日経QUICKニュースニュース一覧
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東証寄り付き 反落し一時200円安、設備投資関連は軟調
15日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日に比べ170円ほど安い3万0500円近辺で推移している。下げ幅は200円を超える場面もある。日経平均は前日におよそ31年ぶりの高値を更新し、達成感から利益確定売りが出ている。8月20日に年初来安値を付けてから3週間ほどでの高値更新とあって過熱感も意識されやすい。前日の米株式相場が下落した流れも重荷となった。 取引開始前に内閣府が発表した7月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比0.9%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値(3.1%増)を下回った。ファナックなど設備投資関連株の一角は軟調に推移している。 14日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が292ドル安となるなど主要な株価指数が下落した。同日発表の米経済指標を材料とした米長期金利の低下などを背景に景気敏感株を中心に売りが出た。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、鉄鋼株などが売られている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は下落している。 ソフトバンクグループ(SBG)、村田製が安い。東建物、東急不HDなど不動産株も売られている。半面、日立造が高い。川崎汽も買われている。アドテストが堅調。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/15 09:27
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外為8時30分 円、上昇し109円台後半 米金利低下で買い
15日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=109円72~73銭と前日17時時点と比べて28銭の円高・ドル安だった。8月の米消費者物価指数(CPI)で上昇率が市場予想を下回り、早期の米利上げ観測が後退。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが入った。 米労働省が14日発表したCPIで価格変動の大きいエネルギー・食品を除いたコア指数は8月が前年同月比4.0%上昇した。上昇率は市場予想(4.2%)を下回り、米連邦準備理事会(FRB)がテーパリング(量的金融緩和の縮小)を開始しても利上げには時間を要するとの見方が強まった。 円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=129円48~50銭と、同59銭の円高・ユーロ安だった。対ドルで円高が進んだのに加え、14日に米ダウ工業株30種平均が下げて「低リスク通貨」とされる円に買いが入りやすくなったのも相場を押し上げた。 ユーロの対ドル相場は下落している。8時30分時点は1ユーロ=1.1801~02ドルと同0.0023ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/15 08:46
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外為17時 円、小反発し110円近辺 対ユーロは反落
14日の東京外国為替市場で、円相場は小幅に反発した。17時時点では前日の同時点に比べ8銭の円高・ドル安の1ドル=110円00~01銭で推移している。8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を前に米国債には持ち高調整を目的とした買いが入り、13日の米長期金利が低下。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。 もっとも、円は110円11銭近辺まで下落する場面もあった。日経平均株価が31年ぶりの高値となるなど国内では株高が続いている。投資家心理が強気に傾くとの見方から「低リスク通貨」とされる円には売りが出た。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たとの観測も相場の重荷となった。 9~17時時点の円の高値は109円96銭近辺で、値幅は15銭程度だった。 円は対ユーロで反落した。17時時点では同35銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=130円09~10銭で推移している。日経平均が31年ぶりの高値圏で騰勢を強めるにつれ、対ユーロでは「低リスク通貨」とされる円に売りが増えた。 ユーロは対ドルで反発し、17時時点は同0.0039ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1825~26ドルで推移している。米長期金利の低下を受け、円やユーロなど主要通貨に対するドル売りが広がった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 17:27
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東証大引け 3日続伸、31年ぶり高値 経済正常化期待、TOPIXは2100超え
14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比222円73銭(0.73%)高の3万0670円10銭で終えた。2月16日に付けた年初来高値(3万0467円75銭)を更新し、1990年8月1日(3万0837円99銭)以来約31年ぶりの高値となった。新型コロナウイルスの新規感染者数の減少による経済正常化期待から買いが優勢な展開が続いた。 朝方から買いが優勢で、午前に一時3万0795円まで上昇した。利益確定の売りが出て上げ幅を縮める場面もあったが、米国株に比べた割安感から海外投資家の買いが続いているとの見方もあり、急ピッチの相場上昇に乗り遅れた投資家などの買いが下支えした。 国内で新型コロナのワクチンを2回接種した人が5割を超えたことや新規感染者数の減少傾向で、経済正常化期待が出やすかった。海運や自動車株など景気敏感株の一角に買いが入った。 次期政権に対する景気浮揚策への期待感も引き続き相場の支援材料となった。17日告示の自民党総裁選を前に候補者が定まりつつあり、「積極的な経済対策を打ち出す方向性はどの候補者も同じ」(国内運用会社)との見方が出ていた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに3日続伸した。TOPIXは21.16ポイント(1.01%)高の2118.87と、約31年ぶりに節目の2100を超えた。 東証2部指数も3日続伸し、前日比47.44ポイント(0.60%)高い7895.16と3日連続で最高値を記録した。 東証1部の売買代金は概算で3兆3450億円。売買高は13億3901万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1707と、全体の約8割を占めた。値下がりは380、変わらずは101銘柄だった。 自社株買いを発表した東京海上が大幅高。トヨタは反発し、三菱自や日産自も買われた。昭電工やZHDの上げも大きかった。一方、コナミHDとディーエヌエが売られた。東電HDやソフトバンク、セブン&アイが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 15:21
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新興株14日 ジャスダックが年初来高値、マザーズは2カ月ぶり高値
14日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発し、前日比15円60銭(0.38%)高い4113円94銭と高値で引けた。年初来高値を更新し、2018年3月以来約3年半ぶりの高値を付けた。次期政権の経済対策への期待が続くなか、日経平均株価がおよそ31年ぶりの高値になるなど、日本株全体を見直す動きが強まった。新興銘柄にも物色が及び、相場を押し上げた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で646億円、売買高は7327万株だった。出前館が前日比8%超高。東映アニメやアンビスHD、ハーモニックが買われた。半面、ワークマンやマクドナルドは下落した。 東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比6.01ポイント(0.51%)高い1187.83と約2カ月ぶりの高値を付けた。メルカリやビジョナルが上昇した。一方、BASEやJTOWERが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 15:20
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東証14時 3万0600円台で一進一退 根強い先高観で押し目買いも
14日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比170円ほど高い3万0600円台前半で一進一退となっている。短期筋などの売りが膨らんで上げ幅を縮める場面もあったが、経済正常化や次期政権による経済対策への期待など根強い先高観を背景とした押し目買いが下支えしている。 市場では「日本株は米株と比べて割安感があり、売り一辺倒にはならない」(JPモルガン・アセット・マネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト)との声もあり、上げ幅が縮む場面は限られている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆2174億円、売買高は9億771万株だった。 村田製やTDKが高い。ZHDや丸井G、KDDIも上昇している。一方、コナミHDやディーエヌエは下げ幅を拡大。東電HDやソフトバンクが下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 14:12
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外為14時 円、小動き 110円台前半 米CPI発表控え様子見
14日午後の東京外国為替市場で円相場は小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=110円05~06銭と前日17時時点に比べ3銭の円高・ドル安だった。午後に入り、日経平均株価の上昇を材料視した取引は一巡。8月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えて様子見姿勢が強まっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 14:10
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東証後場寄り 小動き、景気敏感株に物色
14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比190円程度高い3万0600円台前半で推移している。午前の上昇から一服感が出ているもののの、次期政権の経済対策などへの期待感から先高観は根強く、断続的な買いが入っている。新型コロナウイルスの新規感染者数がピークアウト傾向にあり、海運や空運など景気敏感株が引き続き物色されている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約277億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8138億円、売買高は7億4973万株だった。 川崎汽や商船三井が上昇。JALは上げ幅を拡大した。一方、ソフトバンクは下げ幅を広げた。ディーエヌエや中外薬が下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 12:57
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外為12時 円、もみ合い 110円台前半 株高は重荷
14日午前の東京外国為替市場で円相場はもみ合った。12時時点では1ドル=110円06~07銭と前日17時時点に比べ2銭の円高・ドル安だった。13日の米長期金利の低下を手掛かりに円買い・ドル売りが入った。一方、10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようだ。日経平均株価が徐々に上げ幅を広げたことが「低リスク通貨」とされる円の重荷になった面もあった。 9~12時の円の高値は109円97銭近辺、安値は110円09銭近辺で、値幅は12銭程度だった。 円は対ユーロで下落している。12時時点では1ユーロ=130円05~06銭と、前日17時時点に比べ31銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇しており、12時時点では1ユーロ=1.1815~16ドルと、同0.0029ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 12:17
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東証前引け 続伸、31年ぶり高値水準 TOPIXは2100超
14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比115円05銭(0.38%)高の3万0562円42銭で終えた。新型コロナウイルスワクチンの進展などによる経済再開期待を支えに朝から買いが先行した。日経平均は前日比340円超高の3万0790円近辺と1990年8月以来約31年ぶりの高値水準まで上昇した。もっともその後は利益確定の売りが出て上げ幅を縮めた。 市場では「中長期資金を運用する海外投資家の現物株買いが続いている。商品投資顧問(CTA)などの短期筋の先物買いも入っているようだ」(国内証券)との見方があった。 政府は13日、新型コロナワクチンを2回接種完了した人が5割を超えたと発表した。足元で国内の新規感染者数が減少しつつあることも、経済再開に向けた期待感から相場上昇を後押しした。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。TOPIXは取引時間中として約31年ぶりに2100を上回った。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆6372億円、売買高は6億6840万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は966、値下がりは1095、変わらずは125銘柄だった。 昭電工や東京海上、ZHDの上昇が目立った。川崎汽や川重も上昇した。一方、コナミHDや大平金、日軽金HDが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 11:57
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新興株前引け ジャスダックが反発 マザーズは反落
14日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発し、前引けは前日比2円01銭(0.05%)高い4100円35銭だった。一時は4108円46銭まで上昇し、取引時間中としては2018年3月以来3年半ぶりの高値となった。日経平均株価が取引時間中の今年の高値を上回り、約31年ぶりの高水準で推移するなか「日本株の見直し買いの流れが新興株にも及んでいる」(国内証券)との声があった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で395億円、売買高は4156万株だった。料理宅配大手の出前館が大幅高。東映アニメやアンビスHDが上昇した。半面、マクドナルドやウエストHDが下落した。 東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比0.56ポイント(0.05%)安い1181.26だった。BASEやHENNGEが下落した。一方、メルカリやセルソースは上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 11:41
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外為10時 円、伸び悩み 110円台前半 中値「ドル不足」
14日午前の東京外国為替市場で円相場は伸び悩んでいる。10時時点では1ドル=110円03~04銭と前日17時時点に比べ5銭の円高・ドル安だった。10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようだ。日経平均株価が31年ぶりの高値をつけたが、円の反応は限定的だった。 円は対ユーロで下落している。10時時点では1ユーロ=129円93~94銭と、前日17時時点に比べ19銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇しており、10時時点では1ユーロ=1.1808ドル近辺と、同0.0022ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 10:17
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東証10時 上げ幅やや拡大、海運や自動車が買われる
14日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや上げ幅を拡大し、前日比170円ほど高い3万0600円台前半で推移している。上げ幅を60円程度まで縮める場面もあったが3万0500円近辺で切り返し上値を試す展開となっている。海運や自動車など景気敏感株の一角が買われている。 日本株相場は次期政権による経済対策への期待先行で、急ピッチの上昇が続いている。市場では「押し目を待っていた投資家もなかなか相場が下がらない焦りから買いに動かざるを得ない状況」(国内運用会社)との指摘があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9756億円、売買高は4億638万株だった。 川崎汽や郵船は上げ幅を拡大。スズキやいすゞも高い。一方、コナミHDやオリンパス、セブン&アイが下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 10:08
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東証寄り付き 続伸、31年ぶり高値水準 TOPIXは2100超
14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸して始まり、前日に比べ100円ほど高い3万0500円台半ばで推移している。日本株の出遅れ感を意識した買いが優勢で、年初来高値(3万0467円75銭)を上回り1990年8月以来約31年ぶりの高値水準に上昇した。 13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発した。米国の新型コロナウイルス感染にピークアウトの兆しが出ていると伝わり、相場の上昇を支えた。国内でもワクチン2回接種を終えた人が5割超となり、新規感染者数も減少傾向であることが相場の支援材料となっている。 自民党総裁選を控え、候補者が打ち出す経済政策への期待感から先高観は根強く、8月下旬以降の急速な相場上昇に乗り遅れた投資家が日本株を買い支えている面もある。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸している。TOPIXは取引時間中として1990年8月以来約31年ぶりに2100を超えた。 国内向けの乗用車で基幹部品である車台の開発をやめると伝わった三菱自が上昇。昭電工や東京海上、丸紅の上げが大きかった。一方、ネクソンやコナミHD、大塚HDが下落している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 09:30
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外為8時30分 円、上昇 110円前後 日米金利差の縮小観測で
14日早朝の東京外国為替市場で円相場は上昇している。8時30分時点では1ドル=109円99銭~110円00銭と前日17時時点に比べ9銭の円高・ドル安だった。13日のニューヨーク市場では、8月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えて米国債に持ち高調整の買いが優勢だった。米金利低下に伴う日米金利差の縮小観測が円買い・ドル売りの材料となっている。 円は対ユーロで下落している。8時30分時点では1ユーロ=129円90~92銭と、前日17時時点に比べ16銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇しており、8時30分時点では1ユーロ=1.1810~11ドルと、同0.0024ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/14 08:43
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外為17時 円、3日ぶり反落 110円台前半 対ユーロは反発
13日の東京外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。17時時点では前週末の同時点に比べ14銭の円安・ドル高の1ドル=110円08~09銭で推移している。国内輸入企業など実需勢による円売り・ドル買いが出たとの観測があり、円相場の重荷となった。日経平均株価が約7カ月ぶりの高値をつけ、リスク選好局面で「低リスク通貨」とされる円には売りが出やすかった。 円は対ユーロで反発した。17時時点では同45銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円74~75銭で推移している。 ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0057ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1785~86ドルで推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 17:39
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東証大引け 小幅続伸、7カ月ぶり高値 TOPIXは31年ぶり高値
13日の東京株式市場で日経平均株価は小幅続伸し、前週末比65円53銭(0.22%)高の3万0447円37銭と、年初来高値を付けた2月16日以来約7カ月ぶりの高値で終えた。主力銘柄に利益確定売りが出て日経平均は下げる場面が多かったが、買い遅れていた投資家から断続的な買いが入り上昇に転じた。売り方の買い戻しも入って、日経平均はこの日の高値で引けた。 最近の急ピッチな上昇局面で出遅れた投資家が多く、押し目買いが相場を支えた。下値の堅さが意識されるなか、徐々に買いの勢いが増し、日経平均は上昇に転じた。東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄の上昇が目立った。 最近は自民党総裁選やその後の衆院選をにらみ、経済対策による景気浮揚への期待が根強い。国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が減少傾向にあり、ワクチン接種を2回終えた人は50%程度に増えた。経済活動の正常化に向けた素地ができつつあることも相場を支えた。 一方、前週末に2022年3月期の世界生産計画を引き下げたトヨタは下落。他の自動車や自動車部品にも売りが波及した。ソフトバンクグループが下げ、指数の上値を抑えた。 東証株価指数(TOPIX)は続伸し、前週末比6.06ポイント(0.29%)高の2097.71と、この日の高値で終えた。年初来高値を更新し、1990年8月以来、約31年ぶりの高水準となった。JPX日経インデックス400は続伸し、連日で最高値を更新した。 東証2部指数は続伸し、前週末比36.72ポイント(0.47%)高い7847.72と連日で最高値を記録した。 東証1部の売買代金は概算で2兆8504億円。売買高は11億3544万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1534と、全体の約7割を占めた。値下がりは554、変わらずは101だった。 新生銀や三越伊勢丹、ディーエヌエが上昇した。一方、いすゞや日東電、第一三共が下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 15:39
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新興株13日 ジャスダック反落、マザーズ続伸 ジオロケの初値は公開価格上回る
13日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前週末比2円69銭(0.07%)安い4098円34銭だった。前週に大きく上昇した東映アニメやウエストHDなどが利益確定の売りに押され、指数の重荷となった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で646億円、売買高は7043万株だった。イメージワンやワークマンが下落した。半面、フェローテクや出前館、マクドナルドは上昇した。 東証マザーズ指数は続伸した。終値は前週末比4.02ポイント(0.34%)高い1181.82と、約2カ月ぶりの高値となった。メルカリが3%超高と指数を押し上げた。好決算を発表したセルソースは大幅高となった。一方、フリーやウェルスナビ、ビジョナルが下落した。 13日に福証Qボードに新規上場したジオロケは、午前に公開価格(2240円)を58.5%上回る3550円で初値を付けた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 15:24
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外為14時 円、110円前後で膠着
13日午後の東京外国為替市場で円相場は膠着感を強めている。14時時点は前週末17時時点に比べ3銭の円安・ドル高の1ドル=109円97~98銭だった。米国で14日に発表の8月の米消費者物価指数(CPI)などを見極めたいとの様子見ムードが強まっている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 14:17
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東証14時 3万0300円前後で小動き ソフトバンクGは下げ幅拡大
13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比80円ほど安い3万0300円前後で小動きとなっている。株価を動かすような目新しい材料を欠いており、午後の値幅(高値と安値の差)は60円程度にとどまっている。 前週末におよそ7カ月ぶりの高値を付けており、主要な銘柄には利益確定の売りがでやすい。一方で、買い遅れた投資家による買いが下値を支える展開となっている。岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは「自民総裁選やその後の衆院選など政策を材料にした売買が一巡し、上値が重たくなる水準にさしかかっている」とみていた。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9622億円、売買高は7億8694万株だった。 ソフトバンクグループは下げ幅を広げている。いすゞや日産化、花王が売られている。一方、東エレクや川崎汽、信越化が上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 14:12
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東証後場寄り 小安い ファストリやソフトバンクGは下落
13日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前週末比70円程度安い3万0300円台前半で小安く推移している。午前に続き自動車や自動車部品の下げが目立つ。ファストリやソフトバンクグループも下げており、この2銘柄で日経平均を40円ほど下押ししている。 一方、積極的に売り込む動きは限られている。米株価指数先物が日本時間13日の取引で上昇し、短期筋の買いが入った日経平均先物は下げ幅を縮めている。業種別では陸運や銀行の上げが目立っている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約230億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6187億円、売買高は6億4916万株だった。 トヨタやデンソーが下落し、日東電やエプソンが売られている。一方、中外薬や東邦鉛、ヤマトHDが高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 12:55
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外為12時 円、小幅安 109円台後半 輸入勢から売り
13日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に下落した。12時時点は前週末17時時点に比べ1銭の円安・ドル高の1ドル=109円95銭近辺だった。日米の株安で「低リスク通貨」とされる円には買いが先行したが、国内輸入企業による円売り・ドル買いも出て、相場は方向感を欠いた。 10日の米国株や13日午前の日経平均株価の下落で、円は一時109円89銭近辺まで上昇した。その後は109円98銭近辺まで売られる場面もあり、9~12時の値幅は9銭程度にとどまった。 円は対ユーロでは上昇した。12時時点は同41銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円78~80銭だった。ユーロは対ドルでも下落し、12時時点は同0.0038ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1804~05ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 12:26
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東証前引け 反落し89円安 トヨタ減産、自動車関連に売り
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は小反落し、前週末比89円00銭(0.29%)安の3万0292円84銭で終えた。前週末におよそ7カ月ぶりの高値を付けており、主力銘柄に利益確定売りが出た。半面、最近の上昇が急ピッチで進んだため、買い遅れた投資家による押し目買いが入り、下値は限られた。 日経平均は前週までの2週間で2700円ほど上昇した。短期的な過熱感も意識され、主力銘柄には目先の利益を確定する売りが優勢だった。2022年3月期の世界生産計画を下方修正したトヨタが下げ、他の自動車や自動車部品関連にも売りが波及した。もっとも「トヨタは前月にも減産を発表しており、今回はサプライズの度合いが小さく、相場全体への影響は限られた」(みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト)との見方があった。 日経平均は3万0300円を下回る場面では断続的な買いが入り、下値の堅さが意識された。買い遅れた投資家の買いが入って、朝方には小幅な上昇に転じる場面があった。値がさの半導体関連の一角が高く、指数の底堅さにつながった。 JPX日経インデックス400は反落した。東証株価指数(TOPIX)も反落し、前週末比0.19%安だった。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4609億円、売買高は5億7319万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1102と、全体の約5割を占めた。値上がりは963、変わらずは122だった。 日東電は4%下がった。いすゞや三菱自が売られ、デンソーや日産化が下落した。第一三共も安かった。一方、新生銀は大幅高。ディーエヌエや三越伊勢丹、川崎汽が上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 11:47
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新興株前引け ジャスダック、マザーズともに反落 ジオロケが初値
13日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比5円91銭(0.14%)安い4095円12銭となった。前週に大きく上昇した銘柄を中心に利益確定の売りが優勢だった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で410億円、売買高は4497万株。東映アニメやウエストHD、イメージワンが下落した。半面、フェローテクや出前館、マクドナルドは上昇した。 東証マザーズ指数も反落した。前引けは前週末比1.08ポイント(0.09%)安い1176.72だった。フリーやウェルスナビ、ビジョナルが下落した。一方、メルカリやセルソース、JMDCは上昇した。 きょう福証Qボード市場に上場したジオロケは公開価格(2240円)を58.5%上回る3550円で初値を付けた。午前終値は3450円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 11:43
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外為10時 円、小幅安 110円前後 中値「ドル不足」
13日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅安に転じた。10時時点は1ドル=109円96~97銭と前週末17時時点から2銭の円安・ドル高だった。10時前の中値決裁に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声があった。国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようだ。 円は対ユーロで伸び悩んでいる。10時時点は同38銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円81~83銭だった。ユーロは対ドルでは下げ幅を広げており、10時時点は同0.0037ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1805ドル近辺だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 10:15
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東証10時 3万0300円台で推移、優良株買いで底堅い
13日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前週末比80円ほど安い3万0300円台で推移している。年初来高値を目前にして利益確定の売りが出やすい半面、主力銘柄が下げる場面では買い遅れた投資家が断続的な買いを入れており、下値は限られている。 東エレクや信越化といった値がさ株が上昇していることも指数の底堅さにつながっている。市場では「海外投資家が好んで買いそうな優良株が上がっており、日本株の底堅さにつながっている」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方があった。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9629億円、売買高は3億7053万株だった。 第一三共や日東電、デンソーが下げている。一方、新生銀や東京電力ホールディングス、川崎汽が上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 10:15
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東証寄り付き 反落、一時100円安 トヨタが下落
13日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前週末比150円安の3万0200円台前半で推移している。前週末におよそ7カ月ぶりの高値を付けており、主力銘柄には短期的な利益を確定する売りが出ている。 日経平均は前週末に3万0381円と、年初来高値(3万0467円)を付けた2月16日以来の高値で終えた。前週までの2週間で2700円ほど上昇しており、過熱感も意識された。個別では2022年3月期の世界生産計画を下方修正したトヨタが安い。ほかの自動車や部品関連の下げにも波及している。 一方、買い遅れた投資家も多く、下値では買いが入りやすい。日経平均は上昇に転じる場面もあった。前週末の米株式市場では主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が0.76%上昇しており、東京市場でも東エレクやアドテストといった値がさの半導体関連銘柄の一角に買いが入り、下値を支えている。 JPX日経インデックス400は反落している。東証株価指数(TOPIX)は一進一退で推移している。 いすゞやホンダが安い。住友不や三井不も売られている。一方、三越伊勢丹が高い。アサヒや明治ホールディングスも上昇している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 09:34
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外為8時30分 円、小幅高 109円台後半 米株安で
13日早朝の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇している。8時30分時点は前週末17時時点に比べ6銭の円高・ドル安である1ドル=109円88~89銭だった。10日の米株式相場が下落し、「低リスク通貨」とされる円に買いが先行した。 新型コロナウイルスのデルタ型の感染拡大が米景気回復を遅らせるとの懸念から10日の米ダウ工業株30種平均が5日続落した。13日の日経平均株価についても「3万円を下回れば円はさらに上昇する」(国内FX会社のアナリスト)との声があった。 円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は同40銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円79~80銭だった。ユーロは対ドルでも下落しており、8時30分時点は同0.0031ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1811~12ドルだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/13 08:53
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外為17時 円、小幅続伸 日米金利差の縮小で
10日の東京外国為替市場で円相場は小幅に続伸した。17時時点では前日の同時点に比べ1銭の円高・ドル安の1ドル=109円94~96銭で推移している。前日に米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を手掛かりに円買い・ドル売りが優勢となった。10日の日経平均株価が大幅に上昇したのは「低リスク通貨」とされる円の重荷となった。 9~17時時点の円の高値は109円70銭近辺、安値は109円99銭近辺で、値幅は29銭程度だった。 円は対ユーロで3営業日ぶりに反落した。17時時点では同21銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=130円20~21銭で推移している。 ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反発した。17時時点は同0.0020ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.1842ドル近辺で推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/10 17:34
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新興株10日 マザーズ反発、ジャスダック3年半ぶり高値 IT株が高い
10日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比28.23ポイント(2.46%)高い1177.80だった。主力のIT(情報技術)関連株への買いが指数上昇の支えとなった。BASEやHENNGE、メルカリが上昇した。 もっとも、市場では「指数が200日移動平均(約1180.50)付近まで上昇したところで個人投資家は利益確定売りを出した」(国内証券の投資情報担当者)との指摘もあった。Appierやビジョナル、セルソースが下落した。 日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比38円62銭(0.95%)高い4101円03銭と、2018年3月以来、約3年半ぶりの高値をつけた。次期政権の政策期待からテーマ性のある銘柄が物色された。 ジャスダック市場の売買代金は概算で598億円、売買高は7344万株だった。東映アニメは7日続伸した。ウエストHDやフェローテクが上昇した。半面、マクドナルドやMipox、ワークマンは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2021/09/10 15:30