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注目トピックス 経済総合 (中国)上海総合指数は0.19%安でスタート、人民銀が指標金利「LPR」を据え置く *10:54JST (中国)上海総合指数は0.19%安でスタート、人民銀が指標金利「LPR」を据え置く 21日の上海総合指数は売り先行。前日比0.19%安の3125.99ptで寄り付いた後は、日本時間午前10時46分現在、0.48%安の3117.06ptで推移している。中国人民銀行(中央銀行)が最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を市場予想に反して据え置くと発表したことが嫌気されている。市場では、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが4.20→4.05%、銀行貸出の指標となる1年物LPRが3.55→3.40%に引き下げられると予想されている。また、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題、消費低迷など内部環境の不透明感も引き続き圧迫材料となっている。 <AN> 2023/08/21 10:54 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」1位にツナグGHD  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の21日午前10時現在で、ツナググループ・ホールディングス<6551.T>が「売り予想数上昇」で1位となっている。  21日の東京市場で、ツナグGHDは続落。16日に年初来高値をつけるなど、足もとで株価が急伸した反動が出ているようで、高値警戒感が売り予想数上昇につながっているようだ。  人気化したきっかけは、14日取引終了後に発表した23年9月期第3四半期累計(22年10月~23年6月)の連結決算で、営業利益は前年同期比2.3倍の3億8700万円となり、通期計画4億円に対する進捗率は96%超に達している。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:52 Reuters Japan Online Report Business News クアルコムのオートトークス買収、EUが承認必要との見解 [ブリュッセル 18日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会は18日、米半導体大手クアルコムが計画しているイスラエルの半導体メーカー、オートトークス買収について、欧州委の承認を得る必要があるとの見解を示した。 この案件は、欧州委が売上高の規模に基づいて定めた承認取得義務の基準には達していない。ただ両社が手がけるV2X(車とあらゆる機器を通信でつないで相互連携させる技術)分野の重要性に鑑みて、フランスやアイルランド、イタリア、オランダ、ポーランド、スペイン、スウェーデンなど加盟15カ国から調査の要請を受けたという。 欧州委は「本取引を通じて欧州経済領域(EEA)における2つの主要なV2X半導体のサプライヤーが統合される。V2X技術は道路の安全や交通管理、二酸化炭素(CO2)排出量削減、自動運転車普及の面で鍵を握る」と指摘した。 その上で「だからOEM(相手先ブランドによる生産)メーカーやインフラ運営事業者といった顧客が競争的な価格や環境で引き続きV2X技術を利用できる道筋を確保することが大事になる」と説明した。 2023-08-21T015246Z_1_LYNXMPEJ7K01T_RTROPTP_1_AUTOTALK-M-A-QUALCOMM.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230821:nRTROPT20230821015246LYNXMPEJ7K01T クアルコムのオートトークス買収、EUが承認必要との見解 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230821T015246+0000 20230821T015246+0000 2023/08/21 10:52 みんかぶニュース 市況・概況 資生堂やコーセーが軟調、中国景気懸念に米エスティローダー決算の重荷が加わる◇  資生堂<4911.T>が3日続落。コーセー<4922.T>は5日続落し、年初来安値を更新した。米化粧品大手のエスティ・ローダー<EL>が米国時間18日に発表した23年4~6月期の決算は500万ドルの営業赤字(前年同期は7900万ドルの営業黒字)となった。同社株には業況を懸念した売りが膨らみ、決算発表後に下値を模索する展開となった。中国の旅行市場の回復遅れなどが響いたとみられる。不動産問題を受けた中国景気の先行き警戒感がくすぶるなかにあって、日本の化粧品株に対する重荷となったようだ。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:50 みんかぶニュース 市況・概況 21日香港・ハンセン指数=寄り付き17798.47(-152.38)  21日の香港・ハンセン指数は前営業日比152.38ポイント安の17798.47で寄り付いた。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:48 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(10時台)~識学、タツタ線などがランクイン *10:44JST 出来高変化率ランキング(10時台)~識学、タツタ線などがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [8月21日 10:39 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<4388> エーアイ      1241000  86360  1337.01% 11.55%<7859> アルメディオ    1200300  181320  561.98% 0.94%<4418> JDSC      1505400  256120  487.77% 7.73%<3076> あいHD      720400  132680  442.96% 8%<9425> 日本テレホン    236900  52520  351.07% 3.49%<6227> AIメカテック   549100  153780  257.07% 12.46%<7177> GMO-FH    722200  205720  251.06% 6.65%<5461> 中部鋼鈑      211700  86540  144.63% 9%<7578> ニチリョク     933900  397340  135.04% 11.76%<5809>* タツタ線      252900  123400  104.94% 0.14%<6957> 芝浦電子      50800  25200  101.59% -6.64%<9348> ispace    478600  242860  97.07% 4.81%<8890> レーサム      205000  128140  59.98% 6.42%<4263> サスメド      234400  147420  59% 8.97%<7971> 東リ        337700  224220  50.61% 1.64%<9740> CSP       63100  42500  48.47% 0.97%<4379>* フォトシンス    154600  110860  39.46% 4.5%<3480> ジェイエスビー   40400  29200  38.36% 8.15%<7818> トランザク     130700  99460  31.41% 4.86%<3085>* ALサービス    69300  53380  29.82% 2.38%<9511> 沖縄電力      260800  202400  28.85% 3.06%<8628>* 松井証       1404600  1101860  27.48% 1.52%<7049>* 識学        220600  173700  27% 3.03%<8912> エリア       126400  100020  26.37% 0.91%<7359>* 東京通信G     834900  666600  25.25% 9.59%<2160>* GNI       5609500  4483460  25.12% 8.42%<2391> プラネット     8800  7040  25% -0.74%<9507> 四国電力      619300  499300  24.03% 2.2%<7630> 壱番屋       111400  89960  23.83% 2.21%<6947>* 図研        50200  40580  23.71% -0.38%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <CS> 2023/08/21 10:44 注目トピックス 日本株 RSC---行動認識AIをベースとした警備システムを提供する、株式会社アジラとの業務提携、警備業務の技術力強化 *10:44JST RSC---行動認識AIをベースとした警備システムを提供する、株式会社アジラとの業務提携、警備業務の技術力強化 RSC<4664>は16日、警備業務における技術力強化のためアジラと業務提携を締結することを決議した。次世代のセキュリティシステム構築により、顧客への新な価値の提供、サービス品質向上を狙う。アジラの開発する世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システム「AI Security asilla」を、同社が運用管理する施設等に導入を進めていくとしている。なお、本件による今期連結業績に与える影響については軽微であると見込んでいる。 <SO> 2023/08/21 10:44 注目トピックス 日本株 沖縄電力---大幅反発、見通し公表で不透明感払しょく *10:41JST 沖縄電力---大幅反発、見通し公表で不透明感払しょく 沖縄電力<9511>は大幅反発。、7月27日に具志川火力発電所で発生した石炭揚炭設備1基の損壊に伴い、未定していた今期見通しを先週末に発表。24年3月期営業損益は51憶円の黒字(前期実績は484憶円の赤字)への転換見通しとしている。5月に公表した68憶円からは黒字幅は縮小する見通しだが、目先の不透明感の払しょくにつながっているもよう。電気事業ではコロナ禍からの需要回復や料金改定が寄与する見通し。石炭機の稼働減をLNG機・石油機にて代替することに伴う燃料費等の増加はその他の工事の計画見直し等により費用抑制する方針だ。 <ST> 2023/08/21 10:41 注目トピックス 経済総合 戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く 台湾CPTPP加盟への道 PartIV(2)【中国問題グローバル研究所】 *10:39JST 戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く 台湾CPTPP加盟への道 PartIV(2)【中国問題グローバル研究所】 ◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している「戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く、 台湾CPTPP加盟への道 PartIV(1)【中国問題グローバル研究所】」の続きとなる。8.結論包括的経済統合を目指す台湾の壮大な旅を描いたタペストリーにおいて、戦略的提携関係とイニシアチブは決定的な役割を担っている。この果てしない旅によって、駆け引き、経済分野における優れた能力、先見性のあるリーダーシップという糸は、CPTPP加盟への道を進むための真摯な取り組みという一つの絵柄へと織りあげられる。台湾はシンガポール、ニュージーランド、日本、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ベトナム、マレーシアなどの国々と切れることのない絆を結び、価値観ならびに繁栄の共有を土台にした提携関係を構築している。このようなパートナーシップの中で、ダイナミックなバランス感覚と適応力を足掛かりに、様々な難題やチャンスに巧みに対処する台湾の手腕が光っている。台湾の戦略の中心にあるのは、グローバルな動態が奏でるリズムの変化に調子を合わせることのできる、ダイナミックな流動性である。様々に形を変えながら変化する世界において、台湾はそうした変化を、経済的アプローチを洗練させるチャンスとして受け入れている。こうした順応性は、経済統合を学習、成長、そして絶え間ない革新が続く長い航海と捉えている国家のまさに真骨頂である。『鏡の国のアリス』(原題:Through the Looking-Glass, and What Alice Found There)に登場する「赤の女王」による喩えは、経済という世界の旅路を行く台湾の様子を的確にとらえている。同じ場所にとどまるため、アリスが2倍の速さで走らなくてはならなかったように、戦略的提携に向けた台湾の取り組みは、競合他国を出し抜き、激しい競争が繰り広げられる国際貿易の世界で地位を確保せざるを得ない台湾の事情を反映している。この物語に触発されているかのように、経済統合を追求する台湾の姿はまさに、赤の女王の忠告そのままだ。各国が先を争うなかで、台湾は参加するだけでなく、他を大きく突き放している。この物語は、経済統合への道には、絶え間ない前進と環境の変化への迅速な適応が求められることを強調しているのだ。CPTPP加盟に向けた道のりは複雑な地形景観のなかを進むものであるが、台湾が採用する戦略的提携は、包括性、繁栄の共有、そして賢明な経済慣行を約束するものとして、行く道を照らしている。こうした変幻自在のアプローチは、駆け引き、イノベーション、持続性を調和させたものこそが戦略的パートナーシップである、という理解を反映したものとなっている。調和化をめぐる展望:主権と経済成長の両立戦略的提携が盛り上がりを見せるなか、複雑に絡み合う状況であるとか国家主権に対する影響について、懸念を表明する者が現れる可能性はある。だが、台湾はバランスの取れたほどよい対応を維持しており、制約を課すものとしてではなく、経済成長の手段として同盟を利用しつつ、巧みなダンスを披露している。こうした同盟は台湾に譲歩を強いるものではなく、強化のための手段であり、本質的なものは守りつつも、複雑さを呈する世界状況における舵取りを可能にしている。台湾による先見の明あるアプローチは、世界との調和を実現するだけでなく、台湾がさらなる高みへと上るためのものだ。戦略的提携関係がもたらす相互作用を見れば、台湾が自らの自主性を損なうことなく経済統合の舵を切る能力を持つことが容易に見て取れる。台湾はこうした同盟関係を通じて、国益を最優先させつつも経済的展望を確立し、地位向上のための道を切り開いている。台湾の主権を守りながらも、世界における地位向上を目指して慎重に統合を進めるこのバランス感覚は、まさに芸術的である。世界情勢が奏でる交響曲において、台湾は名指揮者として登場し、戦略的パートナーシップによるハーモニーを巧みに指揮し、経済発展と自律を主題にした大曲を作り上げている。このように、台湾の戦略的提携が描きだす壮大な図柄は、国家間の複雑な相互作用だけでなく、今後何世代も続く地域経済統合の輪郭を改めて描き直して、回復力、先見性、そして統治者の洞察力が織りなすタペストリーを浮かび上がらせてくれる。写真: AP Photo/Esteban Felix(※1)https://grici.or.jp/ <CS> 2023/08/21 10:39 みんかぶニュース 市況・概況 ジーエヌアイは2年ぶり高値浮上、1~6月期好決算受け上げ足加速◇  ジーエヌアイグループ<2160.T>は上値追い基調を継続。昨年高値(2015円)を上回り、2021年7月以来およそ2年1カ月ぶりの高値圏に浮上してきた。同社が14日に発表した1~6月期決算は、売上高が前年同期比72.9%増の140億9600万円、営業利益は同5.5倍の54億7600万円と大幅増収増益で着地。主力の特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」が堅調だったほか、アステラス製薬<4503.T>との戦略的提携による契約一時金の計上が寄与した。好決算発表以降、同社株は上げ足を加速させている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:39 注目トピックス 経済総合 戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く 台湾CPTPP加盟への道 PartIV(1)【中国問題グローバル研究所】 *10:36JST 戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く 台湾CPTPP加盟への道 PartIV(1)【中国問題グローバル研究所】 ◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している陳建甫博士の考察を2回に渡ってお届けする。7.二国間貿易協定の強化:主要パートナーが果たす役割地域経済統合の強化とCPTPP加盟を絶え間なく追求するなか、台湾はグローバルな提携関係それぞれにおいて、機会と障害が複雑に絡み合っていることを認識している。シンガポール、ニュージーランド、日本、オーストラリア、カナダ、メキシコ、ベトナム、マレーシアといったパートナー諸国との間に慎重に築かれた提携関係は、経済的関与に対する台湾の戦略的アプローチの象徴である、挑戦と勝利という深遠な二面性を体現するものとなっている。A.シンガポールとのイノベーションおよび技術協力:巧みなバランス感覚台湾とシンガポールの提携関係からは、イノベーションと技術力が織りなすシンフォニーの響きが聴こえてくるようだ。このパートナーシップは、知識交換と共同研究の調和のとれた共鳴を約束するものであるが、困難とまったく無縁というわけでもない。台湾の技術主導型産業とシンガポールのイノベーションエコシステムが連携を行うとき、アイデアを市場性のある製品へと変換する道のりには相応の複雑さが待ち構えている。研究に関するシンガポールの専門知識を活用し、知的財産権保護をめぐる様々な可能性にも対処しながら、相互の技術進歩のための肥沃な土壌を育成する方向でバランスを取ることを通じて、台湾は多面的な課題を巧みに乗り切る力量を存分に知らしめている。例:台湾はシンガポールの科学技術研究庁(A*STAR)と、バイオテクノロジーや精密工学などの分野で共同研究開発に取り組んでいる。このパートナーシップにより画期的な医療機器や革新的な製造プロセスが開発され、台湾の製造能力とシンガポールの研究ノウハウの融合が生み出すパワーが証明された。B.ニュージーランドとの持続可能な開発パートナーシップ:環境問題への対応ニュージーランドとの戦略的提携関係は、持続可能な成長と環境への配慮という両者共通の願望を具現化するものだ。このパートナーシップにおいては、再生可能エネルギー、環境に優しい貿易慣行、責任ある資源管理における相乗効果を活用するための態勢が整っている。しかし、経済成長と環境保護の両立には困難が伴うだろう。公平な経済的利益を確保しながら持続可能な形で資源を利用することなどは、台湾の巧みなバランス感覚を示す一例である。経済拡大と生態系保護の両立ができるものかと疑問視する潜在的な批判に対処することで、責任ある成長を目指す台湾の真摯な姿勢は、現実的な駆け引きの導き手となる不朽の道標として輝きを放っている。例:酪農産業における台湾とニュージーランドのパートナーシップにおいては、持続可能な農法と環境に優しい生産方法が推進されてきた。ここでの協力関係は、台湾の酪農輸出を押し上げるだけでなく、責任ある資源管理の奨励を通じて、環境保護に真っ向から取り組むニュージーランドの姿勢を支援するものともなっている。C.メキシコ、チリ、ペルーとの地域経済の架け橋:文化的ダイナミクスへの適応メキシコ、チリ、ペルーを戦略的パートナーに迎え入れているという事実は、台湾が多様な文化的・経済的状況に適応する繊細な技を備えていることを物語っている。相互繁栄と市場アクセスを追求するには、各国の商習慣、法的枠組み、社会的価値観を仔細に理解する必要がある。規制基準との調和化、労働者の権利の確保、国によって異なる貿易特恵への対応などは、難易度が高いかもしれない。各国のアイデンティティを尊重しつつ共通の基盤を模索しようとする台湾のアプローチにおいては、文化的なニュアンスのレベルを超越した貿易関係を育むにあたって如才ない手際のよさが光っている。例:台湾によるメキシコの自動車分野への投資によって設立された製造施設は、雇用創出と地域経済の活性化につながっている。ここでの提携が技術的専門知識の交換を促し、自動車製造業界におけるハブとしてのメキシコの台頭と、北米市場における台湾の存在感の増大に貢献している。D.ベトナム、マレーシアとの貿易・投資の架け橋を育む:難関を切り抜ける力実際にベトナムとマレーシアは、半導体ならびにテクノロジー分野の発展に強い関心を示しており、TSMC社の成功モデルを手本にしている。CPTPP加盟国である両国は、強固なハイテク産業の育成が経済効果と雇用機会をもたらすという潜在的な可能性に気付いている。外国投資を誘致して経済成長を促すため、両国は技術力を強化し、これら分野で事業を展開する企業にとって有利な条件を整えるべく、多大な努力を払ってきた。両国のアプローチはTSMC社のモデルとは異なるかもしれないが、技術産業を強化し、世界市場を勝ち抜く力を持ったプレイヤーになる、という全体的な目標はいずれも同じである。ベトナムやマレーシアとの経済関係というデリケートな領域を渡り歩くには、駆け引きと絶妙なバランス感覚が必要だ。貿易ならびに投資の拡大を目指す両国に対し、台湾の側では各国特有の経済的優先順位と懸念事項を考慮することが不可欠となる。公正な競争、国内産業の保護、両当事者にとって公平な利益の確保といった問題に対処することは、持続可能で互恵的なパートナーシップを構築する上で極めて重要である。各国の状況に合わせた経済協力に向けて台湾が積極的に取り組んでいる事実は、貿易相手国の利益を尊重しつつ、成長と繁栄を促進しようという姿勢の証である。協調して課題に取り組み、機会を受け入れることによって、両国との提携関係はCPTPPの枠組みにおける調和のとれた経済統合に寄与するものとなる。結果として、すべての関係国が、共通の目標と相互協力によって生み出される相乗効果から利益を得るようになる。E.潜在的批判者への対応:繊細なバランス感覚戦略的提携のタペストリーを織り進めている台湾であるが、こうした多面的なアプローチの有効性を疑問視する潜在的な批判者にも巧みに対処している。例えば、シンガポールと台湾が包括的貿易協定を締結した際には、競争激化による雇用減少を懸念する声が批評家から上がっていた。だが、台湾が採用した先見の明のあるアプローチには、労働者のスキルアップや起業家精神育成のためのイニシアチブが含まれており、雇用の喪失を軽減するだけでなく、技術革新と新規事業による活気ある生態系をも作り出して見せた。チャンスと障壁のバランスを取って見せることで、台湾は経済的関与がもたらす報酬と複雑さの両方を丸ごと受け入れるという、現実的な姿勢を伝えている。個々の提携関係は、刻々と変化する世界経済の情勢に対して台湾が意図的に対応したことの現れであり、持続可能な成長、責任ある慣行、巧みなバランス感覚が織りなす台湾の断固とした姿勢を示すものである。例えば、貿易の拡大によって環境が被るおそれのある影響への懸念にあらかじめ備えるべく、台湾とニュージーランドは協力して持続可能な貿易認証プログラムの創設にあたっている。この取り組みによって、両国間で取引される製品が厳格な環境基準を遵守していることが保証され、環境影響に関する懸念が解消された。そうして責任ある貿易慣行の、よき先例となった。結局のところ、これまで紹介してきたような戦略的提携関係に後押しされた台湾の地域経済統合への道のりは、困難かチャンスか、という二者択一のレベルをゆうに超越している。踏み出す一歩一歩が、台湾の如才ない手際のよさと現実的な駆け引きの証しであり、まるで巧みな舞踏を見ているかのようだ。各パートナーシップにおいて生じる複雑な状況は、煩わしい障害というよりも、むしろ台湾の経済関係に豊かな彩りを加え、回復力、適応力、繁栄の共有という物語を紡ぎ出す、幾筋もの糸と形容するのが相応しいものだ。「戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く、 台湾CPTPP加盟への道 PartIV(2)【中国問題グローバル研究所】」に続く。写真: AP Photo/Esteban Felix(※1)https://grici.or.jp/ <CS> 2023/08/21 10:36 みんかぶニュース 投資家動向 <個人投資家の予想> 08月21日 10時 ■ 買い予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (3991) ウォンテッドリー 東証グロース     [ 割安 ] (3719) ジェクシード   東証スタンダード   [ 割高 ] (2936) ベースフード   東証グロース     [ 分析中 ] (6550) Unipos   東証グロース     [ 割高 ] (2721) JHD      東証スタンダード   [ 割高 ] ■ 売り予想数上昇(最新48時間) (銘柄コード) 銘柄   市場    [ 割安/割高 ] (6551) ツナグGHD   東証スタンダード   [ 割高 ] (9338) INFORICH 東証グロース     [ 分析中 ] (5830) いよぎんHD   東証プライム     [ 割高 ] (4373) シンプレクス   東証プライム     [ 割高 ] (4934) Pアンチエイ   東証グロース     [ 割安 ] 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:32 みんかぶニュース 為替・FX 外為サマリー:145円10銭台で推移、株高への反応は限定的  21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=145円18銭前後と前週末の午後5時時点に比べて10銭程度のドル安・円高となっている。  18日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円39銭前後と前日に比べて45銭程度のドル安・円高で取引を終えた。週末を前にした利益確定や持ち高調整を目的にしたドル売り・円買いが優勢で、一時144円93銭まで下押した。  前週末の米長期債相場が7営業日ぶりに反発し、米長期金利の上昇が一服していることから、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い相場展開となっている。日経平均株価が反発しているものの、リスク選好的なドル買い・円売りの動きは限定的で、市場ではきょう発表予定の中国の最優遇貸出金利(LPR)などが関心を集めている。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0880ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円95銭前後と同1銭程度のユーロ安・円高とほぼ横ばいで推移している。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:28 注目トピックス 日本株 あいHD---業績サプライズなしも配当性向の引き上げを好感 *10:28JST あいHD---業績サプライズなしも配当性向の引き上げを好感 あいHD<3076>は大幅反発。先週末に23年6月期決算を発表。営業利益は前期比4.2%減の94.3憶円と市場予想を5億円程下回った。主力のセキュリティ事業は堅調だったが、情報機器事業ではコロナ特需の反動減や欧米諸国の景気減速に伴う小型カッティングマシンの販売減などで苦戦した。一方、24年6月期は同13.4%増の107憶円とほぼ市場予想並み。前期末の配当金は45円と従来予想の40円から増額。また、配当性向50%以上の新たな配当方針を発表し、今期の年間配当金は前期比10円増の90円を計画している。 <ST> 2023/08/21 10:28 注目トピックス 外国株 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、米利上げの長期化懸念やルピー安の進行で *10:22JST 概況からBRICsを知ろう インド株式市場は弱含み、米利上げの長期化懸念やルピー安の進行で 【ブラジル】ボベスパ指数 115408.52 +0.37%18日のブラジル株式市場は13日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比426.23ポイント高(+0.37%)の115408.52で引けた。日中の取引レンジは114,859.21 - 116,610.49となった。売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米金融引き締めの長期化観測が指数の上値を抑えた。また、中国景気の低迷が続いていることも引き続き圧迫材料となった。【ロシア】MOEX指数 3111.22 +1.71%18日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比52.20ポイント高(+1.71%)の3111.22ポイントで引けた。日中の取引レンジは3058.01 - 3111.22となった。買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。通貨ルーブルと原油価格の同時高が好感され、ロシア株に買いが広がった。また、中国の金融緩和を含む景気対策への期待が高まっていることも支援材料。一方、米金融引き締め懸念の長期化観測が引き続き指数の足かせとなった。【インド】SENSEX指数 64948.66 -0.31%18日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比202.36ポイント安(-0.31%)の64948.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同55.10ポイント安(-0.28%)の19310.15で取引を終えた。おおむねマイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。米利上げの長期化懸念が外資の流出観測を高めた。また、通貨ルピー安の進行もインド株の圧迫材料。米金利高を受け、ルピーの対米ドルレートは過去最安値を記録している。ほかに、インフレ率が7-9月期に6%以上に加速するとの観測が嫌気された。【中国本土】上海総合指数 3131.95 -1.00%18日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比31.79ポイント安(-1.00%)の3131.95ポイントと反落した。今年1月4日以来、約7カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。景気減速が改めて意識される流れ。国内では不動産市場の低迷や、消費活動の停滞が鮮明化している。複数の証券ブローカーは、中国経済の先行きに慎重な見方を示した。2023年に「5.0%前後」の国内総生産(GDP)成長を確保するとの当局目標については、達成困難との見方が広がっている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国人民銀行(中央銀行)は17日、第2四半期(4?6月)の「貨幣政策執行報告」を発表。マクロ経済政策の調整を強化し、潤沢な流動性と人民元相場の安定を維持する方針を示した。人民元安進行の警戒感も後退。外電は17日、「足元で対米ドルでの人民元安が加速するなか、中国当局が国有銀行に対し、外国為替市場への介入を強化するよう指示した」などと報じた。人民銀行は18日、人民元レートの対米ドル基準値を6営業日ぶりに元高方向で設定(予想以上の元高水準)。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が急速に進んでいる。 <NH> 2023/08/21 10:22 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は引き続き145円台前半で推移 *10:20JST 東京為替:ドル・円は引き続き145円台前半で推移 21日午前の東京市場でドル・円は145円20銭近辺で推移。リスク選好的なドル買いは縮小しており、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドルは145円台半ば近辺で伸び悩む状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジはドル・円は145円15銭から145円48銭、ユーロ・ドルは1.0871ドルから1.0884ドル、ユーロ・円は157円95銭から158円19銭。 <MK> 2023/08/21 10:20 みんかぶニュース 個別・材料 バイセルが3日続伸、30万株を上限とする自社株買いを実施へ  BuySell Technologies<7685.T>が3日続伸している。前週末18日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を30万株(発行済み株数の2.06%)、または12億円としており、取得期間は8月21日から11月13日まで。資本効率の向上及び事業環境の変化に対応した柔軟な資本政策を実施するためとしている。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:20 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均がマイナス転換  日経平均株価がマイナス転換。10時17分現在、40.90円安の3万1409.86円まで下落している。 株探ニュース 2023/08/21 10:18 みんかぶニュース 個別・材料 グロームHDが3日ぶり反発、中国人向け医療関連サービスの新会社を設立  グローム・ホールディングス<8938.T>が3日ぶりに反発している。前週末18日の取引終了後、中国人向け医療関連サービスを展開する新会社を設立したと発表しており、好材料視されている。  新会社グローム・インターナショナルは、中国圏に居住する人々に対して、オンライン診療やインバウンド向け医療ツーリズムの提供を行うことを目的に設立する。9月1日に事業を開始する予定で、グロームHDの24年3月期業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:15 注目トピックス 経済総合 戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く、 台湾CPTPP加盟への道 PartIII【中国問題グローバル研究所】 *10:14JST 戦略的提携とグローバル・パートナーシップが拓く、 台湾CPTPP加盟への道 PartIII【中国問題グローバル研究所】 ◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページ(※1)でも配信している陳建甫博士の考察をお届けする。6.戦略的提携とCPTPP加盟地域経済統合をめぐるダイナミックな展開において、台湾による主要国との戦略的提携が、経済成長と協力関係を促進する上で重要であることが証明されている。市場アクセスの強化にとどまらず、グローバルな舞台において信頼に足りる、責任ある貿易相手国としての役割を台湾が担っていることを示すためにも、こうした提携関係は極めて重要である。ここからは、台湾の経済発展に大きなチャンスをもたらした、日本、オーストラリア、メキシコ、チリ、ペルーとの協力関係について検証しよう。A.日本との技術協力、イノベーション、持続可能な発展の推進日本との戦略的提携は、両国における技術協力の促進とイノベーションの推進に役立っている。こうした協力関係の代表的な例として挙げられるのが、日本国内におけるTSMC社の事業拡大である。半導体製造分野の世界的リーダーであるTSMC社は、日本企業と戦略的に提携して、最先端技術の開発や半導体研究の推進に取り組んでいる。この提携を通じて、台湾側は先端技術や研究能力における日本の専門知識を活用し、日本側はTSMC社が擁する最先端の製造プロセスや製造能力の恩恵を受けている。さらに、この提携関係は知識交換、共同研究開発イニシアチブ、人材流動化を促進し、相互の技術的進歩にも貢献している。ここでの戦略的パートナーシップによって、世界市場におけるハイテク大国としての台湾の地位は向上し、半導体産業における重要なプレイヤーとしての日本の地位も確固たるものとなった。この協力関係によって、両国が技術的影響力を拡大し、将来のイノベーション発展に役立つプラットフォームも誕生している。さらに、台湾と日本の戦略的提携関係は技術協力にとどまらず、持続可能な貿易や環境への取り組みにも及んでいる。環境保護とクリーンエネルギーソリューションに取り組む日本の姿勢は、持続可能性と責任あるビジネス慣行を重視する台湾の姿勢と共鳴するものだ。両国とも、気候変動への対応と、より持続可能な未来を実現するためのグリーンソリューション推進が急務であることを認識している。再生可能エネルギープロジェクトの実施や省エネ促進における日本の経験は、低炭素経済への移行を目指す台湾の努力とも合致する。二国間協定や共同イニシアチブを通じて、台湾と日本は再生可能エネルギー技術、廃棄物管理システム、環境に優しい製品などの分野で貿易関係を強化してきた。グリーンイノベーション分野における共同研究開発プロジェクトは、環境に優しいソリューションに対する世界的な需要の高まりに応える、革新的な製品の創出につながった。さらに両国は、気候変動対策を提唱して持続可能な開発を促進する国際フォーラムにも積極的に参加している。環境保護に共同で取り組むことにより、経済成長が促進されるだけでなく、気候変動を緩和し、より緑豊かで持続可能な地球を実現するための世界的な取り組みへの貢献にもつながっている。台湾と日本のパートナーシップは、差し迫った環境問題に対処し、より持続可能で豊かな未来への道を切り開くために各国がいかに協力できるかを示す、希望と進歩の道標となっている。B.オーストラリアとの、持続可能な貿易イニシアチブならびにクリーンエネルギーソリューションの推進オーストラリアが掲げるクリーンエネルギー構想の重要な柱のひとつが、化石燃料からの脱却と再生可能エネルギーの導入である。同国は太陽光、風力、水力エネルギーの利用において大きく前進し、温室効果ガス排出量の削減と、より持続可能なエネルギー環境の実現を果たしている。オーストラリアのクリーンエネルギーソリューションは、よりグリーンな環境の実現に貢献しているほか、多くの経済的機会をもたらしている。同国はクリーンエネルギー技術の研究開発への投資を積極的に行い、再生可能エネルギー分野における革新的産業の成長と雇用創出につなげている。さらに、責任あるエネルギー消費と省エネ対策を重視するオーストラリアの姿勢は、他の国々が模範とすべき手本ともなっている。様々な政策やイニシアチブを通じて、オーストラリアは企業や個人に対して持続可能な慣行の導入を奨励しており、二酸化炭素排出量の削減や、よりクリーンな地球の実現に貢献している。台湾とオーストラリアによる戦略的提携は、持続可能な貿易イニシアチブとクリーンエネルギーソリューションの推進に重点を置くものだ。両国は環境保護ならびにグリーンな慣行に対する責任意識を共有しており、持続可能な経済成長を目指す台湾の取り組みにとって、オーストラリアは理想的なパートナーである。両国の提携関係は、環境に優しい貿易慣行、再生可能エネルギープロジェクト、環境保護を最優先した責任あるビジネス慣行に重点を置いたものとなっている。オーストラリアの豊富な天然資源とクリーンエネルギー技術に関する専門知識を活用することで、台湾はイノベーションを推進し、環境に優しい製品やソリューションの開発を促進することができる。この提携関係を通じて台湾は、グリーン製造と責任ある貿易への真摯な取り組みの屋台骨となる、クリーンエネルギーと持続可能な資源の信頼できる供給源を得ている。同時に、オーストラリアの側も、台湾からの投資と技術移転による恩恵を受け、自国の経済成長と技術進歩に貢献している。ここでの戦略的パートナーシップは、地域経済統合に向けた台湾の取り組みを強化し、持続可能な貿易イニシアチブの責任ある積極的な加盟国としての評判を高めることにつながっている。C.メキシコ、チリ、ペルーとの貿易・投資提携:北米と中南米をつなぐ重要な架け橋を強化台湾とメキシコ、チリ、ペルーとの戦略的提携関係は、北米と中南米の経済を結びつけて関係国間の貿易・投資機会の拡大を促す、極めて重要な架け橋として注目を集めている。メキシコは米国にとって主要な輸出国であり、提携関係を結ぶことによって、同国が擁する安定した貿易ルートを通じて台湾から北米市場にアクセスする、という大きな可能性を秘めている。その多様な経済環境と戦略的立地からしても、市場拡大を目指す台湾企業にとってメキシコは魅力的なパートナーである。これに対してチリとペルーは、台湾がラテンアメリカ市場に参入するための貴重な機会を提供している。いずれも輸出志向の経済が盛んで天然資源に恵まれていることもあって、これら地域への投資を目指す台湾企業にとって有利な展望が開けている。台湾では、オーストラリアと共に掲げるクリーンエネルギーソリューションのコンセプトを重視しているが、その点では、持続可能な開発と再生可能エネルギープロジェクトを重視するチリとも足並みが揃いやすい。クリーンエネルギー分野でチリと協力することにより、両国に利益をもたらす技術交流や研究イニシアチブへの道を開き、気候変動に対抗する世界的な取り組みにも貢献できるだろう。これに加えて、ペルーの豊富な天然資源と戦略的立地が、台湾が南米における貿易と投資のプレゼンスを高める機会を提供してくれる。ペルーとの提携関係においては、鉱業、農業、製造業といった分野での協力が相互の成長促進につながるだろう。メキシコ、チリ、ペルーと貿易上、投資上の強力な提携関係を結ぶことにより、台湾はアメリカ大陸全域へと経済圏を拡大し、北中南米経済の架け橋として極めて重要な役割を果たすことができるだろう。各国の強みを活かし、持続可能な発展への真摯な姿勢を共有するこの戦略的提携関係は、すべての関係国に相互繁栄と経済成長への有望な道筋を提供するものとなる。台湾が北中南米地域の経済統合に積極的に参加する状況において、この提携関係は、グローバルな舞台において台湾が責任ある包括的な貿易慣行に努めていることの証となる。Part IVに続く写真: AP Photo/Esteban Felix(※1)https://grici.or.jp/ <CS> 2023/08/21 10:14 注目トピックス 日本株 今週のマーケット展望「日経平均予想は31100~32200円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) *10:13JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は31100~32200円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。日経平均は先週1週間で1000円を超す下げとなりました。その反発もあって、週明けの今朝は買いが先行してスタートしています。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月21日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。まず広木さんは、今週最大の注目は『24-26日のカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)であることは間違いない』と前置きしながらも、『相場材料として重要なのは23日に発表されるエヌビディアの決算のほうだろう』と切り出しています。つづけて『ともあれ、ジャクソンホールではパウエルFRB議長の講演は25日だ』として、『したがって今週はパウエル議長の講演待ちで、週を通じて様子見気分が強くなりそうだ』と予想しています。エヌビディアが23日の取引時間終了後に発表する2023年5-7月期決算では、『同社が今後の見通しをいかに示すかが焦点だ。同社はAI開発向け半導体事業の成長性に高い期待が集まっている。AIはこれからの分野であり、投資家の目線は先に向かいやすい』としつつも、『とは言え、足元の業績にも市場は反応するだろう』と広木さんはいいます。さらに、『同社は23日午後5時(日本時間24日午前6時)に決算会見を開く。リフィニティブのデータによると、総収入が前年同期比64.1%増の111.38億ドル、EPSは約4倍の2.06ドルと見込まれてい』として、『このコンセンサスから上振れも下振れもあり得るので、その場合の市場反応に警戒したい』と呼び掛けています。一方、日本国内の材料については、『CPIの発表がある。25日に8月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される。生鮮食品を除くコアCPIの市場予想は前年同月比2.9%の伸びと前月の3%から鈍化すると見込まれている』と伝えています。株式相場の現状については、『日米ともテクニカル的にも弱気サインが点灯するなど軟調となっている。地合い悪化の背景は、金利上昇と中国景気の減速懸念』と説明した上で、『そう簡単に地合いが変わるとも思えず、今週も神経質な展開が続くだろう。状況によっては日経平均3万1000円の節目を試しにいくような場面もあるかもしれない』と見解を述べています。最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万1100円~3万2200円』としました。参考にしてみてくださいね。山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。フィスコマーケットレポーター 山崎みほ <CS> 2023/08/21 10:13 みんかぶニュース 個別・材料 環境管理が続落、生産遅れや不採算案件が響き前期下振れ  環境管理センター<4657.T>が続落。前週末18日取引終了後に23年6月期決算を発表し、売上高は前の期比12.5%増の53億4300万円、最終損益は前の期の黒字から4100万円の赤字に転落して着地した。従来予想(売上高55億円、最終損益1億3000万円の黒字)から下振れしており、これが嫌気され売られている。  第4四半期に予定していた案件の生産時期が遅れたことが要因。また、不採算な大型工事案件や光熱費・資材高騰の影響なども響いた。あわせて発表した24年6月期業績予想は、売上高が前期比1.1%増の54億円、最終損益が1億2000万円の黒字に浮上する見通し。配当予想は前期比据え置きの5円とした。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:12 みんかぶニュース 市況・概況 レーザーテクや東エレクが高い、米SOX指数の上昇も好感◇  レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>といった半導体関連株がしっかり。米半導体製造装置大手のアプライド・マテリアルズ<AMAT>が17日取引終了後に発表した決算内容は市場予想を上回り、18日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は約0.5%上昇した。米半導体株が上昇したことから、東京市場でも半導体株に見直し買いが流入している。今週は23日に米半導体大手のエヌビディア<NVDA>の決算発表が予定されており、その結果に対する関心も高まっている。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:08 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は145円20銭近辺で推移、リスク選好的なドル買いは縮小 *10:07JST 東京為替:ドル・円は145円20銭近辺で推移、リスク選好的なドル買いは縮小 21日午前の東京市場でドル・円は145円20銭近辺で推移。中国経済の先行き不安は増大しており、リスク選好的なドル買いは縮小している。新たなドル買い材料が提供されない場合、ドルは145円台半ば近辺で伸び悩む状態が続くとみられる。ここまでの取引レンジはドル・円は145円15銭から145円48銭、ユーロ・ドルは1.0871ドルから1.0884ドル、ユーロ・円は157円95銭から158円19銭。 <MK> 2023/08/21 10:07 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前10時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前10時現在の東証プライムの値上がり銘柄数は1380、値下がり銘柄数は382、変わらずは72銘柄だった。業種別では33業種中28業種が上昇。値上がり上位に電気・ガス、海運、鉱業、倉庫・運輸、その他金融など。値下がりで目立つのは保険、銀行など。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:05 みんかぶニュース 個別・材料 HENNGEが4日ぶり反発、ワークフローシステム運営のkickflowと資本・業務提携  HENNGE<4475.T>が4日ぶりに反発している。前週末18日の取引終了後、社内稟議や各種申請の電子承認システムであるワークフローシステムを運営するkickflow(東京都千代田区)と資本・業務提携すると発表しており、好材料視されている。  kickflowが新規に発行する優先株式1万6850株を2億51万5000円で取得する予定。HENNGEは現在、kickflow株式の0.99%を保有しているが、増資後の出資割合は10.91%となる予定。両社は今後販売店契約を締結し、HENNGEが「HENNGE One」の既存ユーザーに対して、kickflowサービスの販売を行う予定としている。なお、同件による業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:01 注目トピックス 日本株 出来高変化率ランキング(9時台)~あいHD、エーアイなどがランクイン *10:01JST 出来高変化率ランキング(9時台)~あいHD、エーアイなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。■出来高変化率上位 [8月21日 9:39 現在](直近5日平均出来高比較)銘柄コード   銘柄名   出来高   5日平均出来高   出来高変化率   株価変化率<4388>* エーアイ      835900  86360  867.92% 21.78%<3076>* あいHD      570300  132680  329.83% 7.82%<9425>* 日本テレホン    205500  52520  291.28% 5.71%<4418>* JDSC      812000  256120  217.04% 3.81%<7859>* アルメディオ    550400  181320  203.55% 3.52%<7177>* GMO-FH    426100  205720  107.13% 6.06%<6227>* AIメカテック   311400  153780  102.5% 14.94%<9348>* ispace    373400  242860  53.75% 4.31%<7578>* ニチリョク     588900  397340  48.21% 9.41%<5461>* 中部鋼鈑      126300  86540  45.94% 6.57%<9740>* CSP       60400  42500  42.12% 0.45%<8912>* エリア       122200  100020  22.18% 0.91%<7630>* 壱番屋       99200  89960  10.27% 0.92%<4263>* サスメド      162100  147420  9.96% 10.44%<2157>* コシダカHD    746700  704980  5.92% 0.24%<8890>* レーサム      135200  128140  5.51% 4.87%<7818>* トランザク     101300  99460  1.85% 4.26%<6231>* 木村工機      16400  16720  -1.91% -3.11%<6957>* 芝浦電子      24600  25200  -2.38% -5.51%<7971>* 東リ        217300  224220  -3.09% 2.74%<3946>* トーモク      34700  37940  -8.54% 0.19%<4025>* 多木化学      13000  14380  -9.6% -1.86%<9511>* 沖縄電力      182500  202400  -9.83% 1.71%<4218>* ニチバン      18800  21080  -10.82% 0.21%<2391>* プラネット     6100  7040  -13.35% -0.74%<9507>* 四国電力      425000  499300  -14.88% 1.22%<7085>* カーブスHD    202700  238260  -14.92% -0.56%<3480>* ジェイエスビー   24400  29200  -16.44% 7.75%<7931>* 未来工       35300  42440  -16.82% -1.97%<8075>* 神鋼商       17700  21300  -16.9% -0.89%(*)はランキングに新規で入ってきた銘柄20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 <ST> 2023/08/21 10:01 みんかぶニュース 市況・概況 10時の日経平均は222円高の3万1672円、ファストリが68.12円押し上げ  21日10時現在の日経平均株価は前週末比222.22円(0.71%)高の3万1672.98円で推移。東証プライムの値上がり銘柄数は1388、値下がりは382、変わらずは64と、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大幅に上回っている。  日経平均プラス寄与度トップはファストリ <9983>で、日経平均を68.12円押し上げている。次いで東エレク <8035>が17.79円、アドテスト <6857>が15.25円、エムスリー <2413>が8.05円、KDDI <9433>が5.90円と続く。  マイナス寄与度は10.17円の押し下げでダイキン <6367>がトップ。以下、資生堂 <4911>が3.29円、信越化 <4063>が1.86円、安川電 <6506>が1.76円、東京海上 <8766>が1.37円と続いている。  業種別では33業種中28業種が値上がり。1位は電気・ガスで、以下、海運、鉱業、倉庫・運輸と続く。値下がり上位には保険、銀行、非鉄金属が並んでいる。  ※10時0分12秒時点 株探ニュース 2023/08/21 10:01 みんかぶニュース コラム <注目銘柄>=共立メンテ、今期業績に増額修正期待  共立メンテナンス<9616.T>に注目したい。ビジネスホテル「ドーミーイン」や学生寮の運営・管理などを展開。第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比2.7倍の29億1200万円と大幅増益となった。訪日客が急増するなかホテル需要が好調なほか、学生寮なども伸びている。24年3月期の同利益予想100億円(前期比36.5%増)に対する進捗率は29%となり、市場には120億円前後への増額期待が強い。 株価は今月の決算発表を好感し6499円まで上昇。昨年10月につけた6460円を抜き、上場来高値を更新した。ホテルと寮の主力事業の回復が顕著であり、再評価機運は強い。先行き7000円乗せからの一段高が見込める。(地和) 出所:MINKABU PRESS 2023/08/21 10:00 Reuters Japan Online Report Business News 米加州当局、GM傘下クルーズのロボタクシー衝突事故で調査 [サンフランシスコ 18日 ロイター] - 米カリフォルニア州車両管理局(DMV)は18日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のクルーズが展開する自動運転タクシー(ロボタクシー)に絡む衝突事故で調査を行っており、クルーズにロボタクシーの運営台数を一時的に半減するよう求めたと明らかにした。 クルーズがサンフランシスコで展開するロボタクシーが17日遅く、消防車と衝突する事故が発生した。 DMVはクルーズに、調査が終了し、同社が安全性向上のための措置を講じるまで、直ちに運営する車両の台数を半分に減らすよう要請し、クルーズはこの要請に応じた。 DMVは声明で、DMVは調査後、公共の安全に不当なリスクを及ぼすと判断した場合、試験許可および営業許可ないしその両方の停止、あるいは取り消す権利を留保すると説明した。 クルーズは同社のロボタクシーの1台が「17日午後10時過ぎ、青信号で交差点に進入したところ、現場に向かう途中とみられる救急車両に衝突された」とし、ロボタクシーは衝突のリスクを察知して、ブレーキをかけて減速したが、衝突を回避できなかったと説明した。同社も事故について調査している。 2023-08-21T005744Z_1_LYNXMPEJ7K00V_RTROPTP_1_GENERALMOTORS-CRUISE-CRASH.JPG urn:newsml:onlinereport.com:20230821:nRTROPT20230821005744LYNXMPEJ7K00V 米加州当局、GM傘下クルーズのロボタクシー衝突事故で調査 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20230821T005744+0000 20230821T005744+0000 2023/08/21 09:57

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