注目トピックス 日本株
ネクスグループ---24年11月期は大幅な増収、新たな連結子会社が売上高の増加に貢献
配信日時:2025/01/21 09:50
配信元:FISCO
*09:50JST ネクスグループ---24年11月期は大幅な増収、新たな連結子会社が売上高の増加に貢献
ネクスグループ<6634>は17日、2024年11月期連結決算を発表した。売上高が前期比145.8%増の21.30億円、営業損失が2.46億円(前期は2.11億円の損失)、経常損失が2.30億円(同1.50億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が2.89億円(同6.57億円の損失)となった。
当期の連結財政状態については、ケーエスピー、スケブの子会社化等により、総資産の残高は前年度末比28.61億円増の59.41億円、純資産の残高は前年度末比13.70億円増の43.31億円となった。
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は前期比114.1%増の3.16億円、営業損失は0.05億円(前期は0.01億円の損失)となった。実業之日本デジタルでは、ロングセラー作品である「静かなるドン」(作:新田たつお)をはじめとする漫画の優良コンテンツが売上を牽引している。2024年12月には韓国のスタジオと共同でWebtoon版「親分には二つの顔がある静かなるドン韓国リメイク版」の公開も開始した。新たに子会社化したスケブでは、提供するサービス「Skeb」において、利用できるSkebポイントのチャージ方法に新たにクレジットカードが加わり、また総登録者数も345万人(2024年12月31日時点)を超えた。
IoT関連事業の売上高は同49.7%増の8.22億円、営業利益は同176.4%増の0.86億円となった。ネクスは、IoT技術をベースに「IoT×ブロックチェーン技術」、「IoT×AI技術」など、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。GPUを利用したリアルタイム画像認識技術と、マルチキャリア対応の高速モバイル通信技術を搭載した、NCXX AI BOX「AIX-01NX」は、AIソリューションパートナー及び技術パートナーとの共創によるビジネス機会の拡大を進めている。加えて防塵・防水機能のほか、FANレス化することで耐久性を向上し、電源ユニットの搭載やPoE機能を実装した屋外用拡張ボックスの提供を予定している。データ通信端末については、5G Phase 2規格となる3GPP Release 16に対応し、Wi-Fi、Ethernetを搭載したバッテリーレスのルーター・モデムとなる、5Gデータ端末「UNX-05G」が、NTTコミュニケーションズのメーカーブランド通信モジュール・製品ページに掲載された。また、5Gの特徴である「低遅延」「多数端末との接続」をそのままに、通信速度をLTEのCat.4レベル(下り150Mbps程度)に機能を抑えた、AI/IoT向け通信規格「5G RedCap」に対応するUSBドングル型データ端末を開発している。テレマティクスについては、OBD II型データ収集ユニット「GX700NC」において、位置情報取得技術のIZatTM機能の対応バージョンを提供している。IZatTM機能を活用することで、従来衛星測位の弱点であった地下駐車場からの利用や、衛星が補足しづらい場所での利用において、測位時間の短縮、測位精度の向上が見込まれる。農業ICT事業(NCXX FARM)について、6次産業化事業では、GOLDEN BERRY(食用ほおずき)の生産、販売を行っている。加工品のセミドライゴールデンベリーに加え、リニューアル商品のGOLDEN BERRYプレミアムアイス、今年度新商品のGOLDEN BERRYクラフト炭酸リキュールを販売している。また、GOLDEN BERRYの栽培時に発生する葉の残渣を活用した「ほおずきエキス」を開発し、化粧品の原材料として活用されている。フランチャイズ事業では、自社試験圃場での栽培実績をもとに、独自の特許農法(多段式ポット)とICTシステムの提供に加えて、顧客の要望に沿った多種多様な農法・システム・農業関連製品の提供を行う農業総合コンサルティングサービスを展開している。
ソリューション事業の売上高は8.39億円、営業利益は0.59億円となった。新たに子会社化したケーエスピーは、外食チェーン店や介護施設等における、物流を含めたトータルサプライヤーをはじめ、コスメティックショップ等の物販チェーン店における、各種パッケージやSPツールの企画・制作・販売といった、取引社数に対して商品販売数を増やしていくことによる、ストック型の販売を行っている。さらに、当期は従来の販売先層としては少なかったラグジュアリーホテル及びハイエンドホテルとの口座も増やすことができた。その結果、従来から取り扱っている幅広い継続性の高いアイテムのクロスセルも強化することにより、取引社数の拡大だけではなく、1社あたりの販売金額の拡大が実現できた。現在のアクティブな販売先顧客社数として、269社への販売を継続的に行っている(第3四半期比127%増)。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は同83.4%減の0.20億円、営業損失は0.98億円(前期は0.27億円の利益)となった。NCXC(ネクスコイン)を利用したサービスの向上、NCXCの流通促進、NCXC保有者の拡大を通じたNCXC経済圏の拡大を目指し、価値向上に向けた取り組みを行っている。NCXC GameFiプラットフォームの開発を行い、ゲーム会社とのアライアンスにより、世の中で既に実績を上げている他社ゲームタイトルを中心に、これらを簡単にPlay to Earnのゲームに転換することができるプラットフォームサービスの提供を目指している。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円を見込んでいる。 <ST>
当期の連結財政状態については、ケーエスピー、スケブの子会社化等により、総資産の残高は前年度末比28.61億円増の59.41億円、純資産の残高は前年度末比13.70億円増の43.31億円となった。
メタバース・デジタルコンテンツ事業の売上高は前期比114.1%増の3.16億円、営業損失は0.05億円(前期は0.01億円の損失)となった。実業之日本デジタルでは、ロングセラー作品である「静かなるドン」(作:新田たつお)をはじめとする漫画の優良コンテンツが売上を牽引している。2024年12月には韓国のスタジオと共同でWebtoon版「親分には二つの顔がある静かなるドン韓国リメイク版」の公開も開始した。新たに子会社化したスケブでは、提供するサービス「Skeb」において、利用できるSkebポイントのチャージ方法に新たにクレジットカードが加わり、また総登録者数も345万人(2024年12月31日時点)を超えた。
IoT関連事業の売上高は同49.7%増の8.22億円、営業利益は同176.4%増の0.86億円となった。ネクスは、IoT技術をベースに「IoT×ブロックチェーン技術」、「IoT×AI技術」など、「IoT×新技術」を活用した新たなサービスの提供を目指している。GPUを利用したリアルタイム画像認識技術と、マルチキャリア対応の高速モバイル通信技術を搭載した、NCXX AI BOX「AIX-01NX」は、AIソリューションパートナー及び技術パートナーとの共創によるビジネス機会の拡大を進めている。加えて防塵・防水機能のほか、FANレス化することで耐久性を向上し、電源ユニットの搭載やPoE機能を実装した屋外用拡張ボックスの提供を予定している。データ通信端末については、5G Phase 2規格となる3GPP Release 16に対応し、Wi-Fi、Ethernetを搭載したバッテリーレスのルーター・モデムとなる、5Gデータ端末「UNX-05G」が、NTTコミュニケーションズのメーカーブランド通信モジュール・製品ページに掲載された。また、5Gの特徴である「低遅延」「多数端末との接続」をそのままに、通信速度をLTEのCat.4レベル(下り150Mbps程度)に機能を抑えた、AI/IoT向け通信規格「5G RedCap」に対応するUSBドングル型データ端末を開発している。テレマティクスについては、OBD II型データ収集ユニット「GX700NC」において、位置情報取得技術のIZatTM機能の対応バージョンを提供している。IZatTM機能を活用することで、従来衛星測位の弱点であった地下駐車場からの利用や、衛星が補足しづらい場所での利用において、測位時間の短縮、測位精度の向上が見込まれる。農業ICT事業(NCXX FARM)について、6次産業化事業では、GOLDEN BERRY(食用ほおずき)の生産、販売を行っている。加工品のセミドライゴールデンベリーに加え、リニューアル商品のGOLDEN BERRYプレミアムアイス、今年度新商品のGOLDEN BERRYクラフト炭酸リキュールを販売している。また、GOLDEN BERRYの栽培時に発生する葉の残渣を活用した「ほおずきエキス」を開発し、化粧品の原材料として活用されている。フランチャイズ事業では、自社試験圃場での栽培実績をもとに、独自の特許農法(多段式ポット)とICTシステムの提供に加えて、顧客の要望に沿った多種多様な農法・システム・農業関連製品の提供を行う農業総合コンサルティングサービスを展開している。
ソリューション事業の売上高は8.39億円、営業利益は0.59億円となった。新たに子会社化したケーエスピーは、外食チェーン店や介護施設等における、物流を含めたトータルサプライヤーをはじめ、コスメティックショップ等の物販チェーン店における、各種パッケージやSPツールの企画・制作・販売といった、取引社数に対して商品販売数を増やしていくことによる、ストック型の販売を行っている。さらに、当期は従来の販売先層としては少なかったラグジュアリーホテル及びハイエンドホテルとの口座も増やすことができた。その結果、従来から取り扱っている幅広い継続性の高いアイテムのクロスセルも強化することにより、取引社数の拡大だけではなく、1社あたりの販売金額の拡大が実現できた。現在のアクティブな販売先顧客社数として、269社への販売を継続的に行っている(第3四半期比127%増)。
暗号資産・ブロックチェーン事業の売上高は同83.4%減の0.20億円、営業損失は0.98億円(前期は0.27億円の利益)となった。NCXC(ネクスコイン)を利用したサービスの向上、NCXCの流通促進、NCXC保有者の拡大を通じたNCXC経済圏の拡大を目指し、価値向上に向けた取り組みを行っている。NCXC GameFiプラットフォームの開発を行い、ゲーム会社とのアライアンスにより、世の中で既に実績を上げている他社ゲームタイトルを中心に、これらを簡単にPlay to Earnのゲームに転換することができるプラットフォームサービスの提供を目指している。
2025年11月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比57.2%増の33.49億円、営業利益は0.29億円、経常利益は0.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.16億円を見込んでいる。 <ST>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況
