寄り付き概況

日経平均は245円高でスタート、トヨタ自やソニーGなどが上昇

配信日時:2023/12/25 09:31 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33414.51;+245.46TOPIX;2353.62;+17.19

[寄り付き概況]

 12月25日の日経平均は前週末比245.46円高の33414.51円と続伸でスタート。22日の米国市場でダウ平均は18.38ドル安の37385.97ドル、ナスダックは29.11ポイント高の14992.97で取引を終了。

 連休を控えた調整で寄り付き後、まちまち。11月コアPCE(個人消費支出)価格指数の伸びが予想を下回り連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを正当化させるとの見方に金利が低下、ハイテク中心に買いが先行した。その後、12月ミシガン大消費者信頼感指数確定値や長期インフレ期待が予想外に上方修正されると、長期金利が上昇に転じ、相場は失速。終盤にかけダウは小幅下落に転じた。ナスダックは根強い金利先安感に底堅く推移し、まちまちで終了。

 シカゴ日経225先物清算値(3月限)は、大阪比210円高の33270円。こうした流れのなか、本日の日経平均は買いが先行。もっとも、25日の米国市場はクリスマスの祝日で休場となるため、海外勢の商いは限られると考えられる。そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まるとの見方が多いようだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、トヨタ自<7203>、資生堂<4911>、ソニーG
<6758>、ソフトバンクG<9984>、スズキ<7269>などが上昇している一方、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、アドバンテ<6857>などが下落。業種別では、精密機器、建設、化学などが上昇率上位で推移している。
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