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日経QUICKニュース 東証大引け 反発 半導体株の上昇目立つ、TOPIXは年初来高値  10日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比373円65銭(1.25%)高の3万0381円84銭で終えた。前日に日経平均が3万円の大台を維持し底堅さを確認できたことから、先行きの上値余地を見込んだ投資家の買いが改めて入った。特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いや、香港株式相場の急反発を受けた買い安心感の強まりも支援材料となった。 自民党総裁選への立候補の表明が続き、10日は河野太郎規制改革相が出馬表明する見通し。「菅義偉首相の出馬見送りが明らかになった前週末以降、日本の政治の閉塞感が打破されるとの期待が高まっており、出遅れていた株価の修正が一気に進んでいる」(国内証券)との指摘があった。 前日に米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇したことなどを支えに、値がさの半導体関連株が大幅高となった。東エレクとアドテストの2銘柄で日経平均を120円近く押し上げた。 前日に急落して市場関係者に不安を与えた香港ハンセン指数が、きょう午前に大幅に反発したのを確認すると、日経平均は上昇に拍車がかかった。しかし、2月に付けた年初来高値(3万0467円)が視野に入ると、高値警戒感から利益確定売りが出て午後は伸び悩んだ。 東証株価指数(TOPIX)は反発し、26.72ポイント(1.29%)高の2091.65と年初来高値を更新した。JPX日経インデックス400も反発して最高値を更新した。 東証1部の売買代金は概算で3兆9283億円と、およそ3カ月半ぶりの高水準だった。株価指数先物・オプション9月物のSQ算出に伴う売買の影響で膨らんだ。売買高は14億8600万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1923と、全体の約9割を占めた。値下がりは222銘柄、変わらずは44銘柄だった。 SBIがTOB(株式公開買い付け)を発表した新生銀は制限値幅の上限(ストップ高)水準で引けた。資生堂やエプソン、NECが買われた。半面、東電HDや東ガスが下落。エーザイや中外薬も安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 15:25 日経QUICKニュース 外為14時 円、伸び悩み 109円台後半 米金利低下の一服で  10日午後の東京外国為替市場で、円相場は伸び悩んでいる。14時時点では1ドル=109円87~88銭と前日17時時点と比べて8銭の円高・ドル安だった。日本時間10日の取引で米長期金利の低下が一服しており、円買い・ドル売りの勢いが鈍った。日経平均株価が300円あまり上昇し、対ユーロでは横ばい圏まで戻すなど「低リスク通貨」とされる円に売りが増えたのも相場の重荷となった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 14:17 日経QUICKニュース 東証14時 高値圏で膠着 短期的な過熱感を意識  10日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比300円ほど高い3万0300円台と高値圏で膠着している。追加の売買材料が乏しいなか、短期的な過熱感からの利益確定売りや週末の手じまい売りが上値を抑えている。 ただ地合いの強さを指摘する市場関係者も多い。市場では「自民党総裁選を控えて日本の停滞していた政治が変わるとの期待は根強い。東証株価指数(TOPIX)が31年ぶりの高値水準で推移するなか、日経平均が年初来高値を更新して一段高を試すのは時間の問題」(マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれる。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆8392億円、売買高は10億6133万株だった。 川崎汽が上げ幅拡大。富士通やNECも高い。一方でエーザイや中外薬、高島屋やJフロントが売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 14:05 日経QUICKニュース 東証後場寄り 高値圏で小動き 半導体関連の一角は一段高  10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比330円程度高い3万0300円台前半と高値圏で小動きとなっている。次期政権への期待や香港ハンセン指数の大幅反発が引き続き材料視される一方、2月に付けた年初来高値(3万0467円)に接近するなかで上値では利益確定売りも出ている。 東証1部の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って算出する騰落レシオ(25日平均)が9日時点で127%まで上昇するなど、短期的な過熱感も意識されやすくなっている。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約90億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4093億円、売買高は8億9808万株だった。 東エレクやスクリンなど半導体関連株の一角が一段高。ニコンやNECが高い。半面、トクヤマやクボタが下落している。東電HDや東ガスが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 12:56 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇し109円台後半 米金利の低下で買い  10日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=109円78銭近辺と前日17時時点と比べて17銭の円高・ドル安だった。前日に米国で30年物国債入札が好調だったことなどを背景に米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが優勢となった。 もっとも、買いが一巡した後は円が伸び悩んだ。きょうは事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの観測が浮上。日経平均株価が上げ幅を300円あまりに広げたのにつれ、「低リスク通貨」とされる円には売りが増えた。 9~12時の円の高値は109円70銭近辺、安値は109円80銭近辺で、値幅は10銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=129円89~90銭と、同10銭の円高・ユーロ安だった。9日に欧州中央銀行(ECB)は新型コロナウイルス対応で導入した緊急の資産購入枠で買い入れペースを縮小すると決めた。だが、金融緩和の縮小には慎重との見方から欧州主要国の国債利回りが低下し、円買い・ユーロ売りにつながった。 ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1831~32ドルと同0.0009ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 12:22 日経QUICKニュース 東証前引け 反発、上げ幅300円超 香港株上昇で一段高  10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比339円22銭(1.13%)高の3万0347円41銭だった。前日に下落しながらも3万円の大台を維持して終えたため、地合いの強さに着目した短期筋などの買いが入った。特別清算指数(SQ)に絡んだ買いも相場の支援材料となった。 前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇していたこともあり、東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連株が上昇した。午後に自民党総裁選への河野太郎規制改革相の出馬表明を控えて次期政権の政策期待も続くなか、景気敏感株など幅広い銘柄に物色が広がった。 日経平均は前引けにかけて一段高となり、年初来高値(3万0467円)まで100円を切る場面があった。前日に急落して日経平均の重荷になっていた香港ハンセン指数がきょうは急反発したことで、投資家が買い安心感を強めたとの見方があった。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに前引け時点で年初来高値を上回った。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で2兆2205億円、売買高は8億1847万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1657と、全体の7割超を占めた。値下がりは430銘柄、変わらずは100銘柄だった。 カシオやエプソンが上昇。資生堂や積ハウスも高い。SBIによるTOB(株式公開買い付け)の発表を受け、新生銀は制限値幅の上限(ストップ高水準)で買い気配。半面、高島屋や三越伊勢丹が売られている。エーザイやネクソンも安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 11:49 日経QUICKニュース 新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに反発 テーマ物色広がる  10日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比16.88ポイント(1.47%)高い1166.45だった。主力のIT(情報技術)関連株に買いが目立ち、指数を押し上げた。市場では「環境関連など政策期待が広がる銘柄のテーマ物色が広がっている」(国内証券)との指摘があった。 BASEやHENNGE、日本電解が上昇した。一方で、Pアンチエイやセルソース、すららネットは下落した。 日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比22円20銭(0.55%)高い4084円61銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で328億円、売買高は4168万株。ウエストHDやフェローテク、マクドナルドが上昇した。半面、IMVやハーモニック、ワークマンは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 11:43 日経QUICKニュース 外為10時 円、上げ幅拡大 109円台後半、米金利低下で買い続く  10日午前の東京外国為替市場で、円相場は上げ幅を広げている。10時時点は1ドル=109円70~71銭と前日17時時点と比べて25銭の円高・ドル安だった。前日の米長期金利の低下を受け、日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが続き、相場を押し上げた。 10時前の中値決済に向け、「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。きょうは事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたり、国内輸入企業による円売り・ドル買いが活発だったとの見方が円の上値を抑えている。 円は対ユーロでも上げ幅を広げ、10時時点では1ユーロ=129円71~72銭と、同28銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで膠着し、10時時点では1ユーロ=1.1823~24ドルと同0.0001ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 10:18 日経QUICKニュース 東証10時 上昇一服 高値意識し利益確定売り  10日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上昇が一服し、前日比80円ほど高い3万0090円程度で推移している。2月に付けた年初来高値(3万0467円)が視野に入るなか、高値警戒感から利益確定売りが出ている。 一方、市場では「足元の相場上昇の流れに乗りきれなかった投資家が多く、海外勢などの買い余地を踏まえると地合いの強い相場は続きそう」(東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト)との見方もある。 10時現在の東証1部の売買代金は特別清算指数(SQ)算出に伴う売買もあって概算で1兆6057億円、売買高は5億9017万株だった。 ニコンやエプソン、SUMCOなど高い。半面、東電HDや東ガスが安い。コナミHD、東宝も売られている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 10:12 日経QUICKニュース 東証寄り付き 上げ幅200円に接近 半導体関連が高い  10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上昇し、前日に比べ140円ほど高い3万0100円台で推移している。前日は9営業日ぶりに反落したものの、3万円の大台は維持したことから、次期政権の発足に向けて一段と上値を試す余地があるとみた短期筋などが買いを入れている。特別清算指数(SQ)に絡んだ買いなども入ったようだ。上げ幅は一時200円に迫った。 政府は9日に東京など19都道府県に発出している緊急事態宣言の延長を決定する一方、段階的に行動制限を緩和していく方針を決めた。相場への織り込みは進んでいるが、市場では「実際に具体的な緩和の方向性が見えてくれば、サービスなどリオープン(経済再開)銘柄が改めて物色される」(国内運用会社)との声がある。 市場関係者の関心が高い自民党総裁選を巡っては、河野太郎規制改革相がきょう出馬を表明する見通し。政治イベントを意識した買いも一定の支えになっているようだ。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反発している。 SBIがTOBを実施すると発表した新生銀は買い気配。前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇したのを受け、アドテストやスクリンなど半導体関連株が上昇している。資生堂やエプソンも高い。一方でエーザイや中外薬、ネクソンが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 09:27 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、上昇し109円台後半 日米金利差縮小で  10日早朝の東京外国為替市場で、円相場は上昇している。8時30分時点は1ドル=109円78~79銭と前日17時時点と比べて17銭の円高・ドル安だった。米30年物国債入札が好調な結果となったのを受け、9日は米長期金利が低下。日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りが入った。9日の米ダウ工業株30種平均が4日続落し、投資家が運用リスクを取りづらくなるとの見方も「低リスク通貨」とされる円の買いを誘った。 円は対ユーロでも上昇している。8時30分時点は1ユーロ=129円82~83銭と、同17銭の円高・ユーロ安だった。欧州中央銀行(ECB)は9日開いた理事会で、新型コロナウイルス対応で導入した緊急の資産購入枠で買い入れペースを縮小すると決めた。だが、ラガルド総裁が「テーパリング(量的金融緩和の縮小)ではない」と強調するなど緩和縮小に慎重な姿勢を示し、ユーロの上値は限られた。 ユーロは対ドルで横ばい圏で推移しており、8時30分時点は1ユーロ=1.1824~25ドルと同0.0002ドルのユーロ高・ドル安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/10 08:47 日経QUICKニュース 外為17時 円、反発 109円台後半 株安でリスク回避の買い  9日の東京外国為替市場で円相場は反発した。17時時点では前日の同時点に比べ31銭の円高・ドル安の1ドル=109円93~94銭で推移している。8日に新型コロナウイルスの感染拡大への警戒から米株式相場が下落したのを受け、日経平均株価が9営業日ぶりに反落し、運用リスクを避ける目的で「低リスク通貨」とされる円が買われた。 9~17時時点の円の高値は109円90銭近辺、安値は110円27銭近辺で、値幅は37銭程度だった。 円は対ユーロで続伸した。17時時点では同44銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=129円98銭~130円ちょうどで推移している。 ユーロは対ドルで続落した。17時時点は同0.0007ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1823~24ドルで推移している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 17:45 日経QUICKニュース 新興株9日 ジャスダック、マザーズとも反落 東映アニメは6日続伸  9日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比3円28銭(0.08%)安い4062円41銭だった。これまで戻りを強めていた銘柄に利益確定売りが出た。ただ、国内の経済正常化への期待から内需関連の一角に資金が流入し、下げ幅は限定的だった。 ジャスダック市場の売買代金は概算で597億円、売買高は5436万株だった。ハーモニック、フクダ電子が安い。一方、東映アニメ、マクドナルドが買われた。東映アニメは6日続伸し、新興市場で時価総額ランキングトップとなった。 東証マザーズ指数は4営業日ぶりに反落した。終値は前日比8.26ポイント(0.71%)安い1149.57だった。メルカリ、BASEなど主力のIT(情報技術)関連が下げた。半面、FRONTEOが商いを伴って買われ、上場来高値を更新。ジーエヌアイも高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 15:19 日経QUICKニュース 東証大引け 9営業日ぶり反落 利益確定売り、3万円台は維持  9日の東京株式市場で日経平均株価は9営業日ぶりに反落し、前日比173円02銭(0.57%)安の3万0008円19銭で終えた。前日までの8日続伸で2500円超上昇と急ピッチの株高が続き、前日には5カ月ぶりに節目の3万円台に乗せたことで、短期的な過熱感や当面の目標達成感を背景にした利益確定売りが優勢だった。午後は香港ハンセン指数や日本時間9日の米株価指数先物の軟調な推移を受け、やや下げ幅を拡大する場面があった。 10日に9月の株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を前に、短期筋による持ち高調整などの買いは一巡したとの声も多かった。一方、新型コロナウイルス対策の行動制限の緩和で経済が正常化に向かうとの期待は相場を支えた。足元の株価急伸で投資家心理は強気に傾いており、一段の先高観を背景にした押し目買い意欲も旺盛だった。取引終了にかけては、3万円台の維持を意識した断続的な先物買いが入った。次期政権の政策期待も根強く、きょうは原発再稼働に向けた思惑から電力株が物色された。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに9営業日ぶりに反落した。TOPIXは14.68ポイント(0.71%)安の2064.93で終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆761億円と、5日連続で3兆円を上回った。売買高は12億6035万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1363と、全体の約6割を占めた。値上がりは706、変わらずは120銘柄だった。 連日で大幅高となっていたソフトバンクグループや資生堂が下落。ネクソンやTOTO、荏原の下げも大きかった。一方、東電HDと関西電が大幅高。サッポロHDやアサヒ、ニコンが上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 15:16 日経QUICKニュース 外為14時 円、高値圏で小動き 110円台前半 ECB理事会前に様子見  9日午後の東京外国為替市場で円相場は高値圏で小幅な動きとなっている。14時時点では1ドル=110円14~15銭と前日17時時点に比べ10銭の円高・ドル安だった。日経平均株価が弱含むなど、投資家心理の悪化が「低リスク通貨」とされる円の相場を支えている。 欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表やラガルド総裁の記者会見を見極めたいとの様子見姿勢が強く、持ち高を一方向へ積極的に傾ける動きは限られた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 14:10 日経QUICKニュース 東証14時 引き続き軟調 利益確定の動き強まる  9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比230円ほど安い2万9900円台半ばで軟調に推移している。中国の騰訊控股(テンセント)の急落で香港ハンセン指数が軟調となったことをきっかけに「短期筋が売りに動いた」(国内証券)との見方があり、下げ幅は一時270円超まで拡大した。 日経平均は下げ幅を縮める場面もあるが、節目の3万円が近づくと売りが出やすくなっている。前日までの上昇幅が大きかった資生堂やリクルートなどに利益確定の動きが強まり、指数を押し下げている。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆412億円、売買高は8億6672万株だった。 日産自やマツダが下げ幅を拡大。クボタやIHI、コニカミノルが安い。半面、携帯電話のソフトバンクは上げ幅を広げ、連日で年初来高値を更新した。ニチレイやキッコマンも買われている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 14:07 日経QUICKニュース 東証後場寄り 再び3万円割れ 香港市場でテンセント急落、米先物も下落  9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ幅を拡大し、前日比200円程度安い2万9900円後半と、再び3万円を下回った。9日の香港株式市場で中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)が「中国当局がゲーム各社を呼び出した」との報道を受けて急落しており、日本株の地合いも冷やしている。日本時間9日の米株価指数先物も軟調で、利益確定売りを急ぐ投資家が増えているようだ。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約453億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6372億円、売買高は7億665万株だった。 ネクソンや荏原は下げ幅を拡大。大林組やTOTOが下落している。一方、東邦鉛や三菱商、旭化成は高い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 12:57 日経QUICKニュース 外為12時 円、上昇 110円台前半 リスク回避の円買い  9日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点では前日17時時点に比べ11銭の円高・ドル安の1ドル=110円13~14銭だった。日本株や香港株が軟調に推移するなど、投資家心理の悪化が「低リスク通貨」とされる円を買う材料となった。 10時前の中値決済に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)だったといい、国内輸入企業による円売り・ドル買いも出たようだ。9~12時の円の高値は110円10銭近辺、安値は110円27銭近辺で、値幅は17銭程度だった。 円は対ユーロでも上昇している。12時時点では1ユーロ=130円22~23銭と、前日17時時点に比べ20銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下落。12時時点では1ユーロ=1.1824ドル近辺と、同0.0006ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 12:13 日経QUICKニュース 東証前引け 反落 利益確定売り、3万円近辺では底堅さ  9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比139円88銭(0.46%)安の3万0041円33銭だった。前日までの8営業日で2500円超上昇していたため、急ピッチの上昇による短期的な相場過熱を意識した利益確定の売りが優勢だった。節目の3万円を下回る場面もあったが、根強い先高観を背景とした押し目買いが下支えし、3万円近辺では底堅く推移した。 8日の米株安の流れを受けて朝から売りが先行した。10日に9月の株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を控え、持ち高調整の買いは一巡したとの見方も多く、前日まで続いた先物などへの短期筋による断続的な買いは一服した。 一方、秋以降に新型コロナウイルス対策の行動制限が緩和される見通しとあって、経済正常化への期待は相場を支えた。市場では「米株の上値が少し重くなるなか、日本株の割安感に目を向ける投資家は多い」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声も聞かれた。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落した。 前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4675億円、売買高は6億2459万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1380と、全体の約6割を占めた。値上がりは687、変わらずは117銘柄だった。 ソフトバンクグループは下落。ネクソンや塩野義、ZHDの値下がりが目立った。一方、東電HDや関西電の上げ幅が大きかった。サッポロHDやアサヒも上昇した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 11:44 日経QUICKニュース 新興株前引け ジャスダック、マザーズともに小反落 利益確定売り  9日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小反落した。前引けは前日比15銭安い4065円54銭だった。3年半ぶりの高値圏にあり、利益確定売りが優勢だった。半面、経済再開期待からワークマンやセリアなど内需株の一角には資金が流入し、下値は限られた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で345億円、売買高は3012万株。ハーモニック、東洋合成が安い。半面、東映アニメ、マクドナルドが買われた。 東証マザーズ指数も小幅に反落した。前引けは前日比4.05ポイント(0.35%)安い1153.78だった。BASE、メルカリが安い。一方、FRONTEO、ジーエヌアイが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 11:44 日経QUICKニュース 外為10時 円、110円台前半で小幅高 株安受け 中値は「ドル不足」  9日午前の東京外国為替市場で円相場は小幅に上昇している。10時時点では1ドル=110円19~20銭と前日17時時点に比べ5銭の円高・ドル安だった。日経平均株価が軟調に推移し、「低リスク通貨」とされる円が買われた。一方、中値に向けては「ドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、円の上値を抑えた。 円は対ユーロで上昇している。10時時点では1ユーロ=130円18~19銭と、前日17時時点に比べ24銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下落。10時時点では1ユーロ=1.1814~15ドルと、同0.0016ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 10:17 日経QUICKニュース 東証10時 3万円近辺で一進一退 政策関連銘柄には思惑の物色  9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比160円ほど安い3万円近辺での一進一退が続いている。前日まで急ピッチの上昇が続いていたため、利益確定の売りが優勢だ。10日に9月の株価指数先物・オプションの特別清算指数(SQ)算出を控え、「持ち高調整の買いは一巡したようだ」(国内運用会社)との見方も多い。 一方、日経平均が3万円を下回る場面では断続的な押し目買いが入っている。次期政権が打ち出す政策を見越し、関連とみられる電力株などに思惑の物色が入っている。 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9292億円、売買高は3億8863万株だった。 ソフトバンクグループやZHD、資生堂が下落。太陽誘電やミネベアも売られている。一方、東電HDや関西電は上げ幅を広げた。郵船は上昇し、一時1万円台に乗せた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 10:10 日経QUICKニュース 東証寄り付き 反落、利益確定売りが先行 一時3万円割れ  9日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落して始まり、前日に比べ160円ほど安い3万円近辺で推移している。前日に終値で5カ月ぶりに3万円台を回復したことで目先の達成感が出やすいうえ、前日までの8日続伸で2500円あまり上昇と短期的な過熱感が強まっていたことから利益確定の売りが先行し、3万円を下回る場面もあった。 8日の米株式市場では、新型コロナウイルス感染拡大による景気回復の遅れへの警戒感から景気敏感株の一角が売られた。連日で高値を更新していたハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落し、強気姿勢を強めていた投資家にいったん水を差す形で日本株にも売りが波及した。 半面、次期政権への政策期待や秋以降の行動制限の緩和見通しなどが引き続き相場の支援材料となっている。日本株の急ピッチな上昇に乗り遅れた投資家もいるとみられ、下値では押し目買いも入っている。 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落している。 連日で大幅高となっていたソフトバンクグループは下落。カナダの半導体メーカーを買収するとの報道があったキヤノンも安い。塩野義やネクソンの下げが大きい。一方、東電HDや関西電が上昇。丸紅やアサヒが上げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 09:17 日経QUICKニュース 外為8時30分 円、小動き 110円台前半 対ユーロは上昇  9日早朝の東京外国為替市場で円相場は小幅な動きとなっている。8時30分時点では前日17時時点と同水準の1ドル=110円24~26銭だった。8日の米株式相場が下落し、「低リスク通貨」される円に買いが入った。一方、投資家心理の悪化で流動性の高いドルの需要も高まったため、相場は方向感を欠いた。 円は対ユーロで上昇している。8時30分時点では1ユーロ=130円29~31銭と、前日17時時点に比べ13銭の円高・ユーロ安だった。ユーロは対ドルで下落しており、8時30分時点では1ユーロ=1.1818~19ドルと、同0.0012ドルのユーロ安・ドル高だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/09 08:40 日経QUICKニュース 外為17時 円、下落し110円台前半 対ユーロは反発  8日の東京外国為替市場で、円相場は下落した。17時時点では前日の同時点に比べ35銭の円安・ドル高の1ドル=110円24~25銭で推移している。インフレ圧力の高まりや社債の発行増などを受けて米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢だった。日経平均株価が3万円台を回復するなど株高が続いたのも「低リスク通貨」とされる円の売りにつながった。 もっとも、円の下値は限られた。中値決済に向け、国内輸出企業の円買い・ドル売りが活発になったとみられ、円相場を支えた。8日に欧州主要国の株価指数が大きく下落して始まると、米長期金利の上昇も一服し、円やユーロなど主要通貨に対してドルを売る動きが広がった。9~17時時点の円の安値は110円45銭近辺、高値は110円18銭近辺で、値幅は27銭程度だった。 円は対ユーロで反発した。17時時点では同10銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=130円40~42銭で推移している。日本の株高を背景に対ユーロでも売りが先行した。ただ、欧州株が大幅安で始まると円買い・ユーロ売りが次第に優勢となった。 ユーロは対ドルで反落した。17時時点は同0.0047ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1828~29ドルで推移している。米長期金利の上昇を受け、対ユーロでもドル買いが優勢だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/08 17:23 日経QUICKニュース 東証大引け 8日続伸し3万円台回復 政策期待の買い続く  8日の東京株式市場で日経平均株価は8日続伸し、前日比265円07銭(0.89%)高の3万0181円21銭で終えた。大台の3万円を回復し、3月18日以来およそ6カ月ぶりの高値水準となった。新しい首相のもとで打ち出される経済対策への期待から、米株に比べ出遅れ感のある日本株に資金流入が続いた。国内の新型コロナウイルス新規感染者数が減少傾向にあることを買い材料視する向きもあった。 日経平均の8日続伸は、2020年11月2~12日以来およそ10カ月ぶりの連続記録。8営業日で日経平均は2540円上昇した。このところの上昇ペースの早さから利益確定売りが出て、下げに転じる場面があった。売りが一巡すると、日経平均は上げ幅を広げる展開だった。 自民党総裁選に立候補を表明している岸田文雄氏は総裁選に向けた経済政策を発表した。目先の材料にならなかったものの、市場では「総裁選が混戦になって政策のアピール合戦になれば、政策期待をつなぎとめるだろう」(三菱UFJ国際投信の小西一陽株式運用部長)との声があった。 JPX日経インデックス400、東証株価指数(TOPIX)は続伸した。TOPIXは16.23ポイント(0.79%)高の2079.61で終えた。1990年8月以来およそ31年ぶり高値を更新した。 東証1部の売買代金は概算で3兆6724億円と、5月27日以来およそ3カ月半ぶりの高水準だった。売買高は13億2022万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1599、値下がりは474、変わらずは116銘柄だった。 ソフトバンクグループが大商いとなり、4%超上げた。東エレクが年初来高値を更新。アドテスト、リクルートが上げた。一方、中外製薬、ダイキン、キッコマン、アサヒが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/08 15:28 日経QUICKニュース 新興株8日 ジャスダック3年半ぶり高値、マザーズ3日続伸  8日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比25円73銭(0.64%)高い4065円69銭と、2018年3月以来およそ3年半ぶりの高値を付けた。引き続き次期首相の経済対策への期待から買いが入り、相場を押し上げた。 ジャスダック市場の売買代金は概算で717億円、売買高は6340万株だった。太陽光発電のウエストHDが大幅高。田中化研や高度紙といった電気自動車(EV)関連銘柄が買われた。半面、シンバイオやMipoxは下落した。 東証マザーズ指数は3日続伸した。終値は前日比8.97ポイント(0.78%)高い1157.83と約2カ月ぶりの高値を付けた。日本電解やメルカリが上昇した。一方、Pアンチエイやフロンテオが下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/08 15:19 日経QUICKニュース 外為14時 円、安値圏で小動き 110円台前半  8日午後の東京外国為替市場で円はきょうの安値圏で小幅な動きとなっている。14時時点は1ドル=110円30~31銭と前日17時時点と比べて41銭の円安・ドル高だった。米長期金利の上昇による円売り・ドル買いが優勢ながら、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の講演や米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表をにらみ様子見の市場参加者が増えている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/08 14:19 日経QUICKニュース 東証14時 3万円台で一進一退 東エレクが高値更新  8日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高い水準で一進一退。前日に比べ130円ほど高い3万0050円近辺で推移している。前日に3万円を上回る水準で伸び悩んだこともあり、3万円台では利益確定の売りが出ている。 日経平均は年初来安値(2万7013円)を付けた8月20日から3000円余り戻している。「急ピッチの相場上昇で、スピード調整が必要だろう」との声は多い。ただ、菅義偉首相の退陣をきっかけに「日本株の出遅れ修正が進んでいる」(アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長)といい、日経平均が大きく下押しする展開にはなっていない。 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4345億円、売買高は8億8089万株だった。 東エレクが年初来高値を更新し、上げ幅を広げている。ソフトバンクグループ、第一三共、資生堂が高い。一方、コナミHD、ヤマハ、中外製薬、アサヒが安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/08 14:14 日経QUICKニュース 東証後場寄り 3万円台で上げ幅縮小、利益確定売り ソフトバンクG伸び悩み  8日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮めている。午前終値(3万0161円)を下回り、前日に比べ140円ほど高い3万0060円前後で推移している。経済対策期待などを手がかりにした先物買いが一巡し、利益確定売りが優勢となっている。きょうの日経平均の押し上げ役となっているソフトバンクグループ(SBG)も午後は伸び悩んでいる。 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約600億円成立した。 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆9700億円、売買高は7億2864万株だった。 楽天グループ、T&D、GSユアサ、資生堂が高い。一方、JFE、コナミHD、キッコマン、日本通運が安い。〔日経QUICKニュース(NQN)〕 2021/09/08 12:54

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