寄り付き概況

日経平均は57円高でスタート、川崎汽船や三菱UFJなどが上昇

配信日時:2024/01/15 09:37 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;35634.12;+57.01TOPIX;2499.21;+4.98


[寄り付き概況]

 1月15日の日経平均は前週末比57.01円高の35634.12円と6営業日続伸でスタート。
12日の米国市場でダウ平均は118.04ドル安の37592.98ドル、ナスダックは2.58ポイント高の14972.76で取引を終了。12月生産者物価指数(PPI)が予想を下回り早期の利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。その後、決算を受けた銀行株の下落が重しとなり、下落に転じた。ただ、金利先安観にハイテクは底堅く推移し、相場全体の下値を支えた。

 ダウは終日軟調に推移したが、ナスダックは終盤にかけプラス圏を回復しまちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の35545円。こうした流れのなか、本日の日経平均は買いが先行。もっとも、先週大幅に上昇していたこともあり、寄り付き後は一時小幅ながらマイナスに転じるなど、本格化する決算を前に様子見ムードが出ているようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、川崎汽船<9107>、三菱UFJ<8306>、信越化
<4063>、日本郵船<9101>、三菱重<7011>、商船三井<9104>、日立<6501>などが上昇している一方、ファーストリテ<9983>、ソニーG<6758>、安川電機<6506>などが小幅に下落。業種別では、海運、鉱業、証券商品先物などが上昇率上位で推移している。

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