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東証10時 3万0300円台で推移、優良株買いで底堅い

配信日時:2021/09/13 10:15 配信元:QUICK
 13日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前週末比80円ほど安い3万0300円台で推移している。年初来高値を目前にして利益確定の売りが出やすい半面、主力銘柄が下げる場面では買い遅れた投資家が断続的な買いを入れており、下値は限られている。

 東エレクや信越化といった値がさ株が上昇していることも指数の底堅さにつながっている。市場では「海外投資家が好んで買いそうな優良株が上がっており、日本株の底堅さにつながっている」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方があった。

 10時現在の東証1部の売買代金は概算で9629億円、売買高は3億7053万株だった。

 第一三共や日東電、デンソーが下げている。一方、新生銀や東京電力ホールディングス、川崎汽が上昇している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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