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今週のマーケット展望「日経平均予想は31100~32200円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
配信日時:2023/08/21 10:13
配信元:FISCO
*10:13JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は31100~32200円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)
皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。
日経平均は先週1週間で1000円を超す下げとなりました。その反発もあって、週明けの今朝は買いが先行してスタートしています。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月21日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、今週最大の注目は『24-26日のカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)であることは間違いない』と前置きしながらも、『相場材料として重要なのは23日に発表されるエヌビディアの決算のほうだろう』と切り出しています。
つづけて『ともあれ、ジャクソンホールではパウエルFRB議長の講演は25日だ』として、『したがって今週はパウエル議長の講演待ちで、週を通じて様子見気分が強くなりそうだ』と予想しています。
エヌビディアが23日の取引時間終了後に発表する2023年5-7月期決算では、『同社が今後の見通しをいかに示すかが焦点だ。同社はAI開発向け半導体事業の成長性に高い期待が集まっている。AIはこれからの分野であり、投資家の目線は先に向かいやすい』としつつも、『とは言え、足元の業績にも市場は反応するだろう』と広木さんはいいます。
さらに、『同社は23日午後5時(日本時間24日午前6時)に決算会見を開く。リフィニティブのデータによると、総収入が前年同期比64.1%増の111.38億ドル、EPSは約4倍の2.06ドルと見込まれてい』として、『このコンセンサスから上振れも下振れもあり得るので、その場合の市場反応に警戒したい』と呼び掛けています。
一方、日本国内の材料については、『CPIの発表がある。25日に8月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される。生鮮食品を除くコアCPIの市場予想は前年同月比2.9%の伸びと前月の3%から鈍化すると見込まれている』と伝えています。
株式相場の現状については、『日米ともテクニカル的にも弱気サインが点灯するなど軟調となっている。地合い悪化の背景は、金利上昇と中国景気の減速懸念』と説明した上で、『そう簡単に地合いが変わるとも思えず、今週も神経質な展開が続くだろう。状況によっては日経平均3万1000円の節目を試しにいくような場面もあるかもしれない』と見解を述べています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万1100円~3万2200円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
<CS>
日経平均は先週1週間で1000円を超す下げとなりました。その反発もあって、週明けの今朝は買いが先行してスタートしています。
さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、8月21日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。
まず広木さんは、今週最大の注目は『24-26日のカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)であることは間違いない』と前置きしながらも、『相場材料として重要なのは23日に発表されるエヌビディアの決算のほうだろう』と切り出しています。
つづけて『ともあれ、ジャクソンホールではパウエルFRB議長の講演は25日だ』として、『したがって今週はパウエル議長の講演待ちで、週を通じて様子見気分が強くなりそうだ』と予想しています。
エヌビディアが23日の取引時間終了後に発表する2023年5-7月期決算では、『同社が今後の見通しをいかに示すかが焦点だ。同社はAI開発向け半導体事業の成長性に高い期待が集まっている。AIはこれからの分野であり、投資家の目線は先に向かいやすい』としつつも、『とは言え、足元の業績にも市場は反応するだろう』と広木さんはいいます。
さらに、『同社は23日午後5時(日本時間24日午前6時)に決算会見を開く。リフィニティブのデータによると、総収入が前年同期比64.1%増の111.38億ドル、EPSは約4倍の2.06ドルと見込まれてい』として、『このコンセンサスから上振れも下振れもあり得るので、その場合の市場反応に警戒したい』と呼び掛けています。
一方、日本国内の材料については、『CPIの発表がある。25日に8月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表される。生鮮食品を除くコアCPIの市場予想は前年同月比2.9%の伸びと前月の3%から鈍化すると見込まれている』と伝えています。
株式相場の現状については、『日米ともテクニカル的にも弱気サインが点灯するなど軟調となっている。地合い悪化の背景は、金利上昇と中国景気の減速懸念』と説明した上で、『そう簡単に地合いが変わるとも思えず、今週も神経質な展開が続くだろう。状況によっては日経平均3万1000円の節目を試しにいくような場面もあるかもしれない』と見解を述べています。
最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万1100円~3万2200円』としました。
参考にしてみてくださいね。
山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。
フィスコマーケットレポーター 山崎みほ
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