注目トピックス 経済総合ニュース一覧
注目トピックス 経済総合
欧米の注目経済指標:米政策金利は長期間据え置きとなる可能性
*14:13JST 欧米の注目経済指標:米政策金利は長期間据え置きとなる可能性
4月29日-5月10日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■4月30日(火)午後6時発表予定○(欧)4月ユーロ圏消費者物価コア指数-予想は前年比+2.7%。参考となる3月実績は前年比+2.9%。サービス価格などの上昇率は鈍化しており、需要は特に減少していないものの、インフレ率はさらに鈍化する見込み。■4月30日(火)午後6時発表予定○(欧)1-3月期域内総生産速報値-予想は前年比+0.2%欧州委員会によると今年1-3月期の成長見通しについて、インフレ率の低下、実質賃金の上昇、堅調な労働市場が消費の回復を支え、経済活動は徐々に加速すると予想しており、プラス成長となる見込み。■5月1日(水)日本時間2日午前3時発表予定○(米)連邦公開市場委員会員会(FOMC)の結果発表-予想は政策金利の据え置き最新の地区連銀経済報告によると、企業のコスト転嫁がさらに難しくなったもよう。物価について上昇は平均して小幅だったと報告されている。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2%の物価目標達成について「予想よりも時間がかかる可能性が高い」と述べており、利下げ開始は9月以降となる見通し。■5月3日(金)午後9時30分発表予定○(米)4月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+24.6万人、失業率は3.8%直近数カ月における雇用者数の伸びの大半は教育・医療サービス業、建設業、政府部門。雇用増は広範囲に及んでいないため、非農業部門雇用者数の伸びは3月実績を下回る見込み。失業率は横ばいとなる可能性が高い。○その他の主な経済指標の発表予定・4月30日(火):(日)3月失業率、(中)4月財新製造業PMI、(米)4月消費者信頼感指数・5月1日(水):(米)4月ISM製造業景況指数・5月2日(木):(米)3月貿易収支・5月3日(金):(米)4月ISM非製造業景況指数・5月7日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表・5月9日(木):(中)4月貿易収支、(英)英中央銀行政策金利発表・5月10日(金):(英)1-3月期国内総生産、(米)5月ミシガン大学消費者信頼感指数
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2024/04/27 14:13
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米インフレ再燃を警戒、3月PCE価格指数で動向見極め
*07:41JST NYの視点:米インフレ再燃を警戒、3月PCE価格指数で動向見極め
米商務省が発表した1-3月期国内総生産(GDP)速報値は前期比年率+1.6%となった。伸びは10-12月期+3.4%から予想以上に鈍化し、マイナス成長を記録した22年4-6月期以降で最低となった。消費の弱さが指数を押し下げた。同期個人消費速報値は前期比年率+2.5%。10-12月期+3.3%から伸びが予想以上に鈍化し昨年4-6月期以降で最低。一方で、同期コア価格指数は前期比+3.7%と、前期+2.0%から予想以上に伸びが拡大し昨年4-6月期以降で最大となった。結果を受けて、一部ではスタグフレーション懸念も浮上した。1-3月期価格指数の予想以上の拡大を受けて26日に発表される3月PCEコア価格指数でインフレ再燃が示される可能性が警戒されている。市場エコノミストは、前年比で+2.7%と、2月の+2.8%から伸びが鈍化し、インフレの減速基調がぺースが遅いながら維持されると見ている。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は1月の強いインフレを受け、季節的要因が大きいと指摘し、インフレの鈍化基調に変わりはないと言及していたが、最近の指標でも改善が見られず、インフレで目標2%達成を巡り一段と確信するにはさらなる時間を要する可能性があるとの慎重姿勢に転じた。ほとんどのFRBの金融政策当局者は現時点で強いインフレが目標達成までの荒い道のりの一環であるのか、それ以上の意味があるかどうか不明確としている。PCEコア価格指数では1月、2月の下方修正が見られるか、または、3月の結果で、1月、2月のインフレの改善停滞が季節的要因であるかどうかをさらに明確化していく。
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2024/04/26 07:41
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金は調整安後の保ち合いに移行か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:21JST 金は調整安後の保ち合いに移行か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『金は調整安後の保ち合いに移行か』と述べています。続いて、『先週末19日にイスラエルがイランに報復攻撃を行ったことで地政学リスクが高まり、金相場は、内外で高値を更新した。NY金は2413.8ドルで週を終え、終値としては初めて2400ドル乗せとなった。OSE金は、1万1983円まで上昇し、最高値を更新した』と伝えています。その後、『状況の把握が進むにつれて、今回の攻撃が限定的であることが判明し、イランも当面再報復の意向がないと伝わると、地政学リスクは急速に萎んでいった』と言及しています。そして、『週明け22日は、中東地域での紛争拡大懸念が後退したことで売りがかさみ、3営業日ぶりに反落した。前週末比67.40ドル安の2346.40ドル、23日は前日比4.30ドル2342.10ドルと2日連続の下落となった』と伝え、『ただ、イスラエルはパレスチナ自治区ガザの南部ラファへの軍事侵攻をなお計画中とされ、情勢の不透明感から下値も堅かった』と解説しています。次に、『今週は25日に発表の米1~3月期実質GDP(速報値)、26日にはFRBがインフレ指標として重視する3月の個人消費支出(PCEデフレーター)が発表される。大きな減速は見込まれていない。このため、FRBによる利下げ観測はさらに後ずれする可能性がある。来週1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利は据え置き予想だが、今後の利下げについてどのような示唆があるか、またパウエル議長が金融情勢についてどう発言するか注目される』と述べています。こうしたことから、陳さんは、NY金について、『地政学リスクや中国等新興国の買いが下値を支える一方、「タカ派」に傾むきつつあるFRBの姿勢を見ながら、保ち合いで推移しよう』と考察しています。NY金の今週のレンジについては、『2300~2400ドル』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月24日付「金は調整安後の保ち合いに移行か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/25 17:21
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NYの視点:米1-3月期GDPで引き続き堅調なペースでの成長確認か
*07:38JST NYの視点:米1-3月期GDPで引き続き堅調なペースでの成長確認か
米商務省が発表した3月耐久財受注速報値は前月比+2.6%となった。伸びは2月+0.7%から拡大し、昨年11月来で最大。変動の激しい民間航空機の受注が3月に31%増と、前月のおおよそ2倍に増加したほか軍事関連の需要が強く指数を押し上げた。変動の激しい輸送用機器を除いた耐久財受注速報値は前月比+0.2%と、伸びは予想を上回り昨年11月来で最大となった。企業の設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は+0.2%。前月分は+0.7%から+0.4%へ下方修正されるなど、高インフレが続き企業の設備投資への慎重な姿勢が維持されている証拠となった。同時に、2カ月連続でプラスを維持。需要が安定した証拠ともなる。国内総生産(GDP)算出に使用される同月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.2%。2月-0.6%からプラスに改善。1-3カ月成長にプラス寄与した証拠となった。アトランタ連銀の1-3月期GDP見通しは2.7%と2.9%から下方修正された。民間投資の伸びが3.3%と、3.5%から、国内投資の伸びが3.5%と、3.7%からそれぞれ下方修正された。商務省が25日に発表する1-3月期GDP速報値は前期比+2.5%と、前期の+3.4%から伸びが鈍化する見通し。だが、引き続き堅調な成長ペースを維持する見込みで緩やかな利下げ見通しを後押しすると見る。
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2024/04/25 07:38
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メキシコペソ円今週の予想(4月22日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:23JST メキシコペソ円今週の予想(4月22日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、メキシコペソ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『メキシコペソ円は、日墨の金利差を背景に押し目買いが継続し、急落の後の値固め局面となろう』と述べています。続けて、『先週末の東京時間に、イランの首都南部やシリア、イラクで同時多発的に爆発音が複数観測されたとの報道が流れ、イスラエルによる報復が開始されたと観測された。イランの核関連の事施施設が攻撃を受けた可能性もあるとの見方から、市場は一気にリスクオフに転じ、有事のドル買い、円買いが起こり、その影響でメキシコペソ円は9.0円から一気に8.38円まで、およそ1.2%も急落した』と伝えています。ただ、『その後の報道で、米政府高官から「イスラエルがイランの核施設を標的にしていないことを確認」「イランの核施設は無傷のまま」との発言があり、イラン国営通信も、イスファハン州にある複数の核施設は被害を受けていないと報道した。イラン側もイスラエルの攻撃はたいしたことはないとして、報復措置に関しては自制する姿勢を見せた。急速にリスクオフモードは後退し、ペソも買い戻され、9円に戻して週を終えた』と言及しています。次に、『メキシコ中央銀行は3月21日の会合で政策金利を0.25%引き下げて11.00%に決定したが、中銀副総裁はこれが利下げサイクルの始まりでないと述べている』とし、『3月のメキシコ消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.42%上昇と伸び率は2月の4.40%をわずかに上回ったものの、予想(4.50%)は下回った。インフレの減速スピードは緩く、積極的に利下げする状況にはないようだ。19日には改めて、政策金利が予想より長期間、現行水準に維持される公算が大きいという認識が示された。他の中銀当局者も根強いインフレには依然として慎重な金融政策が必要と発言した』と伝えています。こうしたことから、陳さんは、メキシコペソ円の今週のレンジについては、『9.00円~9.40円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月23日付「メキシコペソ円今週の予想(4月22日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/24 17:23
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NYの視点:米4月PMI冴えず、弱い雇用が要因、利下げ観測が再燃
*07:41JST NYの視点:米4月PMI冴えず、弱い雇用が要因、利下げ観測が再燃
S&Pが発表した米4月製造業PMI速報値は49.9と、3月51.9から上昇予想に反して活動の拡大と縮小の境目となる50を割り込み昨年12月来の50割れと活動の縮小を示した。同月サービス業PMI速報値は50.9と、3月51.7から改善予想に反し悪化し昨年11月来で最低となった。活動の拡大となる50はかろうじて15カ月連続で維持。同月総合PMI速報値は50.9と、3月52.1から予想以上に低下し、昨年12月来の低水準となった。やはり15カ月連続で50を上回り活動の拡大域を維持した。雇用は3.2ポイント低下し48と、2020年以来の50割れで活動縮小圏入り。S&Pのチーフエコノミストは声明で、「第2四半期初旬の経済活動は勢いを失った。4月の新規ビジネスは過去6か月間で、初めて減少。企業の先行き見通しも5カ月ぶりの低水準と懸念が目立つ」と、指摘した。企業はコロナによる封鎖時期を除いて世界金融危機以来のペースで雇用削減に踏み切っていることが明らかになり、利下げ観測も再燃した。同時に、3月の新築住宅販売件数は前月比+8.8%の69.3万戸と、2月63.7万戸から予想以上に増加し昨年9月来で最高。新築住宅は住宅市場の中で占める割合は小さいものの契約時点での統計となるため住宅市場の先行指標とされる。住宅市場は依然底堅く、住宅インフレが下げ渋る可能性は警戒となる。
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2024/04/24 07:41
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NYの視点:米3月シカゴ連銀全米活動指数も景気改善を証明、今週はGDPに注目
*07:39JST NYの視点:米3月シカゴ連銀全米活動指数も景気改善を証明、今週はGDPに注目
米3月シカゴ連銀全米活動指数は0.15と、予想以上に改善し昨年11月来で最高となり、好調な経済活動が証明された。2カ月連続のプラスと潜在的水準を上回った。生産関連は+0.11プラスに寄与。2月の+0.13から低下。■米3月シカゴ連銀全米活動指数:0.15(0.09)今週はFRBがインフレ指標として最も重要視している3月のPCEコア価格指数や1-3月期国内総生産(GDP)が発表予定。市場予想は前年比+2.7%と、2月の+2.8%から伸び鈍化が想定されている。GDPは前期比+2.5%と、前年10-12月期の+3.4%から伸び鈍化が予想されており、想定通りとなると利下げ観測が再燃し、ドルの上値を抑制する可能性もある。
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2024/04/23 07:39
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NYの視点:【今週の注目イベント】日銀、米Q1GDP速報値・コアPCE価格指数など
*07:38JST NYの視点:【今週の注目イベント】日銀、米Q1GDP速報値・コアPCE価格指数など
今週は日銀が金融政策決定会合を予定しており注目となる。日銀は3月の会合で、マイナス金利を解除後、現状維持が予想されている。東京CPIも発表予定で、今後の政策を判断するうえで注目材料となる。日本のコアCPIは24カ月連続で日銀が掲げる物価目標の2%以上で推移、金融政策決定会合では経済・物価情勢の展望が示されるが、見通しリスクバランスの判断に注目される。また、もし、円安でインフレ脅威が強まると、植田総裁が利上げを示唆する可能性もある。また、米国では1-3月期国内総生産(GDP)速報値や連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視しているコアPCE価格指数、4月ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率に注目が集まる。1-3月期GDP速報値は+2.3%と、前四半期の+3.4%から伸び鈍化する見込み。また、3月コアPCEは前期比で+2.7%へ、+2.8%から伸び鈍化継続が予想されている。もし、想定通り、伸びが鈍化した場合、ドル買いが後退。一方で、予想を上回る伸びとなった場合は、年内の利下げ観測がさらに後退し、ドル買いに拍車をかける。パウエル議長やウィリアムズ米NY連銀総裁など、今まで年内の利下げの可能性に言及してきたが、最近の指標がインフレが2%目標達成に向けた進展が滞っているとし、利下げを可能とする2%目標達成を一段と確信するには時間がかかるとの見方に転じつつある。一方で、FRBよりも早く、欧州中央銀行(ECB)や英中銀当局者は6月の利下げを確信しつつあることも、ドル買い支援材料となる。また、イランがイスラエル攻撃を受けて、被害はないと言及したためいったん緊張は緩和しつつあるが、引き続き中東情勢の緊張がリスクとなる。■今週の主な注目イベント●米国23日:製造業・サービス業PMI、3月新築住宅販売、4月リッチモンド連銀製造業指数24日:耐久財受注25日:1-3月期GDP速報値、卸売り在庫、新規失業保険申請件数、3月中古住宅販売仮契約26日:3月個人所得・支出、コアPCE価格指数、4月ミシガン大消費者信頼感指数●欧州22日:ユーロ圏消費者信頼感、ラガルドECB総裁講演23日:ユーロ圏製造業・サービスPMI24日:独IFOビジネス環境26日:個人消費支出、ミシガン大消費者信頼感●日本23日:じぶん銀製造業PMI26日:日銀金融政策決定会合、東京CPI、インフレ、GDP見通し●英23日:製造業PMI、ピル英中銀チーフエコノミスト講演
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2024/04/22 07:38
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国内外の注目経済指標:日銀金融政策は現状維持か
*14:40JST 国内外の注目経済指標:日銀金融政策は現状維持か
4月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■23日(火)午後5時発表予定○(欧)4月ユーロ圏製造業PMI -予想は46.6参考となる3月実績は46.1。需要の減少が続いたことが要因。ただ、生産指数は改善しており、4月もこの状態が続いている可能性があることから、全体的には3月実績を多少上回る可能性がある。■23日(火)午後10時45分発表予定○(米)4月サービス業PMI -3月実績は51.73月については雇用がやや低調だった。4月については支出と投入価格がまずまず順調に推移するとみられており、3月実績を上回る可能性がある。■25日(木)午後9時30分発表予定○(米)1-3月期国内総生産速報値-予想は前期比年率+2.0%アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDP Now」の4月16日時点での試算によると前期比年率+2.9%。3月小売売上高やISM製造業景況指数がまずまず好調だったことを考慮すると、前期比年率+2%超となる可能性がある。■26日(金)決定会合の終了予定時刻は未定○(日)日本銀行金融政策決定会合-予想は金融政策の現状維持日銀植田総裁は参院財政金融委員会で「基調的な物価の上昇率が上がる中で緩和の度合いの縮小も考えないといけない」と述べた。ただし、基調的な物価上昇率は2%を下回っており、緩和的な金融状態がしばらく維持される見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・23日(火):(欧)4月ユーロ圏総合PMI、(米)4月製造業PMI・24日(水):(豪)3月消費者物価指数、(米)3月耐久財受注・26日(金):(米)3月コアPCE価格指数
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2024/04/20 14:40
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プラチナは調整場面か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:10JST プラチナは調整場面か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『プラチナは調整場面か』と述べています。続けて、『先週のNYプラチナは、中東の地政学リスクの高まりから金相場が最高値を更新する中を連れ高となり、12日には今年1月3日以来の1000ドルに上昇して週を終えた』と伝え、『米CBSニュースは12日、複数の米当局者の話として、イランが同日中にも在シリア・イラン大使館空爆に対する報復措置に踏み切る恐れがあると報道した。これを受けてリスク回避姿勢が強まり、安全資産である金が大幅上昇となった』と説明しています。また、『イランは13日夜から14日未明(日本時間14日未明から同日朝)にかけ、在シリア大使館空爆への報復として、無人機やミサイルでイスラエルへの大規模攻撃に踏み切った。イスラエルの報復が懸念され、週明け15日以降もリスク回避モードが続いているが、世界各国がイスラエルやイランに自制を求めていることで、戦火の拡大は今のところ回避されている。米国がイスラエルに参戦せずと明言したことも大きな要因だろう』と伝えています。一方で、『週明け15日以降は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しの後退による米金利上昇、ドル高を受けてプラチナ相場は下落に転じている』と言及しています。また、『16日には、パウエルFRB議長がパネル討論で、最近の米雇用や物価関連の統計を受け、インフレ鈍化があまり進んでいないと指摘し、現行の政策金利を当面維持する方針を示唆した。金融引き締め局面が長期化すれば、利回りを生まない貴金属には重石となる』と分析しています。さらに、『プラチナの最大消費国である中国の景気は回復傾向にあるが、まだ一部で弱さもあり、プラチナ相場の支援要因には力不足のようだ』と述べています。こうしたことから、陳さんは、『プラチナ相場は上値が重く、調整場面となりそうだ』と考察しています。NYプラチナの今週のレンジについては、『930~1000ドル』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月18日付「プラチナは調整場面か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/19 17:10
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NYの視点:米、根強いインフレの兆候、利下げの環境整わず
*07:45JST NYの視点:米、根強いインフレの兆候、利下げの環境整わず
連邦準備制度理事会(FRB)が開催した3月連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された19人の政策当局者によるドットプロットでは、1月、2月の強いインフレにもかかわらず12月FOMC時点と同様に平均で年3回の利下げ予想が維持された。しかし、FRBの年内の利下げ見通しが後退しつつある可能性がでてきた。パウエル議長が昨年のインフレの大幅鈍化を過剰に見込まないよう注意を促したほか、データがインフレの目標2%達成への軌道を確認できず一層の時間を要する可能性を警告した。FOMCで議長や副議長と同様に影響力のあるNY連銀のウィリアムズ総裁はどこかで利下げするとの見通しを維持したものの、利下げの緊急性を感じておらず、また、利上げは自分の基本シナリオではないが、データが正当化したら、可能性があると排除しなかった。また、本年のFOMCの投票権を有しているボスティック米アトランタ連銀総裁も年末までに利下げできる状況にはならないだろう、と慎重な姿勢を見せている。商品価格の平均をあらわした指標CRB指数は、昨年12月の260付近から298まで再び上昇基調にあり、22年8月来の高水準で、根強いインフレが示唆される。最新の先週分新規失業保険申請件数(13日)は21.2万件と、前回から増加予想に反し横ばいとなり、労働市場の底堅さが再表明された。米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は15.5と、3月3.2から低下予想に反して上昇し、22年4月来で最高となった。重要項目の新規受注は12.2と、3月の5.4から上昇。仕入れ価格は23.0と、前月の3.7から大幅上昇し、12月来の高水準に達した。販売価格は5.5と、4.6から上昇しておりインフレ上昇を示唆するなど、利下げの環境にはまだほど遠い状況となっている。■米4月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:15.5(3.2)仕入れ価格:23.0(3.7)販売価格:5.5(4.6)新規受注:12.2(5.4)雇用者数:-10.7(-9.6)週平均就業時間:-18.7(-0.2)6か月先景況指数:34.3(38.6)仕入れ価格:54.5 (38.0)販売価格:34.4(37.1)新規受注:42.8(49.9)雇用者数:12.8(5.8)週平均就業時間:17.3(-0.6)
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2024/04/19 07:45
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トルコリラ円今週の予想(4月15日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ)
*17:24JST トルコリラ円今週の予想(4月15日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『保ち合いの値固めが続きそうだ』と述べています。続けて、『先週は、トルコが砂糖祭で大型連休入りする中、3月米消費者物価指数(CPI)が強い結果だったことでドルが上昇する中、リラには売りが強まった。しかし、トルコ2月鉱工業生産が市場予想を大幅に上回る強い結果だったこともあり、週末は引き戻した』と伝えています。陳さんは、『トルコ経済には回復期待が出ている上にトルコ中銀が3月の会合で政策金利を45.0%から50.0%へ引き上げたことで、市場はトルコ中銀の政策を評価している。3月のトルコCPIの伸びが加速していたことを考えると、次回4月25日の会合でも追加利上げするとの予想があり、リラは下げにくくなっているようだ』と考察しています。一方で、『先週末に起きたイランのイスラエルへのミサイル攻撃は中東地域の地政学リスクを連想させるため、リラの上値は重くなりそうだ』と言及しています。トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.50円~4.95円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月16日付「トルコリラ円今週の予想(4月15日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/18 17:24
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ドル円今週の予想(4月15日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:21JST ドル円今週の予想(4月15日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、今週のドル円について『政府・日銀の介入が警戒される中、中東の地政学リスクを背景に突発的な動きも予想される』と述べています。続けて、『先週発表された3月消費者物価指数(CPI)で根強いインフレ圧力が示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが後退している。15日のCMEのFEDWATCHによると、最初の利下げは9月まで後ずれし、年2回の利下げが見込まれている。3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では「0.25%ずつ年3回」が見込まれていた。そのため、米長期金利は4.5%に上昇し、ドル買い・円売りが強まっている』と伝えています。一方で、『節目の152円をあっさり上抜けて153円後半まで円安が進行しているため、政府・日銀の介入も警戒されている。ただ、先週末にイランがイスラエルにミサイル攻撃したため、地政学リスクも高まっており、このような状況下で、介入に踏み切るのも難しいのではないか』と述べ、『イスラエルがイランに更なる報復攻撃を行えば、リスクオフのドル買いと円買いが同時に起こると思われ、ドル円相場の上昇基調に変化はないだろう。逆に、イスラエルが報復を断念すれば、リスクオンとなってドル買い・円売り基調が続くだろう』と言及しています。陳さんは、『今週は中東情勢を巡って神経質な展開が続きそうだが、基本的なドル高・円安基調は続くだろう。地政学リスクが高い中、政府・日銀も介入しにくいだろう』と考察しています。次に、『今週は15日に3月米小売売上高、19日に本邦3月消費者物価指数(CPI)が発表される。米国の利下げや日本の利上げ見通しに変化が生じるか注目される。また、複数の米当局者発言も予定されている』と伝え、『米3月小売売上高が堅調な結果を示す場合や、米当局者よりタカ派的な発言が相次ぐ場合、日米の金利差拡大見通しから、ドル円は一段高へ押し上げられる可能性が高い。ただし、政府・日銀による介入警戒感もより強まるため、上昇は緩やかになりそうだ』と述べています。ドル円の今週のレンジについては、『150.00円~155.00円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月16日付「ドル円今週の予想(4月15日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/18 17:21
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NYの視点:ベージュブック、根強いインフレで5月FOMCでの政策金利据え置き後押し
*07:42JST NYの視点:ベージュブック、根強いインフレで5月FOMCでの政策金利据え置き後押し
米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では全米地区の経済活動がわずかに拡大したことが明らかになった。2月末に比べ12地区のうち10地区がわずか、または、緩やかな成長を報告。見通しでは注意深く楽観的となった。経済の7割を示す消費も全般的に小幅な上昇となった。ただ、地域や項目により強弱まちまち。物価高で、裁量的支出が弱まっており、今後消費が緩む可能性もある。また、企業がコスト高を商品価格に転嫁することが非常に困難となっていることも明らかになった。■地区連銀経済報告(ベージュブック)(4月分)経済活動:12地区のうち10地区がわずか、または、緩やかな成長消費:全般的に小幅な上昇見通し:注意深く楽観的物価:全般的に前回と同様に緩やかな伸びが継続インフレ期待:堅調。製造業では短期的に上方リスクを指摘燃料価格:6地区が緩やかな上昇を報告。セクターの上方圧力を示唆雇用:わずかなペースで拡大インフレが依然くすぶっていることが示唆され、次回4月30日から5月1日にかけて開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きを後押しする内容となった。
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2024/04/18 07:42
注目トピックス 経済総合
NYの視点:IMFは米経済の強さ指摘、債務膨張でインフレ進展抑制も、FRBの利下げ他中銀に遅れをとる可能性も
*07:36JST NYの視点:IMFは米経済の強さ指摘、債務膨張でインフレ進展抑制も、FRBの利下げ他中銀に遅れをとる可能性も
国際通貨基金(IMF)は24年の世界経済の成長見通しを0.1ポイント上方修正し3.2%とした。同時に、中期的な悲観的な見通しを警告した。米国経済の強さが上方修正につながった。IMFは24年の米国経済は+2.7%と、前回の+2.1%から0.6%ポイント上方修正。その他の諸国はユーロ圏+0.8%(+0.9%)、日本:+0.9%(+0.9%)、英:+0.5%(+0.6%)、中国:+4.6%(+4.6%)と前回からほぼ変わらず。同時に米国の支出や債務の膨張を警告した。パンデミック以降もバイデン政権が続けている支出が経済を押し上げているものの、債務の膨張が今後の課題となる。アトランタ連銀の第1四半期国内総生産(GDP)成長率見通しは2.9%と、従来の2.8%から上方修正された。債務の膨張はインフレ鈍化の進展を抑制する可能性がある。他国中銀に比べて連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを一段と遅させる可能性もある。FRBのパウエル議長は利下げに向けたインフレ進展の一段の確信を得るには想定以上に時間がかかる可能性に言及。必要とあれば現状の金利を長期にわたり維持する姿勢を示し、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)会見で示していた年内の利下げの可能性にも触れず、昨年のインフレ改善を過剰に楽観視すべきでないと慎重な姿勢に転換した。当面ドルを支援する可能性がある。
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2024/04/17 07:36
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米消費や住宅市場底堅く利下げ先送り観測強まる
*07:40JST NYの視点:米消費や住宅市場底堅く利下げ先送り観測強まる
米3月小売売上高は前月比+0.7%となった。伸びは予想を上回った。また、2月分も+0.9%と、速報の+0.6%から上方修正された。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車、建材、給油、食品を除いたコントロールグループは前月比+1.1%と、伸びは予想を上回り23年1月来で最大。米国経済の7割を占める消費が依然底堅いあらたな証拠となった。全米ホームビルダー協会が発表した米4月NAHB住宅市場指数も上昇基調は一服したものの米住宅建設会社のセンチメントが楽観的な見通しを示す50以上を2カ月連続で維持。住宅市場が堅調である証拠となった。アトランタ連銀の第1四半期国内総生産(GDP)成長見通しは2.8%と、従来の2.41%から上方修正された。経済の底堅さを示す結果を受けて、米短期金融市場では最初の利下げが9月に先送りされることを織り込んでおり、引き続きドル買いを支援する。
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2024/04/16 07:40
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】IMF・世銀会合、ベージュブック、米小売、中国GDPなど
*07:34JST NYの視点:【今週の注目イベント】IMF・世銀会合、ベージュブック、米小売、中国GDPなど
今週は国際通貨基金(IMF)・世銀会合が17-19日開催される。IMFは16日に世界経済成長見通しを発表する。ゲオルギエバ 専務理事はすでにインタビューで、特に強い米国経済がけん引し、世界経済の成長見通しを1月の見通しから上方修正することを明らかにした。理事は同時に早期の利下げに注意を促した。時期尚早の利下げは新たなインフレサプライズにつながりかねないと警告。連邦準備制度理事会(FRB)高官は強い消費者物価指数(CPI)の結果を受けて見通しを修正することはないが、不透明感が強まっており、利下げに一段と慎重な姿勢を見せており、利下げ先送り観測がドル買いを支援する可能性がある。FRBは17日に地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表する予定。結果は次回FOMCで金融政策決定するうえで材料になる。4月ミシガン大消費者信頼感指数ではガソリン価格の上昇が影響し、期待インフレ率が予想外に上昇するなど、インフレの高止まり懸念がくすぶり、利下げが先送りされる可能性が強まった。さらに、中東情勢にも引き続き注意が必要と見られる。■今週の主な注目イベント●IMF・世銀会合17-19日:16日世界経済見通し上方修正へ●米国15日:3月小売売上高、4月NY連銀製造業、2月企業在庫、4月NAHB住宅市場指数16日:3月住宅着工件数、建設許可件数、3月鉱工業生産、節義稼働率17日:ベージュブック、2月対米証券投資18日:週次新規失業保険申請件数、3月先行指数、3月中古住宅販売●中国16日:小売売上高、鉱工業生産、GDP●欧州15日:ユーロ圏鉱工業生産16日:独ZEW17日:ユーロ圏CPI●日本15日:機械受注17日:貿易収支19日:CPI●英16日:失業率17日:CPI
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2024/04/15 07:34
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:1-3月期の中国GDP成長率は前期実績を下回る見込み
*15:15JST 国内外の注目経済指標:1-3月期の中国GDP成長率は前期実績を下回る見込み
4月15日-19日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■15日(月)午後9時30分発表予定○(米)3月小売売上高-予想は前月比+0.4%参考となる2月実績は前月比+0.6%だったが1月実績は前月比-1.1%と下方修正されている。個人消費は力強さに欠けており、3月については小幅な伸びにとどまる見込み。■16日(火)午前11時発表予定○(中)1-3月期国内総生産(GDP)-予想は前年同期比+5.0%今年1-2月の鉱工業生産と小売売上高はまずまず順調だったが、不動産部門の低迷が続いている。民間部門の投資が大きく伸びる状況ではないため、1-3月期の経済成長率は昨年10-12月期を下回る見込み。■17日(水)午前8時50分発表予定○(日)3月貿易収支-予想は+2696億円参考となる3月上中旬の貿易収支は314億円程度の黒字。前年同期は7498億円程度の赤字だった。前年3月の貿易収支は最終的に7509億円程度の赤字だったが、今年3月は黒字となる可能性が高い。■19日(金)午前8時30分発表予定○(日)3月全国消費者物価コア指数-予想は前年同月比+2.7%参考となる2月実績は前年同月比+2.8%。3月についてはエネルギー価格の下落率は縮小すること、各種サービス価格は上昇していることから、上昇率は2月並みとなる可能性がある。○その他の主な経済指標の発表予定・15日(月):(米)4月NY連銀製造業景気指数・16日(火):(米)3月住宅着工件数、(米)3月鉱工業生産・17日(水):(英)3月消費者物価コア指数・18日(木):(米)3月中古住宅販売件数・19日(金):(英)3月小売売上高
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2024/04/13 15:15
注目トピックス 経済総合
NYの視点:FRB高官は利下げに慎重、ECBや英中銀は先に利下げ開始も
*07:45JST NYの視点:FRB高官は利下げに慎重、ECBや英中銀は先に利下げ開始も
米3月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.2%と、伸びは2月+0.6%から予想以上に鈍化し年初来で最低となった。前年比では+2.1%と、2月+1.6%から伸びが拡大し再び連邦準備制度理事会(FRB)の目標2%以上となり、11カ月ぶりで最大の伸び。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している個人消費支出(PCE)価格指数の構成にも含まれるヘルスケアなど一部カテゴリーでは鈍化が示されたため、債券売りを加速させたCPIに比べ警戒される内容ではなかった。26日発表のPCEでもFRBが特に重要視しているコア指数は+0.25%。前年比では+2.7%と、+2.8%から伸びが小幅鈍化し、物価上昇の鎮静化が示されると見られている。同時に、金融や保険サービスの根強いインフレには注意が喚起された。FRBの金融政策決定において、議長、副議長を同様に影響力のあるNY連銀のウィリアムズ総裁は、インフレは依然、2%目標達成には長い道のりとしたうえで、短期的に政策修正の必要はないと、利下げに慎重な姿勢を繰り返した。本年の連邦公開市場委員会(FOMC)の投票権を持つボストン連銀のコリンズ総裁は最近のデータが速やかな利下が必要になるとの懸念を緩和したとし、政策金利が想定されていたほど、引き締まっていない可能性を指摘。ただ、年後半には利下げ適切となると予想している。リッチモンド連銀のバーキン総裁も、インフレが鈍化するかどうか、見るために時間をかけることが賢明だと主張。FRB高官が利下げに慎重姿勢を示す一方、欧州中央銀行(ECB)はディスインフレが順調に進んでおり、FRBよりも早く、6月の利下げ開始も示唆。ラガルド総裁は少数派だが、本日の定例理事会でインフレが目標に向けて前進していることを確信したと利下げに傾斜していたことを明らかにしている。ドルやポンドに対して、ユーロは軟調に推移する可能性がある。■各国中銀の年内の市場利下げ予想FRB:1回英中銀:2回ECB:3回
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2024/04/12 07:45
注目トピックス 経済総合
プラチナは上昇相場へ転換 サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:22JST プラチナは上昇相場へ転換 サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『プラチナは上昇相場へ転換』と述べています。続けて、『米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが高まったことに加え、中東地域の地政学リスクの懸念も強まり、金相場が内外で最高値を更新しているが、プラチナも連れ高となり上値抵抗線を突破して大きく上昇する展開となった』と伝えていますそして、『NYプラチナは960ドルをブレイクして9日には一時1000ドルの大台に上昇した。1月3日以来およそ3カ月ぶりの高値。OSEプラチナは4500円をブレイクして9日には4799円と2015年1月以来およそ9年ぶりの高値をつけた』と解説しています。次に、『最大のプラチナ消費国である中国の景気が底入れしたとの見方が広がっていることもプラチナには強材料だろう。中国は、過去3年間でプラチナ需要全体の平均32%を消費していた』と言及しています。また、『プラチナは昨年から2年連続の供給不足が予想されている。プラチナの国際調査機関英ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)は3月に2024年の世界需給が2年連続で供給不足になるとの見通しを示した。2023年は87.8万トロイオンス(約27トン)の供給不足だったが、今年の不足は41.8万トロイオンス(約13トン)と見込まれている』と伝えています。こうしたことから、陳さんは、『プラチナには「水素エネルギー」、「環境銘柄」といったテーマがあり、投資需要が盛り上がる可能性は高い。長らく保ち合い相場が続いていたわけだが、ようやく需給を反映した強気相場に転換したといえよう』と考察しています。NYプラチナの今週のレンジについては、『950~1050ドル』と想定しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月10日付「プラチナは上昇相場へ転換」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/11 17:22
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米3月コアCPIは3カ月連続で予想上回る、ディスインフレ期待に反し
*07:45JST NYの視点:米3月コアCPIは3カ月連続で予想上回る、ディスインフレ期待に反し
米労働省が発表した3月消費者物価指数(CPI)、コアCPIは3カ月連続で予想を上回った。結果からディスインフレの勢い減速が明らかになっており、多くのエコノミストが利下げ開始時期の予想を先送りした。3月は季節的にディスインフレに有利となると見られており、実際、新車や中古車の価格下落を見込んで、インフレの鈍化期待が強まっていたため、結果はサプライズとなった。物のインフレは鈍化したものの、保険インフレが大幅上昇し全体指数を押し上げた。FRBが注視している住宅を除いたコアサービスインフレは+0.68%と、前月の+0.5%から加速。■CPI横目ガソリン価格:+1.7%(前月+3.8%)電気代:+0.9%(+0.3%)中古車:-1.1%(++0.5%)新車:-0.2%(-0.1%)自動車保険:+22.2%連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3月連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、1月の強いインフレ指標が季節的要因が影響しているとしたほか、インフレは引き続き目標に向けた改善の軌道上にあるとの見解を繰り返した。現状で強いCPIが目標達成までの荒い道のりの過程であるのか、それ以上の意味があるのかわからない、と指摘。改善ペースが停滞したとはいえ、物価上昇圧力緩和の基調であることには変わりはなく、FRBの次の行動が利下げである確率は現状で高い。今後は、議長の指摘通り、果たしてインフレが目標に向けた荒い展開の一部なのかどうかを引き続き探る展開となる。
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2024/04/11 07:45
注目トピックス 経済総合
南アフリカランド円今週の予想(4月8日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ)
*17:40JST 南アフリカランド円今週の予想(4月8日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『南アフリカランド円は、南アフリカ準備銀行(中央銀行)の利下げが遠のいたことで堅調に推移しそうだ』と述べています。続いて、『金やプラチナ価格が上昇していることも支援要因。2024年は今のところ、下値と上値がいずれも切り上がり、上昇基調で推移している。ただ、5月の総選挙に不透明感も強く、昨年11月の高値8.3円台越えは難しいだろう。南アフリカ経済の先行き不透明感も重石になろう』と伝えています。次に、『南アフリカ準備銀行は27日の会合で、政策金利を8.25%に据え置くことを決定した。全会一致だった』とし、『全体的に見てインフレ見通しに対するリスクが上方に偏っているとの見方を示した。金利据え置きは5会合連続。2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.6%上昇と、前月の5.3%から伸びが加速した。2カ月連続の加速となり、中銀が設定している目標範囲(3─6%)の上限に近づいた』と解説しています。また、『南ア中銀は声明で、総合インフレ率が目標レンジの中間点に達するのは2025年末とし、従来予想から後ずれさせた。その結果、政策金利の正常化開始時期も遅れる見通しが高まった』と言及しています。陳さんは、『インフレ率が上昇しているものの経済成長が鈍化していることから、ランドの上値は重いだろう』と考察しています。さらに、『5月29日に予定されている南アフリカの選挙では、与党南アフリカ民族会議の支持率が低下しているため、過半数を割り込むとの観測が強く、南アフリカの政局には不透明感が強いことも懸念要因』と述べています。南アフリカランド円の今週のレンジについては、『7.80円~8.10円』と予想しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月9日付「南アフリカランド円今週の予想(4月8日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/10 17:40
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米3月CPIやPPI、インフレ改善の停滞示唆を警戒
*07:40JST NYの視点:米3月CPIやPPI、インフレ改善の停滞示唆を警戒
米3月雇用統計は労働市場が引き続き強い証拠となったことから連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期の予想が7月またはそれ以降に先送りされつつある。今週はFRBが金融政策を決定するうえで重要となる消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)が発表される。3月CPIは総合で前月比で伸びの鈍化が予想されているものの、前年比では伸びが2カ月連続で拡大する見込みとなっている。FRBが特にインフレ指標として重要視しているコア指数は前年比で伸びが一段と鈍化し、21年4月来で最低に留まり、FRBの利下げを正当化する見通し。引き続き賃貸など住居コストの伸び鈍化が奏功すると見られている。また、中古車価格も下落する見通しでインフレ改善を支援する見通し。一方で、特にFRBが政策決定するうえでインフレ指標として注視しているPCE価格指数と関連性の強いPPIは総合、コアとも2月から伸びが拡大する見通しで、警戒される。ガソリン価格が引き続き上昇しており3月の総合指数は前年比で2月の+1.6%から+2.2%と、再び2%を上回り昨年4月来で最大に悪化すると予想されている。コアも+2.0%から+2.3%に伸びが拡大し昨年9月来で最大となる見込みで、インフレの目標達成の道のりが依然平たんではないことを再証明すると見られる。ドルも当面下げにくいと考えられる。
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2024/04/10 07:40
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米3月NY連銀消費者調査、長期期待インフレ低下はFRBの利下げを後押し
*07:38JST NYの視点:米3月NY連銀消費者調査、長期期待インフレ低下はFRBの利下げを後押し
年初来、強いインフレや雇用関連の指標を受けて、短期金融市場の連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ確率は大幅に低下しつつある。JPモルガンはFRBの利下げ開始時期の予想を従来の6月から7月に先送りした。年内に利下げがなくともサプライズとはならないとの見方も強まりつつある。NY連銀が発表した3月の消費者調査結果で、1年インフレ期待は3%と、3.04%から小幅低下もほぼかわらず。3年インフレ期待は2.9%と、2.71%から上昇。5年は2.62%と、2.89%から低下する、まちまちとなった。しかし、特にFRBが金融政策決定において注視している長期のインフレ期待が低下したため、インフレ長期化懸念が緩和し、ドル買いも一段落した。■米3月NY連銀消費者調査・米3月NY連銀1年インフレ期待:3%(3.04%)・米3月NY連銀3年インフレ期待:2.9%(2.71%)・米3月NY連銀5年インフレ期待:2.62%(2.89%)・来年のガソリン価格:+4.47%、食料品価格+5.08%、医療コスト+8.12%、教育コスト+6.54%、賃貸+8.74%消費者が予想している今後12カ月間に失業する確率は15.7%(前回14.5%)と、過去4年間で最高を記録した。また、今後3カ月間に債務で、最低額の支払い不能となる可能性を予想しているとの回答は12.9%まで上昇し、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年4月以降で最高に達した。長期期待インフレの低下や消費者の債務不履行上昇リスク、労働市場への警戒感は、FRBの利下げを後押しする結果となった。この結果が、今後、発表される指標に反映するかどうかに注目が集まる。
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2024/04/09 07:38
注目トピックス 経済総合
NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC議事要旨、ECB、米CPI、中国CPI、PPI
*07:38JST NYの視点:【今週の注目イベント】FOMC議事要旨、ECB、米CPI、中国CPI、PPI
今週は連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を予定しているほか、米国の重要インフレ指標である消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)に注目が集まる。さらに、欧州中央銀行(ECB)が定例理事会を予定しているほか、カナダ中銀も金融政策決定会合を予定している。年内の利下げの可能性を探る。一部欧州中央銀行(ECB)高官はECBがFRBよりも早く利下げに踏み切る可能性を指摘しており、利下げ観測が強まればユーロ売りに拍車がかかる。一方で、米国3月の雇用統計では失業率が4%を27カ月連続で下回るなど、労働市場の強さが継続していることが再表明され連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始時期予想も7月から9月に先送りされた。3月CPIはディスインフレ継続するものの緩やかなペースに停滞することが示唆される見通し。前年比では伸び拡大が予想されている。もし、予想を上回ると、利下げ先送り観測をさらに強めドル買い要因となる。■今週の主な注目イベント●米国10日:CPI、FOMC議事録11日:失業保険申請件数、PPI12日:ミシガン大消費者信頼感指数●中国11日:CPI、PPI●欧州11日:ECB定例理事会●日本10日:PPI
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2024/04/08 07:38
注目トピックス 経済総合
国内外の注目経済指標:3月米コアインフレ率は2月実績と差のない水準に
*14:47JST 国内外の注目経済指標:3月米コアインフレ率は2月実績と差のない水準に
4月8日-12日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。■8日(月)午前8時50分発表予定○(日)2月経常収支-予想は+30050億円参考となる1月実績は+4382億円。第一次所得収支の黒字額は2兆8516億円と高水準だったことが要因。貿易赤字幅の縮小も影響した。2月については第一次所得収支の黒字額は高水準を維持する見込みであること、貿易収支の改善が予想されることから、経常黒字額は1月実績を大幅に上回る見込み。■10日(水)午後9時30分発表予定○(米)3月消費者物価コア指数-予想は前年比+3.7%参考となる2月実績は前年比+3.8%。住居費の上昇率は鈍化したが、その他のサービス価格の上昇率は特に鈍化してないため、3月のコアインフレ率は2月実績と差のない水準となる可能性がある。■11日(木)午後9時15分発表予定○(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利発表-予想は政策金利の据え置き4月の理事会では取得されたデータを分析する作業が主体となる。市場は6月に利下げが開始されると想定しているが、ラガルド総裁の会見で6月利下げの有無は明らかにされる見込み。■12日(金)午後11時発表予定○(米)4月ミシガン大学消費者信頼感指数-予想は78.7参考となる3月実績は79.4で2021年7月以来の水準。4月については3月時点の期待指数が77.4であることから、3月実績を若干下回る可能性があるが、まずまずの水準を維持する見込み。○その他の主な経済指標の発表予定・8日(月):(独)2月鉱工業生産・10日(水):(NZ)NZ準備銀行政策金利発表、(加)カナダ中央銀行政策金利発表・11日(木):(米)3月生産者物価コア指数・12日(金):(中)3月貿易収支
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2024/04/06 14:47
注目トピックス 経済総合
金は高値目標値に近い?それとも上抜ける? サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:09JST 金は高値目標値に近い?それとも上抜ける? サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『金は高値目標値に近い?それとも上抜ける?』と述べています。続いて、『NY金は、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しと地政学リスクを背景に騰勢を強めた』とし、『3日は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が改めて年内の利下げ開始に言及したことを好感した買いに続伸し、2315.00ドルと、中心限月の清算値ベースとして5営業日連続で史上最高値を更新。初めて2300ドルの大台に乗せた』と伝えています。また、『パウエル議長はこの日の講演会で、インフレ動向について「時にはスムーズではないながらも、低下している」という見解を示し、経済動向が予想通りなら「今年のある時点での利下げ開始が適切と見込んでいる」と明言した。これを受けて、年内の利下げの可能性が改めて意識された』と述べています。また、『イスラエルがイランの在シリア大使館を攻撃したが、イランは報復を宣言、イスラエルとイランが戦争に突入するとの懸念が高まっている』と伝えています。一方で、『最高値を更新し続けているため弱材料に目がいかないが、3月の米ADP全米雇用報告が強い内容だったことやアトランタ地区連銀のボスティック総裁が利下げは年内1回のみとし、年末まで利下げ開始を先送りすべきだとタカ派姿勢を示したことには注意したい』と言及しています。陳さんは、『5日には3月米雇用統計が発表される。強い内容となれば、次の節目である2400~2500ドルを目指す可能性が高まろう』とし、『逆に、弱い内容であれば、利益確定売りが出て、調整安を迎える可能性はある』と述べています。OSE金相場については、『4日に1万1234円と最高値を更新した。最高値を更新し続けている相場故、次の高値の目安は想像の域を出ないが、テクニカル的には目標値に近いとも言える』とし、『昨年の最高値1万0028円とその直前の安値8661円(10月6日)までの値幅は1367円で、この値幅を高値から伸ばすと(つまり倍返し)1万1395円が算定される。』と述べています。こうしたことから、『倍返しのレベルで反落するか、もしくはここを上抜いてさらに上昇するか、雇用統計の発表が待たれる』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月4日付「金は高値目標値に近い?それとも上抜ける?」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/05 17:09
注目トピックス 経済総合
商品市況の好転でプラチナも買われるか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
*17:08JST 商品市況の好転でプラチナも買われるか サンワード貿易の陳氏(山崎みほ)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。陳さんはまず、『商品市況の好転でプラチナも買われるか』と述べています。続いて、『米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しが高まったことで、金相場は内外で最高値を更新する展開が続いているが、同じ貴金属であるプラチナは総じてNYプラチナが880~960ドル、OSEプラチナが4300~4500円というレンジ内の動きにまっている』と伝えていますまた、『プラチナは昨年から2年連続の供給不足が予想されていたにもかかわらず、相場の動きは緩慢なものだった。プラチナの国際調査機関英ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)はプラチナの世界需給が2年連続で供給不足になるとの見通しを示した』と伝え、『ただ、2023年は87.8万トロイオンス(約27トン)の供給不足だったが、今年の不足は41.8万トロイオンス(約13トン)と昨年のほぼ半分に縮小する見込みとなり、買い意欲が薄れているのかもしれない。また、最大のプラチナ消費国である中国の景気が低迷していることもプラチナ相場にはネガティブ要因だろう。中国は、過去3年間でプラチナ需要全体の平均32%を消費していた』と解説しています。一方で、『中国の景気テコ入れ策や商品市況が動意付いているという背景から、プラチナ市場に投資資金が入り、レンジを上抜ける可能性はある。中国の製3月製造業購買担当者指数(PMI)は50.8と2月の49.1と予想の50.1をそれぞれ上回り、半年ぶりの拡大を示した』と言及しています。次に、『3月米ISM製造業購買担当者景況指数(PMI)も50.3と、前月から2.5ポイント上昇し、市場予想の48.4を上回った。景況拡大と縮小の分岐点とされる50を上回るのは2022年10月以来1年5カ月ぶりとなった』と伝えています。こうしたことから、陳さんは、『米中両国の景気拡大を反映して原油や銅などの非鉄金属が上昇し、トムソン・ロイターCRB指数は294ポイントに上昇し、300ポイントの大台が視野に入る可能性が高まった。プラチナはCRB指数の構成商品ではないが、商品全般が上昇しているとなれば割安感から投資資金が流入する可能性は高いだろう』と考察しています。参考にしてみてくださいね。上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の4月3日付「商品市況の好転でプラチナも買われるか」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。フィスコリサーチレポーター 山崎みほ
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2024/04/05 17:08
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米3月雇用統計、労働市場の減速示唆するか
*07:46JST NYの視点:米3月雇用統計、労働市場の減速示唆するか
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(3/30)は前週比+9000件の22.1万件となった。予想を上回り1月最終週以降で最大となり、労働市場のひっ迫緩和を示唆。先行指標として注目されるISM製造業雇用は47.4と2月45.9から改善も依然活動の縮小となる50割れで推移。米国経済は消費がけん引しているため特に注目のISM非製造業雇用も48.5と、50割れで活動縮小した。米雇用統計では失業率が3.8%と、3.9%から低下。非農業部門雇用者数は21.4万人増と、伸びが2月の27.5万人から縮小が予想されている。もし、3月雇用統計が労働市場のひっ迫緩和の証拠となると、連邦準備制度理事会(FRB)が依然利下げ軌道にあることを新たに確認できる。■3月雇用先行指標●ISM製造業雇用:47.4(47.5、2月45.9)●ISM非製造業雇用:48.5(49.0、48.0)●ADP雇用統計:+18.4万人(+15.5万人)●JOLT求人:875.6万(874.8万)●新規失業保険申請件数03/30/24| 221,000| 9,000| 214,250|03/23/24| 212,000| 0| 211,500| 1,791,00003/16/24| 212,000| 0| 211,750| 1,810,00003/09/24| 212,000| 2,000| 208,750| 1,795,00003/02/24| 210,000| -3,000| 208,500| 1,803,000●米雇用統計予想失業率:3.8%(3.9%)非農業部門雇用者数:21.4万人(27.5万人)
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2024/04/05 07:46
注目トピックス 経済総合
NYの視点:米消費の過熱は鎮静化の兆しもいまだ成長過程を維持=米3月ISM非製造業景況指数
*07:45JST NYの視点:米消費の過熱は鎮静化の兆しもいまだ成長過程を維持=米3月ISM非製造業景況指数
米3月ISM非製造業景況指数は51.4と、2月52.6から上昇予想に反して悪化し年初来で最低となった。重要項目である新規受注は54.4と、年初来で最低。米雇用統計の発表を控え注目の同指数の雇用は48.5と48.0から上昇も2カ月連続で活動の縮小となる50を割り込んだ。また、仕入れ価格も53.4と、パンデミックによる経済封鎖直後の2020年3月来で最低となった。サービスインフレの低下はFRBにとり朗報となる。パウエル議長も最近の強いデータがインフレが上昇傾向に転じたとは考えておらず、引き続き年内の利下げを想定していることを示唆。ただ、指数は23年1月以降15カ月連続で50を上回り活動の拡大基調は継続している。■米3月ISM非製造業景況指数:51.4(2月52.6)仕入れ価格:53.4(58.6)雇用:48.5(48.0)新規受注:54.4(56.1)
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2024/04/04 07:45