一段と低下すると、さらなる上昇に繋がった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に続伸したことが東京市場の株価支援要因となった。また、ナスダック総合指数が3%台、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の上昇と、ダウ平均(2.8%)より上昇率が大きかったことも東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手掛かり要因となった。一方、日経平均は昨日までの2営業日で1000円を超す上げとなっており、短期的な過熱感を指摘する向きがあった。また、外為市場で1ドル=143円80銭台と、昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、海運業、空運業、精密機器、電気機器、サービス業などが値上がり率上位、医薬品、石油石炭製品、食料品が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>、メルカリ <4385>、伊藤忠<8001>、JAL<9201>、ANA<9202>、キーエンス<6861>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、オリンパス<7733>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>などが上昇。他方、武田薬<4502>、住友鉱<5713>、第一三共<4568>などが下落している。 <FA> 2022/10/05 09:24 寄り付き概況 日経平均は437円高でスタート、伊藤忠やメルカリなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26653.49;+437.70TOPIX;1876.99;+29.41[寄り付き概況] 4日の日経平均は437.70円高の26653.49円と続伸して取引を開始した。前日3日の米国株式市場は反発。ダウ平均は765.38ドル高の29490.89ドル、ナスダックは239.82ポイント高の10815.43で取引を終了した。英国のトラス政権が最高所得税率引き下げを撤回したため世界金融市場混乱への不安が緩和し買い戻しが先行した。9月ISM製造業景況指数や8月建設支出が予想下回り、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年来の低水準に落ち込む低調な経済指標の結果を受け連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念が後退し、長期金利低下に伴う買いが強まり、一段高となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が3日ぶりに大幅に反発したことが東京市場の株価を支えた。また、日経平均が昨日は反発したものの、市場では短期的に下げ過ぎとの見方が継続しており、反騰を狙った買いが入りやすかった。さらに、昨日、臨時国会が召集され、今後、国会で政策論議が進むとの期待感も株価を支える要因となった。一方、今朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、政府が日本上空を通過したとみられると発表したことから、地政学リスクの高まりを警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された9月の東京都区部消費者物価指数(CPI・中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.8%上昇だった。今日は中国(上海、深セン)、香港が休場となる。 セクター別では全業種が値上がり。電気・ガス業、鉱業、パルプ・紙、小売業、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、伊藤忠<8001>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、三菱商事<8058>、メルカリ <4385>、HOYA<7741>、INPEX<1605>、三菱重<7011>、7&iHD<3382>、ソニーG<6758>、日立<6501>、東エレク<8035>、信越化<4063>、レーザーテック<6920>、キーエンス<6861>、三菱UFJ<8306>などが上昇。他方、下落銘柄は目立ったものはない。 <FA> 2022/10/04 09:29 寄り付き概況 日経平均は158円安でスタート、レーザーテックやソフトバンクグループなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;25778.95;-158.26TOPIX;1827.32;-8.62[寄り付き概況] 10月3日の日経平均は前週末比158.26円安の25778.95円と続落でスタート。9月30日の米国市場でダウ平均は500.10ドル安の28725.51ドル、ナスダックは161.89ポイント安の10575.62で取引を終了。 英国政府が1972年来で最大とされる減税策を発表。インフレ高進にさらに拍車をかけるとの懸念から欧州市場が大幅安となった流れに続き、下落スタート。米国内の長期金利も一段と上昇、景気後退懸念を受けた売りも強まり一段安となった。引けにかけては、世界的な株安を警戒した投資資家心理の悪化で買い持ち高を手仕舞う売りも巻き込み、下げ幅を拡大した。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の25930円。本日の日経平均は売りが先行。今週は米国で9月のISM製造業・非製造業景況指数、9月のADP雇用統計、9月の雇用統計の発表を控えている他、足元で緊迫感を増すロシア情勢なども気がかりとなり、手掛けにくさが意識される。なお、寄り前に発表された7-9月期調査日銀短観・大企業製造業業況判断DIは+8で市場予想を下回った。 東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、エーザイ<4523>、ニトリHD<9843>、日立<6501>、メルカリ<4385>などが下落。業種別では、その他製品、小売、陸運などが下落率上位で推移。 <FA> 2022/10/03 09:29 寄り付き概況 日経平均は182円安でスタート、ファーストリテや東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26240.00;-182.05TOPIX;1857.77;-11.03[寄り付き概況] 30日の日経平均は182.05円安の26240.00円と反落して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は反落。ダウ平均は458.13ドル安の29225.61ドル、ナスダックは314.13ポイント安の10737.51で取引を終了した。4−6月期価格指数確定値が1981年以来で最高となったほか、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少したため大幅利上げを織り込む長期金利の上昇で売りが先行した。一部企業が売り上げに悲観的見通しを示したため景気後退懸念も再燃しさらなる売り圧力となり、また、携帯端末のアップル(AAPL)の下落も相場を一段と押し下げ、終日軟調に推移した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、アップルなどハイテク株の下げが大きかったことなどを受け、東京市場でもハイテク株の積極的な買いが手控えられた。一方、日経平均は昨日は反発したが、9月中旬以降の下げピッチが速すぎるとの見方が継続し、買いが入りやすかった。また、10月3日に臨時国会が召集されることから、今後、政策論議が進むと期待する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の完全失業率(季節調整値)は2.5%となり前月比0.1ポイント低下した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、8月の有効求人倍率(季節調整値)は1.32倍で前月から0.03ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.30倍だった。同じく、取引開始前に発表された8月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比2.7%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同0.2%上昇だった。今日は、グッピーズ<5127>が東証グロースに上場した。 セクター別では、海運業、輸送用機器、陸運業、空運業、電気機器などが値下がり率上位、保険業、医薬品、パルプ・紙、非鉄金属、食料品が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ダブル・スコープ<6619>、ディスコ<6146>、三菱自<7211>、日本電産<6594>、JR東海<9022>、デンソー<6902>、キーエンス<6861>、メルカリ <4385>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ソニーG<6758>などが下落。他方、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、NTT<9432>などが上昇している。 <FA> 2022/09/30 09:31 寄り付き概況 日経平均は106円高でスタート、塩野義薬やファーストリテなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26280.50;+106.52TOPIX;1856.08;+0.93[寄り付き概況] 29日の日経平均は106.52円高の26280.50円と反発して取引を開始した。前日28日のダウ平均は548.75ドル高の29683.74ドル、ナスダックは222.13ポイント高の11051.64で取引を終了した。英国中銀が長期国債市場に介入し同国政府が提示した大型減税計画による影響を警戒した金融市場の混乱を鎮静化させたため、安心感から買われ、寄り付き後、上昇。国内の長期金利も連れる形で大幅に低下したため買い戻しが加速し、終日堅調に推移した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大きく上昇したことが東京市場の株価支援要因となった。また、昨日の日経平均が400円近く下げたことから自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、岸田首相が10月3日の所信表明演説で、インバウンド(訪日外国人)消費でコロナ禍前を上回る「年5兆円超」をめざすと表明する調整に入ったと報じられたこともあり、経済活動の本格再開に向けた期待が高まったことも株価の支えとなった。一方、インフレ警戒や景気の先行き不透明感などは根強く株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、今日は9月末配当の権利落ち日で日経平均配当落ち影響度はQUICK試算で223円01銭。取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は11-17日に国内株を3106億円、18-24日に1兆1789億円売り越し、5週連続の売り越しとなった。今日は、プログリット<9560>、ポーターズ<5126>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、ゴム製品、精密機器、サービス業、繊維製品などが値上がり率上位、海運業、電気・ガス業、銀行業、陸運業、鉄鋼などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、塩野義薬<4507>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、INPEX<1605>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、ソフトバンクG<9984>、OLC<4661>、レノバ<9519>、キヤノン<7751>、メルカリ <4385>などが上昇。他方、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソフトバンク<9434>、KDDI<9433>、NTT<9432>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>、日本製鉄<5401>、日本電産<6594>などが下落している。 <FA> 2022/09/29 09:38 寄り付き概況 日経平均は149.01円安でスタート、近鉄GHDやファナックなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26422.86;-149.01TOPIX;1861.52;-11.49[寄り付き概況] 28日の日経平均は149.01円安の26422.86円と反落して取引を開始した。前日27日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は125.82ドル安の29134.99ドル、ナスダックは26.58ポイント高の10829.50で取引を終了した。新築住宅販売件数や消費者信頼感指数が予想を上回る強い結果を好感し一時買いが先行したが、長期金利が大幅上昇に転じると警戒感から売られ下落に転じた。引けにかけ、ハイテク株が値ごろ感から買われ下げ止まると、ダウも下げ幅を縮小し取引を終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の海外市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、ロシア産天然ガスを欧州に供給する海底パイプライン「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」が損傷したことが天然ガス価格の上昇に拍車をかけ、欧州のインフレがさらに高進するとの懸念も心理的な重しとなった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したものの、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどが東京市場の株価の支えとなった。また、今日は3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日にあたり、配当狙いの買いも期待されたが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はグラッドキューブ<9561>とファインズ<5125>が東証グロースに、キットアライブ<5039>が札証アンビシャスにそれぞれ上場した。 セクター別では、ゴム製品、不動産業、海運業、銀行業、電気・ガス業などが値下がり率上位、鉱業、精密機器、金属製品、石油石炭製品、機械などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、近鉄グループホールディングス<9041>、西武HD<9024>、京王電鉄<9008>、ファナック<6954>、JAL<9201>、商船三井<9104>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、NTT<9432>、日本郵船<9101>、日本製鉄<5401>、OLC<4661>、共立メンテナンス<9616>などが下落。他方、INPEX<1605>、HOYA<7741>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>などが上昇している。 <FA> 2022/09/28 09:30 寄り付き概況 日経平均は153.83円高でスタート、花王やTDKなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26585.38;+153.83TOPIX;1872.71;+8.43[寄り付き概況] 27日の日経平均は153.83円高の26585.38円と4日ぶり反発して取引を開始した。前日26日の米国株式市場は続落。ダウ平均は329.60ドル安の29260.81ドル、ナスダックは65ポイント安の11802.92で取引を終了した。英国政府が先週発表した大規模な経済対策によりインフレが一段と悪化し世界景気後退に繋がるとの警戒感から売りが先行した。また、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速の思惑に米長期金利が一段と上昇したことに加え、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが2002年来の高値を更新し、ドル高が企業収益を圧迫するとの懸念に繋がったことも売り圧力となり、終日軟調な推移となった。 今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日までの3営業日続落で1200円を超す下げとなったことから、自律反発狙いの買いが入りやすかった。また、明日が9月末の権利付き最終日となることから配当狙いの買いも期待された。さらに、外為市場で1ドル=144円40銭台と昨日15時頃に比べ70銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週は配当再投資に絡んだ買い需要が見込まれる一方、日経平均採用銘柄の入れ替えに伴う売り需要も指摘されており、こうした需給要因による株価変動を警戒する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。 セクター別では、化学、輸送用機器、非鉄金属、ゴム製品、海運業などが値上がり率上位、鉱業、陸運業、電気・ガス業、空運業、不動産業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、花王<4452>、資生堂<4911>、TDK<6762>、ファナック<6954>、村田製<6981>、メルカリ <4385>、富士通<6702>、信越化<4063>、日本特殊陶業<5334>、任天堂<7974>、ホンダ<7267>、日本郵船<9101>、アドバンテスト<6857>などが上昇。他方、JR東<9020>、近鉄GHD<9041>、南海電鉄<9044>、名古屋鉄道<9048>、西武HD<9024>、JAL<9201>、JR東海<9022>、INPEX<1605>、KDDI<9433>、東エレク<8035>などが下落している。 <FA> 2022/09/27 09:37 寄り付き概況 日経平均は374円安でスタート、三菱UFJやトヨタなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26779.44;-374.39TOPIX;1892.16;-23.96[寄り付き概況] 26日の日経平均は前週末比374.39円安の26779.44円と3営業日続落でスタート。23日の米国市場でダウ平均は486.27ドル安の29590.41ドル、ナスダックは198.88ポイント安の10867.93で取引を終了。 英国政府が1972年来で最大とされる減税策を発表。インフレ高進にさらに拍車をかけるとの懸念から欧州市場が大幅安となった流れに続き、下落スタート。米国内の長期金利も一段と上昇、景気後退懸念を受けた売りも強まり一段安となった。引けにかけては、世界的な株安を警戒した投資家心理の悪化で買い持ち高を手仕舞う売りも巻き込み、下げ幅を拡大した。 シカゴ日経225先物清算値は大阪比615円安の26415円。本日の日経平均はシカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップダウンからのスタート。景気後退懸念などに加え、ロシアのプーチン政権が予備役の動員に踏み切ったことに伴う一段の地政学リスクへの警戒感も相場の重しに。 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ<7203>、ソニーグループ<6758>、東エレク<8035>、ソフトバンクグループ<9984>、INPEX<1605>、三菱自動車<7211>、村田製作所<6981>、リクルートHD<6098>など主力処は全般下落。業種別では、鉱業、石油石炭、輸送用機器などが下落率上位で推移。 <FA> 2022/09/26 09:23 寄り付き概況 日経平均は259円安でスタート、東電力HDやJALなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27053.58;-259.55TOPIX;1904.17;-16.63[寄り付き概況] 22日の日経平均は259.55円安の27053.58円と続落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は522.45ドル安の30183.78ドル、ナスダックは204.86ポイント安の11220.19で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げピークを示唆する可能性などを期待した買いが先行した。FOMCが市場の予想通り3会合連続で0.75%の利上げを決定し、FRBのスタッフ予測で金利見通しが大幅に引き上げられ金利先高観が強まり、売り優勢に転じた。同時に、景気後退リスクを受けた売りも強まり、取引終了にかけて主要株式指数は下げ幅を拡大した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。注目されたFOMCの結果を受け、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、ロシアのプーチン大統領が改めて強硬姿勢を示したこともウクライナ情勢への警戒感を高めた。さらに、昨日の日経平均が75日移動平均線や200日移動平均線を割り込んだことから相場の基調は強くないとの指摘もあった。一方、明日からの東京市場の3連休を前にひとまず買い戻す動きも見られたが、寄付き段階では売りが優勢だった。今日はFPパートナー<7388>が東証グロースに上場した。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が公表され、その後、黒田日銀総裁の記者会見が予定されている。 セクター別では、空運業、電気機器、医薬品、機械、サービス業などが値下がり率上位、輸送用機器が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、東電力HD<9501>、JAL<9201>、ANA<9202>、アステラス薬<4503>、リクルートHD<6098>、日製鋼<5631>、INPEX<1605>、ソニーG<6758>、キーエンス<6861>、レーザーテック<6920>、川崎汽船<9107>、OLC<4661>、ダイキン<6367>、近鉄グループホールディングス<9041>、第一三共<4568>、ENEOS<5020>などが下落。他方、トヨタ<7203>、ベイカレント<6532>、任天堂<7974>などが上昇している。 <FA> 2022/09/22 09:29 寄り付き概況 日経平均は247円安でスタート、第一三共や東電力HDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27440.84;-247.58TOPIX;1932.97;-14.30[寄り付き概況] 21日の日経平均は247.58円安の27440.84円と反落して取引を開始した。前日20日の米国株式市場は反落。ダウ平均は313.45ドル安の30706.23ドル、ナスダックは109.97ポイント安の11425.05で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)が2日間にわたる連邦公開市場委員会(FOMC)を開始したことにともない長期金利が一段と上昇したため売りが先行し、FOMCの結果を警戒した売りが再燃し一段安となった。終日軟調推移も、のちに延期が報じられたもののロシアのプーチン大統領がウクライナ戦争についてのスピーチを実施しなかったことが伝わると、地政学的リスクの低下を期待した買い戻しに下げ幅を縮小し取引を終えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、今週の立ち合いが3日しかないことに加え、日本時間の明日未明のFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見、明日日中の日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田日銀総裁の記者会見、明晩の英中銀の金融政策委員会の結果と議事録発表など金融イベントが相次ぐことから、これらの結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=143円60銭台と昨日15時頃に比べ40銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となり、また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが利ザヤ改善が期待された金融株の株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。 セクター別では、輸送用機器、ゴム製品、ガラス土石製品、卸売業、電気・ガス業などが値下がり率上位、不動産業が値上がりしている。東証プライムの売買代金上位では、第一三共<4568>、東電力HD<9501>、メルカリ <4385>、ダイキン<6367>、三井物産<8031>、トヨタ<7203>、名古屋鉄道<9048>、キーエンス<6861>、リクルートHD<6098>、日立<6501>、デンソー<6902>、アステラス薬<4503>などが下落。他方、三菱地所<8802>、gumi<3903>、三菱UFJ<8306>、HOYA<7741>、東京海上<8766>、任天堂<7974>などが上昇している。 <FA> 2022/09/21 09:25 寄り付き概況 日経平均は221円高でスタート、TDKやルネサスなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27788.68;+221.03TOPIX;1951.10;+12.54[寄り付き概況] 20日の日経平均は221.03円高の27788.68円と反発して取引を開始した。前日19日の米国株式市場は反発。ダウ平均は197.26ドル高の31019.68ドル、ナスダックは86.62ポイント高の11535.02で取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた長期金利の上昇を警戒した売りが先行したが、バイデン大統領がパンデミック終了を宣言したほか、中国の成都市での新型コロナ抑制の都市封鎖が解除される方針がプラス材料となり、上昇に転じた。取引終了にかけて、FOMCでの大幅利上げは織り込み済みとの見方が強まったほか、売り持ち手仕舞の買い戻しも巻き込み、上げ幅を拡大して取引を終了した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。先週末16日と昨日の2日通算でダウ平均が57ドル高、ナスダック総合指数が17ポイント安とまちまちだったが、昨日の米株式市場で主要指数が取引終了にかけて強含みの展開となったことが東京市場で安心感となった。また、先週末の日経平均が300円を超す下げとなったことから、短期的な戻りを見込む買いが入りやすかった。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めが長期化し景気を下押すとの懸念が継続し、東京市場の株価の重しとなった。特に今週は、日本時間22日未明にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見、22日の日中に日銀金融政策決定会合の結果公表と黒田日銀総裁の記者会見を控えており、これらを見極めたいとして積極的な買いを手控える向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.8%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.7%上昇だった。 セクター別では、非鉄金属、その他製品、電気機器、ガラス土石製品、ゴム製品などが値上がり率上位、海運業、石油石炭製品、不動産業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、TDK<6762>、DOWA<5714>、ルネサス<6723>、富士通<6702>、デンソー<6902>、任天堂<7974>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、村田製<6981>、KDDI<9433>などが上昇。他方、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、資生堂<4911>、コナミG<9766>、メルカリ <4385>、武田薬<4502>、JAL<9201>、ANA<9202>、日立金<5486>、ゼンショーHD<7550>、リクルートHD<6098>などが下落している。 <FA> 2022/09/20 09:26 寄り付き概況 日経平均は244円安でスタート、川崎汽船や東エレクなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27631.39;-244.52TOPIX;1937.84;-12.59[寄り付き概況] 16日の日経平均は244.52円安の27631.39円と反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は173.27ドル安の30961.82ドル、ナスダックは167.32ポイント安の11552.36で取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったほか、先週分新規失業保険申請件数の減少で連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げを織り込む長期金利の上昇を警戒した売りが先行した。一時、押し目買いが見られたものの、長期金利の上昇でハイテクが売られたほか、過剰な利上げによる景気後退懸念を受けた売りも強まり、主要株式指数は一段安となり取引を終えた。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。また、東京市場は明日から3連休となることからポジション調整の売りが警戒されたことに加え、来週20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、政府が今秋中にも観光促進策の「全国旅行支援」を始める検討に入ったと伝えられ、経済活動の本格再開への期待がさらに高まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、日本時間の前場の時間帯に、8月の中国工業生産高、8月の中国小売売上高など中国の主要経済指標が発表される。今日は、eWeLL<5038>が東証グロースに上場した。 セクター別では、海運業、鉱業、その他製品、非鉄金属、電気機器などが値下がり率上位、銀行業、空運業、陸運業、保険業、証券商品先物などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、日東電<6988>、キーエンス<6861>、INPEX<1605>、メルカリ <4385>、富士フイルム<4901>、リクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>、NEC<6701>、京セラ<6971>、任天堂<7974>、三菱自<7211>、ホンダ<7267>などが下落。他方、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、エイチ・アイ・エス<9603>、近鉄グループホールディングス<9041>、JR東<9020>などが上昇している。 <FA> 2022/09/16 09:33 寄り付き概況 日経平均は55円高でスタート、任天堂やダイキンなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;27873.96;+55.34TOPIX;1948.49;+1.03[寄り付き概況] 15日の日経平均は55.34円高の27873.96円と反発して取引を開始した。前日14日の米国株式市場は反発。ダウ平均は30.12ドル高の31135.09ドル、ナスダックは86.10ポイント高の11719.68で取引を終了した。前日の大幅下落の反動で買われたほか、8月生産者物価指数(PPI)で若干改善が見られたため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念が緩和し買い戻しが先行した。しかし、FRBの大幅利上げ計画は変わらずとの見方から長期金利が続伸すると再び売りに転じた。引けにかけ、金利上昇が一段落するとハイテク株の買いが相場を支え、主要株式指数はプラス圏を回復して取引を終えた。 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が反発したことが東京市場で安心感となった。また、昨日の日経平均が大幅安となったことから自律反発狙いの買いも入りやすかった。さらに、政府が10月をめどに個人旅行客受け入れやビザなし短期滞在などを再開するとの報道を受け、経済活動の本格再開への期待感が高まり株価支援要因となった。一方、引き続き米金融引き締め継続や景気悪化への警戒感は強く、来週20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあった。また、外為市場で1ドル=143円00銭台と昨日15時頃に比べ80銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の貿易収支は2兆8173億円の赤字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は2兆3981億円の赤字だった。同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は4-10日に国内株を3週連続で売り越した。売越額は6097億円だった。 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、その他製品、空運業、建設業などが値上がり率上位、海運業、鉄鋼、その他金融業、非鉄金属、卸売業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、任天堂<7974>、ダイキン<6367>、レノバ<9519>、ANA<9202>、JAL<9201>、INPEX<1605>、JR東<9020>、メルカリ <4385>、リクルートHD<6098>、オリンパス<7733>、ファーストリテ<9983>、東京海上<8766>、ソニーG<6758>などが上昇。他方、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、JFE<5411>、日本製鉄<5401>、SGホールディングス<9143>、三菱商事<8058>、三井物産<8031>、ホンダ<7267>、三菱自<7211>、日立<6501>、NTT<9432>、7&iHD<3382>などが下落している。 <FA> 2022/09/15 09:27 寄り付き概況 日経平均は481円安でスタート、ソフトバンクGやリクルートHDなどが下落 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28132.70;-481.93TOPIX;1955.39;-31.18[寄り付き概況] 14日の日経平均は481.93円安の28132.70円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日13日の米国株式市場は大幅反落。ダウ平均は1276.37ドル安の31104.97ドル、ナスダックは632.84ポイント安の11633.57で取引を終了した。8月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったため、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペース加速懸念に売られ、寄り付き後、大きく下落。長期金利の急伸でハイテクの売りも加速し、相場をさらに押し下げた。同時にFRBの過剰な利上げによる景気後退入り懸念も浮上し、サービスや小売りなどを中心に売られ、一段安となった。引けにかけても売り止まず、ポジション手仕舞いの売りも巻き込み主要株式指数は大幅安で終了した。 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が大幅に下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均が昨日までの4営業日で1100円を超す上げとなったことから利益確定売りも出やすかった。さらに、昨日の8月の米消費者物価指数(CPI)に続き今晩は8月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることから、これを見極めたいとして買いを見送る向きもあった。一方、外為市場で1ドル=144円40銭台と昨日15時頃に比べ2円ほど円安・ドル高に振れていることが東京市場で輸出株などの株価の支えとなったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された7月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比5.3%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.8%減だった。 セクター別では全業種が値下がり。海運業、その他製品、電気機器、精密機器、空運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、ソニーG<6758>、信越化<4063>、大阪チタ<5726>、HOYA<7741>、ダイキン<6367>、川崎汽船<9107>などが下落。他方、三菱自<7211>などが上昇している。 <FA> 2022/09/14 09:30 寄り付き概況 日経平均は14円高でスタート、任天堂や神戸物産などが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28556.21;+14.10TOPIX;1981.38;+1.16[寄り付き概況] 13日の日経平均は14.10円高の28556.21円と4日続伸して取引を開始した。前日12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は229.63ドル高の32381.34ドル、ナスダックは154.10ポイント高の12266.41で取引を終了した。8月消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレ鎮静化を期待した買いが先行した。NY連銀の8月期待インフレが大幅に低下したことも投資家心理の改善に繋がった。一方、9月連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利上げ観測は根強く、午後に入り長期金利が大きく上昇に転じると、主要株式指数は上げ幅を縮小し取引を終えた。 今日の東京株式市場は、買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が4日続伸したことが東京市場の株価を支えた。また、政府が入国者数の上限撤廃などを10月までに判断すると伝えられたことなどから、経済活動の本格再開に対する期待が継続したことも株価の支えとなった。一方、日経平均が昨日までの3日続伸で1100円を超す上げとなったことから短期的な過熱感が意識された。また、今晩発表される8月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では、やや買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の国内企業物価指数は、前年同月比9.0%上昇した。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同8.9%上昇だった。同じく取引開始前に発表された法人企業景気予測調査によると、7-9月期の大企業全産業の景況判断指数(BSI)はプラス0.4だった。前回調査の4-6月期はマイナス0.9、先行き10-12月期の見通しはプラス6.4となった。今日はジャパニアス<9558>が東証グロースに上場した。 セクター別では、鉱業、陸運業、その他製品、石油石炭製品、サービス業などが値上がり率上位、輸送用機器、精密機器、保険業、鉄鋼、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、任天堂<7974>、デンソー<6902>、神戸物産<3038>、INPEX<1605>、ベイカレント<6532>、エムスリー<2413>、JR東<9020>、住友鉱<5713>、レノバ<9519>、メルカリ <4385>、OLC<4661>、川崎汽船<9107>、村田製<6981>などが上昇。他方、オリンパス<7733>、ダブル・スコープ<6619>、シマノ<7309>、ホンダ<7267>、日産自<7201>、三菱自<7211>、SMC<6273>、7&iHD<3382>、日本製鉄<5401>、ファナック<6954>、NTT<9432>などが下落している。 <FA> 2022/09/13 09:28 寄り付き概況 日経平均は268円高でスタート、ソフトバンクGやダブル・スコープなどが上昇 [日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;28483.59;+268.84TOPIX;1981.52;+15.99[寄り付き概況] 12日の日経平均は前週末比268.84円高の28483.59円と3営業日続伸でスタート。9日の米国市場でダウ平均は377.19ドル高の32151.71ドル、ナスダックは250.18ポイント高の12112.31で取引を終了。ドル高が一段落したほか、予想を上回った企業決算を受けた買いが先行し、寄り付き後上昇。週末でショートカバー(買い戻し)が強まったほか、来週発表の消費者物価指数(CPI)の改善を期待した長期金利の低下でハイテクが買われ、相場全体を支援。引けにかけて、主要株価指数は上げ幅を拡大して終了した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の28195円。米株高の流れを受けて、本日の日経平均は買いが先行。ただし、今週は米国市場でCPIのほか、小売売上高やミシガン大学消費者態度指数などの発表を控えていることもあり、徐々に様子見ムードが強まりやすいとの声も一部市場関係者から聞かれている。 東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクグループ<9984>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ダブル・スコープ<6619>、日本航空<9201>、三菱自<7211>、大阪チタ<5726>、ルネサス<6723>、HOYA<7741>などが上昇。業種別では、空運、陸運、精密機器などが上昇率上位で推移。 <AK> 2022/09/12 10:17

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