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日経QUICKニュース 東証前引け 反発し3万0400円台、半導体関連に買い  17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比161円77銭(0.53%)高の3万0485円11銭で終えた。前日までの2日間に350円ほど下げた後とあって、前月末からの上昇局面で出遅れた投資家の押し目買いが優勢だった。朝方は伸び悩む場面もあったが、下値が堅いとみた投資家の買いが断続的に入り、上げ幅を広げた。 前日の米株式市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が連日で最高値を更新した。東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄の一部に買いが入った。高PER(株価収益率)のグロース(成長)株も物色の対象となった。 きょう告示された自民党総裁選には4人が立候補を届け出た。新型コロナウイルスの感染抑制策や経済対策などの政策への期待がこれまで日本株を押し上げてきた。市場では「政策に関わる材料をいったん織り込み、今後は経済活動の再開や企業決算などに関心が向かう」(アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長)との見方があった。 東証株価指数(TOPIX)は反発した。朝方には下げる場面もあった。JPX日経インデックス400も反発した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4872億円、売買高は5億4488万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1006と、全体の5割弱を占めた。値下がりは1060、変わらずは121だった。 エムスリーが上昇した。郵船や商船三井など海運株が買われ、日産化や信越化も高かった。一方、日本製鉄や東邦鉛など鉄鋼・非鉄株の下げが目立った。TOTOやNTNも売られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/17 11:49 日経QUICKニュース 新興株前引け、マザーズ、ジャスダックが反発 自律反発狙いの買い  17日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比9.66ポイント(0.85%)高い1150.94だった。マザーズ指数は前日に3.7%と大幅下落したことから自律反発狙いの買いが優勢となった。前日に大幅安となった主力大型株を中心に買われ、指数を支えた。 フリーやビジョナル、フロンテオが上昇した。一方で、ヘリオスやGAテクノ、サンバイオは下落した。 日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比11円26銭(0.28%)高い4072円69銭となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で249億円、売買高は2905万株。東映アニメやワークマン、ウエストHDが上昇した。半面、ハーモニックやアンビスHD、フェローテクは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/17 11:42 日経QUICKニュース 外為10時 円、安値圏 109円台後半 中値は「ドル不足」の声  17日午前の東京外国為替市場で円相場は安値圏で推移している。10時時点は前日17時時点に比べ44銭の円安・ドル高の1ドル=109円79銭近辺だった。10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出て円相場の重荷となったようだ。16日発表の米経済指標の改善を受けたドル買いが対主要通貨で進み、引き続き円売り・ドル買いが優勢となっている。 円は対ユーロでも下落し、10時時点では同28銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円11~12銭で推移している。 ユーロは対ドルで下落し、10時時点では同0.0022ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1759~60ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/17 10:26 日経QUICKニュース 東証10時 高値圏で一進一退、成長株高が支え  17日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比130円ほど高い3万0400円台半ばの高値圏で一進一退。買い一巡後は戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑えている。一方で、グロース(成長)株への買いが下支えとなっている。 東証株価指数(TOPIX)のグロース(成長)株指数は0.4%程度上昇している。「前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が上昇するなどグロース株高となり、東京市場でも成長株優位の展開となっている」(大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジスト)との見方があった。一方、PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成するバリュー(割安)指数は0.1%程度高い。 中国では不動産開発の中国恒大集団の資金繰りを巡る問題が懸念材料として浮上している。展開次第では世界的な悪影響もあるだけに、積極的に上値を追いにくいとの見方があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9128億円、売買高は3億4258万株だった。 エムスリーやサイバーが堅調。アドバンテストや信越化が上昇し、テルモが買われている。一方、日本製鉄やJFEなど鉄鋼株が安い。昭電工やトクヤマが下げ、明治HDが売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/17 10:18 日経QUICKニュース 東証寄り付き 反発、過熱感和らぎ一時100円超高 日本製鉄は大幅安  17日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日に比べ100円ほど高い3万0400円台前半で推移している。前日までの2日間に350円ほど下げ過熱感がいったん和らいでおり、出遅れた投資家の押し目買いが入っている。国内の新型コロナウイルスの感染が縮小に向かっていることも買い安心感につながっている。 日経平均は14日に31年ぶりの高値を付けるまで短期間に大幅に上がった反動で、16日は主力銘柄が利益確定の売りに押された。17日の東京市場では、エムスリーや東エレクなど前日に下げが目立った銘柄の一部に買いが入っている。上げ幅は140円を超える場面があった。 前日の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が連日で最高値を更新した。東京市場でもアドテストやスクリンといった半導体関連銘柄の一部が買われている。 経済活動の再開や経済対策への期待が引き続き、買い材料として意識されている。国内では、新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向が続いている。きょうは自民党総裁選が告示され、複数の候補者による論戦が本格的に始まる。新型コロナの感染抑制策や経済対策をめぐる論戦の活発化は日本株を支える要因となっている。 JPX日経インデックス400は一進一退。東証株価指数(TOPIX)は高く始まった後、下げに転じる場面がある。 川崎汽や郵船など海運株が高い。T&Dや第一三共、東急が買われている。一方、新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行を発表した日本製鉄は大幅安。東邦鉛や住友鉱など非鉄株が下落し、TOTOも売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/17 09:28 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、下落し109円台後半 対ユーロも安い  17日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ38銭の円安・ドル高の1ドル=109円73~74銭で推移している。16日発表の米経済指標が市場予想を上回ったことを受け、対主要通貨でドル買いが進み、円相場の重荷となった。16日の取引で米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いも出た。 16日発表の8月の米小売売上高が前月比0.7%増と市場予想(0.8%減)に反して増加した。米フィラデルフィア連銀が発表した9月の製造業景況指数も8月から大幅に上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて強まっていた米景気への懸念が和らぎ、幅広い通貨に対してドルが買われた。 円は対ユーロでも下落して始まった。8時30分時点では同27銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=129円10~11銭で推移している。 ユーロの対ドル相場は下落して始まった。8時30分時点では同0.0017ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1764~65ドルで推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/17 08:39 日経QUICKニュース 外為17時 円、続伸し109円台前半 日本株安でリスク回避  16日の東京外国為替市場で、円相場は3日続伸した。17時時点では前日同時点に比べ9銭の円高・ドル安の1ドル=109円34~35銭で推移している。日経平均株価が前日比の下げ幅を200円程度に広げ、投資家が運用リスクを避ける動きを強めたことから「低リスク通貨」とされる円を買う動きが優勢だった。ただ、8月の米小売売上高の発表を控えて模様眺めの投資家も多く、円の上値は重かった。 9~17時時点の円の高値は109円21銭近辺、安値は109円46銭近辺で、値幅は25銭程度だった。 円は対ユーロで続伸した。17時時点では同49銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=128円82~83銭で推移している。 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0035ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1781ドル近辺で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 17:38 日経QUICKニュース 東証大引け 続落 利益確定売り、アジア株安も重荷  16日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比188円37銭(0.62%)安の3万0323円34銭で終えた。朝方は前日の米株式相場の上昇などを背景に買いが先行したが、続かなかった。31年ぶりの高値圏まで上昇してきたとあって、短期的な過熱感から利益確定売りに押されやすかった。上海や香港など主要なアジアの株式相場の下落も投資家心理の重荷となり、下げ幅は一時300円を超えた。 日経平均は8月20日につけた年初来安値(2万7013円)から急ピッチで3000円超上昇していた。そのため市場では「きょうの下落はスピード調整の範囲内」(国内証券)との見方があった。東エレクやアドテスト、ソフトバンクグループ(SBG)といった値がさ株の下落が目立ち、指数を押し下げた。 もっとも、自民党総裁選の告示を17日に控えて新たな首相のもとで打ち出される経済対策への期待は高い。3万0200円近辺では根強い先高観を背景にした押し目買いが入り、相場を下支えした。 JPX日経インデックス400は続落。東証株価指数(TOPIX)も続落し、6.23ポイント(0.30%)安の2090.16で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆4660億円。売買高は12億6150万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1186、値上がりは892、変わらずは110だった。 TOTOが大幅安。ネクソンや日立造なども下げた。一方、東邦鉛やフジクラが大幅高。ファストリやソニーGが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 15:27 日経QUICKニュース 新興株16日、マザーズ続落し3%超安 ジャスダックも続落、利益確定  16日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比43.26ポイント(3.65%)安い1141.28だった。下落率は一時4.6%に達した。最近の急ピッチの上昇で高値警戒感が強まり、主力銘柄を中心に幅広く利益確定売りが出た。 メルカリは大幅に下落し、終値で時価総額1兆円を下回った。フリーやビジョナル、JMDCが下落した。半面、ライフネットやユーザベース、うるるが上昇した。 日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比46円09銭(1.12%)安い4061円43銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で724億円、売買高は7677万株だった。 東映アニメが大幅安となり、ハーモニック、ウエストHDが下落した。半面、パピレスやセゾン情報、アンビスHDは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 15:12 日経QUICKニュース 東証14時 底堅い 根強い先高観、押し目買い意欲旺盛  16日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比190円程度安い3万0300円台前半で底堅く推移している。31年ぶりの高値圏まで急上昇してきた反動で利益確定の売りが出やすい。アジア株安も投資家心理の重荷となっているが、3万0200円近辺では根強い先高観を背景にした押し目買いが入り、相場を下支えした。 中国恒大集団の債務問題への懸念などから中国の不動産株が急落している。市場からは「中国景気は明確にスローダウンしている。中国政府による規制強化や不動産のクレジットリスクなど、中国を巡って懸念材料はいくつもあるものの、現時点でマーケットが過度に不安視している雰囲気はない」(国内証券)との声があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4983億円、売買高は8億9943万株だった。 TOTOやニコンが安い。ソフトバンクグループ(SBG)も売られている。一方、ユニチカやT&Dが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 14:15 日経QUICKニュース 外為14時 円、高値圏で小動き 109円台前半  16日午後の東京外国為替市場で円相場はきょうの高値圏で膠着している。14時時点では1ドル=109円27~28銭と前日17時時点に比べ16銭の円高・ドル安だった。午後に入って日経平均株価が下げ渋っており、「低リスク通貨」とされる円を買う動きも一巡している。日本時間16日夜には8月の米小売売上高の発表を控えており、投資家の様子見姿勢も強まっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 14:15 日経QUICKニュース 東証後場寄り 一段安、下げ幅300円超 アジア株安が重荷  16日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段安となり、前日比280円程度安い3万0200円台前半と、きょうの安値圏で推移している。下げ幅は300円を超える場面もあった。上海や香港など主要なアジアの株式相場が下げており、相場の重荷となっている。一方、原油高を背景に石油関連株の一角が買われているのは下値を支えている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約194億円が成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9634億円、売買高は7億1045万株だった。 スクリンやサイバーが引き続き売られている。アドテストや東エレクが安い。一方、出光興産やENEOSが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 12:59 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇 109円台前半 株安で  16日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点では1ドル=109円27~28銭と前日17時時点に比べ16銭の円高・ドル安だった。11時00分前後に一時109円22銭近辺まで上昇した。16日の日経平均株価は寄り付き時こそ上昇したものの、その後は利益確定売りに押され、下げに転じた。「低リスク通貨」とされる円には買いが入った。日本時間16日の取引で米長期金利の上昇が一服しており、日米金利差の拡大を見込んだ円売りも一巡している。 中国恒大集団の債務問題をきっかけに、中国の不動産株が軒並み下落しており、運用リスクを避ける目的の円買いも入ったとの声も聞かれた。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点では1ユーロ=129円13~15銭と同18銭の円高・ユーロ安だった。対ドルでの円買いが対ユーロにも波及した。ユーロは対ドルで小幅に上昇した。12時時点では1ユーロ=1.1818ドル近辺と同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 12:10 日経QUICKニュース 東証前引け 続落し、3万0300円台 利益確定売り強まる  16日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比179円07銭(0.59%)安の3万0332円64銭で終えた。8月20日の年初来安値(2万7013円)から1カ月足らずで3000円以上も上昇するなど、ここまで急ピッチで上昇してきたとあって、利益確定の売りが強まった。香港・ハンセン指数の下落も重荷となり、下げ幅は一時200円を超えた。 東エレクやソフトバンクグループ(SBG)、アドテストといった指数寄与度の大きい銘柄が下落し、指数を押し下げた。市場からは「8月の年初来安値から1割超上昇していたのを踏まえると、妥当な調整」(大和証券の細井秀司シニアストラテジスト)との見方があった。 朝方は買いが先行した。前日の米株高が投資家心理を上向かせたほか、国内では自民党総裁選の告示を17日に控え、次期政権の経済対策への根強い期待が支えとなった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆7161億円、売買高は6億999万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1577と、7割超を占めた。値上がりは534銘柄、変わらずは77銘柄だった。 日立造が大幅安。スクリンやネクソンが売られた。一方、東邦鉛やフジクラが高い。ファストリも買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 11:55 日経QUICKニュース 新興株前引け、続落 マザーズは4%超安、利益確定売り膨らむ  16日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比50.73ポイント(4.28%)安い1133.81だった。株式相場全体の調整をきっかけに、新興市場でも主力の大型株を中心に利益確定売りが膨らんでいる。マザーズ指数は足元の上昇で200日移動平均(1180.33)を上回って推移していたため、いったん売りが出やすい地合いにあったとの見方が出ていた。 メルカリ、フリー、ビジョナルが下落した。半面、ライフネット、ユーザベース、クラウドWは上昇した。 日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比44円74銭(1.09%)安い4062円78銭となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で439億円、売買高は4237万株。東映アニメやハーモニック、ウエストHDが下落した。半面、セゾン情報やユビテック、パピレスは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 11:48 日経QUICKニュース 外為10時 円、上げ幅縮小 109円台前半 中値は「偏りなし」  16日午前の東京外国為替市場で円相場は上げ幅を縮小している。10時時点では1ドル=109円38~39銭と前日17時時点に比べ5銭の円高・ドル安だった。9時05分前後には109円46銭近辺と下げに転じる場面もあった。16日の日経平均株価が反発して始まり、一時100円超の上げ幅となったことで「低リスク通貨」とされる円を売る動きが出た。10時前の中値決済に向けては「ドル需給に目立った偏りはなかった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。 円は対ユーロでも上げ幅を縮小している。10時時点では1ユーロ=129円27~28銭と同4銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで横ばい圏で小動きとなっている。10時時点では1ユーロ=1.1818~19ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 10:26 日経QUICKニュース 東証10時 下げに転じる 東エレクやソフトバンクGが安い  16日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一時下げに転じた。前日比20円程度安い3万0400円台後半まで下げる場面があった。31年ぶりの高値圏まで急ピッチで上昇してきたとあって、目先の利益を確定する売りが優勢となっている。東エレクやソフトバンクGなど値がさ株の下落も指数を押し下げた。 もっとも、自民党総裁選の告示をあすに控え、新首相のもとでの経済対策への期待は根強く、下げ幅は限られている。市場からは「自民党総裁選候補者の政策に対する期待度の大小はあるにせよ、いずれかが新たな総裁となるのは間違いない。新しい変化への期待は続き、総裁選の結果が出るまでは株高基調は続きやすい」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との声があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆214億円、売買高は3億6274万株だった。 スクリンやサイバーが安い。一方、郵船や商船三井など海運株が連日で年初来高値を更新している。東邦鉛やフジクラが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 10:14 日経QUICKニュース 東証寄り付き 一時100円高 原油関連が上昇、買い一巡後は伸び悩み  16日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前日比50円ほど高い3万0500円台半ばで推移している。前日の米株高で投資家心理が上向いた。自民党総裁選の告示を17日に控え、新首相の政策への期待は根強く、日本株には買いが優勢となっている。上げ幅は一時100円を超えた。 15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は上昇した。米景気の底堅さを示す経済指標の発表などで、最近下げが目立っていた景気敏感株を中心に買いが入った。主要な米株価指数が上昇した流れが東京市場にも波及している。 国内の新型コロナウイルスの新規感染者数がある程度抑えられてきているのも、投資家心理の支えになっている。 もっとも、日本株はすでに31年ぶりの高値圏にあるうえ、ここまで急ピッチで上昇してきたとあって利益確定の売りも出やすい。国内では週末に3連休となるほか、来週には米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)が控える。持ち高を一方向に傾ける動きは出にくく、日経平均は買い一巡後は前日終値近辺まで伸び悩む場面もある。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はいずれも小幅に反発して始まった。 川崎汽や商船三井が高い。原油高で出光興産やINPEXが上昇。一方、ネクソンやKDDI、ソフトバンクGが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 09:24 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、小幅高 109円台前半 対ユーロも上昇  16日早朝の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇して始まった。8時30分時点では1ドル=109円32~33銭と、前日17時時点に比べ11銭の円高・ドル安だった。14日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回ったことをきっかけに、米国での早期利上げ観測が後退し、円に対するドル売りが優勢だった15日の海外市場の流れを引き継いだ。市場では「過剰債務などの問題を抱える中国恒大集団の問題もあり、リスク回避の円買いも入っているのではないか」(国内シンクタンクのエコノミスト)との声も聞かれた。 一方で、15日発表の9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は市場予想を上回り、同日の米長期金利は上昇した。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いは円相場の上値を抑えている。 円はユーロに対しても上昇して始まった。8時30分時点では1ユーロ=129円22~23銭と、同9銭の円高・ユーロ安だった。対ドルでの円買いがユーロ相場にも波及している。ユーロの対ドル相場は横ばい圏で始まった。8時30分時点では1ユーロ=1.1819~20ドルと、同0.0003ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/16 08:47 日経QUICKニュース 外為17時 円、続伸し109円台半ば 米金利の低下で  15日の東京外国為替市場で円相場は続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ57銭の円高・ドル安の1ドル=109円43~44銭で推移している。14日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、緩和的な米金融政策が長引くとの見方が強まった。同日の米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。 半面、15日は事業会社の決済が集中しやすい日とあって国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たもようで、円相場の上値は重かった。9~17時時点の円の高値は109円43銭近辺、安値は109円74銭近辺で、値幅は31銭程度だった。 円は対ユーロで反発した。17時時点では同75銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円32~34銭で推移している。 ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0007ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1817~18ドルで推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 17:34 日経QUICKニュース 東証大引け 4日ぶり反落 TOPIXは2100下回って終える  15日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、前日比158円39銭(0.52%)安の3万0511円71銭で終えた。下げ幅は300円を超える場面もあった。前日に日経平均が31年ぶりの高値を付けたことで、幅広い銘柄で利益確定の売りが優勢となった。半面、急ピッチの相場上昇に乗り遅れた投資家による押し目買いは相場を下支えした。 前日の米株式相場が下落した流れも重荷となった。市場では「前週までは海外市場など外部要因の影響を感じさせない上昇だったが、今週は騰勢がやや衰えていた。そこへ米株市場で景気減速懸念が強まり、『世界の景気敏感株』とされる日本株にも売りが波及した」(JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト)との指摘があった。 もっとも、新たな首相のもとでの経済対策や、新型コロナウイルスの感染者数減少に伴う経済正常化への期待は根強い。予想PER(株価収益率)などの面からみた米国株との比較で日本株には割安感も残っており、断続的な買いが入って下値を支えた。 JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比179.06ポイント(0.93%)安の1万8985.77だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、22.48ポイント(1.06%)安の2096.39と、心理的な節目の2100を下回って終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆1502億円。売買高は12億572万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1783と、全体の約8割を占めた。値上がりは329、変わらずは76銘柄だった。 ソフトバンクグループ(SBG)は5.8%安で終えた。新生銀、SBIも安かった。一方、東エレクが15日続伸した。レーザーテクも高かった。郵船も買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 15:28 日経QUICKニュース 新興株15日 ジャスダック、マザーズともに反落 東映アニメの時価総額が1兆円超  15日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比6円42銭(0.16%)安い4107円52銭だった。前日に年初来高値を更新するなど目先の達成感が意識されやすく、利益確定の売りが優勢だった。 東映アニメの時価総額が初めて1兆円を超えた。東映アニメは14日に時価総額1兆円を突破したメルカリを抜いて、新興市場の時価総額首位となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で545億円、売買高は6683万株だった。出前館やウエストHD、ワークマンが下落した。半面、プロルートやイメージワンは上昇した。 東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比3.29ポイント(0.28%)安い1184.54だった。GAテクノやPアンチエイ、BASEが下落した。一方、ビジョナルが大幅高。そーせいやヤプリが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 15:16 日経QUICKニュース 東証14時 下げ幅縮小 ファストリ・東エレクが下支え  15日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮め、前日比120円ほど安い3万0540円近辺で推移している。14時時点で東証1部銘柄の9割弱が値下がりするなど、幅広い銘柄に利益確定売りが出ている。半面、ファストリや東エレクなど指数寄与度の高い値がさ株の一角が買われ、指数を下支えしている。 15日午後に「北朝鮮が日本海に向けて飛翔(ひしょう)体を発射した」と伝わった。日本株相場の反応は現時点では限られているものの、市場では「同様の行動が続くなど、地政学リスクが強く意識されれば投資家がリスクオフ(回避)に動く可能性もあり、注視は必要だ」(ニッセイ基礎研究所の前山裕亮准主任研究員)との指摘があった。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆1552億円、売買高は8億4134万株だった。 三越伊勢丹、高島屋が安い。SUMCOが売られている。一方、日電産が午後一段高。川崎汽は一時8%超高い水準まで買われた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 14:15 日経QUICKニュース 外為14時 円、109円台半ばで小動き 北朝鮮の飛翔体発射も影響限定  15日午後の東京外国為替市場で、円相場は1ドル=109円台半ばで小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=109円61~62銭と前日17時時点と比べて39銭の円高・ドル安だった。米長期金利の低下を手掛かりにした円買い・ドル売りが一服。15日午後に日経平均株価が下げ渋っているのもあって「低リスク通貨」とされる円の上値を試す動きは限られている。 日本時間15日昼すぎに、韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを2発発射したと発表した。菅義偉首相も北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと断定し、「我が国と地域の平和と安全を脅かすもので言語道断だ」などと語った。だが、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したとみられ、市場では「円相場への影響はみられなかった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 14:11 日経QUICKニュース 東証後場寄り 3万0500円近辺で小動き 半導体関連の一角など買われる  15日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比170円程度安い3万0500円近辺で小幅な動きとなっている。引き続き幅広い銘柄で利益確定の売りが出ている半面、押し目買いも入り下値は堅い。半導体関連など成長(グロース)株の一角が買われている。上海株相場が上昇に転じたことも支えとなった。 昼すぎに「北朝鮮が日本海に向けて飛翔(ひしょう)体を発射した」と伝わったが、現時点で株式相場の反応は限られている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約136億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆7129億円、売買高は6億8701万株だった。 ソフトバンクグループは再び下げ幅を拡大した。任天堂、ソニーGが軟調。一方、東エレクが午後一段高。郵船も上げ幅を拡大した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 13:04 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇し109円台後半 対ユーロでも買われる  15日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=109円61~62銭と前日17時時点と比べて39銭の円高・ドル安だった。8月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、緩和的な米金融政策が長引くとの見方が強まった。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。 円は一時109円55銭近辺まで買われた。前日に31年ぶりの高値となった日経平均株価が一時300円あまり下落。投資家が運用リスクを取りづらくなるとの見方から「低リスク通貨」とされる円には歩調を合わせるように買いが増えた。だが、15日は事業会社の決済が集中しやすい日とあって国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとみられ、円相場の上値を抑えた。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=129円42~43銭と、同65銭の円高・ユーロ安だった。対ドルでの円高進行に加え、株安を背景に対ユーロでも円を買う動きが活発となった。 ユーロは対ドルで下落し、12時時点は1ユーロ=1.1807~08ドルと同0.0017ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 12:28 日経QUICKニュース 東証前引け 反落、達成感で利益確定売り  15日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比160円05銭(0.52%)安の3万0510円05銭で終えた。下げ幅を320円超まで拡大する場面もあった。前日に終値で31年ぶりの高値を付けたとあって、達成感や過熱感から売りが優勢となった。円相場がやや円高水準にあることも重荷となった。半面、下げた場面では押し目買いも入り下値を支えた。 東京市場では幅広い銘柄で利益確定売りが優勢となった。東証の業種別株価指数は前引け時点で全33業種中、海運を除く32業種が下落した。 午前の取引時間中に中国の経済指標が相次いで発表され、8月の工業生産高や同小売売上高などが市場予想を下回った。市場では「想定通りの悪い結果という印象。中国政府が(不動産融資の規制といった)景気抑制スタンスを後退させるとの期待から、株式相場にはプラスと受け止める向きが多そうだ」(りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一運用戦略部チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれた。日経平均は指標発表後から前引けにかけて下げ幅を縮めた。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆5308億円、売買高は6億934万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1958と、全体の9割を占めた。値上がりは190、変わらずは38銘柄だった。 ソフトバンクグループ(SBG)は前引けで3.8%安だった。村田製も売られた。トヨタ、日産自も軟調だった。一方、川崎汽が買われた。東エレク、アドテストは堅調だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 11:55 日経QUICKニュース 新興株前引け ジャスダック、マザーズともに反落 メルカリは続伸  15日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比11円88銭(0.29%)安い4102円06銭だった。前日に約3年半ぶりの高値を付けた達成感から利益確定の売りが膨らんだ。 ジャスダック市場の売買代金は概算で305億円、売買高は3778万株。出前館やウエストHD、マクドナルドが下落した。半面、東映アニメや芝浦電子、Mipoxは上昇した。 東証マザーズ指数も反落した。前引けは前日比6.51ポイント(0.55%)安の1181.32だった。PアンチエイやBASE、セルソースが下落した。一方、14日に初めて時価総額1兆円を超えたメルカリは続伸。ビジョナルやそーせいも上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 11:44 日経QUICKニュース 外為10時 円、上げ拡大 109円台半ば 株安で買い  15日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=109円55~56銭と前日17時時点と比べて45銭の円高・ドル安だった。前日に31年ぶり高値となった日経平均株価が反落し、下げ幅を200円あまりに広げた。投資家が運用リスクを取りづらくなるとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが増えた。 円は10時前に109円56銭近辺をつけた後、上昇の勢いは一服している。10時前の中値決済に向け、市場では「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)だったとの声が聞かれた。きょうは事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測が円相場の上値を抑えた。 円は対ユーロでも上げ幅を拡大し、10時時点では1ユーロ=129円33~34銭と、同74銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで小動きで、10時時点では1ユーロ=1.1805ドル近辺と0.0019ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 10:19 日経QUICKニュース 東証10時 下げ幅やや拡大 下値では押し目買いも  15日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅をやや拡大し、前日比230円ほど安い3万0440円前後で推移している。日経平均は前日に終値で31年ぶりの高値を付けた達成感から、利益確定売りが優勢となっている。半面、このところの急ピッチの上昇で買い遅れていた投資家も多く、下げた場面では押し目買いも入り下値を支えている。 取引開始前に発表された7月の機械受注統計は市場予想を下回る結果だった。だが市場では「前月比でプラス圏を維持したことで、悲観的に受け止める向きは少ない」(ブーケ・ド・フルーレットの馬渕治好代表)との声が聞かれた。ファナックなど設備投資関連銘柄は軟調に推移しているものの、下げは限定的だ。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9409億円、売買高は3億7855万株だった。 村田製、日東電、太陽誘電が安い。ファストリは軟調。一方、東エレクは堅調。川崎汽、エムスリーが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/15 10:10

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