注目トピックス 市況・概況ニュース一覧

注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は変わらず、アジア株安を注視 *14:10JST 東京為替:ドル・円は変わらず、アジア株安を注視 8日午後の東京市場でドル・円は144円40銭台と、ほぼ変わらずの値動き。上海総合指数と香港ハンセン指数などアジアの主要指数は比較的大きく下げ、リスク回避的な円買いに振れやすい。ただ、米10年債利回りは底堅く、ドル売りは抑制されている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円31銭から144円92銭、ユーロ・円は157円86銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0930ドルから1.0953ドル。 <TY> 2024/01/08 14:10 注目トピックス 市況・概況 米国株見通し:弱含みか、景気減速懸念とインフレ高止まりの思惑で *13:46JST 米国株見通し:弱含みか、景気減速懸念とインフレ高止まりの思惑で (13時30分現在)S&P500先物      4,731.25(-3.50)ナスダック100先物  16,445.75(-14.50)米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は140ドル安。金利高は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ5日の主要3指数は堅調。序盤から買いが先行しナスダックは6日ぶり、S&Pは5日ぶりに反発し、ダウは3日続伸で25ドル高の37466ドルで引けた。この日発表された雇用統計で非農業部門雇用者数と失業率、平均時給は予想よりも強い内容となったが、その後のISM非製造業景気指数は低調となった。それを受け連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が広がり、長期金利の低下を手がかりとした買いが相場を押し上げた。本日は弱含みか。大幅悪化のISM非製造用の雇用指数が材料視され、早期利下げ期待を背景に買いが先行しそうだ。ただ、同時に減速懸念も再燃し、買いを抑制。今週のインフレ指標は現時点で高止まりが予想され、引き締め政策の長期化に思惑が広がれば買いを弱める要因に。強気相場が続くなか、利益確定や持ち高調整の売りも出やすい。一方、今週末の企業決算に向けJPモルガンやシティ・グループなど主力金融が注目される。 <TY> 2024/01/08 13:46 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは安値圏 *13:35JST 東京為替:ドル・円は下げ渋り、ユーロ・ドルは安値圏 8日午後の東京市場でドル・円は下げ渋り、午前中に144円30銭台に下げた後は144円40銭台を維持。米10年債利回りは下げづらく、ややドル買いに振れやすい。ユーロ・ドルは前週末に一時1.10ドルに接近したが、週明けは1.0930ドル台に弱含んだ。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円31銭から144円92銭、ユーロ・円は157円86銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0930ドルから1.0953ドル。 <TY> 2024/01/08 13:35 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利を注視 *13:12JST 東京為替:ドル・円は底堅い、米金利を注視 8日午後の東京市場でドル・円は144円40銭台と、安値圏ながら下値の堅さが意識される。上海総合指数と香港ハンセン指数などアジア株の軟調地合いで、やや円買いに振れやすい。ただ、米10年債利回りの小幅上昇基調を維持し、ドルは売りづらい。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円31銭から144円92銭、ユーロ・円は157円86銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0930ドルから1.0953ドル。 <TY> 2024/01/08 13:12 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は反落、アジア株安で *12:09JST 東京為替:ドル・円は反落、アジア株安で 8日午前の東京市場でドル・円は144円92銭まで上昇後、144円31銭まで値を下げた。早朝に米10年債利回りの小幅上昇を受け、ややドル買いが先行。ただ、東京休場で薄商いのなか、上海総合指数と香港ハンセン指数などアジア株安で円買いに振れた。ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円31銭から144円92銭、ユーロ・円は158円04銭から158円48銭、ユーロ・ドルは1.0934ドルから1.0953ドル。 <TY> 2024/01/08 12:09 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は144円50銭台で推移、やや上げ渋る状態が続く *10:20JST 東京為替:ドル・円は144円50銭台で推移、やや上げ渋る状態が続く 8日午前の東京市場でドル・円は144円50銭台で推移。144円台前半には短期筋、顧客筋のドル買い注文が残されている。ドルは144円台前半で下げ渋る状態が続く見込み。ここまでの取引レンジはドル・円は144円55銭-144円92銭、ユーロ・ドルはもみ合い。1.0951ドルから1.0935ドルで推移。ユーロ・円は158円18銭から158円49銭まで戻す展開。 <FA> 2024/01/08 10:20 注目トピックス 市況・概況 東京為替:ドル・円は144円台前半で下げ渋る状態が続く可能性 *09:28JST 東京為替:ドル・円は144円台前半で下げ渋る状態が続く可能性 8日午前の東京市場でドル・円は144円70銭台で推移。米雇用統計発表後にリスク選好的なドル買いが観測されており、144円台前半には短期筋、顧客筋のドル買い注文が残されている。このため、ドルは144円台前半で下げ渋る状態が続く見込み。ここまでの取引レンジはドル・円は144円55銭-144円92銭、ユーロ・ドルはもみ合い。1.0951ドルから1.0935ドルで推移。ユーロ・円は158円18銭から158円49銭まで戻す展開。 <MK> 2024/01/08 09:28 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は160円近辺で伸び悩む状態が続くか *09:24JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ・円は160円近辺で伸び悩む状態が続くか ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/02/18)まで上昇。その後、0.9536(2022/09/28)まで反落したが、2024年にかけて1.1ドル台まで戻している。ユーロ・円は英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長期間伸び悩んだが、欧州銀行(ECB)による複数回の利上げ後に164円30銭(2023/11/16)まで上昇。その後、日欧金利差の縮小を想定したリスク回避的なユーロ売り・円買いが観測されたが、現在は一巡している。ただし、新たなユーロ買い材料が提供されない場合、ユーロ・円は160円近辺で伸び悩む状態が続くとみられる。【ユーロ売り要因】・ECBの主要政策金利による早期利下げ観測・中東情勢の悪化、ユーロ圏経済の減速懸念・日欧金利差の縮小観測【ユーロ買い要因】・2024年に複数回の米利下げ予想・ドイツなどユーロ圏諸国のインフレ率は高止まりの可能性・米欧金利差縮小の可能性 <MK> 2024/01/08 09:24 注目トピックス 市況・概況 今日の為替市場ポイント:リスク回避的なドル売り拡大の可能性低い *08:41JST 今日の為替市場ポイント:リスク回避的なドル売り拡大の可能性低い 5日のドル・円は、東京市場では144円56銭から145円37銭まで上昇。欧米市場では145円97銭まで買われた後、一時143円81銭まで反落したが、144円67銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に144円台で推移か。米国の早期利下げ観測は後退しており、リスク回避的なドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。米政策金利はピークに達しており、年内に複数回の利下げが実施される見通し。ただ、先週発表された12月雇用統計は予想を上回る内容だったことから、政策金利はしばらくの間、据え置きとなる可能性は残されている。為替については、中東情勢の悪化が警戒されているものの、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。なお、市場参加者の間では、今週発表される12月消費者物価指数指数(CPI)と12月生産者物価指数(PPI)に対する関心が高いようだ。これらのインフレ関連指標が市場予想を上回った場合、米長期金利高・ドル高の要因になりやすい。 <MK> 2024/01/08 08:41 注目トピックス 市況・概況 今日の注目スケジュール:独貿易収支、欧ユーロ圏消費者信頼感指数、欧ユーロ圏小売売上高など *06:30JST 今日の注目スケジュール:独貿易収支、欧ユーロ圏消費者信頼感指数、欧ユーロ圏小売売上高など <国内>株式市場は祝日のため休場(成人の日)<海外>16:00 独・貿易収支(11月)  178億ユーロ16:00 独・製造業受注(11月)  -3.7%19:00 欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(12月)  -15.119:00 欧・ユーロ圏景況感指数(12月)  93.819:00 欧・ユーロ圏小売売上高(11月)  0.1%20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)  0.29%20:25 ブ・週次景気動向調査27:00 ブ・貿易収支(先週)  18.55億ドル29:00 米・消費者信用残高(11月) 98.00億ドル 51.34億ドル米・アトランタ連銀総裁が講演注:数値は市場コンセンサス、前回数値 <CS> 2024/01/08 06:30 注目トピックス 市況・概況 辰年のベトナム株【フィスコ・コラム】 *09:00JST 辰年のベトナム株【フィスコ・コラム】 2024年の干支は辰(龍)。ベトナムの南北に細長い国土が龍に似ていることから、現地の人々は辰年が縁起の良い年と考えられているそうです。同国の株価は昨年末から底堅さを維持しており、過去2年間の冴えない相場が好転するか、市場の期待も高まっています。代表的な株価指数VNは昨年12月18日以降、上昇トレンドに転じ、同日の1091ポイントから1150ポイント付近まで上値を伸ばしました。特に、年末年始の休暇を挟んで海外勢の売りが先行するものの、終盤は国内勢の買戻しが相場を押し上げるケースが目立ちます。テクニカルの要因が指数を支えていると指摘されますが、やはり先高期待により国内の投資家が買いを膨らませているもようです。過去2年間、ベトナムはアジアの成長センターと言われたにもかかわらず、株価は低調でした。VN指数は2022年の年明けに過去最高値圏の1500ポイントに浮上した後、春先から不正行為による信用失墜で急落。投資ブームの退潮で同年の終盤は1000ポイントを割り込みます。翌2023年は再起が期待され、9月には1240ポイント台まで持ち直したものの、ダブルトップを付けて再び失速してしまいます。それでもVN指数が下げ渋ったのは、ベトナム国家銀行(中銀)の金融緩和が背景にあります。同中銀は約3年ぶりに政策金利の引き下げに踏み切った後、夏場にかけて断続的に利下げを実施。年後半は国内勢の買戻しで、下値の堅さが意識されるようになりました。そうした値動きから2024年は中長期的な上昇トレンドが期待されており、旧正月後に地合いの良さが続くか注目されています。ただ、ベトナムの2023年の成長率は前年比+5.05%と、前年の8.02%から大幅に鈍化し、政府目標の+6.5%も下回っています。やはり輸出が前年比-4.4%となり、特にスマートフォンの不振が響きました。ベトナム政府は2024年の成長率目標を+6.0-6.5%としました。過去10年間の成長率平均の+5.87%を上回る高水準を見込んでおり、それを達成できるようならVN指数も堅調地合いとなりそうです。2018年の米中貿易戦争以来、ベトナムは中国に代わる製造拠点としての地位を高めました。最近でも東アジア地域包括的経済連携(RCEP)といった貿易協定に加盟し、海外からの直接投資も拡大。成長拡大の余地は大きく、今年も引き続きアジアの原動力となりそうです。11月の米大統領選でトランプ前大統領の返り咲きなら米中対立の激化が予想されるため、VN指数の押し上げ要因として注目されるでしょう。(吉池 威)※あくまでも筆者の個人的な見解であり、弊社の見解を代表するものではありません。 <CN> 2024/01/07 09:00 注目トピックス 市況・概況 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米CPI、米PPI、日銀支店長会議 *18:52JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:米CPI、米PPI、日銀支店長会議 ■株式相場見通し予想レンジ:上限33750円-下限33000円来週のポイントは、米金利上昇に伴う円安進行が継続するかどうかだ。5日の米国株式市場は、NYダウは前日比25.77ドル高(+0.07%)の37466.11ドル、S&P500は8.56ポイント高(+0.18%)の4697.24ポイント、ナスダック総合指数は13.77ポイント高(+0.09%)の14524.07ポイントと総じて小幅な上昇。225ナイト・セッションは通常終値比90円高の33410円で取引を終了した。年末に1ドル140円割れ手前まで円高ドル安が進行したが、能登半島地震を受けて、1月の日本銀行金融政策決定会合では、経済への影響を考慮して金融政策の正常化は先送りするとの観測が強まった。また、足元の米労働市場の堅調さが確認できたことなどから米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測も後退。米10年国債利回りが4%台を回復し、10年物国債の日米金利差が3.4%水準まで再び拡大したことから、5日の海外時間の為替市場では1ドル146円台手前まで円安ドル高が加速する場面が見られた。円安進行は、輸出関連銘柄の追い風となる一方、米ハイテク企業は、円安の要因である米金利上昇がネガティブ材料となることから、日本株への影響はまちまちだ。日経平均の寄与度が高く、2023年の相場をけん引した東エレクやアドバンテストは、ナスダック総合指数やSOX指数につられる傾向があるため、米金利動向は要注意となろう。11日にはFRBが重要視する経済指標である米12月消費者物価指数の発表を控えている。可能性はさほど高くないと考えるが、仮にインフレ再燃につながる強い数字となった場合は、「早期の利下げ観測」から「追加の利上げ観測」に市場の見方が変わる可能性もある。日本の金融政策の正常化は3月以降というコンセンサスが固まりつつあることから、米金利は上昇しやすい地合いと言えよう。大発会の東京市場では、新しいNISAスタートに伴い、銀行株やJT<2914>など高配当銘柄の一角が強い動きを見せた。NISAの積み立て投資では、月初めを買付日として設定するケースが多いことから、高配当銘柄への資金流入がコンスタントに続くかは微妙なところだが、需給面では一定の効果はありそうだ。金融庁がHPで公開している2023年9月時点のNISA(一般と積み立て)口座の利用状況をみると、昨年1月から9月までで株式市場には1.3兆円の個人投資家の資金が入っていることから、年換算を推測すると1.7兆円ぐらいとなる。新しいNISA導入によって、投資信託よりも株式を購入する割合が高くなるとは考えていないが、利用者増加に伴い個人投資家の資金が株式市場に昨年よりも多く流入する可能性は考えられる。そして、個人投資家に人気が高い高配当銘柄のなかでも、銀行株への関心は高い。目先、早期の金融政策の正常化観測は後退したが、2024年に開催される日銀金融政策決定会合で、日銀が金融政策の正常化に踏み切る公算は大きい。金利メリット銘柄としても銀行株への関心は高いことから、2024年の注目セクターと言えよう。■為替市場見通し来週のドル・円は底堅い値動きか。米国のインフレ指標が注目され、早期利下げ観測をさらに弱める内容だった場合、長期金利は底堅い動きを維持し、リスク選好的なドル買い・円売りが続くとみられる。昨年12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨によると、政策金利はピークに近づいたとの認識で一致し、同時に2024年の利下げの方向性が示された。ただ、12月雇用統計は予想を上回る内容だったことから、政策金利は長期間据え置きとなる可能性は残されており、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。12月消費者物価指数指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回った場合、米長期金利高・ドル高の要因になりやすい。一方、日本銀行は1月開催の金融政策決定会合で、現行の大規模緩和政策を堅持する見通し。金融緩和政策の継続を見込んだ円売りがすみやかに縮小するとの見方は少ないため、ドル・円は日米金利差を意識して底堅い動きを保つことが想定される。■来週の注目スケジュール1月8日(月):成人の日で国内市場は休場、独・貿易収支(11月)、欧・ユーロ圏消費者信頼感指数(12月)、欧・ユーロ圏小売売上高(11月)、米・アトランタ連銀総裁が講演、など1月9日(火):東京CPI(12月)、家計支出(11月)、独・鉱工業生産指数(11月)、米・貿易収支(11月)、米・テクノロジー見本市「CES」(12日まで)、など1月10日(水):実質賃金総額(11月)、米・ニューヨーク連銀総裁が講演、米・米国証券取引委員会(SEC)がビットコイン現物投資型ETFについて承認の是非を判断する期限、など1月11日(木):景気先行CI指数(11月)、日銀支店長会議、米・消費者物価コア指数(12月)、米・新規失業保険申請件数(先週)、など1月12日(金):国際収支(経常収支)(11月)、景気ウォッチャー調査(12月)、中・消費者物価指数(11月)、米・生産者物価コア指数(12月)、中・貿易収支(12月)、など <CN> 2024/01/06 18:52 注目トピックス 市況・概況 英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日銀緩和継続で円売り継続も *15:09JST 英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、日銀緩和継続で円売り継続も ■堅調推移、日英金利差維持の思惑強まる先週・今週のポンド・円は堅調推移。日本銀行によるマイナス金利政策は当面維持される可能性が高いこと、インフレ緩和でも英中央銀行は政策金利の引き下げを急がないとの見方が広がった。ポンド・円は一時179円を下回ったものの、日米金利差の維持を想定した円売り・米ドル買いが増えた関係で一時184円台前半までポンド高・円安に振れる場面があった。取引レンジ:178円75銭-184円31銭。■底堅い値動きか、日銀緩和継続で円売り継続も来週のポンド・円は底堅い値動きか。英中央銀行は早期利下げについては引き続き否定的であり、早期利下げを想定したポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。一方、日本銀行は大規模緩和政策を堅持するとの見方は変わらず、ポンド・円相場を支える見通し。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・12日:11月鉱工業生産(10月:前月比-0.8%)予想レンジ:182円00銭-186円00銭 <FA> 2024/01/06 15:09 注目トピックス 市況・概況 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、消費者物価指数などに注目 *15:08JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、消費者物価指数などに注目 ■強含み、日銀の政策修正の行方めぐり円の売り買いが交錯先週・今週の豪ドル・円は強含み。日本銀行金融政策決定会合における主な意見(12月開催分)で判断を急がない姿勢がみられ、円売りが強まった。その後、日銀の1-3月期国債買入方針で超長期の回数削減などが発表され、円買いに転換。しかし、能登半島地震を受けて日銀の早期政策修正観測が後退し、円売りが再燃した。取引レンジ:95円85銭-97円59銭。■底堅い展開か、消費者物価指数などに注目来週の豪ドル・円は底堅い展開か。11月小売売上高や12月消費者物価指数が注目される。消費者物価指数の伸びが2カ月連続低下する場合は、豪準備銀行(中央銀行)による追加利上げ観測は大幅に後退し、豪ドル売りになる可能性が高まる。一方、能登半島地震による日本経済への影響が懸念される状況に、日銀は政策修正を急がないとの見方が広がっており、円に売り圧力がかかりやすい面がある。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・9日:11月小売売上高(10月:前月比-0.2%)・10日:11月消費者物価指数(10月:前月比+4.9%)・11日:11月貿易収支(10月:+71.29億豪ドル)予想レンジ:96円00銭-98円00銭 <FA> 2024/01/06 15:08 注目トピックス 市況・概況 ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECBの政策方針にらみも円売りがサポート *15:07JST ユーロ週間見通し:底堅い値動きか、ECBの政策方針にらみも円売りがサポート ■弱含み、米国の早期利下げ観測は後退先週・今週のユーロ・ドルは弱含み。昨年12月最終週に1.1139ドルまでユーロ高に振れたものの、年明け後は雇用関連指標の改善などを受けて米国の早期利下げ観測は後退。また、ユーロ圏経済の減速が警戒されたことでリスク選好的なユーロ買いは縮小し、1月5日の取引で1.0877ドルまで売られた。取引レンジ:1.0877ドル-1.1139ドル。「もみ合いか、米欧金利差縮小の思惑後退も来週のユーロ・ドルはもみ合いか。ユーロ圏の経済指標は底堅い内容が目立ち、回復期待のユーロ買いに振れやすい。ただ、昨年12月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)は引き締め継続の余地があると議事要旨で明らかになり、米欧金利差縮小の思惑は後退し、ドルは売りづらい。米インフレ指標が高止まりなら利下げ観測の後退でドル高がユーロを下押し。予想レンジ:1.0800ドル-1.1100■強含み、日欧金利差縮小の思惑は後退先週・今週のユーロ・円は強含み。日本銀行は現行の金融緩和策をただちに修正する用意はないことから、年明け後に日欧金利差縮小の思惑は一段と後退し、一部でリスク選好的なユーロ買い・円売りが観測された。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。取引レンジ:155円08銭-159円00銭。■底堅い値動きか、ECBの政策方針にらみも円売りがサポート来週のユーロ・円は底堅い値動きか。ユーロ圏消費者物価指数は高止まり、欧州中央銀行(ECB)の金融引き締め継続を期待したユーロ買いに振れやすい。底堅い経済指標もユーロ買いの支援材料となりそうだ。一方、日本銀行は大規模緩和政策を継続する方針を堅持し、円売りは継続。ドル・円は上昇基調に転じ、ユーロ・円も追随した値動きに。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント・9日:11月失業率(10月:6.5%)予想レンジ:154円00銭-159円00銭 <FA> 2024/01/06 15:07 注目トピックス 市況・概況 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、米早期利下げ観測後退で円買い縮小も *15:06JST 為替週間見通し:ドルは底堅い値動きか、米早期利下げ観測後退で円買い縮小も 【先週・今週の概況】■日米金利差維持の予想で円売り強まる先週・今週のドル・円は上昇。日米金利差縮小の可能性があることから、リスク回避的なドル売り・円買いが観測された。12月28日に140円25銭までドル安・円高が進行したが、米長期金利の反発を受けてドル売りは縮小し、29日の取引で141円台後半まで戻した。1月2日の取引では米国の早期利下げの思惑が消えていないことから、140円台後半までドル安円高に振れる場面があったが、米長期金利は底堅い動きを維持したことを受けてリスク回避的なドル売りは再び縮小した。3日の取引では米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表され、現行の日米金利差は維持されるとの思惑が浮上し、ドル・円は143円台に上昇した。4日の取引では一部雇用指標の改善を好感してドル買い・円売りはさらに拡大した。5日のニューヨーク外為市場でドル・円は一時146円に接近した。この日発表された12月雇用統計内容が市場予想を上回ったことから、早期利下げ観測は一段と後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが活発となった。その後発表された12月ISM非製造業景況指数は市場予想を下回ったため、ドル売り・円買いが一時優勢となったが、米長期金利は底堅い動きを維持したため、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小。ドル・円は144円67銭でこの週の取引を終えた。ドル・円の取引レンジ:140円25銭-145円97銭。【来週の見通し】■ドルは底堅い値動きか、米早期利下げ観測後退で円買い縮小も来週のドル・円は底堅い値動きか。米国のインフレ指標が注目され、早期利下げ観測をさらに弱める内容だった場合、長期金利は底堅い動きを維持し、リスク選好的なドル買い・円売りが続くとみられる。昨年12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨によると、政策金利はピークに近づいたとの認識で一致し、同時に2024年の利下げの方向性が示された。ただ、12月雇用統計は予想を上回る内容だったことから、政策金利は長期間据え置きとなる可能性は残されており、リスク回避的なドル売り・円買いが正に拡大する可能性は低いとみられる。12月消費者物価指数指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回った場合、米長期金利高・ドル高の要因になりやすい。一方、日本銀行は1月開催の金融政策決定会合で、現行の大規模緩和政策を堅持する見通し。金融緩和政策の継続を見込んだ円売りがすみやかに縮小するとの見方は少ないため、ドル・円は日米金利差を意識して底堅い動きを保つことが想定される。【米・12月消費者物価コア指数(CPI)】(11日発表予定)11日発表の米12月消費者物コア指数(コアCPI)は前年比+3.8%と予想されている。市場予想を上回り、早期利下げ観測がさらに後退した場合はドル買い要因に。【米・12月生産者物価指数(PPI)】(12日発表予定)12日発表の米12月生産者物価コア指数(コアPPI)は前年比+2.0%の見通し。インフレ鈍化が一服すれば、米金利高・ドル高の相場展開となる可能性がある。予想レンジ:143円00銭-146円50銭 <FA> 2024/01/06 15:06 注目トピックス 市況・概況 国内株式市場見通し:新NISA開始に伴う個人投資家のマネー流入に期待 *13:51JST 国内株式市場見通し:新NISA開始に伴う個人投資家のマネー流入に期待 ■米株に振らされるも円安推移が追い風に年末年始(12月25日-1月5日)の日経平均は12月22日比208.37円高(+0.63%)の33377.42円と上昇した。年末にかけては、米国株式市場でインテルなど半導体株が上昇し、ナスダック総合指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が強い動きを見せたことから、東エレク<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体関連が日経平均をけん引。12月27日には一時33755.75円と取引時間ベースの2023年高値(33853.46円)に迫る動きが見られた。その後は、12月期決算企業の権利落ちなどが影響して下げたものの、大納会(12月29日)は33464.17円と1989年(38915.87円)以来、34年ぶりの高値で2023年の取引を終えた。日経平均は年間ベースで7369円上昇、1989年以来の大きさとなった。大発会(1月4日)は、1日に発生した能登半島地震や、米アップル下落、弱いナスダック総合指数などが影響して、売り優勢のスタートとなったが、為替市場では1ドル=144円台へ円安ドル高が進行。トヨタ<7203>やホンダ<7267>など自動車株が強かったことや、新しい少額投資非課税制度(NISA)スタートで個人投資家の買いが、銀行株など高配当利回り銘柄に向かったという観測などから、日経平均は一段安を回避し、長い下影(下ヒゲ)を残した。週末は米雇用統計などを見極めたいとするムードが強まり上値は重くなったが、日経平均は25日移動平均線を上回って取引を終えた。■米金利上昇を見極める展開に来週のポイントは、米金利上昇に伴う円安進行が継続するかどうかだ。5日の米国株式市場は、NYダウは前日比25.77ドル高(+0.07%)の37466.11ドル、S&P500は8.56ポイント高(+0.18%)の4697.24ポイント、ナスダック総合指数は13.77ポイント高(+0.09%)の14524.07ポイントと総じて小幅な上昇。225ナイト・セッションは通常終値比90円高の33410円で取引を終了した。年末に1ドル140円割れ手前まで円高ドル安が進行したが、能登半島地震を受けて、1月の日本銀行金融政策決定会合では、経済への影響を考慮して金融政策の正常化は先送りするとの観測が強まった。また、足元の米労働市場の堅調さが確認できたことなどから米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測も後退。米10年国債利回りが4%台を回復し、10年物国債の日米金利差が3.4%水準まで再び拡大したことから、5日の海外時間の為替市場では1ドル146円台手前まで円安ドル高が加速する場面が見られた。円安進行は、輸出関連銘柄の追い風となる一方、米ハイテク企業は、円安の要因である米金利上昇がネガティブ材料となることから、日本株への影響はまちまちだ。日経平均の寄与度が高く、2023年の相場をけん引した東エレクやアドバンテストは、ナスダック総合指数やSOX指数につられる傾向があるため、米金利動向は要注意となろう。11日にはFRBが重要視する経済指標である米12月消費者物価指数の発表を控えている。可能性はさほど高くないと考えるが、仮にインフレ再燃につながる強い数字となった場合は、「早期の利下げ観測」から「追加の利上げ観測」に市場の見方が変わる可能性もある。日本の金融政策の正常化は3月以降というコンセンサスが固まりつつあることから、米金利は上昇しやすい地合いと言えよう。■新しいNISAがついにスタート大発会の東京市場では、新しいNISAスタートに伴い、銀行株やJT<2914>など高配当銘柄の一角が強い動きを見せた。NISAの積み立て投資では、月初めを買付日として設定するケースが多いことから、高配当銘柄への資金流入がコンスタントに続くかは微妙なところだが、需給面では一定の効果はありそうだ。金融庁がHPで公開している2023年9月時点のNISA(一般と積み立て)口座の利用状況をみると、昨年1月から9月までで株式市場には1.3兆円の個人投資家の資金が入っていることから、年換算を推測すると1.7兆円ぐらいとなる。新しいNISA導入によって、投資信託よりも株式を購入する割合が高くなるとは考えていないが、利用者増加に伴い個人投資家の資金が株式市場に昨年よりも多く流入する可能性は考えられる。そして、個人投資家に人気が高い高配当銘柄のなかでも、銀行株への関心は高い。目先、早期の金融政策の正常化観測は後退したが、2024年に開催される日銀金融政策決定会合で、日銀が金融政策の正常化に踏み切る公算は大きい。金利メリット銘柄としても銀行株への関心は高いことから、2024年の注目セクターと言えよう。■米・12月CPIなど来週は、国内では、9日に12月東京都区部CPI、11日に11月景気先行CI指数、12日に11月国際収支(経常収支)、12月景気ウォッチャー調査などが予定されている。海外では、8日に欧・12月消費者信頼感指数、欧・11月小売売上高、9日に米・11月貿易収支、11日に米・12月CPIなどが予定されている。 <FA> 2024/01/06 13:51 注目トピックス 市況・概況 新興市場見通し:直近IPO銘柄を軸に短期資金中心の地合いか *13:50JST 新興市場見通し:直近IPO銘柄を軸に短期資金中心の地合いか ■年末に大幅高となるも年明けは利益確定売りへ年末年始(12月25日‐1月5日)の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+0.63%だったのに対して、東証グロース市場指数は+2.83%、東証グロース市場250指数は+2.44%と大幅高となった。クリスマス休暇入りに伴い、例年通り、売買主体は機関投資家から個人投資家に移ったことなどから、直近IPO銘柄や東証グロース市場Core指数20など主力銘柄に資金が向かい「掉尾の一振」を思わせる強い動きが見られた。ただ、大発会後、為替市場で1ドル=145円台まで円安ドル高が進行したことなどから、東証プライム市場の大型株が強含む格好に。5日は東証グロース市場Core指数20など主力株に利益確定売りが入ったことから、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに前日比2%強の大幅安となった。個別では、国際オリンピック委員会(IOC)が「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」の26年大会の開催を日本に打診しているとの報道が材料視されてウェルプレイドR<9565>の上げが目立ったほか、能登半島地震発生に伴う思惑から地盤調査などを手掛ける地盤ネット<6072>、ITbookHD<1447>も買われた。東証グロース市場の時価総額上位銘柄では、介護、看護、保育の人材紹介・派遣が主力のトライト<9164>、宇宙開発のispace<9348>が上昇。一方、デジタルマーケティング支援のMacbee Planet<7095>、ネット生命保険を手掛けるライフネット生命<7157>がさえなかった。なお、12月最終週に東証グロース市場へ上場した2社は明暗が分かれた。12月25日に上場したナルネットコミュニケーションズ<5870>の初値は公開価格を割り込み、初値形成後もさえない株価推移となった。一方、27日上場のyutori<5892>は、公開価格を上回った後、上昇。短期資金が流出入する荒い展開となり連日大商いとなった。■上値の重さが意識されるところ、短期資金中心の地合い継続か来週の新興市場はもみ合いか。東証グロース市場指数は75日移動平均線に頭を押さえられたほか、東証グロース市場250指数も700ポイントの大台を維持できなかったことで、ともに上値の重さが意識されるところ。また、1月1日に発生した能登半島地震を受けて、1月の日本銀行金融政策決定会合では、経済への影響を考慮して金融政策の正常化は先送りするとの観測が強まったほか、足元の米労働市場の堅調さが確認できたことなどから米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測も後退。米10年国債利回りが4%台を回復したことから、為替市場では円安ドル高が進みやすくなっている。為替の円安推移は内需株中心の新興市場にとっては、物色の対象外となることから逆風である。テクニカルや外部環境を考慮すると、新興市場には投資資金が向かいにくいと言えよう。とはいえ、全体の方向性が乏しいことも影響してか、短期資金の流出入は引き続き活発となろう。1月はIPOが予定されていないこともあり、直近IPO銘柄のQPS研究所<5595>、yutori、雨風太陽<5616>あたりは、引き続き値幅取りの動きが続きそうだ。また、能登半島地震に関連した思惑的な売買も継続しそうだ。一方、新しい少額投資非課税制度(NISA)の資金は配当利回りが高いプライム市場に向かっており、成長期待のNISA資金が新興市場に入っている様子はない。新興市場で「テンバガー」を目指す長期的な投資スタイルも悪くないと思うが、新興市場全体の上値が重いことから、短期資金中心の地合いが続きそうだ。 <FA> 2024/01/06 13:50 注目トピックス 市況・概況 米国株式市場見通し:銀行決算やCPIに注目 *13:49JST 米国株式市場見通し:銀行決算やCPIに注目 来週から銀行を皮切りに決算シーズンが始まるため注目だ。一部行では収益率の低下が警戒されている。ただ、FRBの利上げサイクルが近く終了するとの見方に金融ひっ迫要因が後退し、さらにソフトランディング観測が強まりつつあるなか見通しが予想を上回ると、相場の上昇をけん引するだろう。昨年は金融ひっ迫で地銀の数行破綻に繋がった。来週はまた、FRBの利下げ観測が強まる中、金融政策決定に重要なインフレ指標、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)にも注目だ。CPIは、住宅やサービスコストの上昇により総合指数で伸び拡大が予想されている。ただ、FRBが最も注目している燃料や食品を除いたコア指数は2021年5月以来の3%台に伸びが一段と鈍化する見通し。通常はCPIよりも注目度が少ないPPIは、昨年最後のFOMC直前に発表された11月分で伸びが大幅に鈍化した結果を受け、数人のFRB高官が金利予想を修正したことが明らかになっており、12月分にも注目だ。12月FOMCでは政策金利の据え置きが3会合連続で決定されたが、同時に発表された四半期ごとに発表されるスタッフ予測において、24年に平均で3回の利下げ予想とハト派に転じたため、金利安、ドル安、株高に拍車をかけた。12月PPIは、総合で伸びが拡大予想。コア指数では11月と同水準の伸びが予想されている。年初から国債市場でも行き過ぎた利下げ観測を調整する動きが先行している。今週、FRBが公表した12月FOMCの議事録でも引き締め策を当面維持する方針が再確認され、追加利上げの可能性も除外しない姿勢が示されており、インフレ鈍化傾向が滞った場合、株式相場も利益確定売りが優勢になるだろう。経済指標では、11月貿易収支(9日)、11月卸売在庫(10日)、12月消費者物価指数(CPI)、週次新規失業保険申請件数(11日)、12月生産者物価指数(PPI)(12日)、などが予定されている。主要企業決算では、銀行でバンク・オブ・アメリカ、シティグループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、ブラックロック(12日)、また、住宅建設会社のKBホーム(10日)、航空会社のデルタや管理医療会社のユナイテッドヘルス(12日)など、が予定されている。JPモルガンは高金利が奏功し金利収入増で増益が予想されており、期待通りとなるとセクターを押し上げることになるだろう。(Horiko Capital Management LLC) <FA> 2024/01/06 13:49 注目トピックス 市況・概況 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは25ドル高、根強い利下げ期待が下支え *08:10JST 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは25ドル高、根強い利下げ期待が下支え ■NY株式:NYダウは25ドル高、根強い利下げ期待が下支え米国株式市場は小幅高。ダウ平均は25.77ドル高の37,466.11ドル、ナスダックは13.77ポイント高の14,524.07で取引を終了した。12月雇用統計が予想を上回り労働市場の底堅さが確認されると早期の利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。その後発表された12月ISM非製造業景況指数が大幅に悪化すると利下げ観測が再燃し金利低下に連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかった。しかし、終盤にかけ長期金利が再び上昇したため上値も限定的となった。同時に、連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方も根強く、プラス圏を維持し終了。セクター別では、電気通信サービスや銀行が上昇した一方、家庭・パーソナル用品が下落した。ビール、ワイン、蒸留酒を製造・販売する飲料会社コンステレーション・ブランズ(STZ)は四半期決算がまちまちな内容となったが好調なビール関連ビジネスを好感し、買われた。サウスウエスタン・エナジー(SWN)と、チェサピークエナジー(CHK)は来週にも合併で合意する可能性が強いと、ウォ―ル・ストリート・ジャーナル紙が報じ、それぞれ上昇。メディア会社のリバティ・メディア・リバティ・シリウスXM(LSXMA)は著名投資家のバフェット氏が運営するバークシャー・ハサウエイによる同社の追加購入が明らかになり、上昇した。携帯端末のアップル(AAPL)は司法省当局者が反トラスト法に基づく同社提訴に近いとNYタイムズ紙が報じ、警戒感に売られた。ソフトウエア開発会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)はアナリストの投資判断引き下げで下落。_イエレン財務長官は国内経済がソフトランディングを達成したとし、継続することを期待すると言及した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:米雇用統計改善もISM非製造業指数悪化でドルは乱高下5日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円97銭へ上昇後、143円81銭まで下落し、144円67銭で引けた。米12月雇用統計で失業率が予想に反し上昇せず、また、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想外に拡大し労働市場の強さが再確認されると、利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが加速。その後、12月ISM非製造業景況指数が予想以上に悪化したため利下げ観測が再燃し金利低下に連れドル売りに転じる荒い展開となった。ただ、早急な利下げ観測後退で、金利が再び上昇するとドル売りも後退した。ユーロ・ドルは1.0877ドルまで下落後、1.0998ドルまで上昇し、1.0939ドルで引けた。ユーロ・円は159円00銭まで上昇後、158円05銭まで反落した。ポンド・ドルは1.2612ドルへ下落後、1.2771ドルへ上昇した。ドル・スイスは0.8576フランへ上昇後、0.8456フランまで反落。■NY原油:堅調推移、供給不安は払しょくされずNYMEX原油2月限終値:73.81 ↑1.625日のNY原油先物2月限は堅調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.62ドル(+2.24%)の73.81ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは72.21ドル-74.24ドル。アジア市場で72.21ドルまで下げたが、供給不安は消えていないため、米国市場の中盤にかけて74.24ドルまで上昇。通常取引終了後の時間外取引では主に73ドル台で推移。■主要米国企業の終値銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)バンクオブアメリカ(BAC)  34.43ドル   +0.63ドル(+1.86%)モルガン・スタンレー(MS) 93.24ドル   +1.09ドル(+1.18%)ゴールドマン・サックス(GS)386.44ドル  +3.49ドル(+0.91%)インテル(INTC)        46.89ドル   +0.02ドル(+0.04%)アップル(AAPL)        181.18ドル  -0.73ドル(-0.40%)アルファベット(GOOG)    137.39ドル  -0.65ドル(-0.47%)メタ(META)           351.95ドル  +4.83ドル(+1.39%)キャタピラー(CAT)      288.93ドル  +2.83ドル(+0.98%)アルコア(AA)         32.13ドル   +1.00ドル(+3.21%)ウォルマート(WMT)      156.71ドル  -1.05ドル(-0.66%) <ST> 2024/01/06 08:10 注目トピックス 市況・概況 NY為替:米雇用統計改善もISM非製造業指数悪化でドルは乱高下 *07:40JST NY為替:米雇用統計改善もISM非製造業指数悪化でドルは乱高下 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円97銭へ上昇後、143円81銭まで下落し、144円67銭で引けた。米12月雇用統計で失業率が予想に反し上昇せず、また、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想外に拡大し労働市場の強さが再確認されると、利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが加速。その後、12月ISM非製造業景況指数が予想以上に悪化したため利下げ観測が再燃し金利低下に連れドル売りに転じる荒い展開となった。ただ、早急な利下げ観測後退で、金利が再び上昇するとドル売りも後退した。ユーロ・ドルは1.0877ドルまで下落後、1.0998ドルまで上昇し、1.0939ドルで引けた。ユーロ・円は159円00銭まで上昇後、158円05銭まで反落した。ポンド・ドルは1.2612ドルへ下落後、1.2771ドルへ上昇した。ドル・スイスは0.8576フランへ上昇後、0.8456フランまで反落。 <MK> 2024/01/06 07:40 注目トピックス 市況・概況 NY債券:米長期債相場は弱含み、12月米雇用統計は市場予想を上回る *07:28JST NY債券:米長期債相場は弱含み、12月米雇用統計は市場予想を上回る 5日の米国長期債相場は弱含み。米労働省が発表した12月雇用統計は市場予想を上回る強い内容だったことが利回り上昇の要因となった。非農業部門雇用者数は前月比+21.6万人と、市場予想を上回った。失業率は3.7%で横ばい、平均時給は前年比+4.1%で伸び率は11月実績を上回った。3月利下げ観測は後退。イールドカーブはスティープニング気配で推移。CMEのFedWatchツールによると、5日時点で3月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は66%程度。5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は95%程度。10年債利回りは4.00%近辺で取引を開始し、米雇用統計発表後に4.097%近辺まで上昇したが、その後3.951%近辺まで反落。ただ、米国市場の後半にかけて4%台に再上昇し、取引終了時点にかけて4.05%近辺で推移した。イールドカーブはスティープニング気配で推移。2年-10年は-33.90bp近辺、2-30年は-18.30bp近辺で引けた。2年債利回りは4.39%(前日比:+1bp)、10年債利回りは4.05%(前日比+5bp)、30年債利回りは、4.20%(前日比:+5bp)で取引を終えた。 <MK> 2024/01/06 07:28 注目トピックス 市況・概況 NY株式:NYダウは25ドル高、根強い利下げ期待が下支え *07:27JST NY株式:NYダウは25ドル高、根強い利下げ期待が下支え 米国株式市場は小幅高。ダウ平均は25.77ドル高の37,466.11ドル、ナスダックは13.77ポイント高の14,524.07で取引を終了した。12月雇用統計が予想を上回り労働市場の底堅さが確認されると早期の利下げ期待が後退し、寄り付き後、下落。その後発表された12月ISM非製造業景況指数が大幅に悪化すると利下げ観測が再燃し金利低下に連れハイテク中心に買戻しに拍車がかかった。しかし、終盤にかけ長期金利が再び上昇したため上値も限定的となった。同時に、連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方も根強く、プラス圏を維持し終了。セクター別では、電気通信サービスや銀行が上昇した一方、家庭・パーソナル用品が下落した。ビール、ワイン、蒸留酒を製造・販売する飲料会社コンステレーション・ブランズ(STZ)は四半期決算がまちまちな内容となったが好調なビール関連ビジネスを好感し、買われた。サウスウエスタン・エナジー(SWN)と、チェサピークエナジー(CHK)は来週にも合併で合意する可能性が強いと、ウォ―ル・ストリート・ジャーナル紙が報じ、それぞれ上昇。メディア会社のリバティ・メディア・リバティ・シリウスXM(LSXMA)は著名投資家のバフェット氏が運営するバークシャー・ハサウエイによる同社の追加購入が明らかになり、上昇した。携帯端末のアップル(AAPL)は司法省当局者が反トラスト法に基づく同社提訴に近いとNYタイムズ紙が報じ、警戒感に売られた。ソフトウエア開発会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)はアナリストの投資判断引き下げで下落。イエレン財務長官は国内経済がソフトランディングを達成したとし、継続することを期待すると言及した。(Horiko Capital Management LLC) <ST> 2024/01/06 07:27 注目トピックス 市況・概況 NY金:もみ合い、米長期金利の動向を意識した相場展開に *07:26JST NY金:もみ合い、米長期金利の動向を意識した相場展開に COMEX金2月限終値:2049.80 ↓0.205日のNY金先物2月限はもみ合い。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比-0.20ドル(-0.01%)の2049.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは2030.80-2071.10ドル。米雇用統計発表後に2030.80ドルまで下げたが、押し目買いが入ったことで2071.10ドルまで反発。ただ、その後は伸び悩み、米長期金利の動向を意識した売りも入ったことで2047.20ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に2051ドルを挟んだ水準で取引された。 <MK> 2024/01/06 07:26 注目トピックス 市況・概況 NY原油:堅調推移、供給不安は払しょくされず *07:23JST NY原油:堅調推移、供給不安は払しょくされず NYMEX原油2月限終値:73.81 ↑1.625日のNY原油先物2月限は堅調推移。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.62ドル(+2.24%)の73.81ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは72.21ドル-74.24ドル。アジア市場で72.21ドルまで下げたが、供給不安は消えていないため、米国市場の中盤にかけて74.24ドルまで上昇。通常取引終了後の時間外取引では主に73ドル台で推移。 <MK> 2024/01/06 07:23 注目トピックス 市況・概況 1月5日のNY為替概況 *05:10JST 1月5日のNY為替概況 5日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円97銭へ上昇後、143円81銭まで下落し、引けた。米12月雇用統計で失業率が予想に反し上昇せず、また、非農業部門雇用者数や賃金の伸びが予想外に拡大し労働市場の強さが再確認されると、利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いが加速。その後、12月ISM非製造業景況指数が予想以上に悪化したため利下げ観測が再燃しドル売りに転じる荒い展開となった。ただ、早急な利下げ観測は後退し、金利が再び上昇するとドル売りも後退した。ユーロ・ドルは1.0877ドルまで下落後、1.0998ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は159円00銭まで上昇後、158円05銭まで反落した。ポンド・ドルは1.2612ドルへ下落後、1.2771ドルへ上昇した。ドル・スイスは0.8576フランへ上昇後、0.8456フランまで反落。【経済指標】・米・12月ISM非製造業景況指数:50.6(予想:52.5、11月:52.7)・米・11月耐久財受注改定値:前月比+5.4%(予想:+5.4%、速報値:+5.4%)・米・11月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.4%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)・米・11月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.2%(速報値:-0.1%)・米・11月製造業受注:前月比+2.6%(予想:+2.3%、10月:-3.4%←-3.6%)・米・12月失業率:3.7%(予想:3.8%、11月:3.7%)・米・12月非農業部門雇用者数:+21.6万人(予想:+17.1万人、11月:+17.3万人←+19.9万人)・米・12月平均時給:前年比+4.1%(予想:+3.9%、11月:+4.0%) <KY> 2024/01/06 05:10 注目トピックス 市況・概況 [通貨オプション]OP売り、週末要因やイベント通過で *04:35JST [通貨オプション]OP売り、週末要因やイベント通過で ドル・円オプション市場で変動率は低下。週末要因やイベント通過でオプション売りが優勢となった。リスクリバーサルはまちまち。1カ月物ではドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いに比べ、円先安観に伴う円プット買いが一段と強まったが、6カ月物以降では円コール買いが再開した。■変動率・1カ月物10.82%⇒10.43%(08年/24=31.044%)・3カ月物 10.29%⇒10.02%(08年10/24=31.044%)・6カ月物 9.98%⇒9.83%(08年10/24=25.50%)・1年物9.66%⇒9.59%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)■リスクリバーサル(25デルタ円コール)・1カ月物+1.21%⇒+1.18%(08年10/27=+10.90%)・3カ月物+1.23%⇒+1.23%(08年10/27=+10.90%)・6カ月物+1.00%⇒+1.02%(08年10/27=+10.71%)・1年物+0.63%⇒+0.66%(08年10/27=+10.71%) <KY> 2024/01/06 04:35 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル買い再開、米10年債利回り再び4% *02:39JST NY外為:ドル買い再開、米10年債利回り再び4% NY外為市場でドル買いが再開した。米10年債利回りは低調な12月ISM非製造業景況指数を受けて利下げ観測が再燃し一時3.95%まで低下。その後、再び4%を回復した。ドル・円は143円81銭へ下落後、144円74銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0998ドルまで上昇後、1.0947ドルへ反落した。ポンド・ドルは1.2771ドルの高値から1.2719ドルへ反落。 <KY> 2024/01/06 02:39 注目トピックス 市況・概況 NY外為:ドル・円一時143円台、米利下げ観測再燃、金利低下に転じる *01:49JST NY外為:ドル・円一時143円台、米利下げ観測再燃、金利低下に転じる NY外為市場でドルは下げ止まったが、戻りが鈍い。12月ISM非製造業景況指数の予想以上の悪化で、利下げ観測が再燃。米10年債利回りは良好な雇用統計を受け4.097%まで上昇後、3.95%まで低下した。ドル・円は一時144円を割り込み143円81銭まで下落後、144円33銭まで回復。ユーロ・ドルは1.0877ドルへ下落後、1.0998ドルへ上昇し1.0967ドルで底堅い。ポンド・ドルは1.2612ドルへ下落後、1.2771ドルへ上昇し、1.2747ドルで高止まりとなった。 <KY> 2024/01/06 01:49 注目トピックス 市況・概況 【市場反応】米12月ISM非製造業景況指数、予想以上に悪化し利下げ観測再燃、ドル下落に転じる *00:44JST 【市場反応】米12月ISM非製造業景況指数、予想以上に悪化し利下げ観測再燃、ドル下落に転じる 全米のサービス業動向を示すISM非製造業景況指数の12月分は50.6と、11月52.7から予想以上に低下し、5月来で最低となった。仕入れ価格は低下したが予想は上回った。雇用は予想外に5月来で初めて50を割り込みリセッション域に落ち込み、パンデミックにる経済封鎖直後の20年7月来で最低となった。同時刻に発表された米11月製造業受注は前月比+2.6%と、10月-3.4%からプラスに転じ、予想も上回り21年1月来で最大の伸びとなった。11月耐久財受注改定値は前月比+5.4%と、速報値から修正なく、20年7月来で最大。国内総生産(GDP)の算出に用いられる製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値は前月比-0.2%と、速報値-0.1%から下方修正され、10-12月期GDPにマイナスに寄与する。ISM非製造業景況指数の予想以上の悪化を受け、利下げ観測が再燃。10年債利回りも雇用統計後、いったん4.097%まで上昇後、3.955%まで低下した。ドルも下落に転じ、ドル・円は145円97銭の高値から143円81銭まで反落する荒い展開。ユーロ・ドルは1.0877ドルまで下落後、1.0998ドルまで反発した。ポンド・ドルは1.2612ドルへ下落後、1.2770ドルまで反発。【経済指標】・米・12月ISM非製造業景況指数:50.6(予想:52.5、11月:52.7)・米・11月耐久財受注改定値:前月比+5.4%(予想:+5.4%、速報値:+5.4%)・米・11月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.4%(予想:+0.5%、速報値:+0.5%)・米・11月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.2%(速報値:-0.1%)・米・11月製造業受注:前月比+2.6%(予想:+2.3%、10月:-3.4%←-3.6%) <KY> 2024/01/06 00:44

ニュースカテゴリ