注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):システナ、東エレク、ナブテスコなど *12:23JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):システナ、東エレク、ナブテスコなど JT<2914>:4563円(+245円)大幅続伸。前日に2025年12月期上期決算を発表、2桁増収増益で着地した。たばこ事業におけるオーガニックベースでの好調なパフォーマンスに加えて、VGRの買収効果もあり、大幅な成長となった。また、通期業績予想を上方修正、売上高を3兆3440億円(前期比6.2%増)、営業利益を7390億円(同2.3倍)へ引き上げ、あわせて配当予想も194円から208円(前期194円)へ増額する。今期業績・配当予想の上方修正をポジティブ資する動きが優勢に。東エレク<8035>:22685円(-4645円)急落。前日に第1四半期決算を発表、売上高は5495.86億円(前年同期比1.0%減)、営業利益は1446.94億円(同12.7%減)で着地した。また、通期業績予想の下方修正を発表、売上高は2兆3500億円(前期比3.4%減)、営業利益は5700億円(同18.3%減)に引き下げた。半導体メーカーによる設備投資計画の調整が見受けられることを踏まえている。増益予想から一転、減益を計画するほか、年間配当予想も618円から485円に引き下げており、失望売りが優勢となっている。日本ガイシ<5333>:2063円(+146円)急伸。前日に第1四半期決算を発表、売上高は166,458百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は23,781百万円(同34.7%増)で着地した。エンバイロメント事業は、自動車関連製品は概ね横ばいだったが、産業プロセスの工事案件売上計上により増加。デジタルソサエティ事業はAI用途の半導体需要の好調を背景に半導体製造装置用製品の出荷が増加したようだ。同時に、発行済株式数の2.7%上限の自社株買いを実施すると発表した。ナブテスコ<6268>:3112円(+311.5円)急反発。前日に2025年12月期上期決算を発表、累計の売上高は165,616百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益は10,605百万円(同65.0%増)と計画を上回って着地した。自動ドア事業において国内の建物用ドアおよびプラットホームドア需要が堅調に推移したことに加え、精密減速機事業における中国向けの産業用ロボットの需要が堅調に推移した。また、油圧機器事業の中国市場での需要が回復したほか、各事業で円安による為替効果を受けたようだ。合わせて、通期業績予想の上方修正を発表、営業利益は223億円(前期比50.8%増)予想と前回予想から19%ほど引き上げた。同時に、自社株買いと消却も発表。システナ<2317>:476円(+73円)急伸。前日に第1四半期の決算を発表、売上高は22,553百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益は3,516百万円(同33.0%増)と2桁増収増益で着地した。また、通期業績予想の上方修正を発表、売上高は500百万円(増減率 0.6%)、営業利益は800百万円(同 6.3%)引き上げた。成長事業へ経営資源をシフトしたことにより、契約単価が上昇したことに加えて、高付加価値案件の受注が増加しているようだ。好調な業績推移をポジティブに捉える動きが優勢に。アルファポリス<9467>:1486円(+66円)急騰。WHITE FOXの全株式を取得し連結子会社化すると発表し、好材料視されている。WHITE FOXはアニメ制作を一気通貫で手掛ける制作スタジオで、『Re:ゼロから始める異世界生活』シリーズ等の知名度の高いテレビアニメの制作実績を持ち、その制作能力と技術力の高さにおいてアニメ業界内外で広く認知されている。今回の連結子会社化により、同社グループ内において映像制作を行う体制が構築され、豊富なIPをWHITE FOXの高度な制作技術で映像化することが可能となるとしている。QPS研究所<5595>:2035円(+24円)反発。スカパーJSATが政府機関から受託したSARデータ調達案件について、新たにスカパーJSATとデータ提供を目的とした請負契約を締結したと発表し、好感されている。契約金額は約3.5億円、契約期限は26年3月31日までとなっている。上述の契約期間に関わらず、政府機関に対する継続的な実用SARデータの提供を推進していき、今後も小型SAR衛星コンステレーションの構築を通じて、様々な政府機関に対する直接取引や国内外の民間企業等への販路拡大を実現し、業績拡大に努めていくとしている。コンヴァノ<6574>:1344円 カ -ストップ高買い気配。26年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。売上収益を71.60億円(前回予想比+1.60億円)、営業利益を15.20億円(同+5.20億円)へと上方修正した。売上面の上振れ幅を大きく上回る営業利益の増額は、事業ポートフォリオの質的転換が進展し、高付加価値・高マージン事業の比重が想定以上に高まったことを主因とするものである。あわせて、連結子会社のLG Chem Ltd.とのPMDA(医薬品医療機器総合機構)承認取得に向けた業務提携契約締結も発表した。 <ST> 2025/08/01 12:23 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は伸び悩み、上値で売りも *12:15JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、上値で売りも 1日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。150円59銭から150円92銭まで上昇も、上値での売りで一段の上昇は抑制されている。米10年債利回りは底堅く、ドル買いを支える。一方、日銀の利上げ観測後退も、日本株安で円売りは抑制された。ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円59銭から150円92銭、ユ-ロ・円は171円97銭から172円39銭、ユ-ロ・ドルは1.1405ドルから1.1428ドル。【経済指標】・日・6月失業率:2.5%(予想:2.5%、5月:2.5%)・日・6月有効求人倍率:1.22倍(予想:1.25倍、5月:1.24倍)・中国・7月財新製造業PMI:49.5(予想:50.2、6月:50.4)【要人発言】・加藤財務相「投機的動向も含め、為替市場の動向を憂慮」「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移すること重要」「足元の為替動向に関するコメント控える」 <TY> 2025/08/01 12:15 注目トピックス 市況・概況 日経平均は199円安、寄り後は下げ幅拡大 *09:11JST 日経平均は199円安、寄り後は下げ幅拡大 日経平均は199円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3%を超す下げとなり、ダウ平均(0.74%下落)やナスダック総合指数(0.03%)に比べ下落率が大きかった。半導体に関しては、昨日の東京市場の取引終了後に、東エレク<8035>の業績予想下方修正、ソシオネクスト<6526>の第1四半期大幅営業減益が発表されたこともあり、今日の東京市場で半導体関連株の株価押し下げ要因となった。さらに、東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)が昨日134.08%と5月27日以来約2カ月ぶりに130%を超えて過熱感を強めており、市場の警戒要因となった。一方、外為市場で1ドル=150円80銭台と、昨日15時20分頃と比べ2円ほど円安・ドル高となったことが東京市場の輸出株などの株価の支えとなった。また、国内主要企業の4-6月期決算発表が佳境となっており、引き続き好業績・好決算銘柄への物色意欲が株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。 <SK> 2025/08/01 09:11 注目トピックス 市況・概況 個別銘柄戦略:日本ガイシやナブテスコに注目 *09:06JST 個別銘柄戦略:日本ガイシやナブテスコに注目 昨日7月31日の米株式市場でNYダウは330.30ドル安の44,130.98、ナスダック総合指数は7.22p安の21,122.45、シカゴ日経225先物は大阪日中比435円安の40,765円。為替は1ドル=150.70-80円。今日の東京市場では、第1四半期営業利益が前年同期比3.6倍となったきんでん<1944>、第1四半期営業利益が90.9%増となった三菱電<6503>、第1四半期営業利益が34.7%増で発行済株式数の2.7%上限の自社株買いも発表した日本ガイシ<5333>、第1四半期営業利益が26.8%増となった北海電力<9509>、第1四半期営業利益が24.1%増となった九州電力<9508>、第1四半期営業利益が10.9%増で配当予想を上方修正したJT<2914>、第1四半期営業損益が100億円の黒字と前年同期の18.20億円の赤字から黒字に転じたコニカミノルタ<4902>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が37.7%となった住友ファーマ<4506>、25年12月期業績予想を上方修正し発行済株式数の3.32%上限の自社株買いと消却も発表したナブテスコ<6268>、26年3月期業績予想を上方修正した阪急阪神<9042>などが物色されそうだ。一方、第1四半期営業利益が86.0%減となったソシオネクスト<6526>、第1四半期営業利益が18.4%減となった日本精工<6471>、第1四半期営業利益が5.2%減となったデジアーツ<2326>、第1四半期営業利益が31.1%増だが通期予想に対する進捗率が19.2%にとどまった菱化工機<6331>、26年3月期業績と配当予想を下方修正した東エレク<8035>などは軟調な展開が想定される。 <CS> 2025/08/01 09:06 注目トピックス 市況・概況 前場に注目すべき3つのポイント~輸出関連株への資金流入が意識される~ *08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~輸出関連株への資金流入が意識される~ 8月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■輸出関連株への資金流入が意識される■JT、2Q営業利益 10.9%増 4798億円、通期上方修正■前場の注目材料:シャープ、三重2工場もアオイ電子に売却■輸出関連株への資金流入が意識される1日の日本株市場は、売り先行で始まり、その後はこう着の強い相場展開になりそうだ。7月31日の米国市場はNYダウが330ドル安、ナスダックは7ポイント安だった。マイクロソフトやメタ・プラットフォームズの決算評価から買いが先行したが、トランプ米大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると薬品株が売られ、相場の重荷になった。また、6月の米個人消費支出(PCE)統計など予想を上回る経済指標の発表が相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退したことも売りに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比435円安の40765円。円相場は1ドル=150円70銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする形で売りが先行して始まることになりそうだ。昨日は取引終了後に決算を発表したマイクロソフトとメタ・プラットフォームズが時間外取引で買われており、支援材料になっていた。先回り的に買われていた面もあり、米国市場の下落の影響から持ち高調整の売りが入りやすいだろう。また、アマゾン・ドット・コムが取引終了後に決算を発表しており、慎重な見通しが嫌気されて時間外取引で下落していることも神経質にさせそうだ。日経平均株価は前日の上昇部分を帳消しにする可能性があるものの、足もとで40500円処での底堅さがみられており、同水準に接近する局面では押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。もっとも、米国では雇用統計の発表を控えていることもあって、積極的な売買は手控えられやすいと考えられる。物色としては決算を手掛かりとした個別対応になると考えられるほか、為替市場では1ドル=150円台後半と円安に振れて推移しているため、トヨタ<7203>など輸出関連株への資金流入が意識されそうだ。なお、昨夕決算を発表したところでは、JT<2914>、三菱電<6503>、日本ガイシ<5333>、コニカミノルタ<4902>、Jパワー<9513>、日テレHD<9404>、ナブテスコ<6268>、アルプスアル<6770>、島精機<6222>、王将フード<9936>、マックス<6454>、トラコス<9715>などが注目される。■JT、2Q営業利益 10.9%増 4798億円、通期上方修正JT<2914>が発表した2025年12月期第2四半期の連結業績は、売上収益が前年同期比10.5%増の1兆7345億4300万円、営業利益は同10.9%増の4798億7100万円だった。あわせて25年12月期の業績予想の修正を発表。営業利益を6710億円から7390億円に上方修正した。フィリピンやロシア、英国など海外で紙巻きたばこの値上げが浸透し、収益を押し上げる。■前場の注目材料・日経平均株価は上昇(41069.82、+415.12)・為替相場は円安・ドル高(150.70-80)・活発な自社株買い・東証による企業価値向上の要請・シャープ<6753>三重2工場もアオイ電子に売却・旭化成<3407>豊田通商と車載向け電池材の優先提供契約、27年半ばから・商船三井<9104>三井物産と、英で整備港など買収・ナブテスコ<6268>伊社に油圧機器事業売却・JVCケンウッド<6632>ドラレコ、全世界で1000万台突破・新明和工業<7224>車載向け同軸ケーブル加工機を発売、高速通信ハーネス用・東和薬品<4553>造粒・打錠工程を自動化、3工場に導入、生産能力増・戸田建設<1860>爆薬装填ホースの自動挿入装置開発、安全性大幅に向上・エーザイ<4523>抗がん剤「レンビマ」中国で承認、肝細胞がんの治療対象☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:30 6月失業率(予想:2.5%、5月:2.5%)・08:30 6月有効求人倍率(予想:1.25倍、5月:1.24倍)<海外>・10:45 中国・7月S&P製造業PMI(予想:50.2、6月:50.4) <ST> 2025/08/01 08:46 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いと予想 *08:08JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いと予想 ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、日欧金利差の拡大や円安・ドル高の進行を受けて175円16銭(2024/7/10)まで上昇。ただ、その後は上げ渋っている。欧州連合(EU)は米国から7500億ドル相当のエネルギーや多額の防衛装備品を購入するとみられる。また、米国の9月利下げの確率は低下していることから、ユーロ買い・円売りが一段と拡大する可能性は低いと予想される。【ユーロ売り要因】・米国の関税措置・米長期金利の高止まり・中東情勢の悪化【ユーロ買い要因】・米国はユーロ高を想定・トランプ関税は日本経済に悪影響を及ぼすとの見方・ECBの政策金利は当面変わらず <CS> 2025/08/01 08:08 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か *08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り買い交錯か 本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯となりそうだ。前日31日のダウ平均は330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダックは7.22pt安の21122.45ptで取引を終了した。良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。終盤にかけナスダックも下落に転じ、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り買い交錯となりそうだ。このところ上値が重くなっており、日足パラボリックが再陽転する761ptを早期に回復しないと、下降トレンド入りが意識されるだろう。一方、グロース市場固有の悪材料はなく、日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限や25日移動平均線をメドとしたサポートも期待できそうだ。決算発表シーズンの週末のため、ポジション調整により売り圧力が高まる可能性もあり、日足ボリンジャーバンドのプラスシグマとプラス2シグマの「バンドウォーク」中心の動きを予想する。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比4pt安の751ptで終えている。上値のメドは760pt、下値のメドは740ptとする。 <SK> 2025/08/01 08:05 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性 *08:01JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性 7月31日のドル・円は、東京市場では148円59銭まで下落した後、149円72銭まで反発。欧米市場では149円30銭まで下げた後、150円84銭まで反発し、150円82銭で取引終了。本日8月1日のドル・円は主に150円台で推移か。日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。日本銀行は7月30、31日に開いた金融政策決定会合で政策金利を据え置くことを決定した。植田日銀総裁は会見で「アメリカの関税措置による国内経済の影響について一気に霧が晴れることはなかなかないと思う」と述べたことから、早期利上げ観測は後退し、日米金利差を意識した米ドル買い・円売りが拡大した。日銀は、経済と物価が見通しどおりに推移すれば追加の利上げを検討するという従来の方針を維持しているものの、植田総裁は「丁寧に見ていきたい」と慎重に確認していく考えを示していう。このため、次回の政策決定会合(9月18、19日)で利上げについて議論される可能性は低いとみられる。 <CS> 2025/08/01 08:01 注目トピックス 市況・概況 31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは330ドル安、ヘルスケアが重し *07:53JST 31日の米国市場ダイジェスト:NYダウは330ドル安、ヘルスケアが重し ■NY株式:NYダウは330ドル安、ヘルスケアが重し米国株式市場は下落。ダウ平均は330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダックは7.22ポイント安の21122.45で取引を終了した。良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。終盤にかけナスダックも下落に転じ、終了。セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、ヘルスケア機器・サービスが下落した。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)は四半期決算でのクラウドの強い成長を好感、さらに、最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)の大規模投資を明らかにし、期待感に買われた。ソーシャルメディアのフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ(META)は競争が激化しているAI分野への積極的な投資が正当化されるとの期待感に続伸。クルーズ船運営のノルウエージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は四半期決算で需要の回復を指摘し、上昇。オンラインゲーム開発のロブロックス(RBLX)は通期見通し引き上げで、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)やイーライリリー(LLY)はトランプ大統領がメディケイド(低所得者向け医療保険)対象薬品価格の引き下げを書簡で要求したことを受けて、収益減懸念に、それぞれ下落した。携帯端末のアップル(AAPL)は取引終了後に四半期決算を発表。中国ビジネスの回復やアイフォーンの売り上げが予想以上に伸び、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は1株当たり利益が予想を上回ったが、第3四半期見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:ドル・円は150円台後半、年内利下げ観測後退でドル続伸7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円79銭から150円84銭まで上昇し、150円82銭で引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)で9月利下げの可能性が示唆されなかったことに続き、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、米6月PCEコア価格指数が予想を上回ったため、年内利下げ観測後退でドル買いに拍車がかかった。また、日銀の利上げ観測後退で円の売り戻しも強まった。ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1406ドルまで下落し、1.1411ドルで引けた。ユーロ・円は171円50銭から172円34銭まで上昇。日欧金利差縮小観測を受けた円買いが後退した。ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3186ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8144フランから0.8113フランまで下落した。■NY原油:反落で69.26ドル、利食い売りが増えるNY原油先物9月限は反落(NYMEX原油9月限終値:69.26 ↓0.74)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.74ドル(-1.06%)の69.26ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは68.56ドル-70.41ドル。ロシアに対する制裁によって供給不足となることが警戒されているが、利食い売りも観測されており、通常取引終了後の時間外取引では主に69ドルを挟んだ水準で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  47.27ドル   -0.69ドル(-1.43%)モルガン・スタンレー(MS) 142.46ドル  -2.48ドル(-1.71%)ゴールドマン・サックス(GS)723.59ドル  -7.16ドル(-0.97%)インテル(INTC)        19.80ドル   -0.54ドル(-2.65%)アップル(AAPL)        207.57ドル  -1.48ドル(-0.70%)アルファベット(GOOG)    192.86ドル  -4.58ドル(-2.31%)メタ(META)           773.44ドル  +78.23ドル(+11.25%)キャタピラー(CAT)      438.02ドル  +3.90ドル(+0.89%)アルコア(AA)         29.97ドル   -0.15ドル(-0.49%)ウォルマート(WMT)      97.98ドル   +0.39ドル(+0.39%) <ST> 2025/08/01 07:53 注目トピックス 市況・概況 NY原油:反落で69.26ドル、利食い売りが増える *07:33JST NY原油:反落で69.26ドル、利食い売りが増える NY原油先物9月限は反落(NYMEX原油9月限終値:69.26 ↓0.74)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.74ドル(-1.06%)の69.26ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは68.56ドル-70.41ドル。ロシアに対する制裁によって供給不足となることが警戒されているが、利食い売りも観測されており、通常取引終了後の時間外取引では主に69ドルを挟んだ水準で推移。 <CS> 2025/08/01 07:33 注目トピックス 市況・概況 NY金:伸び悩みで3348.60ドル、ドル高を意識した売りが入る *07:30JST NY金:伸び悩みで3348.60ドル、ドル高を意識した売りが入る NY金先物12月限は伸び悩み(COMEX金12月限終値:3348.60 ↓4.20)。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-4.20ドル(-0.13%)の3348.60ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは3324.40-3366.70ドル。ドル高を意識した売りが入ったようだ。 <CS> 2025/08/01 07:30 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏製造業PMI、米非農業部門雇用者数、米ISM製造業景況指数など *06:30JST 今日の注目スケジュール:欧ユーロ圏製造業PMI、米非農業部門雇用者数、米ISM製造業景況指数など <国内>08:30 失業率(6月) 2.5% 2.5%08:30 有効求人倍率(6月) 1.25倍 1.24倍09:30 製造業PMI(7月)  48.8<海外>10:45 中・財新製造業PMI(7月)  50.414:00 印・製造業PMI確定値(7月)  59.217:00 欧・ユーロ圏製造業PMI(7月)  49.818:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数(7月)  2.3%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)  0.31%21:00 ブ・鉱工業生産(6月)  3.3%21:30 米・非農業部門雇用者数(7月) 10.1万人 14.7万人21:30 米・失業率(7月) 4.2% 4.1%21:30 米・平均時給(7月) 3.8% 3.7%23:00 米・建設支出(6月) 0.1% -0.3%23:00 米・ISM製造業景況指数(7月) 49.8 49.023:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数(7月)  61.8印・外貨準備高(先週)米・自動車販売(7月、2日までに) 1550万台 1534万台米トランプ政権が貿易相手国に対し上乗せ関税を発動注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2025/08/01 06:30 注目トピックス 市況・概況 NY為替:ドル・円は150円台後半、年内利下げ観測後退でドル続伸 *06:24JST NY為替:ドル・円は150円台後半、年内利下げ観測後退でドル続伸 7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円79銭から150円84銭まで上昇し、150円82銭で引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)で9月利下げの可能性が示唆されなかったことに続き、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、米6月PCEコア価格指数が予想を上回ったため、年内利下げ観測後退でドル買いに拍車がかかった。また、日銀の利上げ観測後退で円の売り戻しも強まった。ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1406ドルまで下落し、1.1411ドルで引けた。ユーロ・円は171円50銭から172円34銭まで上昇。日欧金利差縮小観測を受けた円買いが後退した。ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3186ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8144フランから0.8113フランまで下落した。 <MK> 2025/08/01 06:24 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは330ドル安、ヘルスケアが重し *06:20JST NY株式:NYダウは330ドル安、ヘルスケアが重し 米国株式市場は下落。ダウ平均は330.30ドル安の44130.98ドル、ナスダックは7.22ポイント安の21122.45で取引を終了した。良好なハイテク決算を好感し、寄り付き後、上昇。その後、1日の高関税発動を控えた警戒感が強まったほか、トランプ大統領が製薬会社に対し値下げを要求する書簡を送付したことを明かにすると製薬関連株が売られ相場の重しとなり、ダウは大きく下落に転じた。終盤にかけナスダックも下落に転じ、終了。セクター別ではメディア・娯楽、ソフトウエア・サービスが上昇した一方、ヘルスケア機器・サービスが下落した。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)は四半期決算でのクラウドの強い成長を好感、さらに、最高経営責任者(CEO)が人工知能(AI)の大規模投資を明らかにし、期待感に買われた。ソーシャルメディアのフェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ(META)は競争が激化しているAI分野への積極的な投資が正当化されるとの期待感に続伸。クルーズ船運営のノルウエージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)は四半期決算で需要の回復を指摘し、上昇。オンラインゲーム開発のロブロックス(RBLX)は通期見通し引き上げで、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)やイーライリリー(LLY)はトランプ大統領がメディケイド(低所得者向け医療保険)対象薬品価格の引き下げを書簡で要求したことを受けて、収益減懸念に、それぞれ下落した。携帯端末のアップル(AAPL)は取引終了後に四半期決算を発表。中国ビジネスの回復やアイフォーンの売り上げが予想以上に伸び、内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。オンライン小売のアマゾン(AMZN)は1株当たり利益が予想を上回ったが、第3四半期見通しが嫌気され、時間外取引で売られている。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2025/08/01 06:20 注目トピックス 市況・概況 7月31日のNY為替概況 *04:13JST 7月31日のNY為替概況 31日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円79銭から150円79銭まで上昇し、引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)で9月利下げの可能性が示唆されなかったことに続き、先週分新規失業保険申請件数が予想を下回ったほか、米6月PCEコア価格指数が予想を上回ったため、年内利下げ観測後退でドル買いに拍車がかかった。また、日銀の利上げ観測後退で円の売り戻しも強まった。ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1406ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は171円50銭から172円32銭まで上昇。日欧金利差縮小観測を受けた円買いが後退した。ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3186ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8145フランから0.8113フランまで下落した。[経済指標]・米・6月個人所得:前月比+0.3%(予想+0.2%、5月-0.4%)・米・6月個人消費支出:前月比+0.3%(予想+0.4%、5月0%←-0.1%)・米・6月PCEコア価格指数:前年比+2.8%(予想+2.7%、5月+2.8%←+2.7%)・米・4-6月期雇用コスト指数:前期比+0.9%(予想+0.8%、1-3月期+0.9%)・米・先週分新規失業保険申請件数(7/26):21.8万件(予想:22.4万件、前回:21.7万件)・米・失業保険継続受給者数(7/19):194.6万人(予想:195.3万人、前回:194.6万人←195.5万人)・米・7月シカゴ購買部協会景気指数(PMI):47.1(予想:42.0、6月:40.4) <KY> 2025/08/01 04:13 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]R/R、円プット買い強まる *02:35JST [通貨オプション]R/R、円プット買い強まる ドル・円オプション市場で変動率は低下。イベントリスク低下でオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルで円コールスプレッドは縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが後退。円先安観に伴う円プット買いが強まった。■変動率・1カ月物9.14%⇒9.09%(08年=31.044%)・3カ月物9.72%⇒9.70%(08年=31.044%)・6か月物9.70%⇒9.64%(08年=23.915%)・1年物9.75%⇒9.68%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+0.89%⇒+0.69%(08年10/27=+10.63%)・3カ月物+0.97%⇒+0.88%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+0.87%⇒+0.81%(08年10/27=+10.70%)・1年物+0.65%⇒+0.62%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2025/08/01 02:35 注目トピックス 市況・概況 NY外為:BTC底堅い、米国の早期利下げ観測後退で伸び悩み *01:40JST NY外為:BTC底堅い、米国の早期利下げ観測後退で伸び悩み 暗号通貨のビットコイン(BTC)は11.8万ドル台で底堅く推移した。ただ、米国の早期利下げ観測の後退で伸び悩んだ。連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利据え置きを決定。声明やパウエル議長会見でも9月利下げの可能性が示唆されず、リスク資産が伸び悩んだ。 <KY> 2025/08/01 01:40 注目トピックス 市況・概況 NY外為:メキシコペソ上昇、ペソ円は1年ぶり円安、トランプ大統領が対メキシコ高関税発動延長を発表 *00:19JST NY外為:メキシコペソ上昇、ペソ円は1年ぶり円安、トランプ大統領が対メキシコ高関税発動延長を発表 トランプ米大統領はメキシコに対する高関税発動時期を延長することを発表した。交渉期間が90日間延長される。メキシコペソは買われた。ドル・ペソは18.90ペソから18.77ペソまで下落、ペソ円は7.96円から8.01円まで上昇し1年ぶりの円安・ペソ高となった。メキシコペソは買われた。ドル・ペソは18.90ペソから18.77ペソまで下落、ペソ円は7.96円から8.01円まで上昇し1年ぶりの円安・ペソ高となった。 <KY> 2025/08/01 00:19 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米・7月シカゴPMI、予想以上に改善、ドル続伸 *23:22JST 【市場反応】米・7月シカゴPMI、予想以上に改善、ドル続伸 米7月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)は47.1と、6月40.4から上昇し予想を上回った。3月来で最高となった。予想を上回った結果で、ドル買いが優勢となった。ドル・円は149円80銭から150円63銭まで上昇し、3月来の円安・ドル高となった。ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1406ドルまで下落、ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3186ドルまで下落した。【経済指標】・米・7月シカゴ購買部協会景気指数(PMI):47.1(予想:42.0、6月:40.4) <KY> 2025/07/31 23:22 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米6月PCEコア価格指数は予想上回る、新規失業保険申請件数は予想下回る、ドル買い *22:20JST 【市場反応】米6月PCEコア価格指数は予想上回る、新規失業保険申請件数は予想下回る、ドル買い 米国商務省が発表した6月個人所得は前月比+0.3%と、5月-0.4%から増加に改善し、予想も上回った。同月個人消費支出(PCE)は前月比+0.3%と、5月0%から伸び加速も予想を下回った。同月PCEコア価格指数は前年比+2.8%と予想+2.7%を上回った。5月分も+2.8%と、+2.7%から上方修正された。米労働省が発表した米先週分新規失業保険申請件数(7/26)は前週比1000件増の21.8万件と、予想22.4万件を下回った。失業保険継続受給者数(7/19)は194.6万人と、前回から増加予想に反し、同水準を維持した。4-6月期雇用コスト指数は前期比+0.9%と、鈍化予想に反し1-3月期と同水準を維持した。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているPCEコア価格指数が予想を上回ったほか、新規失業保険申請件数が予想を下回り、ドル買いが強まった。ドル・円は149円80銭から150円36銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1450ドルから1.1410ドルまで下落、ポンド・ドルは1.3240ドルから1.3205ドルまで下落した。【経済指標】・米・6月個人所得:前月比+0.3%(予想+0.2%、5月-0.4%)・米・6月個人消費支出:前月比+0.3%(予想+0.4%、5月0%←-0.1%)・米・6月PCEコア価格指数:前年比+2.8%(予想+2.7%、5月+2.8%←+2.7%)・米・4-6月期雇用コスト指数:前期比+0.9%(予想+0.8%、1-3月期+0.9%)・米・先週分新規失業保険申請件数(7/26):21.8万件(予想:22.4万件、前回:21.7万件)・米・失業保険継続受給者数(7/19):194.6万人(予想:195.3万人、前回:194.6万人←195.5万人) <KY> 2025/07/31 22:20 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円はじり高、150円付近で攻防 *19:56JST 欧州為替:ドル・円はじり高、150円付近で攻防 欧州市場でドル・円はじり高で150円に接近し、節目付近での攻防に入った。米10年債利回りの上昇基調でドル買いに振れやすいほか、日銀の利上げ観測後退による円売りが強まっている。150円は4月1日以来で、ドル高継続なら定着が見込まれる。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円48銭から149円99銭、ユ-ロ・円は171円07銭から171円49銭、ユ-ロ・ドルは1.1420ドルから1.1455ドル。 <TY> 2025/07/31 19:56 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は150円に接近、ドル買い・円売り継続 *19:25JST 欧州為替:ドル・円は150円に接近、ドル買い・円売り継続 欧州市場でドル・円は149円90銭台に浮上し、心理的節目の150円に接近している。底堅い米金利でドル買いに振れやすく、ユーロ・ドルはじり安。一方、日銀の政策金利据え置きを受け利上げは不透明となり、円売りが主要通貨を押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円48銭から149円95銭、ユ-ロ・円は171円07銭から171円49銭、ユ-ロ・ドルは1.1432ドルから1.1455ドル。 <TY> 2025/07/31 19:25 注目トピックス 市況・概況 欧州為替:ドル・円は堅調、150円が視野に *18:37JST 欧州為替:ドル・円は堅調、150円が視野に 欧州市場でドル・円は堅調地合いとなり、149円48銭から149円81銭まで値を上げた。日銀の政策金利据え置きを受け利上げは遠のき、円売りが主要通貨を押し上げる。ただ、150円視野に入ったが、欧州株の失速で円売りは縮小し上値の重さも目立つ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円48銭から149円81銭、ユ-ロ・円は171円07銭から171円41銭、ユ-ロ・ドルは1.1436ドルから1.1455ドル。 <TY> 2025/07/31 18:37 注目トピックス 市況・概況 日経平均テクニカル: 5日ぶり反発、騰落レシオ130%超え *18:15JST 日経平均テクニカル: 5日ぶり反発、騰落レシオ130%超え 31日の日経平均は5営業日ぶりに反発した。ローソク足は陽線で終了。下向きの5日移動平均線とのプラス乖離を回復し、下げ一服の形状となった。一方、プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は本日134.08%と5月27日以来約2カ月ぶりに130%を超えて過熱感を強めたことから、短期的には利益確定売りの出やすい地合いが続いていると推察される。もっとも、25日線が上向きをキープし、一目均衡表で転換線と基準線が上向いており、大勢では上昇トレンド継続が予想される。25日線下方では、75日線が200日線直下に迫ってゴールデンクロス形成を窺っているため、中長期ベースの地合い改善も期待できよう。 <CS> 2025/07/31 18:15 注目トピックス 市況・概況 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル高継続も米雇用統計を見極め *17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ドル高継続も米雇用統計を見極め 31日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げに慎重な姿勢で、ドル高基調は継続。ただ、今晩のコアPCE価格指数が堅調でも明日の米雇用統計を見極めようと、上昇は小幅にとどまろう。前日発表された米国の4-6月期国内総生産(GDP)はプラスに転じたが、輸入減の効果によるもので、ドル買いは続かず。一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がFOMC後の記者会見で追加的な利下げに改めて慎重な姿勢を示すと、ドル買い再開。ユーロ・ドルは1.14ドル台前半に沈み、ドル・円は149円台に浮上した。本日アジア市場で日銀の利上げ見送りも、ドル・円は150円を意識した売りに下押しされ、148円台に失速した。この後の海外市場は米FRBと日銀の政策維持を消化する展開。今晩の米コアPCE価格指数が加速すればFRBの9月利下げはさらに遠のき、ドル買い要因になりやすい。また、日銀の追加利上げの時期は不透明で、円売りが主要通貨を押し上げる見通し。ただ、トランプ米大統領は利下げに応じないパウエル氏の進退への言及が予想される。また、明日発表の米雇用統計は前回より弱い内容とみられ、ドル・円は調整によるドル売りが一段の上昇を抑制しそうだ。【今日の欧米市場の予定】・18:00 ユーロ圏・6月失業率(予想:6.3%:5月:6.3%)・21:00 南ア・6月貿易収支(予想:+252億ランド、5月:+217億ランド)・21:00 独・7月消費者物価指数(予想:前年比+2.0%、6月:+2.0%)・21:30 米・6月コアPCE価格指数(予想:前年比+2.7%、5月:+2.7%)・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:22.3万件、前回:21.7万件)・22:45 米・7月シカゴPMI(予想:42.1、6月:40.4) <CS> 2025/07/31 17:25 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方にかけて円売り優勢 *17:14JST 東京為替:ドル・円は切り返し、夕方にかけて円売り優勢 31日の東京市場でドル・円は切り返し。米国の成長と緩和に慎重な金融政策による前日のドル買いが巻き戻され、早朝の149円半ばから148円59銭まで下落。夕方にかけては日銀の政策金利据え置きを受け円売り優勢となり、149円65銭まで上値を伸ばした。・ユ-ロ・円は169円72銭から171円16銭まで上昇。・ユ-ロ・ドルは1.1405ドルから1.1460ドルまで値を上げた。・日経平均株価:始値40,693.00円、高値41,151.25円、安値40,639.32円、終値41,069.82円(前日比415.12円高)・17時時点:ドル・円149円30-40銭、ユ-ロ・円171円00-10銭【金融政策】・日銀:無担保コールレート(オーバーナイト物)を0.5%程度で推移するよう促す(全員一致)【経済指標】・日・6月鉱工業生産速報値:前月比+1.7%(予想:-0.7%、5月:-0.1%)・中国・7月製造業PMI:49.3(予想:49.7、6月:49.7)・中国・7月非製造業PMI:50.1(予想:50.2、6月:50.5)・豪・6月小売売上高:前月比+1.2%(予想:前月比+0.4%、5月:+0.2%→+0.5%)【要人発言】・トランプ米大統領「パレスチナ独立支持のカナダとの貿易協定締結は非常に困難になるだろう」・植田日銀総裁「関税の影響がどうなるかはこれから、一気に霧が晴れることはなかなかない」「ハインドザカーブに陥っているとは思わない、リスクが高いとも思っていない」「昨年3月時点に比べ、デフレに戻ってしまうリスクは低下」「見通し実現の確度は少し高まった」「経済・物価見通し実現なら、経済・物価の改善に応じ引き続き政策金利引き上げ」「各国の通商政策等の今後の展開やその影響巡る不確実性が高い状況が続いている」「日米関税交渉の合意、経済巡る不確実性の低下につながる」「追加利上げ判断、関税の影響や賃金価格設定行動の積極性継続を幅広く点検」「基調的な物価上昇率、2%に向けて緩やかに上昇していく」・日銀展望リポート「成長率見通し、前回対比おおむね変わらず」「コアCPIの前年比、コメ価格や食料品の上昇で前回対比25年度が上振れている」「物価見通し、26年度・27年度は変わらず」「物価見通し、おおむね上下にバランス」「成長率見通し、25年度・26年度は下振れリスクの方が大きい」「各国の通商政策等の今後の展開や海外の経済・物価巡る不確実性は高い状況」 <TY> 2025/07/31 17:14 注目トピックス 市況・概況 米ハイテク株高や円安進行を受けて41000円台回復【クロージング】 *16:35JST 米ハイテク株高や円安進行を受けて41000円台回復【クロージング】 31日の日経平均は5営業日ぶりに反発。415.12円高の41069.82円(出来高概算21億2000万株)で取引を終えた。終値での41000円回復は4営業日ぶり。米ハイテク株高や円安進行を映して、反発して始まった。寄り付き直後につけた40639.32円を安値に強含みの展開となり、前場終盤にかけて41000円を回復。後場はこう着感が強まるものの高値圏での推移が続き、終盤には41151.25円まで上値を伸ばした。東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、保険、ガラス土石、空運など27業種が上昇。一方、金属製品、輸送用機器、鉄鋼など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>、フジクラ<5803>が堅調だった半面、トヨタ<7203>、ダイキン<6367>、中外薬<4519>、ホンダ<7267>、武田<4502>が軟化した。メタ・プラットフォームズが通期の設備投資額を引き上げたほか、マイクロソフトも7-9月期の設備投資が300億ドル以上と4-6月期の242億ドルを上回る見通しを示したため、時間外取引で大幅高となった。東京市場でも半導体やデータセンター関連株などを中心に値を上げる銘柄が増え、日経平均の上げ幅は一時450円を超えた。日銀の金融政策決定会合では政策金利の据え置きを決めたが、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では物価見通しを引き上げた。これが、利上げを肯定するタカ派的と受け止められ日銀の早期利上げを見越した買いがメガバンク株に入った。日米ともに金融政策決定会合は波乱なく通過し、投資家の関心は企業決算に集中することになろう。足元では、米IT企業の良好な決算を受けて、再び半導体関連株を中心としたAI相場が意識されてきている。ただし、決算発表を受けた初動反応は上昇・下落いずれも過剰反応ともみられ、値動きの速さから資金の逃げ足も速そうである。日替わり的な物色になる可能性もあり、選別色が強い展開が続きそうだ。 <CS> 2025/07/31 16:35 注目トピックス 市況・概況 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和 *16:35JST 日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-0.59(低下率2.56%)の22.45と低下した。なお、高値は22.95、安値は22.35。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ダスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことなどを受け、今日の東京市場は楽観ムードが優勢となり、日経225先物は上昇して始まった。市場では、日銀金融政策決定会合を受けた植田日銀総裁の会見を確認したいとする向きもあったが、今日は取引開始後も日経225先物が堅調だったことからボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和。日経VIは昨日の水準を下回って推移した。【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。 <SK> 2025/07/31 16:35 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は149円台、日銀の利上げ後退で *16:33JST 東京為替:ドル・円は149円台、日銀の利上げ後退で 31日午後の東京市場でドル・円は小高く推移し、149円台に再浮上。植田日銀総裁は決定会合後の記者会見で「見通し実現なら政策金利の引き上げ」とこれまでの発言を繰り返しており、利上げ時期は遠のいたとの見方から円売りがドルを押し上げている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は148円59銭から149円46銭、ユ-ロ・円は169円72銭から170円78銭、ユ-ロ・ドルは1.1405ドルから1.1460ドル。 <TY> 2025/07/31 16:33 注目トピックス 市況・概況 東証グロース市場250指数先物概況:イベント通過や日銀の関税見通し修正で続伸 *16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:イベント通過や日銀の関税見通し修正で続伸 7月31日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt高の755pt。なお、高値は755pt、安値は747pt、日中取引高は1750枚。前日30日の米国市場のダウ平均は続落。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで、寄り付き後、まちまち。ADP雇用統計や4-6月期四半期国内総生産(GDP)が予想を上回ったことを好感した買いに、相場は堅調に推移した。その後、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利据え置きを決定、声明やパウエル議長発言で次回会合での利下げが示唆されず早期の利下げ期待後退で相場は下落に転じた。終盤にかけ、ナスダックはハイテク決算への期待や半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなり、プラス圏を回復しまちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt高の748ptからスタートした。朝方は小動きだったものの、FOMCを通過したことや円安などを好感し、その後は買い優勢の動き。日銀が金融政策決定会合で予想通り政策金利の据え置きを決定したほか、日銀がトランプ関税について、前回の「不確実性はきわめて高く」から「不確実性は高い状況」に修正したことも、買い安心感につながった。午後は買い戻し機運も高まり、引けにかけて上げ幅を拡大。続伸となる755ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、タイミー<215A>やグロービング<277A>などが上昇した。 <SK> 2025/07/31 16:30

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