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東証14時 下げ幅縮小 ファストリ・東エレクが下支え

配信日時:2021/09/15 14:15 配信元:QUICK
 15日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮め、前日比120円ほど安い3万0540円近辺で推移している。14時時点で東証1部銘柄の9割弱が値下がりするなど、幅広い銘柄に利益確定売りが出ている。半面、ファストリや東エレクなど指数寄与度の高い値がさ株の一角が買われ、指数を下支えしている。

 15日午後に「北朝鮮が日本海に向けて飛翔(ひしょう)体を発射した」と伝わった。日本株相場の反応は現時点では限られているものの、市場では「同様の行動が続くなど、地政学リスクが強く意識されれば投資家がリスクオフ(回避)に動く可能性もあり、注視は必要だ」(ニッセイ基礎研究所の前山裕亮准主任研究員)との指摘があった。

 14時現在の東証1部の売買代金は概算で2兆1552億円、売買高は8億4134万株だった。

 三越伊勢丹、高島屋が安い。SUMCOが売られている。一方、日電産が午後一段高。川崎汽は一時8%超高い水準まで買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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