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外為12時 円、もみ合い 110円台前半 株高は重荷

配信日時:2021/09/14 12:17 配信元:QUICK
 14日午前の東京外国為替市場で円相場はもみ合った。12時時点では1ドル=110円06~07銭と前日17時時点に比べ2銭の円高・ドル安だった。13日の米長期金利の低下を手掛かりに円買い・ドル売りが入った。一方、10時前の中値決済に向けては「ドル不足だった」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれ、国内輸入企業による円売り・ドル買いが出たようだ。日経平均株価が徐々に上げ幅を広げたことが「低リスク通貨」とされる円の重荷になった面もあった。

 9~12時の円の高値は109円97銭近辺、安値は110円09銭近辺で、値幅は12銭程度だった。

 円は対ユーロで下落している。12時時点では1ユーロ=130円05~06銭と、前日17時時点に比べ31銭の円安・ユーロ高だった。ユーロは対ドルで上昇しており、12時時点では1ユーロ=1.1815~16ドルと、同0.0029ドルのユーロ高・ドル安だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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