日経QUICKニュース

東証14時 引き続き軟調 利益確定の動き強まる

配信日時:2021/09/09 14:07 配信元:QUICK
 9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比230円ほど安い2万9900円台半ばで軟調に推移している。中国の騰訊控股(テンセント)の急落で香港ハンセン指数が軟調となったことをきっかけに「短期筋が売りに動いた」(国内証券)との見方があり、下げ幅は一時270円超まで拡大した。

 日経平均は下げ幅を縮める場面もあるが、節目の3万円が近づくと売りが出やすくなっている。前日までの上昇幅が大きかった資生堂やリクルートなどに利益確定の動きが強まり、指数を押し下げている。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆412億円、売買高は8億6672万株だった。

 日産自やマツダが下げ幅を拡大。クボタやIHI、コニカミノルが安い。半面、携帯電話のソフトバンクは上げ幅を広げ、連日で年初来高値を更新した。ニチレイやキッコマンも買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

ニュースカテゴリ