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注目トピックス 日本株 フェローテク Research Memo(4):事業内容は多岐にわたるが、主力は半導体等装置関連事業(2) *12:04JST フェローテク Research Memo(4):事業内容は多岐にわたるが、主力は半導体等装置関連事業(2) ■フェローテック<6890>の事業概要3. 電子デバイス当セグメントは、サーモモジュール、パワー半導体基板、磁性流体・その他、センサの4つのサブセグメントに分かれる。※※ 2025年3月期から、それまで電子デバイスに含まれていた自動車向け製品を新たに「車載関連」として切り分けている。(1) サーモモジュール(2025年3月期対総売上高比率9.9%)サーモモジュールは、2種類の金属の接合部に電流を流すと、片方の金属からもう片方へ熱が移動するという効果を利用した板状の半導体冷熱素子(べルチェ素子)である。小型・軽量でフロン要らずといった特長があり、自動車の温調シートをはじめ、冷却チラー、光通信、バイオ、エアコン、ドライヤーなど様々な家電製品にも採用されているが、2025年3月期から車載用を別セグメントとして切り分けている。したがって、当サブセグメントに含まれるものは自動車向け以外である。(2) パワー半導体基板(同6.6%)パワー半導体基板とは、サーモモジュール製造技術を応用して、アルミナや窒化アルミニウムセラミックスに銅回路板を接合した放熱用絶縁基板のことである。同製品は、電車や電動車、エアコン、サーバー等の小型化・省エネ化に寄与しており、今後の需要増が期待される製品である。特に、自動車のEV化が進むと、IGBT※などのハイパワー半導体が必要となり、その製造のためには同社の基板が必須部品となる。なお当サブセグメントも2025年3月期から車載用を別セグメントとして切り分けている。※ IGBTとは、絶縁ゲート型バイポーラートランジスター(Insulated Gate Bipolar Transistor)の略で、パワートランジスターの一種。(3) 磁性流体・その他(同0.4%)磁性流体とは液体でありながら、外部磁場によって磁性を帯び、磁石に吸い寄せられる機能性素材である。1960年代のNASAスペースプログラムで、無重力環境における燃料輸送等の目的で開発された。現在では、スピーカーやアクチュエーター、センサ、分別リサイクル用途のほか、同社の主力製品の1つである真空シールにも利用されている。(4) センサ(同1.4%)2022年8月から連結子会社となった(株)大泉製作所が製造するサーミスタセンサや関連する部品などが含まれる。なお大泉製作所は決算期変更を行ったため、2025年3月期の連結決算には9ヶ月分だけが含まれている。また、当サブセグメントも自動車向けは2025年3月期から別セグメントとして切り分けている。4. 車載関連当セグメントは、それまで電子デバイスに含まれていた製品のうち、車載用を切り出したもので、サーモモジュール、パワー半導体基板、センサの3つのサブセグメントに分かれる。(1) サーモモジュール(2025年3月期対総売上高比率2.3%)主に自動車の温調シートや冷蔵庫用などに使われる。(2) パワー半導体基板(同7.0%)主にEV自動車向けのAMB(Active Metal Brazing)基板とDCB(Direct Copper Bonding)基板。(3) センサ(同1.7%)自動車向けのセンサ。5. その他その他には、ソーブレード、工作機械、表面処理、太陽電池用シリコン製品、子会社アサヒ製作所のリネン系洗剤、受託作業等が含まれる。6. 特色、強み(1) 無機系素材のパイオニア同社は石英、シリコン、窒化ケイ素、シリコンカーバイド(SiC)など幅広い無機系素材の生成、加工などに長年携わってきた。そのため、同社内にはこれらの素材に関する多くのノウハウ(素材の性質、生成方法、加工方法等)が蓄積されており、これが同社の特色でもあり強みと言える。(2) 製造装置も手掛ける同社は、素材だけでなく各種の製造装置も手掛けており、製造装置に関するノウハウも持っている。そのため顧客に対しては、素材、加工部品、最終製品、製造装置など様々な提案(ソリューションの提供)を行うことができる。(3) ワンストップソリューションが可能同社は、半導体製造装置内の部品の洗浄(取り外し、洗浄、据付)や製造装置の組立サービスなどの事業も展開しており、顧客にとっては素材の供給、部品加工、装置類の組立、部品洗浄などをワンストップで外注化(アウトソーシング)することが可能であり、これも同社の強みと言える。(4) 大手顧客との信頼関係同社の主要製品は、主に半導体製造装置向け及び半導体製造プロセスで使われるため、主要顧客は世界でトップクラスの半導体製造装置メーカーが多い。同社はこれらの大手半導体製造装置メーカーに長年にわたり製品や部品を供給しており、これら顧客との深い信頼関係も同社の財産であり強みとなっている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <HN> 2025/08/14 12:04 注目トピックス 日本株 フェローテク Research Memo(3):事業内容は多岐にわたるが、主力は半導体等装置関連事業(1) *12:03JST フェローテク Research Memo(3):事業内容は多岐にわたるが、主力は半導体等装置関連事業(1) ■フェローテック<6890>の事業概要1. 事業セグメント同社は多くの製品を自社開発・製造すると同時にM&Aによって多くの企業を子会社化してきたことから、事業内容は多岐にわたっている。現在のセグメントは半導体等装置関連(2025年3月期売上高比率60.2%)、電子デバイス(同18.4%)、車載関連(同11.1%)、その他(同10.3%)に分かれる。2. 半導体等装置関連当セグメントは、さらに真空シール・金属加工、石英製品、シリコンパーツ、セラミックス、CVD-SiC、EBガン・LED蒸着装置、ウエーハ加工、再生ウエーハ、装置部品洗浄、石英坩堝のサブセグメントに分かれる。(1) 真空シール・金属加工(2025年3月期対総売上高比率14.3%)磁性流体を利用して、真空雰囲気内への回転導入機としての役割を担う部品で、半導体・FPD・LED・太陽電池等の製造工程で利用されている。同社の核となる製品で、主に半導体ウエーハのエッチングや成膜工程、FPDのパネル搬送用ロボットの回転機構部などに導入され、密閉空間を外部から隔離しつつ加工に必要な動力を正確に伝えることを可能にしている。(2) 石英製品(同11.6%)、シリコンパーツ(同5.0%)石英製品は熱と化学変化に強い超高純度のシリカガラスからなり、ウエーハの成膜生成や拡散プロセスなどで使われるほか、搬送や洗浄工程で治具、消耗品として使われており、微細化・高純度化が進む半導体製造プロセスのなかで重要な役割を担っている。シリコンパーツ(ポート、インジェクター、フォーカスリング等)は、加工して主に半導体製造工程等で使われる。(3) セラミックス(同12.1%)同社が持つ素材技術、生産技術、精密加工技術を生かして様々なセラミックス製品を提供している。セラミックス製品は高強度・高純度・高耐熱性に優れたファインセラミックス(FC)製品と高度な機械加工が可能なマシナブルセラミックス(MC)製品に分けられる。前者は主に半導体製造装置用の部品として使われているが、特にドライエッチング方式(プラズマエッチャー)では不可欠な部品となっている。後者は様々な加工を施すことで各種部品や治具として利用されるが、特に半導体の検査工程での治具(ウエーハプロバー用)として需要が高まっている。また近年では、その精密加工特性を生かして高度な医療用機器での利用も進んでいる。(4) CVD-SiC(同3.0%)独自のCVD方式による炭化ケイ素(SiC)製品で、超高純度・高耐熱性・高耐摩耗性・耐腐食性といった特性を備えている。半導体製造工程で用いられるウエーハボートやチューブ、シリコンウエーハの代替となるダミーウエーハなど、主に高温で使用される治具として幅広く活用されている。(5) EBガン・LED蒸着装置(同3.0%)EB(Electron Beam)ガンとは電子銃のことで、高機能なEBガンと高圧電源を心臓部とした米国製Temescal装置(精密蒸着装置)によって基盤などに薄膜を形成する。同社は大学や研究所向けの小規模生産用タイプから、大規模生産用高スループットタイプまで幅広い製品群を揃えている。次世代通信などで利用が見込まれる化合物半導体での世界標準機として数多くの顧客に使用されており、現在ではLEDや通信チップ製造プロセス等での導入が進んでいる。(6) ウエーハ加工+再生ウエーハ(同1.0%)ウエーハ加工ではシリコンウエーハ(集績回路の基盤材料)を製造している。また2022年3月期より、中国半導体国産化の加速による需要の急増を受けて、新たに再生ウエーハ事業を立ち上げた。再生ウエーハとは、設備の確認やテストで使用したダミーウエーハを研磨加工することで繰り返し使えるようにしたウエーハのことである。半導体の生産が高まると、それに伴い再生ウエーハの需要も高まる。(7) 装置部品洗浄(同5.6%)半導体製造装置用部品の洗浄作業を行う。(8) 石英坩堝(同4.6%)同社の石英坩堝は、半導体製造工程に不可欠な石英製品と同等の高純度の原料を使用し、単結晶シリコンの原料を充填する容器として使用されている。半導体用、太陽電池用などの単結晶シリコンを製造するメーカーが主な顧客である。ただし今後は、太陽光発電(PV:Photovoltaic)向けは順次縮小する方針だ。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <HN> 2025/08/14 12:03 注目トピックス 日本株 フェローテク Research Memo(2):シリコン、セラミックス等無機系製品の大手メーカー *12:02JST フェローテク Research Memo(2):シリコン、セラミックス等無機系製品の大手メーカー ■会社概要1. 会社概要フェローテック<6890>は2025年3月末現在(有価証券報告書)では、傘下に連結子会社80社、持分法適用会社13社を擁する純粋持株会社であったが、2025年7月1日付で国内事業子会社である(株)株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズを吸収合併し、事業持株会社に変わるとともに、社名を(株)フェロ-テックに変更した。もともとは1980年に米国Ferrofluidics Corporation(現 Ferrotec (USA) Corporation)の日本法人(旧 日本フェローフルイディクス(株))として設立されたが、その後、親会社から分離独立し独自路線を歩んでいる。現在の主力事業は、真空シール・金属加工、石英製品、セラミックス、CVD-SiC、磁性流体、サーモモジュール、パワー半導体基板など主に無機材料を使った様々な製品、装置、部品、素材等の製造・販売である。また、半導体製造装置メーカーやデバイスメーカー向けに各種部品等の洗浄や受託加工・組立サービスなどの事業も行っている。そのため、世界的に著名な大手半導体製造装置メーカーが主要顧客となっている。2. 沿革同社は1980年に米国企業の日本法人として設立された。親会社製品(真空シール等)の輸入販売が主たる業務であったが、1982年には千葉県に工場を建設し、自社生産を開始した。自社製品比率が高まるにつれて、親会社との関係が薄れてきたため、1987年には親会社から完全に独立し、独自路線を歩み始めた。その後もHDD用ラミネートシール、超高真空用フッ素系磁性流体などの自社製品を開発し、1992年には初の中国拠点(杭州市)を設立、1995年には中国2つ目の製造拠点を上海市に設立し、さらに同年に社名を「株式会社フェローテック」に改称した。その後も製品群や事業の拡大を続け、1999年には元の親会社であるFerrofluidics Corporationを友好的TOBにより子会社化した。21世紀に入ってからは、2001年に米国Amerigon Incorporated(現 Gentherm Incorporated)と自動車温調システムで業務提携、2002年には中国上海工場で小口径シリコンウエーハの受託加工を開始、2005年にはロシアのサーモモジュールメーカーSCTB NORD(現 Ferrotec Nord Corporation)を子会社化した。さらに2010年には英国Edwards Vacuum Incから真空蒸着装置事業を取得し、2011年には中国銀川市に大型工場を新設、2015年にはCVD-SiC製品の製造・販売を行う(株)アドマップ(現 (株)フェローテック)に、2016年には産業用クリーニング機器の製造・販売を行う(株)アサヒ製作所に資本参加して子会社化し、事業の拡大を続けた。2017年4月には持株会社制に移行し、現在では日本、欧州、米国、中国、東南アジアなど世界9ヶ国に製造子会社及び販売会社を有する国際的な企業となっている。2025年7月1日付で国内事業子会社である(株)フェローテックマテリアルテクノロジーズを吸収合併し、事業持株会社に変わるとともに、社名を(株)フェロ-テックに変更した。株式については、1996年10月に日本証券業協会へ店頭登録し、現在は東京証券取引所スタンダード市場に上場している。(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <HN> 2025/08/14 12:02 注目トピックス 日本株 フェローテク Research Memo(1):2025年3月期は増収ながら、償却負担増などで営業利益は微減 *12:01JST フェローテク Research Memo(1):2025年3月期は増収ながら、償却負担増などで営業利益は微減 ■要約フェローテック<6890>の主力事業は、真空シール・金属加工、石英製品、セラミックス、CVD-SiC(化学蒸着法炭化ケイ素)、磁性流体、サーモモジュール、パワー半導体基板など様々な製品、装置、部品、素材等の製造・販売だが、半導体製造装置メーカーやデバイスメーカー向けに各種部品等の洗浄や受託加工・組立サービスなどの事業も行っている。1. 2025年3月期業績(実績)2025年3月期の業績は、売上高が前期比23.4%増の274,390百万円、営業利益が同3.1%減の24,089百万円、経常利益が同3.7%減の25,558百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.6%増の15,692百万円となった。主力の半導体等装置関連は増収となったが、新工場の立ち上げに伴う償却負担や経費増で減益となり、これが全体の利益の足を引っ張った。セグメント別の売上高は、半導体等装置関連が同27.0%増、電子デバイスが同21.0%増、今期から新区分となった車載関連が同17.7%増、その他が同13.9%増となった。法人税等が5,746百万円(前期は5,510百万円)になったこと、非支配株主に帰属する当期純利益が3,607百万円(同5,481百万円)に減少したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比で増益となった。設備投資額は51,776百万円(同75,227百万円)と減少したものの、一方で減価償却費は23,672百万円(同16,398百万円)となった。2. 2026年3月期業績(予想)2026年3月期の業績は、売上高285,000百万円(前期比3.9%増)、営業利益28,000百万円(同16.2%増)、経常利益26,000百万円(同1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16,000百万円(同2.0%増)を見込んでいる。世界的に半導体市場が踊り場を迎えている状況で、先行きも不透明であることから主力の半導体等装置関連は同7.4%増を見込んでいる。一方で、AI関連向けサーモモジュールがけん引して電子デバイスは同12.7%増の予想。車載関連は、パワー半導体基板やセンサが増加することから同17.8%増を見込み、その他は太陽光関連の縮小で同47.5%減を見込んでいる。その結果、営業利益は増益予想となっているが、為替が円高に振れていることなどから営業外収益が減少する見込みで、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は微増予想となっている。設備投資額は65,000百万円と増加し、減価償却費は27,000百万円を見込んでいる。3. 中期経営計画同社は、2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表済みだが、初年度の2025年3月期の業績が当初計画を下回ったことから、この計画をロールオーバーした。新たな定量的な最終目標として、2028年3月期に売上高4,000億円、営業利益470億円、営業利益率11.8%、ROE15%などを掲げている。またこの間の設備投資総額(累計)は1,400億円を計画している。引き続き成長ドライバーとして、半導体マテリアル(石英製品、セラミックス、シリコンパーツ等)、半導体サービス(装置部品洗浄、石英坩堝、再生ウエーハ等)、半導体金属・装置(金属加工、蒸着装置等)、電子デバイス(サーモモジュール、パワー半導体基板等)を挙げており、この方針は変わっていない。足元の業績はやや足踏みしているが、基本的な戦略を粛々と進める方針だ。■Key Points・シリコンやセラミックス等の無機系製品の大手メーカー。半導体業界向けが多い・2025年3月期は増収ながら経費や償却負担増で前期比3.1%の営業減益・中期経営計画をロールオーバーし、2028年3月期に営業利益470億円を目指す(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) <HN> 2025/08/14 12:01 注目トピックス 日本株 ホリイフードサービス---1Qは増収・黒字化、ネット予約を中心にゆるやかな客数の回復基調が継続 *11:55JST ホリイフードサービス---1Qは増収・黒字化、ネット予約を中心にゆるやかな客数の回復基調が継続 ホリイフードサービス<3077>は12日、2025年11月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.8%増の11.64億円、営業利益が0.45億円(前年同期は0.18億円の損失)、経常利益が0.44億円(同0.20億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.24億円(同0.23億円の損失)となった。新業態による新規出店及び既存事業のさらなる強化と、財務基盤の強化を目的に、新株式及び新株予約権の発行を実施した。店舗においては、コロナ前の水準には至っていないものの、ネット予約を中心にゆるやかながら客数の回復基調は継続しており、前年を上まわり推移した。また、人流のある時間帯を中心に効率を重視した営業時間及び人員配置を行い、効率重視の店舗運営によるコストの適正化に努めた。2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高が30.89億円、営業利益が0.50億円、経常利益が0.42億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.36億円とする6月19日発表の修正計画を据え置いている。 <NH> 2025/08/14 11:55 みんかぶニュース 市況・概況 東京株式(前引け)=急反落、前日までの反動で利益確定売り広がる  14日前引けの日経平均株価は前営業日比548円04銭安の4万2726円63銭と急反落。前場のプライム市場の売買高概算は10億7707万株、売買代金概算は2兆9120億円。値上がり銘柄数は437、対して値下がり銘柄数は1124、変わらずは60銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広い銘柄が売られ、日経平均は一時600円を超える下落となり4万3000円台を割り込んだ。前日の米国株市場では利下げ期待を背景にNYダウなど主要株価指数が上昇したものの、この流れを引き継げなかった。日経平均が前日まで連日で最高値を更新していただけに利益確定の動きが顕在化。ベッセント米財務長官による日本の金融引き締めの遅れを指摘した発言を受け、日米の金融政策の方向性の違いが意識され、外国為替市場で1ドル=146円台半ばまでドル安・円高が進んだことも全体相場の重荷に。自動車や半導体関連など輸出株中心に売り優勢となった。値下がり銘柄数は全体の7割近くに達した。  個別では東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>、ディスコ<6146.T>など半導体製造装置関連の下げが目立つ。フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>が安く、三菱重工業<7011.T>が大幅安に。任天堂<7974.T>やソニーグループ<6758.T>、良品計画<7453.T>、アシックス<7936.T>も軟調だった。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>が逆行高。レーザーテック<6920.T>も高い。東京電力ホールディングス<9501.T>など電力株、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>をはじめとする銀行株がしっかり。サンリオ<8136.T>も上昇した。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:51 みんかぶニュース 為替・FX 午前:債券サマリー 先物は続落、日銀の早期利上げを意識  14日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。前日の米債券高を追い風に買いが先行したものの、日銀の早期利上げを意識した売りに押されるかたちで軟化した。  ベッセント米財務長官は13日、米ブルームバーグテレビのインタビューで「政策金利は少なくとも今より1.5%低くあるべきだ」との考えを示した。これを受けて米利下げ観測が強まり、同日の米長期金利が低下した流れが東京市場に波及した。ただ、ベッセント氏は「日本はインフレ抑制に取り組む必要がある」とも述べており、債券買いは続かず。先物は寄り付き直後に138円49銭をつけたあとは売りが優勢となり、午前10時50分前には一時138円20銭まで値を下げた。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象する国債買いオペを通知した。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比11銭安の138円25銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ1.515%で推移している。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:38 注目トピックス 市況・概況 東京為替:米ドル・円は一時146円38銭、米長期金利の低下を意識した円買い強まる *11:38JST 東京為替:米ドル・円は一時146円38銭、米長期金利の低下を意識した円買い強まる 14日午前の東京市場でドル・円は147円42銭から146円38銭まで下落。米長期金利の低下や株安を意識した円買いが観測されている。ユーロ・ドルは弱含み、1.1715ドルから1.1701ドルまで値下がり。ユーロ・円は172円62銭から171円47銭まで下落。 <MK> 2025/08/14 11:38 注目トピックス 市況・概況 注目銘柄ダイジェスト(前場):マツキヨココ、FFRI、セグエなど *11:38JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):マツキヨココ、FFRI、セグエなど マツキヨココ<3088>:3111円(-275円)大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は198億円で前年同期比14.6%増となり、190億円強の市場予想はやや上回ったとみられる。ただ、足元で株価は高値圏推移、決算期待もより高めっていたと想定され、目先の出尽くし感が優勢となっているようだ。粗利益率が前年同期比でほぼ横ばいの水準にとどまるなど、やや物足りなさが残るといった見方もあるもよう。セグエ<3968>:621円(+100円)ストップ高。前日に上半期の決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比97.5%増となり、通期予想は従来の12.6億円から15.1億円、前期比2.1倍の水準にまで上方修正している。中央省庁向け超大型案件を含めて、受注が前年同期比95.8%増と大幅に拡大しているもよう。第1四半期は同47.5%減と大幅減益であったため、急速な収益拡大にポジティブなサプライズが強まる。日本創発G<7814>:646円 カ -ストップ高買い気配。上場10周年、並びに特別利益の計上を背景として、特別配当を実施すると発表している。同社は年4回の四半期配当を実施しているが、第3四半期末、期末の配当金をそれぞれ、3.5円予想から26.5円に引き下げている。これにより、年間配当金は特別配当金46円を含む60円に引き上げ。従来計画は14円、前期実績は13円であった。これに伴い前日終値ベースでの配当利回りは11.0%の水準となる。パリミキHD<7455>:410円 ウ -ストップ安売り気配。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は3.1億円で前年同期比23.8%減となり、据え置きの通期予想15.5億円、前期比11.9%増に対して低調スタートとなる形に。パリミキの売上減により日本事業が低迷、中国を中心に海外事業も赤字幅拡大と低調。猛暑によるサングラス需要の拡大期待などがはやされて、ここ3営業日で一時72%高と急伸していたこともあって、大幅減益決算受けた失望売りが強まる展開に。ケアネット<2150>:917円 カ -ストップ高買い気配。欧州系投資ファンドであるEQTによって株式取得を目的として設立したCurie 1が、完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表。同社では賛同の意見を表明するとともに、TOBへの応募を推奨するとしており、TOB価格の1130円に完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB価格は前日終値に対して47.3%のプレミアムとなっている。EQTは先にフジテックの買収も発表している。ヤプリ<4168>:1094円(+125円)急騰、年初来高値更新。13日の取引終了後に25年12月期第2四半期の業績を発表し、好感されている。売上高は29.16億円(前年同期比10.4%増)、経常利益は4.49億円(同66.6%増)と2桁増収増益だった。同社はアプリからWebまでのデジタル接点全体を統合管理する「デジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)」へと進化し、多様化する企業のデジタルニーズに対応した包括的なソリューションを提供することで、持続的な成長基盤の構築を進めており、需要は堅調に推移している。FFRI<3692>:6900円(+1000円)ストップ高、年初来高値更新。26年3月期第1四半期の売上高は8.96億円(前年同期比70.4%増)、経常利益は2.60億円(前年同期は経常損失0.03億円)と経常黒字に転換した。長期案件の獲得によって期初からセキュリティ・サービス案件の稼働が増加していることの他、前年におけるセキュリティ製品の販売数増加によって売上高は前年を上回って推移した。また、人員数の増大によって人件費などのコストが前年比で増加しているものの売上の増加がこれを上回り、利益面でも前年を上回って推移した。ランサーズ<4484>:263円(+20円)急騰、年初来高値更新。13日の取引終了後に株主優待制度の新設を発表し、好材料視されている。基準日(毎年9月末及び3月末)時点において、5単元(500株)以上を、半年以上継続して保有している株主にデジタルギフト4,000円分(年8,000円分)を贈呈する。初回の26年3月末基準日は継続保有を条件としない。同時に発表された26年3月期第1四半期の業績は、売上高が11.83億円(前年同期比6.2%増)、経常利益が0.12億円(同60.6%減)と増収減益だった。 <ST> 2025/08/14 11:38 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買代金ランキング=14日前引け  14日前引けの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買代金ランキングは以下の通り。                   売買代金       銘柄名    売買代金 増加率(%)   株価 1. <1570> 日経レバ     74159   -24.4    31310 2. <1357> 日経Dインバ   19313   -22.5    8674 3. <1360> 日経ベア2    8855   -15.4    213.0 4. <1458> 楽天Wブル    7943   -25.2    37090 5. <1579> 日経ブル2    6631   -4.5    337.1 6. <1321> 野村日経平均   5455   -30.2    44040 7. <1459> 楽天Wベア    5073   -13.3     349 8. <1540> 純金信託     2513   -14.3    14930 9. <1365> iF日経Wブ   1756   -30.8    48170 10. <1320> iF日経年1   1615   34.2    43880 11. <1568> TPXブル    1446   -28.1    573.2 12. <1306> 野村東証指数   1217   -50.3   3179.0 13. <1571> 日経インバ    1131   -50.3     504 14. <1326> SPDR     1000   300.0    45470 15. <1615> 野村東証銀行    974   126.5    443.1 16. <318A> VIXETF    874   -37.9    740.9 17. <1330> 日興日経平均    860   -35.4    44080 18. <1329> iS日経      815   -46.3    4410 19. <1545> 野村ナスH無    724   -5.6    35250 20. <1358> 日経2倍      714   -34.7    59030 21. <1343> 野村REIT    699   88.4   2039.0 22. <1489> 日経高配50    681   -46.0    2461 23. <1655> iS米国株     651   15.6    682.2 24. <316A> iFFANG    605    0.7    2095 25. <1366> iF日経Wベ    529   -20.5     219 26. <1580> 日経ベア      511   -51.8   1337.0 27. <2644> GX半導日株    464   -33.0    1902 28. <2036> 金先物Wブル    400   36.5    99110 29. <2038> 原油先Wブル    389   39.9    1405 30. <1356> TPXベア2    378   -1.3    223.0 31. <2244> GXUテック    348   14.9    2723 32. <2525> 農中日経平均    299   54.1    42870 33. <2558> MX米株SP    298   -17.0    27240 34. <1346> MX225     296   -57.6    44070 35. <1305> iFTP年1    290   42.2   3212.0 36. <314A> iSゴールド    290   55.1    234.5 37. <1597> MXJリート    288   -18.9   1963.0 38. <2841> iFEナ百有    285   187.9    1415 39. <2869> iFナ百Wブ    271   -59.2    54760 40. <2516> 東証グロース    264   29.4    610.9 41. <1595> 農中Jリート    257   -76.1   1940.5 42. <2865> GXNカバコ    246   72.0    1088 43. <1542> 純銀信託      241   65.1    16780 44. <1398> SMDリート    240   -36.5   1959.0 45. <1671> WTI原油     238   -55.4    2925 46. <2621> iS米20H    238   -39.9    1098 47. <1693> WT銅       230   -73.0    6092 48. <1678> 野村インド株    219   12.3    330.5 49. <2248> iFSP有     217  5325.0    2414 50. <1308> 日興東証指数    212   -55.5    3139 ※売買代金単位:100万円、売買代金増加率:前日前引けに比べた増減率(%) 株探ニュース 2025/08/14 11:35 みんかぶニュース 市況・概況 東証グロース(前引け)=値上がり優勢、Aiロボ、FFRIがS高  14日前引けの東証グロース市場は値上がり銘柄数314、値下がり銘柄数234と、値上がりが優勢だった。  個別ではAiロボティクス<247A>、FFRIセキュリティ<3692>、アクセルスペースホールディングス<402A>、ビーマップ<4316>、キッズウェル・バイオ<4584>がストップ高。yutori<5892>、弁護士ドットコム<6027>、Solvvy<7320>は一時ストップ高と値を飛ばした。L is B<145A>、イオレ<2334>、フルッタフルッタ<2586>、グロービング<277A>、セキュアヴェイル<3042>など39銘柄は年初来高値を更新。網屋<4258>、セカンドサイトアナリティカ<5028>、ヤプリ<4168>、アジャイルメディア・ネットワーク<6573>、ナルネットコミュニケーションズ<5870>は値上がり率上位に買われた。  一方、フリー<4478>、イーディーピー<7794>が一時ストップ安と急落した。オルツ<260A>、フラー<387A>、INFORICH<9338>は年初来安値を更新。ソフトフロントホールディングス<2321>、フューチャーリンクネットワーク<9241>、Laboro.AI<5586>、トライアルホールディングス<141A>、リプロセル<4978>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/08/14 11:33 みんかぶニュース 市況・概況 <動意株・14日>(前引け)=網屋、セカンドX、FFRI  網屋<4258.T>=上げ足加速。連日で上場来高値圏を走る展開となっている。自社開発製品「ALog」を中核とするデータセキュリティー事業とネットワークセキュリティー事業の2部門に特化しSaaSを軸にストックビジネスに注力している。業績はサブスクリプションモデルの好調を背景に利益率の向上が会社側の想定を上回っており、13日取引終了後に発表した25年12月期上期(25年1~6月)決算は営業利益が前年同期比87%増の4億8600万円と大幅な伸びを達成、特に4~6月期の伸びが際立っており、これが株価を強く刺激する格好となった。株価は7月末にマドを開けて急騰した後も目先筋の利益確定売りを吸収し、急勾配の5日移動平均線をサポートラインとした強力な上昇波を形成していた。きょうは決算発表を受け上げ足を一気に加速させる格好となった。  セカンドサイトアナリティカ<5028.T>=急動意。金融や製造業向けを主力に人工知能(AI)を活用したデータ分析のアナリティクスコンサルティング及び解析システムなどを提供する。トップライン拡大に向けた施策が奏功し、業績は好調に推移している。13日取引終了後に発表した25年12月期上期(25年1~6月)決算は売上高が前年同期比39%増の6億5200万円と大幅な伸びを達成、営業利益は同10.9倍の8600万円となった。株価は今月1日に573円の年初来高値を形成後は調整を入れていたが、足もとの決算発表を好感する形で上値を見込んだ短期筋の再攻勢を誘っている。  FFRIセキュリティ<3692.T>=ストップ高カイ気配。4~6月期決算受け買い戻しに火が付く。同社はサイバーセキュリティー専業の研究開発型企業で、標的型攻撃に特化した自社開発のエンドポイントセキュリティーソフトが企業のサイバー攻撃対策ニーズを捉えている。13日取引終了後に発表した26年3月期第1四半期(25年4~6月)決算は営業利益が2億6400万円(前年同期は200万円)と大幅な伸びを達成した。これを手掛かりに上値を見込んだ買いを引き寄せた。なお、通期営業利益は前期比12%増の9億1400万円を見込んでいる。株式需給面では貸株注意喚起の対象となっており、空売り買い戻しを誘発しやすく株価上昇に向けた思惑を助長している。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 ETF売買動向=14日前引け、GXLE日株、野村東証銀行が新高値  14日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比22.7%減の1608億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同23.5%減の1363億円だった。  個別ではグローバルX 新成長インフラ-日本株式 <2847> 、上場インデックスファンド豪州リート <1555> 、NEXT FUNDS NASDAQ-100 <2845> 、NEXT 銀行 <1631> 、NEXT 東証銀行業株価指数 <1615> など24銘柄が新高値。iFreeETF S&P500 インバース <2249> 、NEXT韓国KOSPI・ベア <2034> 、WisdomTree とうもろこし上場投資信託 <1696> 、VIX短期先物指数ETF <318A> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> など7銘柄が新安値をつけた。  そのほか目立った値動きではグローバルX ウラニウムビジネス ETF <224A> は3.69%安と大幅に下落。  日経平均株価が548円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金741億5900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均878億5200万円を大きく下回っており低調。  その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が193億1300万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が88億5500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が79億4300万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が66億3100万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が54億5500万円の売買代金となった。 株探ニュース 2025/08/14 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 東証スタンダード(前引け)=値下がり優勢、京都友禅HDがS高  14日前引けの東証スタンダード市場は値上がり銘柄数568、値下がり銘柄数789と、値下がりが優勢だった。  個別では京都きもの友禅ホールディングス<7615>がストップ高。フォーサイド<2330>、ホリイフードサービス<3077>は一時ストップ高と値を飛ばした。ホクリヨウ<1384>、技研ホールディングス<1443>、コロンビア・ワークス<146A>、アズパートナーズ<160A>、日本電技<1723>など68銘柄は年初来高値を更新。サンコール<5985>、トレードワークス<3997>、夢みつけ隊<2673>、日本製麻<3306>、乾汽船<9308>は値上がり率上位に買われた。  一方、鈴茂器工<6405>、セフテック<7464>が年初来安値を更新。クシム<2345>、ヤマノホールディングス<7571>、ASIAN STAR<8946>、ディーブイエックス<3079>、エスクリ<2196>は値下がり率上位に売られた。 株探ニュース 2025/08/14 11:32 みんかぶニュース 市況・概況 <みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」4位に商船三井  「みんかぶ」が集計する「個人投資家の予想(最新48時間)」の14日午前11時現在で、商船三井<9104.T>が「買い予想数上昇」で4位となっている。  同社は1日に26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比0.7%減の4327億400万円、最終利益は同50.6%減の528億1700万円となった。あわせて通期の業績・配当予想の増額修正を行ったものの、発表後に株価には下押し圧力が掛かり、全体相場が急上昇する局面において同社株は出遅れ感が強まっている。PBR(株価純資産倍率)は0.67倍と低水準。足もとでは売り疲れ感もあり、全体相場にキャッチアップする形で上昇基調に転じると期待する投資家の存在が、買い予想数の増加につながったようだ。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 日経平均14日前引け=7日ぶり反落、548円安の4万2726円  14日前引けの日経平均株価は7日ぶり反落。前日比548.04円(-1.27%)安の4万2726.63円で前場の取引を終了した。東証プライムの値上がり銘柄数は435、値下がりは1123、変わらずは60と、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を大幅に上回った。  日経平均マイナス寄与度は110.75円の押し下げでアドテスト <6857>がトップ。以下、ファストリ <9983>が68.07円、東エレク <8035>が53.69円、リクルート <6098>が32.62円、KDDI <9433>が27.35円と並んだ。  プラス寄与度トップはSBG <9984>で、日経平均を88.13円押し上げ。次いでネクソン <3659>が14.65円、ニトリHD <9843>が10.13円、信越化 <4063>が8.95円、エムスリー <2413>が6.48円と続いた。  業種別では33業種中6業種が値上がり。1位は石油・石炭で、以下、銀行、電気・ガス、証券・商品が続いた。値下がり上位には機械、精密機器、輸送用機器が並んだ。 株探ニュース 2025/08/14 11:31 みんかぶニュース 市況・概況 ◎14日前場の主要ヘッドライン ・ホクリヨウは新値追い、26年3月期業績予想及び配当予想を上方修正 ・ユトリは一時S高、店舗拡大と新規連結効果で4~6月期急成長 ・セグエGがS高カイ気配、省庁向け受注好調で25年12月期業績予想を上方修正 ・ダブスタは急伸、案件獲得のメドが立ち今期上方修正 ・オイシックスは年初来高値更新、4~6月期好決算を評価 ・キッズバイオ急反発、第1四半期営業は1億8400万円の黒字に浮上 ・セカンドXが急動意、1~6月期売上高4割増で投資資金が再攻勢 ・日電子は急反発、第1四半期営業益42%増で上半期計画進捗率58% ・網屋に物色人気集中、1~6月期営業87%増益達成し上場来高値圏で上げ足加速 ・FFRIがカイ気配で水準切り上げ、4~6月期決算を受け買い戻しに火が付く ※ヘッドラインは記事配信時点のものです 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:31 みんかぶニュース 個別・材料 TORICOがS高カイ気配、創業20周年記念の特別株主優待実施へ  TORICO<7138.T>がストップ高の水準となる1345円でカイ気配になっている。同社は13日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算発表にあわせて、株式分割と創業20周年記念特別株主優待の実施を発表し、材料視されたようだ。同社は8月31日を基準日として9月1日付で1株を5株に分割する。特別株主優待では分割後ベースで1500株以上(分割前ベースで300株以上)を26年3月31日時点で半年以上保有する株主を対象に、QUOカード3万円分を贈呈する。  4~6月期の連結決算は売上高が6億8100万円(前年同期比27.3%減)、営業損益が6700万円の赤字(前年同期は8100万円の赤字)だった。イベントやECサービス関連で減収となった一方、広告宣伝費を抑制したため、赤字幅は縮小した。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:30 みんかぶニュース 個別・材料 和心がS高カイ気配、インバウンドMD事業好調で25年12月期利益予想を上方修正  和心<9271.T>がストップ高の562円でカイ気配となっている。13日の取引終了後に25年12月期の連結業績予想について、営業利益を4億円から5億2000万円(前期比25.0%増)へ、純利益を3億5000万円から5億円(同28.5%増)へ上方修正したことが好感されている。  売上高は28億円(同33.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、「かんざし屋wargo」「北斎グラフィック」「箸や万作」などを運営する主力のインバウンドMD事業部で既存店、新店ともに売り上げ及び利益が拡大しており業績を牽引する。また、業務効率化や採用の遅れにより販管費が想定を下回ることも寄与する。  なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高12億9600万円(前年同期比27.3%増)、営業利益2億7100万円(同41.3%増)、純利益2億6700万円(同35.3%増)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:26 みんかぶニュース 個別・材料 フォーサイドが連日の高値更新、プライズ商品好調で25年12月期業績予想を上方修正  フォーサイド<2330.T>が連日の年初来高値更新となっている。13日の取引終了後に25年12月期の連結業績予想について、売上高を55億3500万円から87億5800万円(前期比64.0%増)へ、営業利益を1億4300万円から3億5000万円(同7.0倍)へ、最終利益を1億1800万円から3億400万円(同4.7倍)へ上方修正したことが好感されている。  3月にantzを連結子会社化したことに加えて、上期に開催した大型イベントが想定を上回る集客を記録したことなどが要因。また、プライズ(景品)商品の受注が好調に推移していることや、AI開発支援向けGPUサーバーの販売が想定を上回っていることなども売上高・利益を押し上げる。  なお、同時に発表した6月中間期決算は、売上高37億5300万円(前年同期比70.9%増)、営業利益1億8800万円(前年同期6800万円の赤字)、最終利益1億7200万円(同7500万円の赤字)だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:24 みんかぶニュース 個別・材料 弁護士COMが一時S高、東証プライム市場への市場区分変更を申請  弁護士ドットコム<6027.T>は一時ストップ高の水準となる前営業日比700円高の3780円に買われた。同社は13日の取引終了後、26年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算にあわせて、東証プライム市場への市場区分変更申請を行ったと発表した。指数連動型ファンドの資金の流入による株高効果への期待の高まりから、買いが入っている。  4~6月期は売上高が前年同期比15.3%増の38億200万円、営業利益が同80.9%増の5億1000万円だった。第1四半期としての最高益となり予算を超過する好調なスタートとなった。法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」などのメディア事業が堅調だったほか、クラウド上で契約締結から契約書管理までできるプラットフォーム「クラウドサイン」を手掛けるIT・ソリューション事業が大幅な増収増益。クラウドサインにおいて認知度の向上や顧客基盤の拡大を進め、契約送信件数は同17.4%増の279万1332件と好調に推移した。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:20 注目トピックス 日本株 マツキヨココ---大幅反落、第1四半期決算発表受けて出尽くし感が先行へ *11:20JST マツキヨココ---大幅反落、第1四半期決算発表受けて出尽くし感が先行へ マツキヨココ<3088>は大幅反落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は198億円で前年同期比14.6%増となり、190億円強の市場予想はやや上回ったとみられる。ただ、足元で株価は高値圏推移、決算期待もより高めっていたと想定され、目先の出尽くし感が優勢となっているようだ。粗利益率が前年同期比でほぼ横ばいの水準にとどまるなど、やや物足りなさが残るといった見方もあるもよう。 <ST> 2025/08/14 11:20 注目トピックス 日本株 セグエ---ストップ高買い気配、上半期大幅増益で通期予想上方修正 *11:17JST セグエ---ストップ高買い気配、上半期大幅増益で通期予想上方修正 セグエ<3968>はストップ高買い気配。前日に上半期の決算を発表、営業利益は6.9億円で前年同期比97.5%増となり、通期予想は従来の12.6億円から15.1億円、前期比2.1倍の水準にまで上方修正している。中央省庁向け超大型案件を含めて、受注が前年同期比95.8%増と大幅に拡大しているもよう。第1四半期は同47.5%減と大幅減益であったため、急速な収益拡大にポジティブなサプライズが強まる。 <ST> 2025/08/14 11:17 みんかぶニュース 為替・FX 債券:先物、前場終値は前営業日比11銭安の138円25銭  債券市場で、先物9月限の前場終値は前営業日比11銭安の138円25銭だった。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:17 注目トピックス 日本株 日本創発G---ストップ高買い気配、特別配当実施で利回り妙味が膨らむ *11:16JST 日本創発G---ストップ高買い気配、特別配当実施で利回り妙味が膨らむ 日本創発G<7814>はストップ高買い気配。上場10周年、並びに特別利益の計上を背景として、特別配当を実施すると発表している。同社は年4回の四半期配当を実施しているが、第3四半期末、期末の配当金をそれぞれ、3.5円予想から26.5円に引き下げている。これにより、年間配当金は特別配当金46円を含む60円に引き上げ。従来計画は14円、前期実績は13円であった。これに伴い前日終値ベースでの配当利回りは11.0%の水準となる。 <ST> 2025/08/14 11:16 みんかぶニュース 市況・概況 ◎午前11時現在の値上がり値下がり銘柄数  午前11時現在の東証プライム市場の値上がり銘柄数は380、値下がり銘柄数は1170、変わらずは68銘柄だった。業種別では33業種中6業種が上昇。値上がり上位に石油・石炭、電気・ガス、銀行、証券・商品など。値下がりで目立つのは機械、その他製品、電気機器など。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:15 みんかぶニュース 個別・材料 ブルーミームがS高カイ気配、第1四半期決算受け通期業績予想の上方修正へ期待高まる  BlueMeme<4069.T>がストップ高の1720円でカイ気配となっている。13日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高9億100万円(前年同期比74.5%増)、営業利益1億600万円(前年同期4100万円の赤字)、最終利益6900万円(同4900万円の赤字)となり、大幅黒字転換したことが好感されている。  「OutSystems」を中心としたローコードプラットフォームを活用したコンサルティング及び受託開発の提供が引き続き順調に拡大するなか、前期に苦戦した開発サービスの販売戦略見直しが大幅増収につながった。また、大型ライセンス契約の受注も利益の押し上げに寄与した。  なお、26年3月期通期業績予想は、売上高33億円(前期比40.5%増)、営業利益1億5000万円(同4.8倍)、最終利益1億円(前期1700万円の赤字)の従来見通しを据え置いているが、会社側では「現在進行中の商談状況をふまえて、通期予想を大きく上回る公算が高くなったタイミングで上方修正を行う予定」としている。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:14 みんかぶニュース 個別・材料 アジア航が逆行高で新値街道走る、下水道インフラなど国土強靱化で活躍期待  アジア航測<9233.T>が全般リスクオフ相場に抗して続伸、一時45円高の1280円まで上値を伸ばし、連日の年初来高値更新となった。航空機による空間情報の測量で実績が高く、情報の収集・解析からコンサルティングまでワンストップでサービスを展開する。ドローンを使った3D空間情報サービスも展開しており、ドローン関連の一角としても存在感を示す。官公庁向け案件に強く、売上高の7割を官公庁関連で占めており、国土強靱化の国策推進は同社の商機につながりやすい。特に最近は上下水道のインフラ分野に傾注の構えをみせており、7月中旬には上下水道設計・管理会社であるエフウォーターマネジメント(滋賀県大津市)を傘下に収め業容拡大への布石を打っている。 出所:MINKABU PRESS 2025/08/14 11:09 注目トピックス 日本株 データアプリ Research Memo(8):配当はDOE3.5%目安で下限額25.00円、株主優待制度を継続 *11:08JST データアプリ Research Memo(8):配当はDOE3.5%目安で下限額25.00円、株主優待制度を継続 ■データ・アプリケーション<3848>の成長戦略2. 株主還元策同社は株主還元の基本方針として、財務体質の強化と長期的な企業価値の向上を踏まえ、年間25.00円を配当下限額として、DOE3.5%を目途に長期的・安定的な配当の維持を目指す。この基本方針に基づいて、2025年3月期の配当は前期比1.00円増配の26.00円(期末一括)とした。配当性向は59.9%、DOEは3.5%となる。また2026年3月期の配当予想は2025年3月期と同額の26.00円(期末一括)としている。また2023年1月より導入した株主優待制度(2025年1月14日付で株主優待制度拡充を発表)を継続する。毎年3月末現在の1単元(100株)以上保有株主を対象に、保有期間及び保有株式数に応じて、同社株主限定の特設ウェブサイト「データ・アプリケーション・プレミアム優待倶楽部」で商品と交換できる株主優待ポイントを贈呈する。サステナビリティ経営を強化3. サステナビリティ経営サステナビリティ経営については、2023年5月にサステナビリティ基本方針を策定するとともに、SDGs推進委員会を中心に、サービスを通じた環境負荷の軽減、社会課題解決に向けた新分野での技術革新、DE&I(Diversity、Equity、Inclusion)の推進、多様な働き方の推進など8つの重要課題(マテリアリティ)を特定して取り組みを強化している。そして2024年4月にはマテリアリティへの取り組み指標となるKPI(重要指標)を策定、2024年9月には「データ・アプリケーショングループ人権方針」を策定した。同社は、ソフトウェアの提供により社会の利便性や生産性の向上に寄与することを目的に事業活動を行っていることから、社員一人ひとりがお客さまや社会課題に向き合い、持続可能な社会の実現に貢献することで、ビジョンとして掲げる「データと一緒にワクワクする未来へ!」を実現していくとしている。今後はKPIを継続的にモニタリングし、マテリアリティへの取り組みの進捗状況を確認するとともに、同社Webサイトにおいて進捗状況の開示を行う。4社連携によるグループシナジー創出の進捗状況に注目4. 弊社の視点同社は収益安定性向上のため、大型案件によって変動するパッケージ売り切りからサブスクリプション型へのシフトを戦略的に推進している。現在は売り切り型からサブスクリプション型への移行期間のため、サブスクリプションの売上高構成比が約3割にとどまり、全体の収益はパッケージ売上の大型案件によって変動する傾向があるものの、中長期的にはサブスクリプションの売上高構成比が一段と上昇することにより、安定的な収益拡大が期待できるだろうと弊社では考えている。また同社はM&Aによってグループ4社体制となり、新中期経営計画ではグループ4社連携により「ACMS Cloud」をベースにAIも活用した次世代データプラットフォーム構築を目指す方針を打ち出した。M&A効果の本格的な発現は2027年3月期以降と考えられるが、同社を取り巻く事業環境は良好であり、M&A効果によって同社の成長が加速する可能性も期待される。したがってサブスクリプション型への戦略的シフトの進捗状況に加え、グループ4社連携によるグループシナジー創出の進捗状況に注目したいと弊社では考えている。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展) <HN> 2025/08/14 11:08 注目トピックス 日本株 データアプリ Research Memo(7):グループ4社連携により次世代データプラットフォーム構築を目指す *11:07JST データアプリ Research Memo(7):グループ4社連携により次世代データプラットフォーム構築を目指す ■データ・アプリケーション<3848>の成長戦略1. 新中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)同社はM&Aによってグループ4社体制となったことに伴い、2025年5月に新中期経営計画(2026年3月期~2028年3月期)を策定し、新たな計数計画を最終年度2028年3月期売上高60億円、EBITDA10億円とした。ビジョンに「個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現する」を掲げ、グループ4社連携により「ACMS Cloud」をベースにAIも活用して障害検知を含む高度な分析が可能になる次世代データプラットフォーム構築を目指す。事業戦略については前中期経営計画から変更はなく、DIGITAL WORKの実現と同社グループの企業成長を両立すべく、事業戦略の三本の柱として事業領域の拡大・開拓、収益安定性の向上、人的資本経営の推進を掲げている。事業領域の拡大・開拓ではデータ連携市場のさらなる拡大、AIによるデータ利活用事業の展開、SI・インフラソリューションの拡大、SaaS市場への展開を推進する。なお同社グループのフラッグシップ・ソリューションとして「ACMS Cloud」を2026年3月期より市場投入する。収益安定性の向上では、安定的な売上伸長の実現に向けて全ライセンスのサブスクリプション化、サービス型ビジネスの拡充を推進するほか、グループ全体でのAI活用による業務効率の向上、グループ全体でのリソースやコストの最適化を推進する。人的資本経営については優秀な人財の獲得と育成の強化、ウェルビーイング、グループ内での人財の柔軟な活用を推進する。また財務方針・株主還元についても前中期経営計画から変更はなく、資本コストや株価を意識しつつ2028年3月期ROE15%以上を目標とする。ROEについては、現在のROE水準は資本コスト(3~5%)を上回っているものの、過去水準との比較で見劣りしているとの認識に基づき、収益性の向上とバランス使途の効率化により過去水準と同等のROEの実現を目指す。株主還元については年間25.00円を配当下限額として、DOE3.5%を目途に長期的・安定的な配当の維持を目指す。また株主優待制度を継続する。キャピタルアロケーション方針としては、2025年3月期末の現金及び預金38億円、中期経営計画期間の営業キャッシュ・フロー見込み15億円を原資として、運転資金(人件費・家賃等)に年間20億円程度、配当金(DOE3.5%目安)に5億円程度、M&Aまたは自己株式取得に10~20億円程度、成長投資(戦略投資)に5~10億円程度を配分する。(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展) <HN> 2025/08/14 11:07

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