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東証後場寄り 小動き、景気敏感株に物色

配信日時:2021/09/14 12:57 配信元:QUICK
 14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日比190円程度高い3万0600円台前半で推移している。午前の上昇から一服感が出ているもののの、次期政権の経済対策などへの期待感から先高観は根強く、断続的な買いが入っている。新型コロナウイルスの新規感染者数がピークアウト傾向にあり、海運や空運など景気敏感株が引き続き物色されている。

 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約277億円成立した。

 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8138億円、売買高は7億4973万株だった。

 川崎汽や商船三井が上昇。JALは上げ幅を拡大した。一方、ソフトバンクは下げ幅を広げた。ディーエヌエや中外薬が下落している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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